レノファ山口FC(レノファやまぐちエフシー、英: Renofa Yamaguchi FC)は、日本の山口県全19市町をホームタウンとする[2]、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟するプロサッカークラブ。
レノファ山口FC | |||
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原語表記 | レノファ山口FC | ||
呼称 | レノファ山口FC[1] | ||
愛称 | レノファ | ||
クラブカラー | オレンジ[1] | ||
創設年 | 2006年 | ||
所属リーグ | 日本プロサッカーリーグ | ||
所属ディビジョン | J2リーグ | ||
クラブライセンス | J1 | ||
ホームタウン | 山口市、下関市、山陽小野田市、宇部市、防府市、周南市、美祢市、萩市、下松市、岩国市、光市、長門市、柳井市、周防大島町、和木町、上関町、田布施町、平生町、阿武町【山口県全県】[2] | ||
ホームスタジアム | 維新みらいふスタジアム[1] | ||
収容人数 | 15,115人[1] | ||
運営法人 | 株式会社レノファ山口[1] | ||
代表者 | 小山文彦[3] | ||
監督 | 中山元気 | ||
公式サイト | 公式サイト | ||
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(■)テンプレート((■)ノート)■サッカークラブPJ |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 | 日本 〒753-0067 山口県山口市赤妻町3-5[4] |
設立 | 2013年11月1日 |
法人番号 | 8250001014396 |
事業内容 | スポーツ振興、子供の健全育成 |
代表者 | 小山文彦(代表取締役会長) |
資本金 | 9,900万円 (2018年1月期)[5] |
売上高 | 10億1,900万円 (2018年1月期)[5] |
営業利益 | ▲2,900万円 (2018年1月期)[5] |
経常利益 | ▲2,900万円 (2018年1月期)[5] |
純利益 | ▲2,400万円 (2018年1月期)[5] |
純資産 | 9,900万円 (2018年1月期)[5] |
総資産 | 3億5,900万円 (2018年1月期)[5] |
決算期 | 1月 |
関係する人物 | 河村孝(元代表取締役社長) |
概要
1949年創設の「山口県サッカー教員団」を起源とし、2006年にクラブチーム化して発足した。クラブ名称の「レノファ」は、英語の「renovation(維新)」の頭文字「レノ」と「fight(戦う)」や「fine(元気)」の「ファ」を合わせて作られた造語である。「山口県民に愛され、山口県民へ感動・勇気・元気を与える山口県民による真の地元クラブを創造する」ことをチーム理念としている[6]。
運営母体は2006年から2010年までは任意団体「レノファ山口FC」、2011年から2013年は「特定非営利活動法人山口アスレチッククラブ」(YAC)、2014年以降は「株式会社レノファ山口」である。なおトップチームの運営から離れたYACはスポーツ振興くじ (toto) を活用したサッカー教室を行っている[7]。
ホームタウンは、Jリーグ準加盟時は「山口市を中心とする山口県全県」であった[8] が、Jリーグへの正式入会を前にした2014年9月に、ホームゲームを開催している下関市と練習場のある山陽小野田市をホームタウンの中心となる自治体に追加。さらに「Jリーグ加盟に向けたクラブを取り巻く環境の拡大」をテーマに、主催試合を開催する山口市と下関市の県内2大都市を結ぶ、山陽小野田市と宇部市を重点的なホームタウン活動地域と位置付け[9]、宇部市の承諾が得られたことから、2015年7月に宇部市もホームタウンの中心となる自治体に追加している[10]。2016年9月に防府市と周南市をホームタウンの中心となる自治体に追加[11] し、さらに2016年シーズンオフに美祢市など県内各自治体に対してホームタウンへの協力要請を行い、2017年3月21日付で県内全19市町がホームタウンとして登録された[2]。
クラブエンブレムは2013年3月に一新されたもので、一般公募約30点の中から周南市在住のウェブデザイナーである斉藤寛和がデザインしたものが採用された[12]。山口市のシンボルの一つである瑠璃光寺五重塔(国宝)のシルエットをバックに、中心のサッカーボールには長州藩(毛利氏)の紋章(一文字に三つ星)をアレンジした模様が描かれ、外枠は盾をイメージした形となっている[12]。チームカラーは山口県を代表する色の一つでもあるオレンジ。
オフィシャルマスコットは、戦う“獅子”と維新の“志士”をモチーフとした「レノ丸」。2016年1月30日に発表された[13]。
歴史
前史
1949年に創設された山口県内の教員を中心に「山口県サッカー教員団」(山口教員団、山口KFC)として発足。1976年の第56回天皇杯に中国地区代表として初出場を果たす。1980年に中国サッカーリーグに昇格、FW宮成隆の活躍もあって1982年・1989年には全国地域サッカーリーグ決勝大会(地域決勝)に進出する(いずれも1次ラウンド敗退)などの成績を収めた。1997年に中国リーグで最下位となり山口県リーグへ降格したが、2000年に中国リーグへ復帰。2003年にも再度県リーグに降格したが、2005年に中国リーグへ復帰している。
2006年 - 2013年(中国リーグ)
2006年2月20日、山口県サッカー協会が山口教員団を母体とする、山口県からJリーグ参入を目指すクラブの創設を発表[14]。2011年の第66回国民体育大会(おいでませ!山口国体)での優勝と、2015年からのJ1昇格を目標に掲げた。GM兼監督にはクラブOBの宮成隆が就任することになり、4月に任意団体として「レノファ山口FC」が発足した。
- 2008年
- (同年の中国リーグ)を無敗で制し、山口教員団時代を通じて初優勝[15]。第32回地域決勝では1次ラウンドグループCで静岡FC・グルージャ盛岡・松本山雅FCを下して決勝ラウンドへ進出するが、FC町田ゼルビア・V・ファーレン長崎・ホンダロック相手に1得点も挙げられず4位となり、日本フットボールリーグ (JFL) 昇格を逃す。
- 2009年
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- チームスローガン:「粘り勝つ! 常昇」[16]
- 元G大阪の伊藤博幹ら経験者を中心に11名を補強[16]。(同年の中国リーグ)では連覇は逃したが、優勝した佐川急便中国が地決出場を辞退したため、繰り上げで2年連続で地域決勝に進出。1次ラウンドグループCで沖縄かりゆしFCにPK戦で勝利し、浜松大学FCに勝利するも松本山雅FCに敗れてグループ2位となり敗退。
