109シネマズ(いちまるきゅうシネマズ)は東急レクリエーションが運営するシネマコンプレックスチェーン。
1998年に港北東急百貨店内に「109シネマズ港北」を開業。2007年4月に当時住友商事傘下のユナイテッド・シネマとの提携を発表して、一時はイオンシネマ、TOHOシネマズに次いでシネコン業界で3位の規模となっていた。2023年4月現在では、19の直営映画館と提携館2館を構えている。TOKYUポイント加盟店。
設備
ラージフォーマット
導入劇場や詳細に関してはリンク先を参照。
IMAXデジタルシアター
2023年4月現在、全国の109シネマズの9館に導入されている。
4DX SCREEN
2023年4月現在、109シネマズでは「グランベリーパーク」のみに導入されている。
4DX
2023年4月現在、全国の109シネマズ9館(4DX SCREEN含む)に導入されている。
SCREENX
2023年4月現在、全国の109シネマズ3館(4DX SCREEN含む)に導入されている。
ドルビーアトモス
2023年4月現在、109シネマズでは「プレミアム新宿」のみに導入されている。
SAION(サイオン)
109シネマズオリジナル規格のプレミアムサウンドシアター[1]。
2023年4月現在はグランベリーパーク、プレミアム新宿の2館に導入されている。
サービス
ポイントカード・会員サービス
- CINEMA POINT CARD(ブルーカード)
- 入会費1,000円(年会費無料)
- 楽天Edy機能付
- 有料鑑賞1回ごとに1ポイントが付与される(3ポイント利用による割引鑑賞は付与対象外)。有効期限はポイント加算日の翌月より6ヶ月間。
- 3ポイント利用でオンライン予約のみ鑑賞料金が1,200円になる(特別興行作品は対象外。IMAX、4DX、3D作品は別途追加料金が必要)。
- 6ポイント利用で観賞料金が1回分無料(IMAX、4DX、および特別興行作品は対象外。3D作品は別途追加料金が必要)。
- 最初から使えるポイントとして、2ポイント入っている。
- その他の特徴
- 後述のネット予約時にピンポイントで予約が可能である。
- エグゼクティブシートの差額が無料になり、通常料金で座れる(年齢関係なし、会員本人と同伴者7名まで可能)。
- メンバーズデイ(毎週火曜日)の観賞料金が1,200円になる。(会員本人と同伴者7名まで可能)
- かつて存在したサービス
- ブロンズカード(発行終了:現在、このカードの会員はブルーカード会員になっている)
- 入会費無料
- クレジットカード機能付
- 最初から使えるポイントとして、6,000ポイント入っている(現在の6ポイント相当。以前は6,000ポイントで映画が1回分無料であったが、現在では6ポイントに改定されている)。
- チケット購入でポイント10%アップ
- お誕生月に有料でご鑑賞のお客様にはポイント20%アップ
- 通常のショッピングでブロンズカードのクレジットカードを利用すると、1,000円につき30ポイント(現在では前述のようにポイントが改定されており、価値が異なる)加算される。
- クレジットカードを提供していたソニーファイナンスが提携終了のため、ブルーカードへ移行することとなった。移行の際には発行費は無料であるが、最初から使えるポイントは入っていない。なお、ブロンズカードに入っていたポイント自体はこのカード内に移行される。
- ブルーモバイルメンバー(廃止:ブルーカード会員へ)
- 入会費500円
- auかNTT docomoの携帯電話に対応。
- 最初から使えるポイントとして、1ポイント入っている。
- 提携Edy会員(廃止:ブルーカード会員へ)
インターネットチケット購入システム「良・席・予・約」
パソコンまたは携帯電話を使い、インターネット上で映画チケットの購入・支払いができるシステム。
- 一般客/ブルーカード会員
- ピンポイント座席予約が可能。
- ブロンズカードの2010年2月28日の終了に伴って、同年3月1日よりスペシャルシートの座席予約が可能となる。
- 支払いはクレジットカードの他にムビチケ・楽天スーパーポイントが利用可能。
劇場
特筆がない限り、4DXシアターを除く全スクリーンにEXEシートを導入している。
「109シネマズ」ブランドの劇場
劇場名 | 所在地 | 併設施設 | 開館日 | 規模 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
港北 | 神奈川県横浜市都筑区 | 港北 TOKYU S.C. | 1998年4月25日 | 7スクリーン 1,068席 |
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木場 | 東京都江東区 | イトーヨーカドー木場店 | 2000年11月16日 | 8スクリーン 1,377席 | |
高崎 | 群馬県高崎市 | メディアメガ高崎店 | 2001年6月30日 | 8スクリーン 1,513席 |
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明和 | 三重県多気郡明和町 | イオンモール明和 | 2001年8月11日 | 8スクリーン 1,651席 | |
富谷 | 宮城県富谷市 | イオンモール富谷 | 2003年3月21日 | 10スクリーン 1,808席 | |
箕面 | 大阪府箕面市 | みのおキューズモール | 2003年10月1日 | 9スクリーン 1,378席 | |
四日市 | 三重県四日市市 | トナリエ四日市 | 2004年11月20日 | 9スクリーン 1,444席 | |
