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『TBSニュース』(ティービーエスニュース、TBS News)は、1960年からTBSで放送されている、主に首都圏(関東地方)向けのローカルニュース番組(2009年度を除く)。および、1974年からTBSラジオで放送されているニュース番組・コーナー。後者には『TBSラジオニュース』の別名がある。
テレビ
TBSニュース | |
---|---|
ジャンル | 報道番組 |
出演者 | 齋藤慎太郎 |
製作 | |
制作 | TBS(JNN) |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
午前 | |
放送期間 | 1971年4月 - 1977年3月 |
放送時間 | 平日 10:00 - 10:05 →9:55 - 10:00 |
放送分 | 5分 |
午後 | |
放送期間 | 平日 不明 - 1977年3月(第1期) 2005年3月28日 - 2009年3月27日(第2期) 2010年3月29日 - 2013年9月27日(第3期) 週末 1984年4月 - 2009年3月29日(第1期) 2010年4月3日 - 放送中(第2期) |
放送時間 | 平日 14:50 - 15:00 →14:55 - 15:00(第1期) 15:56 - 15:58(第2期) 15:53 - 15:55 →14:53 - 14:55(第3期) 土曜 13:54 - 14:00→時間不定 日曜 13:54 - 14:00→13:57 - 14:00→14:54 - 15:00 |
放送分 | 平日 10→5→2分、土曜 6分、日曜 6→3→6分 |
夕方 | |
放送期間 | 平日 1962年10月 - 1975年9月 土曜 1962年10月 - 1995年3月 |
放送時間 | 月曜 - 土曜 18:50 - 18:55 |
放送枠 | TBS系列夕方ニュース |
放送分 | 5分 |
夜 | |
放送期間 | 1975年4月 - 1978年3月(第1期) 1982年10月4日 - 1984年9月(第2期) |
放送時間 | 平日 23:20 - 23:25(第1期) 22:54 - 23:00(第2期) |
放送枠 | TBS系列深夜ニュース |
放送分 | 5→6分 |
概要
TBSのニュースタイトルは、開局当初のラジオ東京テレビ(通称:KRテレビ)時代は『東京テレニュース』(とうきょう - 、Tokyo Tele News)等を使用。局名を東京放送(TBS)に改めた1960年11月以降はローカルテレビニュースを『TBSニュース』として放送してきた。
見出し字テロップは、『JNN NEWS』のテロップ(全国ニュース)と代々共用している。[注 1]
2009年3月29日の午後の放送を最後にこのタイトルでの放送は全面的に終了(末期は基本的に午後に5分程度の枠で放送されていた)。翌3月30日からは『総力報道!THE NEWS』の放送開始に伴い、『THE NEWS』へ改題し、全国向けニュースとの名称の統一を図った。
2010年3月28日、『THE NEWS』が兄弟番組『総力報道!THE NEWS』と共に終了したことに伴い、翌3月29日から本番組が再スタートした。なお、項目テロップは第1期と同じく、『JNN NEWS』のフォーマットを共用する。[注 2]
2013年9月27日、9月30日から『Nスタ』の開始時間が15時50分になるに伴い、平日のTBSニュースが終了。土曜日と日曜日のみの放送となり、2016年4月以降は民放の在京キー局で唯一、単独番組として放送されている午後のスポットニュースとなった。
2020年現在、番組ロゴは別項のニュースサイトやCS放送と共通デザインの『TBS NEWS』表記を使用している。2009年以前は、『ジ~ン』と『TBSニュース』[注 3]を使用していた。
現在の放送時間
- 土曜日
- 時間不定(14時 - 17時の中で6分間。15時54分が多い)2010年4月3日 -
- 日曜日
- 14:54 - 15:00(2021年5月9日のみ、15:54 - 15:59) 2021年5月16日 -
過去の放送時間
- 午前
『モーニングジャンボ』→『モーニングジャンボ奥さま8時半です』の後に放送された。のちにワイドショーに内包され、その後2014年3月まで放送された『はなまるニュース』の前身であった(2009年3月30日以降はJNN排他協定発動)。
- 午後
- 1968年10月 - 1975年3月 平日(第1期)14:50 - 15:00
- 1975年4月 - 1977年3月 平日(第1期)14:55 - 15:00
- 1984年4月 - 1986年9月 週末13:54 - 14:00
- 1986年10月 - 2005年3月 土曜時間不定(6分間)、日曜13:54 - 14:00