- 第89回天皇杯では三菱自動車水島FCを下して初勝利をあげ、Jリーグ勢との対戦を実現させた(川崎フロンターレに敗戦)。
- 宮成はこの年限りで監督を退任、教職を辞して総監督・GMに専念することとなった。
- 2010年
- J1広島元コーチの月岡利明を新監督に迎え、(同年の中国リーグ)で2年ぶりに優勝。第34回地域決勝に3年連続で出場を果たすが、1次ラウンドグループAで・HOYO Atletico ELAN大分に連敗しこの時点でグループ敗退が決定。SC相模原には意地を見せたものの、結局グループ最下位で終了。
- 2011年
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- チームスローガン:「GO for All」[17]
- 5月24日、本格的にJリーグ入りを目指すべく、運営母体となる特定非営利活動法人(NPO法人)山口アスレチック・クラブを設立。同日より運営を同団体に移管した[18]。
- チーム発足時の目標の一つにあげた山口国体では、初戦で鹿児島県代表(鹿屋体育大学)に4-2で破れ一回戦敗退に終わる[19]。
- (同年の中国リーグ)ではデッツォーラ島根につぐ2位となり地域決勝進出を逃す。月岡はこの年で監督を退任。
- 2012年
- 監督に山口県出身でレオーネ山口代表の河村孝が就任。(同年の中国リーグ)では4位にとどまり、同年度の全社でも2回戦敗退でJFL昇格を逃すなど低迷。河村はこの年で監督を退任し、宮成の後任としてGMに就任した[20]。
- 12月3日には山口市道場門前にアンテナショップをオープン。グッズ販売や展示を行う[21]。
- 2013年
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- チームスローガン:「異体同心」[12]
- 監督には前年までレノファでプレーし、2012年限りで現役を引退した中山元気が就任[22]。J3創設が発表されたことを受け、クラブはJ3入りに向けて大きく舵を切ることになる。6月10日にJリーグ準加盟申請が受理され[23]、8月20日にJリーグ準加盟クラブとして承認された。また、11月1日には財務面の強化を目的として運営母体をNPO山口アスレチック・クラブから株式会社レノファ山口に移管[24]、社長にGMの河村孝が就任した。
- (同年の中国リーグ)はファジアーノ岡山ネクスト、デッツォーラ島根につぐ3位の成績。第49回全国社会人サッカー選手権大会で初優勝したことで第37回地域決勝への出場権を獲得したが、地域決勝は1次ラウンド3位の成績で敗退した。なお、地域決勝を制したグルージャ盛岡が地域リーグ勢で唯一J3入会が承認され、レノファは「J3入会審査に及ばず」との結論でJ3入会はならなかったが、J3入会希望と並行してJFLのチーム数減に伴う入会希望申請も行っており、12月4日のJFL理事会で、入会希望申請チーム枠の1つとして2014年度からのJFL入会が承認された[25]。
2014年(JFL)
前年監督の中山元気が所持する指導者ライセンスではJFLの監督に就任できないことから監督を退任(U-18監督兼トップチームコーチに転出)、後任としてJ1新潟のユースチーム監督で、トップチーム監督代行の経験がある上野展裕が就任した[26]。
一方、15選手が契約満了等により退団。新戦力としてJFL・滋賀からGK永冨裕尚、JFL・V大分からFW島屋八徳、J3琉球からFW鳥養祐矢とMF三浦旭人をいずれも完全移籍で、松本からMF岩渕良太、J3町田からFW岸田和人をいずれも期限付き移籍でそれぞれ獲得。大卒のGK一森純(関西学院大)、DF菊本侑希(中京大)、DF池永航(大体大)、FW三橋隼斗(明治大)と高卒のDF小池龍太(JFAアカデミー福島)の5名が新加入となった。また、開幕後にJFL・栃木Uを退団したDF宮城雅史とJ3町田を退団したDF吉弘充志がともに完全移籍で、福岡からMFジャン・ジョンウォンが期限付き移籍でそれぞれ加入した。また、夏の移籍時期に流経大からMF黒田拓真が新加入、新潟からMF小塚和季、長崎からMF西森正明、熊本からDF藤本大・FWジョン・ミンヒョク・MF山崎侑輝が期限付き移籍でそれぞれ加入する一方で、MF佐藤亨が退団し、MF福原康太が山口県リーグ1部・FCバレイン下関に、MF田村隆生が中国リーグ・デッツォーラ島根に期限付き移籍した。
ファーストステージは7勝5敗1分けで6位にとどまるものの、セカンドステージは第2節からの6連勝を含む9勝2敗2分けで佐川印刷京都につぐ2位。年間順位でHonda FC・佐川印刷京都・鹿児島ユナイテッドFCにつぐ4位となり、平均観客数も2297人で来季J3の昇格基準である「JFL年間4位以内、且つJリーグ百年構想クラブ内で2位以内、平均観客数が原則2,000人以上」の条件をクリア[27]、11月19日のJリーグ理事会でJリーグ入会(J3参入)が決定した[28]。新加入のFW岸田はJFL得点王にも輝いた。
2015年(J3)
- チームスローガン:「ALL for TEAM」[29]
上野体制2年目。契約満了等によりMF飯塚亮、GK寺田賢人、DF高田健吾、MF三浦旭人、DF孫正倫、MF坂本博、DF吉弘充志、MF松元亮仁、DF内山勇斗、FW岡本秀雄、期限付き移籍中だったMF福原康太とMF田村隆生が退団。また、期限付き移籍期間満了により熊本から加入していたMF山崎侑輝(JFL・栃木Uに完全移籍)、DF藤本大(熊本に復帰)、FWジョン・ミンヒョク(熊本も退団)、福岡から加入していたMFジャン・ジョンウォン(福岡も退団)、長崎から加入していたMF西森正明(引退)、松本から加入していたMF岩渕良太(琉球に期限付き移籍)がいずれもチームを離れた。加えて、GK永冨裕尚がJFL・滋賀に、FW三橋隼斗がJFL・横河武蔵野にそれぞれ完全移籍することになった。これにより、中国リーグ時代からの選手はDF碇野壱馬(2010年加入)とMF平林輝良寛(2013年加入)の2名だけとなった。
一方、町田から期限付き加入中だった前年JFL得点王のFW岸田和人が完全移籍加入、MF小塚和季の新潟からの期限付き移籍期間を延長、JFL・V大分からDF黒木恭平とMF福満隆貴、讃岐からGK森田耕一郎、町田からMF庄司悦大をそれぞれ完全移籍で、広島からMFキム・ジョンソク(前年は熊本に期限付き移籍)、横浜FMからMF松本翔、Kリーグクラシック・水原三星からMFチェ・ジュヨンをそれぞれ期限付き移籍でそれぞれ獲得。また、MF浦紘史(佐賀大学)、FW原口拓人(関西大学)、DF古澤慶太(桐蔭横浜大学)、DF香川勇気(阪南大学)、DF廣木雄磨(東京学芸大学)、DF泉悠哉(徳山大学)、GK村上昌謙(大阪体育大学)の大卒7名が新加入となった。開幕後、特別指定選手としてFW川口真史(山口大学)が加入。夏の移籍期間にはMFキム・ジョンソクが広島からの期限付き加入を終了し、DF古澤慶太とともに東海リーグ1部・FC刈谷に期限付き移籍した一方で、琉球からDF前田晃一を完全移籍で、愛媛からDF代健司を期限付き移籍で獲得した。
