» www.Giftbox.Az - Bir birindən gözəl hədiyyə satışı
ウィキペディアランダム
毎日カテゴリ
共有: WhatsappFacebookTwitterVK

Jリーグアウォーズ

Jリーグアウォーズ: J.League awards)は、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)の年度表彰式。毎年12月に開催されている。

Jリーグアウォーズ
主に会場として使用される横浜アリーナ
受賞対象Jリーグクラブ所属選手、監督、審判など
開催日2022年11月7日 (2022-11-07)(J1)
2022年11月14日 (2022-11-14)(J2)
2022年11月21日 (2022-11-21)(J3)
会場横浜アリーナ
日本
主催日本プロサッカーリーグ
司会(別表参照)
報酬賞金200万円他 (最優秀選手賞)
初回1993年 (平成5年)
最新回2022年 (令和4年)
最新受賞者岩田智輝(最優秀選手賞)
公式サイトhttp://www.jleague.jp/stats/#awards
テレビ/ラジオ放送
放送局DAZN

概要

毎シーズン、Jリーグの全日程終了後に合せて開催されており、Jリーグ各チームの主力選手が多数出演して、リーグ戦各賞の表彰を行う。その年のJ1優勝チームは選手全員が出席する。表彰項目は、最優秀選手賞 (MVP)、ベストイレブン、得点王、ベストヤングプレーヤー賞、J1/J2/J3フェアプレー賞、フェアプレー賞 高円宮杯 (J1のみ)、フェアプレー個人賞、最優秀監督賞、最優秀主審賞、最優秀副審賞、Jリーグベストピッチ賞、功労賞、功労選手賞、最優秀育成クラブ賞、最優秀ゴール賞の各賞で、優勝チームへの表彰はリーグ戦の優勝決定後に行われる。なお、未消化試合がその年に各カテゴリで予定されていた総試合数の25%を超えた場合や、所属カテゴリで予定されていた総試合数の50%を超えたクラブが発生した場合は、大会不成立となり表彰も中止される。

各賞の選考方法は、最優秀選手賞・ベストイレブンは、事前にJリーグの監督・選手 (選手は規定によりリーグ戦の総試合数の半数以上出場した選手が対象)の投票によって優秀選手賞をそれぞれ選出し、選出された選手の中から選考委員会(後述)にて決定される。

出席者にはドレスコードが設定されており、正装 (男子はタキシード背広服、女子はドレス和服など)が義務付けられているために男子はオーソドックスなデザインのタキシードを着用している者が多いが、中には第1回で赤いスーツを着用した三浦知良、得点王を獲得したシーズンに奇抜なデザイン・色のタキシードを着用した中山雅史黄善洪 (アンドレ・キムがデザイン)、2002年には当時所属していたチームのチームカラーをイメージしたタキシードを着用した高原直泰2021年には紋付羽織袴を着用した前田大然らといった者も少数例ながら存在する。

この授賞式の観覧については開始された当初はJリーグや日本サッカー協会の関係者などに限定されていたが、現在では事前の申し込みを条件に一般公開している。なお一般客については一部の座席を除きドレスコードはなく私服で構わない。各々が応援するクラブのユニホームなどを着用して観覧する一般客も多い。ただし、2015年は「2016年問題」の影響による[1] 会場の変更のため、一般観覧者の募集は行わなかった[2]。2016年からは再び横浜アリーナで開催されている[3]が、2020年は新型コロナウイルス感染防止のため、オンライン形式での実施となった。

2022年からはJ2リーグ及びJ3リーグにも最優秀選手賞 (MVP)、ベストイレブン、得点王(「最多得点者」改め)、最優秀ゴール賞の表彰を実施することになり、「J2リーグアウォーズ」「J3リーグアウォーズ」として別開催されることになった[4]

司会・プレゼンター

各賞のプレゼンターは日本サッカー協会とJリーグの関係者(オフィシャルスポンサー)らに加え、サッカー競技以外の各分野で活躍している著名人も務めることがある。司会はジョン・カビラ (2002年 - 2010年・2013年・2014年)と石山愛子 (2003年 - 2014年)のペアが長く定着していた。

2003年度以降の司会者
年度 司会者 (J1)
(2003) ジョン・カビラ石山愛子
(2004) ジョン・カビラ、石山愛子
(2005) ジョン・カビラ、石山愛子
(2006) ジョン・カビラ、石山愛子
(2007) ジョン・カビラ、石山愛子
(2008) ジョン・カビラ、石山愛子
(2009) ジョン・カビラ、石山愛子
(2010) ジョン・カビラ、石山愛子
(2011) 山本浩、石山愛子
(2012) 山本浩、石山愛子
(2013) ジョン・カビラ、石山愛子
(2014) ジョン・カビラ、石山愛子
(2015) ケン・マスイ、(海賀美代子)
(2016) 勝村政信、海賀美代子
(2017) 勝村政信、加藤綾子
(2018) サッシャ平井理央
(2019) 矢部浩之新井恵理那
(2020) 矢部浩之、西岡明彦
(2021) 矢部浩之、西岡明彦
(2022) 西岡明彦、福田正博
J2/J3リーグアウォーズの司会者
年度 J2リーグアウォーズ J3リーグアウォーズ
(2022) 永田実 藤田崇寛

選考委員会

選考委員会はJリーグチェアマン(2022年は野々村芳和)及び(公社)日本プロサッカーリーグ業務執行理事(2022年9月時点では(窪田慎二)、髙田春奈、(並木裕太)、(馬場浩史))並びにJ1所属18クラブの実行委員で構成される[3]

選考対象者

J1所属18クラブの監督および選手を対象とし、選手についてはJ1リーグ17試合以上出場(ただし、出場時間は問わない)を資格条件とする。なお、各国の代表チーム(候補含む)あるいはユース年代の代表チーム(候補含む)に選出された場合、強化合宿・試合に参加したため出場できなかったリーグ戦試合数を実際に出場した試合数に加算するものとする[3]

