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阪急バス茨木営業所

阪急バス茨木営業所(はんきゅうバスいばらきえいぎょうしょ)は、大阪府茨木市上郡二丁目にある阪急バス営業所

茨木営業所在籍の(03-)390号
2006年に伏尾台営業所から転入した(96-)2613号

最寄りの停留所は「中河原南口」「茨木営業所前[注 1]」で、所内には阪急バスの車検整備を担う子会社・阪急阪神エムテックの本社工場が併設されている。営業所表記は○茨。

概要

阪急バスの親会社・阪急電鉄の前身である『京阪神急行電鉄』から京阪電鉄が分離独立したのに伴い、1951年に京阪自動車(現・京阪バス)から譲渡された。譲渡当初は、現在の石橋線の元となる石橋枚方線の一部や、茨木市北部・豊能町富田などへの路線を運行していた。

現在は茨木市や箕面市東部を中心に、豊中市吹田市池田市・豊能町まで、幅広い地域をカバーする路線群を担当している。以前は、高槻市島本町摂津市京都府亀岡市へ乗り入れる路線もあった。

1975年から1985年までは、阪急バスがデマンドシステムを改良した業界初となる「ミディバス」(コールモービルシステム)の運行を担当していた。

阪急バスの「お客様感謝Day」(事前応募が必要)は、隣接する阪急阪神エムテック本社工場で開催される[1][2]

  • 所在地:大阪府茨木市上郡2丁目14番4号
    • 1967年10月4日の開設当初は郡355番地。京阪バスからの譲渡までは、末広町6番25号にあった。

運行路線

粟生団地線

千里中央駅 - 粟生団地間の輸送が主体となる。

主に阪急北千里駅・小野原(国道171号)を経由する系統、そこからさらに外院の里や箕面市北部の間谷住宅へ向かう系統に分かれる。2021年3月まで大阪大学外国語学部(旧・大阪外国語大学2007年10月1日に統合・改称)などへと向かう系統も存在した[3]

千里中央駅 - 北千里駅間を運行する系統はクローズドドアシステムを採用しており、北千里では郊外行きは乗車のみ、千里中央行は降車のみの扱いとなっていたが、2021年12月の改正以降、郊外行きの阪急北千里駅降車が可能となった[4]。なお、千里中央行の降車のみの扱いは、改正後も引き続き実施される。

また千里中央 - 阪急北千里駅間は直行運転が行われている。

千里中央では5のりばから発車。阪急北千里駅では系統によりのりばが異なり、粟生団地・間谷住宅・関電学園前の各系統及び外院の里66系統は6のりばから、小野原西五丁目系統及び外院の里60・62系統は5のりばから発車。

粟生団地系統

  • 55系統:千里中央 - 阪急北千里駅 - 新家 - 小野原 - 豊川住宅前 - 粟生団地
    • 北摂霊園へのアクセス系統の区間便扱いだったが、29系統の運行開始後は、粟生団地系統のメイン系統として運行されている。
    • 平日の千里中央23時台に発車する2本は、通常の2倍の運賃が必要となる「深夜バス」として運行される。

間谷住宅系統

前述したデマンドバスの改良型『間谷ミディバス』として運行していたのを一般路線化した系統で、豊川支所前を経由する56系統と、尼谷を経由する30・59系統がある。

間谷住宅内は、外回り方向のみの循環運行で、循環した後に千里中央に戻る便と、住宅内循環後に「間谷住宅1」で運行を打ち切る便の2種類がある。

2021年3月25日に阪大外国語学部の移転に伴い、同学部発着の系統は廃止された(53系統は廃止、51系統は粟生団地系統55系統に統合)[3]

2021年12月の改正以降は、30・59系統の本数が大幅に減少された。粟生団地を経由しない30系統は、日中の便が56系統に振り替えられ、平日の朝夕ラッシュ時にそれぞれ数往復、土休日の朝に1往復+夕方以降に千里中央行き6本のみとなっている。粟生団地を経由する59系統は、間谷住宅発着が平日の朝1.5往復のみ[注 2]となり、それ以外は全て粟生団地で折り返しとなった。

なお、宮の前3・4のりばが、改正時に宮の前南に名称変更された[4]。このため59系統の千里中央行きは、粟生団地発車後の宮の前(1のりば)には停車しない。

  • 56系統:千里中央 - 阪急北千里駅 - 新家 - 小野原 - 豊川住宅前 - 粟生団地 - 間谷住宅内循環
    • 最終便は通常の2倍の運賃が必要となる「深夜バス」として運行される。
  • 59系統:千里中央 - 阪急北千里駅 - 新家 - 小野原 - 尼谷 - 粟生団地 - 間谷住宅内循環
  • 30系統:千里中央 - 阪急北千里駅 - 新家 - 小野原 - 尼谷 - 間谷住宅内循環

外院の里系統

住宅街となっている箕面市粟生外院3・4丁目のほぼ中間にある外院の里へのアクセス系統。メイン系統となる62系統と、夕方以降に運行される60系統の2種類が運行されている。2021年12月の改正までは、66系統がメイン系統で、夕方以降は64系統(同改正で廃止)が運行されていた。60・62系統ともにこの改定での新設である。

  • 60系統:千里中央 → 阪急北千里駅 → 今宮三丁目 → 阪急小野原住宅中央 → 新家 → 外院の里 → 粟生団地
    • 夕方以降に運行。
  • 62系統:千里中央 → 阪急北千里駅 → 今宮三丁目 → 阪急小野原住宅中央 → 新家 → 外院の里 → 小野原 → 新家 → 阪急小野原住宅中央 → 今宮三丁目 → 阪急北千里駅 → 千里中央
    • 阪急小野原住宅南は、千里中央行きのみ停車。
  • 66系統:千里中央 → 阪急北千里駅 → 新家 → 外院の里 → 小野原 → 新家 → 阪急北千里駅 → 千里中央
    • 平日は外院の里始発が朝4本、夕方2本、千里中央始発が朝2本のみ設定されている。土休日の朝は千里中央始発と外院の里始発がそれぞれ1本ずつのみとなる。

関電学園前系統

2023年現在、関電学園前行きは平日8時台の2本、関電学園前発は18時台の1本のみ。

終着の関電学園前停留所は粟生団地線唯一の茨木市内の停留所である。なお停留所名の由来となっている関西電力学園は2002年に閉校されている。

  • 79系統:千里中央 - 阪急北千里駅 - 新家 - 小野原 - 関電学園前

小野原西五丁目系統

従来貸切運行していた当時の千里国際学園への輸送と、新たに開始する阪急小野原住宅への輸送を担い、1993年に開設された。2011年8月13日には小野原西五丁目方面への循環路線となる70系統が新設され、従来の78系統も今宮三丁目経由に変更された。