Jリーグ経験者をあまり補強せず、開幕節・鳥取戦のスターティングメンバー11名のうち9名がJリーグ初出場となる顔ぶれで臨んだJ3参入初年度[30] の下馬評は決して高くなかったが、前年から引き続き“細かくパスをつないで崩すサッカー”を徹底[31] し、第2節・J-22戦ではJリーグ記録タイとなる8-0で圧勝する[32] など前線の4人を中心に全員が連動する攻撃的サッカーを展開。第1クール(第1節-第13節)を10勝2敗、第2クール(第14節-第26節)を10勝1分1敗とリーグを席巻する。
しかし、第3クール初戦の第27節・秋田戦に敗れると2度の連敗を喫するなど調子を落とし(第38節までの11試合で5勝1分5敗)、2位町田の猛追もあって第36節終了時点には最大で12あった勝ち点差がなくなるという展開にもつれ込む。迎えた11月23日の最終節、山口は鳥取戦で1-2としてリードされて迎えた後半のアディショナルタイム6分(90+6分)、MF平林輝良寛のゴールで同点に追いつき2-2の引き分け、2位の町田も1-1で長野に引き分けたため、得失点差により参入1年目でのJ3初優勝とJ2初昇格権利を手中に収めた[33]。終わってみれば、得失点差の関係で3位だった第1節を除き最後まで首位をキープしつづけ、36試合で総得点96点・得失点差+60、無得点試合がわずかに2試合、得点ランキング上位をFW岸田和人・MF福満隆貴・MF島屋八徳で独占するという圧倒的攻撃力を印象づけたシーズンとなった[34]。
2016年 -(J2)
- チームスローガン:「志 今から未来へ」[35]
- 上野体制3年目。新たにコーチとして元金沢コーチの山根巌が就任。
- 契約満了等により、DF池永航、DF泉悠哉(以上JFL・滋賀へ移籍)、DF碇野壱馬(現役引退しアカデミーのスタッフに転身)、MF黒田拓真(東海リーグ1部・FC刈谷へ移籍)、DF前田晃一(藤枝へ移籍)、DF菊本侑希(JFL・浦安へ移籍)、MF浦紘史(関西リーグ2部・FCティアモ枚方へ移籍)、GK森田耕一郎の8名が退団。期限付き加入中だったMF松本翔(横浜FMも契約満了)、MFチェ・ジュヨン(Kリーグクラシック・水原三星に復帰)、DF代健司(富山へ完全移籍)、MF小塚和季(新潟に復帰)が期限付き移籍満了となった。また、期限付き移籍中だったDF古澤慶太は新たにJFL・東京武蔵野への期限付き移籍となった。
- 戦力補強として、秋田からDF島川俊郎、鳥取からMF安藤由翔とFW中山仁斗、東京VからDF福井諒司、JFL・SP京都からMF加藤大樹、福島からDF星雄次、盛岡からGK田端信成、Kリーグクラシック・大田からDFユン・シンヨン、元相模原のMF三幸秀稔をそれぞれ完全移籍で、名古屋からMF望月嶺臣、横浜FMからDF北谷史孝をそれぞれ期限付き移籍で獲得。また、DF奥山政幸(早稲田大学)とMF篠原宏仁(関西大学)が新加入。
- シーズン途中には出場機会のなかったDF福井諒司が水戸へ、DF島川俊郎が栃木へそれぞれ期限付き移籍する一方で、FC東京からMF幸野志有人を育成型期限付き移籍で、岡山からFW岡本英也を期限付き移籍で、(チリ2部)・(CDラ・セレナ)からアルゼンチン人のMFルシアーノを完全移籍でそれぞれ獲得した。
- J2に上がっても前年までの「攻撃的パスサッカー」を継続。堅守速攻型の多いJ2では異色のチームスタイルでシーズン序盤はリーグを席捲し、アウェイで昇格候補のC大阪に逆転勝利するなど一時は3位にまで順位を上げる[36]。しかし得点力と裏腹に序盤から失点も多く、中盤以降他チームに攻撃パターンを研究されるようになってからは得点力も低下し、第28節以降の終盤15試合では2勝5分け8敗(うち無得点試合7試合、複数失点9試合)と大きく負け越し、J2初年度は12位で終えた。
- シードチームとして出場した第96回天皇杯は2回戦でアビスパ福岡にPK戦の末勝利し、初めてJ1クラブから勝ち星をあげた。
- チームスローガン:「志 心ひとつに」[37]
- 上野体制4年目。新たにGKコーチとして前京都GKコーチの平井直人、アシスタントコーチとして前筑波大学蹴球部コーチの御簾納将が就任。
- 前シーズンリーグ戦全42試合出場のDF小池龍太が柏に、MF庄司悦大が岐阜に、MF島屋八徳が徳島に、40試合出場のMF福満隆貴がC大阪に、30試合出場のGK一森純が岡山に、29試合出場のFW中山仁斗が山形にそれぞれ完全移籍。またDF奥山政幸も町田に完全移籍。水戸に期限付き移籍中だったDF福井諒司がそのまま水戸に、栃木に期限付き移籍中だったDF島川俊郎が甲府に、JFL・東京武蔵野に期限付き移籍中だったDF古澤慶太がそのまま東京武蔵野にそれぞれ完全移籍。GK田端信成が現役引退。MFルシアーノ、DF黒木恭平(大分に移籍)、MF安藤由翔(栃木に移籍)、FW原口拓人(鳥取に移籍)、MF篠原宏仁(藤枝に移籍)、MF平林輝良寛(現役引退し名古屋のスクールコーチに転身)、DFユン・シンヨン(Kリーグチャレンジ・大田に移籍)が契約満了により退団、期限付き加入中だったDF北谷史孝、MF幸野志有人(以上長崎に完全移籍)、MF望月嶺臣(京都に完全移籍)がいずれも期限付き移籍満了となった。
- 一方で、岡山から期限付き加入中だったFW岡本英也が完全移籍加入。徳島からDF福元洋平、山形からDF渡辺広大、横浜FCからMF小野瀬康介、栃木からFW大石治寿とGK吉満大介、熊本からMF髙柳一誠、愛媛からDFパク・チャニョン、京都からMF佐藤健太郎をそれぞれ完全移籍で、札幌からDF前貴之、京都からGK山田元気、C大阪からFW米澤令衣、新潟からMF小塚和季、横浜FMからFW和田昌士をそれぞれ期限付き移籍で獲得(小塚は2年ぶりの再加入)。MF清永丈瑠(関西大学)とMF池上丈二(大阪体育大学)が新加入。6月にはU-18所属の松本蓮がクラブ初の2種登録選手となった。
- リーグ戦では前年のレギュラーメンバーのほとんどを失い、スタイルを継続してチームの立て直しを図ったが、前年終盤からの決定力不足やセットプレーからの失点などの課題が克服できず、15試合終了時点で6試合勝ちなしの2勝4分9敗の20位に低迷した5月23日に上野が退任[38]。アカデミーダイレクターの猿澤真治が暫定的に指揮を執った2試合を挟み、6月5日にはかつて藤枝B・福岡のDFとして活動し、直前までプリメーラB(アルゼンチン2部)・クルブ・アルマグロの指揮を執っていたアルゼンチン人のカルロス・アルベルト・マジョールの監督就任を発表した[39]。
- 監督交代を経た夏の移籍期間にはFW岡本英也が長野、DF香川勇気が長崎に完全移籍した一方で、ボリビア1部・クルブ・ブルーミングからMFマルセロ・ビダル、(アルゼンチン3部)・(CAアトランタ)からFWレオナルド・ラモス、マジョールが直前まで指揮を執っていたアルマグロからDFアベル・ルシアッティというアルゼンチン人選手3名を獲得した。さらに、9月2日の第31節・アウェイ京都戦を前に村上昌謙の負傷、山田元気の契約条件に伴う出場不可により登録GKが吉満大介のみになったことから、GKコーチの平井直人を2010年以来7年ぶりに選手登録(翌週に登録解除)。併せて九州産業大学のGK加藤大喜を特別指定選手として登録した。またFW米澤令衣はシーズン終了を待たずに9月に期限付き移籍終了・C大阪へ復帰となった。
