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おおぞら (列車)

おおぞらは、北海道旅客鉄道(JR北海道)が札幌駅 - 釧路駅間を函館本線千歳線石勝線根室本線経由で運行する特急列車である。

おおぞら
とかち
キハ261系1000番台による特急「おおぞら」
(2023年2月 白糠駅 - 音別駅間)
概要
日本
種類 特別急行列車
現況 運行中
地域 北海道
運行開始 1961年10月1日(おおぞら)
1990年9月1日(とかち)
後継 特急「まりも」(おおぞらの一部)
運営者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
運営者 日本国有鉄道(国鉄)
路線
起点 札幌駅
終点 釧路駅(おおぞら)
帯広駅(とかち)
営業距離 348.5 km(おおぞら)
220.2 km(とかち)
平均所要時間 4時間13分(おおぞら)
2時間48分(とかち)
運行間隔 6往復(おおぞら)
5往復(とかち)
列車番号 4000D+号数(おおぞら)
30D+号数(とかち)
使用路線 函館本線千歳線石勝線根室本線
車内サービス
クラス グリーン車普通車
身障者対応 2号車
座席 おおぞら(基本5両)
グリーン車指定席:1号車
普通車指定席:2・3号車
普通車自由席:4・5号車
とかち(基本4両)
グリーン車指定席:1号車
普通車指定席:2・3号車
普通車自由席:4号車
技術
車両 キハ261系気動車札幌運転所
軌間 1,067 mm狭軌
電化 交流20,000 V・50 Hz(札幌 - 南千歳間)[注釈 1]
非電化(南千歳 - 帯広・釧路間)
最高速度 120 km/h (75 mph)
備考
「おおぞら」は2001年7月1日 - 2020年3月13日は全列車「スーパーおおぞら」として運転
「とかち」は1991年7月27日 - 1997年3月21日と2009年10月1日 - 2020年3月13日は全列車「スーパーとかち」として運転
路線図

(テンプレートを表示)

本項では、同じく函館本線・千歳線・石勝線・根室本線経由で、札幌駅 - 帯広駅間を運行する特急「とかち」と、根室本線で運行されていた優等列車の沿革についても記述する。

概要

おおぞら

特急「おおぞら」は1961年昭和36年)10月1日に実施されたサンロクトオのダイヤ改正において、北海道初の特急列車として函館駅 - 旭川駅間(室蘭本線・千歳線経由)で運行を開始した[1][2][3][4]。当時としては珍しい、小樽駅を経由しない運行形態が採られ、函館駅 - 札幌駅間の優等列車における主要な運行経路が山線(函館本線・小樽駅経由)から海線(室蘭本線・千歳線経由)へ大きく転換される契機を作った列車である。なお、運行開始当時の函館駅 - 旭川駅間の途中停車駅は東室蘭駅苫小牧駅・札幌駅で、主要都市と観光地のみに停車するようになっていた。観光シーズンには洞爺駅登別駅にも停車していた。

1962年(昭和37年)10月1日に釧路発着編成の連結を開始し[5][3][4]1967年(昭和42年)3月1日には旭川発着編成が分離されて函館駅 - 釧路駅間(室蘭本線・千歳線経由)の運行となった[3]1970年(昭和45年)10月1日には、函館駅 - 釧路駅・網走駅間で運行されていた特急「おおとり」の釧路発着編成を統合し[6][4]1972年(昭和47年)3月15日には「北斗」の1往復を延長して「おおぞら」に統合し、再度旭川発着編成を連結するようになった。1980年(昭和55年)10月1日には5・4号の運行区間を札幌駅 - 釧路駅間とし、3・2号の旭川発着編成が再度廃止された。

1981年(昭和56年)10月1日には全列車が石勝線経由に変更され[7][3][新聞 1]1985年(昭和60年)3月14日に「まりも」の昼行列車が特急格上げとともに統合され、札幌駅 - 帯広駅間で2往復増発された。1986年(昭和61年)11月1日には全列車が札幌駅発着に統一された[3][4]1990年平成2年)9月1日に、帯広駅発着の列車は「とかち」に改称された[8]

1997年(平成9年)3月22日には、新型車両である283系気動車を投入した「スーパーおおぞら」が運行を開始[7]2001年(平成13年)7月1日のダイヤ改正後は、昼行定期全列車が283系「スーパーおおぞら」に統一された[報道 1][3]。夜行便の「おおぞら」13・14号は「まりも」として分離され[報道 1][3]183系気動車で残っていたが、この「まりも」は2008年(平成20年)8月31日付で廃止された[8][報道 2][報道 3][報道 4]。この時から2020年3月13日までは札幌駅 - 釧路駅間を結ぶ特急列車が283系「スーパーおおぞら」のみとなっていた。

2020年3月14日のダイヤ改正より「スーパーおおぞら」は「おおぞら」に再び改称され、一部列車については261系1000番台での運転となっている[報道 5]

2022年3月12日のダイヤ改正より、「おおぞら」「とかち」全定期列車が261系1000番台に統一された[報道 6][報道 7]

「おおぞら」の列車名は、北海道の大地の上に広がる大きな空をイメージしたものである[3]

とかち

特急「とかち」は1990年平成2年)9月1日の特急「おおぞら」の増発に伴い、同列車の札幌駅 - 帯広駅間で運転される列車を分離するかたちで運転を開始した[9]。当初は運転区間の短さから普通車のみで運行されたが、その後新得周辺でのリゾート開発による利用者増加を見込み「とかち」の増発を検討しリゾート特急の新設については投資額の大きさから見送られ、定期列車をリゾート化し一般移動客とともにリゾート客や小口団体の対応を可能とする形とし、列車全体をリゾート化するにあたりシンボル的な車両の投入を図るべくグリーン車のない「とかち」でリニューアル計画が進められることとなった[10]

1991年(平成3年)7月27日よりアコモデーション改良車が投入され2階建車両キサロハ182形が連結されるようになり、列車名が「スーパーとかち」に変更され、「とかち」は一旦廃止された[10]1997年(平成9年)3月22日には特急「スーパーおおぞら」の運転開始に伴い、キハ183系(N・NN183系)が投入され、この車両を使用する列車が「とかち」に変更された。

しかし、2000年(平成12年)3月11日には「とかち」系統に283系気動車が投入されると、283系で運転される列車が「スーパーとかち」となり、183系で運転される列車は2階建車両の有無を問わず全て「とかち」に変更された。2007年(平成19年)10月1日からは「とかち」の一部に261系1000番台が投入され、「スーパーとかち」に置き換えられた。さらに2009年(平成21年)10月1日には261系1000番台が増備されて183系が定期運用から撤退したため、列車名が「スーパーとかち」に統一され、「とかち」は廃止された。2013年(平成25年)11月1日のダイヤ変更で283系が撤退し、以降は全列車261系1000番台での運転となっている。また、2020年3月14日のダイヤ改正において「スーパーとかち」全列車が「とかち」に改称し、「とかち」の名称が復活した。

このほか、「とかち」の列車名としては、次の列車が運転されていた。

「とかち」の列車名は、帯広市を支庁所在地とする北海道十勝支庁または、十勝国から採られている。

運行概況

2022年3月12日現在、「おおぞら」は札幌駅 - 釧路駅間で1日6往復、261系気動車運用の列車では最高速度120 km/h で運行されている。所要時間は上り1本のみ3時間台、それ以外は4時間台である。
2013年(平成25年)10月31日までは283系気動車を使用した「スーパーおおぞら」が1日7往復、最高速度130 km/h、3時間40 - 50分台(最速は3時間35分)で運行されていたが、後述する脱線火災事故の影響により、同年11月1日からは最高速度を110 km/hに減速し、減便が行われていた。

「とかち」は1日5往復で、札幌駅 - 帯広駅間を2時間40分前後で運転している。「おおぞら」とは異なり、札幌駅 - 帯広駅間の都市間輸送を担っている。

なお、冬季間(例年11月下旬から翌春の雪解け時期まで)は、車両に付着した雪氷が走行中に落下し、線路のバラストを跳ね上げる事故を防止するため、一部の通過駅で減速運転を実施する。この影響で、定刻ダイヤから数分程度の遅延が生じる。

