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観光列車

観光列車(かんこうれっしゃ)とは、鉄道事業者観光を目的に運行する列車、およびその目的で保有している鉄道車両のことである。

JR東日本の「リゾートしらかみ」

定義

同じ「観光列車」といっても、その定義は定義した者によって異なる。

大手旅行代理店・JTBのシンクタンクであるJTB総合研究所は、観光列車を「内外装を凝らし、味覚を楽しみながら旅行が出来るなど、乗ること自体を目的にした列車」と定義づけている[1][2]。一方で、奈良県立大学教授(交通経済学・交通政策・観光地交通)の新納克広は、日本民営鉄道協会の広報誌への寄稿の中で「観光客(目的が鉄道であるか否かにかかわらず)が利用する列車」全般を観光列車と広く定義づけ、観光客向けから車両そのものの観光へと、定義自体が変わったと述べている[2]。また、北海学園大学講師の藤田知也(交通経済学・地域経済学・観光経済学)は、上述の定義も踏まえた上で、「①主な利用者が観光客で、②観光資源を内包しており、③内装・外装のデザインが特徴的なもので、④固有の愛称を持ち、専用車両で運行している列車を(広義の)観光列車」と定義している[3]

なお、同じく特別な内外装を持つ車両としてジョイフルトレインという呼称もあるが、前述の新納によれば、これは「団体旅行のサービスの一環」という点において観光列車とは趣を異にするものであるという[2]。但し、観光列車が団体列車として(ジョイフルトレインとして)運用されることもあり、両者の区別が曖昧なことから、鉄道趣味誌では両者を混同して扱うこともある[4]

以上の通り、用語としての『観光列車』の定義がやや複雑なため、本項では事業者側が「観光列車」や類似の名称を用いたものを全て記載する。

歴史

初めて現在の意味の「観光列車」の呼称を用いたのは、1990年JR東日本に登場した「(ノスタルジックビュートレイン)」である[5]。同列車はそれまでの「ジョイフルトレイン」と違い、ほぼ五能線でのみ運行された。同列車は好評だったことからその後「リゾートしらかみ」として引き継がれ、2000年代に入るとJR東日本の他路線でも「きらきらうえつ」「きらきらみちのく」といった追随例が生まれたほか、JR北海道やJR西日本などでも同様の列車が運行され始めた。

2010年代には利用客の増加や沿線観光地の振興を目的に、地方私鉄でも相次いでこうした列車が生まれた。 また、JRでは「伊豆クレイル」や「伊予灘ものがたり」など全車グリーン車の列車が複数登場し、豪華志向を楽しむ新たな方向性の事例も出てきている。

JR各社の観光列車

JRの旅客各社ではすべて「観光列車」と呼ばれる列車を運行している。このうちJR北海道とJR東海以外の4社は列車一覧のポータルサイトを設けるなど、体系化して旅客に案内している。また、JR東日本とJR九州では「観光列車」の呼称を補助的に用いつつも、独自のカテゴライズを行っている。

北海道旅客鉄道(JR北海道)

 
キハ261系「はまなす編成」
  • 観光列車の呼称はしばしば用いているが、列車や車両の一覧は2020年現在公表されていない。ただし過去の発表では観光列車に使用する車両を「特急気動車タイプ」「一般気動車タイプ」「その他」の3種に分類して表記していた[6]

東日本旅客鉄道(JR東日本)

  • JR東日本では「TRAIN SUITE 四季島」と団体用車両を除いた列車群を「のってたのしい列車」と呼称している。ただしこれはJR東日本グループ企業でも事実上「観光列車」と同義に扱われている[7]。また当初は、これにあたる車両について「着地営業型ジョイフルトレイン」なる名称を用いていたこともあった[8]
  • 現在運行する「のってたのしい列車」は以下の通り。なお見出しの名称はポータルサイトに則っているが、列車愛称と車両愛称が混在する点に留意されたい。

リゾートしらかみ

 
リゾートしらかみ(橅編成)

1997年から「ノスタルジックビュートレイン」に代わって五能線で運行されている観光列車。「青池」「橅」「くまげら」の3編成が存在し、HB-E300系気動車(青池・橅)またはキハ48形気動車(くまげら)の4両編成で運行されている。

SLばんえつ物語

 
SLばんえつ物語

1999年から磐越西線で運行されている観光列車。2008年に「SLばんえつ物語号」から改称された。C57形蒸気機関車12系客車7両編成を牽引する形で運行されており、2021年現在のってたのしい列車では唯一グリーン車を連結している。