- マジョールは就任時点で最下位に沈んでいたチームに対し、主にCBだったDF宮城雅史をアンカー(守備的MF)で起用する[40] などの試行錯誤を続け一時は20位まで浮上するも、試合中のシステム変更で逆にチーム内のバランスを崩して守備が崩壊する場面が目立ち[41]、讃岐の連勝もあり8月11日の第27節終了時に再び降格圏の21位に転落。第39節終了時点で19位讃岐・20位熊本と勝点差6まで広げられていた。しかし、第40節・アウェイ東京V戦の後半で岸田和人・大石治寿の2トップに据えて逆転勝利を果たす[42] と、この布陣で臨んだ最後の3試合を2勝1分けで勝ち点を積み上げ、20位でシーズンを終えた。5連敗・3連敗がそれぞれ1度ずつあった一方で、連勝は2連勝が2回のみと波に乗れず、引き分けもわずか5試合(特にマジョール就任以降の引き分けは最終節の愛媛戦のみ)で、勝ち点を積み上げることができなかった。
- シーズン終了後、「戦い方などを総合的に判断」との理由で、契約期間を1年残していたマジョールの解任が発表され(プリメーラB・(CAボカ・ウニドス)監督に就任)、コーチの山根巌、GKコーチの平井直人(富山GKコーチに就任)、フィジカルコーチのファクンド・ペラルタも契約満了となったほか、アシスタントコーチの御簾納将も広島トップチームコーチに転出し、コーチ陣が一新されることになった。
- チームスローガン:「蹴球維進2018」[43]
- 新監督に前JFA技術委員長でベルギー1部・シント=トロイデンVVコーチの霜田正浩が就任。コーチに札幌トップチームコーチの名塚善寛、GKコーチに東京V育成GKコーチの土肥洋一、フィジカルコーチにタイ・リーグ・パタヤ・ユナイテッドFCフィジカルコーチの(井田征次郎)、新設のテクニカルコーチにつくばFCコーチの(武石康平)を招聘。
- DFパク・チャニョン(讃岐に移籍)、MFマルセロ・ビダル((コロンビア2部)・(ウニオン・マグダレナ)に移籍)、FWレオナルド・ラモス(メキシコ2部・(タパチュラ)に移籍)、DFアベル・ルシアッティ((アルゼンチン2部)・CAプラテンセに移籍)の外国籍選手4人が契約満了で退団。DF星雄次が大分、DF宮城雅史が京都へ、MF加藤大樹が金沢へ完全移籍した。また、期限付き加入中だったMF小塚和季(甲府に完全移籍)とFW和田昌士(横浜FMに復帰)が期限付き移籍満了となった。
- 一方、札幌から期限付き加入していたDF前貴之が完全移籍加入。山形からDF瀬川和樹、湘南からDF坪井慶介、徳島からMF大﨑淳矢、鳥取からMF廣田隆治、鳥栖(昨季は松本に期限付き移籍)からGK藤嶋栄介をそれぞれ完全移籍で、C大阪(昨季後半は長崎に期限付き移籍)からMF丸岡満、東京VからFW高木大輔、浦和からFWオナイウ阿道、千葉からMF高橋壱晟を期限付き移籍でそれぞれ獲得。また、京都から期限付き加入しているGK山田元気の移籍期間を延長。DFミン・キョンジュン(清州大学校)、DF楠本卓海(東京国際大学)、FW山下敬大(福岡大学)が新加入。U-18所属のMF糸井岬とGK岡本大知を2種登録。シーズン開幕後に、ブラジル・パラナ州1部・フォス・ド・イグアスからDFヘナン、インドSL・ムンバイ・シティFCからDFジェルソン・ビエイラが新加入。なお、DFミン・キョンジュンは4月に東海L・FC刈谷に期限付き移籍した。6月には翌年加入内定のDF起海斗(興国高校)を特別指定選手として登録した。
- 夏の移籍時期には東京VからMF高井和馬を、さらに名古屋を退団したMFワシントンを完全移籍で、札幌からMFジュリーニョを期限付き移籍で獲得したが、MF小野瀬康介がG大阪へ完全移籍。また、DFジェルソン・ビエイラもインドSL・アトレティコ・デ・コルカタへ完全移籍した。
- 就任時「ゴールに向かっていくようなサッカーをしたい」とイメージを語った霜田は高木大輔・オナイウ阿道・小野瀬康介を最前線に幅広く配置する3トップの布陣を敷き、その後にインサイドハーフ(攻撃的MF)を2名配置する4-3-3 (4-1-2-3) の布陣を採用[44]。開幕戦の熊本戦に勝利するとそこから3連勝を挙げてスタートダッシュに成功。さらに第12節からは9試合負け無し(6勝3分)と好調を維持し、前半戦を2位で折り返す。しかし、第19節で首位に立った後、リーグ前半戦全試合出場でチーム2位の10得点を挙げていた小野瀬の移籍などもあり得点力が低下、さらに第20節から12試合複数失点と守備のほころびが目立つようになり、14戦勝ちなし(7分7敗)と低迷し、順位を13位まで落とす。そこで霜田は、第35節・横浜FC戦でDFを3枚にしてWBを配置して中盤を厚くし前線を2トップ気味に配置する(3-5-2(3-1-4-2もしくは3-2-3-2))の布陣に変更。これが功を奏して15試合ぶりの勝ち星を挙げる[45] と、そこからチーム状態は持ち直す。上位との直接対決となった福岡・町田との対戦をともに落としたこともあり、第39節の時点でJ1参入プレーオフ進出への道は閉ざされたが[46]、J2参戦後最高順位となる8位でシーズンを終えた。
- 2019年
-
- チームスローガン:「ORANGE SOUL 山口を魂で染め上げろ」[47]
- 霜田体制2年目。U-18監督を務めていた中山元気がトップチームコーチに復帰。
- FW大石治寿(相模原に移籍)、MF髙柳一誠(九州L・沖縄SVに移籍)、MF廣田隆治(岩手に移籍)、MFワシントン(ブラジル3部・ブラジウ・ジ・ペロタスに移籍)が契約満了で、MFジュリーニョ(札幌も退団)、MF丸岡満(C大阪に復帰)、FWオナイウ阿道(大分に期限付き移籍)、MF高橋壱晟(山形に期限付き移籍)が期限付き移籍期間満了でそれぞれ退団となった。また、DF廣木雄磨が岡山へ、DF福元洋平がJFL・V大分へ、MF大﨑淳矢が栃木へそれぞれ完全移籍、東海1部・FC刈谷に期限付き移籍中のDFミン・キョンジュンが刈谷に完全移籍、GK村上昌謙が水戸へ、GK藤嶋栄介が川崎へ、DF渡辺広大が群馬へそれぞれ期限付き移籍した。
- 一方、期限付き加入していたGK山田元気(京都から)とFW高木大輔(東京Vから)がそれぞれ完全移籍加入。町田からMF吉濱遼平、岐阜からMF田中パウロ淳一、ウズベキスタンSL・ネフチ・フェルガナからDFドストン、関東1部・浦安からDF田中貴大をそれぞれ完全移籍で、広島からFW工藤壮人、ポルトガル1部・ヴィトーリア・ギマランイスからDFマルシーリオを期限付き移籍で、仙台(前年は讃岐に期限付き移籍)からMF佐々木匠、C大阪からGK永石拓海、FC東京からGK廣末陸、広島からMF川井歩を育成型期限付き移籍でそれぞれ獲得。DF起海斗(興国高校)、DF小野原和哉(流通経済大学)、DF菊池流帆(大阪体育大学)が新加入。
