『INNOCENT SKY』(イノセント・スカイ)は吉川晃司3枚目のアルバム。1985年3月30日にSMSレコードよりリリースされた。
解説
前作「LA VIE EN ROSE」に続き初登場1位獲得。本作は、作曲家陣に加え、編曲、及びベーシストとして後藤次利が全面サポート。本作以降、吉川と後藤の交流が続く。吉川曰く「東京が最終目的地だとしたら、静岡まで来たかな」「第一次ファン層がひっくり返って、ダーっと離れていった」[1]。
「別の夢、別の夏」が後に発売されたシングル「にくまれそうなNEWフェイス」(1985年)のカップリング曲としてシングルカットされた以外、シングル曲は未収録。
表題曲である「INNOCENT SKY」は、吉川も非常に思い入れのある作品であり、現在でもライブで歌われる楽曲。また、アルバム発売直後にテレビ番組『夜のヒットスタジオ』(1968年 - 1990年、フジテレビ系列)に1985年5月度のマンスリー・ゲストとして出演した際には、本作の中の曲として、本楽曲がフルコーラスで披露された。
吉川初の自作曲「Gimme One Good Night」の制作工程としては、遊びでレコーディングしたそうで、当時の洋楽雑誌の記事にある「誰々がスタジオに遊びに来て、パッと来てセッションした」感じを格好いいと思っていたため、プロデューサー木崎には反対されたが、作曲の大沢が遊びに来た時にその場で作った[1]。
ジャケットのデザイン(アートワーク)は、本人自ら行っている。
リリース履歴
収録曲
参加ミュージシャン
脚注
注釈
脚注
外部リンク
- ワーナーミュージック・ジャパンによる紹介ページ
- INNOCENT SKY (SHM-CD)