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秋田中央交通

秋田中央交通株式会社(あきたちゅうおうこうつう)は、秋田県秋田市本社を置くバス会社。秋田市をはじめ秋田県中央部を営業地域とする。1921年(大正10年)創業。軌道線として秋田中央交通線を運行していたが、軌道線廃止によりバス専業事業者となった。

秋田中央交通株式会社
AKITA CHUO KOTSU Co.,ltd.
秋田中央交通本社(2020年5月)
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 中央交通・中交
本社所在地 日本
010-0931
秋田県秋田市川元山下町6番12号
北緯39度42分48.5秒 東経140度6分21.1秒 / 北緯39.713472度 東経140.105861度 / 39.713472; 140.105861座標: 北緯39度42分48.5秒 東経140度6分21.1秒 / 北緯39.713472度 東経140.105861度 / 39.713472; 140.105861
設立 1921年1月15日
業種 (陸運業)
法人番号 3410001000459
事業内容 一般乗合旅客自動車運送事業
一般貸切旅客自動車運送事業
土地建物の賃貸業
旅行斡旋並びに代理店業務
生命保険・損保保険などの代理店業など[1][注釈 1]
代表者 代表取締役社長 渡邉綱平
資本金 1億7250万円[1]
売上高 24億4300万円[1]
純利益 ▲4904万4000円
(2022年03月31日時点)[2]
純資産 2億4364万8000円
(2022年03月31日時点)[2]
総資産 50億5007万2000円
(2022年03月31日時点)[2]
従業員数 398名[1]
主要子会社 秋田中央トランスポート株式会社
株式会社船川タクシー
寒風山回転展望台[1]
外部リンク http://www.akita-chuoukotsu.co.jp/
(テンプレートを表示)
秋田中央交通の車両
秋田駅にて

元々は秋田市北部から南秋田郡にかけてを主な営業地域としていたが、秋田市交通局の路線移管を受けて秋田市内のほぼ全域に路線網を拡げた。

概要

本社は秋田市川元山下町に所在。最寄の停留所は「中央交通本社前」。一般路線車は緑色の車体塗色を特徴とする。

1921年大正10年)に五城目軌道として設立され、1922年から1969年までは南秋田郡五城目町の東五城目駅から八郎潟町国鉄五城目駅(現在のJR八郎潟駅)までの軌道線として秋田中央交通線を運行していた。五城目駅は同線の開業4年後の1926年に一日市駅に、東五城目駅はその翌年に五城目駅(2代目)へ改称している。

沿革

  • 1921年1月15日 - 五城目軌道として設立。
  • 1922年4月21日 - 五城目(現八郎潟) - 東五城目(のちの五城目)間軌道線開業。
  • 1943年6月26日 - 戦時統合により秋田市・南秋田郡のバス事業者を吸収合併し秋田中央交通に社名変更。
  • 1953年9月20日 - 本社を五城目町から秋田市へ移転。
  • 1969年7月10日 - 秋田中央交通線廃止により軌道事業から撤退、バス転換
  • 2000年4月1日 - 秋田市交通局より土崎地区の一部路線を移管。
  • 2001年4月1日 - 秋田市交通局より土崎・牛島地区など16路線40系統と秋田市交通局東営業所を移管。秋田東営業所開設。
  • 2002年4月1日 - 秋田市交通局より新屋地区8路線29系統と秋田市交通局新屋案内所を移管。新屋案内所開設。
  • 2003年 - 天王町(現潟上市)より天王町営バス「天王マイタウンバス」(現在の「潟上市マイタウンバス」)の運行を受託(五城目営業所担当)。
  • 2005年
    • 4月1日 - 秋田市交通局より土崎地区3路線8系統を移管。秋田市交通局中央営業所構内に臨海営業所開設(同時に、新屋案内所を秋田営業所配下から臨海営業所配下へ移管)。男鹿・五城目営業所を子会社の秋田中央トランスポートへ管理委託。
    • 10月1日 - 新屋地区の一部路線が「秋田市マイタウン・バス」西部線として秋田市が主体の事業となったことに伴い、秋田中央トランスポートへ移管。
  • 2006年4月1日 - 秋田市交通局より3路線4系統を移管。これをもって秋田市交通局からの路線移管が完了。
  • 2009年
    • 2月10日 - 臨海営業所配下の新屋案内所を秋田市西部市民サービスセンター(通称・ウェスター)内に移転し、ウェスターに当社と秋田中央トランスポートのバスターミナルを併設。
    • 10月1日 - 岩見三内線(日赤病院系統含む)、雄和線(日赤病院系統含む)、雄和北循環・南循環(ユーグル)、仁井田四ツ小屋線、県立大学線、目長田団地線、仁井田日赤線、城東経由大学病院線、明田・城東経由日赤病院線、五城目線(坂本経由系統)を廃止。
    • 10月1日 - ウエスター内のターミナル名を「新屋案内所」から「西部サービスセンター」に改称。
  • 2010年
    • 4月1日 - 日赤病院前以東を含む上北手地区の一部路線および系統の一部区間が「秋田市マイタウン・バス」東部線として秋田市が主体の事業となったことに伴い、秋田中央トランスポートへ移管。
  • 2011年
    • 3月31日 - 秋田東営業所を廃止。翌4月1日より秋田営業所が業務継承。
    • 10月1日 - 秋田市内を運行する一般路線に系統番号を付番(高速バス・空港リムジンバスを除く。表示はLED式行先表示器の車体のみで、旧来の方向幕式車両には表示しない)。
  • 2017年
  • 2020年
  • 2022年
    • 3月25日 - 回数乗車券と一日乗車券「乗り放題乗車券」(紙式)の販売を終了。
    • 3月26日 - ICカード乗車券「AkiCA」サービス開始[3]
    • 10月1日 - 「秋田市高齢者コインバス事業」でのバス利用について「コインバス資格証明書」から「シニアアキカ」に変更し、利用を開始した。「コインバス資格証明書」の利用は継続[4]
  • 2023年
    • 3月31日 - 「秋田市高齢者コインバス事業」の「コインバス資格証明書」での乗車を終了。
    • 4月1日 - 「秋田市高齢者コインバス事業」での乗車は「シニアアキカ」でのみに変更[5]

