みなかみ町(みなかみまち)は、群馬県利根郡の町。群馬県最北端に位置し、新潟県と県境[1](上越国境)を接する。群馬県内で最も広い面積を持つ町域には、水上温泉郷や猿ヶ京温泉など「みなかみ十八湯」と総称される温泉群がある[1]。
みなかみまち みなかみ町 | |
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国 | 日本 |
地方 | 関東地方 |
都道府県 | 群馬県 |
郡 | 利根郡 |
市町村コード | 10449-3 |
法人番号 | 6000020104493 |
面積 | 781.08km2 |
総人口 | 16,348人 ([編集]) (推計人口、2023年5月1日) |
人口密度 | 20.9人/km2 |
隣接自治体 | 沼田市、利根郡片品村、川場村、吾妻郡中之条町、高山村 新潟県:魚沼市、南魚沼市、南魚沼郡湯沢町 |
町の木 | ブナ |
町の花 | ヤマブキ |
町の鳥 | ウグイス |
みなかみ町役場 | |
町長 | (阿部賢一) |
所在地 | 〒379-1393 群馬県利根郡みなかみ町後閑318 北緯36度40分43秒 東経138度59分57秒 / 北緯36.67856度 東経138.99914度座標: 北緯36度40分43秒 東経138度59分57秒 / 北緯36.67856度 東経138.99914度 |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
■ ― 市 / ■ ― 町 / ■ ― 村 | |
ウィキプロジェクト |
地理
(中央分水嶺)たる三国山脈の南側に位置し、標高300mから2000m台の山地に広がる町域(781.08km2)の大半が山林である[1]。利根川の最上流で、谷川岳の登山口がある。大峰山と三峰山とが成す谷間を流れる利根川に、沼田盆地へと開けた南部で赤谷川が注ぐ。利根川源流部は自然環境保全地域(みなかみユネスコエコパーク)に指定されている。
町の中央を利根川に沿って南北に鉄道(上越新幹線・上越線)と関越自動車道が通る。国道17号が利根川から赤谷川に沿って町の南部を東西に走り、国道291号が分かれて利根川沿いを北上する。
- 山:大水上山、丹後山、越後沢山、本谷山、下津川山、小沢岳、三ツ石山、牛ヶ岳、巻機山、米子頭山、柄沢山、檜倉山、大烏帽子山、七ツ小屋山、武能岳、茂倉岳、一ノ倉岳、谷川岳、万太郎山、仙ノ倉山、平標山、三国山、稲包山、朝日岳、笠ヶ岳、白毛門、藤原山、平ヶ岳、白沢山、至仏山、武尊山、大峰山、吾妻耶山、味城山
- 河川:利根川、赤谷川、湯檜曽川
- ダム:矢木沢ダム(奥利根湖)、奈良俣ダム(ならまた湖)、須田貝ダム(洞元湖)、藤原ダム(藤原湖)、相俣ダム(赤谷湖)
隣接する自治体
気候
この地域は関東地方で唯一、日本海側気候に分類される地域である。ケッペンの気候区分によると、湯檜曽駅に近い幸知地区にある旧アメダス観測によると、みなかみ町は温暖湿潤気候に分類される。藤原は亜寒帯湿潤気候に近いが、最寒月の平均気温が-2.5℃で-3℃をやや上回るため、定義上は西岸海洋性気候に分類される。関東有数の豪雪地帯として知られ、町内の全域が豪雪地帯対策特別措置法における豪雪地帯に指定されている[2]。しかし、同じみなかみ町でも北部は豪雪地帯であるが、旧月夜野町のある南部は降雪量が少なくなる。みなかみ町の中心部で、町役場のある旧月夜野町の中心部であった後閑駅付近は沼田市の気候に近くなるため、積雪はアメダス観測地点よりははるかに少なくなる。なお、アメダスは2020年11月26日に湯檜曾駅に近い幸知地区からより3㎞ほど南西に位置する水上駅に近い水上中学校付近へ移転した。
みなかみ (みなかみ町幸知)[注 1]の気候 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
最高気温記録 °C (°F) | 12.6 (54.7) | 17.8 (64) | 23.6 (74.5) | 28.0 (82.4) | 31.8 (89.2) | 34.8 (94.6) | 36.6 (97.9) | 35.8 (96.4) | 32.5 (90.5) | 28.0 (82.4) | 23.8 (74.8) | 20.9 (69.6) | 36.6 (97.9) |
