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村上伸次

村上 伸次(むらかみ のぶつぐ、1969年5月11日 - )は、東京都目黒区出身のサッカー審判員(元プロフェッショナルレフェリー)、元サッカー選手(ポジションはDF)。岐阜県在住[1]

個人情報
誕生日 (1969-05-11) 1969年5月11日(54歳)
出身地 日本
東京都目黒区
国内
リーグ 役割
2004-2021 J2リーグ 審判員
2005-2021 J1リーグ 審判員

来歴

目黒区立第八中学校帝京高校から立正大学卒業。帝京高校時代の同級生に森山泰行礒貝洋光がいる(村上は補欠だったという)[2]。大学卒業後、当時ジャパンフットボールリーグ(旧JFL)に所属していた西濃運輸でプレーした[3]が、1997年シーズン終了後の旧JFL解散とともにチームが廃部となることが決まり[4]、「サッカーに関わっていたい」という思いと、学生時代に取得していた4級審判員の資格を思い出し、28歳にして審判の道を目指すことになる[2][5]

学生時代に取得した4級審判員資格は失効していたため取り直し、西濃運輸での社業の傍ら[2]1998年に2級審判員、2002年に1級審判員の資格を取得[6]。2004年から日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)の主審として活動している。

2005年4月28日、J1第8節・名古屋グランパスエイト東京ヴェルディ1969名古屋市瑞穂公園陸上競技場)の試合で当初第4審を務めていたが、主審を務めていた家本政明の負傷により後半から主審と交代。これが村上にとってJ1初主審となった[1]

2007年に西濃運輸を退社し[2]、翌2008年からはスペシャルレフェリー(SR、現プロフェッショナルレフェリー:PR)契約を結んだ。

2021年12月1日、2021年シーズン限りでトップリーグ(Jリーグ)担当審判員から勇退することが日本サッカー協会から発表された[7]。2019年1月に大病(中程度の膀胱癌)を患い、集中治療室に運ばれ、同年の3月まで入院したことがきっかけになり、投薬治療で痛みを散らしながら審判を続けていたが、2021年10月16日のJ1第32節・ヴィッセル神戸アビスパ福岡戦でJリーグ通算500試合出場を達成したこと[8]で節目と考えて引退することを決意したという[1]J1リーグの最終担当試合は2021年12月4日に行われた最終節・名古屋グランパス浦和レッズ豊田スタジアム)で、試合後には両チームの選手の作った花道を通ってピッチを後にし(途中で浦和の槙野智章が、ユニフォームを脱いで村上に向けた感謝のメッセージを書き込んだアンダーシャツを見せ、村上が槙野にイエローカードを出す場面も見受けられた。尚、このイエローカードは村上からの要望などにより、公式記録には載っていない[1])、最後に胴上げで見送られた[9]

2022年からは後進の指導にあたるほか、ビデオ・アシスタント・レフェリー[VAR]およびAVAR専任担当として審判員登録されている。

所属クラブ

経歴

  • 1級審判員登録:2002年11月14日
  • Jリーグ登録:J2副審 2003年/J2主審 2004年-2005年/J1主審 2006年-

2010年に国際主審として登録予定だったが国際審判登録の年齢が1年遅かったため、国際主審にはなれなかった[10]

出場記録

国内大会個人成績
年度 J1 J2 J3 リーグ杯 天皇杯
主審副審 主審副審 主審副審 主審副審 主審副審
2003 0 0 0 5 - 0 0 0 0
2004 0 0 14 0 - 0 1 1 0
2005 2 0 14 0 - 0 0 2 0
2006 4 0 18 0 - 0 0 4 0
2007 12 0 9 0 - 3 0 2 0
2008 21 0 8 0 - 5 0 3 0
2009 21 0 11 0 - 8 0 1 0
2010 24 0 10 0 - 4 0 2 0
2011 24 0 10 0 - 4 0 2 0
2012 23 0 10 0 - 5 0 3 0
2013 22 0 10 0 - 4 0 4 0
2014 20 0 12 0 0 0 5 0 3 0
2015 19 0 14 0 0 0 3 0 3 0
2016 20 0 11 0 3 0 4 0 2 0
2017 21 0 11 0 0 0 6 0 3 0
2018 14 0 7 0 0 0 2 0 3 0
2019 20 0 12 0 0 0 4 0 2 0
2020 19 0 9 0 0 0 2 0 0 0
2021
通算 286 0 190 5 3 0 59 1 40 0
  • VAR、(AVAR)、(AAR(追加副審))
国内大会個人成績
年度 VAR AVAR AAR
2016 - 3
2017 - 6
2018 - 3
2019 1 0 1
2020 0 0 -
2021 -
通算 1 0 13
JFL個人成績
年度 主審 副審
2003 4 10
2007 0 2
通算 4 12
  • その他の国内公式戦
    • 全日本大学サッカー選手権 (2008)
    • 全国高等学校サッカー選手権 (2009)
    • J1参入プレーオフ (2012、2013、2017)
    • Jリーグチャンピオンシップ (2016)

