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近鉄バス鳥飼営業所(きんてつバスとりかいえいぎょうしょ)は、大阪府摂津市東別府にある近鉄バスの営業所である。
主に茨木市、摂津市、吹田市の路線をカバーする。かつては高槻市の一部にも路線を持っていた。
営業所最寄りの停留所は「鳥飼車庫」であり、大阪モノレール線南摂津駅から徒歩15分ほど[1]。営業所の脇を東海道新幹線が通っており、車窓から様子を見ることも可能である。
車庫に併設して整備センターが設置され、自営業所を含む近鉄バス全営業所所属車両の車検業務も行っている。
概要
1965年に近畿日本鉄道[注 1]が茨木バスの路線バス事業を譲り受け、近畿日本鉄道自動車局の茨田自動車区[注 2]茨木営業所として開設された。近鉄沿線から離れた場所に路線網が展開されているのは、このように近鉄グループとは当初無関係だったバス事業者をのちに組み込んだためである[注 3]。1968年に現在地へ移転し[注 4]、茨田自動車区鳥飼営業所となった。1999年に分社化され、鳥飼営業所となった。1998年には他の営業所に先駆けてバスカードの運用も開始しており、2000年よりスルッとKANSAIにも対応した。ただし、当営業所のみJスルーカードに対応していなかった[注 5]。
かつては、運賃箱も他の営業所のサクサ製に対して、レシップ製であり、全線1区運賃のため両替方式ではなく、釣り銭方式を取っているなど多少他の営業所と異なっていた部分があったが、2014年7月中旬から順次全車両の運賃箱が他の営業所と同時に更新された際に共通のもの(小田原機器製)に統一され両替方式となり、さらに2015年3月から整理券を発券するようになった。同4月からはICカード(全国相互利用サービス含む)の対応を始めた。
運行路線
路線名称としては全て茨木線。方面ごとに「〜系統」という形で区分されている。
春日丘系統
- 1番:JR茨木駅 → 紫明園東 → 松沢池 → 春日丘公園 → 紫明園 → JR茨木駅
- 1番→2番:JR茨木駅 → 紫明園東 → 松沢池 → 春日丘公園 → 紫明園 → JR茨木駅 → 阪急茨木市駅
- 2番:阪急茨木市駅 → JR茨木駅 → 紫明園東 → 松沢池 → 春日丘公園 → 紫明園 → JR茨木駅 → 阪急茨木市駅
- 2番→1番:阪急茨木市駅 → JR茨木駅 → 紫明園東 → 松沢池 → 春日丘公園 → 紫明園 → JR茨木駅
前身の茨木バス時代からの路線。春日丘公園付近では住宅地の道を縫うように走る。
一部に狭隘区間を含むため中型ロングボディ車での運行。
昼間時は起点から終点まで同じ番号で運行を終える便は少なく、大半が春日丘地区で系統番号を変更する。それ以外の時間帯はJR茨木駅発着の1番のみの運行となる。
なお、近鉄バスでは10番未満の系統番号は一般的に01番などと表示するが、当系統は一桁で表示する。
弁天系統
- 14番:JR茨木駅 - 茨木弁天前
智辯学園の母体である、辯天宗本部のある飛龍山冥應寺への路線。2021年1月21日のダイヤ変更で土曜休日11時台に運行される1往復のみに削減され免許維持路線となった[2]。中型ロングボディ車での運行。
8月8日の花火大会の際などには臨時便も運行される。
阪大系統
- 12番:阪急茨木市駅 - JR茨木駅 - 日本庭園前(平日のみ運行)
- 24番:阪急茨木市駅 → JR茨木駅 → 日本庭園前 → 阪大本部前
- 25番→22番:阪急茨木市駅 → JR茨木駅 → 日本庭園前 → 茨木美穂ヶ丘 → 阪大本部前 → 日本庭園前 → JR茨木駅 → 阪急茨木市駅(循環、美穂ヶ丘先回り)
