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クロスネット局

クロスネット局(クロスネットきょく)とは、地上波を用いる日本民間放送局において、複数のネットワークに属すもののことである。

テレビジョン放送については民放テレビ全国四波化の進展によってクロスネット局は減少してきているが、中波ラジオ放送 (AM) はそのほとんどがクロスネット局である[1]。(超短波放送 (FM)) にはクロスネット局は存在しない。

テレビジョン放送

1960年代後半から関東・近畿・中京広域圏などを除く地方部でUHF波による民放の第2局が開局。これら民放第2局もしくは第3局で、クロスネットでの編成を行う放送局が増加し、1980年10月開局のテレビ信州まで続いた。

しかし1980年代に入ると、民放テレビ全国四波化により新局(それまでフルネット局が少なかったANN系列局が多い)が続々開局し、既存局でクロスネットを解消する局が続出した。ただし中継局の未整備・スポンサーの都合などにより、一部の人気番組については、新たに開局した系列局に番組を移行せず、従来の放送局で一定期間続けて放送する事例があった。

JNNは、排他協定の規則により、加盟局のクロスネットを全面禁止としているが、過去には一部のJNN加盟局で非報道系に限り他系列の番組供給組織にも正式加入する形での例外的なクロスネット局や、JNN単独加盟ながら個別ネットの形で系列外番組の同時ネット枠を相当数設けたり、逆に名目上は他系列とのみ正式なネットワーク協定を締結する局であってもJNNニュースを含むTBS系列番組の同時・遅れネット枠をスポンサードネットも交え相当数編成した例など、民放2局地域を中心に非正規クロスネット状態の番組編成となった局があった。

RKB毎日放送の例では、テレビ放送開始時は在福民放で最初のテレビ局であったことからラジオ東京テレビ(KRT)日本テレビ(NTV)NETテレビ学校放送の流れを汲む民間放送教育協会の放送は現在も継続)等特定のキー局に偏らない自由な番組編成(オープンネット状態)を組んでいた[注釈 1]。その後、在福局の増加やネットワークの整理[注釈 2]を進め、1969年昭和44年)に在福4局目である福岡放送(FBS)が開局してからは在福4局それぞれがJNN、NNNFNNANN系列のフルネット局となり、(一連のネットワーク整理)が完了した。その後1991年平成3年)にテレビ東京系列のTXN九州(現:TVQ九州放送)が開局した。

テレビ東京は1982年のTXN発足以降、クロスネットによる系列拡大の方針を取っていないが、TXN発足前は毎日放送(MBS)と中京テレビ(CTV)が東京12チャンネル(当時)とネットワーク関係を結んでいた時期がある。TXN系列局は大都市圏を中心に6局しか存在せず[注釈 3]、系列局が存在しない地域では番組販売扱いで同系列の番組が放送されている。特に東海と関西の独立局ではTXN系列の番組を大量に購入しており、ゴールデンタイムでは同系列局とほぼ同等の番組編成となっている(テレビ大阪と放送エリアが重複する京都放送サンテレビは、TXN系列からは最小限の番組購入にとどまる一方、他の4系列から在阪局での編成から外れた番組を購入している)。

平成新局においてはクロスネット局が存在しないが、エリア3局目が平成新局として開局した場合、エリア内に存在しないTXN以外の系列外ネット局の番組を編成する場合がある[注釈 4][注釈 5]が、その本数は老舗局と比べて非常に少ない。

この他、加入していない系列の番組を同時ネットする非正規のクロスネットも各地で見受けられた。特に、テレビ放送初期の1960年代までは大都市以外の地域では県域民放が1社しかないため、名目上はJNNまたはNNN系列単独でありながら、ネットワーク回線の都合から他系列とも同時ネットを含む混成編成を組む事実上のクロスネットが多数存在した。この頃は一社提供が全国ネット番組の主軸で、大型スポンサーの提供番組を中心に系列を問わない全国ネット体制を築いたものも少なくなかった。