高速バス

座席予約制

 
仙秋号(仙台市内にて)
 
仙秋号(仙台市内にて)

座席定員制

空港リムジンバス

秋田市内・秋田駅西口と秋田空港を結ぶ。クローズドドアシステムを採用しているため、秋田空港行きでは途中の停留所は乗車のみの取り扱いで降車は不可。秋田市内行きでは、途中の停留所は降車のみの取り扱いで乗車は不可となる。「AkiCA」・「Suica」などの交通系ICカードが利用可能(後述)。

運行ルート

  • 秋田空港行き: 県庁市役所前 → 川反入口秋田駅西口木内前北都銀行前 → 卸センター入口 → 牛島市営住宅前→ 仁井田中町 → 秋田空港
  • 秋田行き:秋田空港 → 仁井田中町 → 牛島市営住宅前 → 卸センター入口 → 北都銀行前 → 秋田駅前 → 木内前 → 川反入口 → 山王十字路 → 県庁市役所前

路線バス

秋田中央交通(特に秋田市内)の不採算路線(15路線)については、秋田市が事業主体となる委託運行への移行が進められている。

2005年10月には、下浜・浜田・豊岩線が子会社の「秋田中央トランスポート」に移管された。

各種乗車券

定期券

2017年3月現在。

  • 通勤定期券(半月往復定期券、1・3・6ヶ月片道定期券、1・3・6ヶ月往復定期券)
  • 通学定期券 (半月往復定期券、1・3・6ヶ月片道定期券、1・3・6ヶ月往復定期券)
  • 高齢者運転免許証返納専用定期乗車券(らくらくパス) - 65歳以上の運転免許の自主返納者が対象。リムジンバス線、羽後交通線、定期観光バスを除く全線で利用可能。1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月がある[6]
回数乗車券

回数乗車券は以下の券種が販売されていた。3000円回数券と金種別回数券を除き、1冊1000円である。空港リムジンバスでも利用可能。

後述の交通系ICカード「AkiCA」のサービス開始に伴い、2022年3月25日で販売が停止された(利用自体は無期限)。

  • 普通回数券(ピンク)
    • 1000円(1100円相当)
    • 3000円(3300円相当)
  • 通学回数券(青緑、1300円相当)
  • 子供用回数券(紫、1300円相当)
  • 買物回数券(橙、1400円相当)- 平日10:00 - 16:00(降車)で利用可、土休日は終日利用可。
  • 金種別回数券(ピンク)
交通系ICカード「AkiCA(アキカ)」

2022年3月26日からサービス開始で、空港リムジンバスを含む秋田中央交通の全路線と秋田市マイタウン・バスの全路線で利用できる[7]

東日本旅客鉄道などが開発した地域連携ICカードで、交通系ICカード全国相互利用サービスにより、SuicaやSuicaと相互利用可能なICカードでの乗車も可能になる。

Suica同様、記名式と無記名式があり、記名式では小児運賃や障害者運賃にも対応する。また、一般路線や中心市街地循環バス「ぐるる」の1日乗り放題乗車券の機能も備える。なお、AkiCAのサービスに伴い、回数券が廃止されるため、代替措置として運賃の3%がポイント還元される。今後はIC定期券やシニアアキカ(秋田市高齢者コインバス事業)にも対応する予定。

