高槻駅(たかつきえき)は、大阪府高槻市白梅町(はくばいちょう)にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)東海道本線の駅である。駅番号はJR-A38。「JR京都線」の愛称区間に含まれている。
概要
京阪間のほぼ中間に位置する、高槻市の代表駅である。京都駅〜新大阪駅間では唯一新快速が停車し、京都・大阪ともに15分前後で移動することが出来る。新快速等が発着する外側線用のホームが新たに設置された2016年以降は、一部の特急も停車する。
人口35万人を抱える中核市でありながら市内に駅が当駅を含めて5つしかないことや、市内を走るほとんどのバス路線が駅前に集中することもあり、乗車人員は非常に多く、他社局線と接続しないJR西日本の単独駅では唯一5万人を上回る。ただし、案内はされないものの、阪急京都本線の特急停車駅である高槻市駅までは約700 mと大阪駅を除けば最も近接しており、かつ当駅も新快速停車駅であることから、ここでJR線と阪急線を乗り継ぐ利用客もいる。
JR西日本の駅の中では比較的早い時期に全てののりばにホーム柵が設置されたが、1・6番のりばでは全国で初めて実用化された昇降式ロープ柵、2・5番のりばでは3扉対応の可動式ホーム柵、3・4番のりばでは4扉対応の二重引き戸式ホームドアと、異なる3種類のホーム柵が採用されている珍しい駅でもある[2]。
隣の島本駅との駅間距離は5.3 kmあり、JR京都線内で最長となっている。かつては山崎駅まで7.5 kmにわたって駅がなかった。
歴史
京都駅 - 大阪駅間の鉄道が敷設された時、高槻にあった高槻城の石垣を切り崩して、鉄道建設に石材が流用された[3]。そして大阪 - 向日町駅間が開業した際に、唯一の中間駅として当駅が設けられた。
1877年(明治10年)に京都駅まで延伸され、当時、全線単線だった。また、高槻は大阪と京都のほぼ中間地点に位置していることから、大阪駅と京都駅をほぼ同時に発車した列車が当駅で交換を行ったといわれている。
年表
- 1876年(明治9年)7月26日:官設鉄道向日町駅 - 大阪駅間の開通と同時に開業[1]。(一般駅)[1]。
- 1895年(明治28年)4月1日:線路名称制定。東海道線(1909年より東海道本線)の所属となる。
- 1956年(昭和31年)3月1日:高槻電車区設置。面積5900㎡、収容能力111両。
- 1957年(昭和32年)10月1日:京都駅 - 大阪駅間の複々線の完全復活、電車の内側線への完全移行に伴うダイヤ改正を実施し、急行電車の停車駅となる(同時に「急行電車」を「快速」と呼称変更)。
- 1979年(昭和54年)7月1日:橋上駅舎の使用を開始[4]。高槻駅南側の再開発が完成。グリーンプラザたかつきが竣工。国鉄高槻駅南バスターミナルの使用を開始。
- 1981年(昭和56年):高槻駅北地区再開発事業準備組合が発足。
- 1982年(昭和57年)11月15日:貨物の取り扱いを廃止[1]。
- 1985年(昭和60年)3月14日:201系投入によるダイヤ改正に合わせ、昼間の快速が当駅 - 京都駅間で「普通」に変更。
- 1987年(昭和62年)
- 1988年(昭和63年)3月13日:路線愛称の制定により、「JR京都線」の愛称を使用開始。
- 1990年(平成2年)3月10日:ダイヤ改正に伴い、日中の新快速が当駅に停車する。
- 1993年(平成5年)
- 1995年(平成7年)
- 1997年(平成9年)3月8日:新快速が全列車終日停車となる。
- 2002年(平成14年)7月29日:(JR京都・神戸線運行管理システム)導入。
- 2003年(平成15年)11月1日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる。
- 2004年(平成16年)
- 2005年(平成17年)3月31日:高槻駅北地区第一種市街地再開発事業が完了。総事業費は4020億円。
- 2006年(平成18年)4月1日:JR貨物の駅が廃止され、貨物の取り扱いが終了[5]。
- 2007年(平成19年)3月18日:ダイヤ改正に合わせて、ホームの点字ブロックを内方線付き点状ブロックに交換。駅自動放送を更新。
- 2013年(平成25年)
- 2014年(平成26年)3月6日:西改札口に改札口コールシステムを導入[6]。自動改札機をJR西日本テクシア製、AG50型に交換。
- 2015年(平成27年)3月12日:入線警告音の見直しに伴い、接近メロディ導入[7]。
- 2016年(平成28年)
