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新宿駅のバス乗り場

新宿駅 > 新宿駅のバス乗り場

新宿駅バス乗り場(しんじゅくえきのバスのりば)では新宿駅西口・東口・南口・新南口ならびに駅周辺の路線バス高速バス乗り場について述べる。

なお、以下のバスターミナルについてはそれぞれの単独記事を参照のこと。

概要

 
新宿駅西口バスターミナル(2018年10月)
 
バスタ新宿(2018年10月7日撮影)

東京都新宿区渋谷区にまたがる新宿駅周辺には多くの一般路線バスや高速バスが発着する。ただし、新宿エリアには各方面に成熟した鉄道網が形成されているため、一般路線バスについては系統数・利用者数共都内の主要駅の中で必ずしも上位にある訳ではない。

新宿エリアは東京における高速バスのターミナルの一つとなっているが、乗降場所は運行会社・路線ごとに西口を中心に19か所に分散していた[1]。この状況を解消するため、新宿駅南口地区に交通ターミナルである「バスタ新宿」が建設され、2016年4月4日以降は原則としてバスタ新宿内の(新宿高速バスターミナル)(以下、バスタ新宿)での発着に統一された[1]。ただし、一部の路線や便では従来の乗降場を使用している。

乗り場の分布

一般路線バスをはじめとして、新宿駅周辺の停留所の多くは西口に集中している。「新宿駅西口」のバス停には1番から36番までの通番(欠番あり)が与えられており、以下のように分布している。

1 - 17番
ロータリー内に設けられた4本のバス停車用ホーム。1 - 3・8 - 10番を都営バス、7番を西武バス、12・14・15番を関東バス、16・17番を京王グループが使用する。
それぞれのホームは新宿駅西口地下広場11 - 18番出口に直結しているが、地上でそれらを結ぶ横断歩道は1本のみで、平面横断は難しい。
20 - 23番
京王百貨店西側。20・21番を京王グループ、22番を都営バス、23番を東京空港交通が使用する。
24番
MY新宿第2ビル東側。東京空港交通が使用する。
26・27番
明治安田生命新宿ビル東側。26番を京王グループ、27番を都営バス・関東バス・小田急バスが使用する。
28番
永和ビル北側。京王グループが使用する。
35・36番
小田急ハルク南側。35番を小田急グループ、36番を都営バスが使用する。

駅の東側へ運行する路線であっても西口を起点としており、東口側では「新宿駅東口」(新宿アルタ付近)や「歌舞伎町」(タイトーステーション付近)などの停留所に停車する。この他、南口から少し離れた明治通り東京都道305号)上に「新宿四丁目」停留所があり、池袋エリアと渋谷駅を結ぶ池86が停車する。

一般路線バス

東京で最初に走ったバス路線は、1913年に開通した京王の新宿 - 笹塚間である。新宿駅周辺を最初に走ったバスもこれという事になるが、この路線は京王線の鉄道未開通区間を暫定的に連絡する目的のものであったため、1915年の当該区間の鉄道開通との入れ替わりで廃止となった。

バスが本格的に普及し始めるのは関東大震災前後から昭和の始め頃にかけてであり、新宿駅周辺ではこの頃に東京乗合自動車(通称青バス、後に市営に統合)が青梅街道新宿通り方面へ、東京市が新宿通り方面へ、万歳自動車(甲州街道乗合自動車に改称された後に京王電気軌道が買収)が甲州街道方面へ、関東乗合自動車が小滝橋通り方面へとそれぞれバスを走らせていった。

戦後はこれらをベースとする都営・京王・関東バスの他、相互乗り入れの形で小田急・西武バスが新宿駅への乗り入れを開始した。また、一時期は東急も同様に3路線を乗り入れていたが、昭和50年代半ばまでに撤退している。

以下、特記なきのりば番号は西口バスターミナル内のホーム番号である。

東京都交通局(都営バス)

東京都交通局都営バスの路線は、上記の通り旧東京市営バスに青バス路線と京王電気軌道の山手線以内の路線(牛込方面)を承継したのが基礎となっているが、戦後になって郊外に向けて大幅に路線延長を行った。