- 22番:茨木美穂ヶ丘 → 阪大本部前 → 日本庭園前 → JR茨木駅 → 阪急茨木市駅
- 22番:阪大本部前 → 日本庭園前 → JR茨木駅 → 阪急茨木市駅
- 25番→22番:阪急茨木市駅 → JR茨木駅 → 日本庭園前 → 阪大本部前 → 茨木美穂ヶ丘 → 日本庭園前 → JR茨木駅 → 阪急茨木市駅(循環、美穂ヶ丘後回り)
- 22番:阪大本部前 → 茨木美穂ヶ丘 → 日本庭園前 → JR茨木駅 → 阪急茨木市駅
- 22番:茨木美穂ヶ丘 → 日本庭園前 → JR茨木駅 → 阪急茨木市駅
昼間は平日10分間隔・土休日15分間隔で運行されており、1時間に1〜2本程度茨木美穂ヶ丘への便が運行される。
昼間時の本数こそ多いものの、平日ラッシュ時に大増発されるということはなく、昼間とあまり変わらない本数で運行されている。
25番と22番のうち、茨木美穂ヶ丘を経由する便は、主に13時台までは阪大本部前→茨木美穂ヶ丘、14時台以降は茨木美穂ヶ丘→阪大本部前という経路で運行される。
かつてはJR茨木止めの23番が運行されていたが、2008年にすべて阪急茨木市駅まで延長されている。
以前には、エキスポランド・万博記念公園駅を経由するものがあったが、1999年から2017年11月までと2018年8月以降は、当系統はすべて中環経由(万博記念公園の周回道路を途中ショートカット)となっている。2017年11月6日からは、朝の時間帯に記念公園南口経由の13番が、平日の夜間には万博記念公園駅経由(記念公園南口には停車しない)の15番が設定され、記念公園南口、万博記念公園駅、ホテル阪急エキスポパーク前に停車する阪大系統が復活したが、2018年8月4日からはいずれも24番に変更されて消滅した。
大阪モノレールの開業は影響を与えたものの、モノレールとJR線との連絡駅がなく、また阪急茨木市駅からもモノレール利用では阪大まで2度の乗り換えが必要で割高であることからバスの利用者は多い。近鉄バス初のワンステップバスは当系統群から運用を開始している。また、エキスポ系統の季節運転化に伴い、直通便のなくなった記念公園西口・阪大南口→茨木方面の利用に対する阪大東口での無料乗り継ぎ制度が新設された。後に直通便の少ない茨木美穂ヶ丘利用者向けの乗り継ぎ制度も新設されている。
エキスポシティ系統
2015年10月16日に運行開始。同年11月19日にエキスポランド跡地にオープンした『EXPOCITY』へのアクセス系統となる。
100番は阪急バス(茨木営業所)との共同運行で開設。ただし、近鉄バスは途中全停留所に停車する各停便、阪急バスはJR茨木 - 日本庭園前間をノンストップとなる急行便で、土休日の日中は両社合わせて15分毎(交互に発車)のダイヤとなっている[3][4]。
2017年11月6日からは、平日の運行が夜間の万博記念公園駅発1本のみとなったほか、土休日の夜間には記念公園南口に停車しない90番が新設された(2022年に廃止)。さらに、2018年8月4日からは平日の運行が全廃となった。
エキスポランドが閉園する前にも、阪急茨木市駅・JR茨木駅とエキスポランドを結ぶ系統は運行されていたが(系統番号は10番)、2004年に春休みのみの季節運行となり、エキスポランド閉園に伴い2009年4月8日限りで休止となった。並行して(阪急バス千里茨木線)(112・113系統、阪急茨木 - 万博記念公園駅 - 千里中央)が通年運行されていた(2015年10月現在は土休日に2便のみ。2018年10月14日をもって全便廃止[5])。阪大系統も前述の通りエキスポランド経由があった。