リゾートあすなろ

 
リゾートあすなろ

2010年(平成22年)から「きらきらみちのく」に代わって青森地区で運行されている観光列車。HB-E300系気動車の2両編成が2編成存在しており、2021年現在は大湊線の「リゾートあすなろ下北」で運行されている。

2023年冬頃から運行開始予定の「ひなび(陽旅)」、2024年春頃から運行開始予定の「SATONO」への改造に伴い、運行を終了する予定であることが発表されている[9][10]

リゾートビューふるさと

 
リゾートビューふるさと

2010年から長野地区(信越本線篠ノ井線大糸線)で運行されている観光列車。HB-E300系気動車の2両編成で運行されている。

POKÉMON with YOU トレイン

 
POKÉMON with YOU トレイン

2012年から大船渡線で運行されている観光列車。キハ100形気動車の2両編成で、「ポケモントレイン気仙沼号」で運行されている。車両は2017年にリニューアルされた。

TOHOKU EMOTION

 
TOHOKU EMOTION

2013年から八戸線で運行されている観光列車。団体専用列車扱いで一般発売はない。キハ110系気動車の3両編成で、食堂車を連結する。

SL銀河

 
SL銀河

2014年から釜石線で運行されている観光列車。C58形蒸気機関車キハ141系気動車4両編成と協調する形で運行されており、通常より高額な指定席料金が適用される。

車両の老朽化に伴い2023年に運行を終了予定であることが発表されている[11]

越乃Shu*Kura

 
越乃Shu*Kura

2014年から新潟地区で運行されている観光列車。一般の指定席と旅行商品専用席があり、それぞれ発売が分かれている。キハ40形・キハ48形気動車の3両編成で、「越乃Shu*Kura」「ゆざわShu*Kura」「柳都Shu*Kura」の3系統が存在する。

おいこっと

 
おいこっと

2015年から飯山線で運行されている観光列車。キハ110形気動車の2両編成であるが、定期普通列車と共通運用するために吊り革や優先席といった装備を維持している。

フルーティアふくしま

 
フルーティアふくしま

2015年から磐越西線および東北本線で運行されている観光列車。車両の愛称は「フルーティア」である。団体専用列車扱いで、一般発売はない。719系電車の2両編成で、食堂車として扱われている。

車両の老朽化に伴い、2023年に運行を終了予定であることが発表されている[12]

HIGH RAIL 1375

 
HIGH RAIL 1375

2017年から小海線で運行されている観光列車。キハ103形・キハ112形気動車の2両編成で、日中の「HIGH RAIL」および夜間の「HIGH RAIL 星空」として運行されている。なお、通常より高額な指定席料金が適用される。

SLぐんま みなかみ

 
SLぐんま みなかみ

2018年から上越線高崎駅 - 水上駅)で運行されている観光列車。列車自体は1989年から「SLみなかみ」として運行されていたが、2018年に現名称に改称され、のってたのしい列車に編入された。C61形蒸気機関車またはD51形蒸気機関車旧型客車または12系客車を牽引する形で運行される。水上駅到着後に構内の転車台で方向転換を行い、SLのみで往復運転される事が多い。

SLぐんま よこかわ

2018年から信越本線高崎駅 - 横川駅)で運行されている観光列車。列車自体は1999年から「SL碓氷」として運行されていたが、2018年に現名称に改称され、のってたのしい列車に編入された。終点の横川駅に転車台がない関係上、往路の下り列車はEF64形電気機関車またはDE10形ディーゼル機関車、復路の上り列車は「SLぐんま みなかみ」同様にC61形ないしD51形による牽引で運行される事が多い。下りの電気・ディーゼル機関車牽引の場合はそれぞれ「ELぐんま よこかわ」「DLぐんま よこかわ」の列車名が使用される。

BOSO BICYCLE BASE

 
BOSO BICYCLE BASE

2018年から両国駅を拠点に房総地区で運行されている観光列車。209系電車の6両編成で、自転車を搭載できる構造である。通常より高額な指定席料金が適用される。

海里

 
海里

2019年から「きらきらうえつ」に代わって羽越本線で運行されている観光列車。HB-E300系気動車の4両編成で、通常より高額な指定席料金が適用される。

東海旅客鉄道(JR東海)

