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2018-19年のFIA 世界耐久選手権

2018-19年のFIA 世界耐久選手権
前年: 2017 翌年: 2019-20

2018-19年のFIA 世界耐久選手権は、国際自動車連盟 (FIA) とフランス西部自動車クラブ (ACO) が共同で開催するFIA 世界耐久選手権 (WEC) の第7回大会である。シリーズはプロトタイプレーシングカーおよびGTカーの参加車両を4つのクラスに分けて争われる。2018-19年シーズンは変則的なスケジュールで開催され、2018年5月のスパ・フランコルシャン6時間レースで開幕し、翌2019年6月のル・マン24時間レースで閉幕する。世界選手権タイトルはプロトタイプ/GTカーの各カテゴリーで総合首位となったドライバー/マニュファクチャラーに与えられる。

シーズン日程

WECは2017年9月1日に声明を出し、従来の春から秋にかけてのシーズン日程(ル・マン24時間レースがシーズン中盤に配置される)に替えて、2018年5月から2019年6月にかけて2度のル・マン24時間レースを含んだ暫定的スケジュールを発表した。この2018年に始まり2019年に終わるシーズンは「スーパーシーズン」と呼ばれることとなり、通常の約8ヶ月のシーズンとは異なり1年以上の長いスパンで開催される。「スーパーシーズン」の導入により、翌2019-2020年シーズンから秋に開幕し夏のル・マン24時間レースを最終戦とする形で、再び従来のスパン(約8ヶ月)でシリーズを開催することが可能となる[1]

発表されたシーズン日程からは、2017年シーズンには含まれていたサーキット・オブ・ジ・アメリカズバーレーン・インターナショナル・サーキットエルマノス・ロドリゲス・サーキット、およびニュルブルクリンクでのレースが削除されていた。一方でスパ・フランコルシャン6時間レースはル・マンと同様にシーズン中2度開催されることとなったほか、2012年シーズン以来初めてセブリング・インターナショナル・レースウェイでのレースがカレンダーに加えられた。WECのセブリング戦は約8時間を要する1000マイルのレースとなり、2019年のウェザーテック・スポーツカー選手権の1戦であるセブリング12時間レースの前日に開催される[2][3][4]


ラウンド レース サーキット 開催地 開催日
1 スパ・フランコルシャン6時間レース   スパ・フランコルシャン スパベルギー 2018年5月5日
2 ル・マン24時間レース   サルト・サーキット ル・マンフランス 2018年6月16-17日
3 シルバーストン6時間レース   シルバーストン・サーキット シルバーストーンイギリス 2018年8月19日
4 富士6時間レース   富士スピードウェイ 静岡県小山町日本 2018年10月14日
5 上海6時間レース   上海インターナショナル・サーキット 上海市中国 2018年11月18日
6 セブリング1000マイルレース   セブリング・インターナショナル・レースウェイ フロリダ州セブリング(アメリカ 2019年3月15日
7 スパ・フランコルシャン6時間レース   スパ・フランコルシャン スパベルギー 2019年5月4日
8 ル・マン24時間レース   サルト・サーキット ル・マンフランス 2019年6月15-16日

エントリー

LMP1

エントラント 車両 エンジン ハイブリッド タイヤ No. ドライバー ラウンド
  レベリオン・レーシング[5] レベリオン・R13[5] ギブソン GL458 4.5 L V8
-
M 1   ニール・ジャニ[6] 全戦
  アンドレ・ロッテラー[6] 1–5, 7–8
  ブルーノ・セナ[6] 全戦
  マティアス・ベシェ 6
3   (トーマス・ローラン)[6] 全戦
  グスタヴォ・メネゼス[6] 全戦
  マティアス・ベシェ[6] 1–5
  (ナタナエル・ベルトン)[6] 6–8
  バイコレス・レーシングチーム[7] ENSO CLM P1/01 日産 VRX30A Evo 3.0 L V6ターボ[8]

ギブソン GL458 4.5 L V8

-
M 4   (オリバー・ウェッブ)[7] 1–5, 7–8
  (トム・ディルマン)[9] 1–2, 4–5, 7–8
  (ドミニク・クライハマー)[9] 1–2
  (レネ・ビンダー)[10] 3
  ジェームズ・ロシター[11] 4–5
  パオロ・ルベルティ 7–8
  (CEFC・TRSMレーシング)(英語版) ジネッタ・G60-LT-P1[12] メカクローム V634P1 3.4 L V6ターボ[13]