- 夏の移籍期間には、DFマルシーリオとの期限付き加入契約を解除し、DF瀬川和樹が栃木に、チーム最古参だったMF鳥養祐矢が琉球に、前半戦の主力だったFW高木大輔がG大阪にそれぞれ完全移籍、DF田中貴大がJFL・鈴鹿に期限付き移籍した一方で、川崎からFW宮代大聖、磐田からDF石田崚真を期限付き移籍で、G大阪からMF高宇洋を育成型期限付き移籍でそれぞれ獲得。
- 前年からの攻撃的サッカーのスタイルは維持するも、センターバックが楠本・菊池・ドストンと若手主体となり、守備面での連携がままならず自滅的な失点を重ね低迷[48]。15節終了時点で3勝3分け9敗の21位に沈む。そこから6試合負けなし(4勝2分け)で15位まで浮上して前半戦を折り返すが、そこから調子を上げられず上位との勝ち点差が徐々に開き、第37節の鹿児島戦で引き分けたことでJ1昇格の可能性が消滅したが、次の千葉戦で勝利したことによりJ2残留を確定させた[49]。最終順位は15位。天皇杯は3回戦でC大阪に敗戦。
- 2020年
-
- チームスローガン:「GO CRAZY ~昇格へ狂いたまえ~」[50]
- 霜田体制3年目。フィジカルコーチの(井田征次郎)(岐阜フィジカルコーチに就任)、アカデミーダイレクターで暫定監督の経験がある猿澤真治(千葉レディース監督に就任)、トレーナーの(義村秀一)(T宮崎コンディショニングコーチに就任)がそれぞれ退任。コンディショニングコーチにT宮崎フィジカルコーチの(牧野大輝)を招聘。
- チーム最年長のDF坪井慶介が現役引退[51]。鈴鹿に期限付き移籍中だったDF田中貴大が契約満了で退団(シンガポール1部・タンジョン・パガーに移籍)。期限付き加入中のMF佐々木匠(仙台に復帰)、GK永石拓海(C大阪に復帰)、FW宮代大聖(川崎に復帰)、DF石田崚真(磐田に復帰)、GK廣末陸(町田に期限付き移籍)、FW工藤壮人がそれぞれ期限付き移籍期間満了で退団。全試合出場のキャプテン・MF三幸秀稔が湘南へ、FW山下敬大が千葉へ、DF前貴之が横浜FMへ、DF菊池流帆が神戸へ、MF小野原和哉がポルトガル2部・オリヴェイレンセへ、DFドストンが韓国1部・釜山へそれぞれ完全移籍。水戸へ期限付き移籍中だったGK村上昌謙が福岡に完全移籍したほか、同じく期限付き移籍中のGK藤嶋栄介(川崎)、DF渡辺広大(群馬)がそれぞれ期限付き移籍先に完全移籍。FW岸田和人が岩手に期限付き移籍。
- 一方、甲府からFW森晃太、栃木からMFヘニキ、大宮からDF菊地光将、ブラジル2部・クリシューマからDFサンドロを完全移籍で、G大阪からGK林瑞輝、松本(前年は金沢に期限付き移籍)からFW小松蓮、ポルトガル1部・ポルティモネンセからFWイウリ、柏(前年後半は福岡に期限付き移籍)からFW村田和哉、鳥栖からDF安在和樹を期限付き移籍で、柏からMF田中陸を育成型期限付き移籍でそれぞれ獲得したほか、甲府を退団したDF武岡優斗、(ラトビア2部)・(FKアウダ)を退団したMF古賀俊太郎が加入。育成型期限付き加入中のMF川井歩(広島から)、MF高宇洋(G大阪から)の移籍期間を延長。DF眞鍋旭輝(桐蔭横浜大学)、FW浮田健誠(順天堂大学)、DF国本玲央(暁星国際高校)が新加入し、U-18のDF伊東稜晟がクラブ初のトップチーム昇格。8月1日にU-18より2種登録していたFW河野孝汰をトップチーム昇格。
- 高いライン設定を保ち、敵陣でサッカーをするという攻撃的サッカーのコンセプトを引き続き志向するも、主力選手がほとんど入れ替わるなかで最終ラインの対応が後手に回り、前年同様連携面での集中力を欠いた「軽い失点」がさらに増加し、第2節から13試合連続複数失点を喫する(前半戦の総失点37はリーグワーストタイ)一方で攻撃面においても決定力不足や前述の度重なる連携ミスにより攻撃のかたちの構築もままならず(前半戦の総得点22点はリーグ14位)、前半戦最後の千葉戦でシーズン初の連勝となり最下位を脱出するのがやっとであった[52][53]。後半戦も選手間の連携の精度が向上せず、リーダーシップを発揮できる選手が現れずに「若手の成長頼み」という問題点を露呈するかたちとなり低迷[54]。第28節徳島戦から7連敗を含む11戦未勝利(1分10敗)と大きく沈み、シーズン終了後の霜田の退任(契約満了)を決定。最終節まで最下位脱出の可能性は残したものの、最終節の山形戦に敗れ9勝6分27敗の最下位に終わった。しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けたレギュレーションの変更により、同シーズン終了後は降格なしの特例ルールが適用され、J3降格は免れた。結果的に同シーズンのリーグワーストとなる74失点・得失点差-31と失点の多さが最後まで響いたシーズンとなった。
- 2021年
-
- チームスローガン:「決起」[55]
- 新監督に仙台で2019年シーズンまでの6年間監督を務めた渡邉晋を招聘。テクニカルコーチの(武石康平)が契約満了で退任(相模原テクニカルコーチに就任)。
- MF武岡優斗(現役引退)、MF古賀俊太郎(FC刈谷に移籍)、MF吉濱遼平(岐阜に移籍)、MF清永丈瑠(鳥取に移籍)、DFサンドロが契約満了で、期限付き加入していたFW村田和哉(現役引退)、GK林瑞輝(G大阪に復帰)、MF高宇洋(新潟に完全移籍)、FWイウリ、DF安在和樹(東京Vに期限付き移籍)が期限付き移籍期間満了でそれぞれ退団。MF田中パウロ淳一が松本へ完全移籍。DF伊東稜晟が松江シティFCに、DF国本玲央がアルビレックス新潟シンガポールに期限付き移籍。
- 一方で、育成型期限付き移籍で加入していたMF川井歩(広島から)、MF田中陸(柏から)が完全移籍加入。仙台からGK関憲太郎、横浜FCからMF佐藤謙介、東京VからMF澤井直人、G大阪からFW高木大輔、神戸からDF渡部博文、鳥栖(前年は熊本に期限付き移籍)からMF石川啓人、徳島からMF島屋八徳を完全移籍で、横浜FCからFW草野侑己を期限付き移籍で、横浜FMからGK寺門陸、浦和からGK石井僚を育成型期限付き移籍でそれぞれ獲得(高木は1年半ぶり、島屋は5年ぶりの再加入)。また、岩手に期限付き移籍中だったFW岸田和人が復帰、松本から期限付き移籍で加入していたFW小松蓮の移籍期間を延長。加入内定済み(特別指定選手)のFW梅木翼(福岡大学)に加え、MF神垣陸(桐蔭横浜大学)、FW新保海鈴(C大阪U-18)、DF高橋秀典(大阪体育大学)が新加入。
- 前年最下位だったチームに対し、2年のJ1昇格を念頭に「勝ち点60」を現実的な目標に掲げたチーム[56] は、仙台時代に渡邉監督の師事を受けていたGK関とDF渡部を軸に「守備の原理原則」[57] を徹底し、前年1試合平均1.86失点だった状況からリーグ中断前の23試合消化時点で25失点(1試合平均1.09失点)と大きく改善。一方で、得点がリーグワースト3位の18得点にとどまり、15位で中断期間を迎える[58]。このタイミングで、FW森晃太が福島に完全移籍、GK石井僚が育成型期限付き移籍を中途解除(に育成型期限付き移籍)、DF起海斗が福井ユナイテッドFCに期限付き移籍する一方で、仙台からMF田中渉が育成型期限付き移籍で、千葉からFW大槻周平が期限付き移籍で加入した。
