こまつ座

こまつ座（こまつざ）は、日本の劇団。1983年結成。井上ひさし主宰による、井上作の戯曲のみを上演する演劇制作集団である^[1]。ひさしの癌告知、没後は三女の井上（石川）麻矢が社長を務めている。長女の井上都も2001年まで主宰を務めていた。

概要

1983年に創立し、翌1984年『頭痛肩こり樋口一葉』で旗揚げ公演を行う。以降、『きらめく星座』『花よりタンゴ』『小林一茶』などの作品を公演している。劇場用パンフレットとして『the座』がひさしの前口上、後口上やシナリオなどを載せて発行された。唯一の座付き作家である井上の遅筆により、公演中止や幕開け初日の延期による公演期間短縮などの騒動も何度か起こしている。特に(離婚)をめぐる騒動が大きかった。当時の『泣き虫なまいき石川啄木』の啄木と妻・節子、啄木の友人・宮崎郁雨との三角関係が重なっているという^[2]。

公演ごとに外部から演出家や出演者を招くスタイルをとっており、そのため、こまつ座劇団員は約10名と、ごく少数に限られている。また公演の多くは紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAを使用している。

2008年には、『闇に咲く花』にて第8回バッカーズ演劇奨励賞を受賞した。

2010年4月に井上ひさしが病死した直後には、井上の秘書役の社員が後始末に追われて過労で自殺し、労働基準監督署に労災認定された^[3]。

2013年に初演された『木の上の軍隊』は、井上ひさしが生前にこまつ座での上演を画策していたものを残されたメモ書きを元に蓬莱竜太が脚本化したもので、2016年にこまつ座の第115回公演として上演している（2019年には、第127回公演として全国6都市にて再演）。