AER P60B 2.4 L V6ターボ[14]

-
M 5   チャーリー・ロバートソン[15] 1–2
  ディーン・ストーンマン[16] 1
  レオ・ルゼル[16] 2
  マイケル・シンプソン[17] 2
6   オリバー・ローランド[15] 1–2
  (アレックス・ブランドル)[18] 1–2
  オリバー・ターベイ[9] 1–2
  トヨタ・ガズー・レーシング[19] トヨタ・TS050 HYBRID トヨタ 2.4 L V6ターボ ハイブリッド M 7   マイク・コンウェイ[20] 全戦
  小林可夢偉[20] 全戦
  ホセ・マリア・ロペス[20] 全戦
8   セバスチャン・ブエミ[20] 全戦
  中嶋一貴[20] 全戦
  フェルナンド・アロンソ[20] 全戦
  (ドラゴンスピード)(英語版) BRエンジニアリング・BR1[21] ギブソン GL458 4.5 L V8
-
M 10   (ベン・ハンリー)[22] 1–6, 8
  ヘンリック・ヘドマン[22] 1–3, 6, 8
  ピエトロ・フィッティパルディ[23] 1
  レンガー・ファン・デル・ザンデ[22] 2–3, 5–6, 8
  ジェームズ・アレン[11] 4–5
  SMPレーシング BRエンジニアリング・BR1[24] AER P60B 2.4 L V6ターボ[25]
-
M 11   ミハイル・アリョーシン[7] 全戦
  ヴィタリー・ペトロフ[26] 全戦
  ジェンソン・バトン[27] 2–5
  ブレンドン・ハートレイ 6
  ストフェル・バンドーン 7–8
17   ステファン・サラザン[28] 全戦
  (イゴール・オルトツェフ)[26] 全戦
  (マテヴォス・イサーキャン)[26] 1–2, 4–5
  セルゲイ・シロトキン 6–8

LMP2

規定により、LMP2クラスに参加する車両は全車ギブソン・テクノロジー製のGK428 4.2 L V8エンジンを搭載する。

エントラント 車両 タイヤ No. ドライバー ラウンド
  TDSレーシング[7] オレカ・07 D 28   (フランソワ・ペロード)[7] 全戦
  (マシュー・バキシビエール)[7] 全戦
  ロイック・デュバル[7] 1–3, 5–6, 8
  ジャン=エリック・ベルニュ[29] 4
  (ノーマン・ナト) 7
  レーシングチーム・ネダーランド[30] ダラーラ・P217 M 29   ギド・ヴァン・デル・ガルデ[31] 全戦
  フリッツ・ヴァン・イアード[31] 全戦
  ヤン・ラマース[31] 1–2
  ニック・デ・フリース[32] 3–8
  (ドラゴンスピード)(英語版)[33] オレカ・07 M 31   ロベルト・ゴンザレス[7] 全戦
  パストール・マルドナド[34] 全戦
  (ナタナエル・ベルトン)[26] 1–2
  アンソニー・デビッドソン[35] 3–8
  シグナテック・アルピーヌ・マットムート[36] アルピーヌ・A470 D

M

36   ニコラ・ラピエール[36] 全戦
  (アンドレ・ネグラオ)[36] 全戦
  ピエール・ティリエ[36] 全戦
  ジャッキー・チェン・DCレーシング[7] オレカ・07 D 37   ジャゼマン・ジャファー[37] 1–5
  ウェイロン・タン[37] 1–5
  ナビル・ジェフリ[37] 1–5
  デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン 6–8
  ジョーダン・キング 6–8
  ウィル・スティーブンス 6–7
  リッキー・テイラー 8
38   ホーピン・タン[38] 全戦
  (ガブリエル・オブリー)[39] 全戦
  ステファン・リチェルミ[38] 全戦
  ラルブル・コンペティション[40] リジェ・JS P217 M 50   エルウィン・クリード[40] 全戦
  ロマノ・リッチ[40] 全戦
  ジュリアン・カナル[41] 1
  トーマス・ダゴノー[42] 2
  森義治[10] 3
  井原慶子[11] 4
  エンツォ・ギベール[43] 5
  グンナー・ジャネット 6
  ニコラス・ブール 7–8