表彰

2022年の各賞の賞金・賞品[5][6]
賞名 正賞 副賞(J1のみ、【】は提供元)
最優秀選手賞 (J1)ブック型楯、賞金200万円
(J2)トロフィー、賞金50万円
(J3)トロフィー、賞金20万円
明治安田生命JリーグMVPトロフィー【明治安田生命保険
85インチ大画面液晶テレビ(100万円相当)【DAZN
ベストイレブン (J1)ブック型楯、賞金100万円
(J2/J3)トロフィー
得点王 (J1)ブック型楯、賞金100万円
(J2/J3)トロフィー
アディダス・ゴールデン・ブーツ【アディダス・ジャパン
ベストヤングプレーヤー賞 ブック型楯、賞金50万円 商品券30万円相当分【アイデム
フェアプレー個人賞 楯、賞金50万円
フェアプレー賞 (J1)楯、賞金500万円、高円宮杯[注釈 1]
(J2)楯、賞金250万円[注釈 2]
(J3)楯、賞金100万円[注釈 2]
優勝監督賞 (J1)ブック型楯、賞金100万円
(J2)ブック型楯、賞金50万円
(J3)ブック型楯、賞金20万円
往復航空券付き グランヴィリオリゾートサイパン4泊5日ペアご招待【ルートインジャパン
優秀監督賞 (J1)楯、賞金50万円
(J2)楯、賞金25万円
(J3)楯、賞金10万円
dポイント200,000ポイント【NTTドコモ
最優秀主審賞 ブック型楯 バルキーンホイッスルトロフィー&スペシャルバルキーンモルテン
最優秀副審賞
最優秀育成クラブ賞 ブック型楯 宮崎牛1頭分、完熟マンゴー「太陽のタマゴ」【宮崎県関係団体[注釈 3]
最優秀ゴール賞 (J1)ブック型楯、賞金50万円
(J2 / J3)トロフィー
功労選手賞 ブック型楯
功労審判員賞 ブック型楯

最優秀選手賞・得点王

最優秀選手賞
  • Jリーグ全試合終了後に発表される「優秀選手賞」 (第33節終了時点での対象選手間の互選[3]により選ばれる「ベストイレブン」投票の上位の選手からチェアマンが選出[3])の中から選ばれた「ベストイレブン」の投票結果を参考に、選考委員会にて投票により決定する[3]
  • 最年少受賞は、2000年の中村俊輔の22歳。最年長受賞は、2016年の中村憲剛の36歳。中村俊は2020年時点で唯一となる2度の最優秀選手賞を受賞している。
  • リーグの年間優勝クラブ以外から選出されたのは6人 (1995年ストイコビッチ、2003年エメルソン、2007年ポンテ、2013年中村俊輔、2016年中村憲剛、2020年オルンガ)。
  • 外国籍選手の受賞者は2021年シーズン終了時点で12人いるが、1995年のストイコビッチと2020年のオルンガ以外は全員ブラジル人である。
得点王
  • J1リーグ戦における最多得点者。シーズン途中でJ1の他クラブへ移籍した場合も、リーグ戦での得点は加算される[3]
  • 最多獲得数は大久保嘉人の3回。
  • 最年長受賞は1993年ラモン・ディアスの34歳。最年少受賞は2002年高原直泰の23歳。
  • 最優秀選手賞とのダブル受賞は9名(1998年中山雅史、2002年高原直泰、2005年アラウージョ、2008年マルキーニョス、2012年佐藤寿人、2017年小林悠、2019年仲川輝人、2020年オルンガ、2021年レアンドロ・ダミアン)。
J1最優秀選手賞・得点王
年度 最優秀選手賞 所属クラブ pos. 得点王 所属クラブ 点数
(1993)   三浦知良 ヴェルディ川崎 FW   ラモン・ディアス 横浜マリノス 28
(1994)   ペレイラ ヴェルディ川崎 DF   フランク・オルデネビッツ ジェフユナイテッド市原 30
(1995)   ドラガン・ストイコビッチ 名古屋グランパスエイト FW   福田正博 浦和レッズ 32
(1996)   ジョルジーニョ 鹿島アントラーズ MF   三浦知良 ヴェルディ川崎 23
(1997)   ドゥンガ ジュビロ磐田 MF   パトリック・エムボマ ガンバ大阪 25
(1998)   中山雅史 ジュビロ磐田 FW   中山雅史 ジュビロ磐田 36
(1999)   アレックス[注釈 4] 清水エスパルス MF   黄善洪 セレッソ大阪 24
(2000)   中村俊輔 横浜F・マリノス MF   中山雅史 ジュビロ磐田 20
(2001)   藤田俊哉 ジュビロ磐田 MF   ウィル コンサドーレ札幌 24
(2002)   高原直泰 ジュビロ磐田 FW   高原直泰 ジュビロ磐田 26
(2003)   エメルソン 浦和レッズ FW   ウェズレイ 名古屋グランパスエイト 22
(2004)   中澤佑二 横浜F・マリノス DF   エメルソン 浦和レッズ 27
(2005)   アラウージョ ガンバ大阪 FW   アラウージョ ガンバ大阪 33
(2006)   田中マルクス闘莉王 浦和レッズ DF   ワシントン 浦和レッズ 26
  マグノ・アウベス ガンバ大阪
(2007)   ロブソン・ポンテ 浦和レッズ MF   ジュニーニョ 川崎フロンターレ 22
(2008)   マルキーニョス 鹿島アントラーズ FW   マルキーニョス 鹿島アントラーズ 21
(2009)   小笠原満男 鹿島アントラーズ MF   前田遼一 ジュビロ磐田 20
(2010)   楢﨑正剛 名古屋グランパス GK   ジョシュア・ケネディ 名古屋グランパス 17
  前田遼一 ジュビロ磐田
(2011)   レアンドロ・ドミンゲス 柏レイソル MF   ジョシュア・ケネディ 名古屋グランパス 19
(2012)   佐藤寿人 サンフレッチェ広島 FW   佐藤寿人 サンフレッチェ広島 22
(2013)   中村俊輔 横浜F・マリノス MF   大久保嘉人 川崎フロンターレ 26
(2014)   遠藤保仁 ガンバ大阪 MF   大久保嘉人 川崎フロンターレ 18
(2015)   青山敏弘 サンフレッチェ広島 MF   大久保嘉人 川崎フロンターレ 23
(2016)   中村憲剛 川崎フロンターレ MF   ピーター・ウタカ サンフレッチェ広島 19
  レアンドロ ヴィッセル神戸
(2017)   小林悠 川崎フロンターレ FW   小林悠 川崎フロンターレ 23
(2018)   家長昭博 川崎フロンターレ MF   ジョー 名古屋グランパス 24
(2019)   仲川輝人 横浜F・マリノス FW   仲川輝人 横浜F・マリノス 15
  マルコス・ジュニオール
(2020)   マイケル・オルンガ 柏レイソル FW   マイケル・オルンガ 柏レイソル 28
(2021)   レアンドロ・ダミアン 川崎フロンターレ FW   前田大然 横浜F・マリノス 23
  レアンドロ・ダミアン 川崎フロンターレ
(2022)   岩田智輝 横浜F・マリノス DF   チアゴ・サンタナ 清水エスパルス 14
J2最優秀選手賞・得点王
年度 最優秀選手賞 所属クラブ pos. 得点王 所属クラブ 点数
2022   小川航基 横浜FC FW   小川航基 横浜FC 26
J3最優秀選手賞・得点王
年度 最優秀選手賞 所属クラブ pos. 得点王 所属クラブ 点数
2022   有田稜 いわきFC FW   有田稜 いわきFC 17
  • 得点王が制定される前のJ2・J3の最多得点者の一覧はそれぞれ、(J2リーグ#得点王)と(J3リーグ#得点王)の項目参照。