70系統は、循環便のうち午前に千里中央を発着する便は反時計回り(先に阪大口を経由)、同じく午後に発着する便は時計回り(先に今宮三丁目を経由)で運行される。また、朝晩には小野原西五丁目を起終点とする区間便と夕方に78系統の関西学院千里国際キャンパス始発が3本ある。阪急北千里駅 - 金蘭会学園前停留所にある藤白台四丁目停留所には、千里中央~阪急北千里駅の直行区間に含まれていないにも関わらず停車しない。

「関西学院千里国際キャンパス」停留所は、2010年4月に実施された関西学院と千里国際学園の両学校法人の合併に伴い、「千里国際学園」から改称された。

関西学院千里国際キャンパスには日本語を母語としない学生が多く通っているため、78系統の車内放送や一部の停留所では英語が使われている。

  • 70系統:千里中央 - 阪急北千里駅 - 今宮三丁目 - 関西学院千里国際キャンパス(今宮三丁目方面行きのみ停車)- 小野原西五丁目 - 阪大口 - 阪急北千里駅 - 千里中央
  • 78系統:千里中央 - 阪急北千里駅 - 今宮三丁目 - 関西学院千里国際キャンパス

茨木美穂ヶ丘線

1984年に開設され、当初は千里営業所が担当していた。1988年に茨木営業所に移管、1997年に系統番号が再編され、現在の体制となった。

千里中央 - 茨木美穂ヶ丘系統を主として、阪大病院経由や茨木営業所前まで延長した系統によって構成される。茨木営業所前着便は茨木営業所への入庫を兼ねている。下井行きについては2017年4月1日のダイヤ改正で一つ先の茨木営業所前まで運転区間が延長された。千里中央では下記阪大病院線と共に6のりばから発車。

  • 101系統:千里中央 - 阪大東口 - 茨木美穂ヶ丘
  • 102系統:千里中央 → 阪大東口 → 阪大本部前 → 茨木美穂ヶ丘 → 阪大東口 → 千里中央
    • 土休日のみの運行。茨木美穂ヶ丘からそのまま循環して千里中央まで戻る便と105系統の折り返しで阪大本部前始発となる便の2種類がある。
  • 103系統:千里中央 - 阪急山田 - 阪大東口 - 阪大本部前 → 茨木美穂ヶ丘
    • 平日の茨木美穂ヶ丘行きと阪大本部前発の各1本ずつのみ。
  • 105系統:千里中央 - 阪大東口 - 阪大本部前 - 茨木美穂ヶ丘 → 茨木営業所前
    • 土休日夜の1本のみ茨木営業所前まで運行される。

阪大病院線

石橋営業所との共同運行。

平日は朝ラッシュ時間帯を中心に多くの便が設定されているが、土休日は全て運休となる。

もともと「100系統」を名乗っていたが、2005年12月14日より164系統に改番された。

  • 164系統:千里中央 - 直行 - 阪大東口 - 阪大本部前

彩都線

千里中央から青松園前(一部粟生団地)を経て彩都西駅を結ぶ路線である。土休日ダイヤに限り箕面市立病院を経由する便がある。2017年6月1日改正にて新設。千里営業所担当であったが[5]、2020年10月5日改正で茨木営業所担当になる[6]。同様に千里中央と彩都を結ぶ(北大阪ネオポリス線(23・24系統))とは異なり、粟生間谷西四丁目停留所は通過していたが2022年7月16日より停車するようになった。

2023年3月以降、電気バスも運用に入るようになった。

千里中央では7のりばから発車。

  • 21系統:千里中央→急行→白島→外院→青松園前→彩都粟生北三丁目→彩都西駅→彩都あさぎ→宮の前→粟生団地→白島→千里中央
  • 22系統:千里中央→新船場北橋→白島→青松園前→外院→粟生団地→彩都あさぎ→彩都西駅→彩都粟生北三丁目→外院→青松園前→白島→急行→千里中央

以下は粟生団地線(青松園前系統)の急行便を引き継ぎ、平日朝のみ運行される。

  • 21系統:粟生団地 → 白島 → 急行 → 千里中央
  • 22系統:千里中央 → 急行 → 白島 → 粟生団地

以下は土休日昼間のみ運行される。

  • 21系統:千里中央 → 急行 → 白島 → 彩都粟生北五丁目 → 彩都西駅 → 彩都あさぎ三丁目 → 粟生団地 → 白島 → 市立病院前 → 新船場北橋 → 千里中央
  • 22系統:千里中央 → 新船場北橋 → 市立病院前 → 白島 → 粟生団地 → 彩都あさぎ三丁目 → 彩都西駅 → 彩都粟生北五丁目 → 白島 → 急行 → 千里中央

小野原東線

千里中央・阪急北千里駅と箕面市の小野原東地区を結ぶ路線で、1990年に新設。当時は175系統・千里中央 - 小野原東のみであった。

1998年に一部の便を富士火災まで延長、2000年に深夜バスの運行を開始、2007年に一部の便を豊川駅まで延長。豊川駅発着便を176系統とした。2015年4月1日のダイヤ改正で、金蘭千里中学校・高等学校の生徒輸送を目的とした金蘭会学園前行きの直行便が平日と土曜・いずれも朝の登校時間帯に1本新設された。2017年8月8日のダイヤ改正で、175系統の富士火災乗り入れが廃止された。

千里中央では平日最終便のみ6のりば、その他は12のりばから発車。

  • 175系統:千里中央 - 阪急北千里駅 - 阪大口 - 小野原東
    • 千里中央発については平日23時以降発の3本と土休日最終便は深夜バス。
  • 176系統:千里中央 - 阪急北千里駅 - 阪大口 - 小野原東 - 豊川駅

箕面山麓線

箕面市内完結の路線で、粟生団地止まりと間谷住宅循環系統が1時間おきに交互に運行される。

阪急箕面駅では2番のりばからの発車。2021年改正前の同停留所の名称は単に「箕面」であった。

  • 36系統:阪急箕面駅 - 如意谷住宅前 - 粟生団地 - 間谷住宅内循環

石橋線

茨木市街地から国道171号線を西へ進み、箕面市を抜けて阪急石橋阪大前駅へ向かう石橋系統と、茨木市中西部の郡山団地周辺を循環する郡山団地系統に大別される。

石橋系統

国道171号を経由して、茨木と石橋を結ぶロングラン路線。京阪バス時代の(石橋枚方線)がルーツとなる、歴史のある路線でもある。

同社からの譲渡以後は従来の路線と結合させ、国鉄茨木から国道171号西国街道)を経由して石橋、さらに兵庫県西宮市の香枦園浜まで運行されていた。後の長距離路線の整理により分断され、現在の石橋線と(豊中西宮線)に分断された。

