経歴
法政大学女子高等学校、法政大学社会学部卒業後、2004年入局。
学生時代
中学生時代は吹奏楽部に所属しトランペットを担当していた。高校時代にはバトントワラー部に所属[3]し、横浜みなと祭国際仮装行列やオレンジ祭などでは部長を務めた。
大学時代にアナウンサーを志望し、法政大学自主マスコミ講座に第15期生として参加[4][5]。日テレ学院とテレビ朝日アスクに通っていた。日本テレビの東京箱根間往復大学駅伝競走中継の中で、久保田直子(立教大学、後にテレビ朝日アナウンサー)とともに駅伝グッズ紹介コーナーのモデルとして出演している。また就職試験ではTBSを受験したことを、竹内香苗(当時TBSアナウンサー)との対談で明らかにしている[6]。
NHK入局後
入局後、四国の2都市の放送局に2年ずつ勤務し、いずれの地域でも地上デジタル放送推進大使を務めた。特に“デジタル・マドンナ”の愛称がある松山では、図らずも東京で担当番組の後継者となった上條倫子(2007年入局)が就任するまで1年半以上、松山・高松・岡山3局の大使を掛け持ちした。
2008年度からの『首都圏ネットワーク』担当時にはその後の2分間番宣番組も受け持ち、“7時28分の恋人”の半井小絵気象予報士と同様に、“7時56分の女”“8時43分の女”と局内で呼ばれていたこともある[7]。
2010年度の改編に伴う異動で、島津有理子が有働由美子の後任としてアメリカ総局(ニューヨーク支局)へ異動することとなったため、島津が担当していた『NHKニュースおはよう日本』と東京の地デジ大使を引き継いだ[8]。地デジ大使は松山時代に務めて以来2年ぶりに復帰し、2011年7月24日の地上デジタル放送移行まで務めた。アナログ放送の最終アナウンス(宮城県・岩手県・福島県除く)も鈴木が行った。
2012年11月22日、法政大学在学中に知り合ったTBSのディレクターと婚姻した[9]。
2018年10月16日から11月2日まで、体調不良のため『NHKニュース7』を休養[10](代役は池田伸子、久保田祐佳、井上あさひが担当)[11]。2019年3月いっぱいで、出産のため『ニュース7』を降板[12]。5月18日、第1子となる女児を出産した[13]
2021年3月29日、産休・育休から約2年ぶりに復帰し、退職した近江友里恵の後任として『あさイチ』の司会に就任した[14]。
人物
趣味・特技
趣味は舞台鑑賞[15](バレエ、ミュージカル、お笑い、現代劇など)[要出典]、スポーツ観戦(サッカー中心)[要出典]。
嗜好
好きな食べ物は肉、寿司、餃子、カレーライス、アイスクリーム[15]。朝のルーティンはヨーグルトメーカーで作る自家製甘酒とコーヒー。コーヒーは水筒に入れて毎日会社にも持参している[18]。
好きな人物はサッカーでは田中達也、役者では妻夫木聡が好みであると明かしている[要出典]。音楽では安室奈美恵[19]、Mr.Childrenと木村カエラ[要出典]のファン。
交友関係
NHKアナウンサーの大嶋貴志、TBSアナウンサーの蓮見孝之とは法政大学の同学年、自主マスコミ講座でアナウンサーを目指した仲間である[5]。
出演
☆印は現在出演(担当)中。
報道
- おはようかがわ(高松局時代)
- 情報ワイド いきいき香川・ニュースアップ コーナー担当 ほか(同上)
- いよかんワイド メインキャスター(松山局時代、2006年4月 - 2008年3月21日)
- お元気ですか日本列島 ぐるっとニュース四国担当(同上)
- ※上の2つはいずれも仙波紀子と隔週交替で担当した。
- 首都圏ネットワーク キャスター(2008・2009年度)
- 平日正午の首都圏ニュース[注 1]
- NHKニュースおはよう日本 平日5時台メインキャスター(小郷知子の代役)
- ニュースウオッチ9 リポーター(安部みちこの代役)
- NHKニュースおはよう日本(キャスター:6:30〜7:45)祝日を除く月曜 - 金曜 (2010年3月 - 2015年3月27日)
- おはよう日本・関東甲信越(キャスター:7:45〜8:00)祝日を除く月曜 - 金曜 (2010年3月 - 2015年3月27日)