上演作品

公演日・劇場は原則として東京公演を記載。

通常公演

公演	作品名	演出	主な出演者	公演期間	劇場
第1回公演	頭痛肩こり樋口一葉	木村光一	風間舞子、上月晃	1984年4月5日 - 4月19日	紀伊國屋ホール
第2回公演	日本人のへそ	栗山民也	平田満、石田えり	1985年1月12日 - 1月31日	紀伊國屋ホール
第3回公演	頭痛肩こり樋口一葉	木村光一	大塚道子、風間舞子	1985年3月 - 6月
第4回公演	(きらめく星座)	井上ひさし	夏木マリ、橋本功	1985年9月5日 - 9月21日	紀伊國屋ホール
第5回公演	國語元年	栗山民也	下條正巳、春日宏美	1986年1月16日 - 2月3日	紀伊國屋ホール
第6回公演	イーハトーボの劇列車	木村光一	大橋吾郎、松熊信義	1986年3月13日 - 3月30日	本多劇場
第7回公演	(泣き虫なまいき石川啄木)	木村光一	平田満、石田えり	1986年6月6日 - 6月22日	紀伊國屋ホール
第8回公演	(花よりタンゴ)	栗山民也	ハナ肇、春日宏美	1986年9月27日 - 10月25日	紀伊國屋ホール
第9回公演	國語元年	栗山民也	佐藤B作、春日宏美	1987年3月17日 - 3月24日	紀伊國屋ホール
第10回公演	雨	木村光一	名古屋章、江波杏子	1987年6月13日 - 6月30日	紀伊國屋ホール
第11回公演	(きらめく星座)	井上ひさし	夏木マリ、橋本功	1987年9月4日 - 9月23日	紀伊國屋ホール
第12回公演	(闇に咲く花)	栗山民也	河原崎建三、たかお鷹	1987年10月9日 - 10月14日	紀伊國屋ホール
第13回公演	雪やこんこん	鵜山仁	市原悦子、草薙幸二郎	1987年10月26日 - 11月12日	紀伊國屋ホール
第14回公演	雪やこんこん	鵜山仁	市原悦子、草薙幸二郎	1988年4月19日 - 4月30日	紀伊國屋ホール
第15回公演	頭痛肩こり樋口一葉	木村光一	天久美智子、安奈淳	1988年7月13日 - 7月22日	紀伊國屋ホール
第16回公演	(イヌの仇討)	木村光一	江波杏子、すまけい	1988年9月22日 - 10月9日	紀伊國屋ホール
第17回公演	(闇に咲く花)	栗山民也	河原崎建三、たかお鷹	1989年4月8日 - 4月16日	紀伊國屋ホール
第18回公演	決定版 十一ぴきのネコ	木村光一	嵯峨周平、たかお鷹	1989年9月2日 - 9月16日	紀伊國屋ホール
第19回公演	(人間合格)	鵜山仁	風間杜夫、すまけい	1989年12月15日 - 12月26日	紀伊國屋ホール
第20回公演	小林一茶	木村光一	清水明彦、すまけい	1990年9月9日 - 9月22日	紀伊國屋ホール
第21回公演	(シャンハイムーン)	木村光一	安奈淳、小野武彦	1991年3月4日 - 3月10日	前進座劇場
第22回公演	頭痛肩こり樋口一葉	木村光一	(あみくみちこ)、風間舞子	1991年7月4日 - 7月21日	サンシャイン劇場
第23回公演	(しみじみ日本・乃木大将)	木村光一	すまけい、山本亘	1991年9月4日 - 9月23日	紀伊國屋ホール
第24回公演	雪やこんこん	鵜山仁	市原悦子、草薙幸二郎	1991年11月15日 - 12月4日	紀伊國屋ホール
第25回公演	(きらめく星座)	木村光一	河内桃子、(沖恂一郎 )	1992年2月20日 - 3月10日	紀伊國屋ホール
第26回公演	(人間合格)	栗山民也	風間杜夫、すまけい	1992年9月18日 - 10月7日	紀伊國屋ホール
第27回公演	日本人のへそ	栗山民也	江波杏子、大高洋夫	1992年11月26日 - 12月15日	紀伊國屋ホール
第28回公演	イーハトーボの劇列車	木村光一	清水明彦、仲恭司	1993年4月3日 - 4月18日	紀伊國屋ホール