- 2017年(平成29年)3月4日:ダイヤ改正に伴い、一部の特急「サンダーバード」の停車駅となる[12]。
- 2018年(平成30年)
- 2019年(平成31年)
- 2020年(令和2年)11月27日:4番のりばに可動式ホーム柵が設置され、使用を開始する[14][15]。
- 2021年(令和3年)2月19日:3番のりばに可動式ホーム柵が設置され、使用を開始する[16]。
- 2022年(令和4年)1月20日:JR高槻駅北駅前広場の整備工事を着工。[17]
駅構造
駅構内は6線あり[10]、島式ホーム2面4線の外側を単式ホーム2面2線(いずれも12両編成対応)が挟み込む地上駅である。北側(上り方)には上下線間に挟まれた8両編成対応の留置線が2線あり、各駅停車の折り返しに使用されている。また留置線の先は高架で上り線(内外線とも)を乗り越え、その先の網干総合車両所明石支所高槻派出所(旧高槻電車区)につながっており、夜間滞泊などを行う列車はこの線を走行する。停車場に分類される。
改札口は橋上駅舎の中央口と地下通路でホーム・構外を結ぶ西口改札、新設された1・6番のりば専用のきた西口・みなみ西口の4か所[10]。自動改札機はICOCA・相互利用各ICカードに対応。
当駅は駅長が配置された(直営駅)であり、(管理駅)として東海道本線(JR京都線)の島本駅 - 吹田駅間の各駅を管理しているが、茨木駅と吹田駅には当駅助役相当の地区駅長を配置し、茨木駅が千里丘駅を、吹田駅が岸辺駅を管轄しているため、当駅が全面的に管理下においているのは島本駅と摂津富田駅の2駅のみである。なお、JR総持寺駅については高槻駅が(直接管理)しているのか(地区駅)である茨木駅を介して管理しているかは不明。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | A JR京都線 | 上り | 京都・草津方面[18] | 新快速・関空特急「はるか」 |
北陸線 | 福井・金沢・富山(金沢のりかえ 北陸新幹線)方面 | 特急「サンダーバード」 | ||
2 | A JR京都線 | 京都・草津方面[18] | 快速(最終の新快速も含む) | |
3 | 普通(緩行電車) | |||
4 | 下り | 新大阪・大阪・三ノ宮方面[18] | ||
5 | 快速(最終の新快速も含む) | |||
6 | 新快速・特急「サンダーバード」 | |||
S 関西空港線 | 関西空港方面[18] | 関空特急「はるか」 |
- 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。
- 普通電車(京阪神緩行線の4扉7両の電車)は当駅止まり・当駅始発のものを含み、3・4番のりばを使用するのが基本である。
- 3・4番のりばは、普通のみの発着となった。従来は新快速が遅れた際などに快速が発着することがあったが、新快速専用ホームの新設に伴いその必要がなくなったことを受け、2016年7月16日に下り方4両分にステンレス製の安全柵が設けられ、足元△印の乗車位置案内も消去された。
- 2番のりばには、京都まで快速の電車、当駅まで快速運転を行う普通電車の他、京都行き最終に接続する当駅で当駅の待避線から外側線の分岐器錆取りを兼ねた京都行き新快速が停車し、5番のりばにも同様に西明石行き新快速が停車する。
運転取り扱い上の呼称((線名))は以下の通り。
- 1番線 - 1番のりば、上り外側線(本線)
- 2番線 - 2番のりば、上り内外線(待避線)
- 3番線 - 3番のりば、上り内側線(本線)
- 4番線 - 4番のりば、下り内側線(本線)
- 5番線 - 5番のりば、下り内外線(待避線)
- 6番線 - 6番のりば、下り外側線(本線)
2016年3月26日の新快速専用ホームの新設に伴い、運転取り扱い上の番線と旅客案内上ののりば番号が揃えられた。
上り外側線からは1・2番線に、上り内側線からは2・3番線に、下り外側線からは5・6番線に、下り内側線からは4・5番線に発着できる。また、上り内側線から4番線への進入も可能であり、ダイヤが乱れた場合に当駅止まりの普通が4番線で直接折り返すこともある。電車区への進入・出発は2〜5番線から可能。
1番のりばホーム(2023年2月)
2・3番のりばホーム(2023年2月)
4・5番のりばホーム(2023年2月)
6番のりばホーム(2023年2月)
駅改良工事
当駅は始終着列車が多く、また新快速・快速を旧1番・4番のりばで共用していたため、当駅構内の開通待ちによる機外停車(または徐行)する列車も少なくなかった。これを解消するために、外側待避線であった1番線と8番線を廃止し、その位置に外側線用のホームを増設する工事が行われ[19]、2016年3月26日から供用開始となった[8]。
