来歴
静岡県浜松市の出身[2]で、浜松開誠館高校から立命館大学の情報理工学部へ進学[4]。大学で学士(工学)の学位を取得した[注 1]後に、2021年4月1日付で、アナウンサーとしてTBSテレビに入社した。同期入社のアナウンサーは、小沢光葵と佐々木舞音。
入社後は、テレビで情報系の番組(『THE TIME'』『ひるおび』)や定時ニュースを主に担当しているほか、小沢・佐々木と共にスポーツアナウンサーとしても活動。入社2年目に当たる2022年度には、2022年の7月改編から月曜日の午後 - 夕方帯にTBSラジオで「ニュースデスク」、2023年の1月から『Nスタ』(土曜以外の曜日の夕方にテレビで放送される報道・情報番組)で金曜日の「ニュースプレゼンター」に抜擢されている。
人物
立命館大学への在学中には、陸上競技部に所属。棒高跳びで4m80cmという自己最高記録を残した[2][5]。TBSテレビへの入社後は 短距離走に取り組んでいて、100mでは自己最速で11秒17というタイムを記録している。また、日本陸上競技連盟からB級の審判員に認定[2]。50mの距離を逆立ちで歩くことや、バク宙などを特技に挙げている[3]。
好きなテレビ番組は『SASUKE』[3]。TBSテレビへの入社が内定した時期から、アナウンサーとして実況するのではなく、「選手」として出場することを熱望していた。現に、正式入社後の2021年から、以下のように参加している。
- 2021年には、年末の第39回大会開催に向けたタレントオーディションに参加。ステージごとの分析とエリアごとの攻略法をまとめたリポートを提出するなど、ステージの完全制覇に向けて強い意欲を示した[5]ところ、入社1年目にして合格に至った[注 2]。TBSテレビの現役アナウンサーからの出場は、第32回大会(2016年)の国山ハセンが出場して以来5年振りだが、オーディション経由での参加は初めて[6]。「72番」のゼッケンを付けて臨んだ本番では。スタート台で名前を紹介された際にバク宙を披露したものの、ファーストステージの第2エリア(ローリングヒルの下り部分)でリタイアを余儀なくされた[7]。
- 2022年の第40回記念大会には、「3923番」のゼッケンを付けて出場。しかし、ファーストステージ[注 3]の最終エリア(2連そり立つ壁の2枚目)に挑んでいた最中に制限時間を超えたため、「タイムアップ」扱いで競技から脱落した。ちなみに、『Nスタ』金曜日のニュースプレゼンター就任初日(2023年1月6日)には、このエピソードを自己紹介(16時台前半の「第0部」で放送)に盛り込んでいる。
出演番組
現在
- スポーツ中継(駅伝)
- 2022年の(ニューイヤー駅伝ラジオ中継)で、小沢と共にリポーターとしてデビュー。同年の(プリンセス駅伝)からは、駅伝のテレビ中継において、一部の中継所の実況も任されている。
テレビ
- ひるおび
- 水曜日13時台『JNN NEWS』キャスター(2021年10月13日 - )
- 当初は小沢との隔週交代、2022年4月6日からは毎週担当。金曜日にも13時台を担当することがある。
- 月曜日午前枠プレゼンター(2022年7月4日 - )
- 水曜日13時台『JNN NEWS』キャスター(2021年10月13日 - )
- ゴゴスマ -GO GO!Smile!-(水曜日ニュースキャスター、CBCテレビ制作、2021年10月13日 - )
- 『ひるおび』13時台に続いての出演で、当初は小沢との隔週交代、2022年4月6日からは毎週担当。
- TBS NEWS(2022年4月 - )
- Nスタ(平日版のニュースプレゼンター)
- 金曜日担当:2023年1月6日 -
- 起用時点での年齢は24歳6ヶ月で、(総合司会を含めた)この時点における平日版の現職キャスター陣では最年少。
- 木曜日担当:2023年3月30日 -
- 金曜日担当:2023年1月6日 -
- ラヴィット(水曜日『JNN NEWS』キャスター、2023年4月5日 - )
ラジオ
- ニュースデスク(月曜日午後 - 夕方帯担当、2022年7月4日 - ) - 『ネットワークトゥデイ』のキャスターを兼務
- 金曜ボイスログ(ニュースキャスター、2022年4月8日 - )
過去
テレビ
- お笑いの日2021(2021年10月2日) - 新人アナウンサーとしてのお披露目を兼ねて、小沢・佐々木と揃って出演。
- TBS秋の新番組プレゼン祭(2021年10月3日)
- (THE TIME')(木曜日進行キャスター、2021年10月7日 - 2022年9月29日)
- 後続番組の『THE TIME,』にも、冒頭の30分間(5:20 - 5:50)のみ出演していた。
- 報道特集(スポーツキャスター、2021年10月9日 - 2023年3月25日)
- S☆1
- 土曜版ニュースキャスター(2022年4月2日 - 2023年3月25日) - 『報道特集』に続いて出演
- 日曜版メインキャスター代理(2022年7月31日)- メインキャスター・石井大裕の夏季休暇に伴う担当
- SASUKE
- 第39回大会(2021年12月28日)・第40回記念大会(2022年12月27日) - 「選手」として登場
ラジオ
- 森本毅郎・スタンバイ!(2022年1月4日・2023年1月3日)
- いずれも、メインパーソナリティ・森本毅郎の年末年始休暇に伴う代演。
- アシタノカレッジ月曜日「ちょこっといいこと短歌」(不定期出演、2021年10月 - 2022年6月)
- 生島ヒロシのおはよう定食/生島ヒロシのおはよう一直線(パーソナリティ代理、2022年8月12日・2023年1月4日)
- 初出演は生島ヒロシ(メインパーソナリティ)の新型コロナウイルス感染症罹患、以降の出演は生島の休暇に伴う代演。
脚注
注釈
- ^ 立命館大学学位規程第3条。
- ^ 同期入社の小沢もタレントオーディションに参加していたが、高柳と揃っての合格には至らなかった。
- ^ 杉山真也・熊崎風斗・近藤夏子に見届けられながらの挑戦で、競技の実況を南波雅俊(いずれも先輩アナウンサー)が担当。
出典
- ^ “TBSテレビ 企業情報 組織図”. TBSテレビ. (2021年11月1日)2022年5月20日閲覧。
- ^ a b c d TBSアナウンサー名鑑 高柳 光希
- ^ a b c TBSアナウンサーinstagram公式アカウントへ2021年6月8日に投稿された記事を参照
- ^ “立命館大学体育会男子陸上競技部”. 2021年6月8日閲覧。
- ^ a b (日本語) 【史上初】オーディションから参加のTBS新人アナウンサーSASUKE初挑戦【高柳光希】2022年8月1日閲覧。
- ^ (日本語) 【ガチ】山田 漆原 日置 大嶋がTBSアナウンサー軍団と運動会したら大型新人登場で大波乱【①/2】2022年8月1日閲覧。
- ^ (日本語) 【密着】史上最強の漁師・レジェンド長野誠が見たSASUKE2021【前編】2022年8月1日閲覧。
関連項目
外部リンク
- TBSアナウンサー名鑑 高柳光希
- 高柳光希 / TBSアナウンサー (@takayanagi_tbs) - Instagram
- 高柳光希/TBSアナウンサー (@takayanagi_tbs) - Twitter