ふれあい乗車券(廃止)

かつては70歳以上の秋田市民を対象に、1,000円相当分を600円(交通局廃止前は500円)で購入できる高齢者専用回数券「ふれあい乗車券」を販売していた。ただし1か月に7冊までの購入制限があった(交通局廃止前は1か月2冊まで)。購入には秋田市が発行する証明書の提示が必要であった。ただし、羽後交通担当便や共同運行している高速バス路線は対象外となっていた。

2011年10月よりワンコインバス事業を開始し、秋田市発行のワンコインバス利用証明書を乗務員に提示することで、区間に関係なく現金100円で乗車が可能となったため、同年9月をもって「ふれあい乗車券」の販売を終了した。

2018年2月現在、65歳以上で秋田市に住民票を有する者であれば、無条件でワンコインバス利用証明書の発行が可能となっている。2022年10月より、シニアアキカに移行される。

一日乗車券「乗り放題乗車券」

前述の通り、交通系ICカード「AkiCA」のサービス開始に伴い、紙式は2022年3月25日で販売が停止され、ICカード乗車券に移行された(ただし、福祉AkiCAの利用者については、従来どおり紙券での発行となるため、窓口対応となる)。

  • 一般路線で秋田市内(2005年1月10日以前からの市域に限る)での乗降に限り、1日に何度でも乗車可能。元は秋田市交通局が発行していた「一日乗り放題乗車券」を、路線移譲の過程で秋田中央交通が継承したものである。
  • 大人930円、子供470円(2016年4月現在)。2016年10月15日から翌年3月31日までは、実証実験として100系統の路線のみ、市外を含む全区間で利用できた。
  • 大人1,000円、子供500円(2017年4月現在)。2017年4月より、利用可能エリアを拡張し、上記実証実験対象の五城目線を正式な乗り放題の対象とするほか、旧河辺町・旧雄和町を含む秋田市内全域の自社路線国際教養大学発着の路線とぐ・る・るを除く)、八郎潟線(八郎潟駅から五城目バスターミナル間の路線)、追分線(潟上市に所在する、同路線の起終点である、天王グリーンランドまでの全区間を対象とする)までて乗車できるようにする予定。マイタウンバスや男鹿市内の路線は引き続き対象外となる。
  • 2017年3月以前に購入した「一日乗り放題乗車券」も、有効期限内までであればエリア拡張後も利用可能。
  • ぐ・る・る専用「一日乗り放題乗車券」も別に存在し、AkiCA導入後は、通常の「一日乗り放題乗車券」同様、パス乗車中にAkiCAに載せる形となるが、排他利用となるため、どちらかしか利用できない(相互利用カードを含め、複数のIC乗車カードを所有している場合は、それぞれに別の乗り放題券を載せることで利用は可能)。
    • 大人300円、子供150円(2017年4月現在)

現行路線

管轄営業所は、秋田市内の路線については秋田市交通局からの移管前から秋田中央交通が運行していた路線は、原則として秋田営業所の管轄。交通局から移管された路線のうち、旧交通局線系統や新屋・割山方面は臨海営業所、横森経由や牛島方面・マイクロバス路線は秋田東営業所(廃止されたため、現在は秋田営業所)の管轄。空港リムジンは秋田営業所の管轄。