ベストイレブン

ベストヤングプレーヤー賞

現行の新人選手表彰は2010年からで、下記の過去の新人王から対象となる年齢が引き下げられて「ベストヤングプレーヤー賞」と改題された。これにより日本の大学卒の選手については同賞選出の対象から外れることになった。審査選考基準は以下のとおりである。

新人王時代の選出基準

2009年までは下記の選出基準を参考として、事前に新人王 (最優秀新人)にノミネートされる、優秀新人賞を3人選定し、その後アウォーズで改めて審査を行い、新人王1人を最終決定していた。

  • J1リーグ戦の試合に半分以上出場していること。
  • 当該年度の4月2日時点で23歳以下であること。
  • J1登録1年目であること。ただし1年目の出場試合数が1/3以下であれば2年目の選手でも対象となる(この基準は2008年まで。2009年には「J1リーグの登録年数に関わらず、過去に優秀新人賞に選出されていないこと」へ変更された)。
  • 海外1部リーグ在籍経験者を除く。但し、研修期間は登録期間とはみなさない。
  • 2種登録選手でトップチームに出場可能な選手、または特別指定選手も含む。
これによって以上の条件を満たすならば、J2以下における登録歴・出場歴は無関係に選出対象となってしまう。実際に2007年には、J2で150試合以上の出場歴を持ち、厳密には新人とは言えないプロ5年目の菅野孝憲が選出されている。また、前述のように2009年には「原則J1登録1年目であること」という基準がなくなった。これにより前年までの基準ならば選考対象外となっていた、すでに日本代表で実績を残していた岡崎慎司が優秀新人賞に選出され、一部で物議を醸した[7]
年度 新人王 所属クラブ pos. 年齢[注釈 5]
(1993)   澤登正朗 清水エスパルス MF 23
(1994)   田坂和昭 ベルマーレ平塚 DF 23
(1995)   川口能活 横浜マリノス GK 20
(1996)   斉藤俊秀 清水エスパルス DF 23
(1997)   柳沢敦 鹿島アントラーズ FW 20
(1998)   小野伸二 浦和レッズ MF 19
(1999)   中澤佑二 ヴェルディ川崎 DF 21
(2000)   森﨑和幸 サンフレッチェ広島 MF 19
(2001)   山瀬功治 コンサドーレ札幌 MF 20
(2002)   坪井慶介 浦和レッズ DF 23
(2003)   那須大亮 横浜F・マリノス DF 22
(2004)   森本貴幸 東京ヴェルディ1969 FW 16
(2005)   カレン・ロバート ジュビロ磐田 FW 20
(2006)   藤本淳吾 清水エスパルス MF 22
(2007)   菅野孝憲 横浜FC GK 23
(2008)   小川佳純 名古屋グランパス MF 24
(2009)   渡邉千真 横浜F・マリノス FW 23
年度 ベストヤングプレーヤー賞 所属クラブ pos. 年齢[注釈 5]
(2010)   宇佐美貴史 ガンバ大阪 MF 18
(2011)   酒井宏樹 柏レイソル DF 21
(2012)   柴崎岳 鹿島アントラーズ MF 20
(2013)   南野拓実 セレッソ大阪 FW 18
(2014)   カイオ 鹿島アントラーズ MF 20
(2015)   浅野拓磨 サンフレッチェ広島 FW 21
(2016)   井手口陽介 ガンバ大阪 MF 20
(2017)   中山雄太 柏レイソル DF 20
(2018)   安部裕葵 鹿島アントラーズ FW 20
(2019)   田中碧 川崎フロンターレ MF 21
(2020)   瀬古歩夢 セレッソ大阪 DF 20
(2021)   荒木遼太郎 鹿島アントラーズ MF 19
(2022)   細谷真大 柏レイソル FW 19
  • 最年少受賞は、2004年の森本貴幸の16歳。