停車駅

札幌駅 - 新札幌駅 - 南千歳駅 - (追分駅) - (新夕張駅) - (占冠駅) - トマム駅 - 新得駅 - (十勝清水駅) - (芽室駅) - 帯広駅 - 池田駅 - (浦幌駅) - (白糠駅) - 釧路駅

  • 2022年3月12日現在
  • 「とかち」は札幌駅 - 帯広駅間の運転。カッコの駅を含め、同区間の記載駅全てに停車する。
  • 「おおぞら」は札幌駅 - 釧路駅間の運転。カッコの駅には一部の列車が停車する。一部列車停車駅に停車する「おおぞら」は次のとおり。
    • 追分駅・新夕張駅:1-3・7-11号
    • 占冠駅:2・3号
    • 十勝清水駅・芽室駅・浦幌駅:2・9号
    • 白糠駅:2・3・5-12号
  • 新夕張駅 - 新得駅は石勝線開業時から普通列車が運行されていないため、この区間内完結で乗車の場合に限り、乗車券のみで普通車自由席が利用できる。
  • 平日の「とかち 1号」と「おおぞら 3号」は、車両が手稲駅 - 札幌駅間で「ホームライナー」として運用されたのちに、札幌駅で同駅始発の特急列車へと変化する。
  • 停車駅の詳細は以下の表を参照(2022年3月現在)。
    • ●:全列車が停車
    • ▼:下りのみ全列車が停車
    • ▲:上りのみ全列車が停車
    • -:通過
列車名 運行本数\駅名 札幌駅 新札幌駅 南千歳駅 追分駅 新夕張駅 占冠駅 トマム駅 新得駅 十勝清水駅 芽室駅 帯広駅 池田駅 浦幌駅 白糠駅 釧路駅 備考
おおぞら 下り1本/上り1本 追分、新夕張、白糠通過の1往復(1、4号)
下り2本/上り2本 7、8、10、11号
下り1本/上り2本 追分、新夕張を通過(5、6、12号)
下り1本     占冠に停車する唯一の下り(3号)
下り1本/上り1本 十勝清水、芽室、浦幌にも停車するパターン(2、9号)
とかち 下り5本/上り5本
(下り停車本数) 11 11 11 10 10 6 11 11 6 6 11 6 1 5 6
(上り停車本数) 11 11 11 8 8 6 11 11 6 6 11 6 1 5 6

使用車両・編成

2022年3月12日現在の編成図[11]
おおぞら・とかち
← 釧路
札幌 →
おおぞら・261系
1 2 3 4 5
G多 (指)
とかち・261系
1 2 3 4
G多 (指)
全車禁煙
凡例
G=グリーン車指定席
指=普通車指定席
自=普通車自由席
( )=バリアフリー設備設置車
多=多目的室設置車

おおぞらは2022年(令和4年)3月現在、261系気動車(1000番台)で運転されている。新型コロナウイルスの影響等による乗客減少により、2021年ダイヤ改正より主に5両編成での運転となっている。2号車にバリアフリー対応設備が設置されている。

スーパーおおぞら時代の冬季は増結が常態化しており、283系気動車がデビューした1997年は、所定編成より3両増結した9両編成での運行が常態化していた[12]。繁忙期には最大で11両編成で運転されることもあった[注釈 2][14]。増結車両は基本的に座席指定席であった。また、グリーン車から先に満席となる傾向が強く、グリーン車を増結(増3号車)することもあった[15]

ホーム有効長の短い駅では1 - 2両程度がホームにかからずドアカットを行うため、乗客は別の車両より乗り降りすることがあった。増結があっても、自由席車の連結位置は必ず札幌寄りの2両となる。

とかちは札幌運転所所属の261系1000番台が使用されている。2018年(平成30年)3月17日以降、所定編成は4両編成で運転されており、1号車がグリーン車指定席、2 -3号車が普通車指定席、4号車が普通車自由席である。1号車に多目的室、2号車にはバリアフリー対応設備が設置されている。

多客期などには普通車指定席が増結されることがあり、その都度普通車自由席の号車は変わる。ただし、どのような場合であっても、普通車自由席は常に編成の札幌方に設定される。

2020年(令和2年)10月31日・11月1日には、(キハ261系5000番台「はまなす」編成)のデビューと北海道鉄道140周年記念に伴い、「おおぞら」上下各1本(3・8号)に同車が運用に充当された [報道 8][報道 9][報道 10][注釈 3]

2021年(令和3年)4月6日より、「とかち」上下各1本(4・9号)にキハ261系5000番台「はまなす」編成が運用に充当された[報道 12][注釈 4]。また同年5月29日・30日には、(キハ261系5000番台「ラベンダー」編成)のデビューに伴い、北海道推進のキャッチコピー「HOKKAIDO LOVE!」を掲げ、同車を使用した「HOKKAIDO LOVE! おおぞら」3・8号が運転された[報道 13][報道 14][注釈 5]

過去の車両

おおぞら・スーパーおおぞら
  • 183系気動車(札幌運転所・函館運転所釧路運輸車両所所属)
    定期列車としては、1980年(昭和55年)2月10日[4]から2001年(平成13年)6月30日まで運用された。なお、同年7月1日のダイヤ改正を機に、昼行定期全列車は283系「スーパーおおぞら」に統一されたが、183系は夜行の「おおぞら」13・14号から改称した「まりも」に充当され、2008年(平成20年)8月31日の運行終了まで引き続き使用された。また、1991年(平成3年)7月27日から2000年(平成12年)3月10日まで「スーパーとかち」に、2000年(平成12年)3月11日から2001年(平成13年)6月30日まで「とかち」と「おおぞら」で使用されていたキサロハ182形全車両が、保留車として釧路運輸車両所に残され、急行はまなす用に転用改造計画があったが実現しないまま、2013年(平成25年)12月20日付で全車廃車された[16]
  • 80系気動車(札幌運転所・函館運転所所属)
    1961年(昭和36年)10月1日[4]の「おおぞら」運転開始から使用されていた。1982年(昭和57年)11月14日に一旦運用がなくなるが、1985年(昭和60年)3月14日に復帰した。その後、国鉄最終ダイヤ改正前の1986年(昭和61年)10月31日[4]まで使用され、当系列の定期運用を終了した。
  • 14系客車
    1993年(平成5年)3月18日から2001年(平成13年)6月30日まで、夜行列車「おおぞら」13・14号に寝台車として使用された。
  • 283系気動車(札幌運転所・釧路運輸車両所)
    1997年(平成9年)3月改正より運用を開始。本車を使用する特急は2020年3月改正まで「スーパーおおぞら」を名乗った。2001年(平成12年)7月改正ですべての昼行特急が「スーパーおおぞら」に統一。振子機能を生かし最速130㎞/h運転を行った(2013年(平成24年)11月以降は後述事故の影響もあり110km/hに引き下げ)。2020年(令和2年)3月改正より261系気動車への置き換えが進み、2022年(令和4年)3月11日をもって定期運用を離脱した[17]
とかち・スーパーとかち
  • 183系気動車(札幌運転所・釧路運輸車両所) - 1990年(平成2年)9月1日から1991年(平成3年)7月26日までと1997年(平成9年)3月22日から2009年(平成21年)9月30日まで「とかち」、1991年(平成3年)7月27日から2000年(平成12年)3月10日まで「スーパーとかち」として使用された。また、2010年(平成22年)現在でも臨時列車での運行実績があり、「」や「ノースレインボーエクスプレス」が使用されることもある(後述)。
  • 283系気動車(釧路運輸車両所) - 「スーパーおおぞら」の間合い運用として、2000年(平成12年)3月11日から2013年(平成25年)10月31日まで「スーパーとかち」1往復に使用されていた。

乗務員担当区所

  • 車掌
  • 客室乗務員
    • 客室乗務員センター(札幌)
    • 客室乗務員センター釧路分室(スーパーおおぞら6・7号)

脱線火災事故の影響

2011年(平成23年)5月27日に発生した「スーパーおおぞら14号」の脱線・火災事故((石勝線特急列車脱線火災事故))[報道 15][報道 16][新聞 2][新聞 3]以降、2013年(平成25年)にかけても車両故障等のトラブルが後を絶たなかったことから、同年11月1日に車両の走行負荷抑制・メンテナンス時間確保などを目的に減速・減便が行われた[報道 17][報道 18]