阪急茨木市駅(西口) - JR茨木駅間は道路渋滞が恒常的に発生しており、渋滞による遅延を避けるためJR茨木駅発着を中心とし、阪急茨木市駅(西口)発着は一部便のみ(昼間は2時間に1本)である。JR茨木駅 - 阪急石橋阪大前駅間の所要時間は約50分弱。

茨木インターチェンジ付近から石橋付近までは基本的に国道171号線を辿っていく系統だが、郡山団地系統ののりばとの兼ね合いで宿河原停留所付近で石橋行きのみ国道から分岐する。

他路線との乗り継ぎが可能な停留所が多いことも、この路線の特徴である。「中河原南口」では忍頂寺・サニータウン方面に、「小野原」で粟生団地・間谷住宅方面に、小野原 - 今宮間で阪急北千里駅・千里中央方面に、「萱野小学校前」で千里中央・阪急箕面駅・粟生団地・彩都西駅方面、「箕面高校前」で阪急豊中駅・新大阪方面(平日のみ)に乗り換えることが出来る。

関西学院千里国際中等部・高等部(旧・千里国際学園)に通う学生向けに、最寄停留所である「新家」(石橋方面行き)・「箕面墓地前」(茨木方面行き)では英語の車内放送が流される[注 3]。また区間便を除き、方向幕には流れ星のマークがあしらわれていた。

2021年改正では他の営業所の管轄路線に先駆けて「阪急石橋」停留所が「阪急石橋阪大前駅」に改称された。

JR茨木駅では一部を除き7のりばからの発車。

  • 92系統:阪急茨木市駅(西口) - JR茨木駅 - 春日 - 小野原 - 箕面高校前 - 阪急石橋阪大前駅
    • 阪急茨木市駅(西口)発着は昼間2時間に1本の設定で、大半がJR茨木駅発着。
    • JR茨木駅 - 阪急石橋阪大前間は昼間20分に1本の頻度で運行され、茨木営業所管内で最も運行本数が多い。ただし茨木側からの最終便は21時台と比較的早くなっており、深夜バスの設定もない。
    • 2021年改正で平日朝にJR茨木駅 → 豊川一丁目の区間便が1便新設された。この便は、系統番号は石橋系統の他の便と同様92番であるが、JR茨木駅では臨時系統と同じく8のりばから発車する。
    • この他JR茨木駅 - 小野原、下井 → 阪急石橋阪大前駅、阪急石橋阪大前駅 → 茨木営業所前の区間便が運行されている。
  • 臨時系統:JR茨木駅 - 豊川一丁目(直行)
    • 小林製薬中央研究所の社員輸送を目的としたもので、「臨時」と称しながらも2005年頃から毎朝7時台に2便の定期運行を行っている(復路はなし)。また、沿線にある梅花学園大学入試センター試験などが開催される日にも運行されるが、こちらは復路便も設定される。JR茨木駅では8のりばから発車。

郡山団地系統

茨木市街地から郡山団地へと向かう路線。

2008年4月のダイヤ改正では急行便を含む運行本数の減回や、「道祖本診療所前」停留所の「豊川診療所前」への改称などがなされた。

2015年4月のダイヤ改正で、茨木ヒルズ方面へ一部経路変更、「豊川診療所前」停留所の「豊川四丁目」への再改称などがなされた。

道祖本診療所前系統(当時)は、1997年12月22日の茨木・豊能・伏尾台営業所管内ダイヤ改正時に石橋線から編入された。

2022年4月1日より、JR茨木駅発の90系統の内、鍛冶屋橋行き最終、平日の小野原行最終は運賃倍額の深夜バスとなった。

  • 90系統:阪急茨木市駅(西口) → JR茨木駅 → 春日 → 郡山団地 → 茨木ヒルズ → 鍛冶屋橋 → 茨木営業所前 → JR茨木駅 → 阪急茨木市駅(西口)
    • 循環系統が基本で、朝夕はJR茨木駅発着の比率が高くなる。
    • 郡山団地止まり、鍛冶屋橋止まり(2021年12月改正で新設)が阪急発・JR発ともに設定されている。また夜間のJR茨木駅発の3本は郡山団地を巡回後、茨木営業所前で運転打ち切りとなる。
    • 郡山団地始発のJR茨木駅行き・阪急茨木市駅(西口)行きも存在する。
  • 90系統:JR茨木駅 → 春日 → 郡山団地 → 茨木ヒルズ → 鍛冶屋橋 → 小野原
    • 清水までは93系統と同一ルートで、さらに直進して小野原まで向かう。22時台に1本、平日は深夜バスとして23時台にも1本運行。
  • 91系統:豊川四丁目 → 春日 → JR茨木駅 → 阪急茨木市駅(西口)
    • 93系統の復路に相当するが、道路の都合で郡山団地は経由しない。一部便はJR茨木駅止まり。
  • 93系統:阪急茨木市駅(西口) → JR茨木駅 → 春日 → 郡山団地 → 茨木ヒルズ → 鍛冶屋橋 → 豊川四丁目
    • 郡山団地周辺を巡回し、国道171号線に合流した後さらに分岐して豊川四丁目へ向かう。一部便はJR茨木駅始発。

茨木彩都線

2011年7月1日に開設された、彩都と茨木市中心部を結ぶ路線。茨木側は平日早朝3往復と夜間1往復がJR茨木駅発着となる(土休日ダイヤでは朝の彩都西駅行き2本と彩都西駅発1本のみがJR茨木駅発着)。2017年8月8日から、彩都方面行きのみ、モノレール豊川駅へ乗り入れを開始したが、2021年12月18日のダイヤ改正により北向き国道豊川停留所新設に伴い豊川駅乗り入れは廃止された[4]