2023年3月26日をもって阪急バス運行の急行便が休止となり、同年4月1日以降は近鉄バスのみが運行を継続するため土休日30分毎に削減される[6][7]。
八防系統
- 18番(茨木行きは20番):阪急茨木市駅 - 玉櫛団地前 - 島南口 - 鳥飼五久(平日のみ運行)
- 20番:阪急茨木市駅→ 玉櫛団地前 → 島南口 → 鳥飼五久 → 鳥飼下三丁目 → 鐘化前 → 南摂津駅 → 鐘化前 → 鳥飼八防 → 鳥飼五久 → 島南口 → 玉櫛団地前 → 阪急茨木市駅
- 21番:JR茨木駅 → 阪急茨木市駅 →(この間上記の20番に同じ)→ 南摂津駅 →(この間上記の20番に同じ) → 阪急茨木市駅 → JR茨木駅(平日日中のみ運行)
茨木市駅とモノレールの南摂津駅を結ぶ路線で、鳥飼地区では往路と復路で経路が異なる。
このため、JR茨木駅・阪急茨木市駅 - 鳥飼西五丁目の乗客が新在家口 - 下鳥飼間へ行く場合、鳥飼下二丁目 - 鳥飼西五丁目の乗客が新在家口 - 阪急茨木市駅・JR茨木駅へ向かう場合は、鐘化前 - 南摂津駅間を往復乗車可(南摂津駅でそのまま折り返し乗車できる)。ただし、夜間の一部便は折り返さない便もある。
千里丘系統(摂津市内循環バス)
- 51番:鶴野橋 → 摂津市役所前(シオノギ前)→ 摂津市役所前(ポリテクセンター前)→ 摂津市役所前(シオノギ前)→ 阪急摂津市 → JR千里丘(昼間2本)
- 52番:鶴野橋 → 摂津市役所前(シオノギ前)→ 阪急摂津市 → JR千里丘(始発便のみ)
- 53番:JR千里丘 → 正雀 → 別府 → 鳥飼車庫(昼間2本)
- 54番:JR千里丘 → 温水プール前 → 別府 → 鳥飼車庫(最終便のみ)
- 55番:JR千里丘 → 正雀 → 別府 → 江口橋 → 別府 → 温水プール前 → 摂津市役所前(ポリテクセンター前)→ 摂津市役所前(シオノギ前)→ 阪急摂津市 → JR千里丘
JR千里丘をメインにする摂津市西部の路線網。各系統とも平日のみ運行。摂津市より補助を受けて運行している。
もともとはJR千里丘 - 正雀 - 別府 - 江口橋を中心に、南摂津駅や鳥飼大橋北詰経由の市内循環系統、さらに阪急茨木市駅までの系統[注 6]も含んでおり土休日にも運行があった。JR千里丘 - 阪急茨木市駅を結ぶ30番が2017年4月をもって廃止となったため、当系統は摂津市内循環バスとして運行されている51~55番のみとなっている。この路線網も茨木線の一部に含まれていながら現在は茨木市内には乗り入れておらず、かつ茨木線の他の系統との重複区間・停留所のない完全な飛び地路線となっている。
摂津市内循環バス(摂津市のコミュニティバス扱い)は2006年11月1日よりJR千里丘発着から摂津市役所玄関前発着に再編された。2013年3月18日からはさらに再編されて、JR千里丘を基本的な起終点とする系統とし[8]、前回の再編時より途絶えていたJR千里丘と江口橋間の直通が可能になった。2015年3月16日よりさらに再編され、正雀駅に近く吹田市との境にも近い府営摂津正雀住宅を経由するルートに変更される代わりに、鳥飼車庫経由の53番を廃止して温水プール前経由の55番に集約された[9]。 2017年1月4日からは、使用車両の変更に伴い、摂津市役所玄関前を廃止し、摂津市役所前(ポリテクセンター前)を新設、摂津市役所前を摂津市役所前(シオノギ前)に改称した。
2019年4月1日からは、55番の一部が51番・53番に変更となった。
江口橋では上新庄駅・大阪駅方面の大阪シティバスに乗換が可能である。
東和苑系統
- 70番:阪急茨木市駅 - 疣水神社前 - 太田 - 花園・東和苑