現在の行先は様々で、短距離では都庁循環・早稲田・東京女子医大、長距離では王子駅・新代田駅(かつては大森駅まで)・練馬車庫(桜台)・品川駅(品川車庫)などがある。

新宿駅への乗り入れ路線は、都営地下鉄大江戸線(旧:12号線)の開通に際して行われたバス路線の再編によって大幅に縮小された。1997年12月19日練馬からの延伸に合わせて(宿62)が新江古田駅までに短縮、そして2000年12月12日の全線開通時に(田70)と(秋76)が廃止されると共に(都03)の四谷駅までの短縮により姿を消した他、これまで同駅発着だった四97が品97に改称されて新宿駅まで乗り入れる様になった。

  • (C・H01):都庁循環(京王バスと共同運行) - 地下のりば
  • (品97):信濃町駅広尾橋経由 品川駅高輪口行 - 1番のりば
  • (早77):東新宿駅経由 早稲田行 - 2番のりば
  • (白61):曙橋目白駅前経由 練馬車庫(桜台)・練馬駅行 - 3番のりば
  • (王78):野方駅大和町経由 王子駅行 - 8番のりば
  • (宿91):堀ノ内経由 新代田駅行 - 9番のりば
  • (宿91):高円寺陸橋経由 杉並車庫行 - 10番のりば
  • (宿75):西参道経由 新宿車庫行 - 22番のりば
  • (宿74):中央公園経由 新宿車庫行 - 27番のりば
  • (宿74):国立国際医療研究センター経由 東京女子医大行/(宿75):抜弁天経由 東京女子医大・三宅坂行 - 36番のりば
    • 品97と早77は新宿駅東口にも停車(日曜・祝日は品97は停車しない、早77は18時以降は停車)、宿75の新宿車庫発着便は角筈二丁目(新線新宿駅真上)にも停車、宿74の新宿車庫発着便は新宿駅西口中央通りにも停車、その他は新宿駅西口のみ停車

西武バス

西武バスは新宿駅を発着する路線・回数が少なく、現在はこの路線が乗り入れているだけである。都営が宿62を新江古田駅まで短縮(後に廃止)した現在、山手通りを東中野方面に向かう唯一の路線である。

関東バス

関東バス小滝橋通りを大久保方面に運行し、大久保通りを中野方面、早稲田通りを中野、下落合・戸山方面の3方向に分かれる。

停留所名は、長らく他社局が「新宿駅西口」としているのに対して関東バスは「新宿西口」を名乗っていたが、2011年11月15日から他社局と同様に「新宿駅西口」に改称された。2016年1月25日から新宿中央通り上の三菱UFJ銀行前に「新宿西口」バス停を新設し、新規に運行開始した宿01-1系統(小滝橋 → 新宿西口)が降車に使用している。

  • (宿07):小滝橋・中野六丁目・東京警察病院北門前経由 阿佐谷営業所行 ※日祭日夜2便、平日・土曜夜1便運行/(宿08):小滝橋・中野六丁目経由 中野駅行 - 12番のりば
  • (宿01):小滝橋行 ※平日早朝のみ/(宿02):小滝橋・下落合駅経由 丸山営業所行 /(宿01-1):新宿西口行 ※平日早朝のみ - 14番のりば
  • (宿05):東中野二丁目・中野駅・東京警察病院北門前経由 野方駅行 - 15番のりば

京王バス

京王系の(京王バス)の沿革は、前述の甲州街道自動車を源流とする京王電気軌道系のバスと東京横浜電鉄系のバスの2系統がある。京王電気軌道系は現在の当駅周辺の路線網の源流である。これに対し、東横系は当駅には乗り入れなかったものの、中野地区や永福町周辺の路線の路線網の源流となっている。