第29回公演	(マンザナ、わが町)	鵜山仁	川口敦子、神保共子	1993年7月7日 - 7月11日	紀伊國屋ホール
第30回公演	(シャンハイムーン)	木村光一	高橋長英、安南潤	1993年10月23日 - 11月7日	紀伊國屋ホール
第31回公演	オセロゲーム			公演中止
第32回公演	頭痛肩こり樋口一葉	木村光一	大塚道子、新橋耐子	1994年5月9日 - 5月25日	紀伊國屋ホール
第33回公演	雨	木村光一	辻萬長、金井大	1994年7月8日 - 7月24日	紀伊國屋ホール
第34回公演	父と暮せば	鵜山仁	すまけい、梅沢昌代	1994年9月3日 - 9月18日	紀伊國屋ホール
第35回公演	(黙阿彌オペラ)	栗山民也	辻萬長、大高洋夫	1995年1月31日 - 2月3日	シアターコクーン
第36回公演	(たいこどんどん)	木村光一	佐藤B作、(沖恂一郎)	1995年4月13日 - 5月2日	紀伊國屋ホール
第37回公演	(マンザナ、わが町)	鵜山仁	川口敦子、篠崎はるく	1995年6月2日 - 6月18日	紀伊國屋ホール
第38回公演	父と暮せば	鵜山仁	すまけい、梅沢昌代	1995年8月11日 - 8月15日	ベニサンピット
第39回公演	父と暮せば	鵜山仁	すまけい、梅沢昌代	1995年11月15日 - 12月2日	紀伊國屋ホール
第40回公演	(きらめく星座)	木村光一	岡まゆみ、(沖恂一郎)	1996年3月8日 - 3月17日	東京芸術劇場中ホール
第41回公演	頭痛肩こり樋口一葉	木村光一	淡路恵子、大西多摩恵	1996年7月11日 - 7月28日	紀伊國屋ホール
第42回公演	雨	木村光一	辻萬長、(村田吉次郎)	1996年9月5日 - 9月17日	紀伊國屋ホール
第43回公演	(普通の生活)			公演中止
第44回公演	(黙阿彌オペラ)	栗山民也	辻萬長、溝口舜亮	1997年2月28日 - 3月21日	紀伊國屋ホール
第45回公演	父と暮せば	鵜山仁	すまけい、梅沢昌代	1997年8月15日 - 8月16日	大田区民プラザ
第46回公演	(花よりタンゴ)	栗山民也	久野綾希子、三浦リカ	1997年10月3日 - 10月19日	紀伊國屋サザンシアター
第47回公演	(マンザナ、わが町)	鵜山仁	川口敦子、神保共子	1997年12月13日 - 12月21日	紀伊國屋ホール
第48回公演	(人間合格)	鵜山仁	渡辺いっけい、辻萬長	1998年6月12日 - 6月28日	紀伊國屋サザンシアター
第49回公演	父と暮せば	鵜山仁	前田吟、春風ひとみ	1998年6月30日 - 7月5日	紀伊國屋サザンシアター
第50回公演	貧乏物語	栗山民也	倉野章子、藤谷美紀	1998年10月7日 - 11月3日	紀伊國屋サザンシアター
第51回公演	イーハトーボの劇列車	木村光一	村田雄浩、(森山潤久)	1999年2月5日 - 2月21日	紀伊國屋ホール
第52回公演	父と暮せば	鵜山仁	(沖怐一郎)、斉藤とも子	1999年5月31日 - 6月6日	紀伊國屋サザンシアター
第53回公演	頭痛肩こり樋口一葉	木村光一	有森也実、安奈淳	1999年7月19日 - 7月31日	紀伊國屋サザンシアター
第54回公演	(きらめく星座)	木村光一	犬塚弘、岡まゆみ	1999年10月22日 - 11月3日	紀伊國屋ホール
第55回公演	(闇に咲く花)	栗山民也	名古屋章、益岡徹	1999年11月8日 - 11月28日	紀伊國屋ホール
第56回公演	雪やこんこん	栗山民也	宮本信子、西本裕行	1999年12月3日 - 12月23日	紀伊國屋ホール
第57回公演	(黙阿彌オペラ)	栗山民也	辻萬長、大高洋夫	2000年2月5日 - 2月19日	紀伊國屋ホール