トラブルの背景として、日本国内の在来線では屈指の過酷な走行条件を強いられる列車であり、特に冬期間の運行が車両へ与える負荷が比較的高いことが指摘されている。平野部での最高速度130 km/hの高速運転や山岳区間での連続勾配登坂、急曲線前後での加減速の繰り返しによるエンジン変速機など動力機器への負荷に加え、下り勾配区間での連続制動、またエゾシカなど野生動物が多く生息する区間での接近・衝突事故に伴う急制動の繰り返しにより、ブレーキ車輪など足回り機器へ掛かる負荷も高い。さらには冬期間の寒暖差の大きさ(酷寒の道東と比較的温暖な道央を結ぶほか、冬でも暖かいトンネル内と極寒の屋外との出入りにより車体に付着した水分が凍解結を繰り返す)などの要因が挙げられるが、それらに見合ったメンテナンス時間・体制の確保が必ずしも十分ではなかったとの指摘もなされている[18]

臨時列車

とかち81・82号

年末年始には臨時列車として「とかち」81・82号が運行される。停車駅は「スーパーとかち」と同じだが、車両性能に差があるため、定期列車を待避するダイヤを組むことが多い。2010年に運行された82号は千歳線内で快速エアポート」143号を待避し、81号は後続の「スーパーおおぞら」5号を待避するダイヤとなった[19][注釈 6]。なお、2011年は「おおぞら」81・82号として運転されたため、同列車は運転されなかった。

トマムサホロスキーエクスプレス

冬季のスキーシーズンには札幌駅 - 新得駅間で「トマムサホロスキーエクスプレス」が運行されていた。車両は「」または「ノースレインボーエクスプレス」が使用されたが、2011年冬シーズンを最後に運行されていない。

停車駅
札幌駅 - 新札幌駅 - 南千歳駅 - トマム駅 - 新得駅

利用状況

1986年(当時は「おおぞら」としての運行)に帯広空港丘珠空港を結ぶ航空路線が廃止され、鉄道が航空機を追い出した例として挙げられている[20]。釧路 - 札幌間の都市間バスの運行本数が少ないこともあり、1997年の「スーパーおおぞら」運転開始以降は一貫して高い乗車率を誇る。年間を通じて増結が常態化しており、特に利用が多い大型連休お盆年末年始を中心とした冬期間は、最大11両編成で対応している。

しかし近年では、道東自動車道の延伸や都市間バスの増発、さらには前述した本列車の減便・減速の影響により、鉄道の優位性は徐々に低下しつつある。

2017年(平成29年)2月1日からインターネット予約サービス「えきねっと」による予約限定で、新サービス「えきねっとトクだ値(ね)」の受け付けを開始した。割引対象となる列車や座席数が限定されているものの、特急「スーパーおおぞら」・「スーパーとかち」に高速バスとほぼ同額の運賃で乗れるようになる。通常運賃からの割引率は「スーパーおおぞら」が40%と15%、「スーパーとかち」が45%と20%の計4種。「スーパーとかち」が2月2日から、「スーパーおおぞら」が3月4日から通年で利用できる[報道 19][新聞 4]

根室本線優等列車

概説

十勝・とかち

1962年(昭和37年)2月1日に札幌駅 - 帯広駅間の急行「十勝」(とかち)として運行を開始した[8]。1968年(昭和43年)10月1日に「狩勝」に統合され、廃止された[8]

その後、1986年(昭和61年)11月1日に廃止した「狩勝」1往復の代替として、旭川駅・滝川駅 - 帯広駅間(富良野線経由)を運行する快速列車として「十勝」の愛称が復活。1990年平成2年)9月1日には特急「おおぞら」の帯広発着列車を分離する形で、特急「とかち」が運行を開始した[8]。同時に、快速「十勝」は快速「狩勝」の旭川発着列車となった。

列車名は帯広市が所在する十勝支庁(現在の十勝総合振興局)や十勝国十勝平野が由来となっている。

まりも

1949年昭和24年)9月15日に函館駅 - 釧路駅間(函館本線・根室本線経由)で運行を開始した夜行急行3・4列車を起源とする列車で[報道 2]、札幌駅 - 釧路駅間を準急列車として運行する珍しい運行方式を採用した。1950年(昭和25年)10月1日に運行区間を函館駅 - 根室駅間(函館本線・根室本線経由)に延長し、函館駅 - 釧路駅間は急行列車、釧路駅 - 根室駅間は普通列車として運行されていた。1951年(昭和26年)4月1日に「まりも」の列車名が与えられた[8][報道 2]

1961年(昭和36年)10月1日には運行区間を函館駅 - 釧路駅間に短縮[8]。さらに1965年(昭和40年)10月1日には函館駅 - 札幌駅間が急行「ていね」として分離され[21]、札幌駅 - 釧路駅間の夜行急行列車となった[報道 2]1968年(昭和43年)10月1日に「狩勝」に統合され、廃止された[8][報道 2]

1981年(昭和56年)10月1日の石勝線開業に伴い[7][新聞 1]、急行「狩勝」のうち札幌駅 - 帯広駅間の昼行列車1往復と札幌駅 - 釧路駅間の夜行列車1往復が石勝線経由に変更され、「まりも」に改称された[8][報道 2]1982年(昭和57年)11月15日には夜行列車に14系客車が導入される。1985年(昭和60年)3月14日には昼行列車が特急「おおぞら」に統合され、札幌駅 - 帯広駅間の臨時急行「まりも」51・54号を廃止。夜行列車も1993年(平成5年)3月19日に夜行特急「おおぞら」13号・14号として編入され、再び廃止された[3][8][報道 2]

2001年平成13年)からは札幌駅 - 釧路駅または根室駅間の夜行特急として3度目の運行を開始したが、2007年(平成19年)に臨時列車化された後、2008年(平成20年)に廃止された。

列車名は阿寒湖に分布するマリモが由来となっている。

狩勝

列車名は十勝石狩国境にまたがる狩勝峠が由来となっている。

摩周

1961年(昭和36年)6月15日に、函館駅 - 根室駅間(函館本線経由)を毎日運行する季節列車として、急行「狩勝」が1往復(下り2号・上り1号)増発された。同年10月1日にこの1往復が定期列車化され、運行経路を函館駅 - 釧路駅間(室蘭本線・千歳線経由)に変更したうえで急行「摩周」(ましゅう)に改称された[8]。ダイヤ上は従来の気動車急行「アカシヤ」を延長する形態が採られ、稚内発着(宗谷本線経由)の急行「宗谷」・網走駅発着(石北本線経由)の急行「オホーツク」を連結した多層建て列車として運行された。

1964年(昭和39年)10月1日、「オホーツク」とともに函館駅 - 釧路駅・網走駅間の特急「おおとり」として統合され、廃止された[1][22][23][8][6][24][4]

列車名は阿寒国立公園摩周湖が由来となっている。なお、「摩周」は本列車以前にも、釧路駅 - 網走駅間などで運転されていた準急列車の名称として使用されていた。こちらについてはしれとこ摩周号の項目を参照されたい。

阿寒

1963年(昭和38年)6月1日に札幌駅 - 根室駅間の急行「阿寒」(あかん)として運行を開始した[8]。1968年(昭和43年)10月1日に「狩勝」に統合され、廃止された[8]

列車名は阿寒国立公園の阿寒湖が由来となっている。

ぬさまい

1962年(昭和37年)4月1日に帯広駅 - 釧路駅間を運行する準急列車として運行を開始した[22][8]。1962年(昭和37年)5月1日に使用車種が気動車に変更され、1966年(昭和41年)3月5日には準急制度の改変に伴い、急行列車に格上げされた[8]。1980年(昭和55年)10月1日に廃止された。

急行「ぬさまい」廃止時の停車駅
帯広駅 - 幕別駅 - 池田駅 - 豊頃駅 - 浦幌駅 - 音別駅 - 白糠駅 - 釧路駅
  • 昭和40年代は厚内駅にも停車していた。