JR茨木駅では7のりば、彩都西駅では2番のりばから発車。昼間は1時間に1本の運行。

  • 95系統:阪急茨木市駅(西口) - JR茨木駅 - 中河原南口 - 清水 - 彩都あさぎ - 彩都西駅

忍頂寺車作線

茨木市街地から市北部の山間地域である忍頂寺や車作地区へと向かう路線で、以下のうち忍頂寺系統と車作系統は一部の区間で豊能営業所との共同運行を行っている。

なお、かつて存在した大岩系統の派生路線として、茨木サニータウン線もある。

安威団地系統を除きJR茨木駅では9のりばから発車する。

忍頂寺系統

1997年12月から2015年3月まで、余野系統は忍頂寺にて乗り継ぎとなっていた。別記の「忍頂寺線の乗換方法」を参照。

2016年6月6日より上福井 - 馬場間の経路が彩都中部地区を経由するルートに変更された。

  • 81系統:阪急茨木市駅(西口) - JR茨木駅 - 春日 - 中河原南口 - 上福井 - 彩都あかね - 馬場 - 千提寺口 - 忍頂寺 - 銭原 - 余野(豊能町役場)
    • 基本的には阪急またはJR茨木駅 - 忍頂寺間の運行。
    • 1日3往復のみ阪急茨木市駅(西口) - 余野(豊能町役場)間で運行される。
    • 中河原南口から茨木方面の出入庫系統もこの系統に含まれる。中河原南口発駅行きについては早朝を中心にJR・阪急行き共に設定されている。
    • JR茨木駅発中河原南口行きは土休日の最終便1本のみ設定され、2022年4月1日以降は深夜バスとして運行されている。茨木営業所内で降車扱いを行う。
  • 181系統:阪急茨木市駅(西口) - JR茨木駅 - 春日 - 中河原南口 - 上福井 - 彩都あかね - 馬場 - 千提寺口 - 忍頂寺 - 上音羽 - 希望ヶ丘東 ← 余野(東能勢中
    • 豊能営業所管轄便と合わせて1日2往復のみの設定で、駅行きの内1本のみ余野(東能勢中)始発。

奥・粟生団地系統

忍頂寺車作線の一部に含まれているが、山間部には入らず福井から西へ転換して箕面市内へ向かう。

石橋線などと並走しており、こちらは集落地の中を経由するルートとなっているため本数は多くなく、昼間は2時間に1本の運行。

  • 85系統:阪急茨木市駅(西口) - JR茨木駅 - 春日 - 福井 - 山の口 - 奥 - 粟生団地
    • 2015年4月のダイヤ改正にて平日の一部便を阪大外国語学部前経由の185系統に変更。同時に終点側の経路が山の口 → 粟生団地 → 奥 → 山の口の循環から、山の口 - 奥 - 粟生団地の単純往復に変更された。185系統は2021年3月25日改正で廃止し85系統に統合された[3]
    • 朝1往復のみJR茨木駅発着。

車作系統

  • 89系統:阪急茨木市駅(西口) - 三咲町 - 耳原 - 桑原橋 - 車作
    • 平日6往復、休日5往復のみの運行(平日の往路の内1本は豊能営業所管轄の千提寺口行き)。JR茨木駅発着は設定されない。
    • 往路は後述の茨木サニータウン線77系統と同様。復路のみ三咲町 → 中央図書館前 → 田中橋 → 税務署前 → 阪急茨木市駅(西口)となる。

安威団地系統

追手門学院大学安威キャンパスへの移動手段の1つとしての役割を持ち、2019年度に追手門学院中学校・高等学校が総持寺キャンパスに移転するまでは中高生の利用も多かった。

終着の追手門学院前は、大学敷地内にスクールバスと共用の駐車場があり、阪急バスの乗務員の休憩・折り返しにも使用されている。

2021年12月改正までは春日経由の88系統も運行されていた。

JR茨木駅では10のりばからの発車。阪急茨木市駅(西口)発着が基本だが朝は大半がJR茨木駅発着。夕方以降は平日2本、土休日1本のみがJR茨木駅止まり。

昼間時間帯は2時間に1本の頻度で運行されている。

茨木サニータウン線

2021年12月18日改正で春日系統・中央図書館前系統と桑原橋系統の一部便(昼間はほぼ全て)において連続運行がされるようになったことから方面により「右回り」「左回り」の表記が行先表示などで行われるようになった。

また同改正で「山手台二丁目」「山手台七丁目」の各停留所がそれぞれ「茨木山手台二丁目」「茨木山手台七丁目」に改称されたが、行先表示などでは現在も単に「山手台七丁目」と表記するものも多い。

昼間は30分に1本の頻度で運行される。いずれの系統もJR発着と阪急発着が概ね均等に設定されている。

JR茨木駅では9のりばから発車。2021年12月までは桑原橋系統のみ2のりばからの発車であった。

春日系統

  • 86系統:阪急茨木市駅(西口) - JR茨木駅 - 春日 - 上福井 - 茨木サニータウン
    • 朝夕を中心に運行される。
    • 茨木山手台七丁目は経由しない。また77系統との連続運行は行われていない。
    • 2022年4月1日より、平日の阪急茨木市駅(西口)発の最終便は運賃倍額の深夜バスとなった。
  • 87系統:阪急茨木市駅(西口) - JR茨木駅 - 春日 - 上福井 - 茨木山手台七丁目 - 茨木サニータウン -(77系統桑原橋方面)
    • 朝夕の77系統と連続運行を行わない系統は茨木サニータウンで折り返しとなる。

中央図書館前系統

2015年4月1日のダイヤ改正にて、従来の忍頂寺線80系統を茨木サニータウンへ延長する形で新設。山手台七丁目を経由する便は83系統とされた。

昼間の87系統の一部便を置き換える形で運行。2021年12月18日の改正以降は、全便が77系統との連続運行となっている。

  • 83系統:阪急茨木市駅(西口) - JR茨木駅 - 中央図書館前 - 上福井 - 茨木山手台七丁目 - 茨木サニータウン - (77系統桑原橋方面)

桑原橋系統

2007年12月10日から運行を開始(当初は11月末頃の予定だった)。

茨木サニータウンから茨木市駅への流動に関して、従来の上福井・JR茨木駅を経由するよりも速達性が見込まれるとして、長年茨木市議会で議論されてきたが、安威川ダムの建設工事に伴い府道46号からの乗り入れが可能になったことから、2006年5月に茨木市が阪急バスに改めて要望を出し、2006年度末に運行計画を進め、車作線の桑原橋系統延伸という形だけではなく上穂積系統から桑原橋系統への振り替えも含めて調整を行った。2015年4月1日より、一部の便をJR茨木まで延長。

出庫系統として田中発阪急茨木市駅(西口)行きの2区間のみ運行する便が平日・土休日共に3本設定されている。

  • 77系統:(83・87系統上福井方面)- 茨木山手台七丁目 - 茨木サニータウン - 桑原橋 - 耳原 - 三咲町 - 竹橋町 - 阪急茨木市駅(西口) - JR茨木駅
    • 朝夕の83・87系統と連続運行を行わない系統は茨木山手台七丁目で桑原橋方面へ折り返す。