2016年3月25日までののりばは以下の通り。
運転取り扱い上の呼称では、3番線が1番のりば、4番線が2番のりば、5番線が3番のりば、6番線が4番のりばであった。
昇降式ロープ柵
駅改良工事により増設された単式ホームには、(昇降式ロープ柵)が設置されている。このロープ柵は、桜島駅および六甲道駅において試行されていたもので[20][21]、両駅での試行結果を踏まえ、全国で初めて当駅で実用化された[22]。昇降式ホーム柵は、琵琶湖線、JR京都線、JR神戸線のようにドア数の異なる車両にも対応でき、スライド型のホームドアより設置コストも低いとされる[23]。
ホームドアが閉じた状態(2016年4月)
ホームドアが開いた状態(2016年4月)
出入口
中央口
改札外にはセブン-イレブンハート・イン、パントリー、複数のスイーツ店などが出店するSweetPlazaが隣接し、改札内には「セブン-イレブンデイリーイン」がある。駅舎北側にある南北連絡通路は地上駅時代に北口・南口・プラットホームを連絡していた改札内通路を再利用したものであり、ホームへ通じていた階段跡が切り欠きとして残っている。ホームと中央改札口の間にエレベーター・上り下りエスカレーターが設置されている。また、2010年3月には中央口南出口の京都側にエレベーターが設置された。中央口北側については隣接するJR高槻駅NKビルもしくは、アクトアモーレのエレベーターを使うことになる。
地下西口(きた西口・みなみ西口)
地下西口は、駅の南北を縦断する地下道(自由通路)に面した地下に設けられている。券売機と改札機のみで、構内店舗(駅ナカ)等は設置されていない。駅改良工事によって設けられた1番・6番ホームは西口と接続しておらず、ホーム西端の地上に独自の改札を備えている(きた西口・みなみ西口)。したがって、新快速・特急サンダーバード・関空特急はるかに乗車する場合には、西口を利用せずに、方向に応じて、きた西口・みなみ西口を利用する必要がある。
いずれも無人で連絡用カメラ付インターホンが設置されている。
中央口改札(2023年2月)
地下西口改札(2023年2月)
きた西口改札(2023年2月)
みなみ西口改札(2023年2月)
ダイヤ
日中時間帯は1時間に16本新快速・快速(京都方面行きは当駅から普通)がそれぞれ4本、普通電車は8本停車する。
昼間の普通電車については概ね10〜14時台に当駅を発着する便は宝塚方面・神戸方面共に全て当駅折り返し。その他の時間帯は宝塚方面からの便が当駅折り返しで、神戸方面からの便は京都まで運行される。
普通電車は半数が快速・新快速と接続を取る。なお、当駅で接続を行わない普通電車のうち、大阪方面への下りは新大阪駅到着までに新快速に追い抜かれる。朝夕は本数が多くなる。
2009年3月13日までは大阪方面から1時過ぎに終電が到着していた。現在はこの列車は廃止されており、0時40分前の到着となっている。1987年4月1日時点では0時50分であった[24]。
利用状況
2021年(令和2年)度の1日の平均(乗車人員)は52,220人で、JR京都線の単独駅では最多である。また、JR西日本の駅の中では広島駅に次いで第9位である[JR 1]。(所属路線が一路線のみの駅では三ノ宮駅、鶴橋駅、神戸駅に次いで第4位)
近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員 | 出典 |
---|---|---|
1990年(平成 | 2年)56,690 | [* 1] |
1991年(平成 | 3年)59,138 | [* 2] |
1992年(平成 | 4年)61,323 | [* 3] |
1993年(平成 | 5年)62,100 | [* 4] |
1994年(平成 | 6年)61,825 | [* 5] |
1995年(平成 | 7年)63,868 | [* 6] |
1996年(平成 | 8年)64,990 | [* 7] |
1997年(平成 | 9年)64,623 | [* 8] |
1998年(平成10年) | 64,055 | [* 9] |
1999年(平成11年) | 62,780 | [* 10] |
2000年(平成12年) | 62,650 | [* 11] |
2001年(平成13年) | 62,010 | [* 12] |
2002年(平成14年) | 60,560 | [* 13] |
2003年(平成15年) | 60,726 | [* 14] |