決勝担当

開催年月日 大会 対戦カード 結果 会場 担当
2008年3月1日 ゼロックススーパーカップ 2008 鹿島アントラーズ サンフレッチェ広島
2-2
(PK3-4)
国立競技場 第4審
2009年1月11日 第57回全日本大学サッカー選手権大会 筑波大学 中央大学
1-2
主審
2009年11月3日 Jリーグヤマザキナビスコカップ FC東京 川崎フロンターレ
2-0
2010年1月11日 第88回全国高等学校サッカー選手権大会 山梨学院 青森山田
1-0
2013年12月8日 J1昇格プレーオフ 京都サンガ 徳島ヴォルティス
0-2
2015年12月5日 明治安田生命2015Jリーグチャンピオンシップ サンフレッチェ広島 ガンバ大阪
1-1
エディオンスタジアム広島 第4審
2016年1月1日 第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会 浦和レッズ ガンバ大阪
1-2
味の素スタジアム 主審
2016年10月15日 2016 JリーグYBCルヴァンカップ ガンバ大阪 浦和レッズ
1-1
(PK4-5)
埼玉スタジアム2002 追加副審
2018年12月8日 (2018 J1参入プレーオフ) ジュビロ磐田 東京ヴェルディ
2-0
ヤマハスタジアム
2021年10月30日 2021 JリーグYBCルヴァンカップ 名古屋グランパス セレッソ大阪
2-0
埼玉スタジアム2002 第4審

出典

  1. ^ a b c d “村上伸次さん「審判員の魅力はやった人にしか分からない」勇退審判員インタビュー”. 日本サッカー協会 (2021年12月22日). 2021年12月22日閲覧。
  2. ^ a b c d “J中断、レフェリーはいま何を思う? 最年長51歳村上伸次の準備と流儀。”. Number Web (2020年5月28日). 2020年5月28日閲覧。
  3. ^ プロフェッショナルレフェリー プロフィール (PDF) - 公益財団法人 日本サッカー協会 2013年度 第9回理事会 協議資料、2013年12月19日
  4. ^ “JFLの西濃運輸サッカー部、今年限りで解散へ”. 朝日新聞. (1997年1月21日) 
  5. ^ 石井紘人 (2011年9月19日). “【2011PR合宿取材記】村上伸次”. 石井紘人のFootball Referee Journal. 2019年5月20日閲覧。
  6. ^ 資料No.2 (PDF) - 財団法人日本サッカー協会 2011年度 第8回理事会 協議資料、2011年12月8日
  7. ^ 『村上伸次審判員が今シーズンでトップリーグ担当審判員から勇退』(プレスリリース)日本サッカー協会、2021年12月1日https://www.jfa.jp/news/00028471/2021年12月4日閲覧 
  8. ^ 『Jリーグ担当審判員 村上 伸次 氏 リーグ戦通算主審500試合出場達成』(プレスリリース)日本プロサッカーリーグ、2021年10月16日https://www.jleague.jp/release/jリーグ担当審判員%e3%80%80村上%e3%80%80伸次氏%e3%80%80リーグ戦通/2021年12月22日閲覧 
  9. ^ “アンダーシャツにメッセージの槙野にイエローカード!?名古屋、浦和の選手がラストゲーム村上伸次主審を胴上げ”. ゲキサカ (2021年12月5日). 2021年12月5日閲覧。
  10. ^ 『サッカーを100倍楽しむための審判入門』、松崎康弘、2009 (ISBN 978-4-06-215693-6) (167頁)

参考文献

  • 『J.LEAGUE OFFICIAL FANS' GUIDE 2003』、NTT出版、2003 (ISBN 4-7571-8134-5)
  • 『J.LEAGUE OFFICIAL FANS' GUIDE 2004』、コナミメディアエンタテインメント、2004 (ISBN 4-86155-802-6)
  • 『J.LEAGUE OFFICIAL FANS' GUIDE 2005』、コナミメディアエンタテインメント、2005 (ISBN 4-86155-805-0)
  • 『J.LEAGUE OFFICIAL FANS' GUIDE 2006』、コナミ、2006 (ISBN 4-86155-811-5)
  • 『J.LEAGUE OFFICIAL FANS' GUIDE 2007』、コナミデジタルエンタテインメント、2007 (ISBN 978-4-86155-839-9)
  • 『J.LEAGUE OFFICIAL FANS' GUIDE 2008』、コナミデジタルエンタテインメント、2008 (ISBN 978-4-86155-847-4)
  • 『J.LEAGUE OFFICIAL FANS' GUIDE 2009』、コナミデジタルエンタテインメント、2009 (ISBN 978-4-86155-850-4)
  • 『J.LEAGUE OFFICIAL FANS' GUIDE 2010』、コナミデジタルエンタテインメント、2010 (ISBN 978-4-86155-852-8)
  • 『Jリーグオフィシャル・ファンズ・ガイド2011』、朝日新聞出版、2011 (ISBN 978-4-02-190215-4)
  • 『J.LEAGUE YEARBOOK 2004』、コナミメディアエンタテインメント、2004 (ISBN 4-86155-801-8)
  • 『J.LEAGUE YEARBOOK 2005』、コナミメディアエンタテインメント、2005 (ISBN 4-86155-806-9)
  • 『J.LEAGUE YEARBOOK 2006』、コナミ、2006 (ISBN 4-86155-812-3)
  • 『J.LEAGUE YEARBOOK 2007』、コナミデジタルエンタテインメント、2007 (ISBN 978-4-86155-840-5)
  • 『J.LEAGUE YEARBOOK 2008』、コナミデジタルエンタテインメント、2008 (ISBN 978-4-86155-846-7)
  • 『J.LEAGUE YEARBOOK 2009』、コナミデジタルエンタテインメント、2009 (ISBN 978-4-86155-851-1)
  • 『J.LEAGUE YEARBOOK 2010』、コナミデジタルエンタテインメント、2010 (ISBN 978-4-86155-853-5)

外部リンク

  • 審判員紹介 プロフェッショナルレフェリー(PR) - 日本サッカー協会
  • Murakami Nobutsugu (@MuraNoburin) - Twitter
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