詳細は各営業所の記事を参照されたい。

  • 中央交通線(八橋回り・長崎屋回り)(秋田営業所管轄) - 車庫への営業路線として後述の大川反車庫発止便と共通。また、廃止された鉄道路線の秋田中央交通線との直接の関係はない。
  • 五城目線(臨海営業所・五城目営業所共管) - 後に、「潟上市マイタウン・バス」と重複する区間のみの乗車の場合は、潟上市民に交付される乗車券利用時に限って、そちらの運賃が適用となるようになった。
  • 追分線(臨海営業所管轄) - 県立大学行は2009年10月より追分線の県立大学行きとして、追分三叉路経由で経路変更して運行。当初は、追分農園前が基幹系統の終点で、県立大学終点あるいは西高校前経由の派生系統もあるが、現在の基幹系統の終点は、追分農園前から大幅に延長され、天王グリーンランドまで運行する。後に、「潟上市マイタウン・バス」と重複する区間のみの乗車の場合は、潟上市民に交付される乗車券利用時に限って、そちらの運賃が適用となるようになった。
  • 土崎線(秋田営業所管轄)
  • セリオン線(臨海営業所管轄)
  • フェリーターミナル線(臨海営業所管轄)
  • 新港線(臨海営業所管轄)
    • 新屋高校までの延長系統および茨島交差点から新屋方面へはいかず、秋田南高校行きとなる派生系統もある。
  • 県立大学線(秋田営業所管轄)※2009年10月1日をもって廃止。その後、当時のルートとは異なるが、追分線の派生系統として県立大学発着便が運行されている。
  • 土崎・東口線(秋田営業所管轄)※2016年4月よりNA大行きから秋田駅東口行きに変更
  • 将軍野線(秋田営業所管轄)
    • 将軍野厚生医療センター線(秋田営業所管轄)
  • 土崎商業高校線(臨海営業所管轄)
  • 南大通り経由中央交通線(大学病院 - 中通病院 - 県庁市役所前 - 大川反車庫前)(秋田営業所管轄)
  • 臨海営業所線(旧・交通局線)(臨海営業所管轄)
  • 県立プール線(秋田駅 - 県庁市役所前 - 臨海営業所前 - 県立プール)(臨海営業所管轄)
  • 泉ハイタウン線(臨海営業所管轄)
  • 組合病院線(臨海営業所管轄)
  • 添川線(臨海営業所管轄)
  • 神田旭野線(臨海営業所管轄)
  • 神田厚生医療センター線(臨海営業所管轄)
  • 神田・東口線(朝のみ)※外旭川→秋田駅東口
  • 太平線(秋田営業所管轄)
  • 下北手線(秋田営業所管轄) ※ 秋田中央交通の路線としては廃止され、「秋田市マイタウン・バス」下北手線に移行したため、秋田中央トランスポートに移管。マイタウン・バス移行後は、松崎団地線および太平線と重複しない区間は、フリー乗降が可能
  • 松崎団地線(秋田営業所管轄)
  • 木曽石線(秋田営業所管轄) ※秋田中央交通の路線としては廃止され、「秋田市マイタウン・バス」木曽石線に移行したため、秋田中央トランスポートに移管。マイタウン・バス移行後は、太平線と重複しない区間は、フリー乗降が可能
  • 赤沼線(秋田営業所管轄)
    • 経路は、大川反車庫 - (県庁市役所/長崎屋バスターミナル) - 秋田駅前 - 手形東町 - 大学病院前 - 秋田駅東口。以前は、秋田中央インター線を右折せずに直進した先にあった、広面碇回転地(現在は廃止)が終点だったものを、秋田駅東口に変更したもの。
  • 広面御所野線(秋田営業所管轄)
  • 手形山経由大学病院線(秋田営業所管轄)
    • 手形山西町経由大学病院線
  • 秋田温泉線(臨海営業所管轄)
  • 仁別リゾート公園線(臨海営業所管轄)
  • 御野場団地線(秋田営業所管轄)
  • 大住・みなみ野団地線(秋田営業所管轄)
  • 仁井田御所野線(秋田営業所管轄)
  • 牛島経由・城南経由日赤病院線(秋田営業所管轄) - 2010年4月より、旧上北手線のうち、日赤病院までの区間に短縮。以東は廃止の上で、秋田中央トランスポートが乗り合いジャンボタクシーによる「マイタウン・バス東部線上北手コース」として運行。
  • 秋田高校線(秋田営業所管轄)
  • 茨島環状線(秋田営業所管轄→臨海営業所管轄) - 茨島経由が600系統、牛島経由が601系統(経路は、前者が秋田大橋まで、後者が三菱マテリアル前以降がいずれも710系統と同一、卸町5丁目から有楽町方面秋田駅前間は往復とも713系統と同一)。
    • 2016年10月より、牛島変電所前~有楽町間を、牛島駅前・牛島東地区経由から卸町経由に変更
  • 楢山大回り線(秋田営業所管轄)
  • 二ツ屋福島線(秋田営業所管轄)
  • 大野線(秋田営業所管轄)
  • 国際教養大学線(秋田営業所管轄)
  • 川尻割山線(臨海営業所管轄)
    • 船場町・免許センター方面経由割山回転地行き(700系統)
    • 商業・免許センター方面経由割山回転地行き(701系統)
  • 新屋線(臨海営業所管轄) - 通常は710系統だが、西部SC経由新屋高校発着便が711系統、西部SC経由大森山動物園発着便が712系統、卸町経由が713系統となる。
    • 713系統は、2016年10月より、茨島東町経由から卸町4丁目・5丁目および新設の茨島7丁目停留所を経由する雄物川沿いを走るルートに変更。
  • 新屋西線(臨海営業所管轄) - 基幹系統は720系統だが、西部SC経由新屋高校発着便が721系統、新屋県営住宅経由が722系統、新屋県営住宅・西部SC経由で新屋高校終点の便が723系統、臨海経由が724系統となる。
  • 山王商業高校線(臨海営業所管轄)
  • 大森山動物園線(臨海営業所管轄) - ただし、全便、新屋線のバスが、同線の終点である西部SCからの延長運転扱いとなる(新屋線712系統扱い)。逆の大森山始発便についても、すべて西部サービスセンターから新屋線の便として秋田駅前まで運行される。
  • 新屋高校線(臨海営業所管轄) - 基本は西部SC始発・終点の714系統だが、他路線(新屋線の711系統、新屋西線の721系統、新屋県営住宅経由新屋西線の723系統、新港線の151系統などがある)からの延長扱いの便もある。
  • 桜ガ丘線(秋田営業所管轄)
  • 中北手線(秋田営業所管轄)2010年3月末で廃止。代わって、秋田中央トランスポートによる「秋田市マイタウン・バス東部線」に変更され、桜ガ丘線の終点である大平台三丁目停留所を始発地とする形で、大平台三丁目~上小山田間を代替路線として運行する形となった。
  • 泉八橋環状線(秋田営業所管轄)