- 後半戦に入っても得点力が伸びず、15位前後で低迷し残留争いに巻き込まれるなか、第31節のホーム長崎戦で敗戦後、監督の渡邉から「(2年でJ1という)大きな目標から逆算したとき、今の状況は到底満足できるものではない」「選手、チームを高みに導くことができなかった責任を強く感じている」との理由でクラブにシーズン途中での退任の申し入れを受ける。後任にはヘッドコーチの名塚善寛が就任する[59]。最終的に第41節でJ2残留を決め[60]、15位でシーズンを終了した。
- 2022年
-
- チームスローガン:「共創 〜Challenge & Challenge〜」[61]
- 名塚体制2年目。空席となっていたヘッドコーチにU-18監督の山本富士雄が就任。
- MF澤井直人(クリアソン新宿に移籍)、MF田中陸(相模原に移籍)、MFヘニキ(岐阜に移籍)が契約満了で退団、FW小松蓮(松本に復帰)、FW草野侑己(琉球に期限付き移籍)が期限付き移籍期間満了で退団。DF楠本卓海とMF高井和馬が水戸に、DF川井歩が山形に、FW浮田健誠が相模原にそれぞれ完全移籍。GK山田元気が富山に、DF新保海鈴が宮崎に期限付き移籍。期限付き移籍中のDF伊東稜晟(松江シティFCへ)とDF国本玲央(アルビレックス新潟シンガポールへ)が期限付き契約期間を延長し、福井ユナイテッドFCに期限付き移籍していたDF起海斗は沖縄SVに期限付き移籍となった。
- 一方、千葉から期限付き加入中だったFW大槻周平が完全移籍加入、福岡からMF吉岡雅和、横浜FM(前シーズンは北九州に期限付き移籍)からDF生駒仁をそれぞれ完全移籍で、福島からGKファンティーニ燦、鳥栖(前シーズンは相模原に期限付き移籍)からFW兒玉澪王斗をそれぞれ期限付き移籍で獲得したほか、愛媛を退団したMF山瀬功治が加入。育成型期限付き移籍加入していたGK寺門陸(横浜FMから)、MF田中渉(仙台から)、DF桑原海人(福岡から)の移籍期間がそれぞれ延長。特別指定選手だったDF橋本健人(慶應義塾大学)が正式加入したほか、FW沼田駿也(関西大学)とDF上本銀太(東海大福岡高)が新加入。
- 夏の移籍時期には、水戸からMF高井和馬(半年ぶりの復帰)、松本からDF前貴之(2年半ぶりの復帰)をそれぞれ完全移籍で、清水からMF成岡輝瑠を期限付き移籍で獲得。なお、期限付き移籍中のDF伊東稜晟は移籍先を福井ユナイテッドFCに変更した。
- 開幕戦は熊本に引き分け、第2節で秋田にシーズン、ホーム初勝利。第10節時点で3勝5分2敗で8位とシーズン序盤は好調だったものの、第13節から5試合勝ちなしなどで徐々に順位を下げ17位で前半戦を折り返す。後半戦もなかなか浮上のきっかけをつかめず一時は18位にまで順位を下げるが、第34節の首位横浜FC戦を3-3で引き分け、第38節では群馬に6-1で大勝などもあってやや持ち直し、最終成績は13勝11分18敗で16位。
- 天皇杯では3回戦で神戸と対戦、終盤までリードするものの1-2で敗戦した[62]。
- 2023年
- 名塚体制3年目。ヘッドコーチの山本富士雄(東北L・弘前監督に就任)とテクニカルコーチの武石康平(松本トップチームコーチに就任)がそれぞれ退任し、新たにコーチとして名塚の元同僚である関浩二(前讃岐コーチ)を、テクニカルコーチに琉球分析コーチの安部悠平を招聘。
- DF渡部博文(株式会社レノファ山口代表取締役社長に就任)、DF菊地光将(アカデミーコーチに就任)、MF佐藤健太郎(強化部スカウト担当に就任)が現役引退。DF眞鍋旭輝(宮崎に移籍)と、JFL・J3時代を知るMF島屋八徳(香川県L・SONIO高松に移籍)とFW岸田和人(中国L・下関に移籍)が契約満了。DF桑原海人(JFL鈴鹿に移籍)、MF田中渉(山形に完全移籍)、MF成岡輝瑠(清水に復帰)、GKファンティーニ燦(福島に復帰)、FW兒玉澪王斗(JFL・鈴鹿に期限付き移籍)がそれぞれ期限付き移籍期間満了で退団。MF高井和馬が横浜FCに、FW沼田駿也が町田に、富山に期限付き移籍中だったGK山田元気が秋田に、北信越L・福井に期限付き移籍中だったDF伊東稜晟が福井にそれぞれ完全移籍。DF橋本健人が横浜FCに期限付き移籍。宮崎に期限付き移籍していたDF新保海鈴は岩手に期限付き移籍となった。また、JFL・沖縄SVへ期限付き移籍中のDF起海斗は期限付き移籍期間を延長したが、シーズン開幕前に3者合意のもとで契約解除・現役引退となった。
- 一方、期限付き移籍中だったDF国本玲央がアルビレックス新潟シンガポールから復帰。仙台からFW皆川佑介、大分からMF小林成豪、琉球からDF沼田圭悟、群馬からMF田中稔也、大宮からMF矢島慎也を完全移籍で、鳥栖(前シーズンは金沢に期限付き移籍)からDF松本大輔、川崎からFW五十嵐太陽、東京V(前シーズン後半は相模原に期限付き移籍)からMF松橋優安を期限付き移籍で獲得。FW野寄和哉(大阪体育大学)、GK(チェ・ヒョンチャン)(鮮文大学校)が新加入。
- 5月8日、チームの成績不振の責任を取って名塚監督と、2013年からゼネラルマネージャーを務めていた石原正康が退任。コーチの中山元気が新監督に就任した。
チーム成績・歴代監督
タイトル
リーグ戦
カップ戦他
- 全国社会人サッカー選手権大会:1回
- 山口県サッカー選手権大会:6回
- 2007年、2009年、2010年、2011年、2013年、2015年
- ※前身の山口県教員団の優勝歴 (1999年、2001年、2003年、2004年)
- 野上杯争奪サッカー大会:1回
- 2008年
個人
スタジアム・練習場
ホームスタジアムは維新みらいふスタジアム(山口市)で[1]、セービング陸上競技場(下関市)でもホームゲームを行う。2013年シーズンは(維新百年記念公園ラグビー・サッカー場)(収容人員3,850人)を、2012年までは やまぐちサッカー交流広場(山口市徳地)や 山口県立おのだサッカー交流公園(山陽小野田市)等も使用していた。
練習場は山陽小野田市立サッカー交流公園(旧・山口県立おのだサッカー交流公園)[1]、山口きらら博記念公園(山口市阿知須)[1] であり、下部組織はやまぐちサッカー交流広場や 山口オレンジフィールド(山口市下小鯖)も使用する。Jリーグ参入後は、天然芝グラウンドのあるおのだサッカー交流公園、山口きらら博記念公園、維新百年記念公園ラグビー・サッカー場、同補助競技場、山口県セミナーパーク(山口市)を使用する機会が増えている。
