概要
豊肥本線の運行上の拠点となる駅で、当駅を経由する旅客全列車が停車する。
普通列車は双方向とも大半の列車が当駅で折り返しとなる。特急列車は「(あそ)」が当駅始発・終着で運行される。以前は「(あそぼーい!)」が当駅始発・終着で運行されていた[注釈 1]。肥後大津・熊本方面の列車は比較的多いが、当駅 - 豊後竹田間の普通列車は県境の山間地帯を挟むこともあり、1日5往復と本数が極端に少なくなる。
歴史
かつては構内に宮地機関区が存在しており、現存する転車台がその遺構である。
年表
駅構造
(有人駅)であり、きっぷうりばが設置されている[12]。
島式ホーム1面2線を有する地上駅[1]。駅舎とホームは(構内踏切)で連絡している。車両基地所在駅で夜間滞泊が設定されている[1]。構内には引込み線のほか転車台があり、当駅折返しの「SLあそBOY」牽引の蒸気機関車 (58654) が方向転換のために使用されていた[1]。1943年(昭和18年)11月竣工の駅舎は、当駅至近に存在する阿蘇神社にちなみ、社を模したものとなっている[1]。
のりば
構内遠景
転車台
阿蘇の自然と仙酔峡のミヤマキリシマが描かれた駅名標
駅周辺
- 道路
- 国道57号
- 大分県道・熊本県道11号別府一の宮線 - 一部区間がやまなみハイウェイと呼ばれている
- 官公庁
- 教育施設
- 熊本県立阿蘇中央高等学校
- 阿蘇校舎(旧・熊本県立阿蘇高等学校)
- 阿蘇清峰校舎(旧・熊本県立阿蘇清峰高等学校)
- 阿蘇市立一の宮中学校
- 阿蘇市立一の宮小学校
- 宮地保育所
- その他
バス路線
駅前駐車場脇に産交バスの宮地駅前バス停がある。
隣の駅
脚注
注釈
出典
- ^ a b c d e f g h 『週刊 JR全駅・全車両基地』 38号 大分駅・由布院駅・田主丸駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年5月12日、24頁。
- ^ a b c d e 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 27号・豊肥本線/久大本線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月24日、14-15頁。
- ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』JTB、1998年、745頁。ISBN (978-4-533-02980-6)。
- ^ 『「SL甲組」の肖像 vol.2 p.94』ネコ・パブリッシング
- ^ 『「SL甲組」の肖像 vol.2 p.86』ネコ・パブリッシング
- ^ 台風18号に伴う、9月19日(火)の運転状況について 【9月19日3:30現在】 (PDF) - 九州旅客鉄道(2017年9月19日発表、同日閲覧)[]
- ^ (pdf)(プレスリリース)国土交通省、2017年9月19日。 オリジナルの2017年9月20日時点におけるアーカイブ 。2017年9月23日閲覧。"鉄道関係"。
- ^ 鉄道代行輸送についてのご案内 (PDF) -九州旅客鉄道(2017年9月19日、同日閲覧)[]
- ^ “JR代行バス運行 利用者、早期復旧願う”. 大分合同新聞: p. 11(夕刊). (2017年9月19日)
- ^ 日豊本線・豊肥本線(大分〜阿蘇間)の運転計画について(お知らせ) (PDF) 九州旅客鉄道(2017年9月22日発表、同日閲覧)[]
- ^ . Response. (株式会社イード). (2017年9月22日). オリジナルの2017年9月23日時点におけるアーカイブ。 2017年9月23日閲覧。
- ^ 宮地駅 - JR九州.2021年12月22日閲覧
関連項目
外部リンク
- 宮地駅(駅情報) - 九州旅客鉄道