優秀監督賞・優勝監督賞

  • 1993年、1994年は「優秀監督賞」として、同年の年間優勝チームの監督を選出。
  • 1995年以降は、「最優秀監督賞」と「優勝監督賞」をそれぞれ選出(2002年、2003年は優勝監督が最優秀監督賞を受賞)。2004年から2016年までは、「最優秀監督賞」のみを選出。
  • 2017年はJ1のみ「優勝監督賞」を選出し、J1・J2・J3の「優秀監督賞」を選出[8]。2018年以降はJ2・J3も「優勝監督賞」と「優秀監督賞」を別に選出。
年度 優秀監督賞 所属クラブ
(1993)   松木安太郎 ヴェルディ川崎
(1994)   松木安太郎 ヴェルディ川崎
年度 最優秀監督賞 所属クラブ 優勝監督賞 所属クラブ
(1995)   アーセン・ベンゲル 名古屋グランパスエイト   早野宏史 横浜マリノス
(1996)   ニカノール 柏レイソル   ジョアン・カルロス 鹿島アントラーズ
(1997)   ジョアン・カルロス 鹿島アントラーズ   桑原隆 ジュビロ磐田
(1998)   オズワルド・アルディレス 清水エスパルス   ゼ・マリオ 鹿島アントラーズ
(1999)   スティーブ・ペリマン 清水エスパルス   桑原隆 ジュビロ磐田
(2000)   西野朗 柏レイソル   トニーニョ・セレーゾ 鹿島アントラーズ
(2001)   鈴木政一 ジュビロ磐田   トニーニョ・セレーゾ 鹿島アントラーズ
(2002)   鈴木政一 ジュビロ磐田   鈴木政一 ジュビロ磐田
(2003)   岡田武史 横浜F・マリノス   岡田武史 横浜F・マリノス
(2004)   岡田武史 横浜F・マリノス
(2005)   西野朗 ガンバ大阪
(2006)   ギド・ブッフバルト 浦和レッズ
(2007)   オズワルド・オリヴェイラ 鹿島アントラーズ
(2008)   オズワルド・オリヴェイラ 鹿島アントラーズ
(2009)   オズワルド・オリヴェイラ 鹿島アントラーズ
(2010)   ドラガン・ストイコビッチ 名古屋グランパス
(2011)   ネルシーニョ 柏レイソル
(2012)   森保一 サンフレッチェ広島
(2013)   森保一 サンフレッチェ広島
(2014)   長谷川健太 ガンバ大阪
(2015)   森保一 サンフレッチェ広島
(2016)   石井正忠 鹿島アントラーズ
年度 優秀監督賞 所属クラブ 優勝監督賞 所属クラブ
(2017)   尹晶煥 セレッソ大阪   鬼木達 川崎フロンターレ
  曺貴裁 湘南ベルマーレ J2は非選出
  杉山弘一 ブラウブリッツ秋田 J3は非選出
(2018)   ミハイロ・ペトロヴィッチ 北海道コンサドーレ札幌   鬼木達 川崎フロンターレ
  片野坂知宏 大分トリニータ   反町康治 松本山雅FC
  吉田謙 アスルクラロ沼津   金鍾成 FC琉球
(2019)   片野坂知宏 大分トリニータ   アンジェ・ポステコグルー 横浜F・マリノス
  下平隆宏 横浜FC   ネルシーニョ 柏レイソル
  石﨑信弘 藤枝MYFC   小林伸二 ギラヴァンツ北九州
(2020)   宮本恒靖 ガンバ大阪   鬼木達 川崎フロンターレ
  小林伸二 ギラヴァンツ北九州   リカルド・ロドリゲス 徳島ヴォルティス
  三浦文丈 SC相模原   吉田謙 ブラウブリッツ秋田
(2021)   リカルド・ロドリゲス 浦和レッズ   鬼木達 川崎フロンターレ
  曺貴裁 京都サンガF.C.   鈴木政一 ジュビロ磐田
  秋田豊 いわてグルージャ盛岡   大木武 ロアッソ熊本
(2022)   ミヒャエル・スキッベ サンフレッチェ広島   ケヴィン・マスカット 横浜F・マリノス
  大木武 ロアッソ熊本   松橋力蔵 アルビレックス新潟
  須藤大輔 藤枝MYFC   村主博正 いわきFC
  • 最多受賞数はオリヴェイラと森保一の3回。
  • 最優秀監督賞/優秀監督賞/優勝監督賞のうち、Jリーグで選手経験があるのは、ブッフバルト、ストイコビッチ、森保一、長谷川健太、石井正忠、鬼木達、反町康治、金鍾成、片野坂知宏、下平隆宏、松橋力蔵、村主博正の12人。

フェアプレー賞(高円宮杯)

年間の反則ポイントが1試合平均1ポイントを下回ったJ1からJ3までの全クラブにフェアプレー賞が授与され、J1ではその中で最も反則ポイントが少なかったクラブに高円宮杯が授与される。賞金授与対象は2013年までJ1のみだったが、2014年よりJ2・J3も反則ポイント最少クラブに限り対象となった。J1については2014年まではフェアプレー賞受賞全クラブが賞金授与対象であったが[9]、2015年より反則ポイントの少ない上位3クラブに変更となった[10]

フェアプレー賞表彰の対象となる反則ポイントの上限数 (2018年度)[3]
  • J1 34ポイント
  • J2 42ポイント
  • J3 34ポイント
(即ち、年間の各ディビジョンの総試合数以下が表彰の対象となる。反則ポイントは警告1回につき1点 (遅延行為・異議を唱えたものなどについてはさらに1回1点を加算)、退場<同じ試合における警告2回による退場も含む>1回につき3点、出場停止試合数1試合につき3点を加算する。また警告・退場・退席処分がなかった試合は1試合につき3点を減点する[11])
賞金
  • J1 500万円
  • J2 250万円
  • J3 100万円
(J1は反則ポイントの上限を下回ったクラブの中で上位3クラブに賞金授与。その中で最少ポイントだったクラブが「フェアプレー賞・高円宮杯」の受賞クラブとなる。J2・J3は反則ポイント上限数を下回ったクラブの中で最少ポイントだったクラブのみに賞金授与[5])