  • 秘境駅巡りなど、列車への乗車が主目的となる臨時列車には一律に「観光列車」の呼称を用いている。なおJR東海では観光用の特別型車両を保有していないため、すべて373系などの一般車両で運転される[13]

西日本旅客鉄道(JR西日本)

  • JR西日本のJRおでかけネットにおいて以下の列車を「観光列車」として記載している。

SLやまぐち号

 
SLやまぐち号

日本国有鉄道(国鉄)時代の1979年から山口線で運行されている観光列車。C57形蒸気機関車もしくはD51形蒸気機関車の牽引で運行される。客車は当初12系であったが、2017年からは本列車専用に新造された35系5両編成が使用されている。

奥出雲おろち号

 
奥出雲おろち号

1998年から木次線で運行されている観光列車。DE10形ディーゼル機関車もしくはDE15形ディーゼル機関車が12系客車2両を牽引する形で運行される。客車2両のうち1両はオープン構造となっている。

車両の老朽化に伴い2023年度に運行を終了予定であることが発表されている[14]

花嫁のれん

 
花嫁のれん

2015年から七尾線で運行されている観光列車。キハ47形気動車の2両編成である。JR西日本の他の列車と異なり、種別は特急となっている。

ベル・モンターニュ・エ・メール

 
ベル・モンターニュ・エ・メール

2015年から氷見線城端線で運行されている観光列車。キハ40形気動車の1両単行運転である。日によって城端駅まで運行する便と氷見駅まで運行する便を分けている。

ラ・マル・ド・ボァ

 
ラ・マル・ド・ボァ

2016年から岡山駅を中心に瀬戸内海沿岸各地で運行されている観光列車。213系電車の2両編成で、全車グリーン車指定席である。目的地別に四つの系統が設定されており、一部で自転車を積み込んで利用することができる。

○○のはなし

 
○○のはなし

2017年から山陰本線山口県内で運行されている観光列車。キハ47形気動車の2両編成である。

あめつち

 
あめつち

2018年から山陰本線鳥取県島根県内で運行されている観光列車。キロ47形気動車の2両編成で、全車グリーン車指定席である。

うみやまむすび

2019年から城崎温泉駅を中心に運行されている観光列車。キハ40形気動車の1両。定期普通列車での運転で、運行区間は日によって異なっている。車内は一部が窓向きのカウンター席に改造されている。

etSETOra

 
etSETOra

2020年から呉線で運行されている観光列車。キロ47形気動車の2両編成で、全車グリーン車指定席である。

SAKU美SAKU楽

2022年から津山線で運行されている観光列車。キハ40形気動車の1両。定期列車「快速ことぶき」に連結して運転される[15][16]

四国旅客鉄道(JR四国)

  • 自社のウェブサイトにおいて以下の列車を「観光列車」として記載している。

アンパンマン列車

 
8000系アンパンマン列車

2000年から四国各地で運行されている観光列車。「土讃線アンパンマン列車」「予讃線アンパンマン列車」など4系統の総称であり、運行区間や列車種別や使用車両などは様々である。

海洋堂ホビートレイン

 
海洋堂ホビートレイン

2011年から予土線で運行されている観光列車。後述の「しまんトロッコ」「鉄道ホビートレイン」とともに「予土線3兄弟」と呼ばれる。キハ32形気動車を改造した1両で、定期普通列車で運行される。2016年からはラッピングを更新した「かっぱうようよ号」の愛称を使用している。

しまんトロッコ

 
しまんトロッコ

2013年から予土線で運行されている観光列車。「予土線3兄弟」のひとつ。トラ45000形貨車を専用塗装のキハ54形気動車が牽引して運行する。

伊予灘ものがたり

 
伊予灘ものがたり(初代車両)

2014年から予讃線で運行されている観光列車。後述の「四国まんなか千年ものがたり」と「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」とともに「ものがたり列車」と呼ばれる。全車グリーン車指定席である。車両は当初キロ47形気動車の2両編成であったが、2022年4月より二代目としてキロ185系・キロ186系気動車の3両編成が使用されている。

鉄道ホビートレイン

 
鉄道ホビートレイン

2014年から予土線で運行されている観光列車。定期普通列車で運用され、「予土線3兄弟」のひとつ。キハ32形気動車の1両で、0系新幹線の部品や0系を模した装飾が施されている。