1985年(昭和60年)3月14日に、帯広駅→釧路駅間の快速列車として「ぬさまい」の愛称が復活したが、この列車も1998年(平成10年)4月11日に廃止された。

列車名は釧路川にかかる幣舞橋が由来となっている。

ノサップ

1959年(昭和34年)9月22日に釧路駅 - 根室駅間の準急列車として運行を開始した[8]。当初は単行で1往復のみだったが、1961年(昭和36年)10月1日に2往復に増便され、2両編成での運行となった。1966年(昭和41年)3月5日には準急列車制度の改変に伴い、急行列車に格上げされた[8]

1972年(昭和47年)3月15日には急行「狩勝」の(下り)2号の釧路駅→根室駅間を分離する形で下り1本増発し、下り3本・上り2本となる。また、下り1本にグリーン車を連結。1981年(昭和56年)10月1日には1往復が廃止され、グリーン車の連結も終了した。

1984年(昭和59年)2月1日には急行「狩勝」上り1本の根室駅→釧路駅間を分離する形で下り1本が増発され、再度2往復となるが、1986年(昭和61年)11月1日には1往復が廃止され、1往復となった。1989年平成元年)5月1日に快速列車に降格し、急行「ノサップ」は廃止された[8]

列車名は根室半島の先端に位置する納沙布岬が由来となっている[8]

急行「ノサップ」廃止時の停車駅
釧路駅 - 厚岸駅 - 茶内駅 - 浜中駅 - 厚床駅 - 根室駅

沿革

戦前の展開

  • 1910年明治43年)5月1日函館駅 - 札幌駅 - 旭川駅 - 釧路駅間で初の直通旅客列車が運転される[25]
  • 1911年(明治44年)7月1日:函館駅 - 釧路駅間の直通列車が急行3・4列車と設定される[26]。一等寝台車が連結された[25]。旭川駅 - 釧路駅間は普通列車として運転された。
  • 1916年大正5年)4月10日:函館駅 - 釧路駅間の直通急行3・4列車に食堂車の連結を開始[25]
  • 1921年(大正10年)8月5日根室本線の延伸に伴い、急行3・4列車の運転区間を函館駅 - 根室駅間(滝川駅 - 根室駅間は普通列車)に延長。
  • 1926年(大正15年)8月15日:急行3・4列車の運転区間を函館駅 - 釧路駅間(滝川駅 - 釧路駅間は普通列車)に短縮し、列車番号401・402列車に変更。
  • 1934年昭和9年)12月1日:全国規模で行われた大規模なダイヤ改正に伴い、急行401・402列車は405・406列車に変更のうえ全区間普通列車に格下げとなる[27]。また、一等寝台車の連結を終了。
  • 1940年(昭和15年)10月10日:函館駅 - 根室駅間(小樽駅・札幌駅経由)の急行7・8列車を設定[28]。釧路駅 - 根室駅間は普通列車として運転された。
  • 1943年(昭和18年)10月1日太平洋戦争勃発に伴う軍需輸送増大の影響で、急行7・8列車を廃止。以後、戦後まで優等列車の復活はなかった。

戦後の展開

  • 1949年(昭和24年)9月15日:函館駅 - 釧路駅間(函館本線・根室本線経由、札幌駅 - 釧路駅間は準急列車)の急行3・4列車が運転開始[報道 2]
  • 1950年(昭和25年)10月1日:急行3・4列車の運行区間が函館駅 - 根室駅間(函館本線・根室本線経由、釧路駅 - 根室駅間は普通列車)に延長される。また、函館駅 - 釧路駅間(函館本線・根室本線経由、小樽駅 - 釧路駅間は普通列車)の準急405・406列車が設定される。
  • 1951年(昭和26年)
  • 1954年(昭和29年)10月1日:準急405・406列車の列車番号を407・408列車に変更し、全区間を準急列車に格上げ。
  • 1958年(昭和33年)10月1日:準急407・408列車に「狩勝」の列車愛称が与えられる[8]
  • 1959年(昭和34年)9月22日:釧路駅 - 根室駅間に準急「ノサップ」が運行開始[8]
  • 1961年(昭和36年)
    • 4月15日:「狩勝」に56系気動車が導入され、急行列車に格上げされる。これに伴い、運行区間を札幌駅 - 釧路駅間(函館本線・根室本線経由)に変更[8]
    • 6月15日:函館駅 - 根室駅間(函館本線・根室本線経由)を毎日運行する季節列車として、「狩勝」を1往復((下り)2号・(上り)1号)増発。

特急「おおぞら」の運転開始

  • 1961年(昭和36年)10月1日:サンロクトオのダイヤ改正に伴い、以下のように変更する。
    • 北海道初の特急列車として、函館駅 - 旭川駅間(函館本線・室蘭本線・千歳線・根室本線経由)に「おおぞら」(1D/2D)が運行開始[1][2][3][4]
    • 急行「まりも」の運行区間を函館駅 - 釧路駅間に短縮[8]
    • 毎日運行の季節列車「狩勝」(下り)2号・(上り)1号を定期列車化し、「摩周」(ましゅう)に改称[8]。運行経路を函館駅 - 釧路駅間(函館本線・室蘭本線・千歳線・根室本線経由)に変更し、稚内発着(宗谷本線経由)の急行「宗谷」・網走発着(石北本線経由)の急行「オホーツク」を連結した多層建て列車となる。
    • 準急「ノサップ」2往復に増便。同時に2両編成化。
  • 1962年(昭和37年)
    • 2月1日:札幌駅 - 滝川駅 - 帯広駅間を運行する急行列車として「十勝」(とかち)が運行開始[8]
    • 4月1日:帯広駅 - 釧路駅間を運行する準急列車として「ぬさまい」が運行開始[22][8]
    • 5月1日:「狩勝」が1往復増発されて2往復となり、うち1往復の一部編成が富良野線経由で旭川駅への乗り入れを開始。また、「ぬさまい」の使用車種を気動車に変更する。
    • 10月1日:「狩勝」のうち1往復を特急「おおぞら」に格上げする形で、「おおぞら」に釧路発着編成を連結開始[5][3][4]。これに伴い、「狩勝」は札幌駅・旭川駅 - 釧路駅間(富良野線経由)での運行となる。
  • 1963年(昭和38年)6月1日:札幌駅 - 根室駅間を運行する急行列車として「阿寒」(あかん)が設定される[8]
  • 1964年(昭和39年)10月1日:従来、函館駅 - 釧路駅・網走駅間を運行していた「摩周」・「オホーツク」を統合し、特急「おおとり」が運転開始[1][22][23][8][6][24][4]
  • 1965年(昭和40年)10月1日:「まりも」の運行系統を札幌駅で分割。「まりも」は札幌駅 - 釧路駅間の夜行急行列車となる[報道 2]。なお、昼行の函館駅 - 札幌駅間は「ていね」となる[21]
  • 1966年(昭和41年)3月5日:準急制度の改変により、「ぬさまい」・「ノサップ」を急行列車に格上げ[8]
  • 1967年(昭和42年)
    • 3月1日:「おおぞら」の旭川発着編成を分離。「おおぞら」は函館駅 - 釧路駅間(室蘭本線・千歳線経由)での運行となる[3]
    • 10月1日:急行「十勝」に一等車を連結開始。
  • 1968年(昭和43年)10月1日:ヨンサントオのダイヤ改正に伴い、昼行の急行「十勝」、夜行の急行「まりも」・「阿寒」をすべて急行「狩勝」に統合し、廃止[8][報道 2]。ただし、根室駅→函館駅間(函館本線・根室本線経由)運行の上り1本のみ「ニセコ」3号としたため、「狩勝」は下り3本・上り2本となる。
  • 1970年(昭和45年)10月1日:「おおとり」の釧路発着編成を分離し、「おおぞら」を1往復増発[6][4]。2往復体制となる。
  • 1972年(昭和47年)3月15日このときのダイヤ改正により、以下のように変更する。
    • 北斗」1往復の運行区間を延長して「おおぞら」に変更。「おおぞら」は1往復増発して3往復となるが、増発した1往復には旭川発着編成を再度連結するようになる。
    • 札幌駅→根室駅間を運行していた急行「狩勝」(下り)2号の釧路駅→根室駅間を「ノサップ」として分離。「ノサップ」は下り3本・上り2本となる。「ノサップ」下り1本にグリーン車を連結。
  • 1975年(昭和50年)7月18日:急行「狩勝」(下り)1号・(上り)2号の旭川駅 - 富良野駅間を普通列車に格下げ。
  • 1976年(昭和51年)4月13日15:30頃:特急「おおぞら」3号が脱線転覆する事故が発生した[29][30]
  • 1978年(昭和53年)10月2日このときのダイヤ改正により、根室発函館行きの「ニセコ」(上り)2号を札幌駅で系統分離し、「狩勝」上り1本増発。これに伴い、「狩勝」夜行列車を含めた4往復体制となる。
  • 1980年(昭和55年)
    • 2月10日:「おおぞら」5・4号に183系気動車を導入。
    • 10月1日:このときのダイヤ改正により、以下のように変更する。
      • 「おおぞら」のうち、5・4号は札幌駅 - 釧路駅間とし、3・2号の旭川発着編成を廃止。これ以降「おおぞら」の滝川以北乗り入れはなくなる。
      • 「狩勝」の旭川駅乗り入れ(富良野線経由)を終了。
      • 小樽駅 - 釧路駅間運行の夜行普通列車「からまつ」廃止に伴い、代替として夜行「狩勝」に普通車自由席を連結。
      • 帯広駅 - 釧路駅間運行の「ぬさまい」を廃止。

