この記事は(検証可能)な(参考文献や出典)が全く示されていないか、不十分です。(2014年11月) |
神姫グリーンバス株式会社(しんきグリーンバス)は、兵庫県神崎郡神河町に本社を置く神姫バスの子会社。1997年10月1日付で、神姫バスの路線網から兵庫県神崎郡神崎町・大河内町(現・神河町)及び朝来郡生野町(現・朝来市)の事業を分社化し、それまでの粟賀営業所を引き継ぐ形で設立された。
神姫グリーンバスの貸切車 | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
本社所在地 | 日本 〒679-2413 兵庫県神崎郡神河町中村39-1 |
本店所在地 | 〒670-0913 兵庫県姫路市西駅前町1番地[1] |
設立 | 1997年10月1日 |
業種 | (陸運業) |
法人番号 | 8140001059270 |
事業内容 | 一般乗合旅客自動車運送事業 一般貸切旅客自動車運送事業 自家用バス運転保守管理 旅行業 |
代表者 | 代表取締役 本間和典 |
資本金 | 3,000万円 |
売上高 | 8億8,600万円(2011年度) |
主要株主 | 神姫バス |
外部リンク | https://shinki-gb.co.jp/ |
特記事項:2022年10月1日付でウエスト神姫を吸収合併、ウイング神姫へ商号変更[1][2] |
乗合バス、貸切バスの運行、自家用バスの運転保守管理及び旅行代理業を営む。
2009年7月1日より篠山市(現在の丹波篠山市)・丹波市地域の神姫バス三田営業所篠山出張所、2012年10月1日より西脇市・多可町地域の神姫バス西脇営業所の路線を譲受して自社路線とした[3]。このため3営業エリアはそれぞれ独立しており、これらを結ぶ路線は運行されていない。また、神姫バスから姫路営業所北条出張所の管理を受託する。
2022年10月1日付でウエスト神姫を吸収合併し、ウイング神姫へ商号変更するとともに、旧・ウエスト神姫山崎営業所内へ本社を移転した[1][2]。
以下は会社合併前の情報である。合併後についてはウイング神姫の記事を参照。
営業所
( )内は営業所・出張所の略号。
姫路ナンバー
- 北条営業所(北)
- 兵庫県加西市玉丘町字宮ノ前地蔵西748番地
- 自社路線はなく、神姫バス姫路営業所北条出張所の路線の管理受託のみ。
神戸ナンバー
- (西脇営業所)(脇)
- 西脇営業所鍛冶屋車庫(脇)
- 西脇営業所鳥羽車庫(脇)
- 兵庫県多可郡多可町加美区鳥羽
- 西脇営業所大屋車庫(脇)
- 兵庫県多可郡多可町八千代区大屋
乗車券類
神姫バスは2006年にICカード乗車券「NicoPa」を導入したが、神姫グリーンバスでは導入が見送られていた。しかし、先述の通り2009年7月に篠山市・丹波市地域路線[4]が、2012年10月に西脇市・多可町地域路線[3]が、それぞれ神姫バスから当社に移譲されたことに伴い、NicoPaが利用できるようになった。
なお、粟賀営業所管内ではNicopa・ICOCAなどのICカード乗車券は一切使用できない。
一般路線
粟賀地区
神河町内・朝来市内
神河町内は全路線が「神河町コミュニティバス」として1乗車200円均一で運行されており、1日乗り放題パスポートも400円で販売されている。
親会社である神姫バスは福崎駅前 - 神崎総合病院・粟賀の系統で神姫グリーンバスと接続していたが、2010年末で運行を休止している。
- 環状線
- 粟賀営業所 - 神崎総合病院 - 福本 - 福山 - 貝野 - しんこうタウン - 新野駅 - 神河町役場前 - 寺前駅 - 鍛治南 - 柏尾 - 桜華園前 - 支庁舎 - 神崎総合病院 - 粟賀営業所