秋田中央トランスポート管理委託路線

秋田中央トランスポート移管路線

  • 秋田営業所(西部SC)管内
    • 豊岩線(西部SC - 八田上丁)
      • 湯野目経由豊岩線
      • 新屋高校経由豊岩線
    • 浜田線(西部SC - 大森山公園西入口 - 浜田回転地)
    • 下浜線(西部SC - 羽川 - 名ヶ沢)
      • 浜田経由下浜線

上記各線は、秋田市委託のマイタウン・バス西部線「豊浜ふれあい号」として運行。秋田中央トランスポート大川反営業所(後に秋田営業所に移行)が受託して運行しているため、新屋案内所では原則対応しない。以前は、中央交通の販売窓口で定期券販売の受託を受けていたが、2010年12月以降は、大川反営業所ないしは新屋案内所でのみ対応している。

なお、2009年10月1日より、「新屋案内所」のバスターミナル名が「西部サービスセンター」(西部SC)へ改称されている。

  • 男鹿営業所管内
    • 五里合線
    • 男鹿北線(湯本駐在所前 - 男鹿水族館 - 加茂・一部予約制)

廃止路線

いずれも秋田営業所管轄であった。

  • 上新城線(秋田駅 - 新国道 - 土崎 - 組合病院 - 保多野 - 小又)(秋田駅 - 新国道 - 土崎 - 組合病院 - 愛染)
  • 下新城線(秋田駅 - 新国道 - 土崎 - 内畑)
  • 小友線(秋田駅 - 新国道 - 土崎 - 小友)
  • 堀内線(秋田駅 - 新国道 - 土崎 - 県立博物館前・水心苑 - 岩瀬)
    • 金足西小学校前経由堀内線
    • 港中央一丁目発堀内線(下りのみ) - 上記各線の末端区間は代替として「秋田市マイタウン・バス北部線」が、キングタクシーのジャンボタクシー車両により運行されている(予約制)。秋田駅〜土崎・組合病院(現・秋田厚生医療センター)など幹線道路を経由する区間は新国道土崎線などとして存続し、途中停留所で接続。
  • 船川線(男鹿営業所共管)
  • 岩見三内線 - 日赤病院系統含む。
  • 雄和線 - 日赤病院系統含む(ただし、楢山愛宕下経由の系統は存続)。
  • 仁井田四ツ小屋線 - 四ツ小屋地区は秋田市が事業主体となり、「秋田市マイタウン・バス南部線」として、高尾ハイヤーが運行。
  • 県立大学線 - 追分線の県立大学行きとして、県立大学までは追分三叉路経由で経路変更して運行。
  • 目長田団地線
  • 仁井田日赤線
  • 城東経由大学病院線
  • 明田・城東経由日赤病院線
  • 四ツ小屋御所野線
  • NA大線 ※2016年9月末を以て廃止
    • 手形経由NA大線(秋田営業所管轄)
    • 秋田駅西口発止明田経由NA大線(秋田営業所管轄)
    • 秋田駅西口発止築地経由NA大線(秋田営業所管轄)
    • 秋田駅東口発止明田経由NA大線(秋田営業所管轄)※2016年9月よりNA大行きから桜台行きに変更
    • 神田NA大線(秋田営業所管轄)※2016年4月よりNA大行きから秋田駅東口行きに変更
  • 神田土崎線(臨海営業所管轄)

コミュニティバス

現行路線

秋田市中心市街地循環バス「ぐるる」
 
中心市街地循環バス「ぐるる」に使用される専用塗装車両

従来、秋田市中心部には循環路線がなく、また南大通りは沿線に総合病院等があるにもかかわらず路線バスの本数が少なかった。そこで、エリアなかいちの開業に合わせて2012年(平成24年)7月21日から「秋田市中心市街地循環バス」の実証運行が開始され、2013年(平成25年)4月1日より本格運行に移行した[8]。秋田市が事業主体で秋田中央交通に運行委託している(秋田営業所管轄)。