- 73番:阪急茨木市駅 → JR総持寺駅 → 疣水神社前 → 太田 → 花園・東和苑(日中のみ)
- 74番:花園・東和苑 → 太田 → 疣水神社前 → JR総持寺駅 → 阪急茨木市駅(日中のみ)
- 75番:阪急茨木市駅 → 疣水神社前 → 追大総持寺キャンパス前
- 76番:追手門学院中・高前 → 疣水神社前 → 阪急茨木市駅
- 77番:阪急茨木市駅 → JR総持寺駅 → 疣水神社前 → 追大総持寺キャンパス前(土休日の日中のみ)
- 78番:追手門学院中・高前 → 疣水神社前 → JR総持寺駅 → 阪急茨木市駅 (土休日の日中のみ)
阪急茨木市駅から北上して高槻市との境に近い花園・東和苑へ向かう。花園・東和苑停留所はかつて東和苑住宅と称した。折返場前に藍野花園病院[注 7]がある。
以前は沿線に東芝大阪工場があり太田東芝町南・太田東芝町の停留所に名を残していたが、2019年4月から「追大総持寺キャンパス前」「追手門学院中・高前」へと名称が変更された。
2017年3月までは、阪急茨木市駅 - 疣水神社前 - 三島丘住宅前間(疣水神社前から分岐)で71番、2018年3月まではJR茨木駅 - 阪急茨木市駅 - 疣水神社前 - 花園・東和苑間で72番も運行されていた。JR総持寺駅の開業に伴い、駅開業翌日の2018年3月18日から日中のみJR総持寺駅ロータリーに乗り入れている[10][注 8]。
沿線に(イオンタウン茨木太田)がオープンするのに伴い、2021年3月24日から追大総持寺キャンパス前止め・追手門学院中・高前始発の区間系統が新設され、土休日を中心に増発[11]。
平田系統
- 83番:JR茨木東口 → 駅前通り → 阪急茨木南口 → 水尾三丁目 → 北摂つばさ高校前 → 桑田町 → 阪急茨木南口 → JR茨木東口(一部便は水尾三丁目、玉島一丁目始発)
- 84番:JR茨木東口 → 駅前通り → 阪急茨木南口 → 桑田町 → 北摂つばさ高校前 → 水尾三丁目 → 阪急茨木南口 → JR茨木東口(一部便は北摂つばさ高校前始発)
- 85番:JR茨木東口 → 駅前通り → 阪急茨木南口 → 桑田町 → 北摂つばさ高校前 → 水尾三丁目 → 阪急茨木南口(平日夜1本のみ)
1997年に開設された路線。水尾地区は空白地であったため、地元の要望も受けて運行を開始した。当初は阪急茨木市駅始発であった(一部茨木車庫または阪急茨木南口から)が、JR茨木駅の東口ロータリー完成により、同駅まで延伸された。
利用者が徐々に増え、2013年3月~2019年3月末までは昼間時に平日15分毎、土休日20分毎で運行されていた。当初は中型車(ロングボディ車含む)で運行していたが、現在は大型車と中型ロングボディ車の両方で運行される。
水尾三丁目から阪急茨木市駅方面への都市計画道路が完成したことにより、2009年4月14日から水尾三丁目での折り返し運行を廃止し循環運転(右回り・84桑田→平田循環/左回り・83水尾→平田循環)を開始した。以後は増発・運転間隔の調整を重ねている。
2013年10月15日より、茨木駅東口再開発に伴い、復路の市役所南口→JR茨木東口間が東西通り経由から中央通り経由に変更され、茨木市役所前・駅前通りの各停留所への停車を開始した。また、JR茨木東口停留所がロータリー内から道路上、市役所南口停留所のJR茨木東口向きが東西通りから茨木市役所東側へ移設された。
2015年3月16日より駅前再開発の完成により、JR茨木東口付近のループが逆回りとなり、往路で駅前通りを経由するルートになったため、茨木市役所前停留所には停車しなくなった。また、市役所南口停留所の阪急茨木南口向きが東西通りから茨木市役所東側、同停留所のJR茨木東口向きが茨木市役所東側から東西通りへ移設された。