名古屋 | 愛知県名古屋市中村区 | マーケットスクエアささしま | 2005年3月18日 | 10スクリーン 1,736席 | |
佐野 | 栃木県佐野市 | フェドラP&D SANO | 2005年8月3日 | 10スクリーン 1,429席 | |
HAT神戸 | 兵庫県神戸市中央区 | ブルメールHAT神戸 | 2005年10月26日 | 10スクリーン 1,795席 | |
グランベリーパーク | 東京都町田市 | (グランベリーパーク) | 2006年3月17日 | 10スクリーン 1,493席 | 開館から2017年2月12日は「109シネマズグランベリーモール」[3]としていた。併設施設の再開発に伴い一旦休館していたが、2019年11月13日にリニューアルオープン[4] |
川崎 | 神奈川県川崎市幸区 | ラゾーナ川崎プラザ | 2006年9月28日 | 10スクリーン 1,838席 | 全スクリーンの前列部に「ロッキングシート」導入 |
佐賀 | 佐賀県佐賀市 | モラージュ佐賀 | 2006年11月22日 | 10スクリーン 1,631席 | |
菖蒲 | 埼玉県久喜市 | モラージュ菖蒲 | 2008年11月28日 | 11スクリーン 1,670席 | |
広島 | 広島県広島市西区 | アルパーク | 2009年4月29日 | 9スクリーン 1,470席 | |
湘南 | 神奈川県藤沢市 | テラスモール湘南 | 2011年11月11日 | 10スクリーン 2,045席 | |
二子玉川 | 東京都世田谷区 | 二子玉川ライズ | 2015年4月24日[5] | 10スクリーン 1,665席 | グランドエグゼクティブシート完備 |
大阪エキスポシティ | 大阪府吹田市 | EXPOCITY | 2015年11月19日 | 11スクリーン 1,884席 | |
プレミアム新宿 | 東京都新宿区 | 東急歌舞伎町タワー | 2023年4月14日[6] | 8スクリーン 752席[7] | 新宿TOKYU MILANO跡地[8][9] 鑑賞チケット購入者のみが利用できる特別ラウンジを設置 |
業務提携劇場
劇場名 | 所在地 | 併設施設 | 提携開始日 | 規模 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
ムービル | 神奈川県横浜市西区 | 相鉄ムービル | 2011年3月12日 | 5スクリーン 1,953席 |
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AL☆VEシアター | 秋田県秋田市 | 秋田拠点センターアルヴェ | 2020年12月25日 | 3スクリーン 387席 | 運営は秋田シネマ&エンターテイメントが担当。 |
閉館した劇場
- MM横浜(神奈川県横浜市西区、GENTO YOKOHAMA 2階) <11スクリーン、2,210席、2004年11月26日開館、2015年1月25日閉館[10]> (暫定施設)
- 相鉄ローゼン、松竹マルチプレックスシアターズとの共同経営。
ギャラリー
※印の画像は、取り付けられている看板(商標など)が必ずしも現況と一致しない。
川崎
(ラゾーナ川崎プラザ、IMAXデジタルシアター)ムービル(提携館)
名古屋
(マーケットスクエアささしま)箕面
(みのおキューズモール WEST)四日市
(トナリエ四日市)広島
(アルパーク北棟)湘南
(テラスモール湘南)
脚注
出典
- ^ “最上の音が感動を彩る―。 109シネマズオリジナル規格のプレミアムサウンドシアター 「SAION(サイオン)」 109シネマズグランベリーパークに導入決定!”. 東急レクリエーション (2021年11月4日). 2023年4月3日閲覧。
- ^ “SOUND - 109シネマズプレミアム新宿 | 109CINEMAS”. 2023年4月15日閲覧。
- ^ at the Wayback Machine (archived 2016-12-19)
- ^ at the Wayback Machine (archived 2019-05-26)
- ^ at the Wayback Machine (archived 2016-05-07)
- ^ “【開業記念特別企画】109シネマズプレミアム新宿の音響監修を務めた坂本龍一氏の関連作上映イベント『Ryuichi Sakamoto Premium Collection All Night』”. PR TIMES. 2023年4月3日閲覧。
- ^ “THEATERS - 109シネマズプレミアム新宿”. 109CINEMAS. 2023年4月3日閲覧。
- ^ “「歌舞伎町一丁目地区開発計画(新宿TOKYU MILANO再開発計画)」 施設名称を「東急歌舞伎町タワー」に決定 ―2023年春開業予定、コンセプトは「“好きを極める場”の創出」―”. 東急レクリエーション (2021年11月18日). 2023年4月3日閲覧。
- ^ “ACCESS - 109シネマズプレミアム新宿”. 109CINEMAS. 2023年4月3日閲覧。
- ^ at the Wayback Machine (archived 2014-11-09)
関連項目
外部リンク
- 109シネマズ
- 109シネマズ (109シネマズ-2128120757308724) - Facebook
- 109シネマズ (@109cinemas) - Instagram
- 109シネマズ - YouTubeチャンネル
- 映画館専門サイト「港町キネマ通り」内の紹介ページ
- 109シネマズ木場(2002年2月取材)
- 109シネマズMM横浜(2005年6月取材)