2016年シーズンまではJ1ライセンスに必要となる「優先利用できる天然芝の練習場」と「クラブハウス」を所持しておらず、ホームスタジアムの維新百年記念公園陸上競技場の収容可能人員も 14,850人とJ1ライセンスの規定値に届いていなかったが、レノファ山口FCでは常用練習場確保に向けて県や山陽小野田市と協議。これに対し、山陽小野田市は2015年10月8日に市内の赤崎運動広場を芝生化して天然芝コート2面を新設し、レノファが優先利用できる練習場にあてることが可能になったことを報告。クラブハウス機能については、同市が指定管理者の一員である山口県立おのだサッカー交流公園の交流施設(管理棟)をあてることを想定していた[63][64] が、おのだサッカー交流公園の所有者である山口県(スポーツ・文化局)が「一企業に対して県有施設を優先的に使用させることはできない」と同公園の活用に難色を示しているとの報道[65] もあって対応を再検討。2016年6月17日に村岡嗣政山口県知事や畑原基成山口県議会議長が河村孝社長と会談した際、村岡知事は山陽小野田市がおのだサッカー交流公園内に新たにクラブハウスを整備し、県が公園内の天然芝グラウンド1面をレノファが優先利用できるグラウンドとして提供すること、維新百年記念公園陸上競技場の客席数を増設すること(サイドスタンドの立ち見席増設により15,115人収容を確保)で、レノファのJ1ライセンス基準充足を支援することを表明した[66]。これらの施設整備にめどが立ったことから、2016年9月28日発表されたクラブライセンスの審査結果では、J1ライセンスを取得することになった[67]。なお、山口県立おのだサッカー交流公園は2021年4月に山陽小野田市に管理移管されているが、レノファは引き続き練習場として使用している。
ユニフォーム
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チームカラー
- オレンジ
ユニフォームスポンサー
掲出箇所 | スポンサー名 | 表記 | 掲出年 | 備考 |
胸 | ユーピーアール | upr | 2014年 - | |
---|---|---|---|---|
鎖骨[注 1] | 山口銀行 | 山口銀行 | 2022年 - | 左側に表記 2006年 - 2013年は胸 2019年 - 2020年は鎖骨右側 |
不二輸送機工業 | FUJI ROBOTICS | 2021年 - | 右側に表記 | |
背中上部 | 山口マツダ | 山口マツダ | 2016年 - | 2014年 - 2015年はパンツ |
背中下部[注 2] | UBE | UBE | 2022年 - | |
袖 | インバースネット | FRONTIER | 2022年8月 - | 2020年 - 2021年は鎖骨左側 |
パンツ前面 | マックスバリュ西日本 | MaxValu(1st) BiG(2nd) | 2016年 - | |
パンツ背面 | 澤田建設 | SAWATA CONSTRUCTION | 2023年 - |
ユニフォームサプライヤーの遍歴
歴代ユニフォーム
FP 1st | ||||
---|---|---|---|---|
2006 - 2007 | 2008 - 2011 | 2012 | 2013 | 2014 |
2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 |
2020 | 2021 | 2022 | 2023 - | |
FP 2nd | ||||
---|---|---|---|---|
2006 - 2007 | 2008 - 2011 | 2012 | 2013 | 2014 |
2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 |
2020 | 2021 | 2022 | 2023 - | |
歴代ユニフォームスポンサー表記
年度 | 箇所 | サプライヤー | |||||||
胸 | 鎖骨左 | 鎖骨右 | 背中上部 | 背中下部 | 袖 | パンツ前面 | パンツ背面 | ||
2006 | 山口銀行 | 解禁前 | シティコンタクト | 解禁前 | 美・メーク | ほっぷ | 解禁前 | asics | |
2007 | - | - | |||||||
2008 | 富士商 | 赤崎興産 | MC Fujiyama | ||||||
2009 | 10shiro | ||||||||
2010 | |||||||||
2011 | |||||||||
2012 | PIECE IS PEACE 高品質で美しく | - | - | ||||||
2013 | BEMAKE beauty maker | (株)ヒューモア Humore Human Nature More | ME Maeda Co. Ltd. | DIADORA | |||||
2014 | upr | VAN-VEAL BEAUTY TO ALL PEOPLE | ME Maeda Co. Ltd. | 山口マツダ | FINTA | ||||
2015 | VAN-VEAL エステティック ヴァン・ベール | ||||||||
2016 | 山口マツダ | あなたを輝かせるために VAN-VEAL | MaxValu (1st) BiG (2nd)[70] | ||||||
2017 | |||||||||
2018 | EXZEΛL | - | トータルビューティー VAN-VEAL | ||||||
2019 | 山口銀行 | ||||||||
2020 | FRONTIER | EXZEΛL | - | ||||||
2021 | FUJI ROBOTICS | - / やまぐち一番 | |||||||
2022 | 山口銀行 | UBE | - / FRONTIER | ||||||
2023 | FRONTIER | SAWATA CONSTRUCTION |
アカデミー
クラブ設立時には育成組織(アカデミー)を持っていなかったが、2014年に現GMの河村孝が設立した独立系のユース・ジュニアユースクラブであるレオーネ山口のU-18チームを移管して、レノファ山口FC U-18となった。高円宮杯U-18サッカーリーグ山口県ユースリーグに所属。
2015年にはレオーネ山口と本格的な提携を行い、同クラブが2015年4月1日以降「レノファ山口FCアカデミー」に名称変更して[71] レノファ山口FCの下部組織の一つとなった。レオーネ時代から引き続いてU-15(トップ / セカンド)、U-13、U-12(トップ / レオーネ)、プリマヴェーラ(小3-小5クラス)、バンビーノ(小学校低学年)の各チームを有する。サッカー以外にはテニス・フットサルの部門を有する。運営はNPO法人レノファ山口スポーツクラブ。
2019年シーズンからU-18監督に桐蔭学園高校元監督の山本富士雄が就任[72]、2022年シーズンからは元Jリーガーの小林慎二が指導する[73]。
レディース
2008年に発足したレオーネ山口のレディースチームを前身とする。永らく(県リーグ)で活動しており、2012年に中国女子サッカーリーグに昇格するも1年で降格。