四国まんなか千年ものがたり

 
四国まんなか千年ものがたり

2017年から土讃線で運行されている観光列車。「ものがたり列車」のひとつ。キハ185系気動車の3両編成で、全車グリーン車指定席である。

藍よしのがわトロッコ

 
藍よしのがわトロッコ

2020年から徳島線で運行されている観光列車。キハ185形気動車とキクハ32形気動車の2両編成で、キクハ32形はオープン構造である。

志国土佐 時代の夜明けのものがたり

 
志国土佐 時代の夜明けのものがたり

2020年から土讃線で運行されている観光列車。「ものがたり列車」のひとつ。キハ185形気動車の2両編成で、全車グリーン車指定席である。

九州旅客鉄道(JR九州)

  • 自社のウェブサイトにおいて以下の列車を「観光列車【D&S列車】」として記載している。

ゆふいんの森

 
ゆふいんの森

1989年から久大本線で運行されているD&S列車。キハ71系気動車キハ72系気動車の2編成による運行である。特急列車。

いさぶろう・しんぺい

 
いさぶろう・しんぺい

2001年から肥薩線で運行されているD&S列車。キハ47形気動車・キハ140形気動車の3両編成だが、2両編成で運行することもある。特急列車であるが、一部区間は普通列車。

海幸山幸

 
海幸山幸

2009年から日南線で運行されているD&S列車。廃線となった高千穂鉄道から譲渡された気動車を利用したキハ125形の2両編成で、それぞれ「海幸」「山幸」の愛称がある。

SL人吉

 
SL人吉

2009年から肥薩線で運行されているD&S列車。致命的な故障から復活した8620形蒸気機関車50系客車3両を牽引する。JR九州の他の列車と違い、快速列車である。

機関車の老朽化、及び部品調達と技術者の確保が難しくなっていることから2024年に運行を終了予定であることが発表されている[17]

あそぼーい!

 
あそぼーい!

2011年から豊肥本線で運行されているD&S列車。キハ183系気動車4両編成である。全車普通車扱いであるが、パノラマシートなど一部の座席で高額な料金設定となっている。

指宿のたまて箱

 
指宿のたまて箱

2011年から指宿枕崎線で運行されているD&S列車。キハ47形・キハ140形気動車による3両編成であるが、2両編成で運行することもある。

A列車で行こう

 
A列車で行こう

2011年から三角線で運行されているD&S列車。キハ185形気動車による2両編成。

或る列車

 
或る列車

2015年から九州各地で運行されているD&S列車。車内でコース料理を味わいながら移動するもので、車両はキロシ47形気動車による2両編成。他の列車と違い団体専用列車扱いで、一般発売はされていない。

かわせみ やませみ

 
かわせみ やませみ

2017年から肥薩線で運行されているD&S列車。キハ47形気動車による2両編成で、それぞれ「かわせみ」「やませみ」の愛称が付けられている。

36ぷらす3

 
36ぷらす3

2020年から九州各地で運行されているD&S列車。食事付きで1日かけて移動するもので、多くは個室席である。車両は787系電車による6両編成で、全車グリーン車指定席である。

ふたつ星4047

2022年より長崎本線大村線で運行されているD&S列車。主に土休日を中心として、午前は武雄温泉→長崎(長崎本線経由)、午後は長崎→武雄温泉(大村線経由)で運行されている。車両はキハ40形・キハ47形気動車による3両編成で、「はやとの風」のおよび「いさぶろう・しんぺい」(予備車)から改造された[18]

その他事業者の観光列車

地域別に記載する。車両に対する呼称の場合と列車に対する呼称の場合が存在するが、ここでは特に区別しない。また、観光列車に類似する名称のものも含む。

なお、地元観光局やニュースサイトが独自に「観光列車」と称しているものもあるが、ここではあくまで事業者側が呼称するもののみ記載する。

道南いさりび鉄道

 
ながまれ号
  • 「地域情報発信列車」としてキハ40形を改造した「(ながまれ号)」を保有し、定期列車のほか観光列車「ながまれ海峡号」で運行している。

秋田内陸縦貫鉄道

 
笑EMI

西武鉄道

 
西武 旅するレストラン 52席の至福
  • 「観光電車」として4000系を改造した「(西武 旅するレストラン 52席の至福)」を保有し、土曜・休日を中心に昼と夜の2往復運行している[21]

しなの鉄道

 
ろくもん
  • 観光列車として115系を改造した「ろくもん」を保有し、土休日を中心に同名の快速列車で運行している[22]
  • また、ライナー用車両のSR1系を使用する特別快速列車「軽井沢リゾート号」を「観光有料快速列車」と呼称している[23][24]