また、番組編成の都合により、通常放送される番組ではなく、本来の系列番組が放送されるケースもあった[注釈 6]

具体例

福島テレビおよびテレビ山口の事例
一時期、JNNの報道番組を放送しつつ、FNSにも正式に加盟して一部の番組を同時ネット[注釈 7]あるいは遅れネットしていたことがあった。また、JNN加盟局にも拘らず、番販(産経新聞社配給)扱いで『FNNお茶の間ニュース』『FNN奥さまニュース』をネットしたこともあった。
福島テレビ(FTV)では、JNNからFNNに加盟した1983年4月1日から9月30日にかけて、テレビユー福島(TUF)開局まで視聴者保護対策として、報道番組以外はTBSとフジテレビのクロスネットでの編成を維持した。朝番組では、『』を午前7時で飛び降り、TBSの『朝のホットライン』に繋いでいた。
ただし、TUFの開局が予定より遅れた影響で、フジテレビ系列フルネット局になった10月から12月にかけても一部番組[注釈 8]に限り、遅れネットしていた[2]
テレビ山口では、1987年10月にJNNフルネット局となってからも一部のFNN系列番組の同時ネットを継続したが、2000年6月に消滅した。詳細は(テレビ山口#フジテレビ系番組放送枠見直し)を参照。その後も山口県内にFNN系列局がないため、ゴールデンタイムおよび週末のローカルセールス枠や平日の深夜枠でのフジ系番組の時差ネット放送を積極的に行っている。
青森テレビの事例
過去、報道およびその他の番組ともANNとJNNのクロスネットでの編成がとられていた[注釈 9][注釈 10][3][4]。報道番組は、『JNNニュースコープ』など、JNNの全国ニュースも放送していた一方で、報道以外の番組は、TBS系列の番組が中心であり、NET系については、1局しかなかった時代の名残から、青森放送に相当数の番組が残っていた。

長時間にわたる特別番組の事例

24時間テレビ 「愛は地球を救う」』(日本テレビ系列)や『FNSの日』(テレビ大分を除くフジテレビ系列)など長時間にわたる特別番組については、放送開始から終了までの全て同時に放送されないことがあるだけでなく、時差放送されることもある。ここでは前者の番組について、参加するクロスネット局および他のネットワーク系列のフルネット局の事例を解説する(いずれも「参加局」として名を連ねており、実際に募金の受付などのチャリティー活動を行っている)。

  • 日本テレビ系列を含むクロスネット局であるテレビ大分およびテレビ宮崎では、一部のパートが時差放送または放送されないことがある。
  • 日本テレビ系列局がない沖縄県では、フジテレビ系列(フルネット局)の沖縄テレビが参加している[注釈 11]
  • 過去に長崎県では長崎放送テレビ長崎の当時2局しかなかった県域局がそろって参加したことがあった(第1~4・6回)。これは当時KTNが日テレ系・フジ系のクロスネットであり、曜日編成で土曜日のゴールデン枠がフジ系、日曜日の同枠が日テレ系中心の編成であったことや、NBC(TBS系)が開局当初事実上オープンネットだった時代の名残で、土曜日に日テレ系編成を軸としていたためで、土曜日夜の開始~日曜早朝までNBCで放送した後、日曜早朝以後の後半をKTNが担当していた。
    • 第5回(1982年)は長崎大水害発生の影響を受けてNBCが参加を自粛し、KTNのみが参加したが、この時もKTNは前半部分はネットせず、後半のみの放送であった。

放送曜日が固定されていない特別番組(年末年始特番など、放送日が決まっているものに多い)では、その曜日の編成によって放送されないことがあるほか、同一曜日で編成に変更がなくても放送される場合と放送されない場合があることもある。

