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南千住駅

南千住駅(みなみせんじゅえき)は、東京都荒川区南千住四丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・東京地下鉄(東京メトロ)・首都圏新都市鉄道(つくばエクスプレス)のである。荒川区最東端の駅。

南千住駅
西口
左からJR東日本、東京メトロ、つくばエクスプレスの出入口が並ぶ
(2021年5月)
みなみせんじゅ
Minami-Senju
所在地 東京都荒川区南千住四丁目
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本・駅詳細
東京地下鉄(東京メトロ・駅詳細
首都圏新都市鉄道駅詳細
(テンプレートを表示)
東口(2021年5月)

乗り入れ路線

JR東日本の常磐線・東京メトロの日比谷線・首都圏新都市鉄道のつくばエクスプレスの3社の路線の駅がそれぞれあり、接続駅となっている。JR東日本の駅には「JJ 04」、東京メトロの駅には「H 21[注釈 1]、つくばエクスプレスの駅には「TX04」の駅番号が付与されている。

JRの駅には常磐線快速電車および中距離電車のみが停車し、東京メトロ千代田線に直通している常磐線各駅停車は当駅を経由しない。常磐線各駅停車のみが停車する綾瀬亀有方面へ向かう場合には、北隣の北千住駅で各駅停車に乗り換えが可能である[注釈 2]。かつては、中距離電車の当駅停車は日中のみだったが、2004年3月13日ダイヤ改正で終日停車するようになった。かつて設定されていた(通勤快速)や2005年7月9日より設定された(特別快速)は、当駅を通過する。またJRの駅は、特定都区市内制度における「東京都区内」に属している。

JRの駅からは、貨物駅である日本貨物鉄道(JR貨物)隅田川駅へと通じる常磐線支線(隅田川貨物線)が分岐しており、貨物列車のみが使用する。つくばエクスプレスの工事のため使用を休止していた時期があり、その後改築されて使用が再開された。

歴史

お召し列車の運行

天皇茨城県方面での公務があり、つくばエクスプレスに乗車する場合は、起点である秋葉原駅ではなく、当駅を利用する場合がある。過去に2回運行された。

駅構造

3社の駅はそれぞれ別々の建物であるため、各線相互の乗り換えの際には改札を出て道路を渡る必要がある。

JR東日本の駅舎は、つくばエクスプレスの建設工事に伴い2005年に建て替えられ、バリアフリー対応となった。また、東京メトロの駅舎も同年バリアフリー対応と内・外装の改修を目的としてリニューアルされている。なお、つくばエクスプレスの駅舎は当初からバリアフリー対応がなされている。

JR東日本

JR 南千住駅
みなみせんじゅ
Minami-Senju
所在地 東京都荒川区南千住四丁目5-1
北緯35度44分3秒 東経139度47分58.3秒 / 北緯35.73417度 東経139.799528度 / 35.73417; 139.799528 (JR 南千住駅)
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
電報略号 ナン
駅構造 高架駅
(ホーム) 1面2線[10]
乗車人員
-統計年度-
14,399人/日(降車客含まず)
-2021年-
開業年月日 1896年明治29年)12月25日
乗入路線 2 路線
所属路線 常磐線(快速)
(線路名称上は常磐線
駅番号 JJ04
キロ程 3.4 km(日暮里起点)
上野から5.6 km
JJ 03 三河島 (2.2 km)
(1.8 km) 北千住 JJ 05
所属路線 常磐線(貨物支線・隅田川貨物線)
キロ程 5.7 km(三河島起点)
隅田川 (2.3 km)
備考 (業務委託駅)
  東京都区内
(テンプレートを表示)

島式ホーム1面2線を有する[10]高架駅で、ホームは2階にある。出口は南側の1か所のみで、日比谷線の駅の北口に近い。

地元住民から北口の設置の要望があるが、JR東日本は「出口を増設するほどに利用者が達していない」として自らが出資するには難色を示し、「地元(荒川区)が開設費用を負担するか、利用者が社内基準に達すれば、設置を検討する」としている。

JR東日本ステーションサービスによる(業務委託駅)で、(指定席券売機)・自動改札機が設置されている。2011年8月31日まではみどりの窓口が設置されていた。2015年3月1日より、始発から午前7時までの早朝の時間帯は、遠隔対応(インターホン対応は新松戸駅が行う)のため改札係員は不在となり、一部の自動券売機のみが稼働する。改札外にNewDaysKIOSKが、ホーム上に待合室がある。