えちごトキめき鉄道

  • リゾート列車[25]としてET122形1000番台を保有し、「えちごトキめきリゾート雪月花」として2016年から土休日を中心に運転を行っている[26]。えちごトキめき鉄道主催の旅行商品として設定され、乗車するときには電話による事前予約が必要となる。
  • また、クハ455形などの急行型電車を3両保有しており「観光急行」として土休日を中心に運行している[27]

富山地方鉄道

 
アルプスエキスプレス
  • 以下の3列車を「観光列車」と呼称[28]
    • (アルプスエキスプレス)2011年 - )
    • (ダブルデッカーエキスプレス)2013年 - )
    • (レトロ電車)2014年 - )

あいの風とやま鉄道

 
一万三千尺物語
  • 観光列車として413系を改造した「一万三千尺物語」を保有し、土休日を中心に運行している[29]

のと鉄道

 
のと里山里海号
  • 観光列車用にNT300形を保有し、土休日を中心に「のと里山里海号」として運行している[30]。なお観光列車の運用がない日には定期列車に連結して運用される。

近畿日本鉄道

 
しまかぜ

長良川鉄道

 
ながら

樽見鉄道

  • 観光列車としてハイモ330-700形を改造した「ねおがわ号」を保有し、同名の定期列車で運行している[35]

京都丹後鉄道

 
丹後あかまつ号
  • 観光列車としてKTR700形を改造した(丹後あかまつ号」・「丹後あおまつ号」・「丹後くろまつ号)を保有する。あおまつ以外は予約制の観光列車で、あおまつは定期普通列車で運用される[36]

阪急電鉄

 
京とれいん

南海電気鉄道

 
天空
  • 観光列車として高野線2200系を改造した「(天空)[38]を、加太線で(7100系)を改造した「(めでたいでんしゃ)[39]を運行している。

若桜鉄道

 
八頭
  • 観光列車としてWT3000形を改造した「昭和」・「八頭」・「若桜」を保有し、定期普通列車で運行している[40]

岡山電気軌道

 
おかでんチャギントン
  • 9200形の第3編成を特別仕様として製造し、『チャギントン』とのライセンス契約のうえで観光列車「(おかでんチャギントン)」として運行している[41]

土佐くろしお鉄道

 
9640形
  • オープンデッキつきの9640形を使用する(「やたろう」・「しんたろう」)を観光列車として運行している[42]

西日本鉄道

 
旅人

平成筑豊鉄道

 
ことこと列車
  • 観光列車として400形を改造した「(ことこと列車)」を2両保有し、土休日に運行している[46]

肥薩おれんじ鉄道

 
おれんじ食堂

過去の観光列車

東日本旅客鉄道(過去)

東海旅客鉄道(過去)

 
そよ風トレイン117

西日本旅客鉄道(過去)

九州旅客鉄道(過去)

くま川鉄道

 
田園シンフォニー

脚注

[脚注の使い方]