平均最高気温 °C (°F) | 2.6 (36.7) | 3.5 (38.3) | 7.4 (45.3) | 14.4 (57.9) | 20.2 (68.4) | 23.3 (73.9) | 27.0 (80.6) | 28.2 (82.8) | 23.6 (74.5) | 17.8 (64) | 12.1 (53.8) | 5.8 (42.4) | 15.5 (59.9) |
日平均気温 °C (°F) | −1.2 (29.8) | −0.8 (30.6) | 2.3 (36.1) | 8.2 (46.8) | 14.0 (57.2) | 18.0 (64.4) | 21.8 (71.2) | 22.7 (72.9) | 18.8 (65.8) | 12.7 (54.9) | 6.7 (44.1) | 1.4 (34.5) | 10.4 (50.7) |
平均最低気温 °C (°F) | −4.4 (24.1) | −4.3 (24.3) | −1.6 (29.1) | 3.1 (37.6) | 8.5 (47.3) | 13.6 (56.5) | 18.0 (64.4) | 19.0 (66.2) | 15.3 (59.5) | 9.1 (48.4) | 2.8 (37) | −1.7 (28.9) | 6.4 (43.5) |
最低気温記録 °C (°F) | −12.2 (10) | −14.1 (6.6) | −13.1 (8.4) | −6.8 (19.8) | −0.5 (31.1) | 5.2 (41.4) | 10.8 (51.4) | 10.7 (51.3) | 4.6 (40.3) | −1.0 (30.2) | −7.1 (19.2) | −11.1 (12) | −14.1 (6.6) |
降水量 mm (inch) | 154.9 (6.098) | 125.9 (4.957) | 114.0 (4.488) | 99.7 (3.925) | 114.5 (4.508) | 152.0 (5.984) | 215.8 (8.496) | 210.6 (8.291) | 199.9 (7.87) | 140.5 (5.531) | 90.9 (3.579) | 144.9 (5.705) | 1,754.8 (69.087) |
降雪量 cm (inch) | 296 (116.5) | 241 (94.9) | 145 (57.1) | 30 (11.8) | 0 (0) | 0 (0) | 0 (0) | 0 (0) | 0 (0) | 0 (0) | 11 (4.3) | 187 (73.6) | 906 (356.7) |
平均降水日数 (≥1.0 mm) | 18.7 | 15.2 | 15.0 | 11.8 | 12.0 | 14.5 | 16.1 | 15.4 | 14.0 | 12.3 | 12.0 | 16.1 | 173.3 |
平均月間日照時間 | 81.1 | 96.7 | 134.9 | 167.3 | 192.1 | 145.1 | 144.6 | 165.1 | 126.5 | 127.4 | 115.7 | 103.6 | 1,600.2 |
出典1:気象庁[3] | |||||||||||||
出典2:気象庁[4] |
藤原 (みなかみ町藤原字屋倉)[注 2]の気候 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
最高気温記録 °C (°F) | 11.7 (53.1) | 15.8 (60.4) | 20.5 (68.9) | 27.6 (81.7) | 31.4 (88.5) | 32.6 (90.7) | 34.1 (93.4) | 35.0 (95) | 31.7 (89.1) | 27.8 (82) | 24.4 (75.9) | 21.5 (70.7) | 35.0 (95) |
平均最高気温 °C (°F) | 1.4 (34.5) | 2.3 (36.1) | 6.0 (42.8) | 12.8 (55) | 19.6 (67.3) | 22.8 (73) | 26.2 (79.2) | 27.3 (81.1) | 22.9 (73.2) | 17.1 (62.8) | 11.2 (52.2) | 4.6 (40.3) | 14.5 (58.1) |