のりば

番線 路線 方向 行先
1   常磐線(快速) 下り 松戸取手土浦水戸成田方面
成田線
2   常磐線(快速)
  上野東京ライン
上り 日暮里上野東京品川方面

(出典:JR東日本:駅構内図)

東京メトロ

東京メトロ 南千住駅
みなみせんじゅ
Minami-senju
H 20 三ノ輪 (0.8 km)
(2.1 km) 北千住 H 22
所在地 東京都荒川区南千住四丁目3-1
駅番号 H21[11]
所属事業者 東京地下鉄(東京メトロ)
所属路線 [11]日比谷線
キロ程 2.1 km(北千住起点)
電報略号 ナセ
駅構造 高架駅
(ホーム) 2面2線
乗降人員
-統計年度-
25,092人/日
-2021年-
開業年月日 1961年昭和36年)3月28日
(テンプレートを表示)

相対式ホーム2面2線を有する高架駅。ホームは3階。出口は三ノ輪駅寄り(南口)と北千住駅寄り(北口)の2か所で、北口がJRの駅入口に近い。

エレベーターは北口側に設置されている。ただし、改札階から2番線(北千住方面)ホームへエレベーターで行く場合は、2階でエレベーターを乗り継ぐ必要がある。

駅北側に千住検車区が近接しており、ラッシュ時を中心に当駅始終着列車が設定されている。また、当駅で乗務員の交代が行われることがある。

当駅は、「北千住駅務管区南千住地域」として近隣の駅を管理している[12]

のりば

番線 路線 行先
1   日比谷線 中目黒方面
2 北千住方面

(出典:東京メトロ:構内立体図)

発車メロディ

2020年2月7日よりスイッチ制作の発車メロディ(発車サイン音)を使用している[9]

曲は1番線が「桜の川堤」、2番線が「プリズム」(いずれも福嶋尚哉作曲)である[9]

首都圏新都市鉄道

首都圏新都市鉄道 南千住駅
みなみせんじゅ
Minami-Senju
TX03 浅草 (2.5 km)
(1.9 km) 北千住 TX05
所在地 東京都荒川区南千住四丁目4-1
駅番号 TX04
所属事業者 首都圏新都市鉄道
所属路線 つくばエクスプレス
キロ程 5.6 km(秋葉原起点)
駅構造 地下駅
(ホーム) 2面2線
乗車人員
-統計年度-
5,133人/日(降車客含まず)
-2021年-
開業年月日 2005年平成17年)8月24日[5][6]
(テンプレートを表示)

相対式ホーム2面2線を有する地下駅ホームドアシステムなどの安全設備が導入されている。1階地上部(JR常磐線の高架下で、駅舎の反対側)にコンコースがあり、ホームは地下2階にある。出入口と改札は1か所。開業当初は改札横に売店があったが、その後閉店し、自動販売機が設置された。

(開削工法)で設置された駅であり、工事の際は設置位置の上にある常磐線南千住駅全体を仮線に移す工事が行われた。

また、付近はかつての小塚原刑場の跡地にかかっており、1998年の先行調査では井戸状の枠と104点の頭蓋骨、2002年の本調査では260点以上の頭蓋骨や1700点の四肢骨が出土した[13]。このほかに馬・犬・猫の骨、寛永通宝や下駄・煙管等の小物も出土しているが、木の棺に入れられて埋葬された馬も1点発見されている[13]

のりば

番線 路線 方向 行先
1   つくばエクスプレス 下り つくば方面[14]
2 上り 秋葉原方面[14]

連絡運輸について

JR東日本・東京メトロ・首都圏新都市鉄道のいずれも南千住駅の名称を用いるが、当時の帝都高速度交通営団(営団地下鉄)日比谷線開業に際して日本国有鉄道(国鉄)との連絡業務を行わなかったため、長らく同じ駅名でも乗換駅として案内されないという状態になっていた。つくばエクスプレスでは開業前にはJR・東京メトロへの乗り換えが可能な案内を行っていたが、隣の北千住駅での乗り換えの方が至便であることや、同線とJR・東京メトロとの定期券での連絡運輸を設定していなかったことから、開業後も連絡運輸については従前のままである。ただし、3社ともに乗り換えの車内アナウンスは流れている。なお、2010年3月13日よりJR東日本とつくばエクスプレスとの間で定期券に限り当駅での連絡運輸を開始している。