2006年までは反則ポイントに減算の規定がなかったため、規定を満たしたのは1997年の神戸ただ1クラブのみだった。2007年に、無警告試合で反則ポイントが減算されるようになった後は、毎年受賞クラブが現れている。

年度 J1受賞クラブ J2受賞クラブ J3受賞クラブ
(1997) 神戸 - -
(2007) G大阪 該当クラブなし
(2008) 清水 / G大阪 仙台
(2009) 磐田 / 山形 仙台
(2010) 広島 / 山形 / 横浜FM 該当クラブなし
(2011) G大阪 / 山形 FC東京
(2012) 広島 / 川崎 該当クラブなし
(2013) 広島 / 仙台 G大阪 / 松本 / 神戸 / 岡山
(2014) 広島 / 仙台 / 浦和 / 横浜FM / 新潟 / 徳島 山形 / 群馬 / 湘南 / ★松本 / 磐田 / 京都 / 岡山 / 北九州 福島 / 長野 / 藤枝
(2015) 広島 / 山形 / 川崎 / ★横浜FM / ★甲府 / 松本 / G大阪 / 鳥栖 金沢 / 岡山 / 徳島 / 愛媛 / 北九州 盛岡 / 秋田 / 長野
(2016) 広島 / 鹿島 / ★浦和 / 川崎 / ★鳥栖 群馬 / ★清水 / 岡山 / 徳島 / 北九州 盛岡 / / 藤枝 / 大分
(2017) 広島 / ★仙台 / FC東京 / 川崎 / 磐田 / G大阪 / ★C大阪 / 鳥栖 山形 / 東京V / 松本 / 金沢 / 岡山 / 愛媛 / ★大分 盛岡 / ★秋田 / 福島 / / 長野 / 沼津 / (C大23)
(2018) C大阪 / 仙台 / 鹿島 / ★浦和 / / FC東京 / 川崎 / G大阪 / ★広島 / 長崎 大宮 / 東京V / 甲府 / 松本 / 新潟 / 岐阜 / 讃岐 / 熊本 / ★大分 秋田 / 群馬 / / 沼津 / 鳥取 / 北九州 / 琉球 / (F東23)
(2019) FC東京 / 仙台 / 鹿島 / 浦和 / 川崎 / 松本 / 清水 / 名古屋 / G大阪 / C大阪 / 神戸 / ★広島 / ★大分 山形 / 栃木 / 大宮 / 東京V / 横浜FC / 甲府 / 新潟 / 岐阜 / 京都 / ★岡山 / 愛媛 / 長崎 / 琉球 八戸 / 秋田 / 群馬 / 長野 / 富山 / 沼津 / 鳥取 / 讃岐 / 北九州 / 熊本 / (F東23) / (G大23) / ★(C大23)
(2020) 大分 / 仙台 / ★川崎 / 横浜FC / 湘南 / 清水 / 名古屋 / ★G大阪 / C大阪 / 広島 / 鳥栖 山形 / 水戸 / 栃木 / 群馬 / 大宮 / 千葉 / 東京V / 甲府 / 松本 / 新潟 / 金沢 / 磐田 / 京都 / 岡山 / 徳島 / 愛媛 / ★北九州 / 長崎 / 琉球 八戸 / ★秋田 / 福島 / 長野 / 富山 / 藤枝 / 沼津 / 岐阜 / 鳥取 / 讃岐 / 熊本 / 鹿児島 / (G大23) / (C大23)
(2021) 川崎 / 札幌 / ★浦和 / / FC東京 / 横浜FC / 湘南 / 清水 / 名古屋 / G大阪 / C大阪 / 神戸 / 広島 / 徳島 / 鳥栖 / ★大分 秋田 / ★山形 / 水戸 / 栃木 / 群馬 / 大宮 / 東京V / 町田 / 相模原 / 甲府 / 松本 / 新潟 / 金沢 / 磐田 / 京都 / 岡山 / 山口 / 愛媛 / 北九州 / 長崎 / 琉球 八戸 / 福島 / 長野 / 富山 / 沼津 / 岐阜 / ★鳥取 / 讃岐 / 今治 / 熊本 / 宮崎
(2022) 浦和 / ★ 清水 / FC東京 / 湘南 / 名古屋 / C大阪 / ★神戸 / 広島 新潟 / 大宮 / 長崎 / 群馬 / 甲府 / 岡山 / 千葉 / 熊本 / 東京V / 金沢 / 秋田 / 大分 / 横浜FC / 山形 富山 / 八戸 / 宮崎 / いわき / 讃岐 / 福島 / 沼津 / 愛媛 / 鳥取 / 北九州
  • 太字は高円宮杯受賞クラブ。
  • 「★」付きは賞金授与対象クラブ。但し2014年までのJ1についてはフェアプレー賞受賞全クラブが賞金授与対象であった為割愛[9]

