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京阪バス門真営業所(けいはんバスかどまえいぎょうしょ)は、 大阪府門真市千石東町17にある京阪バスの営業所である。主に大和田駅からの路線バスを運行している。
京阪グループ共通バスカードで印字される略称は「カト」、社用車に記してある略称は「門」である。
概要
寝屋川営業所(交野営業所開設前)の支所として開設され、交野営業所開設とともに交野営業所の支所となった。このため、「交野営業所門真支所」あるいは単に「門真支所」と呼ばれていた。門扉には、「門真支所」と記されている。
当営業所の管轄する路線は、門真市内の京阪電鉄の沿線の各駅から、門真団地や門真運転免許試験場を結ぶ路線、大和田駅から四條畷市を結ぶ路線と、守口市駅から関西空港を結ぶリムジンバスや、四條畷市コミュニティバスなどのコミュニティバスを担当するが、かつては吹田八尾線を担当する営業所として、比較的広範囲に一般路線バスを運行していた。
最寄停留所は、「門真車庫前」である。
2009年10月末のダイヤ改正で守口市内を運行する一部経路を寝屋川営業所管轄へ移管し、エリアが縮小された。その一方で2017年には2004年以来となる寝屋川市駅乗り入れが当時とは異なる経路と行先で復活した。
2010年3月よりPiTaPaの使用が可能になった。
沿革
現行路線
門真団地試験場線
- 1号経路:京阪大和田駅 - 南野口 - 門真団地
- 2号経路:京阪大和田駅 - 巣本 - 下馬伏 - 御領 - 江端南 - 門真団地 - 門真車庫前 - 下馬伏 - 巣本 - 京阪大和田駅
- 大和田駅発13時以前は左回り、13時以降は右回りである。平日朝などに、京阪大和田駅 - 江端 - 御領などの区間運行がある。
- 2A号経路:京阪大和田駅 → 巣本 → 下馬伏 → 門真車庫前 → 門真団地 → 御領 → 江端 → 門真車庫前(京阪大和田駅発22時以降に3便)
- 3号経路:京阪門真市駅 - ららぽーと門真・MOP 大阪門真 - 免許試験場 - 三島大橋 - 地下鉄門真南
- 平日1往復のみ運行。2023年4月24日よりららぽーと門真・MOP大阪門真経由となった[1]。
- 3A号経路:ららぽーと門真・MOP 大阪門真 - 免許試験場 - 三島大橋 - 地下鉄門真南
- 5号経路:古川橋駅 - 免許試験場 - 三島大橋 - 西御領 - 門真団地
- 平日と日曜日は古川橋駅 - 免許試験場間の折り返し運行があり、朝を中心に頻発する。但し日曜日運行便は臨時便で年末年始は運休する。
大和田四条畷線
- 21号経路:京阪大和田駅 - ( → 巣本 → / ← ) - 蔀屋 - 国道中野 - 四条畷駅
- 23号経路:京阪大和田駅 - ( → 巣本 → / ← ) - 蔀屋 - 国道中野 - 清滝団地
- 23号経路:京阪大和田駅 → 巣本 → 蔀屋 → 国道中野 → 電通大四條畷キャンパス
- 23A号経路:京阪大和田駅 → 巣本 → 蔀屋 → 国道中野 → 清滝団地 → 電通大四條畷キャンパス → 国道中野 → 蔀屋 → 京阪大和田駅(循環)
- 23A号経路は2013年11月9日改正で新設された、清滝団地と電通大四條畷キャンパスの両方に停車する系統。一方、23号経路は清滝団地もしくは電通大四條畷キャンパスのいずれかを発着点としている。いずれも電通大四條畷キャンパス発着は平日のみ運行。
高宮四条畷線
- 19号経路:四条畷駅 - 四條畷市役所 - 国道中野 - イオンモール四條畷
- 19A号経路:四条畷駅 - 四條畷市役所 - 国道中野 - イオンモール四條畷 - 市民体育館 - 電通大寝屋川キャンパス - 初町 - 寝屋川市駅(東口)