2004年(平成16年) | 61,905 | [* 15] |
2005年(平成17年) | 62,126 | [* 16] |
2006年(平成18年) | 62,466 | [* 17] |
2007年(平成19年) | 62,552 | [* 18] |
2008年(平成20年) | 62,476 | [* 19] |
2009年(平成21年) | 61,327 | [* 20] |
2010年(平成22年) | 61,575 | [* 21] |
2011年(平成23年) | 61,771 | [* 22] |
2012年(平成24年) | 62,469 | [* 23] |
2013年(平成25年) | 63,829 | [* 24] |
2014年(平成26年) | 62,875 | [* 25] |
2015年(平成27年) | 63,835 | [* 26] |
2016年(平成28年) | 64,094 | [* 27] |
2017年(平成29年) | [JR 2]64,555 | [* 28] |
2018年(平成30年) | [JR 3]64,944 | [* 29] |
2019年(令和元年) | [JR 4]64,879 | [* 30] |
2020年(令和 | 2年)[JR 5]51,468 | [* 31] |
2021年(令和 | 3年)[JR 1]52,220 |
駅周辺
駅周辺は百貨店などの大型商業施設や高層マンションなどが立ち並び、北大阪地区随一の商業集積地である。当駅から阪急の高槻市駅にかけて、高槻市の中心市街地が広がっている。
中央口北出口
- ペデストリアンデッキ直結
- アクトアモーレ(2004年2月27日オープン)
- ミューズ高槻(湯浅電池工場跡を再開発)
- ジオタワー高槻(42階建)
- ビエラ高槻(飲食店、ヘアサロン)
- JR高槻NKビル(大阪医科薬科大学 健康科学クリニック、医療機関、喫茶店)
- 高槻阪急(2019年10月5日より(西武高槻店 (オーロラシティ))から阪急百貨店へ変更)
- その他
- 上宮天満宮
- 愛仁会高槻病院・リハビリテーション病院
- (関西大学高槻ミューズキャンパス)
- 関西大学初等部・中等部・高等部
- 高槻市立図書館 ミューズ子ども分室
- 芥川商店街
アル・プラザ高槻店
芥川商店街
中央口南出口
- グリーンプラザ歩道橋直結
- グリーンプラザたかつき
- 1号館 ドトールコーヒーショップJR高槻南口店、フィットネスクラブ、マツモトキヨシ高槻駅前グリーンプラザ店、飲食店ほか
- 2号館 松坂屋高槻店(1Fマツモトキヨシ松坂屋高槻店・3Fエディオン、DAISO・4Fジュンク堂書店、丸善ほか)
- 3号館 高槻市営バス案内所、飲食店街ほか
- ビエラ高槻南(飲食店)
かつてグリーンプラザ歩道橋には花時計があった(エスカレーターの設置に伴い撤去された)。
- その他
- クロスパル高槻
- 高槻市立図書館 駅前図書コーナー
- 高槻市パスポートセンター
- 男女共同参画センター
- ハローワークコーナー
- 青少年センター
- イベントホール
グリーンプラザ1
グリーンプラザ3
松坂屋 高槻店
西口
- 大阪府三島救急医療センター
- キーエンス旧本社
- 第一三共プロファーマ高槻工場
- 芥川商店街
- NTT西日本高槻営業所
鉄道施設
バス路線
(出典:[25]) 高槻市営バスを中心に多数のバスが当駅を中心に発着している。高速バスは、名神高速道路に名神高槻BSがあり(高槻市営バス、緑が丘バス停から徒歩3分程度)、ここから各方面へ行くことが可能である。
北ターミナル
一般路線バスは全て高槻市営バス。停留所名は「JR高槻駅北」。
2021年4月1日をもって6番のりばは降車専用となった。かつて3番のりばからは芝谷線、6番のりばからはJR富田駅方面へのバスが発車していた。
のりば | 路線名 | 系統・行先 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | (原・上の口線) | 54:上の口 53:原大橋 | |
2 | (塚脇・下の口線) | 51:塚脇循環 50:下の口循環 | 「50」は平日2本のみ |
(芝谷線) | 57:寺谷町 | ||
(田能・杉生・中畑・二料線 ) | 60:田能 61:中畑回転場 62:二料 63:杉生 | いずれも整理券車 「60」は平日1本のみ | |
3 | (国道線 ) | 5・5B:JR富田駅 | 「5B」の本数はごく僅か |
(奈佐原線 ) | 72:奈佐原 | 循環系統 ただし行先表示機には「循環」とは表記されない | |