フェアプレー個人賞

1996年創設。J1において年間で無警告・無退場だった選手の中から選考委員により決定される。

年度 受賞者 所属クラブ pos.
(1996)   岡野雅行 浦和レッズ FW
(1997)   永島昭浩 ヴィッセル神戸 FW
(1998)   相馬直樹 鹿島アントラーズ DF
(1999) 該当選手なし
(2000)   米山篤志 ヴェルディ川崎 DF
(2001)   南雄太 柏レイソル GK
(2002)   坪井慶介 浦和レッズ DF
(2003)   曽ヶ端準 鹿島アントラーズ GK
  根本裕一 ベガルタ仙台 DF
  池田昇平 清水エスパルス
  石川直宏 FC東京 MF
(2004)   高木義成 東京ヴェルディ1969 GK
  下田崇 サンフレッチェ広島
(2005)   茂庭照幸 FC東京 DF
  大黒将志 ガンバ大阪 FW
(2006)   根本裕一 大分トリニータ DF
  山岸智 ジェフユナイテッド千葉 MF
(2007)   伊東輝悦 清水エスパルス MF
  坂田大輔 横浜F・マリノス FW
  佐藤寿人 サンフレッチェ広島
(2008)   川口能活 ジュビロ磐田 GK
(2009)   川島永嗣 川崎フロンターレ GK
  服部公太 サンフレッチェ広島 MF
(2010)   槙野智章 サンフレッチェ広島 DF
(2011)   太田宏介 清水エスパルス DF
  梁勇基 ベガルタ仙台 MF
(2012)   佐藤寿人 サンフレッチェ広島 FW
(2013)   柿谷曜一朗 セレッソ大阪 MF
  佐藤寿人 サンフレッチェ広島 FW
(2014)   西川周作 浦和レッズ GK
  平岡康裕 清水エスパルス DF
  水本裕貴 サンフレッチェ広島
  森岡亮太 ヴィッセル神戸 MF
  工藤壮人 柏レイソル FW
  豊田陽平 サガン鳥栖
(2015)   中澤佑二 横浜F・マリノス DF
  谷口彰悟 川崎フロンターレ MF
(2016)   秋元陽太 FC東京 GK
  田中佑昌 ヴァンフォーレ甲府 MF
(2017)   中澤佑二 横浜F・マリノス DF
  水本裕貴 サンフレッチェ広島
  柿谷曜一朗 セレッソ大阪 FW
(2018)   西川周作 浦和レッズ GK
  秋元陽太 湘南ベルマーレ
  澤田崇 V・ファーレン長崎 FW
(2019) 該当選手なし
(2020)   山口蛍 ヴィッセル神戸 MF
(2021)   山根視来 川崎フロンターレ DF
(2022) 該当選手なし

功労選手賞

日本人選手
原則として、以下の基準を満たし、Jリーグおよび日本サッカーの発展のために貢献をしたと認められる者[3]。なお、Jリーグ開幕前からJSLで活躍していた選手については別途評価する。
  1. 所属クラブより推薦のあった者。
  2. 次の大会の合計出場試合数が500試合以上の者。ただしJリーグ公式戦および天皇杯に400試合以上出場した者を原則とする。
    1. Jリーグ公式戦(リーグ戦・リーグカップ)および天皇杯
    2. その他のJリーグ公式試合[注釈 6]
    3. Jクラブが参加するFIFAおよびAFC主管の国際試合[注釈 7]
    4. 日本代表の公式試合(国際Aマッチ
外国籍選手
原則として、以下の基準を満たし、Jリーグおよび日本サッカーの発展ならびに海外においてJリーグの名を高めるなど、多大な貢献をしたと認められる者[3]
  1. 所属クラブより推薦のあった者。
  2. 次の大会の合計出場試合数が500試合以上の者。
    1. Jリーグ公式戦(リーグ戦・リーグカップ)および天皇杯
    2. その他のJリーグ公式試合[注釈 6]
    3. Jクラブが参加するFIFAおよびAFC主管の国際試合[注釈 7]
  3. 前項の各大会の合計出場試合数が200試合以上で、母国の代表選手として活躍した者(国際Aマッチ)
年度 受賞者 最終所属Jクラブ pos.
(1994)   加藤久 ヴェルディ川崎 DF
  木村和司 横浜マリノス MF
(1998)   都並敏史 ベルマーレ平塚 DF
  ラモス瑠偉 ヴェルディ川崎 MF
(1999)   柱谷哲二 ヴェルディ川崎 DF
(2000)   松永成立 京都パープルサンガ GK
(2001)   ドラガン・ストイコビッチ 名古屋グランパスエイト MF
(2002)   サントス ヴィッセル神戸 MF
(2003)   井原正巳 浦和レッズ DF
  北澤豪 東京ヴェルディ1969 MF
  福田正博 浦和レッズ FW
(2005)   ビスマルク ヴィッセル神戸 MF
(2006)   小島伸幸 ザスパ草津 GK
  相馬直樹 川崎フロンターレ DF
  澤登正朗 清水エスパルス MF
(2007)   本田泰人 鹿島アントラーズ MF
  城彰二 横浜FC FW
  アマラオ 湘南ベルマーレ
(2008)   秋田豊 京都サンガF.C. DF
  名良橋晃 湘南ベルマーレ
  山口素弘 横浜FC MF
  黒崎久志 大宮アルディージャ FW
(2009)   小村徳男 横浜FC DF
  森岡隆三 京都サンガF.C.
  加藤望 湘南ベルマーレ MF
  名波浩 ジュビロ磐田
  福西崇史 東京ヴェルディ
  森島寛晃 セレッソ大阪
(2011)   松田直樹 横浜F・マリノス[注釈 8] DF
  三浦淳寛[注釈 9] 横浜FC MF
(2012)   田中誠 アビスパ福岡 DF
  藤田俊哉 ジェフユナイテッド千葉 MF
(2013)   土肥洋一 東京ヴェルディ GK
  服部公太 ファジアーノ岡山 MF
  中山雅史 コンサドーレ札幌 FW
(2014)   伊藤宏樹 川崎フロンターレ DF
  波戸康広 横浜F・マリノス
  山田暢久 浦和レッズ
  服部年宏 FC岐阜 MF
  岡野雅行 ガイナーレ鳥取 FW
  ジュニーニョ 鹿島アントラーズ
  吉田孝行 ヴィッセル神戸
  ルーカス FC東京
(2015)   宮本恒靖 ヴィッセル神戸 DF
  新井場徹 セレッソ大阪
  中田浩二 鹿島アントラーズ MF
  藤本主税 ロアッソ熊本
  柳沢敦 ベガルタ仙台 FW
(2016)   山口智 京都サンガF.C. DF
  鈴木啓太 浦和レッズ MF
(2017)   市川大祐 藤枝MYFC[注釈 10] DF
  大島秀夫 ギラヴァンツ北九州 FW
(2018)   加地亮 ファジアーノ岡山 DF
  土屋征夫 京都サンガF.C.[注釈 11]
  石原克哉 ヴァンフォーレ甲府 MF
  羽生直剛 ジェフユナイテッド千葉
  坂田大輔 アビスパ福岡 FW
(2019)   川口能活 SC相模原 GK
  楢﨑正剛 名古屋グランパス
  アレックス カマタマーレ讃岐 DF
  中澤佑二 横浜F・マリノス
  小笠原満男 鹿島アントラーズ MF
  森﨑和幸 サンフレッチェ広島
  播戸竜二 ガンバ大阪[注釈 12] FW
  巻誠一郎 ロアッソ熊本
(2020)   那須大亮 ヴィッセル神戸 DF
  佐藤勇人 ジェフユナイテッド千葉 MF
  明神智和 AC長野パルセイロ
(2021)   清水健太 カマタマーレ讃岐 GK
  曽ヶ端準 鹿島アントラーズ
  徳永悠平 V・ファーレン長崎 DF
  中村憲剛 川崎フロンターレ MF
  大黒将志 栃木SC FW
  佐藤寿人 ジェフユナイテッド千葉
  前田遼一 FC岐阜
(2022)   青木剛 ロアッソ熊本 DF
  阿部勇樹 浦和レッズ MF
  石原直樹 湘南ベルマーレ FW
  大久保嘉人 セレッソ大阪
  角田誠 V・ファーレン長崎 DF
  小林祐三 サガン鳥栖
  高橋義希 サガン鳥栖 MF
  田中達也 アルビレックス新潟 FW
  田中マルクス闘莉王 京都サンガF.C. DF
  田中佑昌 カターレ富山 MF
  玉田圭司 V・ファーレン長崎 FW
  谷澤達也 藤枝MYFC MF