石勝線開業以降

  • 1981年(昭和56年)10月1日:石勝線千歳空港駅(現在の南千歳駅) - 新得駅間開業[7][新聞 1]に伴う(ダイヤ改正)により、以下のように変更。
    • 「おおぞら」全列車を石勝線経由に変更し、1往復を除き札幌駅 - 釧路駅間の運行とする[3]。この経路変更に伴い、岩見沢駅滝川駅富良野駅への停車を取りやめる。2往復が183系、1往復が82系による運転となる。
      1往復は函館駅発着であったが、苫小牧駅 - 千歳空港駅 - 札幌駅 - 千歳空港駅 - 追分駅と停車し、千歳空港駅に重複して停車する珍しい列車となった。
    • 「狩勝」のうち、札幌駅 - 帯広駅間運行の列車と札幌駅 - 釧路駅間運行の夜行列車を石勝線経由に変更し、石勝線経由の急行を「まりも」に変更[8][報道 2]。これに伴い、「狩勝」は札幌駅 - 釧路駅間(滝川駅経由、上り1本は根室発)の2往復となる。
    • 「ノサップ」のうち1往復が廃止され、下り2本・上り1本に。また、同列車のグリーン車連結が終了。
  • 1982年(昭和57年)11月15日このときのダイヤ改正により、以下のように変更する。
    • 「おおぞら」の全列車がキハ183系に変更。同時に食堂車の営業も終了。
    • 「まりも」の夜行列車に14系客車が導入される。
    • 「狩勝」の1往復に旭川駅発着列車(富良野線経由)を再び連結。ただし、富良野線内は普通列車とする。
  • 1984年(昭和59年)2月1日:このときのダイヤ改正に伴い、以下のように変更する。
    • 「おおぞら」を札幌駅 - 釧路駅間で1往復増発。4往復体制となる。
    • 「狩勝」の根室駅→札幌駅間上り1本のうち、根室駅→釧路駅間を「ノサップ」として分離。「ノサップ」は2往復となる。これに伴い、定期列車としては根室本線全線を運行する優等列車は消滅する。
    • 「狩勝」の札幌駅 - 釧路駅間運行の1往復を札幌駅 - 帯広駅間に短縮し、帯広駅 - 釧路駅を普通列車に格下げ。
  • 1985年(昭和60年)3月14日このときのダイヤ改正に伴い、以下のように変更する。
    • 「まりも」の昼行列車を特急に格上げして「おおぞら」に統合し、札幌駅 - 帯広駅間で2往復増発。「おおぞら」は6往復体制となり、札幌駅 - 帯広駅間1往復に82系が復活する。
    • 札幌駅−帯広駅の便に十勝清水駅と芽室駅が停車駅に追加。新たに白糠駅も停車駅に追加。
    • 帯広発釧路行きの快速列車として「ぬさまい」が運転を開始。
  • 1986年(昭和61年)11月1日国鉄最後のダイヤ改正に伴い、以下のように変更する。
    • 「おおぞら」を札幌駅 - 釧路駅間で1往復増発。札幌駅 - 帯広駅間の1往復を釧路駅発着に延長する。函館駅発着を廃止し、札幌駅発着に統一する[3][4]。この時点で「おおぞら」7往復となり、全列車が183系で運行されるようになる。
    • 浦幌駅が停車駅に追加され、「おおぞら」1往復が千歳空港駅と帯広駅に停車する便が新設。
    • 「狩勝」1往復が旭川駅・滝川駅 - 帯広駅間(富良野線経由)の快速十勝」に格下げされ、廃止。「狩勝」は札幌駅 - 釧路駅間運行の1往復(帯広駅 - 釧路駅間は普通列車)のみとなる。なお、「狩勝」の停車駅だった幕別駅豊頃駅は優等列車通過駅となる。
    • 急行「ノサップ」1往復廃止され、1往復のみに。当時の使用車両は(キハ53系)。
  • 1987年(昭和62年)
  • 1989年平成元年)5月1日:急行「ノサップ」が快速列車に降格され、廃止。これに伴い、釧路駅 - 根室駅間から定期優等列車が消滅。
  • 1990年(平成2年)9月1日:以下のように変更する。
    • 「おおぞら」のうち、帯広駅発着の列車を「とかち」に変更[8]。これに伴い、「おおぞら」は6往復に縮小、「とかち」は5往復新設。また、ハイデッカーグリーン車の使用を中止。「とかち」の使用車両はキハ183系気動車(基本番台)
    • 急行「狩勝」が快速列車に格下げされ、廃止[8]。同時に快速「十勝」を「狩勝」に改称・統合し、快速「狩勝」は滝川駅・旭川駅 - 帯広駅間の運行となる。(以降は狩勝 (列車)を参照)。
  • 1991年(平成3年)7月27日:「とかち」の全列車に2階建車両「キサロハ182形」を連結し、個室の営業を開始。従来の「とかち」と区別するため、列車名を「スーパーとかち」に変更[8]
    • 付随車を連結するため、当初高出力のキハ182形550番台2両を含む6両編成で運行された。のちに同車の他列車転用に伴い、キハ183形0番台およびキハ182形0番台を出力増強改造し、200番台として充当した。
  • 1993年(平成5年)3月18日:このときのダイヤ改正により、夜行急行「まりも」が「おおぞら」13・14号に編入される[3][8][報道 2]
  • 1994年(平成6年)
  • 1997年(平成9年)3月22日
    • 283系気動車を導入し、同系列で運行される列車を「スーパーおおぞら」として運転開始[7]。「スーパーおおぞら」3往復・「おおぞら」4往復(うち夜行列車1往復)の体制となる。
    • 改良型キハ183系(N・NN183系)の編成による、2階建車両を連結しない列車を「とかち」とする。
      • キロ182形500番台は「おおぞら」と「とかち」の分離以来の石勝線復帰。使用車両は「おおぞら」は釧路方がキハ183形1500・1550番台、札幌方がキハ183形500番台、中間車0番台、「スーパーとかち」は両端キハ183形200番台、中間車キサロハ182形と0・200番台、「とかち」は両端キハ183形1500・1550番台、中間車が500番台。
  • 1998年(平成10年)
    • 4月11日:快速「ぬさまい」廃止。
    • 12月8日:「おおぞら」1往復を「スーパーおおぞら」に変更[32]