(萩谷線 ) | 73:萩谷 | 整理券車 | |
(阿武山・塚原線 ) | 74:西塚原 82・92:上の池公園 | ||
4 | (日吉台線 ) | 65:日吉台循環 66:日吉台西 | |
(南平台東線 ) | 67・直行:平安女学院大学 | 平日朝の1本ずつのみ | |
5 | 68:平安女学院大学東 70・直行:関西大学 | 「70」「直行」は整理券車 |
高速バス(アクトアモーレ入口付近より発車)
北口からは長らくJRより北側へ向かう高槻市営バスのみが発着していたが、2015年10月1日よりWILLER EXPRESSがバスタ新宿行きの高速バス路線を開設した(運行は日本高速バス)。
南ターミナル
南口には高槻市営バスのほか京阪バスが乗り入れている(停留所名は前者が「JR高槻駅南」、後者が「JR高槻」)。
かつては阪急バス(深夜急行バスの降車扱いのみ)も乗り入れていたが、2017年4月1日から取り止めた[26]。
6番のりばを除きJRより南側に向かう路線が発着している。
のりば | 運行事業者 | 路線名 | 系統・行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 京阪バス | (枚方高槻線) | 1・1A号経路:枚方市駅北口 1C号経路:竹ノ内町 | 平日の1A号経路最終及び1C号経路は深夜バス(運賃倍額) |
2 | 高槻市営バス | (富田南線) | 4:阪急富田駅 | |
(栄町線) | 17A:車庫前 | |||
(柱本・三島江線) | 22:柱本団地 23:柱本団地・三島江 | 循環系統 ただし行先表示機には「循環」とは表記されない | ||
3 | (富田団地線) | 18:富田団地 17:車庫前 | 「17」は平日1本のみ | |
4 | (大塚線) | 15・15A:北大塚 | 「15A」は平日1本のみ | |
(下田部線) | 16:下田部団地 17B:車庫前 | |||
(玉川橋線) | 19:玉川橋団地 | |||
5 | (前島・六中線) | 10C:安満遺跡公園東 13C:前島 14:六中前 20:クリンピア前島 | 「10C」は土休日のみ | |
(道鵜線) | 12:道鵜町 7・7A:上牧 | 「7・7A」は循環系統 ただし行先表示機には「循環」とは表記されない | ||
6 | (成合・川久保線) | 32:上成合 33:川久保 | 「33」は整理券車 | |
(梶原線) | 34:梶原東 | |||
(美しが丘線) | 56:別所本町公園北 57A:寺谷町 | |||
3:阪急高槻駅 |
JR高槻駅西バス停
西口には元々高槻市営バスのみ乗り入れるバスターミナルがあった。主にJR富田駅経由や市西部地域へ向かう路線が発着していた。
現在は全てのバスが再開発事業終了に伴い北口バスターミナル発着となり、平安女学院大学・関西大学、JR富田駅、日赤病院・公団阿武山・西塚原、奈佐原、萩谷方面に乗車できる。日吉台行きは経路変更により西口バス停を通らない。
南平台東線の直行便は、当停留所も含めてJR高槻駅北から関西大学・平安女学院大学までの途中停留所を全て通過する。
西ターミナルの跡地は市営バスの滞留所となっていたが、関西将棋会館が当地に移転してくることとなり2022年11月30日をもって閉鎖。滞留所は現在は川西町二丁目に移転している。
かつての西ターミナルは(1番乗り場・日吉台)(2番乗り場・なし*過去に緑が丘・二中前経由循環)(3番乗り場・奈佐原、公団阿武山)(4番乗り場・平安女学院大学、関西大学)
隣の駅
- 西日本旅客鉄道(JR西日本)
- A JR京都線(東海道本線)
脚注
記事本文
出典
- ^ a b c d e f 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、35-36頁。ISBN (978-4-533-02980-6)。
- ^ JR高槻駅に設置された3種類のホームドア(可動式ホーム柵)の最新状況、
- ^ 『鉄道寮事務簿・巻十七ノ二』収録「三、高槻城址石類譲受一件」 - 1874年8月16日
- ^ 「高槻駅の橋上化使用開始 1日から」『交通新聞』交通協力会、1979年7月1日、3面。
- ^ (PDF)(プレスリリース)日本貨物鉄道、2006年3月16日。 オリジナルの2021年3月17日時点におけるアーカイブ2021年3月17日閲覧。 。
- ^ 改札口コールシステム 導入駅(2014年3月17日現在) - JRおでかけネット、2015年12月22日閲覧。