LMGTE Pro

エントラント 車両 エンジン タイヤ No. ドライバー ラウンド
  AFコルセ[44] (フェラーリ・488 GTE Evo) フェラーリ F154CB 3.9 L V8ターボ M 51   ジェームス・カラド[44] 全戦
  アレッサンドロ・ピエール・グイディ[44] 全戦
  ダニエル・セラ[45] 2, 6, 8
71   ダビデ・リゴン[44] 全戦
  サム・バード[44] 全戦
  ミゲル・モリーナ[45] 2, 6, 8
  フォードチップ・ガナッシ・チームUK[46] (フォードGT) フォード エコブースト 3.5 L V6ターボ M 66   ステファン・ミュッケ[46] 全戦
  オリヴィエ・プラ[46] 全戦
  ビリー・ジョンソン[47] 1–2, 6, 8
67   アンディ・プリオール[46] 全戦
  ハリー・ティンクネル[46] 全戦
  トニー・カナーン[47] 1–2
  ジョナサン・ボマリト[要出典] 6, 8
  BMW・チームMTEK[48] BMW・M8 GTE BMW P63/1 4.0 L V8ターボ M 81   (ニッキー・キャツバーグ)[49] 全戦
  マーティン・トムチェク[49] 全戦
  フィリップ・エンゲ[49] 2, 8
  アレクサンダー・シムズ 6
82   アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ[49] 全戦
  トム・ブロンクビスト[49] 1, 4–5
  アウグスト・ファルフス[49] 2–3, 6–8
  アレクサンダー・シムズ[49] 2
  ブルーノ・スペングラー[49] 6
  ジェシー・クロウン[49] 8
  ポルシェ・GTチーム[50] ポルシェ・911 RSR ポルシェ 4.0 L F6 M 91   リヒャルト・リーツ[50] 全戦
  ジャンマリア・ブルーニ[50] 全戦
  フレデリック・マコヴィッキィ[50] 2, 8
92   ミカエル・クリステンセン[50] 全戦
  ケビン・エストレ[50] 全戦
  ローレンス・ヴァントール[50] 2, 8
  アストンマーティン・レーシング[51] (アストンマーティン・ヴァンテージAMR)(英語版) アストンマーティン 4.0 L V8ターボ M 95   (マルコ・ソレンセン)[52] 全戦
  ニッキー・ティーム[52] 全戦
  ダレン・ターナー[52] 1–2, 6, 8
97   アレックス・リン[52] 全戦
  マキシム・マルタン[52] 全戦
  ジョナサン・アダム[52] 1–2, 8

LMGTE Am

エントラント 車両 エンジン タイヤ No. ドライバー ラウンド
  スピリット・オブ・レース[44] (フェラーリ・488 GTE) F154CB 3.9 L V8ターボ M 54   (トーマス・フロール)[53] 全戦
  (フランチェスコ・カステラッチ)[53] 全戦
  ジャンカルロ・フィジケラ[53] 全戦
  チーム・プロジェクト1[54] ポルシェ・911 RSR ポルシェ 4.0 L F6 M 56   ヨルグ・ベルグマイスター[55] 全戦
  パトリック・リンゼイ[55] 全戦
  エジーディオ・ペルフェッティ[55] 全戦
  クリアウォーター・レーシング[44] (フェラーリ・488 GTE) F154CB 3.9 L V8ターボ M 61   マット・グリフィン[44] 全戦
  澤圭太[44] 1–5
  ウェン・スン・モク[44] 1–5
  ルイス・ペレス・コンパンク 6–8
  マッテオ・クレッソーニ 6–8
  MRレーシング[44] (フェラーリ・488 GTE) F154CB 3.9 L V8ターボ M 70   オリビエ・ベレッタ[44] 全戦
  エディ・チーバー3世[44] 全戦
  石川資章[44] 全戦
  デンプシー-プロトン・レーシング[7] ポルシェ・911 RSR ポルシェ 4.0 L F6 M 77   クリスチャン・リート[56] 全戦
  マット・キャンベル[26] 全戦
  ジュリアン・アンドローエル[56] 1–6, 8
  リカルド・ペーラ 7
88   マッテオ・カイローリ[26] 全戦
  ジョルジオ・ローダ[26] 1–4, 6–7
  ハリド・アル・クバイシ[26] 1–2, 5
  ジャンルカ・ローダ[10] 3, 6–8
  星野敏[11] 4, 8
  リカルド・ペーラ[57] 5
  ガルフ・レーシングUK[7] ポルシェ・911 RSR ポルシェ 4.0 L F6 M 86   マイケル・ウェインライト[58] 全戦
  ベン・バーカー[58] 全戦
  (アレックス・デビッドソン)[58] 1–3
  トーマス・プレイニング[11] 4–8
  TFスポーツ[59] (アストンマーティン・ヴァンテージGTE)(英語版) アストンマーティン 4.5 L V8 M 90   サーリ・ヨルチ[59] 全戦
  チャーリー・イーストウッド[59] 全戦
  ユアン・ハンキー[59] 1–2, 7–8
  ジョナサン・アダム[10] 3–6
  アストンマーティン・レーシング[52] (アストンマーティン・ヴァンテージGTE)(英語版) アストンマーティン 4.5 L V8 M 98   ポール・ダラ・ラナ[52] 全戦
  ペドロ・ラミー[52] 全戦
  マティアス・ラウダ[52] 全戦