2019年4月1日より、平日の昼間時が20分間隔での運行に減便となった。なお、83番と84番が交互に運行され、合わせると10分間隔となる。
2021年3月24日より、市役所南口停留所の水尾・平田方面のりばが駅前通り沿いの茨木市福祉文化会館前に移設となった[12]。
なお、JR茨木東口と中津町東間では京阪バスの(12号経路・JR茨木東口 - 寝屋川市線)が並行している。
空港リムジンバス路線
休廃止および過去の担当路線
春日丘系統
- 1番:阪急茨木市駅 - 国鉄茨木駅 - 春日丘公園 - 松沢池(松沢池折り返し)
- 2番:阪急茨木市駅 - 国鉄茨木駅 - 春日丘公園(春日丘公園折り返し)
- 3番:国鉄茨木駅 - 春日丘公園 - 松沢池(松沢池折り返し)
- 4番:国鉄茨木駅 - 春日丘公園(春日丘公園折り返し)
エキスポ・阪大系統
- 10番:阪急茨木市駅 - JR茨木駅 - 日本庭園前 - エキスポランド
- 11番:JR茨木駅 - 記念公園北口
- 13番:国鉄茨木駅 - 日本庭園前 - エキスポランド
- 13番:阪急茨木市駅→JR茨木駅→日本庭園前→記念公園南口→阪大本部前(2018年8月4日廃止)
- 15番:阪急茨木市駅→JR茨木駅→日本庭園前→万博記念公園駅(エキスポシティ前)→阪大本部前(2018年8月4日廃止)
- 18番:JR茨木駅 - 南春日丘西
- 19番:JR茨木駅 - 日本庭園前 - エキスポランド
- 22番:阪急茨木市駅 - JR茨木駅 - エキスポランド - 阪大本部前
- 23番:阪大本部前→阪大東口→日本庭園前→JR茨木駅
- 23番:阪大本部前→茨木美穂ヶ丘→阪大東口→日本庭園前→JR茨木駅
- 27番:阪急茨木市駅 - JR茨木駅 - エキスポランド - 阪大本部前 - 茨木美穂ヶ丘
- 28番:阪急茨木市駅→JR茨木駅→茨木美穂ヶ丘
- 90番→100番:JR茨木駅 → 日本庭園前 → 万博記念公園駅(エキスポシティ前)→ 記念公園西口 → 日本庭園前 → JR茨木駅
三島丘系統
- 15番:三島丘住宅前→JR茨木駅
- 16番:鶴野橋→沢良宜→モノレール宇野辺駅→JR茨木駅(2008年12月20日休止)
- 17番:三島丘住宅前→茨木インター
- 71番:阪急茨木市駅 - 疣水神社前 - 三島丘住宅前(2017年4月1日廃止)
八防系統
- 20番(先代):阪急茨木市駅 → 島南口 → 鳥飼五久 → 鳥飼下三丁目 → 鐘化前 → 鳥飼八防 → 鳥飼五久 → 島南口 → 阪急茨木市駅(循環)
- 21番:阪急茨木市駅 - 島南口 - 鳥飼八防 - 鶴野橋(1999年7月廃止)
野々宮系統
- 30番:JR千里丘 - 島南口 - 野々宮 - 二階堂 - 阪急茨木市駅(2017年4月1日廃止)
- 31番:JR千里丘 - 島南口 - 野々宮(2007年1月1日廃止)
- 33番:阪急南茨木駅前 - 真砂二丁目 - 北摂つばさ高校前 - 玉島小学校前 - 野々宮(2017年4月1日廃止)
柱本系統
阪急バスと共同運行していた(同社は141系統として運行)。近鉄バスは2007年に大幅な減便し免許維持状態となった。2017年に1往復だけ残っていた43番の休止により阪急バスのみの運行となっている。
- 40番:阪急茨木東口 - 西面大橋 - 柱本 - 鐘化前 - 鳥飼八防(阪急バスと共同運行で末端部が循環)[注 9]
- 41番:阪急茨木東口 - 西面大橋 - 上鳥飼(阪急バスと共同運行)