功労審判員賞

功労選手賞」の審判員版。原則として、以下の基準を満たし、Jリーグおよび日本サッカーの発展のために貢献をしたと認められる者[3]

  1. (公財)日本サッカー協会審判委員会より推薦のあった者
  2. 次の大会の合計担当試合数が500試合以上の者。ただしJリーグ公式戦および天皇杯を400試合以上担当した者を原則とする。
    1. Jリーグ公式戦(リーグ戦・リーグカップ)、天皇杯
    2. その他のJリーグ公式試合[注釈 6]
    3. Jクラブが参加するFIFAおよびAFC主管の国際試合[注釈 7]
    4. その他の国際試合(国際Aマッチ)

2021年までは1度しか表彰されていなかった(2005年にレスリー・モットラムが「功労賞」として表彰)が、2022年に14名を表彰することになった[12]

最優秀主審賞・最優秀副審賞

  • J1リーグ戦を担当した主審・副審から選出。
  • 1995年度までは「最優秀審判員賞」の名称で主審・副審を合同で表彰し(受賞者は全て主審)、1996年度から「優秀主審賞」「優秀副審賞」として主審・副審を1名ずつ表彰。2010年度から現名称。
年度 最優秀審判員賞
(1993)   高田静夫
(1994)   ゾラン・ペトロヴィッチ
(1995)   小幡真一郎
年度 優秀主審賞 優秀副審賞
(1996)   ゾラン・ペトロヴィッチ   廣嶋禎数
(1997)   岡田正義   廣嶋禎数
(1998)   レスリー・モットラム   (上荒敬司)
(1999)   レスリー・モットラム   山口森久
(2000)   レスリー・モットラム   廣嶋禎数
(2001)   レスリー・モットラム   山口森久
(2002)   岡田正義   (手塚洋)
(2003)   上川徹   廣嶋禎数
(2004)   吉田寿光   (柴田正利)
(2005)   松村和彦   (柴田正利)
(2006)   上川徹   廣嶋禎数
(2007)   岡田正義   相樂亨
(2008)   吉田寿光   廣嶋禎数
(2009)   西村雄一   相樂亨
年度 最優秀主審賞 最優秀副審賞
(2010)   西村雄一   相樂亨
(2011)   西村雄一   相樂亨
(2012)   西村雄一   相樂亨
(2013)   西村雄一   相樂亨
(2014)   西村雄一   相樂亨
(2015)   西村雄一   相樂亨
(2016)   西村雄一   名木利幸
(2017)   西村雄一   相樂亨
(2018)   佐藤隆治   山内宏志
(2019)   西村雄一   越智新次
(2020)   西村雄一   武部陽介
(2021)   飯田淳平   西橋勲
(2022)   佐藤隆治   聳城巧

最優秀育成クラブ賞

2009年制定。アカデミーからのトップチームの選手輩出数に加え、選手育成に対するアカデミーとしての具体的な取り組み等を総合的に判断してノミネートクラブを選出し、その中からチェアマン推薦を基に選考委員会にて決定する[3]。本賞はカテゴリーに関係なく全てのJリーグクラブを対象に選考・表彰を行う。

Join賞

1999年に創設された賞。チェアマン特別賞とも呼ばれる。Jリーグの発展に最も貢献したチームや、その応援団、スタジアムなどに対して贈られる。毎年表彰されるわけではない。