日平均気温 °C (°F) | −2.5 (27.5) | −2.2 (28) | 0.9 (33.6) | 6.3 (43.3) | 12.7 (54.9) | 17.0 (62.6) | 20.8 (69.4) | 21.6 (70.9) | 17.7 (63.9) | 11.6 (52.9) | 5.5 (41.9) | 0.2 (32.4) | 9.1 (48.4) |
平均最低気温 °C (°F) | −6.2 (20.8) | −6.3 (20.7) | −3.3 (26.1) | 1.2 (34.2) | 6.8 (44.2) | 12.4 (54.3) | 17.0 (62.6) | 17.8 (64) | 14.0 (57.2) | 7.5 (45.5) | 1.2 (34.2) | −3.3 (26.1) | 4.9 (40.8) |
最低気温記録 °C (°F) | −15.4 (4.3) | −16.6 (2.1) | −16.7 (1.9) | −9.5 (14.9) | −2.3 (27.9) | 3.1 (37.6) | 8.7 (47.7) | 9.2 (48.6) | 3.1 (37.6) | −4.0 (24.8) | −10.2 (13.6) | −14.1 (6.6) | −16.7 (1.9) |
降水量 mm (inch) | 219.4 (8.638) | 163.2 (6.425) | 124.1 (4.886) | 89.6 (3.528) | 105.2 (4.142) | 130.3 (5.13) | 191.3 (7.531) | 185.0 (7.283) | 176.3 (6.941) | 136.4 (5.37) | 104.6 (4.118) | 189.8 (7.472) | 1,816.2 (71.504) |
降雪量 cm (inch) | 348 (137) | 272 (107.1) | 183 (72) | 69 (27.2) | 2 (0.8) | 0 (0) | 0 (0) | 0 (0) | 0 (0) | 0 (0) | 29 (11.4) | 258 (101.6) | 1,152 (453.5) |
平均降水日数 (≥1.0 mm) | 21.1 | 17.9 | 16.8 | 13.1 | 12.3 | 14.0 | 15.8 | 14.5 | 14.1 | 12.6 | 13.8 | 18.2 | 183.7 |
平均月間日照時間 | 59.7 | 74.8 | 113.4 | 145.1 | 194.3 | 150.7 | 152.5 | 182.5 | 125.8 | 119.5 | 104.6 | 78.5 | 1,509.6 |
出典1:気象庁[5] | |||||||||||||
出典2:気象庁[6] |
地域
町内の大字
基本的に旧町村時代の大字をそのまま引き継いでいるが、新治地区については合併時に改称または新たに設置した大字が存在する[7]。
歴史
- 先史・古代
- 縄文時代 - 現在のみなかみ町域内で定住が開始。旧月夜野・水上両町域で同時代の遺跡が発掘されている。
- 713年(和銅6年) - 律令体制の整備に伴い、現在の町域が上野国利根郡となる。
- 8世紀末 - 9世紀初?(約1200年前) - 三国峠を越え、上野国と越後国を結ぶ街道(後の三国街道)沿いに法師温泉が開削されたと推定。弘法大師空海による開削伝説を持つ[8]。
- 中世
- 1492年(明応元年) - 沼田氏により、沼田城の支城として旧月夜野町内に名胡桃城が築城されたと伝えられる[注 5]。
- 1560年(永禄3年) - 越後の長尾景虎(上杉謙信)が初めて三国峠を越え、同町域を通って上野国へ侵攻。後北条氏を追い、利根郡一帯は謙信の支配下に入る。その後も三国峠や清水峠を利用して上越国境を抜け、関東に度々侵攻する。なお、謙信が猿ヶ京温泉(旧新治村)を名付けたとされる。
- 1578年(天正6年) - 謙信が病死。その後の御館の乱に乗じ、武田勝頼の部将だった真田昌幸が沼田城を落とし、利根郡地域を支配。昌幸は武田氏の滅亡後も領地の維持に成功。
- 1590年(天正18年) - 小田原征伐後、利根郡一帯は昌幸の子、信幸の支配地となり、沼田藩が実質的に成立。
- 近世
- 1631年(寛永8年) - 三国街道の猿ヶ京宿に関所が設置。三国街道では旧月夜野町内に2つ、旧新治村内に7つの宿場が置かれ、参勤交代を含め関東と越後(佐渡国を含む)を結ぶ重要な交通路となる。一方、水上経由の清水峠は江戸幕府により通行が止められる。