京王バスは、方南通りを経由して杉並方面、水道道路中野通りを経由して中野方面、参宮橋を経由して渋谷方面に運行するものが主である。近年は新都心における短距離路線にも力を入れており、都営バスに続いてC・H01(都庁循環)系統に参入した他、100円バスとして、S01(新都心循環)系統を2003年4月に、新宿駅周辺施設循環系統「新宿WEバス」を2009年9月にそれぞれ開設した。

戦前は京王線に並行して甲州街道を運行するものが主だったが、戦後になって事業エリアの変化や新道の開通により、独自性の高い方南通りや水道道路を運行する路線が増えていった。なお、2004年11月30日までは新宿駅を起点に初台周辺まで至る新宿循環も運行されていた。

  • (C・H01):都庁循環(東京都交通局と共同運行) - 地下のりば
  • (宿51):代々木公園経由 渋谷駅行/(宿51):西参道行(夜間のみ) - 16番のりば
  • (宿32):多田小学校経由 佼成会聖堂普門館行/(宿33):方南町経由 永福町行/(宿35):多田小学校経由 佼成病院行 - 17番のりば
  • (宿41):六号通り経由 中野車庫行/(宿45):六号通り経由 中野駅行 - 20番のりば
  • (宿51):西参道行(夜間のみ) - 26番のりば(16番のりばを発車後に当のりばを経由)
  • (050):渋谷駅行 - 26番のりば
  • (050):バスターミナル東京八重洲行 - 小田急百貨店
  • (宿41):六号通り経由 中野車庫行(深夜バスのみ) - 中央通り停留所(28番のりば)(20番のりばを発車後に当のりばを経由)
  • (新宿WEバス) - 小田急百貨店前と京王百貨店前21番のりばは全ルートが停車

小田急バス

小田急バスの新宿駅乗り入れの歴史は浅い。元々は武蔵野市三鷹市に営業基盤を持っていた同社の前身、武蔵野乗合自動車が戦後に都営・京王との3社相互乗り入れによる武蔵境駅 - 東京駅線を開設して新宿へ足を伸ばしたもので、現在はその一部として残った新宿駅西口 - 武蔵境駅間を単独で運行している。

この他、2000年9月からは小田急バスよみうりランドに至る路線を季節限定で日曜・祝日のみ運行している。

共に西口の他、角筈二丁目(新線新宿駅真上)にも停車するが、京王線との並行区間が多いため本数は少ない。小田急ハルク前(35番のりば)に発着する。

東急バス(撤退)

 
かつて東急バスが発着していたバス停の跡地(2009年)

現在は乗り入れていないが、かつて3路線が乗り入れていた(このうち宿97は東口発着で、西口へは乗り入れていない)。いずれも都営か京王との相互乗り入れによって新宿へ足を伸ばし、昭和50年代半ばまでに廃止・短縮された。宿50系統は、現在閉鎖されている京王百貨店と明治安田生命新宿ビルの間にあったプラットホームに発着していた。

  • (宿50):目黒区役所行(1974年1月16日廃止)
  • (宿91):大森駅(大森操車所)行(1984年2月16日に森91として短縮、相互乗り入れ解消)
  • (宿97):世田谷野沢行(1977年12月16日短縮、相互乗り入れ解消)

発着路線の系統番号について

都内を走るバス路線の系統番号は、漢字(原則、一部ひらがな・英文字)+数字の組み合わせから構成され、新宿駅発着路線を示す漢字記号として都営バスを除き「宿」が用いられる。また、数字部分は都営と民営各社で付け方のルールが異なり、以下の様になっている。

都営バスは、都心から見て新宿方面(さらに西側も含む)に向かう路線に70番台を付けるルールがある(一部の特殊系統を除く)。このため、駅乗り入れ系統番号の多くも70番台である。漢字部分を「宿」とせずに着点側を示す漢字を用いることにより、漢字+数字の組み合わせから発着点を把握できる様にしている。なお、新宿から練馬方面と城南地域へ向かう路線には、それらの地域を示す60番台や90番台を用いている。

民営バスは原則として漢字記号に「宿」を使用し、都営との数字部分の重複を避けるため、00 - 50番台の間に収まっている。これは当駅を基準として方面別に以下の様に割り当てられている。

