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高島雅羅

高島 雅羅(たかしま がら[注 1]1954年3月2日[4] - )は、日本女優声優である。東京都台東区浅草出身[2]青二プロダクション所属[3]

たかしま がら
高島 雅羅
プロフィール
本名 高島 由美子(たかしま ゆみこ、旧姓)[1]
性別 女性
出身地 日本東京都台東区浅草[2]
生年月日 (1954-03-02) 1954年3月2日(69歳)
血液型 O型[3]
身長 154 cm[4]
職業 女優声優
事務所 青二プロダクション[3]
配偶者 銀河万丈声優[5]
公式サイト 高島 雅羅|青二プロダクション
活動
活動期間 1975年[要出典] -
声優:(テンプレート) | プロジェクト | (カテゴリ)

経歴

父は肉屋を営んでいた[2]実践女子学園中学校・高等学校卒業[2][7]後、当初はビジネスイベントのナレーターをしており、来場者に大手電機メーカーの最新コンピュータの説明をする仕事をしていた[5]。コンピュータの知識はなくある時、客から製品の機能について質問されて絶句して張り付いた笑顔のまま、「それでは説明を始めます」と説明[5]。そのことについてはショックであり、喋ることは好きだったが、中身のない飾り物になることを嫌だと目が覚める[5]。そんな時に知人からプロダクションを紹介されて、吹き替えの仕事をもらって声優としての活動を始める[5]

劇団薔薇座出身で[8]野沢那智の下で演技の指導を受けた[9]。演技指導の厳しさで知られている野沢も、高島の実力を高く評価している[9]

初レギュラーは1978年、『(新・エースをねらえ!)』の滝みちる役となる[2]

2008年4月より東京俳優生活協同組合からアクロス エンタテインメントに移籍。2009年10月まで所属していた。その後、フリーの期間を経て、2010年に俳協に復帰。2018年1月1日に青二プロダクションに移籍[10]。過去に同人舎プロダクションにも所属していた[11]

2015年、第9回声優アワード「高橋和枝賞」を受賞[12]

人物

アニメ吹き替え問わず多数の作品に出演している。海外ドラマ洋画吹き替えではキム・ベイシンガーデミ・ムーアシャロン・ストーンジーナ・デイヴィスレネ・ルッソミシェル・ファイファーマーグ・ヘルゲンバーガーなどを担当することが多い。古典劇から現代劇、重厚なドラマからシットコム・コメディ、特撮作品まで幅広く出演し、ヒロインの吹き替えも多くこなす。

温厚で穏やかな人柄として知られ、現場での信頼も厚い。田中敦子は、新人時代に高島の演技や人柄に感激し、現在でも高島を目標としている。

夫は同じく声優の銀河万丈[5]。夫婦での共演も多数ある。

資格免許調理師免許。趣味は園芸。特技はジャズダンスクラシックバレエ[13]

出演

太字はメインキャラクター。

テレビアニメ

1977年
1978年
1979年
1980年
1981年
1982年
1983年
1984年
1985年
1986年
1987年
1988年
1989年
1991年
1992年
1994年
1996年
1997年
1998年
1999年
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2010年
2012年
2013年
2014年
2016年
2018年
2019年
2020年
2021年
2022年
2023年

劇場アニメ

1979年
  • (エースをねらえ!)(滝みちる)
1982年
1983年
1984年
  • (係員)
1985年
  • (婦人)
1986年
1987年
1989年
1991年
1993年
1995年
1998年
2000年
2004年
2005年
  • (機動戦士Ζガンダム A New Translation -星を継ぐ者-)(ヒルダ・ビダン)
2006年
2007年
  • (EX MACHINA -エクスマキナ-)(アテナ[33]
2012年
2018年
2022年

OVA

1985年
1987年
1988年
1990年
1991年
1992年
  • (宝島メモリアル「夕凪と呼ばれた男」)(島の女)
1993年
1995年
1997年
  • (B'T-X NEO)(B'Tマックス)
1998年
2000年
  • (ピチューとピカチュウのふゆやすみ2001)(ナレーション)
2002年
  • (名探偵コナン 16人の容疑者)(妃英理
2006年
2009年
  • (名探偵コナン MAGIC FILE3 新一と蘭・麻雀牌と七夕の思い出)(妃英理)
2011年