第58回公演	(連鎖街のひとびと)	鵜山仁	辻萬長、木場勝己	2000年6月19日 - 7月2日	紀伊國屋ホール
第59回公演	父と暮せば	鵜山仁	(沖怐一郎)、斉藤とも子	2000年8月18日 - 9月11日
第60回公演	(化粧二題)	鈴木裕美	辻萬長、西山水木	2000年10月23日 - 11月5日	紀伊國屋ホール
第61回公演	(泣き虫なまいき石川啄木)	鈴木裕美	高橋和也、細川直美	2001年3月1日 - 3月23日	紀伊國屋ホール
第62回公演	父と暮せば	鵜山仁	(沖怐一郎)、斉藤とも子	2001年6月5日 - 6月7日	モスクワ・エトセトラ劇場
第63回公演	(闇に咲く花)	栗山民也	名古屋章、千葉哲也	2001年8月14日 - 8月26日	紀伊國屋ホール
第64回公演	(連鎖街のひとびと)	鵜山仁	辻萬長、木場勝己	2001年12月12日 - 12月23日	紀伊國屋ホール
第65回公演	國語元年	栗山民也	佐藤B作、土居裕子	2002年3月7日 - 3月24日	紀伊國屋ホール
第66回公演	(太鼓たたいて笛ふいて)	栗山民也	大竹しのぶ、梅沢昌代	2002年7月25日 - 8月7日	紀伊國屋サザンシアター
第67回公演	雨	木村光一	辻萬長、(沖恂一郎)	2002年10月27日 - 11月8日	紀伊國屋ホール
第68回公演	(人間合格)	鵜山仁	大高洋夫、梨本謙次郎	2003年3月12日 - 3月30日	紀伊國屋サザンシアター
第69回公演	(兄おとうと)	鵜山仁	辻萬長、剣幸	2003年5月13日 - 5月31日	紀伊國屋ホール
第70回公演	頭痛肩こり樋口一葉	木村光一	有森也実、大塚道子	2003年8月15日 - 8月26日	紀伊國屋サザンシアター
第71回公演	紙屋町さくらホテル	鵜山仁	辻萬長、土居裕子	2003年12月4日 - 12月21日	紀伊國屋ホール
第72回公演	(太鼓たたいて笛ふいて)	栗山民也	大竹しのぶ、梅沢昌代	2004年4月2日 - 4月29日	紀伊國屋サザンシアター
第73回公演	父と暮せば	鵜山仁	西尾まり、辻萬長	2004年7月27日 - 8月1日	紀伊國屋サザンシアター
第74回公演	(花よりタンゴ)	栗山民也	小林勝也、(旺なつき)	2004年8月6日 - 8月22日	紀伊國屋サザンシアター
第75回公演	(円生と志ん生)	鵜山仁	角野卓造、辻萬長	2005年2月5日 - 2月27日	紀伊國屋ホール
第76回公演	國語元年	栗山民也	佐藤B作、土居裕子	2005年6月3日 - 6月12日	紀伊國屋ホール
第77回公演	父と暮せば	鵜山仁	西尾まり、辻萬長	2005年6月14日 - 6月15日	紀伊國屋ホール
第78回公演	小林一茶	木村光一	北村有起哉、高橋長英	2005年9月8日 - 9月25日	紀伊國屋サザンシアター
第79回公演	(兄おとうと)	鵜山仁	辻萬長、剣幸	2006年1月19日 - 2月5日	紀伊國屋ホール
第80回公演	紙屋町さくらホテル	鵜山仁	辻萬長、土居裕子	2006年8月6日 - 8月20日	紀伊國屋ホール
第81回公演	(私はだれでしょう)	栗山民也	佐々木蔵之介、浅野ゆう子	2007年1月22日 - 2月25日	紀伊國屋サザンシアター
第82回公演	紙屋町さくらホテル	鵜山仁	辻萬長、中川安奈	2007年4月29日 - 5月5日	俳優座劇場
第83回公演	(円生と志ん生)	鵜山仁	角野卓造、辻萬長	2007年11月14日 - 12月2日	紀伊國屋サザンシアター
第84回公演	(人間合格)	鵜山仁	岡本健一、山西惇	2008年2月10日 - 3月16日	紀伊國屋サザンシアター
第85回公演	父と暮せば	鵜山仁	栗田桃子、辻萬長	2008年6月13日 - 6月22日	紀伊國屋サザンシアター