  • 宿00番台:小滝橋通り・大久保・中野方面(関東バス)
  • 宿10番台:欠番
  • 宿20番台:山手通り・東中野駅方面(西武バス)
  • 宿30番台:十二社池の下・方南通り・永福町方面(京王)
  • 宿40番台:甲州街道・水道道路方面(小田急バス・京王) - 六号通りそのものは通らない
  • 宿50番台:副都心(十二社)・参宮橋・渋谷方面(京王)
  • 宿60番台:現在欠番(1997年までは宿62が存在していた)
  • 宿70番台:東新宿駅・東京女子医大・王子駅方面(都営バス)
  • 宿80番台:欠番
  • 宿90番台:東高円寺・新代田方面(都営バス)

高速バス

前述の通り、高速バス乗り場は原則としてバスタ新宿に集約されたが、以下の一部の路線や便については従来通りの場所での発着を継続している[1]。乗降場の分布をバスタ新宿開業後の存続の有無と東京側の運行会社ごとに区分すると、以下のようになる。

一部の路線が発着する乗降場
廃止された乗降場

新宿駅西口バスターミナル

小田急ハイウェイバス
 
小田急ハルクと35番のりば(2012年8月)
 
27番のりば(2000年11月27日)

小田急ハイウェイバスが運行する都市間高速バスは、夜行高速路線が一部を除いてハイアットリージェンシー東京前を起点とし、西口の小田急ハルク前35番のりば(駅B17出入口前)に停車する。また、昼行高速路線では新宿 - 袖ヶ浦・木更津線(三井アウトレットパーク行の全便と木更津駅西口行の一部)が当のりばから発車する。夜行高速路線の1号車と木更津駅西口行の一部は、当のりば発車後にバスタ新宿を経由する。

到着便については、新宿 - 袖ヶ浦・木更津線(三井アウトレットパーク発の全便と木更津駅西口発の夜間の便)および以下に記載のある夜行高速路線(臨時続行便を除く)が降車場として使用している[2][3]

このほか、ルミナス号のうち3号車以降の便は、後述の27番のりばに停車する[4]

バスタ新宿開業以前は、小田急シティバスの路線のうちニューブリーズ号がスバルビル(SUBARU旧本社)前の31番のりば(一般路線バスの新宿駅西口中央通り停留所)を使用していたが、現在は同停留所に発着する路線はない[3]

(旧)小田急箱根高速バスの路線については、各路線の新宿に到着した便が35番のりばを降車場として使用している[5][6][7]

出発便については、バスタ新宿開業後も三島エクスプレスの午後の1便(東海バスオレンジシャトル担当)のみ35番のりばから発車していたが[8]、2017年4月1日よりバスタ新宿に変更となった[9]。バスタ新宿開業以前は同社が運行する各路線の出発便も使用しており、2011年の一時期は箱根湯本駅への直通バスも運行されていた。

関東バス

関東バスの高速バスのうち池袋 - 門真間で運行されるドリームスリーパー東京大阪号と新宿 - 羽後本荘間エクスプレス鳥海号が、2019年7月から一般路線も使用する14番のりばに停車している。

この他明治安田生命新宿ビル前(27番のりば)にも高速バスのりばがあり、関東バスの路線のうち以下の路線の増便(2号車以降)は従来通り当のりばに発着する[10]。バスタ新宿開業以前はこれらの本便(1号車)も発着していた。

  • マスカット号:津山・岡山・倉敷行(関東バス・両備ホールディングス(両備バス)) - 増便(2号車以降)のみ
  • ほの国号:豊橋・三河田原行(関東バス・豊鉄バス) - 増便(2号車以降)のみ
西武バス

西武バスの一般路線(宿20系統)が使用する7番のりばはバスタ新宿開業後も南紀勝浦線が発着していたが、2017年1月16日よりバスタ新宿発着に変更となった[11]。そのため、現在当バス停には高速バスが発着していない。バスタ新宿開業以前は同社が運行する高速路線のうち、新宿に発着する便が乗り入れていた。