結果とランキング

レース結果

(WECにフル参戦するエントラントのみを掲載し、ポイント獲得の対象とならない招待エントラントは除外している)

ラウンド サーキット LMP1 優勝者 LMP2 優勝者 LMGTE Pro 優勝者 LMGTE Am 優勝者
1 スパ・フランコルシャン   No.8 トヨタ・ガズー・レーシング   No.38 ジャッキー・チェン・DCレーシング[N 1]   No.66 フォードチップ・ガナッシ・チームUK   No.98 アストンマーティン・レーシング
  セバスチャン・ブエミ
  中嶋一貴
  フェルナンド・アロンソ
  ホーピン・タン
  (ガブリエル・オブリー)
  ステファン・リチェルミ
  ステファン・ミュッケ
  オリヴィエ・プラ
  ビリー・ジョンソン
  ポール・ダラ・ラナ
  ペドロ・ラミー
  マティアス・ラウダ
2 ル・マン   No.8 トヨタ・ガズー・レーシング   No.36 シグナテック・アルピーヌ・マットムート   No.92 ポルシェ・GTチーム   No.77 デンプシー-プロトン・レーシング
  セバスチャン・ブエミ
  中嶋一貴
  フェルナンド・アロンソ
  ニコラ・ラピエール
  (アンドレ・ネグラオ)
  ピエール・ティリエ
  ミカエル・クリステンセン
  ケビン・エストレ
  ローレンス・ヴァントール
  クリスチャン・リード
  ジュリアン・アンドローエル
  マット・キャンベル
3 シルバーストン   No.3 レベリオン・レーシング   No.38 ジャッキー・チェン・DCレーシング   No.51 AFコルセ   No.77 デンプシー-プロトン・レーシング
  (トーマス・ローラン)
  マティアス・ベシェ
  グスタヴォ・メネゼス
  ホーピン・タン
  (ガブリエル・オブリー)
  ステファン・リチェルミ
  ジェームス・カラド
  アレッサンドロ・ピエール・グイディ
  クリスチャン・リード
  ジュリアン・アンドローエル
  マット・キャンベル
4 富士   No.7 トヨタ・ガズー・レーシング   No.37 ジャッキー・チェン・DCレーシング   No.92 ポルシェ・GTチーム   No.56 チーム・プロジェクト1
  マイク・コンウェイ
  小林可夢偉
  ホセ・マリア・ロペス
  ジャゼマン・ジャファー
  ウェイロン・タン
  ナビル・ジェフリ
  ミカエル・クリステンセン
  ケビン・エストレ
  ヨルグ・ベルグマイスター
  パトリック・リンゼイ
  エジーディオ・ペルフェッティ
5 上海   No.7 トヨタ・ガズー・レーシング   No.38 ジャッキー・チェン・DCレーシング   No.95 アストンマーティン・レーシング   No.77 デンプシー-プロトン・レーシング
  マイク・コンウェイ
  小林可夢偉
  ホセ・マリア・ロペス
  ホーピン・タン
  (ガブリエル・オブリー)
  ステファン・リチェルミ
  (マルコ・ソレンセン)
  ニッキー・ティーム
  クリスチャン・リード
  ジュリアン・アンドローエル
  マット・キャンベル
6 セブリング   No.8 トヨタ・ガズー・レーシング   No.37 ジャッキー・チェン・DCレーシング   No.91 ポルシェ・GTチーム   No.77 デンプシー-プロトン・レーシング
  セバスチャン・ブエミ
  中嶋一貴
  フェルナンド・アロンソ
  デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン
  ジョーダン・キング
  ウィル・スティーブンス
  リヒャルト・リーツ
  ジャンマリア・ブルーニ
  クリスチャン・リード
  ジュリアン・アンドローエル
  マット・キャンベル
7 スパ・フランコルシャン   No.8 トヨタ・ガズー・レーシング   No.31 ドラゴンスピード   No.97 アストンマーティン・レーシング   No.77 デンプシー-プロトン・レーシング
  セバスチャン・ブエミ
  中嶋一貴
  フェルナンド・アロンソ
  ロベルト・ゴンザレス
  パストール・マルドナド
  アンソニー・デビッドソン
  アレックス・リン
  マキシム・マルタン
  クリスチャン・リード
  リカルド・ペーラ
  マット・キャンベル
8 ル・マン   No.8 トヨタ・ガズー・レーシング   No.36 シグナテック・アルピーヌ・マットムート   No.51 AFコルセ   No.56 チーム・プロジェクト1
  セバスチャン・ブエミ
  中嶋一貴
  フェルナンド・アロンソ
  ニコラ・ラピエール
  (アンドレ・ネグラオ)
  ピエール・ティリエ
  ジェームス・カラド
  アレッサンドロ・ピエール・グイディ
  ヨルグ・ベルグマイスター
  パトリック・リンゼイ
  エジーディオ・ペルフェッティ
  1. ^ スパ6時間レースのLMP2クラスで優勝したのは招待エントラントであるG-ドライブ・レーシングの26号車だったが、WECシーズンにフル参戦するエントラントではないため、優勝者の獲得ポイントはジャッキー・チェン・DCレーシングの38号車に与えられた。