- ニュースウオッチ9(キャスター:2015年3月30日 - 2017年3月31日)
- NHKニュース7 メインキャスター (祝日を除く月曜〜金曜)(2017年4月3日 - 2019年3月29日)
- 東京都議会議員選挙開票速報 (2017年7月2日)
スポーツ
- 2006 FIFAワールドカップデイリーハイライト(2006年)※堀尾正明と担当。
- バンクーバーオリンピックベストセレクション(ダイジェスト番組、2010年2月14日 - 2月28日【大会期間中】)[20]
- ロンドンオリンピック(現地キャスター、2012年)
バラエティ・その他
- ふれあい紀行 山里ににぎわい再び 香川県塩江町(BShi、2004年12月9日)
- 着信御礼!ケータイ大喜利(2006年4月)
- おーい、ニッポン 私の・好きな・愛媛県 リポーター(2007年12月2日)
- これこそ!わが町 元気魂(2008年1月2日)
- NHKミニミニ映像大賞 グランプリ決定!!
- 第6回 明日のエコではまにあわない(2008年12月14日)
- 第7回(2009年12月12日)
- もうすぐ8時プレマップ、週末プレマップ(2008年度)
- もうすぐ9時プレマップ、週末プレマップ(2009年度)
- ディープ ピープル(番組たまごで放送、2009年5月28日)
- ザ・コーチ 人生ノ教科書(番組たまごで放送、2009年10月12日)
- 録っておき再放送 (2009年11月)※首藤奈知子と共に番組告知
- デジタルQ(2代目地上デジタル放送推進大使、2010年4月4日 - 2011年7月24日)
- 全国一斉地デジ化テスト(NHK総合・Eテレ・全民放127局で放送 2010年7月24日)
- まちかど情報室スペシャル2010(2010年12月29日)
- ゆく年くる年
- NHKスペシャル(ナレーション)
- ワイルドライフ (BSプレミアム、不定期) - ナレーション
- 「証言ドキュメント 永田町 権力の漂流」(2011年12月25日)
- 地上アナログ放送終了のお知らせ[注 2](2011年7月24日11時59分 - 12時0分)
- 知ってる!?デジタル ナレーション[注 3]
- 東京スカイツリー受信確認テスト(総合、Eテレ、東京民放キー5局。2012年12月22日 - 2013年5月28日)
- NHK映像ファイル あの人に会いたい ナレーション(2015年4月4日 - 2017年4月1日)
- オドモTV(Eテレ)(「オドモニュース」のニュースキャスター)
- ゼロからわかる皇室&元号スペシャル(2018年4月30日)
- あさイチ(2021年3月30日 - ) - メイン司会☆
- I LOVE みんなのどうぶつ園(日本テレビ、2022年2月19日) - 日本テレビ「I LOVE みんなのどうぶつ園」とNHK「家族になろうよ」の共同プロジェクトで出演[22]。
- NHKスペシャル つながれ!チエノワ #子育てのもやもや解消(司会:2022年5月29日)
脚注
注釈
- ^ 東京転勤後単発で担当する程度であったが、この枠を担当していた『ゆうどきネットワーク』司会で鈴木の初任地・四国出身の安部みちこが妊娠、出産休暇に入ったことから、2009年1月13日以降同年3月までその後任として入った(4月以降は再び不定期担当)。なお、『首都圏ネットワーク』メインキャスター・池田達郎は、それ以前からレギュラーで『首都圏ニュース845』を担当していた。
- ^ 総合テレビ地上アナログ放送最終番組(福島、宮城、岩手の3県を除く)。
- ^ 主に、本人に似せた人形(すずちゃん)が出演していたが、本人が顔出し出演することが稀にあった。
出典
- ^ 日本放送協会. “鈴木奈穂子 | アナウンサーを探す | NHK アナウンス室”. 鈴木奈穂子 | アナウンサーを探す | NHK アナウンス室. 2021年12月27日閲覧。
- ^ “NHK待望の美人アナ! 報道志望の本格派、鈴木奈穂子を直撃”. 日経トレンディネット (2009年3月18日). 2012年7月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年6月25日閲覧。