東京空港交通
 
23番のりばとチケットカウンター(2016年7月30日)

東京空港交通の以下の路線が新宿駅西口から出発する[12]

また、成田空港発・羽田空港発(一部を除く)の到着便の降車場としても使用される[13][14]

  • 23番のりば(京王百貨店1階中央外側、チケットカウンター併設)
    • 成田空港行 - トワイライト便を除く
当のりば発車後にバスタ新宿を経由する[13]
  • 24番のりば(23番のりばの向かい側)
    • 羽田空港行 - 夜間のみ[12]
京王グループ
 
26番のりば(2012年7月29日)

京王グループやその共同運行会社などの路線のうち、季節運行の安曇野・白馬線の扇沢行きとその他の路線の一部の臨時便が明治安田生命新宿ビル近くののりばに発着する[15]。出発便は26番、到着便は28番のりばをそれぞれ使用する[16]

アルピコ交通
  • 季節運行便

廃止された乗降場

以下ののりばは、特記なき限りバスタ新宿開業に伴い高速バスの停留所としては廃止された[18][19][20]

新宿駅JR高速バスターミナル

 
新宿駅JR高速バスターミナル(2011年8月9日)

新宿駅JR高速バスターミナル」は東京都渋谷区千駄ヶ谷五丁目の、NTTドコモ代々木ビル向かい(JR代々木駅東口北側)にあったバスターミナル。「新宿駅新南口(代々木)」とも案内された。JRバス関東が運営するバスターミナルで、JRバス各社と共同運行会社が発着した。

概要

元々東京におけるJRバスのターミナルは東京駅八重洲南口であったが、1987年に中央高速バス(諏訪・岡谷線)に参入したのを機に新宿に自前のターミナルを保有することになり、新宿駅南口南方のJRバス関東新宿営業センターに併設する形でターミナルを設けた。当初はプレハブの建物に切符売り場と待合室があり、その先に乗り場が設けてあったが、新南口開設に伴い同改札口(当時)の真下1階部分の位置に移転したものであった。

その後、国土交通省が主導の、新宿駅新南口に交通ターミナル「バスタ新宿」を建設する工事[21] の進捗にあわせて、2011年5月11日にJR東日本代々木総合事務所に隣接した現在の場所に移転された[22][23][24]。「バスタ新宿」完成後には高速バスターミナルは同施設内に集約されることになっていた。新宿駅よりも代々木駅の方が明らかに近いにもかかわらず「新宿駅JR高速バスターミナル」と案内されたのはこの経緯による。なお、代々木駅東口はバリアフリー設備(エレベーターエスカレーター)が設けられていないことから、JRバスでは大きな荷物がある場合には新宿駅新南口からの徒歩(約8分)を乗り換えルートとして推奨していた。また、新宿三丁目駅から徒歩5分程度、南新宿駅からも徒歩10分程度でアクセス可能であった。

施設
 
JRバス関東新宿営業支店チケットカウンター(2011年5月18日)

上記の通り元々一時的に設置されたバスターミナルであり、JRの線路と道路に挟まれた場所に設けられたバスターミナルであることから、ホーム数が少なく、基本的には乗車のみの取扱いとしており、新宿行きの路線は東京ディズニーリゾート発便を除いて新宿駅東口(ルミネエスト前降車場または新宿アルタ向かい降車場)停車となっていた。

待合室と小規模な売店の他、JRバス関東新宿営業支店が入居しており、JR高速バスの予約・発券を受け持つ窓口があった。JRバス関東担当便の中央高速バス路線やJR東海バスの渋谷・新宿ライナー静岡号渋谷・新宿ライナー浜松号は旧・新宿高速バスターミナルに発着していたため、予約・発券業務も同ターミナルで行っていた。

停車路線
関西・四国・中国方面
北陸・東海・甲信方面
関東方面
東北方面

旧・新宿高速バスターミナル

 
旧・新宿高速バスターミナル(2006年6月21日)

京王バスやその共同運行会社などのバスが発着。バスタ新宿開業後も一部の臨時便などが発着を継続していたが、2016年5月8日を以って運用を終了した[26]

