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竹原駅(たけはらえき)は、広島県竹原市中央一丁目にある西日本旅客鉄道(JR西日本)呉線の駅である。駅番号はJR-Y25。
歴史
- 1932年(昭和7年)7月10日:国鉄三呉線の安芸幸崎駅 - 当駅間延伸により開業[2]。
- 1935年(昭和10年)
- 1970年(昭和45年)10月1日:みどりの窓口営業開始[3]。この年、駅舎を改築[1]。
- 1984年(昭和59年)1月1日:貨物扱い廃止。
- 1987年(昭和62年)
- 1988年(昭和63年)3月13日:夜間滞泊をしない当駅折り返し列車の運転区間が三原駅まで延長となる。
- 1995年(平成7年)10月1日:管轄が広島支社の直轄(三原管理駅)から三原地域鉄道部に変更される[4]。
- 2003年(平成15年)10月1日:ジェイアール西日本広島メンテックによる業務委託駅となる。
- 2005年(平成17年)10月1日:臨時快速「(瀬戸内マリンビュー)」新設に伴い、停車駅となる。
- 2007年(平成19年)
- 2010年(平成22年)
- 2012年(平成24年)10月:バリアフリー化工事が開始される[9]。
- 2013年(平成25年)3月29日:バリアフリー化が完了し、改札口とホームをつなぐエレベーターの使用を開始[注釈 1]。
- 2016年(平成28年)
- 2018年(平成30年)
- 2021年(令和3年)
- 2月28日:この日をもってみどりの窓口が営業を終了[14]。
- 3月1日:(みどりの券売機)稼働開始。
- 7月1日:駅業務がJR西日本中国交通サービスに移管される。
駅構造
1面2線の島式ホームを持つ地上駅で、列車の行き違いが可能[1]。駅舎は線路の北側にあり、各ホームへは跨線橋とエレベーターで連絡している。
みどりの券売機の他にオレンジカード対応の自動券売機が設置されており、ICOCAや相互利用対象のICカードが利用できる。ただし自動改札機はなく、専用のカードリーダーで処理する。
JR西日本中国交通サービスによる(業務委託駅)である。早朝・夜間と日中の一部の時間は無人となる。
のりば
- 付記事項
- 本項ではJR西日本公式サイトの全域路線図[15]に従い路線記号・ラインカラーを表記しているが、当駅は広島シティネットワークエリア外のため、2016年3月のダイヤ改正時点の駅掲示時刻表においてはアルファベットのないラインカラーシンボルが使われている。
- 1番線は上り本線であり、信号機の配置上は呉方面からの到着と三原方面への出発のみ可能である。
- 2番線は下り本線(兼上り副本線)で、同様に両方向の着発が可能である。
- かつては2番線のさらに南側に数本の貨物用側線と、そこから南東に分岐して三井金属鉱業竹原精煉所に至る専用線があったが、いずれも撤去されている。
- 貨物用側線は駅の東側にもあり、大部分は撤去されているものの、1番線の安全側線西側の地点から呉側に分岐する1線(竹原警察署の東側に車止め設置)とそこからスイッチバックして三原側に伸びる1線のみは残されており、工事用車両の留置等に使用されている。
- 上りの最終列車は当駅止まりで、翌朝下りの始発列車となる。
- 2011年3月のダイヤ改正より、列車接近放送は案内のアナウンスに続いてメロディが流れる方式に変更された。メロディは、広島シティネットワーク標準のものを使用している(1番線は広島駅4・9番線と同じもの、2番線は広島駅2・7番線と同じもの)。
改札口(2011年1月)
ホームと跨線橋(2012年4月)
利用状況
「広島県統計年鑑」によると、1日平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1987年(昭和62年) | 3,156 |
1988年(昭和63年) | 3,217 |
1989年(平成 元年) | 3,103 |
1990年(平成 2年) | 3,065 |
1991年(平成 3年) | 2,915 |
1992年(平成 4年) | 2,792 |
1993年(平成 5年) | 2,581 |
1994年(平成 6年) | 2,414 |
1995年(平成 7年) | 2,292 |
1996年(平成 8年) | 2,201 |
1997年(平成 9年) | 2,034 |
1998年(平成10年) | 1,927 |
1999年(平成11年) | 1,820 |
2000年(平成12年) | 1,750 |
2001年(平成13年) | 1,651 |