Webアニメ

ゲーム

1991年
1999年
2000年
  • (クイズ ああっ女神さまっ 〜闘う翼とともに〜)(ヒルド)
2003年
2004年
2005年
2007年
2008年
2011年
2013年
2014年
  • KNACK(議長)
2015年
2016年
2020年

ドラマCD

吹き替え

担当女優

アンディ・マクダウェル
エイミー・ヤスベック
エマ・トンプソン
キム・ベイシンガー
キャリー・フィッシャー
クリスティン・スコット・トーマス
ケイト・ブランシェット
ジーナ・デイヴィス
ジェーン・シーモア
ジェイミー・リー・カーティス
シガニー・ウィーバー
シャロン・ストーン
ジュリア・ロバーツ
ジュリアン・ムーア
ジョアンヌ・ウォーリー
シンシア・ローズ
ダイアン・レイン
ダリル・ハンナ
デミ・ムーア
バーバラ・ハーシー
マーグ・ヘルゲンバーガー
マデリーン・ストウ
ミシェル・ファイファー
メアリー・エリザベス・マストラントニオ
  • アビス(リンジー・ブリッグマン)※ソフト版
  • 訴訟(マギー・ウォード)
  • ハスラー2(カルメン)
  • (リミットレス)(ナズリーン・“ナズ”・ポーラン)
メアリー・スティーンバージェン
メラニー・グリフィス
メリル・ストリープ
リー・トンプソン
リンダ・ハミルトン
レネ・ルッソ
レベッカ・デモーネイ
ローラ・リニー
ロザンナ・アークエット

映画

ドラマ

人形劇(吹き替え)

アニメ

特撮

テレビドラマ

テレビ番組

  • (ショウビズTODAY)(テレビ朝日系列) - ナレーション
  • 地球ドラマチック(ボイスオーバー)
  • テマノビ〜手間のかかった美しさ〜(2015年4月7日 - 、テレビ東京) - ナレーション
  • 木曜洋画劇場(不定期ナレーション)
  • 奇跡のレッスン(ボイスオーバー)
  • 驚き!ニッポンの底力「鉄道王国物語4」(NHK BSプレミアム) - ナレーション
  • Mr.サンデー(2019年10月 - 、フジテレビ) - ナレーション[61]

人形劇

ラジオドラマ

  • 終戦記念日特集・奇跡の生還から67年 餓島ふたたび(語り)

パチンコ

テーマパーク

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 芸名の「雅羅」は痩せていた高島が「鶏ガラ」のようだというところから、当て字で名付けられた[6]

シリーズ一覧

  1. ^ 『グリム名作劇場』(1987年 - 1988年)、『新グリム名作劇場』(1988年 - 1989年)
  2. ^ 第1期(2005年)、第2期『第二幕』(2007年)[24]
  3. ^ 第1期(2012年)、第2期『PERFECT ORDER』(2012年)
  4. ^ 『SPIRITS』(2007年)、『GENESIS』(2016年)

