「Winding Road」(ワインディング・ロード)は、ポルノグラフィティの楽曲。2006年10月4日にSME Recordsより21作目のシングルとしてリリースされた。
概要
前作『ハネウマライダー』から約3ヶ月ぶりのリリース。同年11月リリースの6thアルバム『m-CABI』からのリードシングル。
(カップリング曲)を含めメンバー作曲のみのシングルは2人体制では初めてで、Tama在籍時でも『サボテン』『音のない森』『ラック』のみ。
ジャケット画は藤井奈津子によるもの。
2006年10月16日付オリコン週間シングルチャートで初登場1位を獲得。シングルでは『ラック』以来約2年10か月ぶり通算5作目、2人体制では初の同チャート首位獲得となった[1]。
仕様
- 通常盤は期間限定で『天保異聞 妖奇士』オリジナルステッカー封入。
- 初回特典には20ページにも及ぶというブックレット付き。A・Bの2パターンがあり、最後1ページで描かれる物語の結末が異なる。
収録曲
全編曲:ak.homma, Porno Graffitti
- Winding Road
- ジョン・レノンの「イマジン」をイメージして作られた楽曲[2]で、ハーモニカが切なく響く珠玉のバラード。ライヴでは『横浜ロマンスポルノ'06〜キャッチ ザ ハネウマ〜』『THE 夢人島 Fes.2006』で先行披露されており、そのときから「今までのポルノグラフィティにありそうでなかった曲」との評が挙がっていた。
- イントロとアウトロで聴こえるハーモニカの音色は(クロマチックハーモニカ)で、岡野が演奏している[注釈 1]。
- 「メリッサ」以来となるアニメタイアップが付いたが、エンディングテーマとして起用されるのは初めてである。
- MVでは岡野が狸、新藤が狐の着ぐるみを着ており、新藤の狐の着ぐるみは隻眼になっている。
- Devil in Angel
- 作詞・作曲:岡野昭仁
- ウェンディの薄い文字
- 作詞・作曲:新藤晴一
演奏参加
Porno Graffitti
Additional Musicians
収録アルバム
- Winding Road
脚注
注釈
- ^ これは初の試みで、岡野は4ヶ月に及ぶ猛特訓の末レコーディングに臨んだという。
- ^ その後、10thアルバム『RHINOCEROS』収録の「Hey Mama」で再び新藤がメインボーカルを務めた。新藤はこれまでにライヴなどでメインボーカルを務めたことは何度かあったが、オリジナルの音源を歌うのは今回が初めてである。