  • 例えば、『ジャニーズカウントダウンライブ』は、TOSでは12月31日が火・木・金曜の場合に、UMKでは12月31日が火・水・木・土曜の場合に放送される。また、UMKは12月31日が月曜日の場合は年によって対応が異なり、2007 - 2008年・2018 - 2019年は放送されたが、2012 - 2013年は未放送となっている。

ラジオ放送

ラジオには5つの系列局が存在するが、冒頭で述べた通りFMにはクロスネットが存在しないため、ここではAMのみを述べる。

日本で初めての系列はJapan Radio Network(JRN)である。1964年、テレビのネットワーク政策(=JNN)で成功を収めたTBSは、次に「ラジオ版JNN」を構築すべく準備を進めていた。午後帯の『オーナー』を全国ネットとし、これを発展させて1965年に誕生したのがJRNである。
これに対抗すべく、文化放送とニッポン放送が全国ラジオネットワーク(NRN)を立ち上げる。
この2つにはTBS自らが番組配給機構と位置付け、地方局の営業力強化を狙った「理想主義」のJRNと、キー局がナショナルスポンサーを開拓することに主眼をおいた、ネットワークセールス主体の「現実主義」的なNRNという違いがあった。
ところがテレビが全盛となるとラジオへの求心力が著しく低下したこと、またテレビと違ってラジオは1県又は複数県で1局の地域が多い現実があったため、TBSはJNNと異なりクロスネットとNRNシングルネット局や独立局との間の番組販売や番組購入を容認することになり、TBS自体も個別にNRN・JFN単独系列局や独立局への番組販売・スポンサードネットやそれらの局からの番組購入を行うことがあった。そのためテレビのような排他協定は存在せず、JRNのシングルネット局は加盟34局中TBS・CBC・RKB・RBCの4局のみで、残り30局は全てNRNとのクロスネットとなっている。
ただし、局ごとに経緯が異なるため、最初はJRN・NRNのいずれかとの単独加盟だったが、番組ソースや営業面の観点からあとでもう一方の系列に加盟した局も存在する。

このことから、ラジオのネットワークは独立局を含んで複雑なネットワーク構成となっている。

クロスネット局の一覧

中波ラジオ放送 (AM)

全てJRN / NRN加盟

テレビジョン放送

の網掛の系列はサブ系列

  • 福井放送NNN/NNSANN
    • 後者系列で放送される番組はFNN/FNS系列の福井テレビでも放送される。福井放送はANNとクロスネットを組んでいるが、元々NNN/NNS単独加盟局である関係上NNNのニュース番組は全て放送されているため実質上NNNフルネット局扱いである(放送休止時間帯は日テレNEWS24をサイマル放送)。主にANNは月~金の朝8時台のワイドショー並びに土曜朝8時台の情報番組、全曜日の昼のニュース(11時45分~)をそれぞれ同時ネットしている。
  • テレビ大分(NNN/NNS・FNN/FNS
    • 両系列に基本主従関係はなく、放送される1週間の全ての時間(特にゴールデンタイム)は両系列によって異なる場合がある。また、編成の都合で同局で放送できなかった両系列の番組はJNN系列の大分放送でも一部放送[注釈 12]される。深夜(23時以降)・早朝(8時以前)は全曜日NNN(放送休止時間帯は日テレNEWS24をサイマル放送)、日中(主に8時台のワイドショー、昼(11時30分以降)、夕方)は全曜日FNNをそれぞれ同時ネット。
  • テレビ宮崎(FNN/FNS・NNNANN