利用状況

  • JR東日本 - 2021年度の1日平均(乗車人員)は14,399人である[利用客数 1]
  • 東京メトロ - 2021年度の1日平均乗降人員25,092人である[利用客数 2]
    東京メトロ全130駅中108位。日比谷線の駅では最も乗降人員が少ない。
  • 首都圏新都市鉄道 - 2021年度の1日平均乗車人員は5,133人である[利用客数 3]
    つくばエクスプレス線の快速停車駅では最も乗車人員が少ない。

年度別1日平均乗降人員

近年の1日平均乗降人員は下表の通りである(東京メトロのみ)。

年度別1日平均乗降人員[統計 1][統計 2]
年度 営団 / 東京メトロ
1日平均
乗降人員
増加率
2000年(平成12年) 15,968
2001年(平成13年) 16,656 4.3%
2002年(平成14年) 17,387 4.4%
2003年(平成15年) 17,794 2.3%
2004年(平成16年) 19,251 8.2%
2005年(平成17年) 20,357 5.7%
2006年(平成18年) 20,841 2.4%
2007年(平成19年) 22,161 6.3%
2008年(平成20年) 23,306 5.2%
2009年(平成21年) 23,951 2.8%
2010年(平成22年) 24,642 2.9%
2011年(平成23年) 24,941 1.2%
2012年(平成24年) 26,346 5.6%
2013年(平成25年) 27,173 3.1%
2014年(平成26年) 27,571 1.5%
2015年(平成27年) 28,375 2.9%
2016年(平成28年) 29,220 3.0%
2017年(平成29年) 30,040 2.8%
2018年(平成30年) 31,398 4.5%
2019年(令和元年) 31,245 −0.5%
2020年(令和02年) 23,621 −24.4%
2021年(令和03年) 25,092 6.2%

年度別1日平均乗車人員(1890年代 - 1930年代)

各年度の1日平均乗車人員は下表の通りである。

年度別1日平均乗車人員
年度 日本鉄道 /
国鉄
出典
1896年(明治29年) [備考 1] 15 [東京府統計 1]
1897年(明治30年) 41 [東京府統計 2]
1898年(明治31年) 353 [東京府統計 3]
1899年(明治32年) 392 [東京府統計 4]
1900年(明治33年) 449 [東京府統計 5]
1901年(明治34年) 431 [東京府統計 6]
1902年(明治35年) 390 [東京府統計 7]
1903年(明治36年) 336 [東京府統計 8]
1904年(明治37年) 312 [東京府統計 9]
1905年(明治38年) 308 [東京府統計 10]
1907年(明治40年) 389 [東京府統計 11]
1908年(明治41年) 364 [東京府統計 12]
1909年(明治42年) 507 [東京府統計 13]
1911年(明治44年) 757 [東京府統計 14]
1912年(大正元年) 824 [東京府統計 15]
1913年(大正02年) 766 [東京府統計 16]
1914年(大正03年) 799 [東京府統計 17]
1915年(大正04年) 838 [東京府統計 18]
1916年(大正05年) 948 [東京府統計 19]
1919年(大正08年) 1,521 [東京府統計 20]
1920年(大正09年) 1,762 [東京府統計 21]
1922年(大正11年) 2,185 [東京府統計 22]
1923年(大正12年) 2,218 [東京府統計 23]
1924年(大正13年) 2,765 [東京府統計 24]
1925年(大正14年) 2,852 [東京府統計 25]
1926年(昭和元年) 2,880 [東京府統計 26]
1927年(昭和02年) 2,955 [東京府統計 27]
1928年(昭和03年) 3,171 [東京府統計 28]
1929年(昭和04年) 3,060 [東京府統計 29]
1930年(昭和05年) 2,853 [東京府統計 30]
1931年(昭和06年) 2,689 [東京府統計 31]
1932年(昭和07年) 2,554 [東京府統計 32]
1933年(昭和08年) 2,619 [東京府統計 33]
1934年(昭和09年) 2,653 [東京府統計 34]
1935年(昭和10年) 2,775 [東京府統計 35]

年度別1日平均乗車人員(1953年 - 2000年)

