門真南駅(かどまみなみえき)は、大阪府門真市三ツ島三丁目にある大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro) 長堀鶴見緑地線の終着駅。駅番号はN27。Osaka Metroの駅の中では最東に位置する(長田駅よりわずかに東)。
門真南駅 | |
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2号出入口(2018年9月) | |
かどまみなみ Kadoma-minami | |
◄N26 鶴見緑地 (1.3 km) | |
所在地 | 大阪府門真市三ツ島3丁目6 |
駅番号 | N27 |
所属事業者 | 大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro) |
所属路線 | ●長堀鶴見緑地線 |
キロ程 | 15.0 km(大正起点) |
駅構造 | 地下駅 |
(ホーム) | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- | 4,948人/日(降車客含まず) -2020年- |
乗降人員 -統計年度- | 9,788人/日 -2020年- |
開業年月日 | 1997年(平成9年)8月29日 |
歴史
駅構造
島式ホーム(延長135m、幅7.5m)1面2線を有する地下駅である[2]。改札口は京橋寄りの1ヶ所のみ。
当駅はドーム前千代崎管区駅に所属しており、横堤駅が管轄している。
大正駅とは違い、当駅は到着後直接大正方面に折り返す為、1番のりば到着列車については長堀鶴見緑地線の駅では唯一「左側の扉が開きます」のアナウンスがある[3]。
地上で駐輪場(門真南駅南自転車駐車場)やバスターミナルに通じており、大阪シティバスのほか、京阪バスの運転免許試験場前・門真市駅方面などへの路線が発着している(詳しくは後述)。
のりば
駅のデザインテーマ
京橋 - 鶴見緑地間の各駅では花をモチーフにした内装が施されており、当駅のデザインテーマは「クスノキ」である。これは、当駅近くの三島神社にある天然記念物の「薫蓋樟(くんがいしょう)」というクスノキに因んでいる。駅のホームは、コンコースにあるモダンなクスノキの壁画や、天井部分に幾重にも縁取られた楕円状の段差、また改札口を入った所の床に嵌められたクスノキの年輪を模した方位タイルなどがデザインされている。なお、ステーションカラーはエメラルドグリーン。
利用状況
2020年11月10日の1日乗降人員は9,788人(乗車人員:4,948人、降車人員:4,840人)である[4]。
年度 | 調査日 | 乗車人員 | 降車人員 | 乗降人員 |
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1998年 | 11月10日 | 3,024 | 2,713 | 5,737 |
2007年 | 11月13日 | 4,401 | 4,326 | 8,727 |
2008年 | 11月11日 | 4,528 | 4,476 | 9,004 |
2009年 | 11月10日 | 4,319 | 4,217 | 8,436 |
2010年 | 11月 | 9日4,470 | 4,394 | 8,864 |
2011年 | 11月 | 8日4,591 | 4,478 | 9,069 |
2012年 | 11月13日 | 4,693 | 4,654 | 9,347 |
2013年 | 11月19日 | 5,291 | 5,249 | 10,540 |
2014年 | 11月11日 | 5,270 | 5,224 | 10,494 |
2015年 | 11月17日 | 5,511 | 5,423 | 10,934 |
2016年 | 11月 | 8日5,414 | 5,374 | 10,788 |
2017年 | 11月14日 | 5,542 | 5,571 | 11,113 |
2018年 | 11月13日 | 5,682 | 5,574 | 11,256 |
2019年 | 11月12日 | 5,737 | 5,623 | 11,360 |
2020年 | 11月10日 | 4,948 | 4,840 | 9,788 |
駅周辺
- 東和薬品RACTABドーム
- 大阪鶴見花き地方卸売市場
- 三井アウトレットパーク 大阪鶴見 2023年3月12日閉館
- まるとく市場門真南店
- 中央環状線
- 門真運転免許試験場
- 牧リハビリテーション病院
- 門真ジャンクション
- 第二京阪門真インターチェンジ
- 三島神社
バス路線
最寄の停留所は地下鉄門真南停留所。2018年現在、以下の路線を大阪シティバス(旧・大阪市営バス)と京阪バスが運行する。
- 大阪シティバス
- 京阪バス
- (3号経路):京阪門真市駅行(平日1便のみ・2023年4月から、ららぽーと門真・MOP大阪門真を経由するルートに変更)
- 3A号経路:ららぽーと門真・MOP大阪門真行 (2023年4月に新設)
かつては近鉄バスが鴻池新田駅への路線を、京阪バスが(7号経路)古川橋駅行 7A号経路:門真市役所行(保健福祉センター・古川橋駅経由)の路線を運行していた。 2018年現在、同社が運行する近畿大学附属高等学校・中学校のスクールバスが発着する[5]。
その他
隣の駅
- 大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro)
- 長堀鶴見緑地線
- 鶴見緑地駅 (N26) - 門真南駅 (N27)
- ( ) 内は駅番号を示す。
脚注
- ^ 当初の設置計画では当駅だけがホームドア設置対象外とされていた。当駅が大阪市外の駅であることと、大阪府が財政難を理由に補助金支出を拒否していたためと見られており、門真市も負担予定はないとしていたが[要出典]、その後一転し大阪府・門真市共に補助金を交付して当駅にも可動式ホーム柵が設置されることとなった(大阪市交通局:長堀鶴見緑地線・門真南駅の可動式ホーム柵設置について - 大阪市交通局 2011年5月2日)
- ^ 石本隆一『大阪の地下鉄 -創業期から現在までの全車両・全路線を詳細解説-』産調出版、1999年、(ISBN 4-88282-206-7)、p.112
- ^ 長堀鶴見緑地線は全駅が島式ホームであり、線内の他の駅では全て右側ドアを取り扱うため、当然だがこのアナウンスを聞くことはできない。
- ^ “” (PDF). Osaka Metro. 2021年4月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月8日閲覧。
- ^ “交通アクセス”. 近畿大学附属高等学校. 2018年5月11日閲覧。
- ^ 大阪モノレールからの延伸に係る軌道事業の特許申請事案 配付資料 (PDF) - 国土交通省運輸審議会 2019年1月17日
関連項目
外部リンク
- 門真南駅 - Osaka Metro