※テレビ宮崎は2019年現在現存する日本唯一の3局クロスネット局。
※クロスネットを解消した放送局の事例はネットチェンジを参照。

その他

  • 青森放送[注釈 13]テレビ岩手[注釈 14]・山形放送[注釈 15]はかつてANN系列とクロスネットを組んでいたが、クロスネット時代もNNN系列のニュース番組を全て放送していたため、実質上NNNフルネット局扱いであった[注釈 16]
  • 山口放送はANN系列とのクロスネット期間中の1979年10月より『NNN日曜夕刊』ネット開始によりNNN系列のニュース番組を全て放送することにより実質上NNNフルネット局扱いとなった[注釈 17]
  • 開局してから一貫してNNNフルネット局である秋田放送・南海放送は両者とも1992年9月30日までJNN系列の番組を番組販売(一部の番組はスポンサードネット)で放送しており、日本海テレビ(1972年秋から1989年秋まで)・南海放送(愛媛朝日テレビ開局まで)・四国放送(2011年3月31日まで)はANN系列の番組を番組販売(一部の番組はスポンサードネット)で放送していた[注釈 18]が、これらは各系列のネットワーク組織には加盟していなかったため正式なクロスネット局とは扱われない。
  • 秋田テレビは1981年4月1日から1987年3月31日までANN系列とクロスネットを組んでいたが、クロスネット時代もFNN系列のニュース番組を全て放送していたため、実質上FNNフルネット局扱いであった[注釈 19]
  • AMラジオについてはJRN・NRN結成からしばらくの間、近県の放送局とのすみわけなどの関係で、いくつかの放送局がシングルネットだったことがあった[注釈 20]
  • この他、かつてのシングルネットが途中からクロスネット局に変更したAMラジオ局もいくつか存在する。
  • 近畿広域圏については、東京のキー局であるTBSラジオが、ラジオ東京として発足した当初から朝日新聞社毎日新聞社読売新聞社の共同資本関係があったという歴史的な経緯があるため、JRN・NRN発足の当時から朝日放送(現:朝日放送ラジオ)毎日放送(現:MBSラジオ)がクロスネット加盟している。
ただし、報道については、JNN排他協定の関係上、JNNに加盟しているテレビ局を持つ側の放送局が取材を担当しており[注釈 21][注釈 22]、反対側の放送局はJRNのニュースネットには参加していないことになる。
これは、大阪地区におけるNRNのニュースネットはラジオ大阪が加盟しているためである。
  • プロ野球中継(ナイター)においても、多くのクロスネット加盟局は、火曜日(2009年までは土・日、更にそれ以前は月も)にJRN、水・木・金曜(2010年以後は土・日曜日も対象だが、週末のJRNナイターの打ち切りで日曜日のみ、あるいは週末そのものの放送をしなくなった局も多数ある)にはNRNをネットする局が多い。なおNRNについては2局並列加盟であるため、基本的に平日はニッポン放送(LF)、土・日曜は文化放送(QR)が基幹局となる。
    • 近畿広域圏は変則クロスであるため、曜日ごとに担当局を分担している。
      • 日・土曜 基本的には、ABC=NRN、MBS=LFとの相互ネット。
      • 月・金曜 ABC=NRN、MBS=JRN
      • 火・水・木曜 ABC=JRN、MBS=NRN
      1977年-2007年までは、ABC=JRN、MBS=LFとの相互ネット、OBC=NRNで、OBCは近鉄オリックス主催である場合を中心に、ごく少数の阪神主催試合と合わせてそれを放送する試合が一部あった[注釈 23]が、基本的にOBC制作のナイターは、当該日の全国放送対象の試合が近畿地方で行われる時(主に阪神対巨人戦や、巨人主催試合がRF・JRN複占だった時代の当該試合の裏カードの在阪球団主催ゲーム)を除いて、対戦相手球団側の本拠地に向けた裏送り[注釈 24]、実況テープを予備番組用に素材送りをする程度にしかなかった[注釈 25]