メゾン千里丘線

千里茨木線廃止後は千里中央とJR茨木駅を結ぶ唯一のバス路線となった。

阪急山田 - JR茨木駅、山田樫切山 → JR茨木駅、三保ヶ池 → 阪急山田の区間便が設定されている。

昼間は通し運転が2時間に1本の設定で、千里中央・JR茨木駅共に10のりばからの発車。阪急茨木市駅発着便は設定されていない。

  • 57系統:千里中央 - 阪急山田 - 新小川 - 山田樫切山 - 吹田東高校前 - メゾン千里丘 - 三保ヶ池 - JR茨木駅

彩都もえぎ線

2022年からの新路線。彩都もえぎ一丁目にある阪急阪神不動産の物流施設、ロジスタ・ロジクロス茨木彩都への通勤向けのバスで、阪急茨木市駅(西口)でJR茨木駅行きは降車のみ、ロジスタ・ロジクロス茨木彩都行きは乗車のみ取り扱う。その他の途中停留所は全て通過(安威停留所の手前まで77系統と同一ルート)。

JR茨木駅では10のりばから発車。運賃290円。

  • JR茨木駅 - 阪急茨木市駅(西口) - ロジスタ・ロジクロス茨木彩都

オレンジゆずるバス

箕面市から受託しているコミュニティバス[7]

その他

  • 関西大倉学園
    • 阪急茨木市駅・JR茨木駅をはじめ、千里中央・北千里・石橋(石橋郡山線「瀬川」停留所付近)に発着するスクールバスを運行している。車両には経年の高速バス用が使用されたが、近年は前扉のみを設けた専用車が新規に投入されている。
  • その他、契約特定輸送(工場、倉庫などへの送迎バス)

過去の担当路線

路線名については現行の名称となる前に廃止された系統も多いため、旧来の名称で表記している。

記述内の「JR茨木」「阪急茨木」「北千里」はそれぞれ現在の「JR茨木駅」「阪急茨木市駅」「阪急北千里駅」で、いずれも2021年12月18日の改正で改称された。

茨木・富田線

その名の通り、茨木と富田の各駅を結ぶ路線。1997年12月22日の改正から水無瀬から富田まで区間が短縮され(水無瀬まで運行されていた頃の路線名は茨木水無瀬線)、茨木・富田線(65系統)として運行されていたが、2021年12月18日の改正で廃止された。

京阪バス時代に大阪内本町天神橋 - 京都河原町御池間を結んでいた「京都急行線」が前身。産業道路府道14号国道171号と重複)の交通渋滞慢性化や運行効率の悪さから、何度も途中区間で系統が分断され、その中の一部が茨木水無瀬線である。

なお、この路線の休廃止により、国道171号内区間のうち国道梶原(現在は高槻市営バスの停留所) - 阪急水無瀬間は他社を含め路線バスの運行がすべてなくなり、阪急バスにとっても京都府内(水無瀬以北)と大阪府・兵庫県内を結ぶ系統はなくなった(後に、高槻市営バスが2013年4月1日より上牧駅乗入を開始し、国道171号線の路線空白区間は阪急上牧 - 阪急水無瀬間に短縮されている)[注 4]。残ったJR茨木~JR富田間も年々減便され、JR総持寺駅の開業もあって路線の意義も失われていく中、2018年11月19日以降は平日の2往復の全線通し運行とこの改正で新設された朝夕の三咲町~JR富田間(事実上は当営業所への出入庫)の運行1往復のみとなり、ほぼ免許維持路線に近い状態と化していた。また、この廃止により、新たに三咲町~幸町(高槻市営バス)間が国道171号線の路線空白区間となった。

後年は忍頂寺車作線の一系統として扱われていた。

  • 143系統:JR茨木 - 春日 - 総持寺前 - JR富田 - 高槻 - 五領 - 阪急水無瀬
  • 65系統:JR茨木 - 春日 - 三咲町(発着便あり) - 総持寺前 - JR富田

日赤線

  • 阪急富田 - 国道富田 - 今城塚 - 日赤前 - 日赤病院前
1975年7月に廃止。

忍頂寺車作線

車作線(田中・桑原橋方面を含む)

現在は路線名にも採用されている車作地区で折り返しているが、かつては京都府亀岡市の南掛(なんげ。府道46号と府道733号の交差点付近)まで運行されていた。

乗客減少のため、1997年12月22日のダイヤ改正で系統番号を「79」に改めた上で、亀岡市との府境付近にある竜仙峡までの短縮および休日のみの運行になった。

2007年6月24日をもって、安威川ダムの工事にあわせ府道46号の架け替えが行われることから、同年7月1日以降は現在の車作行き(89系統)として運行されている。

  • 156系統→79系統:阪急茨木 - 桑原橋 - 竜仙峡( - 南掛)※運行休止扱い
  • 158系統:阪急茨木 - 田中 - 春日 - 中河原南口
158系統は、1997年12月22日のダイヤ改正で廃止。晩年は中河原南口発のみの運行であった。

忍頂寺線

  • 83系統:阪急茨木 - JR茨木 - 上福井 - 千提寺口 - 忍頂寺 - 車作
茨木 - 車作の路線は大阪府道46号経由のものだけではなく、忍頂寺線と同一経路を走っているものもあった。
  • 81系統:阪急茨木 - JR茨木 - 上福井 - 千提寺口 - 忍頂寺
1997年から2015年まで運行。忍頂寺にて豊能営業所担当の138・139系統と接続していた。
  • 84系統:阪急茨木 - JR茨木 - 上福井 - 山手台七丁目 - 大岩
2015年4月1日のダイヤ改正で廃止された。
営業所などで配布されている時刻表では茨木サニータウン線の一種とされているが、阪急バスの公式サイトでは忍頂寺線に分類されていた。
2015年4月のダイヤ改正にて後述の学生便の代替として85系統の平日の一部便を阪大外国語学部前経由の185系統に変更。JR茨木発着は粟生団地行きのみ設定。大阪大学箕面キャンパスの移転に伴い2020年3月25日廃止。