- 2005年3月28日 - 2009年3月29日 平日(第2期)15:56 - 15:58、土曜時間不定(6分間)、日曜13:54 - 14:00
- 2010年3月29日 - 2012年9月29日 平日15:50 - 15:55(通信販売番組「買っトク!」とコンプレックスにて放送され、TBS NEWS開始は15:53.30から)、土曜時間不定(6分間)、日曜13:54 - 14:00
- 2012年10月1日 - 2013年9月27日 平日14:50 - 14:55(通信販売番組『(コレ 買いダネ!!)(←(買っトク!))』とコンプレックスにて放送され、ニュースの開始は14:53.30から)、土曜時間不定(6分間)、日曜13:54 - 14:00
- 2013年9月28日 - 2019年8月3日 土曜時間不定(6分間)、日曜13:54 - 14:00
- 2019年8月4日 - 2021年3月28日 土曜時間不定(6分間)、日曜13:57 - 14:00
平日午後は、1970年代後半は14時台のドラマ再放送の後に放送されていたものの、一時廃止。1984年4月に平日の午後にスポットニュースが放送されることになり、平日は14時台のドラマ再放送の前に『2時のニュース』が、土曜日は『(12時のスペシャル)』(2時間ドラマ再放送)の後、日曜日は13時台のバラエティ番組(『噂の!東京マガジン』の前身、MBS(毎日放送)制作JNN全国ネット)の後に『TBS NEWS』が編成された。土曜日は1986年10月から14時台のスポーツ中継の後に移動し、放送時間が不定となった。日曜日は2019年8月4日から13時54分 - 13時57分に『(四季折々の贈り物)』が設置されたため、13時57分 - 14時に短縮、2021年4月11日より『噂の!東京マガジン』のBS-TBS移動に伴い『日曜グランプリ』が設置され、『四季折々の贈り物』が3分繰り下がって13時57分 - 14時に変更されたため一旦廃止したが、5月16日から再度、14時54分 - 15時で放送が再開した。
2005年3月28日からは、これまで午後のワイドショーに内包されていたニュースコーナーが、『ジャスト』が終了してワイドショーが一時消滅したのを機に独立した。『2時ピタッ!』、『2時っチャオ!』にもニュースコーナーは存在したが、本番組もそのまま継続した。
元々の週末枠は関東地方のニュースのみを扱うが、2005年春から新設された平日枠は関東ローカルのニュースに限定せず様々なニュースを扱う。ただし、タイトルに「JNN」がつくと排他協定が発動し系列局は必ず同時ネットしなければならないことから「JNN」がつかないタイトルになっているが、過去に日曜午後枠が系列局のテレビユー山形でも放送されていたことがある。また、RSK山陽放送の夕方ワイドのニュースコーナーにおいてVTR映像のみ流れることもある(通常全国ニュースの素材は『ひるおび!』内のJNNニュースコーナーの映像を使うが、14時台以降に大きなニュースが入った時に使用)。
前述のように、2009年度は『THE NEWS』として放送されたため、本番組としての放送はなかった(ただし、タイトルロゴの右下にTBSロゴを挿入していたため、明確な区別はあった)[注 4]。
- 夕方
1975年10月の『テレポートTBS6』開始まで、『JNNニュースコープ』に続く平日夕方のローカルニュースとして放送された。1990年4月2日に『テレポートTBS6』と『JNNニュースコープ』が『JNNニュースの森』に統合された後も、土曜夕方の放送のみ統合されず、1995年3月まで続けられた。日曜日の放送はなかった。東京電力の単独提供で、『テレポートTBS6』終了後も、筆頭スポンサーを担当した。
- 夜
1970年代は『JNNニュースデスク』(23:00 - 23:15)、『(ニュースロータリー)』(23:15 - 23:20、詳細不明)に続いて放送。1982年10月4日から1984年9月までは『JNNニュースデスク』の前(22:54 - 23:00)で放送していた(丸井単独提供[要出典])。その後は最終ニュースに内包されている。
- なお、第2期のエンディングでは、その日の担当アナが「このあとは、ニュースデスクです」などとコメントしていた。
現在の出演者
過去の出演者
- 2009年3月以前
- TBSアナウンサー、報道記者がシフト勤務で担当した。
- ただし、土曜夕方の放送は1987年10月から1995年3月の放送終了までの7年半にわたって鈴木史朗が固定で担当した(鈴木の不在時や、鈴木が同時期に担当していた『』が特別編成等で放送時間が遅くなる場合は、浦口直樹が代行)。
- 週末午後の放送は、1990年代前半にバラエティ番組から報道番組への転身を図っていた長峰由紀が固定で起用されていた時期もあった。
- 2006年10月 - 2008年9月の週末午後の放送は伊藤隆太が担当した(昼の『JNN NEWS』、『JNNイブニング・ニュース』、2008年4月以降の土曜日は『報道特集NEXT』と兼務。長峰の場合もあり)。