- ^ 琵琶湖線・JR京都線・JR神戸線・大阪環状線の駅のホームで使用している「入線警告音」の音質を見直します
- ^ a b (PDF)『平成28年春ダイヤ改正について』(プレスリリース)西日本旅客鉄道近畿統括本部、2015年12月18日。 オリジナルの2016年3月25日時点におけるアーカイブ2015年12月18日閲覧。"高槻駅の新ホーム使用開始"。 。
- ^ “JR西日本 京橋、高槻駅でホーム柵使用開始”. 交通新聞 (交通新聞社). (2016年3月14日)
- ^ a b c (PDF)『※注釈 京橋駅、高槻駅、新神戸駅の概要はこちらをご覧ください。』(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2016年3月4日。 オリジナルの2016年3月25日時点におけるアーカイブ2016年3月25日閲覧。 。
- ^ 『京橋駅で可動式ホーム柵を使用開始します。/高槻駅で昇降式ホーム柵を使用開始します。/新神戸駅で新しい可動式ホーム柵を試行開始します。』(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2016年3月4日。 オリジナルの2016年3月25日時点におけるアーカイブ2016年3月25日閲覧。(別添資料あり[10]) 。
- ^ 平成29年春ダイヤ改正について (PDF) - 西日本旅客鉄道金沢支社プレスリリース、2016年12月16日付、2016年12月18日閲覧。
- ^ 『~駅のホームの安全性向上にむけて~ 大阪駅5・8番のりばの昇降式ホーム柵、高槻駅5番のりばの可動式ホーム柵を使用開始します。』(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2019年1月31日2022年6月13日閲覧。 。
- ^ (PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2020年11月13日。 オリジナルの2021年1月8日時点におけるアーカイブ2021年1月8日閲覧。 。
- ^ “可動式ホーム柵 使用開始日決定 JR西日本 高槻、広島駅”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2020年11月17日)
- ^ (PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2020年12月17日。 オリジナルの2020年12月17日時点におけるアーカイブ2021年1月8日閲覧。 。
- ^ [1]、JR高槻駅北駅前広場整備工事に伴いトイレ及びロータリーの階段が使用できなくなります
- ^ a b c d “高槻駅|構内図:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2023年1月10日閲覧。
- ^ 東海道本線(JR京都線)高槻駅改良計画について 2013年4月17日 (PDF)
- ^ 『「昇降式ホーム柵」を六甲道駅で試行運用します』(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2014年3月12日2016年4月25日閲覧。 。
- ^ 『六甲道駅「昇降式ホーム柵」を継続設置します/「昇降式ホーム柵」を高槻駅に設置します』(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2015年3月18日2016年4月25日閲覧。 。
- ^ 恵知仁 (2016年3月15日). “ロープ昇降形ホームドア、高槻駅で初の実用化へ 京橋駅にはスライド形”. 乗りものニュース (メディア・ヴァーグ) 2016年3月25日閲覧。
- ^ 小佐野カゲトシ (2015年5月3日). “切り札「昇降式」も万能ではない? 設置進むホームドア、その現状と課題”. 乗りものニュース (メディア・ヴァーグ)2016年4月25日閲覧。
- ^ 交通公社の時刻表 1987年4月号復刻版
- ^ “市営バスターミナルのご案内”. 2023年4月1日閲覧。
- ^ 深夜急行バスの運行について201704 (PDF)
利用状況
- データで見るJR西日本
- 大阪府統計年鑑
- ^ 大阪府統計年鑑(平成3年) (PDF)
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関連項目
外部リンク
- 高槻駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道