出典

  1. ^ 『芸能手帳タレント名簿録Vol.29('94〜'95)』連合通信社・音楽専科社、1994年、140頁。 
  2. ^ a b c d e 「声優クローズあっぷ」『ジ・アニメ』1980年10月号、近代映画社、1980年9月、150頁。 
  3. ^ a b c “高島雅羅(たかしまがら)のプロフィール・画像・出演スケジュール|【スタスケ】(0000026679)”. ザテレビジョン. 2019年6月13日閲覧。
  4. ^ a b “高島 雅羅|日本タレント名鑑”. 2019年6月13日閲覧。
  5. ^ a b c d e f “高島 雅羅 - Nippon Steel Corporation”. 2019年6月13日閲覧。
  6. ^ “ytv アニメーションON THE WEB”. 2019年6月13日閲覧。
  7. ^ 日本タレント名鑑2002』VIPタイムズ社、2002年、705頁。ISBN (4-9901242-0-0)。 
  8. ^ “高島 雅羅 | 株式会社青二プロダクション”. 2019年6月13日閲覧。
  9. ^ a b “野沢那智さんを偲んで – Fukikaeru-Daisakusen”. 2019年6月13日閲覧。
  10. ^ 青二プロダクション information、2018年1月1日付
  11. ^ 『声優の世界-アニメーションから外国映画まで』朝日ソノラマファンタスティックコレクション別冊〉、1979年10月30日、88頁。 
  12. ^ “第九回声優アワード 授賞者先行発表”. 声優アワード. 2021年2月5日閲覧。
  13. ^ “高島 雅羅|青二プロダクション”. 2021年6月11日閲覧。
  14. ^ “闘士ゴーディアン”. メディア芸術データベース. 2022年5月8日閲覧。
  15. ^ “スタッフ&キャスト”. 太陽の牙ダグラム公式サイト. 2016年6月7日閲覧。
  16. ^ “コブラ”. トムス・エンタテイメント. 2021年3月7日閲覧。
  17. ^ “巨神ゴーグ”. サンライズワールド. 2023年5月5日閲覧。
  18. ^ “魔法の妖精ペルシャ”. ぴえろ公式サイト. 2022年9月2日閲覧。
  19. ^ “悪魔島のプリンス 三つ目がとおる”. 手塚治虫公式サイト. https://tezukaosamu.net/jp/anime/61.html 2016年5月8日閲覧。 
  20. ^ “宇宙船サジタリウス”. 日本アニメーション. 2016年6月7日閲覧。
  21. ^ “妃英里|キャラクター”. 名探偵コナン. 読売テレビ. 2023年2月6日閲覧。
  22. ^ “カウボーイビバップ : 作品情報”. アニメハック. 2020年12月3日閲覧。
  23. ^ “”. メディア芸術データベース. 2016年8月17日閲覧。
  24. ^ “英國戀物語エマ 第二幕”. ぴえろ公式サイト. 2016年5月16日閲覧。
  25. ^ “スピードグラファー”. GONZO公式サイト. 2016年6月28日閲覧。
  26. ^ “ブラック・ジャック21”. 手塚治虫公式サイト. https://tezukaosamu.net/jp/anime/124.html 2016年5月8日閲覧。 
  27. ^ “『ゲゲゲの鬼太郎』第20話先行場面カット&あらすじ到着! BD&DVD BOX1のイラストが公開! インナーケースはクールな鬼太郎とねずみ男が目印!”. アニメイトタイムズ (2018年8月11日). 2018年8月11日閲覧。
  28. ^ “STAFF・CAST”. TVアニメ「賢者の孫」公式サイト. 2019年2月26日閲覧。
  29. ^ “TRIGGERの最新作「BNA」第1弾PVで祭りを楽しむ獣人たち、メインスタッフも”. コミックナタリー. ナターシャ (2020年1月22日). 2020年1月22日閲覧。
  30. ^ “アニメ「ノケモノたちの夜」古川慎ら7人出演、小西克幸パーソナリティのラジオも決定”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年12月9日). https://natalie.mu/comic/news/504456 2022年12月9日閲覧。 
  31. ^ “獣兵衛忍風帖”. マッドハウス. 2016年6月24日閲覧。
  32. ^ “”. トムス・エンタテインメント. 2016年6月1日閲覧。
  33. ^ “”. メディア芸術データベース. 2016年11月26日閲覧。
  34. ^ “”. メディア芸術データベース. 2016年8月5日閲覧。
  35. ^ “『スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神Ⅲ PRIDE OF JUSTICE』、新型魔装機やキャラクターの最新情報が到着! 精霊憑依したサイバスターの姿を見よ!”. プレコミュ. 2013年8月9日閲覧。
  36. ^ B's-LOG2013年7月号』、エンターブレイン、2013年5月。 
  37. ^ “今田美桜、吹き替え声優初挑戦!『メン・イン・ブラック』で「カッコイイ役」”. シネマカフェ (イード). (2019年5月9日). https://www.cinemacafe.net/article/2019/05/09/61451.html 2019年5月9日閲覧。 