安威団地線

  • 88系統:JR茨木 - 春日 - 安威団地 - 追手門学院前

2021年12月改正にて廃止。

粟生団地線

  • 151系統:千里中央 - 北千里 - 新家 - 小野原 - 尼谷 - 粟生団地 - 勝尾寺 - 北摂霊園
  • 152系統:千里中央 - 北千里 - 新家 - 小野原 - 尼谷 - 粟生団地 - 大阪外大前
上記2系統は、1997年12月22日のダイヤ改正で豊川住宅前を経由するよう経路変更され、それぞれ54・55系統に改番となった。
  • 154系統:箕面 - 萱野小学校前 - 小野原 - 豊川住宅前 - 粟生団地
  • 155系統:箕面 - 市立病院前 - 萱野小学校前 - 小野原 - 豊川住宅前 - 粟生団地
1997年10月の箕面山麓線新設に伴い廃止。時期によっては、石橋線に分類されていたこともあった。
  • 2009年4月29日ダイヤ改正時に廃止
    • 54系統:千里中央 - 北千里 - 新家 - 小野原 - 豊川住宅前 - 粟生団地 - 勝尾寺 - 北摂霊園
    • 54系統:千里中央 - 北千里 - 新家 - 小野原 - 豊川住宅前 - 粟生団地 - 勝尾寺口 - 霊園北口 - 北摂霊園内 - 霊園十区
詳細は、「阪急バス豊能営業所」の該当節を参照のこと。
  • 2011年8月13日ダイヤ改正時に廃止
    • 78系統:千里中央 - 北千里 - 今宮 - 関西学院千里国際キャンパス
このダイヤ改正以前は国道171号線を通っていた。改正により、現行の今宮三丁目経由に経路が変更された[注 5]
  • 2017年4月1日ダイヤ改正時に廃止
    • 62系統:特急千里中央 - 阪大外国語学部前(直行便)(山麓線経由、途中無停車。大阪大学休校日は運休)
千里中央 - 阪大外国語学部前間は国道171号経由よりも箕面山麓線経由の方が所要時間が短いために、このような系統設定が出来た。
2017年冬の大阪大学休校期間は2月15日からダイヤ改正前日の3月31日までだったため、実質的な最終運行日は2月14日であった。運休中の3月23日にダイヤ改正が発表されたため、廃止が判明した時点では当然ながら運行されておらず、改正前日も最終便が走ることなく運休状態のまま廃止された。
  • 2017年4月1日ダイヤ改正日に千里営業所へ移管
    • 60系統:千里中央 - 市立病院前 - 白島 - 青松園前 - 粟生団地
    • 63系統:千里中央 - 白島 - 青松園前 - 粟生団地
    • 63系統:千里中央 - 急行 - 白島 - 青松園前 - 粟生団地
粟生団地線のうち、青松園前系統は、全便が千里営業所へと移管した。
  • 2020年3月25日廃止
  • 51系統:千里中央 - 北千里 - 新家 - 小野原 - 豊川住宅前 - 粟生団地 - 阪大外国語学部前[注 6]
  • 53系統:急行千里中央 - 北千里 - 新家 - 小野原 - 阪大外国語学部前(左記の停留所のみ停車。大阪大学休校日は運休)
  • 2021年12月18日ダイヤ改正時に廃止
  • 58系統:千里中央 - 北千里 - 今宮三丁目 - 阪急小野原住宅中央 - 新家 - 小野原 - 豊川住宅前 - 粟生団地
  • 64系統:千里中央 → 北千里 → 新家 → 外院の里 → 粟生団地

廃止と同時に、この2系統を統合するかたちで60系統が新設され、一部が残存した66系統も大部分が今宮三丁目経由の62系統に振り替えられた。

エキスポシティ線

2015年10月16日に運行開始。同年11月19日エキスポランド跡地にオープンした"EXPOCITY"へのアクセス系統である。

近鉄バス鳥飼営業所)との共同運行である。ただし、近鉄バスは途中全停留所に停車する各停便[注 7]、阪急バスはJR茨木 - 日本庭園前間をノンストップとなる急行便で、開設当初は両社合わせて15分毎(交互に発車)のダイヤとなっていたが[8][9]、2017年8月8日から、朝と夜の阪急バス担当便が減便、2018年3月19日からは平日の阪急バス担当便が全廃となった(近鉄バスも2018年8月4日以降、平日運休に変更)。

2023年3月26日の運行をもって当線の阪急バス担当便が休止、同年4月1日以降は近鉄バスのみが運行を継続する(阪急バスの運行分が純減となるため土休日30分毎に減便)[10][11]

箕面山麓線

  • 36系統:(現存路線)→粟生団地→小野原→萱野小学校前→市立病院前→箕面高校前→(現存路線)
  • 37系統:(現存路線)→箕面→箕面高校前→市立病院前→萱野小学校前→小野原→粟生団地→(現存路線)
2010年9月1日より運行されている『オレンジゆずるバス』のルーツに当たり、前日の同年8月31日をもって廃止。当時は循環路線であった。
  • 37系統:間谷住宅内循環 → 粟生団地 → 如意谷住宅前 → 箕面
  • 36系統:箕面高校前 → 阪急箕面駅 → 如意谷住宅前 → 粟生団地 → 間谷住宅内循環
循環運行廃止以降も間谷住宅方面は36系統、箕面方面は37系統と方向により系統番号が異なっていたが、2021年12月18日の改正にて往復とも36系統へと統一された。同時に朝1便のみ運行されていた箕面高校前発の36系統を廃止。

茨木美穂ヶ丘線

  • 94系統:千里中央 - 萱野小学校前 - 小野原 - 下井
1997年12月22日に廃止。
  • 101系統:千里中央 → 阪大東口 → 茨木美穂ヶ丘 → 茨木営業所前
  • 109系統:下井 → 阪大本部前

千里茨木線

1997年12月22日に廃止。「モノレール茨木」停留所は現在の宇野辺駅に該当し、同年4月に改称されたが、バス停の名称は廃止まで変更されなかった。
千里営業所から一時移管されたが、1997年の改正で再び千里営業所の管轄に戻った。
  • 117系統:阪急茨木→JR茨木→日本庭園前→エキスポランド→記念公園西口→日本庭園前→JR茨木→阪急茨木
1997年以降は、冬季を除く休日のみ運行であった。エキスポランドの廃園に伴い、2009年4月9日のダイヤ改正で廃止された(最終運行日は同5日)。
なお、この系統と全く同じ経路で近鉄バスも路線(10番)を運行していた(2004年以降は春休み・ゴールデンウィークのみの季節運行)。当系統と同じく、2009年4月8日をもって休止となった。
また、「エキスポランド」停留所は現在の「万博記念公園駅」停留所に相当する。

石橋・郡山団地線

  • 91系統:阪急茨木→JR茨木→道祖本診療所前
  • 90系統:郡山団地→下井→ 急行 →JR茨木

メゾン千里丘線

  • 145系統:JR岸辺→市場→国道千里丘→新芦屋→メゾン千里丘→宇野辺→国道千里丘→市場→JR岸辺
  • 145系統:JR岸辺→市場→国道千里丘→宇野辺→メゾン千里丘→新芦屋→国道千里丘→市場→JR岸辺
  • 146系統:阪急山田 - 新小川 - 山田樫切山 - 吹田東高校前 - 八丁池 - モノレール茨木 - JR茨木
  • 147系統:阪急山田 - 新小川 - 山田樫切山 - メゾン千里丘 - 新芦屋 - 宇野辺 - JR茨木
1997年12月に、146・147系統はルートを変更し57系統に、145系統はJR線との接続駅を変更して58系統に改番された。
  • 58系統:JR千里丘→新芦屋→メゾン千里丘→宇野辺→JR千里丘
  • 58系統:JR千里丘→宇野辺→メゾン千里丘→新芦屋→JR千里丘
2007年4月に吹田営業所に移管された。