      2008・2009年度はOBCのナイター放送打ち切りに伴い、MBSがNRN(QR)とLFとの2つのネットを担当することになったが、LFとの相互ネットを尊重するため、近畿地方で行われるナイターが全国放送される場合、MBS自社ではLFとの相互ネットのものを本番として送り、QRを含む他のNRNナイターネット局へは出演者がMBS本番のものとは異なる裏送りを配給した。2010年に土・日のJRNナイターが廃止されたため、NRNナイターの関西地区担当はABCが行うことになった。
      ただしデーゲームである場合、ABC=JRN(HBC、TBC、CBC、RCC、RKBとの相互ネットか裏送り。TBCとRCCはNRNとのクロスネット)とする試合や、MBSが対戦相手によってNRN扱い(特に阪神・オリックス対中日戦の東海ラジオ放送(SF)や、阪神・オリックス対ソフトバンク戦のABCとの相互ネットなど。MBSは日曜日は原則『GOGO競馬サンデー!』を放送するため裏送り専業)とする試合もあるほか、まれに阪神・オリックス対ソフトバンクの試合が在阪局と在福局の資本関係の都合上月・金曜ナイターと同じ形で、「ABC=KBC(NRN)、MBS=RKB(JRN)」とする場合もあった。更にMBSが予備かードからの昇格時にLFとの相互ネットを可能にした上で、JRN単独加盟のHBC、CBC、RKBとネットを組んだ試合もある。
      また、独立局のアール・エフ・ラジオ日本が「ラジオ日本ジャイアンツナイター」向けにJRN各局の裏送り(CBC、ABC、RCC、RKB発。時折ビジター乗り込みでのTBS発も)も行ったことがあり、近畿地方ではABC/MBSでの本番と、ラジオ関西で裏送り用と2つの放送をしたことがあった(東海地区はぎふチャン中日新聞社との資本関係が長らくなかった[注釈 26]という理由で2017年まで放送できなかったため、中日主催試合の本番・裏送り並列放送となることはなかった[注釈 27][注釈 28])。
      なお、2016年からRFラジオ日本とTBSラジオの包括的業務提携が本格再開され、試合日によりRF、またはTBSラジオのどちらかが制作した巨人主管試合の中継をJRN加盟各局とRF・GBS・CRKで相互に全国生中継を行っている他、各地方系列局(HBC、TBC、CBC、ABCまたはMBS、RCC、RKB)が制作した巨人ビジターカード、または巨人戦中止時の予備カードをRF・GBS・CRKにも配信する試合が存在するほか、TBSが中継を行わない土・日・祝日の巨人主管のデーゲームをRFが制作して、ビジター球団の地元向けとの2局ネットで放送した事例もある。
      TBSラジオが野球中継の制作業務を縮小し、全国配信から撤退した2018年は、JRNナイター単独ネット局に対して、TBSラジオ(DeNA主催のみ)だけでなく系列外のニッポン放送・文化放送(以上ヤクルト・DeNA・巨人主催を除く)・RFラジオ日本(ロッテ主催の一部と巨人主催)も参加して分担する形で裏送りや乗り込み制作時の技術協力を行った。また、中日と巨人の対戦時には、ぎふチャンへの中日新聞の資本参加の影響もあり、CBCラジオとぎふチャンラジオでの並列放送が行われるようになった。
  • 在京キー局(NRN=ニッポン放送・文化放送、JRN=TBSラジオ)は、それぞれ主要地域の系列外局・独立局やFM放送局と個別の番組取引(ニッポン放送・文化放送=JRN単独のCBCラジオ・RKBラジオ・RBCiラジオや、FM COCOLO。TBSラジオ=NRN単独のラジオ大阪や、過去にはJFN加盟のFM大阪など)を行うことがある。
  • キー局系の定額制動画配信サービスにもクロスネットに近い事例があり、プレミアム・プラットフォーム・ジャパン(PPJ)が運営するParaviが該当する。この場合、TBS系列とテレビ東京系列の双方に属しており、それに加えて、有料放送局のWOWOWもPPJの系列である。
  • 2021年に開催された東京オリンピックは、テレビ大分とテレビ宮崎は、日本テレビ及びフジテレビが終日放送する日は全て放送された。この場合、一部の番組が休止、枠移動となった。福井放送、テレビ宮崎ではテレビ朝日制作のものは放送されなかった。また日本テレビ系が担当した女子マラソン競技を除いて、系列外の局へのネットは行われなかった。
  • 2022年FIFAワールドカップは、クロスネット局のテレビ大分は、フジテレビ制作のうち一部が放送される。2022年大会からは、フジテレビ、テレビ朝日共に系列外の局へのネットは行われない。