各社の1日平均乗車人員の推移は下表の通りである。

年度別1日平均乗車人員[統計 3]
年度 国鉄 /
JR東日本
営団 出典
1953年(昭和28年) 12,562

[東京都統計 1]
1954年(昭和29年) 13,168 [東京都統計 2]
1955年(昭和30年) 13,571 [東京都統計 3]
1956年(昭和31年) 15,251 [東京都統計 4]
1957年(昭和32年) 15,455 [東京都統計 5]
1958年(昭和33年) 15,844 [東京都統計 6]
1959年(昭和34年) 16,668 [東京都統計 7]
1960年(昭和35年) 17,690 [備考 2] 4,306 [東京都統計 8]
1961年(昭和36年) 16,612 2,424 [東京都統計 9]
1962年(昭和37年) 16,781 4,512 [東京都統計 10]
1963年(昭和38年) 17,014 5,843 [東京都統計 11]
1964年(昭和39年) 17,355 7,043 [東京都統計 12]
1965年(昭和40年) 17,947 8,095 [東京都統計 13]
1966年(昭和41年) 18,606 7,929 [東京都統計 14]
1967年(昭和42年) 19,208 8,967 [東京都統計 15]
1968年(昭和43年) 19,036 9,397 [東京都統計 16]
1969年(昭和44年) 16,486 10,250 [東京都統計 17]
1970年(昭和45年) 15,740 10,962 [東京都統計 18]
1971年(昭和46年) 13,727 12,022 [東京都統計 19]
1972年(昭和47年) 12,671 12,189 [東京都統計 20]
1973年(昭和48年) 12,605 12,052 [東京都統計 21]
1974年(昭和49年) 12,633 11,619 [東京都統計 22]
1975年(昭和50年) 12,686 10,525 [東京都統計 23]
1976年(昭和51年) 13,096 10,742 [東京都統計 24]
1977年(昭和52年) 13,315 10,808 [東京都統計 25]
1978年(昭和53年) 13,118 10,959 [東京都統計 26]
1979年(昭和54年) 12,410 11,552 [東京都統計 27]
1980年(昭和55年) 11,715 11,466 [東京都統計 28]
1981年(昭和56年) 11,471 11,562 [東京都統計 29]
1982年(昭和57年) 11,493 11,312 [東京都統計 30]
1983年(昭和58年) 11,191 11,344 [東京都統計 31]
1984年(昭和59年) 11,181 10,071 [東京都統計 32]
1985年(昭和60年) 11,230 9,956 [東京都統計 33]
1986年(昭和61年) 10,729 9,800 [東京都統計 34]
1987年(昭和62年) 10,404 9,760 [東京都統計 35]
1988年(昭和63年) 11,044 9,918 [東京都統計 36]
1989年(平成元年) 11,164 10,055 [東京都統計 37]
1990年(平成02年) 11,290 9,825 [東京都統計 38]
1991年(平成03年) 11,462 9,423 [東京都統計 39]
1992年(平成04年) 11,290 9,178 [東京都統計 40]
1993年(平成05年) 11,419 9,077 [東京都統計 41]
1994年(平成06年) 11,715 8,890 [東京都統計 42]
1995年(平成07年) 12,036 8,560 [東京都統計 43]
1996年(平成08年) 12,282 8,244 [東京都統計 44]
1997年(平成09年) 11,992 8,036 [東京都統計 45]
1998年(平成10年) 11,778 7,858 [東京都統計 46]
1999年(平成11年) 11,724 7,743 [東京都統計 47]
2000年(平成12年) [JR 1]11,852 8,241 [東京都統計 48]

年度別1日平均乗車人員(2001年以降)

年度別1日平均乗車人員[統計 2][統計 3]
年度 JR東日本 営団 /
東京メトロ
首都圏
新都市鉄道
出典
2001年(平成13年) [JR 2]11,985 8,553

[東京都統計 49]
2002年(平成14年) [JR 3]12,253 8,753 [東京都統計 50]
2003年(平成15年) [JR 4]12,474 9,003 [東京都統計 51]
2004年(平成16年) [JR 5]13,283 9,611 [東京都統計 52]
2005年(平成17年) [JR 6]13,806 9,986 2,508 [東京都統計 53]
2006年(平成18年) [JR 7]13,953 10,266 3,108 [東京都統計 54]
2007年(平成19年) [JR 8]14,034 11,074 3,451 [東京都統計 55]
2008年(平成20年) [JR 9]14,266 11,518 3,679 [東京都統計 56]
2009年(平成21年) [JR 10]14,597 11,899 3,828 [東京都統計 57]
2010年(平成22年) [JR 11]15,021 12,216 4,002 [東京都統計 58]
2011年(平成23年) [JR 12]15,305 12,377 4,135 [東京都統計 59]
2012年(平成24年) [JR 13]15,731 13,052 4,409 [東京都統計 60]
2013年(平成25年) [JR 14]15,990 13,468 4,635 [東京都統計 61]
2014年(平成26年) [JR 15]15,902 13,660 4,670 [東京都統計 62]
2015年(平成27年) [JR 16]16,508 14,027 4,855 [東京都統計 63]
2016年(平成28年) [JR 17]16,751 14,397 4,989 [東京都統計 64]
2017年(平成29年) [JR 18]16,990 14,756 5,159 [東京都統計 65]
2018年(平成30年) [JR 19]17,220 15,455 5,650 [東京都統計 66]
2019年(令和元年) [JR 20]17,201 15,325 5,918 [東京都統計 67]
2020年(令和02年) [JR 21]13,655 4,583
2021年(令和03年) [JR 22]14,399 5,133
備考
  1. ^ 1896年12月25日開業。開業日から翌年3月31日までの計97日間を集計したデータ。
  2. ^ 1961年3月28日開業。開業日から同年3月31日までの計4日間を集計したデータ。