- 2010年4月以降
期間 | 月曜 | 火曜 | 水曜 | 木曜 | 金曜 | 土曜 | 日曜 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2010.4 | 2010.8 | 升田尚宏1・2 | 小川知子3 | 秋沢淳子1・4 | 向井政生1・5・6 | 小川知子3・7 | ||
2010.8 | 2010.12 | 升田尚宏2 | 長岡杏子5 | 秋沢淳子4 | 山田愛里7 | |||
2011.1 | 2011.3 | 佐藤渚 | 秋沢淳子4 | 石井大裕 | ||||
2011.4 | 2011.9 | 秋沢淳子4 | 小川知子 | 小川知子7 | ||||
2011.10 | 2012.3 | 升田尚宏 岡村仁美 | 秋沢淳子 吉田明世 | 升田尚宏 | 小川知子 石井大裕 | 秋沢淳子4 | ||
2012.4 | 2012.9 | 伊藤隆佑 岡村仁美 | 吉田明世 | 山内あゆ | 豊田綾乃 | 山内あゆ | 長峰由紀7 | |
2012.10 | 2013.3 | 伊藤隆佑 石井大裕 | 山内あゆ | 升田尚宏 | 林みなほ | |||
2013.4 | 2013.9 | 小倉弘子 | 小川知子 | 江藤愛 | ||||
2013.10 | 2014.3 | (放送なし) | 石井大裕 | 熊崎風斗 | ||||
2014.4 | 2016.3 | 向井政生5・6 | 長峰由紀7 | |||||
2016.4 | 2017.3 | 伊藤隆太5・6 | ||||||
2017.4 | 2017.9 | 小林由未子5 林みなほ5 | ||||||
2017.10 | 2018.9 | 品田亮太5・6 | 小林由未子5 山本恵里伽5 | |||||
2018.10 | 2019.3 | 小林由未子5 品田亮太5 | ||||||
2019.4 | 2019.6 | 品田亮太5 宇賀神メグ5 | ||||||
2019.7 | 2019.8 | 岡村仁美3・5 | 宇賀神メグ7 | |||||
2019.9 | 2019.10.6 | (シフト勤務)5・8 | ||||||
2019.10.7 | 2020.3 | 長岡杏子5 | ||||||
2020.4 | 2020.11.1 | 赤荻歩5・7 | ||||||
2020.11.2 | 現在 | 齋藤慎太郎9 | ||||||
|
TBS 平日午前の関東ローカル・スポットニュース | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
----- | TBSニュース | 奥さま8時半です (朝のワイドショーに内包) |
TBS 平日午後の関東ローカル・スポットニュース | ||
----- | TBSニュース (第1期) | (廃止) |
ジャスト (ニュースコーナー) | TBSニュース (第2期) | |
買いドキッ!&THE NEWS | (買っトク!)&TBSニュース(第3期) ↓ コレ 買いダネ!!&TBSニュース | (廃止) |
TBS 週末午後の関東ローカル・スポットニュース | ||
----- | TBSニュース (第1期) | THE NEWS |
THE NEWS | TBSニュース (第2期) | ----- |
TBS 平日夕方の関東ローカル・スポットニュース | ||
----- | TBSニュース | |
TBS 土曜夕方の関東ローカル・スポットニュース | ||
----- | TBSニュース | ニュースの森 (ローカルニュースを内包) |
TBS 平日最終版の関東ローカル・スポットニュース | ||
----- | TBSニュース (第1期) | JNNニュースデスク (ローカルニュースを内包) |
JNNニュースデスク (ローカルニュースを内包) | TBSニュース (第2期) | JNNニュースデスク (再度ローカルニュースを内包) |
ラジオ
1974年3月31日までは『3社ニュース』(『読売新聞ニュース』『朝日新聞ニュース』『毎日新聞ニュース』の一日交替)が放送されていた。4月1日より、JNN・JRN各局、毎日新聞社および共同通信社からのニュースを含めTBSラジオが独自に編集を行う『TBSニュース』を放送している。
2012年9月以前は、制作センターのニュース情報部が制作を担当していた。翌10月の組織改編で制作センター・技術推進センター・編成局が統合されたことに伴って、ニュース情報部は編成業務局(2019年以降の名称は編成局)に編入されている[1]。
「TBSニュース」にはコーナー用サウンドステッカーがある。JRN系全国ネット番組の中でも緊急ニュースが入った場合は、このステッカーが関東以外の地区にも流れる場合がある。なお以下の一覧中、放送時刻に△がついた放送枠ではサウンドステッカーを流さない。