買物広場(5番乗場)を起点とし、秋田駅西口(10番乗場)、広小路、大町、南大通りを経て買物広場に戻る、反時計回りのみの循環運行(広小路が一方通行のため)で、停留所は13か所、1日あたり21便運行、運賃は100円(均一料金、小学生以下は無料)となっている[9]

本格運行開始に合わせて専用車両2台のカラーデザインと愛称が公募され、2013年(平成25年)5月31日に決定した[10]。新デザイン車両は7月7日から運行を開始した[11]

当路線については、回数乗車券の利用はできないが、当路線専用の一日乗り放題乗車券(回数券同様、一般路線用の一日乗り放題券も使用不可)が存在する。また、ワンコインバスおよび定期券の対象外となっている。

廃止路線

雄和循環バス「ユーグル」

旧・雄和町内を循環する路線として、秋田中央交通と秋田市(旧・雄和町)が共同運行する「ユーグル」(雄和市民センター発着)2系統があったが、2009年9月30日をもって廃止された。2009年10月1日からは「秋田市マイタウンバス南部線」として高尾ハイヤーが運行する(一部は「北部線」同様のデマンド型交通システムを採用し予約制である)。

「ユーグル」は、秋田中央交通自社導入の車両と旧雄和町から譲り受けた車両の2種類のバスを雄和車庫に配置して運行していた。管轄営業所は雄和車庫だが、基幹バスのみ秋田営業所と共管。基幹バス路線のみ秋田営業所が担当し、雄和町から譲り受けた車両は充当されない。[要説明]

運賃は、基幹バスを除き100円均一制。基幹バスは、雄和市民センター - 本田停留所は100円均一制、本田停留所 - 秋田駅は通常の路線バスと同様の距離制。両区間を通して乗車する場合は、本田停留所 - 秋田駅の乗車区間の運賃に100円を加算。

運行区間は下記を基本に、区間便が多く設定されていた。曜日により運行便が異なっていた。

  • 長者山ライン(旧雄和町北部を運行)
    • 市民センター - 川添小学校 - 安養寺または本田 - 川添小学校 - 市民センター
  • 種平経由「ダリアライン」(旧雄和町南部を時計回りに運行)
    • 市民センター - 戸米川小学校 - 新波 - ふるさと温泉 - 左手子 - 種平 - 市民センター
  • 戸米川経由「高尾ライン」(旧雄和町南部を反時計回りに運行)
    • 「ダリアライン」の逆まわり
  • 基幹バス(雄和地域と秋田市中心部とを結ぶ)
    • 秋田駅西口 - 牛島 - 仁井田 - 四ツ小屋駅 - 本田 - 川添小学校 - 市民センター
    • 秋田駅東口 - 日赤病院前 - 新都市交通広場(御所野イオン) - 本田 - 川添小学校 - 市民センター

なお、雄和市民センター前には空港リムジンバスも停車する。ただし構内には入らず県道上で乗降する。

特急・急行バス

いずれも廃止されている。

  • かもしか号(五城目線特急)
    • 五城目営業所が担当。2009年9月をもって廃止。2007年時点で片道1本のみ運行だった。
    • 通常の五城目線が所要時間73分で運行しているところを約55分で走破していた。五城目町内および近辺と秋田市中心部ではこまめに停車し、途中の停車停留所は大幅に絞り込んでいる。
    • 往復の便があった(1日2往復)当時は、路線塗装の貸切車に料金箱と方向幕が付いていたものを運用していたが、後に通常の路線車で運行。
  • 男鹿温泉線(急行)
    • 男鹿営業所が担当。2008年9月をもって廃止。
    • 2007年時点で、朝に男鹿半島の入道崎を発ち秋田駅西口へ向かい、午後に秋田駅西口を発ち入道崎へ向かう、1日1往復の運行であった(土・日・祝日は運休)。入道崎 - 羽立間は男鹿北線と、羽立 - 秋田駅西口間は船川線等と経路が重複しているが、停車停留所は限られていた。
    • 以前は貸切格下げ車で運行されていたが、最終的には通常の路線車で運行していた。

契約輸送

  • イオンモール秋田シャトルバス(秋田駅東口 - イオンモール秋田前)
    • 日曜・祝日・お客さま感謝デー(毎月20日・30日)に運行され、大型路線車が充当される。秋田駅東口、イオンモール秋田前ともロータリーに乗り入れる。
    • 表示は前面下部に専用の前幕を掲出。路線車充当時のLED表示は「秋田中央交通」2020年前後から「イオン無料シャトルバス」や「シャトルバス」も登場した。側面は上部に「秋田中央交通」または「シャトルバス」、下部に「貸切」と掲出されている。