年度 受賞者 受賞理由
(1999) 浦和レッズ浦和市、レッズファン・サポーター それまでのチームに対する「クラブ・自治体・サポーター」の三位一体の支援に対して(浦和のJ2降格を受けて)
(2000) 国立霞ヶ丘競技場陸上競技場 ピッチコンディションが常に良好であったことから(この年は現在の「Jリーグベストピッチ賞」に相当する賞を「Join賞」とした)
(2002) 浦和レッズ / ジュビロ磐田 それぞれ年間観客動員数の新記録を達成
(2003) アルビレックス新潟 年間観客動員の新記録を達成
(2004) 浦和レッズ / アルビレックス新潟 それぞれ1試合平均観客動員数を大幅に更新したため
またアルビレックス新潟は新潟県中越地震の復興支援に貢献
(2005) 「神達彩花ちゃんを救う会」の募金活動を支援した全てのサポーター 鹿島アントラーズサポーターの娘である神達彩花ちゃんを救うために、サポーターが一丸となって募金活動を行ったことへの表彰。彩花ちゃんは2006年5月に死去。
(2008) ガンバ大阪 下部組織からの多数の選手輩出を行ったことへの表彰
(2009) ベガルタ仙台 J2フェアプレー賞を2年連続で受賞したため
(2013) 大宮アルディージャサンフレッチェ広島のファン・サポーター 両チームの対戦時、敵味方関係なくサッカーを愛する仲間として、お互いを思いやる気持ちを行動に表したことに対して[注釈 13]
(2020) 賀来満夫、三鴨廣繁、舘田一博、髙橋聡、國島広之、掛屋弘、大毛宏喜、泉川公一、井元清哉、村上道夫、加來浩器 日本野球機構(NPB)と共同で設立した「新型コロナウイルス対策連絡会議」に参加した専門家

最優秀ゴール賞

2013年に創設された賞。J1各節の全ゴールの中からサポーターからのインターネット投票で上位3つを選出。また報道関係者やJリーグ・JFA技術委員会などで構成される「ベストゴール評議会」が推薦する2ゴールを加え、各月ごとにまとめて再度サポーター投票を行ない、月間ベストゴールを選出してこの中からJ1は選考委員会の投票で最終決定される。

2013年から2016年まではJ2においても最優秀ゴール賞が表彰されていた。J1と異なり、月間ベストゴールノミネート対象に「ベストゴール評議会」の推薦ゴールがなく、年間最優秀ゴールの最終決定はサポーターの投票で行われ、Most Exciting Playerと共に、前座である「サポーターステージショー」にて表彰されていた。なお、2014年発足のJ3については当初より最優秀ゴール賞の制定がなかったが、それぞれ2022年度から制定(J2は再開)されることになった。

J1最優秀ゴール賞
年度 受賞者 所属クラブ pos. 対象試合 動画
(2013)   柿谷曜一朗 セレッソ大阪 MF 第33節・対鹿島戦 38分 GOAL DIGEST! (J1第33節):2013Jリーグ - YouTube
(2014)   西大伍 鹿島アントラーズ DF 第18節・対広島戦 70分 GOAL DIGEST! (J1第18節/J2第25節):2014Jリーグ - YouTube
(2015)   青山敏弘 サンフレッチェ広島 MF 1st第17節・対鳥栖戦 60分 青山 敏弘 (広島)「J1リーグ 1st 第17節」 - YouTube
(2016)   田口泰士 名古屋グランパス MF 1st第13節・対鹿島戦 46分 【5月のJ1月間ベストゴール】田口 泰士(名古屋)「2016 J1リーグ 1st 第13節」 - YouTube
(2017)   関根貴大 浦和レッズ MF 第17節・対広島戦 90+2分 関根 貴大 (浦和)90+2分 「J1リーグ 第17節」 - YouTube
(2018)   大島僚太 川崎フロンターレ MF 第30節・対神戸戦 69分 大島 僚太 (川崎)69分 「J1リーグ 第30節」 - YouTube
(2019)   ダビド・ビジャ ヴィッセル神戸 FW 第17節・対名古屋戦 27分 ダビド ビジャ(神戸)27分 「J1リーグ 第17節」 - YouTube
(2020)   齊藤未月 湘南ベルマーレ MF 第27節・対神戸戦 84分 齊藤 未月(湘南)84分 「J1リーグ 第27節」 - YouTube
(2021)   柿谷曜一朗 名古屋グランパス FW 第37節・対C大阪戦 67分 柿谷 曜一朗(名古屋)67分 「J1リーグ 第37節」 - YouTube
(2022)   川村拓夢 サンフレッチェ広島 MF 第28節・対清水戦 90+5分 川村 拓夢(広島)90+5分 「J1リーグ 第28節」 - YouTube
J2
J2最優秀ゴール賞
年度 受賞者 所属クラブ pos. 対象試合 動画
(2013)   中島翔哉 東京ヴェルディ MF 第35節・対群馬戦 82分 GOAL DIGEST! (J1第27節/J2第35節):2013Jリーグ - YouTube
(2014)   都倉賢 コンサドーレ札幌 FW 第38節・対湘南戦 9分 GOAL DIGEST! (J1第30節/J2第38節):2014Jリーグ - YouTube
(2015)   佐藤和弘 ツエーゲン金沢 MF 第7節・対C大阪戦 38分 佐藤 和弘 (ツエーゲン金沢)「J2リーグ 第7節」 - YouTube
(2016)   白崎凌兵 清水エスパルス MF 第34節・対C大阪戦 90+4分 白崎 凌兵(清水)「2016 J2リーグ 第34節」 - YouTube
2017-2021年は制定無し
(2022)   山口一真 FC町田ゼルビア MF 第16節・対新潟戦 29分 山口 一真(町田)「2022 J2リーグ 第16節」 - YouTube
J3
J3最優秀ゴール賞
年度 受賞者 所属クラブ pos. 対象試合 動画
(2022)   ロリス・ティネッリ FW 第26節・対松本戦 44分 ロリス・ ティネッリ(YSCC)「2022 J3リーグ 第26節」 - YouTube

その他

  • 会場内において、Jリーグ各クラスの当該年度の試合についての写真・映像資料の展示

過去に存在した表彰

審判員特別奨励賞