彩都線(初代)

  • 70系統:千里中央 - (直行) - 関電学園前 - 彩都あさぎ南 - 彩都あさぎ
2004年3月の「彩都」こと国際文化公園都市の街開きから、大阪モノレール彩都線延伸までのつなぎとして運行されていた路線。2007年3月19日、計画通りモノレールが延伸開業したため廃止された。
「関電学園前」は石橋線(92系統)との乗り継ぎを考慮した停車で、彩都あさぎ行きは乗車のみ、千里中央行きは降車のみ扱っていた(つまり、関電学園前 - 千里中央の利用はできない)。
なお、車両の行先表示は「彩都あさぎ」ではなく、単に「彩都」と表記されていた。また、当営業所傘下の「彩都出張所」が臨時に開設され、担当していた。
その後の2011年8月13日、粟生団地線に系統番号が同じ70系統が新設されたが、本路線とは全く無関係である。また、2017年6月の改正において、経由地や担当営業所(千里営業所担当)こそ異なるものの同じく千里中央 - 彩都を結ぶ路線として彩都線の名称が復活している。

茨木サニータウン線

  • 86系統:阪急茨木 - JR茨木 - 急行 - 中河原南口 - 上福井 - 団地入口 - 茨木サニータウン
  • 87系統:阪急茨木 - JR茨木 - 急行 - 中河原南口 - 上福井 - 団地入口 - 山手台七丁目 - 茨木サニータウン
1997年まで運行。JR茨木 - 中河原南口間をノンストップで運行していた。
  • 87系統:阪急茨木 - JR茨木 - 上福井 - 山手台七丁目
  • 87系統:JR茨木 - 急行 - 中河原南口 - 上福井 - 山手台七丁目
  • 80系統:JR茨木 - 中央図書館前 - 上福井 - 茨木サニータウン
2015年4月1日改正にて、忍頂寺線80系統を茨木サニータウンまで延伸するかたちで新設、2021年12月18日改正で、全便茨木山手台七丁目を経由する83系統に振り替えられた。

小野原東線

  • 175系統:千里中央 - 北千里 - 阪大口 - 小野原東 - 富士火災
1998年、小野原東発着であった175系統の平日の一部便を富士火災茨木ビルまで延長。2017年8月8日の改正で再び小野原東発着に戻された。

箕面 - 勝尾寺線

箕面駅勝尾寺を途中無停車で結ぶ路線。所要時間は約30分。

2016年8月6日から運行を開始した[12]。土日祝日のみの運行で、盆ダイヤ/年末ダイヤでも暦通り運行し、平日は運休。11月と年始も運休する。2017年7月30日に運行休止となった。

本路線では、hanica各種定期券(通勤/通学/スクールパス/グランドパス65)・環境定期券制度・PiTaPa登録型割引・(スルッとKANSAI 2day/3dayチケット)はいずれも利用不可であった。

  • 箕面 - 直行 - 勝尾寺

阪大外国語学部 - JR茨木、阪急箕面系統

クローズドドアシステムを採用しており、阪大外国語学部行は乗車のみ、各駅行は降車のみ扱われる。また、下記に挙げた停留所のみに停車する。

大阪外大(当時)側から増便や石橋線のJR茨木 - 小野原系統の延伸が要請されていたが、実現には至っていない(参考 (PDF) )。

  • JR茨木 - 春日 - 中河原南口 - 清水 - 小野原 - 阪大外国語学部前
  • 阪急箕面 - 白島北 - 石丸 - 青松園前 - 外院 - 阪大外国語学部前

深夜急行バス・スターライナー(大阪 - 茨木・高槻系統)

1997年に休廃止された、モノレール宇野辺駅付近・富田 - 高槻間を復活させた。JR富田よりも先の各停留所は、この深夜便の降車専用とされており、他の路線は発着しなかった。平日深夜に1本運行されていたが、その後2017年4月1日から再び休止され[13]2018年3月31日をもって正式に路線廃止された。

千里中央 - ニューム・ジェット線

千里中央と大阪船場繊維卸商団地(コムアートヒル)内にある卸問屋『ジェット』を結ぶシャトル路線。2020年に千里営業所に移管された。

前乗り後降りの運賃先払い方式[注 8]を採用しており、乗車時にジェットの登録カードを呈示すれば無料となる(同伴者も対象)。

この路線専用の車両が充当されるが、土日などには一般車も応援に入る。かつては団地を運営するSSOKが自社でマイクロバスを用意し運行していた。

  • 千里中央 - ニューム・ジェット
    • 「ニューム・ジェット」停留所は2011年11月まで「SSOK本館」という名称だったが、移設の上改称している。

アマゾンシャトル

  • 阪急茨木市駅(西口) - JR茨木駅 - アマゾン茨木FC[注 9]

茨木市立中央図書館前にあるAmazon茨木フルフィルメントセンターへの従業員輸送用路線。JR茨木駅ではアマゾン茨木FC行きは乗車のみ、阪急茨木市駅(西口)行きは降車のみの扱い。2023年4月20日の運行をもって廃止[15]

運賃

山岳路線である忍頂寺線車作線茨木サニータウン線は初乗り160円からの距離制運賃、それ以外は初乗り220円からの区間制運賃、もしくは220円均一である。

忍頂寺線の乗換方法

1997年12月22日から2015年3月まで忍頂寺線・余野系統は「忍頂寺」停留所を境に阪急・JR茨木寄りと余野寄りで運行が分断され、忍頂寺をまたいで利用する場合は乗り換えが必要であった。ただし、いずれの便も忍頂寺で乗り継ぎができるようにダイヤが組まれており、以下の方法を利用すれば通し運賃で乗車できる。

茨木営業所や阪急茨木市駅・JR茨木駅などでは、この連絡制度専用の紙製の連絡回数券(10 - 90円券)を販売している(泉原などの一部商店では磁気タイプの回数カードのみ販売していた)。