  38. ^ “”. 金曜ロードSHOW!. 2016年7月30日閲覧。
  39. ^ “『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』若本規夫さん、島田敏さん、高島雅羅さんらレジェンド声優出演! 津田健次郎さん(カイロ・レン)、永宝千晶さん(レイ)らも続投!”. アニメイトタイムズ (2019年12月17日). 2019年12月17日閲覧。
  40. ^ “トゥームレイダー ファースト・ミッション”. ふきカエル大作戦!! (2018年3月21日). 2018年3月22日閲覧。
  41. ^ “アバター:ウェイ・オブ・ウォーター -日本語吹き替え版”. ふきカエル大作戦!! (2022年12月6日). 2022年12月7日閲覧。
  42. ^ “ウィロー声優に草尾毅!高島雅羅、潘めぐみら続編ドラマ声優発表”. シネマトゥデイ. (2022年11月15日). https://www.cinematoday.jp/news/N0133573 2022年11月22日閲覧。 
  43. ^ “話題のふきカエ アントマン&ワスプ”. ふきカエル大作戦!!. (2018年9月3日). https://www.fukikaeru.com/?p=10169 2018年9月3日閲覧。 
  44. ^ “「アントマン&ワスプ:クアントマニア」木内秀信、内田有紀ら吹替版キャスト発表”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2023年2月1日). https://natalie.mu/eiga/news/511059 2023年2月1日閲覧。 
  45. ^ “SHOWTIME®ドラマシリーズ『ファーストレディ』日本語吹替版に、皆川純子、高島雅羅、戸田恵子が参加!コメント&日本語吹替版予告も到着”. PR TIMES. (2022年9月16日). https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001127.000031998.html 2022年9月16日閲覧。 
  46. ^ “ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語”. ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント. 2020年8月28日閲覧。
  47. ^ “イコライザー2”. ふきカエル大作戦!!. (2019年1月22日). https://www.fukikaeru.com/?p=10930 2019年1月29日閲覧。 
  48. ^ “ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ -日本語吹き替え版”. ふきカエル大作戦!! (2021年12月3日). 2021年12月3日閲覧。
  49. ^ “オードリー・ヘプバーン -日本語吹き替え版”. ふきカエル大作戦!! (2022年8月31日). 2022年8月31日閲覧。
  50. ^ “JAWS/ジョーズ2 <新録吹き替え版>”. シネマLINE UP (BSテレ東). https://www.bs-tvtokyo.co.jp/cinema/?p=202203071830 2022年2月27日閲覧。 
  51. ^ “TENET テネット”. ふきカエル大作戦!! (2020年12月8日). 2020年12月8日閲覧。
  52. ^ “ミッション:インポッシブル/フォールアウト”. ふきカエル大作戦!! (2018年8月3日). 2018年8月3日閲覧。
  53. ^ “ムーラン”. ふきカエル大作戦!!. (2020年7月17日). https://www.fukikaeru.com/?p=14203 2020年7月17日閲覧。 
  54. ^ megami_rangzongのツイート(1556918576879001600)
  55. ^ “レディ・プレイヤー1”. ふきカエル大作戦!! (2018年4月13日). 2018年4月27日閲覧。
  56. ^ “実写版「カウボーイビバップ」吹き替えにオリジナル声優!スパイク役は山寺宏一!”. シネマトゥデイ (2021年10月13日). 2021年10月13日閲覧。
  57. ^ “ジーニアス:世紀の天才 アインシュタイン”. 2017年4月19日閲覧。
  58. ^ “キャスト&スタッフ |ネビュラ75公式サイト | 映画・海外ドラマのスターチャンネル[BS10]”. 2022年1月28日閲覧。
  59. ^ 『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー コンボイセット解説書 PLANET OF CYBERTRON GUIDE 1』タカラ、1994年6月25日、36頁。 
  60. ^ a b 『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー2010 LD解説書 PLANET OF CYBERTRON GUIDE 3』タカラ、1995年9月、36頁。 
  61. ^ “『Mr.サンデー』新ナレーターに高島雅羅&原扶貴子が加入”. マイナビニュース (2019年9月28日). 2019年10月2日閲覧。

外部リンク

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