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ RKBに限らず、地方の民放第1局目はニュースネットを除きフリーネット(オープンネット)体制を執る局が多かった。2局目誕生後に系列の整理を進めている点も同じ。
  2. ^ 1964年(昭和39年)には当時の在福局であるRKB(JNN系列)とテレビ西日本(TNC、NTV系列からフジテレビ系列へ移行)・九州朝日放送(KBC、フジとNETのクロスネットからNETメインへ移行)間でのネットワーク整理を完了したが、NTV系列局がなくなってしまったため、福岡放送開局までの約5年間は既存局が番組販売で対応したり、キユーピー3分クッキングをKBCが独自制作するなどして凌いだ。
  3. ^ TXN系列局の視聴エリアは、放送対象地域である北海道、関東1都6県、愛知、大阪、岡山、香川、福岡の13都道府県およびその周辺に限られる。
  4. ^ 現在このような編成を行っているのは、テレビ朝日系列の青森朝日放送フジテレビ系列局が存在しない青森県に存在し、同系列の番組を一部ネット)、TBS系列チューリップテレビ(テレビ朝日系列局が存在しない富山県に存在し、同系列の番組を一部ネット)の2局のみ。
  5. ^ 過去の事例では、テレビユー山形は開局当初、山形放送及び山形テレビの編成から外れたANNの番組を一部ネットしていたが、山形テレビがFNSからANNにネットチェンジした際には、ANNの番組が山形テレビに移行し、さくらんぼテレビが開局するまでの間、FNSの番組をネットしていた。また、あいテレビ愛媛朝日テレビが開局するまで、先発2局の編成から外れたANNの番組を放送していた。長崎文化放送テレビ長崎のNNN脱退から長崎国際テレビの開局までの間、ごく一部のNNSの番組をネットしていた。山口朝日放送もごく僅かの期間にFNSの番組を放送していた事がある。
  6. ^ 一例として国鉄最後の日である1987年3月31日(火曜日)、1988年12月31日土曜日、「ワールドカップマラソン」(日テレ系)中継を行った1989年4月15日(土曜日)と翌16日(日曜日)、2019年5月1日の福井放送における「キユーピー3分クッキング」など。(出典:該当日の東奥日報テレビ欄(青森・秋田・岩手・北海道各テレビ局)・2019年5月1日付け福井放送ホームページ番組表)
  7. ^ 全日枠では『小川宏ショー』→『おはよう!ナイスデイ』(福島テレビでは1983年4月1日より)や『3時のあなた』、プライムタイム枠では『夜のヒットスタジオ』などが挙げられる。
  8. ^ キユーピー3分クッキング』(CBC)、『東芝日曜劇場』、『ナショナル劇場』、『ポーラテレビ小説』など
  9. ^ 当初FNN系列(ANNとのクロスネットの有無については不明)での開局を予定していたのが、開局3ヶ月前にフジテレビとの協定が白紙に戻され、改めてTBSと特例的な協定を結んだことも関係している。
  10. ^ ニュース協定に関してはANNとのみ締結の上、JNNにはニュースネット及び報道取材活動のみ名目上番組販売扱いで参加し、JNNとの正式なニュース協定締結はANN離脱後となった。
  11. ^ 日本テレビ系列局がない沖縄県での同系列の番組は、フジテレビ系列(フルネット局)の沖縄テレビで放送している他、一部はTBS系列の琉球放送でも(JNN協定に触れない範囲で)放送している。
  12. ^ a b JNN協定に触れない範囲で一部放送。
  13. ^ 1975年3月31日から青森朝日放送開局まで。
  14. ^ 開局から1980年3月31日まで。
  15. ^ 1979年7月1日から山形テレビのネットチェンジまで。
  16. ^ 青森放送と山形放送は福井放送同様、元々NNN/NNS単独加盟局であり開局当初よりNNNのニュース番組を全て放送している。