- 20号経路:四条畷駅 - 忍ヶ丘駅口 - 畷生会病院 - イオンモール四條畷
- 20A号経路:四条畷駅 - 忍ヶ丘駅口 - 畷生会病院 - イオンモール四條畷 - 市民体育館 - 電通大寝屋川キャンパス - 初町 - 寝屋川市駅(東口)
- 30号経路:寝屋川市駅(東口) - 初町 - 電通大寝屋川キャンパス - 市民体育館 - イオンモール四條畷
- 30A号経路:寝屋川市駅(東口) - ( → 電通大駅前キャンパス → / ← ) - 電通大寝屋川キャンパス - 市民体育館 - イオンモール四條畷 - 畷生会病院 - 忍ヶ丘駅口 - 東中野 - 四條畷小学校前 - 清滝 - 電通大四條畷キャンパス
- 19号経路と30A号経路は2017年4月1日改正で新設、30号経路の門真管轄便もこの改正で設定された。門真営業所の車両が寝屋川市駅に乗り入れるのは2004年4月1日に14号経路を寝屋川営業所に移管して以来13年ぶりとなる。なお、清滝団地は経由しない。
- 2022年4月1日改正では、19・20号経路と30号経路が統合され、19A・20A号経路が新設された。また、30号経路も全便が門真営業所の管轄となった。
- NS経路:( 電通大駅前キャンパス → / 寝屋川市駅(東口) ← ) - 電通大寝屋川キャンパス - 電通大四條畷キャンパス
- 上記停留所以外は通過。
飯盛霊園線
- 臨時:京阪大和田駅 - ( → 巣本 → / ← ) - 蔀屋 - 国道中野 - 四條畷小学校西詰 - 飯盛霊園
- 臨時:京阪大和田駅 → 巣本 → 蔀屋 → 国道中野 → 四條畷小学校西詰 → 飯盛霊園 → 5区15列横 → 飯盛霊園 → 四條畷小学校西詰 → 国道中野 → 蔀屋 → 京阪大和田駅
- 臨時:京阪守口市駅 - 西郷通 - 農協会館前 - ( → 巣本 → / ← ) - 蔀屋 - 国道中野 - 四條畷小学校西詰 - 飯盛霊園
- 彼岸・盆の時期などに臨時運行される。大和田発着便については霊園内巡回が日曜・祝日に「試験運行」という形で運行されており、現在も継続している。いずれも途中停留所での取扱は、霊園方向が乗車のみ、大和田・守口市駅方向が降車のみ可能。
コミュニティバス
撤退路線
- 14号経路:京阪大和田駅 - 京阪萱島駅前 - 高柳住宅前 - 寝屋川市駅(西口)
- 19号経路:京阪守口市駅 - 東光本通 - 寺方府営住宅前 - 東郷通 - 錦通住宅 - 焼野 - 鶴見緑地(地下鉄鶴見緑地駅)
- 29号経路(南寺方東通循環):京阪守口市駅 - 寺方小学校 - 南寺方東通三丁目 - 南寺方東通六丁目 - 寺方府営住宅前 - 東郷通 - 東光本通 - 京阪守口市駅
- 上記3経路は寝屋川営業所に移管された(29号経路は運行経路を変更)。
リムジンバス
廃止路線
一般路線
- 1号経路:京阪大和田駅 - 南野口 - 門真団地 - 三島団地前 - 地下鉄門真南(門真団地 - 地下鉄門真南のみ廃止、昼間時間帯に1時間に1・2本運行されていた)
- 旧3号経路:門真団地 - 三島団地前 - 三島大橋 - 試験場前(現:免許試験場)- 農協会館前 - 京阪門真市駅(平成9年8月30日改正時に現行路線に変更)
- 6号経路:古川橋駅 → 試験場前 → 三島大橋 → 南三島 → 地下鉄門真南
- 7・7A号経路(門真市内線):門真市役所 - 古川橋駅(北側のりば)( - 保健福祉センター(7A号経路のみ)) - 打越町 - 門真団地 - 三島団地前 - 地下鉄門真南
- 7号経路の門真市役所 - 古川橋駅間と、7A号経路(保健福祉センターに乗り入れ)は平日のみ運行。