- 1680年(延宝8年) - 沼田藩の真田氏が改易。以後、幕府領の時代を経て、現町域は再興された沼田藩と幕府領の混在地域となる。
- 1868年(慶応4年) - 戊辰戦争。沼田藩主の土岐頼知は新政府に恭順し、進駐した官軍は三国峠の北側の越後南魚沼郡一帯を領地としていた会津藩を4月24日(旧暦)の三国峠の戦いで破る。
- 近現代
- 1885年(明治18年) - 清水峠を越える国道が整備されるも、同年内に土砂崩れが発生し、最終的に放棄される。
- 1893年(明治26年) - 官設鉄道(後の国鉄)の信越本線、高崎駅 - 直江津駅間が開通。関東と新潟(北陸・羽越方面を含む)の主要交通路が転移し、三国街道の交通量は激減。
- 1926年(大正15年) - 11月20日、国鉄上越南線沼田駅 - 後閑駅間が延伸開業し、古馬巻村に後閑駅が開業(現みなかみ町域初の鉄道駅)。
- 1928年(昭和3年) - 10月30日、同線後閑駅 - 水上駅間が延伸開業。上牧駅(古馬牧村)と水上駅(水上村)が開業。
- 1931年(昭和6年) - 9月1日、水上駅 - 越後湯沢駅間の開業で上越線全線開通、再び関東と新潟を結ぶ主要ルートが現みなかみ町域を通る。湯檜曽駅・土合信号所(1936年に土合駅へ昇格、共に水上村)が開業。清水峠の下を通る清水トンネルが長大なため、水上駅 - 石打駅間が当初から直流電化され、水上駅には機関区が置かれて温泉と共に後の発展の礎を築く。
- 1934年(昭和9年) - 三国峠ルートで三国街道が国道17号に指定(ただし、三国峠での自動車通行は不可)。
- 1935年(昭和10年) - 9月25日、台風接近に伴う集中豪雨で利根川が増水。谷川温泉の旅館2軒が流出したほか、複数の宿泊施設で2階まで浸水する被害[10]。
- 1949年(昭和24年) - 9月7日、上越国境付近を中心に上信越高原国立公園が指定(水上町、新治村)。谷川岳山頂周辺は特別保護地域に指定される。
- 1953年(昭和28年) - 利根川上流域、沼田市内での巨大ダム建設「沼田ダム計画[注 6]」計画が明らかとなり[注 7]、中心地域の一部が水没する月夜野町では沼田市と共に強い反対運動が発生。1972年に白紙撤回される。
- 1955年(昭和30年) - 現みなかみ町域で初のダムとなる須田貝ダムが利根川源流域に完成(水上町)。以後、首都圏の重要な水利・電源地帯となる。
- 1957年(昭和32年) - 国道17号の三国トンネルが開通(第二次世界大戦による工事中断を経て)。新潟県側との自動車通行が可能となる。
- 1958年(昭和33年) - 利根沼田学校組合立利根商業高等学校開校(月夜野町)。現みなかみ町域唯一の高等学校として現在も存続。
- 1960年(昭和35年) - 12月13日、谷川岳天神平スキー場と谷川岳ロープウェイが開業(水上町)。スキーの普及や登山の大衆化もあって谷川岳への観光客が増加し、観光産業の重要性がさらに高まる。
- 1966年(昭和41年) - 12月20日、群馬県が「谷川岳遭難防止条例」を施行。
- 1967年(昭和42年) - 矢木沢ダム完成(水上町、利根川水系で最大のダム)。
- 1982年(昭和57年) - 上越新幹線大宮駅 - 新潟駅間が開業。新清水トンネル・月夜野トンネルを通り、月夜野町に上毛高原駅が設置。
- 1985年(昭和60年) - 関越自動車道前橋IC - 湯沢IC間開通(関越トンネル経由、同自動車道全通)。月夜野IC・下牧PA(月夜野町)・水上IC・谷川岳PA(水上町)開設。
行政区域の変遷
- 1871年(明治4年)
- 1873年(明治6年) - 6月15日、群馬県が熊谷県に改組。
- 1876年(明治9年) - 8月21日、群馬県が再置。以後、現みなかみ町域はその一部となる。
- 1889年(明治22年) - 4月1日、町村制施行。利根郡および吾妻郡のうち現町域にあたる以下の5村が成立。
- 1896年(明治29年) - 久賀村が利根郡へ変更。
- 1908年(明治41年) - 湯ノ原村と久賀村が合併し、新治村が成立。
- 1947年(昭和22年) - 10月10日、水上村が町制施行、水上町となる。
- 1955年(昭和30年) - 4月1日、桃野村と古馬牧村が合併し、月夜野町として町制施行。現みなかみ町の母体となった2町1村が揃う。