参加車両が選手権ポイントを獲得するにはレースを完走した上で総合優勝者の走行距離の70%以上を走行しなければならない。各カテゴリーの予選でポールポジションを獲得したドライバーおよびチームにはボーナスポイント1が与えられる。また、選手権ポイントが与えられるのはレース中にグリーンフラッグの状態で最低2周が消化された場合に限られる。

ポイントシステム
イベント 1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位 その他
6時間レース 25 18 15 12 10 8 6 4 2 1 0.5
ル・マン24時間 38 27 23 18 15 12 9 6 3 2 1
セブリング 32 23 19 15 13 10 8 5 3 2 1

ドライバーズ選手権

2018-2019年シーズンには4つのドライバーズタイトルが存在するが、そのうち世界選手権タイトルは2つである。「FIA 世界耐久LMPドライバーズ選手権」のタイトルはLMP1/LMP2クラスのドライバーによって争われる。「GT FIA 世界耐久ドライバーズ選手権」のタイトルはGTEクラスのドライバーによって争われる。LMP2クラスおよびLMGTE Amクラスで選手権首位となったドライバーには「FIA 耐久トロフィー」がそれぞれに与えられる。

FIA 世界耐久LMPドライバーズ選手権

順位 ドライバー チーム SPA
 
LMS
 
SIL
 
FUJ
 
SHA
 
SEB
 
SPA
 
LMS
 
Total
points
1   セバスチャン・ブエミ   トヨタ・ガズー・レーシング 1 1 DSQ 2 2 1 1 1 198
1   中嶋一貴   トヨタ・ガズー・レーシング 1 1 DSQ 2 2 1 1 1 198
1   フェルナンド・アロンソ   トヨタ・ガズー・レーシング 1 1 DSQ 2 2 1 1 1 198
2   マイク・コンウェイ   トヨタ・ガズー・レーシング 2 2 DSQ 1 1 2 6 2 157
2   小林可夢偉   トヨタ・ガズー・レーシング 2 2 DSQ 1 1 2 6 2 157
2   ホセ・マリア・ロペス   トヨタ・ガズー・レーシング 2 2 DSQ 1 1 2 6 2 157
3   (トーマス・ローラン)   レベリオン・レーシング 3 3 1 Ret 5 7 2 5 114
3   グスタヴォ・メネゼス   レベリオン・レーシング 3 3 1 Ret 5 7 2 5 114
4   ミハイル・アリョーシン   SMPレーシング 5 Ret Ret 4 3 3 3 3 94
4   ヴィタリー・ペトロフ   SMPレーシング 5 Ret Ret 4 3 3 3 3 94
5   ニール・ジャニ   レベリオン・レーシング DSQ 4 2 3 4 Ret 5 4 91
5   アンドレ・ロッテラー   レベリオン・レーシング DSQ 4 2 3 4 5 4 91
6   マティアス・ベシェ   レベリオン・レーシング 3 3 1 Ret 5 Ret 73
7   ブルーノ・セナ   レベリオン・レーシング DSQ 4 3 4 Ret 5 4 73
8   ニコラ・ラピエール   シグナテック・アルピーヌ・マットムート 7 5 6 8 9 5 8 6 64
8   (アンドレ・ネグラオ)   シグナテック・アルピーヌ・マットムート 7 5 6 8 9 5 8 6 64
8   ピエール・ティリエ   シグナテック・アルピーヌ・マットムート 7 5 6 8 9 5 8 6 64
9   (ナタナエル・ベルトン)   (ドラゴンスピード)(英語版) 10 7 51
