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IN THE LIFE

B'z > 作品リスト > IN THE LIFE

IN THE LIFE』(イン・ザ・ライフ)は、日本音楽ユニットB'zが1991年11月27日にBMGビクターからリリースした、5作目のオリジナル・アルバムである。このアルバムは、後にBMGルームス(現:VERMILLION RECORDS)の設立に伴い、発売権がBMGルームスに移行している。

IN THE LIFE
B'zスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル
時間
レーベル BMGビクター
プロデュース 松本孝弘
チャート最高順位
  • 週間1位(通算2週、オリコン
  • 1992年度年間2位(オリコン)
  • 1993年度年間77位(オリコン)
ゴールドディスク
  • 2ミリオン(日本レコード協会[1]
  • B'z アルバム 年表
    • IN THE LIFE
    • (1991年)
    『IN THE LIFE』収録のシングル
    1. ALONE
      リリース: 1991年10月30日
    (テンプレートを表示)

    解説

    アルバムタイトルの「LIFE」は、「人生」ではなく「生活」を意味している[2]

    打ち込みは多用しているが生音と併用しており、前作『RISKY』までのダンス・ビート色はなく、現在の作風に通じるアナログ色が強い。松本孝弘は「『MARS』でハードなものが堪能できたので、その反動で日本で言うところのJ-POPみたいなものがやりたかった[3]」「最初からアルバムの構成・バランスも考えこんだ上で制作した」と語っている。

    先行シングル『ALONE』同様、ジャケットの「B'z」のロゴマークが新しい物になっている。このロゴはアルバムでは4thミニ・アルバム『FRIENDS』まで[注 1]使用された。

    初回盤のみ48ページのブックレット(写真集)、ブックレットとCDケースを入れる紙製の箱が付属している[4]。ディスクを入れる部分にはB'zと刺繍された傷防止剤が入っている。ちなみにジャケットに写っている2人が着ている服はそれぞれの私服。また、B'zのオリジナル・アルバムとしては初めて裏ジャケットに「B'z」ロゴやアルバムロゴが表記されていない。

    歌詞カードには、パノラマ画像が載っている。

    前作『RISKY』以降に発売されたシングル「LADY NAVIGATION」は未収録となった。

    初動でミリオンを突破し、オリジナル・アルバムでは『LOOSE』に次いで2番目の売上を記録している他[5]、オリジナル・アルバムでは自己最高位の年間チャート2位にランクインした。

    2018年に結成30周年記念として『DINOSAUR』までのオリジナル・アルバムと共にアナログレコード化された[6]

    収録曲

    CD
    全作詞: 稲葉浩志、全作曲: 松本孝弘、全編曲: 松本孝弘・明石昌夫
    #タイトル作詞作曲・編曲時間
    1.「Wonderful Opportunity」稲葉浩志松本孝弘
    2.「TONIGHT(Is The Night)」稲葉浩志松本孝弘
    3.「快楽の部屋」稲葉浩志松本孝弘
    4.「憂いのGYPSY」稲葉浩志松本孝弘
    5.「Crazy Rendezvous」稲葉浩志松本孝弘
    6.もう一度キスしたかった稲葉浩志松本孝弘
    7.「WILD LIFE」稲葉浩志松本孝弘
    8.「それでも君には戻れない」稲葉浩志松本孝弘
    9.「あいかわらずなボクら」稲葉浩志松本孝弘
    10.ALONE稲葉浩志松本孝弘
    合計時間:

    楽曲解説

    1. Wonderful Opportunity
      シャッフルビートの楽曲で、サビでは頻繁にを踏んでいる。
      楽曲について松本は「詩がスゴイ面白いからね。助けられてる。あの詩によってオープニングかな?という感じもしたし」と語り、ディレクターは仮歌の時点からアルバムの1曲目と主張していた[7]
      稲葉は歌詞について、「辛いことがあった人が慰められるように意識して書いた」と語っている[7]
      コーラスには大黒摩季が参加している。
      ライブでは「恋心(KOI-GOKORO)」のように振り付けを踊りながら歌われる。
      ベスト・アルバム『』のファン投票では20位になり[8]、その曲名を当てるクイズでこの曲を当てた人にはB'z人形がプレゼントされた。『』ではファン投票4位にランクインされ収録された[9]
    2. TONIGHT (Is The Night)
      稲葉によると「この歌を歌ってる時、山下達郎さんになりたいなと思ってました」とのこと[10]
      歌詞について稲葉は「クリスマスをイメージして作詞した」「(楽曲作成当時)このような楽しいクリスマスを過ごせてなかったので、クリスマスへの憧れを託した」と語っている。
      歌詞に、サラ・ヴォーンが出てくる。
      ライブでは『B'z LIVE-GYM Pleasure '97 "FIREBALL"』以降演奏されなかったが、『B'z LIVE-GYM 2008 "ACTION"』で約11年ぶりに演奏され、その後2020年に行われた無観客配信ライブ『B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820-』のDay1[11][12]と、2021年に行われた『B'z presents LIVE FRIENDS』でも演奏された[13][14][15][16]
    3. 『快楽の部屋』
      歌詞について稲葉は「過去のライブのパンフレットのインタビューでライブのことを『快楽の部屋』と表現したことがあり、その言葉をもとに作詞した」「LIVE-GYMの閉ざされた空間での僕の肉体的な絶頂感と、男女間の絶頂感を重ねて書いた」「ハワイのホテルのベランダで作詞したので、開放的な感じになっていると思う」と語っている[2]
      ライブでは『B'z LIVE-GYM Pleasure '93 "JAP THE RIPPER"』以降長らく演奏されていなかったが、2020年に行われた無観客配信ライブ『B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820-』のDay1にて約27年ぶりに演奏された[11][12]
    4. 憂いのGYPSY
      稲葉は「アメリカのロックバンドを意識した」と述べている[17]。実際、エアロスミスの楽曲「What It Takes」に酷似していると指摘されている[18][19][20]
    5. Crazy Rendezvous
      本アルバムの1曲目にレコーディングされたが、その後アレンジを変更して改めて録り直されている。
      車の排気音(当時の松本の愛車シボレー・コルベットのもの)で始まる[2]
      歌詞に「マーヴィン・ゲイ」「エアロ」など実在のミュージシャンの名前が使用されている。
      歌詞について稲葉は、「女の子が聴いたら怒るかも。だって男が強引だし。」とコメントしている[2]
      『(B'z SHOWCASE 2009 "B'z In Your Town)』で約17年ぶりに演奏され、2番の歌詞を「ちょっと落ち着いてきたね ○○(その町の名前)だよここは」と変更した[注 2]
    6. もう一度キスしたかった
      ファンの間で非常に人気が高く、ベスト・アルバム『B'z The Best "Treasure"』、『』、『B'z The Best "ULTRA Treasure"』にも収録された。
    7. WILD LIFE (4:27)
      本アルバム制作過程の終盤に制作された曲。
      松本はこの曲について「稲葉の作詞が行き詰まり、声の調子も悪くなって、稲葉が一番苦労した曲」と語っている。
      レコーディングはライブメンバーによる一発録りとなっており、松本も稲葉もそれに手ごたえを感じたという[注 3][21]。稲葉はそれに触発され作詞を行った。
      歌詞のなかに「ブロンコ・ビリー」が登場しており、「人生は一度しかない」というフレーズも同映画に登場するセリフ。
    8. それでも君には戻れない
      歌詞の内容は、仕事で忙しくて構ってあげられなかった彼女に突然ふられた、主人公の男の堕落した生活ぶりをドキュメント調に表現している。稲葉は「まずタイトルから思いつき、そこからインスピレーションを広げて作詞を行った」「『戻る』ことのほうが簡単だと思う。だから自分自身に言い聞かせる歌。こういう状況にいる(いた)人達に思い出に酔ってもらいたい」と語っている[21]
      発売から約17年後に『B'z LIVE-GYM 2008 "ACTION"』で初演奏された。これにより、本作の収録曲は全て演奏された事になる。
    9. あいかわらずなボクら (1:44)
      アコースティック・ギタータンバリンボーカルのみで構成される曲で、演奏時間は1分41秒と本作の中では著しく短い。 
      松本やサポートメンバーの明石昌夫、田中一光、広本葉子の3人がコーラスとして参加している。最後のくしゃみや「いこうよ!いこうよ!」という声は松本のもの[21]
      1993年の『(B'z LIVE-GYM '93 "RUN")』を最後に暫く演奏されてなかったが、2007年に行われたツアー『(B'z SHOWCASE 2007 "19")』及び、『(B'z SHOWCASE 2007 "B'z In Your Town")』で約14年ぶりに演奏され、その後『B'z LIVE-GYM Pleasure 2013 -ENDLESS SUMMER-』と無観客配信ライブ『B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820-』のDay1でも演奏された[11][12]
    10. ALONE
      9thシングル。本作の先行シングル。
      「Crazy Rendezvous」に次いで2曲目に制作が開始されたが、制作には時間を費やしたとのこと。
      表記されていないがアルバムバージョンであり、シングルバージョンとの違いは英語のコーラス[注 4]が1回イントロに追加されている。イントロ以外はシングルの音源と全く同じ。また、シングルの歌詞カードには記載されていなかったコーラスの歌詞が記載されている。
      ベスト・アルバムでは『』と『』にはシングルバージョンが、『The Ballads 〜Love & B'z〜』ではアルバムバージョンが収録されている。アルバムツアーでは、このアルバムバージョンで演奏され、ラストのコーラス(原曲では2回)が3回に増えており、その後のツアーでもラストのコーラスが3回に増えている。
      なお、収録順の仮決めの段階でラストナンバーになることが決まっていた[21]
    11. もう一度キスしたかった (LIVE ver.)
      台湾盤、香港盤にのみ収録されているボーナス・トラック。音源は過去の映像作品のもの。
    12. ALONE (LIVE ver.)
      台湾盤、香港盤にのみ収録されているボーナス・トラック。音源は過去の映像作品のもの。

