『LA VIE EN ROSE』(ラ・ヴィアンローズ)は、吉川晃司の2枚目のアルバム。
『LA VIE EN ROSE』 | ||||
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吉川晃司 の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1984年7月 - 9月 SEDIC STUDIO STUDIO TAKE ONE | |||
ジャンル | ロック アイドル歌謡曲 | |||
時間 | ||||
レーベル | SMSレコード | |||
プロデュース | 木崎賢治 小野山二郎 | |||
チャート最高順位 | ||||
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吉川晃司 アルバム 年表 | ||||
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『LA VIE EN ROSE』収録のシングル | ||||
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1984年10月5日にSMSレコード(現・バンダイナムコアーツ)よりリリースされた。
解説
吉川が初めてオリコン1位を記録したアルバムで、同時に初登場1位も達成している。
英字表記が正式なタイトル(シングルの方は片仮名表記が正式表記)。
本作より吉川自身も楽曲制作に参加、作家陣も大沢誉志幸や伊藤銀次を新たに迎えている。
アルバム収録曲の一部は現在でもライブで歌われる。但し、「グッド ラック チャーム」と「Border Line」に関しては当時のライブでも披露されたことがない[注 1]。
吉川曰く「前作よりも格段に進歩を遂げた感じ」と答えたことがあり、自分の曲は使われなくても指向性(クールなアプローチ、メジャーでもマイナー感)を出したいために、プロデューサーの木崎とは毎日喧嘩していたそうである[1]。また、「デジタル色が強くなり、ちょっと都会に近づいたかな?」と答えている[1]。ジャケットの撮影はサイパンで行われ、渡辺晋社長が好きな映画『太陽がいっぱい』のイメージ(本人曰く「加山雄三シリーズ第2弾」)[1]。楽曲選曲は吉川がやらせてもらっており、作詞家には自分の恋愛観を好き放題に喋っていたら、みんな強がりの詞になったそうである[1]。
サウンドは本人の意向によりキーボード主体のサウンドになってるが、吉川はこれを「失敗」と感じており、「もう少しギターを入れたかった」、「音入れには、(スケジュールの都合で全体の)半分しか行けなかった」、「自分の意見は入ってるが、時間が無かった事が残念」とインタビューで答えている[2]。
リリース履歴
収録曲
全編曲: 大村雅朗。 | ||||
# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 時間 |
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1. | 「No No サーキュレーション」 | 安藤秀樹 | 大沢誉志幸 | |
2. | 「LA VIE EN ROSE」 | 売野雅勇 | 大沢誉志幸 | |
3. | 「ポラロイドの夏」 | 麻生圭子 | 原田真二 | |
4. | 「サイレントムーンにつつまれて」 | 安藤秀樹 | 伊藤銀次 | |
5. | 「サヨナラは八月のララバイ」 | 売野雅勇 | NOBODY |
# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 時間 |
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6. | 「グッド ラック チャーム」 | 安藤秀樹 | 伊藤銀次 | |
7. | 「Border Line」 | 安藤秀樹 | NOBODY | |
8. | 「BIG SLEEP」 | 麻生圭子 | 原田真二 | |
9. | 「She's gone-彼女が消えた夜」 | 安藤秀樹 | 大沢誉志幸 | |
10. | 「太陽もひとりぼっち」 | 麻生圭子 | 原田真二 |
参加ミュージシャン
脚注
注釈
- ^ 「グッド ラック チャーム」は自身の主演映画第2作『(YOU GOTTA CHANCE)』において、劇中の主人公である民川裕司がライブ会場で歌うシーンで披露されている。
脚注
外部リンク
- ワーナーミュージック・ジャパンによる紹介ページ
- LA VIE EN ROSE (SHM-CD)