忍頂寺線内では、忍頂寺以外にも「千提寺口」で(北大阪ネオポリス線)との乗り換えが可能だが、この制度の対象にはならない。

なお、阪急バスの各線で忍頂寺線の他に通し運賃で乗車できる路線は(東能勢線)の池田 - 妙見山上系統のみ(正月三が日のみの運行)。

  1. 乗車時に必ず整理券を取る(始発地での乗車時も)。(ICカード)利用者も同様で、カードの読み取りと共に必ず整理券を取る。
  2. 忍頂寺に到着後、所持している整理券を運賃箱に入れず、乗車した停留所から忍頂寺までの運賃を精算する。
  3. 乗り換え先の便では、整理券を取らずに乗車する。カード利用者も、読み取り機にカードを通さず、そのまま乗車。
  4. 目的地で下車する際は、乗り換え前のバスで取得した整理券と、忍頂寺から目的地までの運賃を払う。カード利用者は、運転手に乗り継いだことを伝えた上で精算する(運転手が読み取り機を操作することで、運賃が確定される)。

車両

大型車が主体で、2000年代は中型ロング車も数を増やしていた。保有車種は国内大手4メーカー全て揃っており、ハイブリッド車等の低公害車も在籍する。

かつては天然ガス車も在籍してたが、2017年4月までに姿を消している。

忍頂寺車作線に使用される車両は山間部を走行するため、車体後部にバックアイカメラを備えており、大型車については短尺車両を使用している。2007年当時で山線で使用されていた短尺車の一部は、カメラを撤去した上で茨木美穂ヶ丘線などで転用されていた車両もあった。また、メゾン千里丘線と箕面山麓線では基本的に中型車が使用してたが、2018年以降は順次中型ロング車が主体となり、箕面山麓線については2019年以降は順次大型車主体になっている。

2007年頃の車両の入れ替えでは、JR茨木・阪急茨木発着路線に新車を投入し、そこで捻出された車両を千里中央発着路線にまわすという傾向があり、このため、前者の路線の車両はほぼ全車ノンステップバスあるいはワンステップバスであるが、後者の路線はノンステップバス・ワンステップバスが各路線1〜2両ずつしか所属しておらず、未だツーステップ車が主体であったが、2009年以降は千里中央発着系統も順次ノンステップバスあるいはワンステップバスが主体となり、現在では全車両がノンステップバスあるいはワンステップバスになっている。

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 降車専用、東向きのみ停車。
  2. ^ (循環後の)間谷住宅1行きが1本、千里中央行きが2本。
  3. ^ 阪急バスの一般路線(有馬急行線除く)で同様に英語放送が流れるのは他に、(三宮有馬線)(有馬温泉に向かう外国人客の配慮のため)や(南芦屋浜系統)(理由は不明)など。過去には(阪北線大阪国際空港 - 新大阪系統)(大阪国際空港の航空機利用客や新大阪駅新幹線利用客を中心に外国人客の利用が見込まれるため)も対象であった。
  4. ^ なお、国道171号線の路線空白区間はほかに兵庫県西宮市の甲武橋西詰(厳密的にはさらにそこから西の「若山町」交差点から) - 能登町間と広田(厳密的にはさらにそこから西の「青木」交差点から) - 江上町間(厳密的にはさらにそこから北の「城ケ堀町北」交差点まで)が空白になっている。前者は1998年12月25日改正で(通過する系統が廃止)され、後者は1999年4月27日改正で(通過する系統の経路変更)により空白区間が生まれたもの。
  5. ^ 改正後も系統番号に変更はなし。
  6. ^ 2007年9月30日までは「55系統」を名乗っていたが、粟生団地止まりの系統との区別のため、改番された。なお、実際には大阪大学の休校期間を挟んでいたため、実質的な最終運行日は8月3日であった。
  7. ^ ほぼ並行する形で(阪急茨木 - JR茨木 - 日本庭園前を経て阪大本部・茨木美穂が丘を結ぶ系統)を運行している(ただし、万博記念公園内は中央環状線をショートカットする)。
  8. ^ 阪急バスの一般路線とは逆。ただし混雑時には前扉でも降車扱いをすることが多い。
  9. ^ 阪急バスウェブサイトの表記に従った[14]

出典

  1. ^ “【イベント】「第9回阪急バスグループお客様感謝Day」を開催いたします!”. 阪急バス (2018年3月13日). 2021年3月8日閲覧。
  2. ^ “【イベント】第10回 阪急バスグループ お客様感謝Dayを開催いたします!”. 阪急バス (2019年5月13日). 2021年3月8日閲覧。
  3. ^ a b c “2021年3月08日 路線バス 【3月25日(木)より】大阪大学外国語学部 移転に伴う運行内容の変更について” (PDF). 阪急バス (2021年3月8日). 2021年3月9日閲覧。
  4. ^ a b c “【2021年12月18日(土)より】箕面市域、豊能町域、茨木市域、吹田市域ほか 運行内容の変更について” (PDF). 阪急バス (2021年11月30日). 2023年4月14日閲覧。
  5. ^ - ウェイバックマシン(2020年3月31日アーカイブ分)
  6. ^ “箕面市北部・豊能町東部・茨木市北部エリア 2020.10現在” (PDF). 阪急バス. 2021年4月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月28日閲覧。
  7. ^ “箕面コミュニティバス『オレンジゆずるバス』について”. 箕面市 (2021年4月6日). 2021年4月28日閲覧。
  8. ^ 【平成27年10月16日~】JR茨木駅~万博記念公園駅(エキスポシティ前)方面運行開始!! - 近鉄バス 2015年10月5日。同10月18日閲覧
  9. ^ JR茨木~万博記念公園(エキスポシティ前)間の運行について (PDF, 阪急バス 2015年10月5日)
  10. ^ “【2023年3月26日(日)まで】エキスポシティ線 運行休止について” (PDF). 阪急バス (2023年3月17日). 2023年3月20日閲覧。
  11. ^ “”. 近鉄バス (2023年3月20日). 2023年3月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月20日閲覧。
  12. ^ “「箕面~勝尾寺」間の直行バス運行について”. 阪急バス. 2016年12月5日閲覧。
  13. ^ “深夜急行バスの運行について” (PDF). 阪急バス (2017年3月7日). 2017年4月5日閲覧。
  14. ^ “各バス停情報 アマゾン茨木FC(2920) あまぞんいばらきふるふぃるめんとせんたー”. 阪急バス. 2021年4月28日閲覧。
  15. ^ “【2023年4月20日(木)まで】アマゾンシャトル 路線の廃止について” (PDF). 阪急バス (2023年4月12日). 2023年4月14日閲覧。

関連項目

ウィキペディア、ウィキ、本、library、論文、読んだ、ダウンロード、自由、無料ダウンロード、mp3、video、mp4、3gp、 jpg、jpeg、gif、png、画像、音楽、歌、映画、本、ゲーム、ゲーム。