2000年代の動き

  • 2000年(平成12年)3月11日:ダイヤ改正により、以下のように変更。
    • すべての「おおぞら」・「スーパーおおぞら」、「とかち」・「スーパーとかち」が新札幌駅に停車するようになる[報道 21]
    • 「とかち」1往復に283系気動車を投入し、列車名を「スーパーとかち」に変更。
    • 183系気動車は2階建車両連結車を含めて、すべて「とかち」に統一。
    • 2往復に減った183系「おおぞら」に、キサロハ182形を連結。2階建車両連結「とかち」とともに釧路方がキハ183形200番台、札幌方が500番台となった。
  • 2001年(平成13年)
    • 1月15日:夜行特急「おおぞら」1往復(13・14号)の寝台料金を冬期間限定で大幅に値下げ[報道 22]
    • 7月1日:この時のダイヤ改正により、以下のとおり変更[報道 1]
      • 「おおぞら」の昼行全列車が「スーパーおおぞら」に統一され、全列車3時間台で運転されるようになる[3]
      • 白糠駅停車列車を5往復に増やし、「スーパーおおぞら」1往復(9・10号)を新たに停車させる。
    • 「スーパーとかち」(基本編成5両)を2往復に増発。「とかち」は4往復になり、2階建車両の全列車連結を終了。使用車両は帯広方がキハ183形200番台、札幌方が1500・1550番台または500番台、中間車は混用。
      • 「スーパーおおぞら」、「スーパーとかち」の全列車で文字放送サービスを開始。
      • 夜行便の「おおぞら」13・14号を「まりも」に変更[3][8][報道 2]
  • 2004年(平成16年)12月29日 - 12月31日2005年(平成17年)1月2日 - 1月4日8月13日 - 8月15日:特急「とかち」・「スーパーとかち」に接続して帯広駅 - 釧路駅間を運行する臨時特急「リレーとかち」を運転[報道 23]
  • 2006年(平成18年)
    • 3月18日:「スーパーおおぞら」、「とかち」・「スーパーとかち」が全車禁煙化[報道 20][報道 24]
    • 12月17日:「スーパーおおぞら」、「スーパーとかち」用の283系気動車にグレードアップ指定席を導入開始。2008年(平成20年)3月までに完了[報道 25]
  • 2007年(平成19年)10月1日:ダイヤ改正により、次のように変更[報道 26]
    • 札幌駅 - 帯広駅間の「スーパーとかち」7号・「とかち」4号を釧路駅発着に延長し、「スーパーおおぞら」を1往復増発。
    • 「スーパーおおぞら」の釧路発札幌行き始発を7時台から6時台に、札幌行き最終を18時台から19時台に変更。
    • 「スーパーおおぞら」、283系による「スーパーとかち」の基本編成を7両化。
    • 「とかち」の一部に261系気動車(1000番台)を投入し、「スーパーとかち」とする。261系による「スーパーとかち」を2往復、283系による「スーパーとかち」を1往復 、キハ183系による「とかち」を2往復とする。
    • 「スーパーとかち」の札幌発の終発を19時台から20時台に繰り下げ。
    • 183系「とかち」は基本的に改良型のN183系、NN183系での運用となる[注釈 7]
    • 夜行特急「まりも」は、週末や繁忙期などにのみ運転される臨時列車に格下げ[報道 2]
  • 2008年(平成20年)8月31日:「まりも」同日発車列車を最後に廃止。これに伴い、道内のみ運行する定期夜行列車は消滅[8][報道 2][報道 3][報道 4]
  • 2009年(平成21年)
    • 2月16日:20時14分「スーパーおおぞら」12号が札幌駅に到着した際、7号車の4軸目から異臭が発生。ブレーキ部品の脱落等が確認された[報道 27]
    • 4月:「スーパーとかち」用の261系1000番台にグレードアップ指定席を導入開始。同年秋までに完了[報道 28]
    • 9月30日:3号車に設置されていたテレホンカード公衆電話が廃止[報道 29]
    • 10月1日:ダイヤ改正により、以下のように変更[報道 30]
      • 「スーパーとかち」と「スーパーおおぞら」2・13号の基本編成が6両となる。「スーパーおおぞら」13号の運転時刻を繰り上げる。
      • 「とかち」として残っていた2往復(下り3・9号、上り2・6号)に261系1000番台が追加投入され、列車名を「スーパーとかち」に統一。キハ183系車両での定期列車としての運転を終了[注釈 8]
      • 261系の普通車指定席にグレードアップ座席を投入完了。
    • 11月14日:特急「スーパーとかち2号」が柏林台駅 - 西帯広駅間を走行中、5号車床下の推進軸が脱落し、損傷したエンジンが停止する事象が発生[報道 31]
    • 12月17日:車両に付着した雪や氷が走行中に落下してバラストが飛散する現象を防止するため、南千歳駅 - 札幌駅間で減速運転(最高速度120 km/h)を開始[報道 32][報道 33]。2010年(平成22年)4月9日に解除[報道 34]