出典

 
いろは
  1. ^ “観光列車”. 観光用語集. JTB総合研究所. 2021年8月13日閲覧。
  2. ^ a b c 新納克広「鉄道の未来学 基調報告55 観光列車の昔、今、未来」『広報誌「みんてつ」』第71巻、日本民営鉄道協会、4-7頁。 
  3. ^ 藤田知也『観光列車の経済学的研究-地方鉄道の維持振興と地域活性化に向けて-』大阪公立大学共同出版会、2021年、53頁。 
  4. ^ 一例では、「鉄道ファン」1994年7月号の「ジョイフルトレインたちの名場面」という特集では、本稿における観光列車も一部登場している。
  5. ^ 鉄道図鑑 上巻 129頁 ,イカロス出版
  6. ^ 2019年度以降の新たな観光列車の取り組みについて 2019年2月14日
  7. ^ 東日本の観光列車10選。一度は体験したい最高の列車旅 びゅうたび
  8. ^ 「ハイグレード車両」と「特別車両」の製作計画(概要)について 東日本旅客鉄道、2004年6月24日
  9. ^ (プレスリリース)東日本旅客鉄道、2022年11月22日。 オリジナルの2022年11月22日時点におけるアーカイブ2022年11月24日閲覧 
  10. ^ (プレスリリース)東日本旅客鉄道、2022年11月24日。 オリジナルの2022年11月24日時点におけるアーカイブ2022年11月24日閲覧 
  11. ^ 『「SL銀河」の運行終了について』(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2021年11月19日https://www.jreast.co.jp/press/2021/morioka/20211119_mr01.pdf2021年11月19日閲覧 
  12. ^ (プレスリリース)東日本旅客鉄道、2022年11月24日。 オリジナルの2022年11月24日時点におけるアーカイブ2022年11月24日閲覧 
  13. ^ 在来線観光列車の運転取りやめ等について
  14. ^ (PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2021年6月3日。 オリジナルの2021年6月3日時点におけるアーカイブ2021年6月3日閲覧 
  15. ^ (PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2022年3月17日。 オリジナルの2022年4月11日時点におけるアーカイブ2022年5月23日閲覧 
  16. ^ (PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2022年8月18日。 オリジナルの2022年8月19日時点におけるアーカイブ2022年12月25日閲覧 
  17. ^ 『「SL 人吉」58654号機 百歳記念イベント開催!』(プレスリリース)九州旅客鉄道、2022年10月24日https://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2022/10/24/221024_SL_hitoyoshi_58654.pdf2022年10月24日閲覧 
  18. ^ “新観光列車「ふたつ星4047」発表 西九州新幹線に合わせ運行 「はやとの風」は引退”. 乗りものニュース. 2022年2月7日閲覧。
  19. ^ 新観光列車「笑EMI」運行開始しました! 秋田内陸縦貫鉄道、2020年2月1日
  20. ^ 新・観光車両「秋田縄文号」デビューのお知らせ! 秋田内陸縦貫鉄道、2021年1月27日
  21. ^ 西武 旅するレストラン 52席の至福 西武鉄道
  22. ^ ろくもん しなの鉄道
  23. ^ 新型車両『SR1系』による 有料快速列車の運行開始について しなの鉄道、2020年5月25日
  24. ^ 同列車は特に観光用の設備があるわけではないが、追加料金を支払うことで「軽食付プラン」を利用できる。
  25. ^ えちごトキめき鉄道では観光列車よりも上位の概念として「リゾート列車」の呼称を用いている。
  26. ^ “雪月花|えちごトキめき鉄道株式会社”. 2022年1月9日閲覧。
  27. ^ “観光急行”. 2022年1月10日閲覧。
  28. ^ 観光列車 富山地方鉄道
  29. ^ 一万三千尺物語 あいの風とやま鉄道
  30. ^ のと里山里海号 のと鉄道
  31. ^ 観光特急しまかぜ 近畿日本鉄道
  32. ^ 青の交響曲(シンフォニー) 近畿日本鉄道
  33. ^ 観光特急あをによし 近畿日本鉄道
  34. ^ 観光列車「ながら」特設サイト 長良川鉄道
  35. ^ 観光列車・車両紹介 樽見鉄道
  36. ^ 丹後あかまつ号 WILLER TRAINS
  37. ^ 新型観光特急「京とれいん雅洛」デビュー! 阪急電鉄
  38. ^ 南海電鉄高野線 天空 南海電気鉄道
  39. ^ 加太さかな線観光列車「めでたいでんしゃ」 南海電気鉄道
  40. ^ 【公式】 若桜鉄道 観光列車「昭和」「八頭」 若桜鉄道
  41. ^ 世界初!路面電車に「チャギントン電車」登場!―ウイルソン/ブルースター号が観光列車に― 岡山電気軌道
  42. ^ 太平洋を満喫!オープンデッキ型観光列車しんたろう号・やたろう号 土佐くろしお鉄道
  43. ^ 太宰府観光列車「旅人 -たびと-」 西日本鉄道
  44. ^ 太宰府観光列車「水都 -すいと-」 西日本鉄道
  45. ^ THE RAIL KITCHEN CHIKUGO 西日本鉄道
  46. ^ ことこと列車 平成筑豊鉄道
  47. ^ おれんじ食堂 肥薩おれんじ鉄道
  48. ^ (PDF)『たくさんのありがとう!!を特急「はやとの風」に ~2022 年3 月まで期間限定運行や特別イベントを開催します~』(プレスリリース)九州旅客鉄道、2021年11月30日https://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/news/newtopics/__icsFiles/afieldfile/2021/11/30/211130_hayatonokaze_last_run.pdf2021年12月1日閲覧 

関連項目

外部リンク

  • のってたのしい列車 ポータル:JR東日本
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