2020年4月9日から5月29日までは、10時台から16時台のニュースの後に続いて東京都内での新型コロナウイルスに関するニュースを伝える『TBSラジオ 新型コロナウイルス DailyFrontline』が放送されていた。
なお、平日の生ワイド番組内では、基本として毎時50分頃に放送している。以下では、2023年4月時点での放送時間と担当者を記載する。
生ワイド番組への内包分
- 平日
- 生島ヒロシのおはよう定食内 5:02△
- 生島ヒロシのおはよう一直線内 5:55(ローカル、交通情報含む)△
- パンサー向井の#ふらっと(月曜日 - 木曜日)/金曜ボイスログ(金曜日)内 9:00
- パンサー向井の#ふらっと(月曜日 - 木曜日)内 10:50
- ジェーン・スー 生活は踊る(月曜日 - 木曜日)内 11:51
- 金曜ボイスログ(金曜日)内 10:00、11:00、12:00
- こねくと(月曜日 - 木曜日)/金曜ワイドラジオTOKYO えんがわ(金曜日)内 13:20、14:22
- 荻上チキ・Session内 15:40(「Daliy News Session」というタイトルで放送)、17:30(全国ニュース「ネットワークトゥデイ」)
- アシタノカレッジ(月曜日 - 木曜日)/武田砂鉄のプレ金ナイト(金曜日、いずれも22:17)
- 土曜日
- 土曜朝6時 木梨の会。内 6:30
- 蓮見孝之 まとめて!土曜日内 8:30
- 土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送内 9:48、10:46、12:00
- 井上貴博 土曜日の『あ』内 13:48
- 日曜日
- Music Palette♪内 5:00(天気予報含む)△
- 地方創生プログラム ONE-J内 8:55
- 爆笑問題の日曜サンデー内 14:50、16:50
- 14:50枠のニュースは、ネット局でも「TBSニュース」というタイトルで放送されている[注 5]。
単独番組として編成
- 土曜 5:00 - 5:05(天気予報含む)△、15:55 - 16:00(編成上は2023年1月から『ウィークエンドネットワーク』の関東ローカル版扱い)△
- 日曜 6:55 - 7:00、12:56 - 13:00(交通情報含む)、20:25 - 20:30(天気予報含む)
担当キャスター
- 単独番組や『おはよう一直線』内のローカル差し替え枠でニュースデスクが担当する場合、最後に担当者は名前を名乗らないため、誰が担当しているかは不明。
●はTBSテレビの現職アナウンサー、◎は(朝日放送ラジオ・MBSラジオ・和歌山放送を除く)JRN加盟全局で同時ネットを実施しているニュース番組、○は朝日放送ラジオ・MBSラジオを除くJRN向けの裏送りネットによるニュース番組。
- 5時台 - 8時台
- 『生島ヒロシのおはよう定食』内
- 平日:生島ヒロシ
- 『生島ヒロシのおはよう一直線』(ローカル差し替え枠)内
- 平日:宿直のニュースデスクが担当(水曜日は長田新)。
- 土・日曜日(単独番組としての放送分)
- 宿直のニュースデスクが担当
- 9時台 - 17時台(日勤のニュースデスクが担当)
- 平日(『パンサー向井の#ふらっと』、『ジェーン・スー 生活は踊る』、『金曜ボイスログ』、『こねくと』/『金曜ワイドラジオTOKYO えんがわ』、『荻上チキ・Session』、「ネットワークトゥディ」◎<TBSラジオでは『荻上チキ・Session』内で放送>)
- 土曜日(『土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送』内、『井上貴博 土曜日の『あ』』内、「ウィークエンドネットワーク」<関東ローカル版/JRN向けの裏送り全国ネット版とも>):近藤美矩
- 日曜日(単独番組および『爆笑問題の日曜サンデー』内):中村尚登
- 18時台以降
- 平日
- 土・日曜日(単独番組として編成)
- 宿直のニュースデスクか、TBSラジオキャスターが担当(臨時ニュースにも対応)。
ニュースデスク
TBSラジオでは、ニュースキャスターとラジオ・パーソナリティを融合した形として、1965年よりニュースデスク制を採用している。ニュースデスクは単なるニュースの読み手ではなく、リスナーに対して「語りかけるように」ニュースを伝える役割を持つ、番組出演者の一人に位置付けられている。リスナーに向けて分かりやすくニュースを解説することもあれば、番組パーソナリティに対しニュースを基に掛け合いを演じることもある。現在、このニュースデスク制は広く他局にも採用されている。
この一例として、中村と柴田は『爆笑問題の日曜サンデー』13時台のコーナー「ラジオサンデージャポン」に不定期ではあるがニュース解説者として出演している。
脚注
注釈
出典
- ^ 組織図会社情報 TBSラジオ&コミュニケーションズ