- 2005年(平成17年)10月1日 - 月夜野町・水上町・新治村が対等合併し、みなかみ町が発足する。町名の由来は若山牧水の『みなかみ紀行』から[11][1]。
人口
みなかみ町と全国の年齢別人口分布(2005年) | みなかみ町の年齢・男女別人口分布(2005年) | |
■紫色 ― みなかみ町 ■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 | |
みなかみ町(に相当する地域)の人口の推移 | ||
総務省統計局 国勢調査より |
行政・議会
町長
代 | 氏名 | 就任日 | 退任日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
初代 | 鈴木和雄 | 2005年11月1日 | 2009年10月29日 | |
2 - 3代 | 岸良昌 | 2009年10月30日 | 2017年10月29日 | |
4代 | 前田善成 | 2017年10月30日 | 2018年9月18日[12] | 不信任決議案可決により失職 |
5代 | 鬼頭春二 | 2018年10月28日[13] | 2022年10月27日 | |
6代 | (阿部賢一) | 2022年10月28日 |
町役場設置地 - 群馬県利根郡みなかみ町後閑318(旧月夜野町役場)
旧水上町役場・新治村役場はそれぞれみなかみ町役場の水上支所・新治支所として使用。
水上支所
新治支所
県議会
- 選挙区:利根郡選挙区
- 定数:1名
- 任期:2023年(令和5年)4月30日 - 2027年(令和9年)4月29日[14]
衆議院
- 任期 : 2021年(令和3年)10月31日 - 2025年(令和7年)10月30日(「第49回衆議院議員総選挙」参照)
警察
消防
- 利根沼田広域消防本部
- 北消防署 ※旧利根郡水上町、同月夜野町の一部
- 西消防署 ※旧利根郡月夜野町・新治村
環境省
森林管理
郵便
日本郵便が拠点(郵便局)を展開している。
経済
産業
- 主な産業
- 産業人口
- 第1次産業:1,506人(11.4%)
- 第2次産業:3,016人(22.8%)
- 第3次産業:8,684人(65.8%)
- かつて存在した企業
姉妹都市・提携都市
国内
海外
教育
交通
鉄道
バス
道路
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事・施設
- みなかみユネスコエコパーク
- みなかみ十八湯 - 水上温泉郷など町内18か所の温泉地をグループブランディングし、各温泉地の個性を活かしながら、全体の魅力を高める戦略をとっている[20]。
- 谷川岳天神平スキー場、水上高原スキーリゾート、水上宝台樹スキー場、奥利根スノーパーク 他
- 矢瀬遺跡(国の史跡)、梨の木平敷石住居跡、深沢遺跡配石遺構、矢瀬親水公園、月夜野郷土歴史資料館
- 水上石器時代住居跡
- 1944年に国の史跡に指定された。利根川上流右岸の十二沢という沢沿いにある2つの建物(住居)跡。一つは大穴字坂上、もう一つは字大久保にある。いずれも石囲炉の周囲に河原石を敷き並べた柄鏡形竪穴建物で、縄文時代中期から後期のもの。土器等の出土品は散逸して詳細不明。集落の形態、規模なども不明である[21]。
- 月夜野びーどろパーク・ガラスアート美術館(上越クリスタル硝子)
- 名胡桃城址(県指定史跡)
- たくみの里
- 民話と紙芝居の家
- 群馬サイクルスポーツセンター
- 若旅民具茶屋 (若旅民芸館)
- 奥利根民俗集古館
- 水紀行館
- みなかみバンジー(諏訪峡大橋)、猿ヶ京バンジー(猿ヶ京水管橋)[22]
- New Acoustic Camp - 2012年から水上高原リゾート200で行われている音楽フェスティバル。
- 嶽林寺
- 泉峯山 泰寧寺 - 延慶2年(1309年)に天台宗の仏教寺院として開創、のちに曹洞宗に改宗された。桃山建築の須弥壇、欄間、山門は県の重要文化財に指定されている。地域の中心となる寺で、江戸時代には寺子屋を始めた。また、明治6年には境内に須川小学校を開校した。
- 三国路与謝野晶子紀行文学館
出身有名人
ゆかりの有名人
産学官連携
みなかみ町に関連する作品
脚注
注釈
- ^ 平均降雨日数は日降水量1mm以上の平年値。湿度は月平均日相対湿度。平均値は1991年 - 2020年平均、極値は1977年11月 - 2023年2月。