第86回公演	(闇に咲く花)	栗山民也	石母田史朗、浅野雅博	2008年8月15日 - 8月31日	紀伊國屋サザンシアター
第87回公演	(太鼓たたいて笛ふいて)	栗山民也	大竹しのぶ、梅沢昌代	2008年11月21日 - 12月20日	紀伊國屋サザンシアター
第88回公演	(兄おとうと)	鵜山仁	辻萬長、剣幸	2009年7月31日 - 8月16日	紀伊國屋サザンシアター
第89回公演	(シャンハイムーン)	(丹野郁弓)	村井国夫、小嶋尚樹	2010年2月22日 - 3月7日	紀伊國屋サザンシアター
第90回公演	父と暮せば	鵜山仁	栗田桃子、辻萬長	2010年8月10日 - 8月12日	あうるすぽっと （豊島区立舞台芸術交流センター）
第91回公演	(水の手紙)　(少年口伝隊一九四五)	栗山民也	(青木花)、(岡野真那美)	2010年11月12日 - 11月21日	紀伊國屋サザンシアター
第92回公演	化粧	鵜山仁	平淑恵	2011年1月8日 - 1月16日	紀伊國屋ホール
第93回公演	日本人のへそ	栗山民也	石丸幹二、笹本玲奈	2011年3月8日 - 3月27日	シアターコクーン
第94回公演	父と暮せば	鵜山仁	辻萬長、栗田桃子	2011年8月17日 - 8月24日	紀伊國屋サザンシアター
第95回公演	キネマの天地	栗山民也	麻実れい、三田和代	2011年9月5日 - 10月1日	紀伊國屋サザンシアター
第96回公演	雪やこんこん	鵜山仁	高畑淳子、金内喜久夫	2012年2月19 - 3月11日	紀伊國屋サザンシアター
第97回公演	(闇に咲く花)	栗山民也	辻萬長、石母田史朗	2012年4月19日 - 4月29日	紀伊國屋サザンシアター
第98回公演	(芭蕉通夜舟)	鵜山仁	坂東三津五郎、(坂東八大)	2012年8月17日 - 9月2日	紀伊國屋サザンシアター
第99回公演	(うかうか三十、ちょろちょろ四十)	鵜山仁	藤井隆、福田沙紀	2013年5月8日 - 6月2日	紀伊國屋サザンシアター
第100回公演	頭痛肩こり樋口一葉	栗山民也	小泉今日子、若村麻由美	2013年7月11日 - 8月11日	紀伊國屋サザンシアター
第101回公演	イーハトーボの劇列車	鵜山仁	井上芳雄、辻萬長	2013年10月6日 - 11月17日	紀伊國屋サザンシアター
第102回公演	(太鼓たたいて笛ふいて)	栗山民也	大竹しのぶ、木場勝己	2014年1月16日 - 2月9日	紀伊國屋サザンシアター
第103回公演	化粧	鵜山仁	平淑恵	2014年3月7日 - 3月21日	紀伊國屋ホール
第104回公演	てんぷくトリオのコント 〜井上ひさしの笑いの原点〜 脚本・監修 ラサール石井	青木豪	我が家 (坪倉由幸、杉山裕之、谷田部俊)	2014年6月19日 - 7月6日	あうるすぽっと
第105回公演	兄おとうと	鵜山仁	辻萬長、大鷹明良	2014年8月17日 - 8月31日	紀伊國屋サザンシアター
第106回公演	きらめく星座	栗山民也	秋山菜津子、山西惇	2014年9月8日 - 10月5日	紀伊國屋サザンシアター
第107回公演	芭蕉通夜舟	鵜山仁	坂東三津五郎	公演延期^[4]	紀伊國屋サザンシアター
第108回公演	小林一茶		和田正人、石井一孝	2015年4月6日 - 4月29日	紀伊國屋ホール
第109回公演	(東憲司)版 (戯作者銘々伝)^[5]	東憲司	北村有起哉、新妻聖子	2015年5月24日 - 6月14日	紀伊國屋サザンシアター
第110回公演	父と暮せば	鵜山仁	辻萬長、栗田桃子	2015年7月6日 - 7月20日
第111回公演	國語元年	栗山民也	八嶋智人、朝海ひかる	2015年9月1日 - 9月23日
第112回公演	十一ぴきのネコ	長塚圭史	北村有起哉、中村まこと	2015年10月1日 - 10月17日