2002年(平成14年) | 1,568 |
2003年(平成15年) | 1,492 |
2004年(平成16年) | 1,409 |
2005年(平成17年) | 1,370 |
2006年(平成18年) | 1,308 |
2007年(平成19年) | 1,253 |
2008年(平成20年) | 1,187 |
2009年(平成21年) | 1,129 |
2010年(平成22年) | 1,121 |
2011年(平成23年) | 1,079 |
2012年(平成24年) | 1,037 |
2013年(平成25年) | 1,025 |
2014年(平成26年) | 961 |
2015年(平成27年) | 953 |
2016年(平成28年) | 845 |
2017年(平成29年) | 825 |
2018年(平成30年) | 672 |
2019年(令和 元年) | 792 |
2020年(令和 2年) | 643 |
2021年(令和 3年) | 548 |
駅周辺
バス路線
駅前にはバス・タクシーや送迎車用のロータリーや駐車場が設けられており、駅舎を出て左手のスペースに芸陽バスが発着している。
隣の駅
脚注
注釈
出典
- ^ a b c 『週刊 JR全駅・全車両基地』 49号 福山駅・宇部新川駅・忠海駅ほか80駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年7月28日、19頁。
- ^ a b c 『日本鉄道旅行地図帳』 11号 中国 四国、今尾恵介(監修)、新潮社〈新潮「旅」ムック〉、2009年3月18日、35頁。ISBN (978-4-10-790029-6)。
- ^ 『交通年鑑 昭和46年版』交通協力会、1971年、190頁。doi:10.11501/11918245。
- ^ 『JR西日本広島支社10年史 次なる10年に向かって 1987-1997』西日本旅客鉄道広島支社、1997年12月、370頁。(全国書誌番号):(22926266)。
- ^ . 中国新聞 (中国新聞社). (2010年7月17日). オリジナルの2010年7月21日時点におけるアーカイブ。
- ^ (2010年7月22日時点のアーカイブ) - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2010年7月21日
- ^ 「Railway Topics」『鉄道ジャーナル』第44巻第10号、鉄道ジャーナル社、2010年10月号、150-151頁。
- ^ 「JR呉線111日ぶり全線復旧」『47NEWS』全国新聞ネット(中国新聞)、2010年11月2日。2016年9月28日閲覧。
- ^ a b 「」『中国新聞』中国新聞社、2013年3月30日。2014年1月31日閲覧。オリジナルの2013年4月2日時点におけるアーカイブ。
- ^ a b “6月19日から続く梅雨前線等による被害状況等について(第6報)” (PDF). 国土交通省 (2016年6月27日). 2016年6月29日閲覧。
- ^ “沿革” (PDF). データで見るJR西日本2018. 西日本旅客鉄道. p. 203. 2023年5月17日閲覧。
- ^ “平成30年台風第7号及び前線等による被害状況等について(第7報)” (PDF). 国土交通省 (2018年7月7日). 2018年7月23日閲覧。
- ^ 『西日本豪雨に伴う運転状況などについて(2018年10月30日時点)』(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2018年10月30日2023年5月17日閲覧。 。
- ^ 「」『中国新聞』、2021年2月8日。2021年2月8日閲覧。オリジナルの2021年2月8日時点におけるアーカイブ。
- ^ “JR西日本全域路線図” (PDF). JRおでかけネット. 2016年4月21日閲覧。 (PDF)
- ^ “あいふる316 (ふれあいの並木道)” (PDF). 手づくり郷土賞. 国土交通省. 2023年5月17日閲覧。
- ^ “”. JRおでかけネット. 2013年3月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年5月14日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 竹原駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道