- 粟賀営業所 - 神崎総合病院 - 支庁舎 - 桜華園前 - 北野農道前 - 野村東 - 新野駅 - 神河町役場前 - 寺前駅 - 柏尾 - 鍛治南 - 桜華園前 - 神崎総合病院 - 粟賀営業所
- 粟賀営業所 - 神崎総合病院 - 支庁舎 - 桜華園前 - しんこうタウン - 新野駅
- 粟賀営業所 - 神崎総合病院 - 福本 - 加納 - しんこうタウン - 新野駅
- 粟賀営業所 - (支庁舎) - (神崎総合病院) - 福本 - 福山 - 貝野 - しんこうタウン - 新野駅
- 粟賀営業所 - 神崎総合病院 - 福本 - 福山(粟賀営業所行きのみ停車) - 福山中 - 福山団地
- 粟賀営業所 - 寺前駅・新野駅 - 粟賀営業所間の区間便も多数運行されているため、純粋な環状線としての運行は平日の東回り3本・西回り2本だけである。
- 福山中 - 福山団地間、北野農道前 - 野村東間はフリー乗降区間である。
- 作畑新田線
- 粟賀営業所 - 神崎総合病院 - 粟賀町公民館 - 中村三番組集会所 - 山田集会所 - 吉祥寺 - 中岩屋 - 東別 - 越知谷小学校前 - 上越知
- 新野駅 - しんこうタウン - 桜華園前 - 支庁舎 - (神崎総合病院) - 粟賀営業所 - 吉祥寺 - (グリーンエコー笠形) - 中岩屋 - 東別 - 越知谷小学校前 - 作畑新田 - ふるさと村
- 神崎総合病院 - (支庁舎) - 粟賀営業所 - 吉祥寺 - 中岩屋 - 東別 - 越知谷小学校前 - (越知谷小学校) - 作畑新田 - ふるさと村
- 粟賀町公民館 - 山田集会所間、中岩屋 - 上越知・ふるさと村間はフリー乗降区間である。
- 越知谷小学校前 - 上越知間、越知谷小学校経由便は平日のみの運行。
- グリーンエコー笠形は土休日のみ経由。
- 生野線
- 新野駅 - しんこうタウン - 加納 - 福本 - (支庁舎) - (神崎総合病院) - 粟賀営業所 - 猪篠 - (ヨーデルの森) - 生野峠 - 真弓 - 生野駅西口 - 宮の前 - 生野学園
- 新野駅 - しんこうタウン - 加納 - 福本 - (支庁舎) - (神崎総合病院) - 粟賀営業所 - 猪篠 - (ヨーデルの森) - 生野峠 - 真弓 - 生野駅西口 - (生野銀山) - 生野銀山口 - 緑ヶ丘 - 喜楽苑
- 粟賀営業所 - 支庁舎前 - 神崎総合病院 - 猪篠 - 奥猪篠集会所前
- 粟賀営業所 - 支庁舎前 - 神崎総合病院 - 猪篠 - (ヨーデルの森) - 生野峠 - 真弓 - 生野駅西口 - 宮の前 - 生野学園
- 粟賀営業所 - 支庁舎前 - 神崎総合病院 - 猪篠 - (ヨーデルの森) - 生野峠 - 真弓 - 生野駅西口 - (生野銀山) - 生野銀山口 - 緑ヶ丘 - 喜楽苑
- 生野駅西口 - (生野銀山) - 生野銀山口 - 緑ヶ丘 - 黒川
- 支庁舎前・神崎総合病院で環状線に接続する。
- 猪篠 - 奥猪篠集会所前間は平日のみの運行。また同区間はフリー乗降区間である。
- 緑ヶ丘 - 黒川間は土休日のみの運行。
- 生野銀山は土休日のみ経由。
- 生野峠以南は神河町内(1乗車200円均一)、真弓以北は朝来市内(対キロ区間制)となる。
- 上小田線
- 粟賀営業所 - (支庁舎) - 神崎総合病院 - 福本 - 福山 - 貝野 - しんこうタウン - 新野駅 - 神河町役場前 - 寺前駅 - 日和 - 峰山口
- 寺前駅 - 日和 - 峰山口 - 峰山高原
- 寺前駅 - 峰山口間の区間便も運行されている。なお、この区間便は4月1日~11月30日の土休日に限り、峰山口から峰山高原まで延長される。
- 日和 - 峰山口 - 峰山高原間はフリー乗降区間である。
- 支庁舎は平日のみ経由。