2010年代の動き

  • 2010年(平成22年)
    • 10月:「スーパーおおぞら」3往復(1・7・9号、上り6・8・14号)の基本編成が6両に戻される[注釈 9]
    • 10月10日:「スーパーとかち」のうち、261系使用列車について、基本編成を5両編成から4両編成に変更。自由席も1両に減少。
    • 12月16日:車両に付着した雪や氷が走行中に落下してバラストが飛散する現象を防止するため、南千歳駅 - 札幌駅間で減速運転(最高速度120 km/h)を開始[報道 35][報道 36]。2011年(平成23年)4月6日に解除[報道 37]
  • 2011年(平成23年)
    • 5月27日:「スーパーおおぞら」14号が、清風山信号場内で脱線・炎上し、乗客と乗務員あわせて39人が負傷する事故((石勝線特急列車脱線火災事故))が発生[報道 15][報道 16][新聞 2][新聞 3]
    • 6月12日:午前11時50分頃、釧路発札幌行き特急「スーパーおおぞら」6号の自動列車停止装置(ATS)南千歳駅手前で作動し、動けなくなった。運転士が再出発させたところ、再びATSが作動して停車したため、ATSのスイッチを切って徐行し、同駅に到着後に運転打ち切り[新聞 8]
    • 7月21日:5月の事故の影響で、キハ283系気動車の機材繰りがつかなくなったため、2013年10月31日までの間、「スーパーおおぞら」1往復(2・13号)と「スーパーとかち」1往復(5・8号)の編成が、繁忙期をのぞいてグリーン車なしの5両編成に変更される。また、これ以外の列車についても当面の間、バリアフリー対応設備車両を連結しない編成で運行した[報道 38]
    • 10月20日:「スーパーおおぞら」・「スーパーとかち」用の283系にて、グリーン車の座席改装を開始。2013年(平成25年)3月までに完了。この改装に伴い、グリーン車で実施されていたオーディオサービスは10月31日で終了[報道 39]
    • 12月13日:車両に付着した雪や氷が走行中に落下してバラストが飛散する現象を防止するため、南千歳駅 - 札幌駅間で減速運転(最高速度120 km/h)を開始[報道 40][報道 41]
    • 12月28日 - 12月31日:札幌駅 - 釧路駅間で全車指定席の臨時特急「おおぞら」81号をキハ183系5100番台「」で運行[報道 42]
  • 2012年(平成24年)
    • 1月2日 - 1月4日:釧路駅 - 札幌駅間で全車指定席の臨時特急「おおぞら」82号をキハ183系5100番台「クリスタルエクスプレス トマム & サホロ」で運行[報道 42]
    • 1月6日:新得駅に停車中の特急「スーパーとかち」において、屋根上にバラストが乗っているのが確認される[報道 43]
    • 1月9日 - 10月14日:1月6日の事象を受け、「スーパーとかち」・「スーパーおおぞら」全列車において、南千歳駅 - 帯広駅・釧路駅間の単線トンネル内で減速運転(最高速度100 km/h)を実施[報道 43][報道 44]
    • 2月26日:石勝線の東追分駅(現・東追分信号場)で札幌発釧路行き「スーパーおおぞら」13号の配電盤にあるエアコンのスイッチの配線が劣化して破損し、白煙が送風口から客室内に入るトラブルが発生。このトラブルの後、同型車両のスイッチをすべて交換[報道 45][新聞 9]
    • 9月21日:午前8時35分頃、トマム駅付近を走行中の札幌発釧路行き「スーパーおおぞら」1号の運転士が、運転席から発煙しているのを発見。客席にも煙が入り、1号車の乗客を2号車に避難させ、停車したトマム駅で前照灯のスイッチを切ったところ煙は止まり、同駅にて運転打ち切り。前照灯の電気配線のショートが原因[新聞 10]
    • 12月1日:同日から2013年(平成25年)3月31日まで、特急「スーパーとかち」のうち、261系充当列車の車内販売を一時休止[報道 46]
    • 12月3日:車両に付着した雪や氷が走行中に落下してバラストが飛散する現象を防止するため、南千歳駅 - 札幌駅間で減速運転(最高速度120 km/h)を開始[報道 47][報道 48]。2013年(平成25年)4月15日に解除[報道 49]
  • 2013年(平成25年)
    • 7月15日:「スーパーおおぞら」3号の3号車配電盤から出火するトラブルが発生[報道 50][報道 51]
    • 7月17日 - 7月18日:15日に発生したトラブルに伴う車両変更により「スーパーおおぞら」の一部列車が運休[報道 52]
    • 7月18日 - 8月31日:15日に発生したトラブルにより当核列車の調査・修繕に時間を要するため、車両の使用を見合わせ。この影響で、7月31日まで札幌発釧路行きの「スーパーおおぞら」5号・11号と釧路発札幌行きの「スーパーおおぞら」4号・10号が運休[報道 53]
    • 7月22日:根室本線の平野川信号場で停車していた、札幌発帯広行き「スーパーとかち」1号の3号車のエンジン付近から白煙が上がり、潤滑油とみられる油が漏れ出るトラブルが発生[報道 54]
    • 8月1日 - 10月31日:札幌発釧路行きの「スーパーおおぞら」11号に代わり「スーパーおおぞら」9号が運休。また、釧路発札幌行きの「スーパーおおぞら」4号の運休に伴い「スーパーおおぞら」6号が白糠駅・浦幌駅・トマム駅に臨時停車[報道 55]。当初8月31日までの予定だったが、10月31日まで継続となった[報道 56][報道 57][報道 58][報道 59]
    • 11月1日:ダイヤ変更により以下のように変更[報道 17][報道 18]
    • 「スーパーおおぞら」の1往復を減便(札幌発釧路行きの「スーパーおおぞら」13号と釧路発札幌行きの「スーパーおおぞら」14号の運行を取りやめ)。
    • 一部列車で実施されていたグリーン車・バリアフリー対応設備車両の非連結を解消。
    • 「スーパーおおぞら」の最高速度が110km/hに引き下げられ、所要時間が平均で従来より20分長い4時間11分、最速列車で3時間59分となる。なお、当初はダイヤ修正により、「スーパーとかち」も最高速度を120km/hに引き下げる予定であったが、最終的には見送られている[報道 60]
      これにより、 札幌駅で「スーパーおおぞら」8号から「オホーツク」7号の接続と「スーパーおおぞら」12号から「スーパーカムイ」47号の接続ができなくなる。
    • 283系が「スーパーとかち」の運用から撤退し、全列車261系の運行となる[注釈 10]。また、同日より基本編成が5両に戻された。但し2010年以前と異なり自由席は1両のみの連結。
  • 2014年(平成26年)
    • 3月15日:ダイヤ改正により、「スーパーおおぞら」・「スーパーとかち」の運転時刻を若干変更[報道 61]
    • 8月30日:ダイヤ改正により、以下のとおり変更[報道 62]
      • 釧路発札幌行きの「スーパーおおぞら」2号の時刻を7時台から6時台に繰り上げ、札幌発釧路行きの9号の時刻を16時台から17時台に繰り下げる。さらに、12号の所要時間を約10分短縮する。
      • 「スーパーおおぞら」12号が追分駅・新夕張駅・占冠駅・十勝清水駅・芽室駅を通過し、2号が占冠駅・十勝清水駅・芽室駅に停車するようになる。
      • 「スーパーおおぞら」2号から「スーパー北斗」8号、「スーパーおおぞら」12号から「スーパーカムイ」45号へ接続できるようになる。
      • 「スーパーとかち」の最高時速を120km/hに引き下げ、261系の車体傾斜装置を停止する[新聞 11]
  • 2015年(平成27年)4月1日:「スーパーおおぞら」2往復(下り1・11号、上り2・12号)および「スーパーとかち」の車内販売を廃止[報道 63]
  • 2016年(平成28年)
    • 3月26日:「スーパーおおぞら」4往復(下り3・5・7・9号、上り4・6・8・10号)のグリーン車サービスを終了。車内販売については継続[報道 64]
    • 8月31日台風10号による降雨災害の影響で、石勝線・根室本線が不通となったため、この日より特急「スーパーおおぞら」・「スーパーとかち」が全列車・全区間運休[報道 65][新聞 12][新聞 13]
    • 9月8日:特急「スーパーおおぞら」・「スーパーとかち」の代替として、札幌駅 - トマム駅間に臨時特急(愛称なし)3往復、トマム駅 - 帯広駅間に代行バス3往復、帯広駅 - 釧路駅間に臨時快速(愛称なし)3往復の運転を開始[報道 66][新聞 14][新聞 15][新聞 16][新聞 17]
    • 10月1日:特急「スーパーとかち」の代替として、追加設定でトマム駅 - 新得駅間も代行バスを設定する。途中、十勝清水駅に停車する[報道 67][新聞 18]
    • 12月22日:石勝線・根室本線の(トマム駅 - )上落合信号場 - 芽室駅間での復旧作業が完了し、特急「スーパーおおぞら」・「スーパーとかち」が運転を再開[報道 68][新聞 19][新聞 20][新聞 21][新聞 22][新聞 23]
      • 運転再開に伴い、2017年(平成29年)1月5日から2月28日にかけて、往復JRと宿泊がセットになった特別価格の旅行商品が発売されたほか、「スーパーおおぞら」・「スーパーとかち」の利用者を対象としたキャンペーンが実施された[報道 69]
  • 2017年(平成29年)3月4日:「スーパーおおぞら」全列車の車内販売を終了[報道 70][新聞 24][注釈 11]
  • 2018年(平成30年)3月17日:ダイヤ改正により、以下のように変更。
    • 「スーパーとかち」1・4号、「スーパーおおぞら」3・4号におけるトマム駅 - 帯広駅の運転時刻を見直し[報道 72]
    • 「スーパーとかち」の基本組成を再度4両に減車[35]
  • 2019年(平成31年)3月16日:ダイヤ改正で以下のように変更[報道 73]
    • 「スーパーおおぞら」4号のトマム駅臨時停車を通年で停車駅とする。これにより、「スーパーおおぞら」・「スーパーとかち」全列車がトマム駅に停車。
    • 「スーパーおおぞら」1・7・8号が追分駅と新夕張駅に停車。

