和田山駅(わだやまえき)は、兵庫県朝来市和田山町東谷字藤原にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅[1]。
和田山駅 | |
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駅舎(2015年7月) | |
わだやま Wadayama | |
所在地 | 兵庫県朝来市和田山町東谷字藤原184-5[1] |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
電報略号 | タヤ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅)[1] |
(ホーム) | 2面4線[1] |
乗車人員 -統計年度- | 493人/日(降車客含まず) -2020年- |
開業年月日 | 1906年(明治39年)4月1日[1] |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | E 山陰本線 |
キロ程 | 119.0 km(京都起点) |
◄梁瀬 (3.4 km) (5.2 km) 養父► | |
所属路線 | J 播但線 |
キロ程 | 65.7 km(姫路起点) |
◄竹田 (5.8 km) | |
備考 | (直営駅)[1] (みどりの券売機プラス)設置駅 |
概要
(直営駅)(豊岡駅の被管理駅)で2005年(平成17年)4月1日に、旧朝来郡生野町、旧和田山町、旧山東町、旧朝来町の合計4町の合併により新たに誕生した、朝来市の代表駅である[1]。
山陰本線を(所属線)としており[2]、当駅を終点とする播但線を加えた2路線が乗り入れる[1]。特急「こうのとり」、「きのさき」、播但線経由の「はまかぜ」が停車する[1]。
歴史
- 1906年(明治39年)
- 1908年(明治41年)7月1日:八鹿駅まで路線延伸し、途中駅となる[3]。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定。播但線の所属となる。
- 1911年(明治44年)10月25日:播但線の支線として福知山駅 - 当駅間が開通。
- 1912年(明治45年)3月1日:線路名称改定。播但線の福知山駅 - 当駅 - 香住駅間が山陰本線に編入され、当駅もその所属となる。播但線は飾磨駅(のちの飾磨港駅) - 姫路駅 - 当駅間となる。
- 1943年(昭和18年)5月30日:漏電により駅舎焼失[4]。
- 1974年(昭和49年)5月22日:みどりの窓口の営業を開始[5]。
- 1976年(昭和51年)4月26日:現駅舎に改築[1][6]。
- 1982年(昭和57年)10月3日:貨物取扱を廃止[2]。
- 1986年(昭和61年)3月1日:荷物扱い廃止[2]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[2]。
- 2020年(令和2年)
- 2021年(令和3年)3月13日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる[7][8]。
- 2022年(令和4年)10月1日:組織改正により、近畿統括本部福知山管理部の管轄になる。
駅構造
島式2面4線のホームを持つ地上駅で橋上駅舎を有する[1]。駅舎には駅ビルが併設されており、2階に改札口がある[1]。そこから各ホームへ跨線橋で連絡している[1]。改札外の待合室にはキオスクが設置されていた[1]が、2017年9月30日をもって閉店している。2021年3月13日からICOCA等の全国相互利用サービスに対応した交通系ICカードが利用可能となっている[7]。
構内北側には旧豊岡機関区和田山支区のレンガ造りの車庫と給水塔が現在も残されている。車庫は1912年(明治45年)3月に建築されたもので、1991年(平成3年)3月に支区が廃止されてからは倉庫として利用されている[1]。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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1 | E 山陰本線 | 上り | 福知山・京都・大阪方面[9] | 一部の普通列車は4番のりば |
2 | 下り | 豊岡・城崎温泉方面[9] | 特急「はまかぜ」と一部の普通列車は4番のりば | |
4・5 | J 播但線 | - | 寺前・姫路方面[9] | 特急「はまかぜ」は4・5番のりば |
基本的に、1番のりばが山陰本線上り用、2番のりばが山陰本線下り用、4番のりばが播但線と山陰本線の普通列車同士の乗換及び臨時団体列車と特急「はまかぜ」用、5番のりばが播但線普通列車用及び特急「はまかぜ」用として使われ、山陰本線の上下線とも普通列車の一部は4番のりばに停車するほか、「はまかぜ」は4・5番のりばから発車する。2番のりばと4番のりばの間に存在する3番線、および播但線専用である5番のりばと播但線専用留置線は非電化である。
- 付記事項
利用状況
「兵庫県統計書[10]」によると、2016年(平成28年)度の1日平均(乗車人員)は693人である。
近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
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1998年 | 1,024 |
1999年 | 971 |
2000年 | 951 |
2001年 | 910 |
2002年 | 912 |
2003年 | 891 |
2004年 | 861 |
2005年 | 843 |
2006年 | 823 |
2007年 | 813 |
2008年 | 791 |
2009年 | 747 |
2010年 | 744 |
2011年 | 754 |
2012年 | 758 |
2013年 | 756 |
2014年 | 709 |
2015年 | 705 |
2016年 | 693 |
2020年 | 493 |
駅周辺
バス路線
駅弁
駅改札外の駅弁屋「福廼家」で販売[1]。主な駅弁は下記の通り[11]。
- 地鶏炊き釜めし松茸入り
- 但馬の里和牛弁当
隣の駅
脚注
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 『兵庫の鉄道全駅 JR・三セク』神戸新聞総合出版センター、2011年12月15日、128頁。ISBN (9784343006028)。
- ^ a b c d 石野 1998, p. 302.
- ^ a b c 石野 1998, p. 248.
- ^ 『福知山鉄道管理局史』(1972年)P35より。焼失駅舎を解体したか、修復して使用したかは不明。
- ^ 「綾部、和田山駅に「みどりの窓口」」『交通新聞』交通協力会、1974年5月19日、3面。
- ^ 「和田山駅 面目を一新」『交通新聞』交通協力会、1976年5月11日、2面。
- ^ a b (PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道福知山支社、2020年12月18日。 オリジナルの2020年12月18日時点におけるアーカイブ2020年12月19日閲覧。 。
- ^ . 両丹日日新聞. (2019年7月10日). オリジナルの2019年7月11日時点におけるアーカイブ。2020年12月19日閲覧。
- ^ a b c “和田山駅|構内図:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2023年1月15日閲覧。
- ^ 兵庫県統計書
- ^ 『JTB時刻表』2023年3月号、JTBパブリッシング、2023年、364頁。
参考文献
関連項目
外部リンク
- 和田山駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道