- 7・7A号経路とも一部便は(門真市役所 - )古川橋駅 - 門真団地間及び門真団地 - 地下鉄門真南間で区間運行していた。
- 2022年4月1日改正では運行本数が減便となり、日中時間帯の一部便が門真団地起終点に変更された。その後2023年3月末をもって運行終了[4]。
- 9号経路:地下鉄門真南 → 三島団地前 → 門真団地 → 門真車庫前
- 11号経路:京阪守口市駅 - 東光本通 - 東郷通 - 桑才 - 三島団地前 - 西御領 - 門真団地
- 旧11号経路
- 門真団地 - 桑才 - 寺方 - 世木 - 中央市場前 - 市民球場前 - 大枝北町 - 京阪守口市駅
- 京阪守口市駅 - 大枝北町 - 市民球場前 - 松下町 - 寺方 - 桑才 - 門真団地(京阪守口市駅行きと門真団地行きで経路が異なっていた)
- 22号経路:四条畷駅 → 国道中野 → 猪鼻橋 → 京阪大和田駅 → 西三荘 → 京阪守口市駅
- 24号経路:清滝団地 - 国道中野 -( → / ← 巣本 ←)- 京阪大和田駅 - 西三荘 - 京阪守口市駅
- 33号経路:寝屋川市駅(東口) → 初町 → 電通大寝屋川キャンパス → 高宮南口 → 砂 → 四條畷市役所 → 四条畷駅
- 2022年4月1日改定で四条畷駅行きが交野より移管されたが、2023年4月1日改定で廃止(交野管轄の寝屋川市駅行きは引き続き運行)。
コミュニティバス
- くるっとBUS
- 都島区バス(2013年4月1日 - 2014年3月31日まで運行)
シャトルバス
- 新幹線シャトル守口号:新大阪駅 - 京阪守口市駅(西日本ジェイアールバスと共同運行)
京阪電気鉄道沿線から、新大阪駅までの直行手段として開設された。鉄道では乗り換えが多くなることから、1日34往復設定されていた。しかし、開業当初から利用率は低迷、わずか半年後に廃止された。当時の運賃は片道500円(往復割引は無し)であった。
経路は国道479号・大阪府道14号を経由、途中無停車。豊里大橋で淀川を渡っていたが、朝夕に限っては渋滞を避けて菅原城北大橋(有料)を経由していた。所要時間は時間帯により25分〜35分であった。
送迎輸送
- はなぽーとブロッサムシャトル:門真市駅 - 三井アウトレットパーク 大阪鶴見(三井アウトレットパーク 大阪鶴見の送迎バスのため無料だった)
車両
かつてはほぼ日野車で揃えられていたが、需要の低下に伴って中型車が中心になり、現在は三菱ふそう車も半数以上が配備されている。ただし2009年の路線縮小により所属台数も減少し、一部は京田辺営業所などに転属した車両も発生した。
中型長尺車のうち、三菱ふそう・エアロミディMKは、この営業所が日本初の導入例として鉄道ジャーナルに紹介されている。
中型短尺車もかつて2台配置されていたが、枚方、山科に各1台ずつが転属し、大津から入れ違いに1台が転属した。しかし現在は廃車した。
送迎専用の車両を配置している。かつては特定免許で運行するスクールバス(守口市立とうこう幼稚園)を1台(C-1098)(学校送迎専属車は他には枚方に1台ある)と、大阪電気通信大学の教職員送迎(必ずしも専属ではない)に使用される、三菱ふそう・エアロミディMJも1台(C-1079)が配備されていた。
関西国際空港へのリムジンバス用に、日野・セレガを4台保有している。
2023年4月には中国・BYD社製の大型電気バス、K8が5台導入された。
この節の加筆が望まれています。 |
他の営業所との重複区間
脚注
参考文献・出典
- 京阪バス「輝く明日へ-この20年の歩み-」 1992年
- バスラマ・インターナショナル第120号 特集「京阪バスグループ」