観光バス

  • 男鹿半島定期観光バス
    • つばき号(9月 - 10月)(秋田駅東口→鵜の崎→大桟橋→男鹿水族館→入道崎→男鹿温泉(泊)→真山神社・伝承館・なまはげ館→寒風山展望台→秋田駅東口)
    • なぎさGAO号(7月下旬 - 10月)(秋田駅東口→鵜の崎→大桟橋→男鹿水族館→入道崎→真山神社・伝承館・なまはげ館→寒風山展望台→セリオン→秋田駅東口)
    • 2014年度以降、両路線とも運休状態が続いている。

営業所

  • 秋田営業所
    • 所在地:秋田市川尻町字大川反170-127
    • 最寄停留所:大川反車庫前
    • AkiCA発行対応
  • 臨海営業所
    • 所在地:秋田市寺内字蛭根85-9
    • 最寄停留所:臨海営業所前(←交通局前)
    • 沿革:秋田市交通局 本庁・中央営業所→交通局本庁・中央営業所と中央交通臨海営業所の併設(2005年4月 - 2006年3月)→秋田中央交通 臨海営業所
    • AkiCA発行対応
  • 新屋案内所
    • 所在地:秋田市新屋扇町13-34
    • 最寄停留所:西部サービスセンター(←新屋案内所←南営業所前)
    • 沿革:秋田市交通局 南営業所→秋田市交通局 新屋案内所
    • AkiCA発行対応
      • 従来からの所在地への秋田市西部市民サービスセンター建設に伴い、旧営業所の建物取り毀し等、スペース縮小等の理由により、現在は車両配置なし(折り返し待機のみ)。
      • 現在は臨海営業所配下だが、交通局から案内所を移管された当時は秋田営業所配下であった。
      • 2009年2月10日より、仮案内所より秋田市西部市民サービスセンター内へ案内所とバスターミナルを移設。秋田市西部市民サービスセンター自体は、同年5月7日に開設(秋田市新屋支所と秋田市西部公民館の統合による)された。バスターミナル名は、2009年10月1日に、「西部サービスセンター」に改称されたが、新屋案内所の窓口はそのまま存続している。
  • 五城目営業所秋田中央トランスポート管理委託)
    • 所在地:南秋田郡五城目町字鵜ノ木34
    • 最寄停留所:五城目バスターミナル(←五城目駅
    • AkiCA発行対応
    • 場所はほぼ、旧秋田中央交通鉄道線の五城目駅跡地である。
  • 秋田中央トランスポート秋田営業所
    • 所在地:秋田市飯島字穀丁大谷地1-6
    • AkiCA発行非対応
      • 西部サービスセンター発着の便等を管轄する営業所であるため、トランスポート社の入出庫系統路線はない。
  • 長崎屋案内所・高速バス予約センター
    • 所在地:秋田市旭北錦町4-58
    • 最寄停留所:長崎屋バスターミナル
    • AkiCA発行対応
      • 高速バス乗車券販売所だが、長崎屋案内所として、一般路線の定期券・回数券の販売も行う。秋田中央交通旧本社・車庫の跡地に立地。ドン.キホーテ秋田店1F北側に所在。
  • 秋田駅前バス案内所
    • 最寄停留所:秋田駅前(秋田駅西口)
    • AkiCA発行対応(記名式の発行及び紛失対応等は不可)
  • 秋田駅東口バス案内所
    • 最寄停留所:秋田駅東口
    • AkiCA発行対応

廃止箇所

  • 雄和案内所(秋田営業所 雄和車庫)
    • 所在地:秋田市雄和妙法字上大部48-1
    • 最寄停留所:雄和市民センター前[12](←雄和町役場前)
      • 2009年9月30日限りで廃止。
  • 秋田東営業所
    • 所在地:秋田市広面字鍋沼31-2
    • 最寄停留所:秋田東営業所前
    • 沿革:秋田市交通局 東営業所→秋田中央交通 秋田東営業所
      • 2011年3月31日限りで廃止。
  • 男鹿営業所
    • 所在地:男鹿市船川港船川字海岸通り1号8-5
    • 最寄停留所:みなと病院
      • 2020年9月30日限りで廃止。

乗り入れバスターミナルおよび主な停留所

「サービスセンター」は市の行政施設の名称であり、いわゆる「バスセンター」を指す呼称ではない。

車両

5営業所に乗合277両、貸切25両(2009年4月現在)が配置されており、自社発注車のほか日本各地からの移籍車が在籍する。メーカーは日本国内4社が揃っているが、大型路線車は日野いすゞ製の割合が高くなっている。