- ^ a b “きょうはスポーツの日🏃♀️ということで、鈴木アナが高校3年間で培ったバトントワリングのワザを披露してもらいました!…”. NHKあさイチ公式Instagram(@nhk_asaichi) (2021年7月23日). 2022年4月12日閲覧。
- ^ “”. 法政フォトジャーナル. 法政大学 (2008年10月7日). 2008年10月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月11日閲覧。
- ^ a b “就職特集 アナウンサー内定者インタビュー”. 法政大学新聞学会. 2022年4月12日閲覧。
- ^ “地上デジタル:7月24日完全移行 竹内香苗×鈴木奈穂子アナ対談”. 毎日新聞: 2011年元日テレビ特集版ページ. (2011年1月1日)
- ^ “鈴木奈穂子アナは“2分間の微笑み天使””. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2008年10月11日)2021年10月11日閲覧。
- ^ “NHKの地デジ推進大使が鈴木奈穂子アナウンサーに”. インプレスウォッチ. (2010年3月25日) 2013年4月15日閲覧。
- ^ . スポーツ報知. (2012年12月1日). オリジナルの2012年12月1日時点におけるアーカイブ。 2020年4月17日閲覧。
- ^ “"ニュース7"鈴木アナが休養”. 日刊スポーツ (2018年10月23日). 2018年10月23日閲覧。
- ^ “NHK鈴木奈穂子アナが復帰 体調不良で先月16日から「ニュース7」休養”. サンケイスポーツ (2018年11月5日). 2018年11月5日閲覧。
- ^ “鈴木奈穂子アナ、出産でニュース7を3月で卒業 赤ちゃんは「世の中に興味を持つ子に…」”. デイリースポーツ online (株式会社デイリースポーツ). (2019年3月26日)2019年3月26日閲覧。
- ^ “NHK・鈴木奈穂子アナが第1子女児を出産! 母子ともに健康”. SANSPO.COM (2019年5月23日). 2019年5月23日閲覧。
- ^ “『あさイチ』近江友里恵アナ卒業 新年度から鈴木奈穂子アナが担当”. ORICON NEWS (オリコン). (2021年2月10日) 2021年2月10日閲覧。
- ^ a b c “鈴木奈穂子”. NHKアナウンス室. 日本放送協会. 2020年4月17日閲覧。
- ^ “\教えて!鈴木アナの特技/…”. NHKあさイチ公式Instagram(@nhk_asaichi) (2021年5月1日). 2022年4月12日閲覧。
- ^ “\鈴木アナの口笛♪第2弾/…”. NHKあさイチ公式Instagram(@nhk_asaichi) (2021年5月7日). 2022年4月12日閲覧。
- ^ “鈴木アナの朝☀️はコレ、ヨーグルトメーカーで作る自家製甘酒🍶とコーヒー☕️…”. NHKあさイチ公式Instagram(@nhk_asaichi) (2021年4月5日). 2022年4月12日閲覧。
- ^ “”. ニュース7ブログ. NHK (2017年11月24日). 2020年2月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月11日閲覧。
- ^ “やる気満々!ベッキーNHK五輪キャスターに”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2010年1月22日)2021年10月11日閲覧。
- ^ “閉会式中継でNHKに“批判の声”「アナウンサー黙れ」”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2012年8月14日)2021年10月11日閲覧。
- ^ “日テレ「I LOVE みんなのどうぶつ園」×NHK「家族になろうよ」共同プロジェクトを立ち上げます!”. 日本放送協会(NHK). 2022年2月19日閲覧。
外部リンク
- 鈴木奈穂子 - NHKアナウンスルーム