第113回公演	マンザナ、わが町	鵜山仁	土居裕子、熊谷真実	2015年10月3日 - 10月25日	紀伊國屋ホール
第114回公演	紙屋町さくらホテル		七瀬なつみ、高橋和也	2016年7月5日 - 7月24日	紀伊國屋サザンシアター
第115回公演	木の上の軍隊^[6]	栗山民也	山西惇、松下洸平	2016年11月10日 - 11月27日	紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA
第116回公演	私はだれでしょう		朝海ひかる、吉田栄作	2017年3月5日 - 3月26日
第117回公演	化粧	鵜山仁	平淑恵	2017年4月25日 - 4月30日	紀伊國屋ホール
第118回公演	イヌの仇討	東憲司	大谷亮介、彩吹真央	2017年7月5日 - 7月23日	紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA
第119回公演	円生と志ん生	鵜山仁	大森博史、ラサール石井	2017年9月8日 - 9月24日
第120回公演	きらめく星座	栗山民也	秋山菜津子、山西惇	2017年11月5日 - 11月23日
第121回公演	たいこどんどん	ラサール石井	柳家喬太郎、江端英久	2018年5月5日 - 5月20日
第122回公演	父と暮せば	鵜山仁	山崎一、伊勢佳世	2018年6月5日 - 6月17日	俳優座劇場
第123回公演	マンザナ、わが町		土居裕子、熊谷真実	2018年9月7日 - 9月15日	紀伊國屋ホール
第124回公演	(母と暮せば)^[7]	栗山民也	富田靖子、松下洸平	2018年10月5日 - 10月21日
第125回公演	(どうぶつ会議)	(田中麻衣子)	栗原類、池谷のぶえ	2019年1月24日 - 2月3日	新国立劇場 小劇場 THE PIT
第126回公演	イーハトーボの劇列車	長塚圭史	松田龍平	2019年2月5日 - 2月24日	紀伊國屋ホール
第127回公演	木の上の軍隊	栗山民也	山西惇、松下洸平	2019年5月11日 - 5月19日	紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA
第128回公演	化粧二題	鵜山仁	内野聖陽、有森也実	2019年6月3日 - 6月16日
第129回公演	日の浦姫物語		朝海ひかる、平埜生成	2019年9月6日 - 9月23日
第130回公演	イヌの仇討	東憲司	大谷亮介、彩吹真央	2020年1月17日 - 1月19日	横浜市泉区民文化センター テアトルフォンテ
第131回公演	きらめく星座	栗山民也	松岡依都美、久保酎吉	2020年3月10日 - 3月15日^[8]	紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA
第132回公演	雪やこんこん	鵜山仁	熊谷真実、辻萬長	公演中止
第133回公演	人間合格		青柳翔、(塚原大介)	2020年7月6日 - 7月23日
第134回公演	私はだれでしょう	栗山民也	朝海ひかる、吉田栄作	2020年10月9日 - 10月22日
第135回公演	日本人のへそ		井上芳雄、小池栄子	2021年3月6日 - 3月28日
第136回公演	父と暮せば	鵜山仁	山崎一、伊勢佳世	2021年5月21日 - 5月30日
第137回公演	母と暮せば	栗山民也	富田靖子、松下洸平	2021年7月3日 - 7月14日	紀伊國屋ホール
第138回公演	化粧二題	鵜山仁	内野聖陽、有森也実	2021年8月17日 - 8月29日	紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA

特別公演

公演	作品名	演出	主な出演者	公演期間	劇場
特別公演 '09/3公演	ムサシ	蜷川幸雄	藤原竜也、小栗旬	2009年3月4日 - 4月19日	彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
特別公演 '09/5公演	(きらめく星座)	栗山民也	愛華みれ、阿部力	2009年5月6日 - 5月24日	天王州 銀河劇場
特別公演 '09/9公演	(ゴスペルオーブ ひょっこりひょうたん島を歌う)		(ゴスペルオーブ)	2009年9月23日	有楽町朝日ホール
特別公演 '09/10公演	(組曲虐殺)	栗山民也	井上芳雄、石原さとみ	2009年10月3日 - 10月25日	天王州 銀河劇場
特別公演 '10/5公演	ムサシ　ロンドン・NYバージョン	蜷川幸雄	藤原竜也、勝地涼	2010年5月15日 - 6月10日	彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
井上ひさし追悼公演	(黙阿彌オペラ)	栗山民也	藤原竜也、北村有起哉	2010年7月18日 - 8月22日	紀伊國屋サザンシアター
こまつ座&ホリプロ公演	十一ぴきのネコ	長塚圭史	北村有起哉、中村まこと	2012年1月10日 - 1月31日	紀伊國屋サザンシアター
こまつ座& 世田谷パブリックシアター公演	藪原検校	栗山民也	野村萬斎、秋山菜津子	2012年6月12日 - 7月1日	世田谷パブリックシアター
こまつ座&ホリプロ公演	(しみじみ日本・乃木大将)	蜷川幸雄	風間杜夫、根岸季衣	2012年7月12日 - 7月29日	彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
こまつ座&ホリプロ公演	日の浦姫物語	蜷川幸雄	大竹しのぶ、藤原竜也	2012年11月10日 - 12月2日	シアターコクーン
こまつ座&ホリプロ公演	(組曲虐殺)	栗山民也	井上芳雄、石原さとみ	2012年12月7日 - 12月30日	天王洲銀河劇場
こまつ座&ホリプロ公演	木の上の軍隊 原案 井上ひさし、作 蓬莱竜太	栗山民也	藤原竜也、山西惇	(1)2013年4月5日 - 4月29日 (2)2013年5月3日 - 5月6日	(1)シアターコクーン (2)天王洲銀河劇場
こまつ座&ホリプロ公演	ムサシ　ロンドン・NYバージョン	蜷川幸雄	藤原竜也、溝端淳平	2013年9月27日 - 10月20日	彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
こまつ座&ホリプロ公演	それからのブンとフン	栗山民也	市村正親、小池栄子	2013年9月 - 10月	9月28日 - 29日 神奈川芸術劇場 10月3日 - 15日 天王洲 銀河劇場
こまつ座&ホリプロ公演	ムサシ　ロンドン・NYバージョン	蜷川幸雄	藤原竜也、溝端淳平	2014年3月7日 - 3月15日	シアターコクーン
こまつ座 &世田谷パブリックシアター公演	藪原検校	栗山民也	野村萬斎、中越典子	2015年2月23日 - 3月20日	世田谷パブリックシアター
シアターコクーン・オンレパートリー 2015-2016＋こまつ座	(漂流劇 ひょっこりひょうたん島)	串田和美	井上芳雄、安蘭けい、山下リオ	2015年12月15日 - 12月28日 2016年2月3日 - 2月11日	Bunkamuraシアターコクーン
東宝・こまつ座提携特別公演	頭痛肩こり樋口一葉	栗山民也	永作博美	2016年8月5日 - 8月25日	シアタークリエ
こまつ座特別公演	紙屋町さくらホテル	鵜山仁	七瀬なつみ、高橋和也	2017年7月28日	保谷こもれびホール メインホール
こまつ座 &世田谷パブリックシアター公演	シャンハイムーン	栗山民也	野村萬斎、広末涼子	2018年2月18日 - 3月11日	世田谷パブリックシアター
こまつ座&ホリプロ公演	組曲虐殺	栗山民也	井上芳雄、上白石萌音	2019年10月6日 - 10月27日	天王洲 銀河劇場
劇団民藝＋こまつ座公演	(ある八重子物語)	(丹野郁弓)	篠田三郎、有森也実	2020年12月18日 - 12月27日	東京芸術劇場 シアターイースト
				2021年6月17日 - 6月27日	紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA

所属俳優

• 辻萬長

脚注

1. ^ 2016年に井上ひさし原案蓬莱竜太作の『木の上の軍隊』（2013年初演）を第115回公演として上演している。
2. ^ 扇田昭彦責任編集『日本の演劇人　井上ひさし』（白水社 2011年）。
3. ^ 過労自殺の「こまつ座」社員に労災認定 ：日本経済新聞
4. ^ 市川遥 (2014年9月27日). “がんから復帰の坂東三津五郎、舞台降板…通院で治療に専念”. シネマトゥデイ. https://www.cinematoday.jp/news/N0066742 2021年5月21日閲覧。 
5. ^ 井上ひさし原案、東憲司作。
6. ^ 井上ひさし原案、蓬莱竜太作。
7. ^ 井上ひさし原案、畑澤聖悟作。
8. ^ 3月5日 - 3月8日は中止。

外部リンク

• こまつ座の公式ホームページ