- 43番:阪急茨木東口 - 二階堂 - 西面大橋 - 柱本 - 鳥飼八防 - 鐘化前(2017年4月1日廃止)
- 44番:阪急茨木東口 - 西面大橋(2007年1月1日休止)
摂津市内系統
- 50番:JR千里丘 - 正雀 - 別府 - 江口橋(2007年1月1日廃止)
- 51番:JR千里丘→正雀→一津屋上→摂津市役所前→JR千里丘
- 52番:JR千里丘→正雀→江口橋→一津屋上→摂津市役所前→JR千里丘
- 53番(先代):JR千里丘 - 別府(2007年1月1日廃止)
- 53番:JR千里丘→正雀→別府→江口橋→鳥飼車庫→鶴野橋→摂津市役所前→阪急摂津市→JR千里丘(2015年3月15日廃止)
- 54番:阪急茨木市駅 - 島南口 - 鳥飼八防 - 江口橋 - 正雀 - JR千里丘(1999年7月廃止)
- 55番:JR千里丘 - 正雀 - 別府 - 南摂津駅(2007年1月1日廃止)
- 56番:南摂津駅→鐘化前→鳥飼五久→南摂津駅(1999年7月廃止)
- 54番:JR千里丘→正雀→別府→鳥飼車庫(2013年3月15日廃止)
- 57番:摂津市役所玄関前→正雀公園前→別府→<ダイキン前>→江口橋(2013年3月15日廃止)
- 58番:摂津市役所玄関前→摂津警察署前→JR千里丘→正雀→別府→鳥飼車庫→鶴野橋→摂津市役所玄関前(2013年3月15日廃止)
- 59番:摂津市役所玄関前→摂津警察署前→市民文化ホール前→JR千里丘(2013年3月15日廃止)
千里丘系統
- 60番:阪急茨木市駅 - 玉櫛団地前 - JR千里丘(2005年4月1日廃止)
- 61番:JR千里丘 - 宇野辺 - 南茨木駅(1997年8月22日廃止)
- 62番:阪急茨木市駅 - 沢良宜 - 鶴野橋(2008年12月20日休止)
東和苑系統
- 72番:JR茨木駅 - 阪急茨木市駅 - 疣水神社前 - 太田 - 花園・東和苑(2018年3月18日廃止)
鮎川系統
- 80番:阪急茨木市駅→鮎川→富田西之町→阪急茨木市駅(2008年12月20日休止)
- 81番:阪急茨木市駅 - 総持寺団地前 - 富田西之町 - 鮎川 - 目垣東
平田系統
- 83番(先代):JR茨木東口 - 阪急茨木南口 - 桑田町 - 北摂つばさ高校前 - 水尾三丁目
- 85番(先代):阪急茨木市駅 - 阪急茨木南口 - 平田一丁目 - 水尾三丁目
- 86番:茨木車庫前 - 阪急茨木南口 - 平田一丁目 - 水尾三丁目
- 87番:阪急茨木南口 - 平田一丁目 - 水尾三丁目
高速バスの休廃止路線
- 東京特急線(激安便)「フライングスニーカー京都・茨木号」(大日駅・阪急茨木市駅・JR茨木駅・京都駅八条口 - 東京駅八重洲通・東雲。東北急行バスと共同運行)
- 東北急行バスの単独運行となったのち、2011年3月21日から運休・12月31日に廃止。
車両
分社化以降、近鉄バスは日野自動車製に加えていすゞ自動車製のバスも導入するようになり、当営業所では2000年にいすゞ・エルガミオが投入された。
また、分社化する前年の1998年には近鉄バスではたった1台だった三菱ふそう・エアロスターのCNG仕様(2008年廃車)も導入していた。中大型ワンステップバスやCNGノンステップバス、小型バスの導入もこの営業所が最初であった。
現在所属している車両はほぼ全て日野自動車製で、全車ノンステップまたはワンステップ車となっている。 また、2015年のエキスポシティ系統運行開始時には枚岡営業所のいすゞ・エルガが数台貸し出され、当営業所管内で運用に入ったこともある。その後大半の車両が枚岡営業所に戻ったが、1台のみ当営業所管内で2018年まで運用された後、廃車となった。 2019年からは、いすゞ製の大型車が新車で複数台投入されている。