  レベリオン・レーシング 7 2 5
10   ホーピン・タン   ジャッキー・チェン・DCレーシング 6 8 4 7 7 10 9 7 51
10   (ガブリエル・オブリー)   ジャッキー・チェン・DCレーシング 6 8 4 7 7 10 9 7 51
10   ステファン・リチェルミ   ジャッキー・チェン・DCレーシング 6 8 4 7 7 10 9 7 51
11   ストフェル・バンドーン   SMPレーシング 3 3 38
12   ロベルト・ゴンザレス   (ドラゴンスピード)(英語版) 10 7 7 11 8 6 7 Ret 36.5
12   パストール・マルドナド   (ドラゴンスピード)(英語版) 10 7 7 11 8 6 7 Ret 36.5
13   ジャゼマン・ジャファー   ジャッキー・チェン・DCレーシング 8 6 5 6 10 35
13   ウェイロン・タン   ジャッキー・チェン・DCレーシング 8 6 5 6 10 35
13   ナビル・ジェフリ   ジャッキー・チェン・DCレーシング 8 6 5 6 10 35
14   (イゴール・オルトツェフ)   SMPレーシング Ret Ret 3 Ret Ret NC 4 Ret 27
14   ステファン・サラザン   SMPレーシング Ret Ret 3 Ret Ret NC 4 Ret 27
15   ジェンソン・バトン   SMPレーシング Ret Ret 4 3 27
16   アンソニー・デビッドソン   (ドラゴンスピード)(英語版) 7 11 8 6 7 Ret 26.5
17   (オリバー・ウェッブ)   バイコレス・レーシングチーム 4 Ret Ret 5 Ret 14 Ret 22.5
17   (トム・ディルマン)   バイコレス・レーシングチーム 4 Ret 5 Ret 14 Ret 22.5
18   ブレンドン・ハートレイ   SMPレーシング 3 19
19   デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン   ジャッキー・チェン・DCレーシング 4 12 Ret 15.5
19   ジョーダン・キング   ジャッキー・チェン・DCレーシング 4 12 Ret 15.5
19   ウィル・スティーブンス   ジャッキー・チェン・DCレーシング 4 12 15.5
20   エルウィン・クリード   ラルブル・コンペティション 11 10 9 10 12 8 13 9 14.5
20   ロマノ・リッチ   ラルブル・コンペティション 11 10 9 10 12 8 13 9 14.5
21   ギド・ヴァン・デル・ガルデ   レーシングチーム・ネダーランド 12 9 8 12 11 9 11 10 14
21   フリッツ・ヴァン・イアード   レーシングチーム・ネダーランド 12 9 8 12 11 9 11 10 14
22   (ドミニク・クライハマー)   バイコレス・レーシングチーム 4 Ret 12
23   セルゲイ・シロトキン   SMPレーシング NC 4 Ret 12
24   (フランソワ・ペロード)   TDSレーシング 9 DSQ 10 9 NC NC 10 8 12
24   (マシュー・バキシビエール)   TDSレーシング 9 DSQ 10 9 NC NC 10 8 12
25   ニック・デ・フリース   レーシングチーム・ネダーランド 8 12 11 9 11 10 10.5
順位 ドライバー チーム SPA
 
LMS
 
SIL
 
FUJ
 
SHA