ヒルトン東京

西新宿にあるホテルヒルトン東京の正面玄関前に日本中央バスの乗降場があった。最寄駅は大江戸線都庁前駅、丸ノ内線西新宿駅[27]。なお、東京空港交通が運行する新宿地区発着の空港連絡バスは引き続き停車する[13][14]

  • 前橋・高崎 - 池袋・新宿・秋葉原線:藤岡高崎前橋
  • 東京・さいたま・群馬 - 富山・金沢線:富山金沢

WILLERバスターミナル新宿西口

新宿住友ビルディング1F。WILLER GROUPのターミナルで、ツアーバス時代の2010年4月5日から待合施設として利用[28]、高速路線バスへの転換にあたって2013年7月31日夜行分より正式にバスターミナルとしての使用を開始した。借室内にチケットカウンターと待合室があり、バス乗降は当ビルの大型バス駐車場(ビル裏手に立地)で行われていたが、バス乗車時間までは待合室等で待機が求められていた。また、降車扱いは原則として後述の高速バス西新宿(コクーンタワー前)で行っていたが、一部住友ビルで降車扱いを行う便も設定されていた。

WILLER EXPRESS以外に、南部バス琴平バスイーグルバスロイヤルバス丸一観光が乗り入れていた。

高速バス西新宿

高速バス西新宿は、ツアーバス事業者が高速路線バスに転換するにあたり、国土交通省自動車局関東運輸局、高速ツアーバス連絡協議会および各事業者などで組織された「新宿駅周辺高速バス停留所調整協議会」での調整により、一般路線バス停留所などを高速路線バスの乗り場と併用するにあたって設定されたバス乗り場の総称である。同協議会に参加したバス事業者で結成された「一般社団法人新宿地区高速バス停留所管理事務所」が運営管理している(管理事務所の所在地は、従前から新宿地区に待合スペースを設けていた平成エンタープライズの待合所と同じ住所となっている)。

乗車にあたっては、あらかじめ各事業者ごとに指定された以下の集合場所に乗客を集合させた上で各バス停まで誘導する形態をとっていた。

乗降場所は以下の停留所を使用した。「コクーンタワー前」を除いて、同名の都営バス・新宿WEバスの停留所と共用であった。バスタ新宿開業後もコクーンタワー前の停留所が一部事業者の到着便の降車場所として使用されていたが[39]、2016年7月1日到着便より降車場所がバスタ新宿に変更された[40]

新宿南側バス駐車場

真珠宮ビルの跡地で、ホテルサンルートプラザ新宿の向い、JR東日本本社ビルの裏手にあった。最寄駅は大江戸線新宿駅。ツアーバスから転換した一部の事業者などが使用していた。高速バスの乗り入れが少ない日中時間帯は一般の利用も可能だった(完全予約制)[41]

トラビスジャパン・東京富士交通・広栄交通バス・サンシャインエクスプレス山一サービス・武井観光・中央交通バス泉観光バス・ウエスト観光バス・ジャムジャムエクスプレス・ジャムジャムエクスプレス関西[42]・さくら観光バス[43]・千葉みらい観光バス[44]昌栄交通[45] が乗り入れていた[46]

このうちバスタ新宿開業後もジャムジャムエクスプレス・ジャムジャムエクスプレス関西[42]昌栄交通[47] は一部の便が発着を継続していたが、2016年7月31日をもって閉鎖された[47]。これらの便は当時バスタ新宿への乗り入れができなかったことから、翌日より(東京駅鍛冶橋駐車場)発着となっていた[47]

定期観光バス

   
はとバス新宿駅東口1・2番乗り場(2012年8月19日)
3・4番乗り場(2013年8月4日)

定期観光バスは、はとバスが新宿駅東口の新宿アルタ向かいにある1・2番乗り場と大ガード寄りの3・4番乗り場[48]、および西口の明治安田生命新宿ビル横にある永和ビル前の乗り場から発着する[49]。コースによっては新宿駅に戻らず東京駅が終点となる。