- 川上線
- 粟賀営業所 - 神崎総合病院 - 支庁舎 - 桜華園前 - 柏尾 - 鍛治南 - 寺前駅 - 長谷 - 長谷駅 - 渕北
- 粟賀営業所 - 神崎総合病院 - 支庁舎 - 桜華園前 - 柏尾 - 鍛治南 - 寺前駅 - 長谷 - 長谷駅 - 川上
- 粟賀営業所 - 神崎総合病院 - 支庁舎 - 桜華園前 - 柏尾 - 神河町役場前 - 寺前駅 - 長谷 - 長谷駅 - 川上
- 長谷 - 渕北・川上間はフリー乗降区間である。
- 長谷駅 - 渕北間、神河町役場前経由便は平日のみの運行。
市川町コミュニティバス
全路線が「市川町コミュニティバス」として1乗車100円均一で運行されている。
- 瀬賀 - 神崎総合病院線
神崎総合病院 - 鶴居 - 神崎 - 甘地駅 - 市川町役場 - 河内口 - 寺家 - リフレッシュパーク市川 - 河内口
- 火曜日・金曜日のみ1日2往復の運行。
- 浅野 - 神崎総合病院線
神崎総合病院 - 鶴居 - 神崎公民館 - 甘地駅 - 市川町役場 - 御舟坂下 - 浅野 - 法雲寺
- 月曜日・木曜日のみ1日2往復の運行。
この他、朝来市よりコミュニティバス「アコバス」の一部路線の運行を受託している。詳細は当該記事を参照。
西脇・多可地区
篠山・丹波地区
現行路線
- 篠山口駅発着
- 篠山口駅 - (図書館前) - 篠山営業所
- 元西日本JRバスの路線である。丹波篠山市中心部へ向かう路線で、篠山営業所の中では最も運転本数が多い。なお図書館前を経由するのは日中のみ。
- 篠山口駅 → コミセン前 → ライオン公園 → 篠山口駅
- 一方向の循環路線で、運賃は160円均一となっている。
- コミセン前 → 篠山口駅、篠山口駅 → ライオン公園の区間便も運行されている。
- 土休日は区間便のみが運行される。
- 篠山口駅 - 藍本駅
- 朝と午後のみ。全便土休日運休である。
- 篠山口駅 - 西紀支所 - 草山温泉
- 平日6往復・休日3往復の運行。
- 篠山営業所 - 二階町 - 篠山口駅 - こんだ薬師温泉 - 兵庫陶芸美術館前
- 4月・5月、9月 - 11月の土休日のみ運行。快速系統で経路上の一部停留所のみ停車。渋滞時は迂回運転あり。
- 篠山営業所発着
- 篠山営業所 - 篠山警察署前 - 国道古市 - 和田寺口 - 市原
- 1日1往復の運行で、市原側を基準としてダイヤが組まれているため、篠山営業所からバスを利用してその日のうちに市原まで往復することはできない。
- 篠山営業所 - 篠山東中学校 - 福住 - 奥原山[注釈 1]
- 篠山営業所 - 篠山東中学校 - 後川(しつかわ)奥
- この路線は後川奥を基準としてダイヤが組まれているため、篠山営業所からバスを利用してその日のうちに後川奥まで往復することはできない。
- 篠山営業所 - 篠山東中学校 - 丹波細工所 - 大芋(おくも) - 立金(たつがね)[注釈 1]
- 篠山東中学校 - 立金間の区間便もある。
- この路線は2018年4月に大芋地区の市町村運営有償運送の導入に伴ってそれまでの2往復から1往復に減便され、これに伴って篠山営業所からバスを利用してその日のうちに立金まで往復することはできなくなった。
- 篠山口駅東口 → 篠山産業高校 → 篠山鳳鳴高校
- 平日朝一便(休校日運休)
- 篠山営業所 → 篠山鳳鳴高校 → 篠山産業高校 → 篠山口駅(西口)
- 平日午後一便(休校日運休)
- 篠山営業所 - 柏原駅 - 丹波医療センター
- 一部は篠山鳳鳴高校経由、柏原駅 - 丹波医療センター間ノンストップの急行、柏原駅止まり等複数の運行形態がある。詳細は下記柏原駅発着便の欄を参照。
- 相野駅発着