2016年にレディースチームの運営をレノファ山口FCアカデミーからレノファ山口本体に移管し、「レノファ山口FCレディース」として日本女子サッカーリーグ(なでしこリーグ)への参戦を本格的に目指す方針を明らかにした[74]。運営移行後の2016年シーズンは県リーグで優勝、中国女子サッカーリーグチャレンジ戦にも勝利し中国リーグへの再昇格を果たした。
2019年3月8日、レディースチームは2019年度の中国女子サッカーリーグにて対戦を行わず、不戦敗とすると発表した(事実上の棄権)[75]。
メディア
- テレビ
-
- (みんなのレノファ)(山口朝日放送『(どき生らいぶ)』内・毎週土曜 9:55頃 - 、および同局『Jチャンやまぐち』内・毎週月曜 18:30頃 - )
- 週刊! レノファTV(山口放送『KRYさわやかモーニング』内・毎週木曜 6:15頃 - 、および同局『KRYニュースライブ』内・毎週金曜 18:35頃 - )[76]
- レノファスクエア(テレビ山口 毎週土曜 2:12 - ) - 2016年春まで県内のケーブルテレビで放送。スタジアムMCの吉永達哉が出演と制作をすべて一人で行っている[77]。
- ラジオ
-
- GO! GO! RENOFA(エフエム山口『Happy Happy FRIDAY』内・17:45頃 - )
- ジャンプアップ・レノファ!(山口放送『お昼はZENKAI ラヂオな時間』内・毎週水曜 14:40頃 - [78]、および同局『ほっとゾーンおはようKRY』内・毎週金曜 9:05頃 - [79])
- RIDE ON! RENOFA(COME ON! FM『ゴジラヂ! 木曜日』内・18:15頃 - )
- まるっとレノファ(FMサンサンきらら 毎週木曜 15:00 - )[80]
テーマソング
- MIKKO「スタートライン~All For Team~」(クラブ公式テーマソング、2015年8月制定[81]
このほか、jealkb『Fight for a renovation』[82]、(水本諭)『Orange』、Unlimited tone『RENOFA SOUL』(yab「みんなのレノファ」主題歌)などがクラブ公認の「応援ソング」として試合会場等で用いられている。
脚注
注記
出典
- ^ a b c d e f g h “プロフィール:レノファ山口FC”. Jリーグ. 2015年4月8日閲覧。
- ^ a b c 『レノファ山口FCホームタウン追加について』(プレスリリース)日本プロサッカーリーグ、2017年3月21日2017年3月21日閲覧。 。
- ^ 『株式会社レノファ山口代表取締役社長 交代について』(プレスリリース)レノファ山口FC、2022年1月15日2022年1月15日閲覧。 。
- ^ 『事務所移転について』(プレスリリース)レノファ山口FC、2016年2月16日2016年3月3日閲覧。 。
- ^ a b c d e f g “2017年度(平成29年度)Jクラブ個別情報開示資料”. 日本プロサッカーリーグ. 2018年8月7日閲覧。
- ^ レノファ山口FC 短・中・長期経営計画(2013~2020) (PDF) - レノファ山口FC公式サイト内
- ^ 特定非営利活動法人山口アスレチック・クラブ 平成26年度活動報告 (PDF)
- ^ (プレスリリース)日本プロサッカーリーグ、2013年8月20日。 オリジナルの2013年8月23日時点におけるアーカイブ2014年1月28日閲覧。 。
- ^ 『ホームタウンへの下関市および山陽小野田市の追加について』(プレスリリース)レノファ山口、2014年9月16日2014年11月20日閲覧。 。
- ^ 『レノファ山口FCホームタウン追加について』(プレスリリース)日本プロサッカーリーグ、2015年8月21日2015年7月24日閲覧。 。
- ^ “レノファが防府に来た! 周南とともにホームタウンに承認”. 山口新聞. (2016年9月24日)2016年9月29日閲覧。
- ^ a b c “レノファ、昇格へ「異体同心」 スローガン、新ロゴ発表”. 山口新聞. (2013年3月4日)2014年2月20日閲覧。
- ^ “レノファにマスコットキャラ 獅子と志士モチーフ、名称を募集”. 山口新聞. (2016年1月31日)2016年2月7日閲覧。
- ^ “県サッカー協会「J」参戦めざし、チーム結成”. 山口新聞. (2006年2月21日)2014年1月26日閲覧。
- ^ “サッカー レノファ山口、初優勝 JFL昇格へ挑戦権”. 山口新聞. (2008年10月27日)2014年1月26日閲覧。
- ^ a b “レノファに11人新加入 「常昇」スローガンに”. 山口新聞. (2009年3月15日)2015年11月26日閲覧。
- ^ “JFL昇格誓う レノファ”. 山口新聞. (2011年4月12日)2015年11月26日閲覧。
- ^ . 中国新聞. (2011年7月10日). オリジナルの2011年9月13日時点におけるアーカイブ。 2013年10月24日閲覧。
- ^ 第66回国民体育大会競技結果一覧 【サッカー】
- ^ “河村孝 GM就任のお知らせ”. レノファ山口FC (2012年11月19日). 2014年1月26日閲覧。
- ^ “レノファのアンテナ店誕生”. 47NEWS(中国新聞配信). (2012年12月4日) 2013年10月24日閲覧。
- ^ “中山元気選手 現役引退および監督就任のお知らせ”. レノファ山口FC (2012年12月14日). 2014年1月26日閲覧。
- ^ 『Jリーグ準加盟申請提出について』(プレスリリース)レノファ山口FC、2013年6月13日2013年6月13日閲覧。 。
- ^ “レノファJ3目指し株式会社”. 47NEWS(中国新聞配信). (2012年11月5日) 2013年12月4日閲覧。
- ^ “お知らせ「第16回日本フットボールリーグ新入会チーム決定!」”. 日本フットボールリーグ. (2013年12月4日) 2013年12月4日閲覧。
- ^ “レノファ新監督に上野氏 J1も指揮、幅広い経験”. 山口新聞. (2013年12月18日)2014年1月26日閲覧。
- ^ “リーグ戦4位でJ3昇格基準をクリア!”. レノファ山口FC (2014年11月9日). 2014年11月9日閲覧。
- ^ 『Jリーグ入会審査 (J3) 結果について』(プレスリリース)日本プロサッカーリーグ、2014年11月19日2019年8月6日閲覧。 。
- ^ 『2015シーズンのチームスローガンは ALL for TEAM』(プレスリリース)レノファ山口FC、2015年2月14日2015年12月11日閲覧。 。
- ^ “維新公園に刻んだレノファ山口の第一歩。応援の幸せと、初々しき勇気”. 川端暁彦の千態万状Jリーグ. 日本プロサッカーリーグ (2015年3月18日). 2015年11月25日閲覧。
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