  17. ^ 『NNN日曜夕刊』開始前は『サザエさん』(フジテレビ)を放送。
  18. ^ 特に南海放送は一時期3系列(NNN・JNN・ANN)の平日朝のニュースをそれぞれに放送していた。そして日本海テレビも山陰放送と並行で『モーニングショー』とテレビ朝日系列平日正午枠を同時放送しており、ゴールデン枠においてもテレビ朝日系列番組を同時ネットしていたため、実質的なクロスネットであった。
  19. ^ 但し、『ANNニュースセブン』ネットに伴い『』(→FNNモーニングコール)』を放送途中で放送終了(飛び降り)していた。
  20. ^ テレビ部門がJNN系列ある場合JRN、他系列(NNN、ANN)の場合NRNにそれぞれ属する傾向にあった。
  21. ^ 1975年3月30日まではABC、同3月31日ネットワーク腸捻転解消後MBS
  22. ^ 但しMBSはニュースネット参加以前から独自の取材活動を行っている名残りで、今日も「ラジオ報道部」というセクションが設けられている。このため本来JRN全国ネットで放送されるべきラジオニュースの一部が、企画ネット番組の扱いで自社放送されている
  23. ^ 近鉄最後のシーズンとなった2004年までの平日も、自社製作を基本とし乍ら、関東でのビジターについてはQRの協力による裏出しとしたものや、西武戦である場合は1982年以後数試合、「文化放送ライオンズナイター」との相互ネット放送としたこともあった。現在はABCが「ライオンズナイター」向けの技術協力をしているが、ABCでは上述の本番ラインに沿っての放送のみを行うため、月曜日にセ・パ交流戦で阪神対西武が行われない限りは、本番カードとなることはめったにない(逆のパターンで西武主催のものをQRから相互ネット、ないしは裏出しをしてもらったことはあった)。
  24. ^ 主に、KBC・SF・STVが対象だった。1980年代にはABC・MBSの要員確保の都合によって、ごくまれに平日にSFへの裏送りをしたこともあった。
  25. ^ 主に関東地区本拠の球団と対戦する場合。
  26. ^ 2010年代以降僅かながら資本参加した。2015年現在は第5位株主となっている。
  27. ^ 中日主催の日本シリーズ・オールスター戦はNPB主催という関係上RF主導で制作されるため、ぎふチャンでも放送されていたが、2010年代以降巨人が関与しない日本シリーズやオールスター戦の放送自体を取りやめている。
  28. ^ 過去に巨人戦以外の中日主催試合が予備カードから昇格した際や、中日が関与しないナゴヤ球場・ナゴヤドームで開催のパ・リーグ公式戦や、放送権が広島球団側にある長良川球場での広島主催の中日戦では、CBC裏送り中継のぎふチャンでの放送が行われたことがある。また広島主催中日戦はRFが直接乗り込み、ぎふチャンの技術協力で放送されたこともあった。

出典

  1. ^ 日本民間放送連盟編 編『放送ハンドブック:文化をになう民放の業務知識』(第4刷 p252、p445)東洋経済新報社、1992年3月16日(原著1991年5月23日)。ISBN (4492760857)。 
  2. ^ 福島民報「福島テレビ 新番組33本が登場 ほぼ100%フジ系に」(1983年9月17日付)より
  3. ^ 『青森テレビ十年の歩み』(社史) - 青森テレビ
  4. ^ 『ATV20年のあゆみ』(社史) - 青森テレビ

関連項目

  • フルネット : 放送局のネットワークが1本に統一されている放送局のこと。
  • ネットチェンジ:ネットチェンジの際に、クロスネットを解消する場合がある。
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