脚注
注釈
- ^ この当時は鉄道会社がバス事業を直営することが一般的で、近鉄もそうであった。
- ^ 大阪市鶴見区にあった茨田(まった)営業所。1989年に東大阪市へ移転し稲田営業所となっている。
- ^ 鉄道会社の創業当初は無関係だったバス会社がのちにグループ入りしたことにより、自社の鉄道の沿線外にバス路線が展開されている同様の例として、小田急電鉄沿線でない東京都三鷹、武蔵野、調布エリアに路線を展開する小田急バスがある。
- ^ 茨木営業所は折返し休憩施設の茨木車庫として2021年現在も存続。
- ^ 2009年3月1日をもって他営業所も対応を終了した。
- ^ 鐘化前から先は八防系統20番と同じルート。
- ^ 当停留所南方にある藍野大学の関連病院。
- ^ 日中以外は同駅との乗り継ぎは既存の総持寺口停留所を利用する
- ^ 循環部の運行経路は鳥飼五久→鳥飼下一丁目→鳥飼西三丁目→鐘化前→鳥飼八防→鳥飼五久。2021年3月28日で阪急バスが土休日1便のみ残していた循環系統も廃止となり、阪急茨木東口 - 柱本団地間の系統に集約[13]。
出典
- ^ “営業所のごあんない”. 近鉄バス. 2021年3月24日閲覧。
- ^ “”. 近鉄バス (2020年12月23日). 2020年12月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月24日閲覧。
- ^ 【平成27年10月16日~】JR茨木駅~万博記念公園駅(エキスポシティ前)方面運行開始!! - 近鉄バス 2015年10月5日。同10月18日閲覧
- ^ JR茨木~万博記念公園(エキスポシティ前)間の運行について (PDF, 阪急バス 2015年10月5日)
- ^ “【2018年10月14日まで】 千里中央~万博記念公園駅~阪急茨木系統の廃止について” (pdf). 阪急バス (2018年10月4日). 2018年10月27日閲覧。
- ^ “【2023年3月26日(日)まで】エキスポシティ線 運行休止について” (PDF). 阪急バス (2023年3月17日). 2023年3月20日閲覧。
- ^ “”. 近鉄バス (2023年3月20日). 2023年3月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月20日閲覧。
- ^ 摂津市内循環バス - 摂津市 2013年5月27日閲覧
- ^ 摂津市内循環バス 経路変更&ダイヤ改正 (PDF, 摂津市 2015年10月18日閲覧)
- ^ “”. 近鉄バス. 2018年9月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年3月21日閲覧。
- ^ “”. 近鉄バス (2021年3月6日). 2021年3月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月24日閲覧。
- ^ “”. 近鉄バス (2021年3月6日). 2021年3月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月24日閲覧。
- ^ “【3月29日(月)より】摂津市、高槻市域(吹田摂津線、柱本線) 運行内容の変更について” (PDF). 阪急バス (2021年3月18日). 2021年3月24日閲覧。
外部リンク
- 近鉄バス 公式サイト
- 鳥飼営業所担当路線図 (PDF) - 近鉄バス