- 相野駅 - 藍小学校 - 釜屋 - 兵庫陶芸美術館前
- 相野駅 - 兵庫陶芸美術館の直行便もある(土休日のみ運行)。
- 相野駅 - 藍小学校 - 東立杭 - 兵庫陶芸美術館前 - 和田寺口 - こんだ薬師温泉 - 市原 - 木津 - 清水 - 清水寺
- 相野駅 - こんだ薬師温泉間の区間便もある。
- 相野駅 - 藍小学校 - 東立杭 - 立杭公会堂前 - 間新田 - 木津 - 清水
- 1日2往復の運行。この他、清水 → 相野駅間1本の区間便がある(土休日運休)。
- 柏原駅発着
- 柏原駅 - 石生駅 - (コープ柏原) - 丹波市役所 - 東町 - (関西記念墓園) - 大塚病院前(御油) - 青垣小学校前 - (青垣住民センター)・佐治
- 柏原駅 - 関西記念墓園間の区間便、丹波医療センター・コープ柏原・関西記念墓園・御油経由便、柏原駅 - 丹波医療センター折返し便も運行されている。
- 閉園日でも関西記念墓園経由便は構内バス停へ乗り入れ乗降を行う。
- 青垣小学校前 - 青垣住民センター間は土休日運休であり、青垣住民センターバス停は平日のみ発着する。
- 一時期、丹波の森公苑・氷上中学校前を経由する路線もあったが、経由地変更により同停留所は廃止になった。
- 以前は佐治 - 文室(ふむろ)- 大名草(おなざ)上 - 大名草公民館前間にも路線を延ばしていたが、同区間はデマンド式乗合タクシーに転換されて廃止された。
- 柏原駅 - 石生駅前 - 黒井駅 - 三井庄 - 野瀬
- 大半が黒井駅 - 野瀬間の運行となる。一部丹波医療センター経由の便がある。
- 丹波医療センター - 石生駅前 - 柏原駅 - 西紀支所前 - 篠山営業所
- 丹波医療センター - 柏原駅間急行運転、柏原駅 - 篠山営業所間のみの区間運転、夕方の便では高校生の下校に考慮し篠山鳳鳴高校を経由し柏原駅へ向かう便など複数運行形態がある。
- 一部便は西紀支所で草山温泉行や篠山口駅行と接続を行う。
- 谷川駅発着
- 谷川駅 - 山南農協 - 和田下町 - 坂尻
- 谷川駅 - 和田大橋 - 坂尻 - ゆめタウン - コープ柏原 - 丹波医療センター - 石生駅 - 柏原駅
- 2019年7月1日から運行を開始した[5]。これに伴い、従来谷川駅 - 坂尻間の運行で孤立線だった谷川駅発着路線は孤立状態が解消された。
この他に、丹波篠山市よりコミュニティバス「コミバスハートラン」やスクールバスの運行を受託、篠山エリア臨時バスや彼岸・盆・大型連休・年末年始に運行される柏原駅~石生駅~関西記念墓園急行バス(石生駅以外通過)も担当している。
廃止路線
車両
この節の加筆が望まれています。 |
脚注
注釈
出典
- ^ a b c 神姫グリーンバス株式会社の情報 国税庁法人番号公表サイト
- ^ a b 神姫グリーンバスとウエスト神姫の合併について 神姫バス株式会社、神姫グリーンバス株式会社、株式会社ウエスト神姫、2022年9月12日、2023年2月3日閲覧。
- ^ a b “西脇市・多可町、及びその周辺地区発着の一部神姫バス路線を平成24年10月1日(月)より神姫グリーンバスが運行いたします。” (PDF). 神姫バス. 2013年3月16日閲覧。
- ^ 篠山市・丹波市地域の神姫バス路線を、7月1日(水)より、神姫グリーンバスが運行いたします。 神姫バス
- ^ “丹波市公共交通ガイド てくてくたんば 2019年(令和元年)5月発行臨時号” (PDF). 丹波市. 2019年7月25日閲覧。
- ^ 神戸新聞NEXT、2018年3月31日付、2018年5月24日閲覧(ウェイバックマシン、2019年7月10日アーカイブ分)
関連項目
外部リンク
- 株式会社ウイング神姫
- 神姫バス株式会社