- ^ 平均降雨日数は日降水量1mm以上の平年値。湿度は月平均日相対湿度。平均値は1991~2020年平均、極値は1977年12月~2023年2月。
- ^ 新治村時代は大字猿ヶ京。みなかみ町発足時に改称。
- ^ 新治村時代は大字東峰須川。みなかみ町発足時に改称。
- ^ 一方、公益財団法人・群馬県埋蔵文化財調査事業団では、同城の造築は「490年ほど前、永正年間(1504年 - 1521年)」と伝えられ、実際には城の構造や古文書の研究から「420年ほど前の天正年間(1573年 - 1593年)」と推定している[9]。
- ^ 当時は「岩本ダム」。
- ^ 事業計画は1952年に決定。
脚注
- ^ a b c d 『みなかみ町国民保養温泉地計画書(上牧・奈女沢・湯宿・川古・猿ヶ京・法師温泉)』(環境省、2018年)1頁
- ^ “豪雪地帯及び特別豪雪地帯指定図”. 2020年8月16日閲覧。
- ^ “みなかみ 1991-2020年”. 気象庁. 2023年3月31日閲覧。
- ^ “みなかみ 観測史上1~10位の値”. 気象庁. 2023年3月31日閲覧。
- ^ “藤原 1991-2020年”. 気象庁. 2023年3月31日閲覧。
- ^ “藤原 観測史上1~10位の値”. 気象庁. 2023年3月31日閲覧。
- ^ a b 合併後の住所表示 利根西部合併協議会(国立国会図書館インターネット資料収集保存事業)
- ^ 法師温泉長寿館ホームページ内 「
- ^ 群馬県埋蔵文化財調査事業団(リンク切れ)
- ^ 奥利根増水、温泉旅館の流失相次ぐ『東京朝日新聞』昭和10年9月26日夕刊(『昭和ニュース事典第5巻 昭和10年-昭和11年』本編p212 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
- ^ 『合併協定調印式』6頁
- ^ “みなかみ町長 自動失職 議会、不信任決議案を可決”. 毎日新聞デジタル. 毎日新聞社. (2018年9月18日) 2018年9月18日閲覧。
- ^ “群馬・みなかみ町長選、鬼頭春二氏が無投票初当選”. 産経新聞. (2018年10月23日) 2018年10月23日閲覧。
- ^ “議員の紹介 勤続年数・年齢順 - 群馬県議会(令和5年4月30日現在)”. www.pref.gunma.jp. 群馬県. 2023年4月30日閲覧。
- ^ “所管事務所一覧”. 環境省. 2018年4月30日閲覧。
- ^ 組織図 - 関東森林管理局
- ^ 利根沼田森林管理署について - 関東森林管理局
- ^ http://www.clair.or.jp/j/forum/forum/pdf_249/12_town.pdf#search='みなかみ町 海外'
- ^ “2012年9月13日 中野区は、群馬県みなかみ町と里・まち連携を始めました”. 中野区 (2012年9月18日). 2014年3月19日閲覧。
- ^ 『みなかみ町 まち・ひと・しごと創生総合戦略』56 - 57ページ
- ^ 外山和夫「水上石器時代住居跡」『図説日本の史跡1』(同朋舎出版、1991年)p.77
- ^ みなかみ町観光協会「みなかみパーフェクトガイド みなかみバンジー」より(2016年3月2日閲覧)。
- ^ 日本経済新聞. “みなかみ町・群馬銀・オープンハウス・東大、包括連携協定を締結へ”. 2021年9月13日閲覧。
- ^ みなかみ町「どんなところ? 2015年2月23日, at the Wayback Machine.」より(2015年1月11日閲覧)。
参考文献
- 総合政策課編集『みなかみ町 まち・ひと・しごと創生総合戦略』群馬県みなかみ町、2015年10月。
- 月夜野町・水上町・新治村『』2004年12月27日。
- 関連書籍
-
- 若山牧水『みなかみ紀行』1924年 - Google ブックス. 。
関連項目
- 日本の地方公共団体一覧
- (ひらがな・カタカナ地名#ひらがな・カタカナ市町村名一覧)
- 雪国観光圏
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- みなかみ町 (@InfoMinakami) - Twitter
- 利根西部合併協議会<月夜野町・水上町・新治村>(2005年7月6日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
- ウィキトラベルには、みなかみ町に関する旅行ガイドがあります。