一般路線車のカラーリングは緑を基調としており、1993年にマイナーチェンジした現行塗色となっている。貸切車や高速車の一部は白地に青・ピンクの斜めストライプが入ったものを1991年より採用している。また秋田東営業所には、秋田県出身の矢口高雄作の漫画『釣りキチ三平』のキャラクターをあしらった「三平バス」も在籍する(秋田東営業所廃止後は、秋田営業所に転属。2018年時点では一般塗装に変更し、シートデザインに三平デザインが残されている)。

  • 2023年3月中旬から、交通ICカードの「AkiCA(アキカ)」導入1周年と「シニアアキカ」完全移行を記念して1990年頃まで使用されていたボディーカラーを復刻させたバスを秋田営業所に配備した。夏ごろまでに5台の旧カラーのバスを秋田営業所・臨港営業所・五城目営業所に導入することを予定している[13]

バリアフリー車については、2000年からワンステップバスの導入が開始され、前述の三平バス(16台)や、秋田市交通局からの路線移管などもあり、大量に導入された。三平バスを含む初期の車両は、ワンステップながら車椅子向けの装備が無いため、車椅子マークは貼り付けされていない。ノンステップバスは他社より大幅に導入が遅れていたが、2010年2月に一般路線用の中型車が2台導入されたのを皮切りに、中古車両を中心に順次導入が進められている。

移籍車の供給元

関連会社

  • 秋田中央トランスポート(秋田中央タクシー、中型小型の貸し切りバス、秋田市西部・東部・下北手、男鹿市(同社を含む3事業者で運行)、潟上市、南秋広域(五城目町・八郎潟町・大潟村)の自治体委託路線バスを担当)
    • 本社は、旧秋田中央タクシー株式会社の本社位置となっている。
    • 「秋田中央タクシー」はもとは関連会社ながら独立した企業であったが、再編でいったん秋田中央交通本体に吸収合併されたものの、再々編で新設された「秋田中央トランスポート」に事業譲渡されて現在に至る。
  • 船川タクシー
    • トランスポート社の男鹿営業所と同一地に所在。男鹿市マイタウンバスにも参入している。
過去の関連会社
  • 秋田中央観光社 - 1959年3月2日設立。旅行代理店および生命保険代理店・寒風山回転展望台などを運営する関連子会社[14]で、本社は秋田中央交通本社内にあった。2011年4月ころに秋田中央交通に吸収合併された[15]
  • 秋田中央タクシー - タクシー及び中小型の貸切バスを運営する企業であったが、秋田中央交通本体に吸収合併。その後、同部門を分社化したため、現在は秋田中央トランスポートが当該事業を運営している。

参考文献

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 秋田中央観光社の吸収合併に基づいて事業内容が追加された。

出典

  1. ^ a b c d e 会社案内 秋田中央交通
  2. ^ a b c 秋田中央交通株式会社 第124期決算公告
  3. ^ 冨樫幸恵「地域連携ICカード 「アキカ」サービス開始 秋田駅で記念セレモニー」『秋田魁新報』2022年3月27日、19面。
  4. ^ 秋田市 高齢者コインバス事業
  5. ^ 秋田市高齢者コインバス事業のICカード「シニアアキカ」への移行について(2023年4月1日)
  6. ^ 秋田中央交通公式ページより - 2018年3月閲覧
  7. ^ “地域連携ICカード「AkiCA(アキカ)」の サービス開始日及びサービス内容について”. 2022年2月4日閲覧。
  8. ^ “中央市街地循環バス”. 秋田市都市整備部交通政策課. 2013年9月7日閲覧。
  9. ^ “どこで乗ってもどこで降りてもまちなか100円! 中心市街地循環バス” (PDF). 秋田中央交通. 2013年9月7日閲覧。
  10. ^ “中心市街地循環バスのカラーデザイン・愛称を決定しました!!”. 秋田市都市整備部交通政策課. 2013年9月7日閲覧。
  11. ^ “中心市街地循環バス2台がリニューアル!” (PDF). 秋田市都市整備部交通政策課. 2013年9月7日閲覧。
  12. ^ 現在は、「雄和サービスセンター」に改称。
  13. ^ 秋田さきがけ新報 淡い緑色、前面に白い曲線… 秋田中央交通が昔の塗装再現 2023年3月26日配信
  14. ^ “”. 秋田中央観光社 (2005年4月1日). 2007年2月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年4月4日閲覧。
  15. ^ “”. 秋田中央交通. 2011年3月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年4月4日閲覧。“”. 秋田中央交通. 2011年5月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年4月4日閲覧。を比較。関連会社から秋田中央観光社の表記が消されている

関連項目

外部リンク

  • 秋田中央交通
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