駅周辺

 
駅前広場に建つ松尾芭蕉の像

日光街道国道4号)が当駅の西側を通っている。また、隅田川が近く江戸四宿として栄えた千住宿は当駅の付近と北千住駅の付近を総称して指しており、この辺りは小千住・千住南組といっていた。また、江戸時代刑場である小塚原刑場橋本左内鼠小僧次郎吉などの墓のある回向院は当駅の近くにある。

JR駅に隣接して(荒川区立南千住第二中学校)がある。その他、東京都立産業技術高等専門学校荒川キャンパスおよび東京都立荒川工業高等学校の最寄り駅でもある。JR貨物の隅田川駅、日比谷線の車両基地である千住検車区も当駅の東側にある。また、日比谷線の駅南東部には都営バス南千住営業所があり、同営業所は都電南千住電車営業所の跡地となる。

2008年6月下旬には、JR駅舎前東側にマクドナルド三徳が入居する平屋建ての商業施設がオープンした。このほか、東口側の複合商業施設としてはBiVi南千住、リブレ京成を核テナントとするLaLaテラス 南千住、23区初のロイヤルホームセンターが立地する。

松尾芭蕉1689年、千住の地から奥の細道の旅に出立したことに因み、駅前広場に銅像が建立されている。

バス路線

南千住駅東口(駅東口交通広場)

都営バス荒川区コミュニティバス「汐入さくら」、京成バス 北千住線が停車する。

一般路線バス(都営バス)
荒川区コミュニティバス、京成バス北千住線

南千住車庫

都営バスが停車する。

  • (東42-1):(東京駅八重洲口)行
  • 東42-2:東神田
  • 東42-3:浅草雷門行
  • 上46:上野松坂屋行

南千住駅西口

都営バスと、荒川区コミュニティバス「汐入さくら」と「さくら」が停車する。

  • 都営バス
    • 東42-1:東京駅八重洲口行
    • 東42-2:東神田行
  • 京成バス
    • 南千03(汐入さくら):南千住駅東口行
    • (南千01(さくら))・南千02(さくら)・南千02-1(さくら):南千住駅西口(環環)

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
  常磐線(快速)
特別快速
通過
快速
三河島駅 (JJ 03) - 南千住駅 (JJ 04) - 北千住駅 (JJ 05)
常磐線貨物支線(隅田川貨物線)
隅田川駅 - 南千住駅
東京地下鉄(東京メトロ)
  日比谷線
三ノ輪駅 (H 20) - 南千住駅 (H 21) - 北千住駅 (H 22)
首都圏新都市鉄道
つくばエクスプレス
快速・通勤快速(平日下りのみ運転)・区間快速・普通
浅草駅 (TX03) - 南千住駅 (TX04) - 北千住駅 (TX05)

脚注

[脚注の使い方]

記事本文

注釈

  1. ^ 2020年6月6日虎ノ門ヒルズ駅開業に伴い、駅番号を「H 20」から「H 21」へ変更。
  2. ^ なお、綾瀬駅経由で千代田線北綾瀬駅へ向かう際は、一旦日比谷線を使って北千住駅へ向かい、同駅で千代田線に乗り換えると、東京メトロ一社のみの通算運賃となり安価となる。

出典

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広報資料・プレスリリースなど一次資料
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利用状況

JR・私鉄・地下鉄の1日平均利用客数
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  3. ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
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  65. ^ 平成29年
  66. ^ 平成30年
  67. ^ 平成31年・令和元年

関連項目

外部リンク

  • 駅の情報(南千住駅):JR東日本
  • 南千住駅/H21 | 路線・駅の情報 | 東京メトロ
  • 南千住駅 | 駅情報・路線図 | つくばエクスプレス
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