深夜急行バス

 
深夜急行バスが停車中の21番のりば(2008年8月6日)

新宿駅からは以下の深夜急行バスが運行されている。

脚注

[脚注の使い方]

出典

  1. ^ a b c (PDF)『バスタ新宿(新宿南口交通ターミナル)が4月4日(月)にオープンします。』(プレスリリース)東京国道事務所・新宿高速バスターミナル、2016年2月8日http://www.ktr.mlit.go.jp/toukoku/kisya/pdf/20160208-2.pdf2016年2月8日閲覧 
  2. ^ “2016/4/4 小田急ハイウェイバス(昼行便)のダイヤ改正について”. 小田急シティバス (2016年3月25日). 2016年3月27日閲覧。
  3. ^ a b “小田急ハイウェイバス(夜行便)のダイヤ改正について”. 小田急シティバス (2016年3月3日). 2016年3月27日閲覧。
  4. ^ “ルミナス号(津山・岡山・倉敷)”. 小田急バス. 2016年9月24日閲覧。
  5. ^ “三島線 運行時刻表” (pdf). 小田急箱根高速バス. 2017年9月5日閲覧。
  6. ^ “「伊豆長岡・修善寺温泉ライナー」新宿駅の乗車場所変更のお知らせ” (pdf). 新東海バス. 2017年9月5日閲覧。
  7. ^ “小田急箱根高速バス時刻表(上り)【南口B】” (pdf). 小田急箱根高速バス. 2017年9月5日閲覧。
  8. ^ “”. 小田急箱根高速バス. 2016年11月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年9月5日閲覧。
  9. ^ “2017年4月1日ダイヤ改正” (pdf). 東海自動車 (2017年4月1日). 2017年9月5日閲覧。
  10. ^ “バスタ新宿(新宿南口)開業に伴う、夜行高速乗合バスの発着について” (pdf). 関東バス (2016年3月4日). 2016年3月27日閲覧。
  11. ^ “【南紀勝浦線】バスタ新宿乗入れ開始に伴うダイヤ改正のお知らせ” (pdf). 西武バス (2016年12月12日). 2017年1月17日閲覧。
  12. ^ a b “新宿高速バスターミナル(バスタ新宿)への乗り入れについて”. 東京空港交通 (2016年3月13日). 2016年3月14日閲覧。
  13. ^ a b c “新宿エリア”. 東京空港交通. 2017年9月5日閲覧。
  14. ^ a b “新宿エリア⇔羽田空港”. 東京空港交通. 2016年3月14日閲覧。
  15. ^ “降車場所「バスタ新宿(新宿南口)」移転についてのご案内” (pdf). 京王電鉄バス. 2016年7月2日閲覧。
  16. ^ “高速バス 新宿高速バスターミナルのりば変更のお知らせ(5月9日現在)”. 信南交通 (2016年5月9日). 2016年5月10日閲覧。
  17. ^ “ゆったり座って安心・快適な通勤スタイルを新提案! 高速バス「通勤ライナー」を新たに運行します!”. 西東京バス (2021年5月23日). 2021年6月3日閲覧。
  18. ^ “新宿駅「バスのりば(代々木)」移転のお知らせ”. ジェイアールバス関東 (2016年2月8日). 2016年3月27日閲覧。
  19. ^ “平成28年4月4日のダイヤ改正について”. 日本中央バス. 2016年3月27日閲覧。
  20. ^ “WILLERバスターミナル新宿西口 閉館に伴うご案内”. WILLER TRAVEL (2016年3月9日). 2016年4月4日閲覧。
  21. ^ (PDF)『新宿駅周辺が回遊性のある交流拠点へと進化します』(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2012年9月4日http://www.jreast.co.jp/press/2012/20120902.pdf2013年8月17日閲覧 
  22. ^ “バスのりばマップ”. ジェイアールバス関東. 2013年8月17日閲覧。
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関連項目

外部リンク

  • 新宿駅西口|東京都交通局
  • 新宿駅西口 バスのりばご案内
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