2020年代の動き

  • 2020年令和2年)
    • 3月14日:ダイヤ改正で以下のように変更[報道 5]
      • 全列車を「おおぞら」、「とかち」に改称。
      • 「おおぞら」2・3・5・8・10・11号をキハ261系での運行に変更。
    • 3月23日 - 4月23日新型コロナウイルス感染症(COVID-19、以下COVID-19と表記)の影響により、以下の措置を実施[報道 74][報道 75]
      • 「とかち」1・2・9・10号を運休。
      • 「おおぞら」の自由席を1両にし、5両編成で運転。
    • 3月31日:JR北海道が、COVID-19の影響による上記の運休および減車の措置を、同年5月6日まで継続することを発表[報道 76]
    • 4月15日:JR北海道が、COVID-19の影響により、以下の措置を実施・継続することを発表[報道 77]
      • 「とかち」上下各2本(1・2・9・10号)の運休を同年5月31日まで継続。また、同年5月16日より、「とかち」4・5号を追加運休。
      • 同年5月16日より、「おおぞら」の自由席を2両に変更(5両編成での運転は継続)。
    • 5月20日:JR北海道が、COVID-19の影響により、以下の措置を実施・継続することを発表[報道 78]
      • 「とかち」上下各3本(1・2・4・5・9・10号)の運休、および「おおぞら」の減車を当面の間継続。
      • 同年6月14日より、「おおぞら」上下各3本(2・3・5・8・10・11号)を4両編成に減車。
    • 6月10日:JR北海道が、同年5月25日の国の「緊急事態宣言」解除以降、ビジネス利用を中心に利用が回復傾向であること、「3密状態」を回避することを理由に、同年7月1日より、「とかち」上下各3本(1・2・4・5・9・10号)を運転再開することを発表[報道 79]
    • 10月14日:JR北海道が、COVID-19の影響で、2021年春に、「おおぞら」全便の基本組成を現行の6両から5両への減車を検討していることを発表[報道 80]
    • 10月31日11月1日:北海道鉄道140年記念として、(キハ261系5000番台「はまなす」編成)が、「おおぞら」上下各1本(3・8号)の運用に充当[報道 8][報道 9][報道 10]
  • 2021年(令和3年)
    • 2月4日:JR北海道が、COVID-19の影響による利用者減少を理由に、同年3月1日より、上下各3本(2・3・5・8・10・11号)を5両編成に減車して運行することを発表[報道 81]
    • 3月13日:ダイヤ改正により、「おおぞら」全便に対して、以下の措置を実施[報道 82][報道 83]
      • 指定席を1両減車し、5両編成で運転。
      • キハ283系のグリーン車を3号車から2号車に変更。
    • 4月6日:この日より、「はまなす」編成を隔日で「とかち」上下各1本(4・9号)の運用に充当[報道 12]
    • 5月29日5月30日:北海道推進のキャッチコピー「HOKKAIDO LOVE!」を掲げて、(キハ261系5000番台「ラベンダー」編成)が「おおぞら」上下各1本(3・8号)の運用に充当し、「HOKKAIDO LOVE! おおぞら」3・8号として運転[報道 13][報道 14]
  • 2022年(令和4年)3月12日:ダイヤ改正により、「おおぞら」全便に対して、以下のように変更[報道 6][報道 7]
    • キハ261系気動車(1000番台)に統一。
    • 閑散期(4月・5月・10月・11月の平日等)の自由席を1両化。
    • 浦幌駅に停車する下り列車を、「おおぞら」11号から「おおぞら」9号に変更。

商標

おおぞら」「スーパーとかち」は、北海道旅客鉄道が商標として登録している[36][37]

おおぞら
登録項目等 内容等
商標 おおぞら
称呼 オオゾラ,オーゾラ
出願番号 商願平04-270853
出願日 1992年(平成4年)9月29日
登録番号 第3021043号
登録日 1995年(平成7年)1月31日
権利者 北海道旅客鉄道株式会社
役務等区分 39類(旅客車による輸送)
スーパーとかち
登録項目等 内容等
商標 スーパーとかち
称呼 スーパートカチ,トカチ
出願番号 商願平04-270859
出願日 1992年(平成4年)9月29日
登録番号 第3124807号
登録日 1996年(平成8年)2月29日
権利者 北海道旅客鉄道株式会社
役務等区分 39類(旅客車による輸送)

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 但し、気動車を使用。
  2. ^ 『特急おおぞら&北海道の特急列車』 1頁では11両編成運行時の画像が掲載されている[13]
  3. ^ 5両編成で運行され、1号車はフリースペースの「はまなすラウンジ」(「おおぞら」3号運用時は新得駅 - 釧路駅間はダイニングカープランの予約客のみ利用可能)、2 - 4号車は普通指定席、5号車は普通自由席であった[報道 10]。また、「はまなすラウンジ」の販売カウンターでは、沿線での銘菓や銘酒などの飲料や菓子類の販売が、一部区間で実施された[報道 10]。ただし、2020年(令和2年)10月31日には、賞味期限切れの銘菓「バナナ饅頭」が販売されていたことを受け、翌11月1日では同商品の販売が取りやめとなった[報道 11]
  4. ^ 。帯広方先頭車両に設置されている「ラウンジ」は増1号車自由席、1 - 3号車は指定席、札幌方先頭車である4号車は自由席となる[報道 12]。なお、グリーン車は連結されない[報道 12]
  5. ^ 1号車はフリースペース、2・3号車は普通指定席、4・5号車は普通自由席[報道 14]
  6. ^ 82号は南千歳14:19発→札幌15:04着と45分で走破するのに対し、快速は同区間を14:22発→14:55着と33分で運行。
  7. ^ これにより、183系「とかち」の最高速度が110km/hから120km/hに引き上げられ、一部列車で所要時間の短縮が図られた。
  8. ^ キハ183系車両は、最終日は札幌発帯広行きの「とかち」3号と、帯広発札幌行きの「とかち」2号、「とかち」6号で運転。「とかち」としての最終列車となった「とかち」9号は、翌日運転開始となる「スーパーとかち」2号の送り込みを兼ねて、261系1000番台での運転となった。
  9. ^ 『JR時刻表』2010年9月号掲載の編成図では7両編成であったが[33]、『JTB時刻表』2010年10月号の編成図では6両編成になっている[34]
  10. ^ なお、このダイヤ修正によって283系気動車は「北斗」での運用も終了し、「スーパーおおぞら」のみの運用となる。
  11. ^ ただし、2017年7月-同年9月の特定日による沿線の自治体や観光協会(新得町・池田町・本別町・陸別町・足寄町の沿線5町)による車販がJR北海道側から使用料金なしで提供された[報道 71][新聞 25]

出典

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  2. ^ a b 『写真で見る北海道の鉄道』 上巻 国鉄・JR線 122-123頁
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 『特急・急行トレインマーク図鑑』 10-11頁
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m 『鉄道ジャーナル』 通巻242号 24頁
  5. ^ a b 『写真で見る北海道の鉄道』 上巻 国鉄・JR線 72-73頁
  6. ^ a b c d 『特急・急行トレインマーク図鑑』 14頁
  7. ^ a b c d e 『写真で見る北海道の鉄道』 上巻 国鉄・JR線 82-83頁
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  17. ^ 『鉄道ファン』 通巻730号 34-47頁
  18. ^ 『鉄道ジャーナル』 通巻567号 34-53頁
  19. ^ 『JR北海道ポケット時刻表2010.12.4』より。
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  23. ^ a b 『写真で見る北海道の鉄道』 上巻 国鉄・JR線 100-101頁
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  26. ^ 古山善之助『蒸機全盛時代の国鉄の特急・急行列車Ⅳ』プレス・アイゼンバーン『レイル』No.18 1986年10月、74頁
  27. ^ 古山善之助『蒸機全盛時代の国鉄の特急・急行列車Ⅳ』プレス・アイゼンバーン『レイル』No.18 1986年10月、77頁、81頁
  28. ^ 古山善之助『蒸機全盛時代の国鉄の特急・急行列車Ⅳ』プレス・アイゼンバーン『レイル』No.18 1986年10月、81頁
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参考文献

書籍

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  • 今尾恵介(監修)日本鉄道旅行地図帳―全線・全駅・全廃線―』 1号・北海道、新潮社〈新潮「旅」ムック〉、2008年5月17日。ISBN (978-4-10-790019-7)。(ISBN 4-10-790019-3)。 
  • 今尾恵介、原武史(監修) 著、日本鉄道旅行地図帳編集部 編『日本鉄道旅行歴史地図帳 全線全駅全優等列車』 1号・北海道、新潮社〈新潮「旅」ムック〉、2010年5月18日。ISBN (978-4-10-790035-7)。(ISBN 4-10-790035-5)。 
  • ジェー・アール・アール(編集・製作)『列車編成席番表〈2009夏・秋〉』交通新聞社、2009年7月。ISBN (978-4-330-08109-0)。(ISBN 4-330-08109-1)。 
  • 鼠入昌史・松原一己『特急・急行トレインマーク図鑑』双葉社、2015年8月23日、4-19頁。ISBN (978-4-575-30931-7)。(ISBN 4-575-30931-1)。 

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  • 鉄道ジャーナル社(編集・発行)「JR北海道の特急気動車 苦渋の決断と今後 減速・減便ダイヤ変更に至った実情と特急「スーパーおおぞら」「北斗」の現状」『鉄道ジャーナル』第48巻第1号(通巻567号)、成美堂出版、2014年1月1日、34-53頁、ISSN 0288-2337。 
  • 『(JR時刻表)』、交通新聞社、2010年9月。 
  • 『(JTB時刻表)』、JTBパブリッシング、2010年10月。 
  • 編集部「別冊付録 JR旅客会社の車両配置表/車両のデータバンク」『鉄道ファン』第55巻第7号(通巻639号)、交友社、2014年5月21日、2頁。 
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関連項目

外部リンク

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