    参加ミュージシャン

    ライブ映像作品

    シングル曲と「もう一度キスしたかった」については各作品の項目を参照

    Wonderful Opportunity

    TONIGHT (Is The Night) 

    『快楽の部屋』 

    あいかわらずなボクら

    脚注

    [脚注の使い方]

    注釈

    1. ^ オリジナル・アルバムでこのロゴが使用されたのは次作『RUN』まで。
    2. ^ この時のライブ映像の一部が、17thアルバム『MAGIC』の初回限定盤DVDに収録されている。
    3. ^ 当時のB'zのレコーディングは打ち込みか、もしくは楽器それぞれでレコーディングすることがほとんどで、バンド構成での一発録りは初めてであった。
    4. ^ 3番目のサビから流れるコーラスと同じもの。

    出典

    1. ^ 「日本レコード協会 ミリオン以上認定作品」『The Record』第442号、日本レコード協会、1996年9月1日、4頁。 
    2. ^ a b c d B'z The Book 1998, p. 24.
    3. ^ B'z The Book 1998, p. 26.
    4. ^ “MUSIC FREAK MAGAZINE - B'z Dictionary(「限定」の項)”. エムアールエム. 2019年10月6日閲覧。
    5. ^ “B'zのアルバム売上ランキング”. ORICON NEWS. オリコン. 2019年12月11日閲覧。
    6. ^ “B'z、アルバム全20作品をアナログ化。大型エキシビションで販売”. rockin'on.com (ロッキング・オン). (2018年3月22日). https://rockinon.com/news/detail/174432 2018年11月10日閲覧。 
    7. ^ a b B'z The Book 1998, p. 22.
    8. ^ 『music freak magazine & Es Flash Back B'z XXV Memories I』エムアールエム、2013年、237頁。 
    9. ^ “B'z The Beat “ULTRA Treasure”リクエスト集計最終結果 TOP30”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2008年7月16日). https://www.barks.jp/news/?id=1000041791 2019年11月23日閲覧。 
    10. ^ B'z The Book 1998, p. 23.
    11. ^ a b c “ヒット曲連発のB'z無観客ライブ「5 ERAS」開幕!ファンへの感謝と仲間との絆を伝える”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2020年11月2日). https://natalie.mu/music/news/403133 2020年11月3日閲覧。 
    12. ^ a b c “【レポート】B'z、5週連続無観客配信ライブ<-5 ERAS 8820- Day1>に大いなる感動「みなさんの胸に届くように」”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2020年11月2日). https://www.barks.jp/news/?id=1000191657 2020年11月3日閲覧。 
    13. ^ “B'z|ライブBlu-ray&DVD『B'z presents LIVE FRIENDS』12月14日発売|購入先着特典「クリアファイル」”. タワーレコード株式会社 (2020年11月2日). 2022年12月11日閲覧。
    14. ^ “B'z「FRIENDS」の世界観を再現したライブがBD/DVD化、特典はインタビュー軸のドキュメント”. 株式会社ナターシャ (2020年10月14日). 2022年12月11日閲覧。
    15. ^ “B'z、コンセプトライブ<LIVE FRIENDS>を映像作品化リリース決定”. BARKS. ジャパンミュージックネットワーク株式会社 (2020年10月14日). 2022年12月11日閲覧。
    16. ^ “B’z、『FRIENDS』シリーズの世界観再現したコンセプト・ライブを全曲映像化 12/14発売”. 阪神コンテンツリンク (2020年10月14日). 2022年12月11日閲覧。
    17. ^ 『バンドスコア B'z/IN THE LIFE』リットーミュージック、1992年。ISBN (4-8456-0160-5)。 
    18. ^ 都築響一「サルマネクリエイター天国18回」『マルコポーロ』94年10月号、文藝春秋社 
    19. ^ TAK・E. 著「元ネタ完全ガイド」、宝島編集部 編『音楽誌が書かないJポップ批評14 「B'zの不思議」再考!』宝島社、2001年。ISBN (4-7966-2335-3)。 
    20. ^ 夏至明 著「B'z」、宝島編集部 編『「パクリ・盗作」スキャンダル読本』宝島社、2006年。ISBN (4-7966-5072-5)。 
    21. ^ a b c d B'z The Book 1998, p. 25.

    参考文献

    • 『Treasure : B'z Chronicle 1988〜1998 10th anniversary special issue』ROOMS RECORDS、1998年9月20日。 

    関連項目

    外部リンク

    • B'z DISCOGRAPHY 『IN THE LIFE』 ※楽曲の試聴が可能
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