1958年の映画(1958ねんのえいが)では、1958年(昭和33年)の映画分野の動向についてまとめる。
出来事 「(1958年#できごと)」も参照
世界
日本
- 1月
- 1月3日 - 『任侠東海道』 / 『娘十八御意見無用』公開[10]、ヒット。
- 1月28日 - 今井正監督、(第31回キネマ旬報)日本映画監督賞受賞。今井正監督の作品『米』、『純愛物語』が同ベストテンの1位2位を占める。
- 1月29日 - 東映、スタンダード版の『母つばめ』を公開。この作品以降は全作品がワイド化。
- 2月
- 3月
- 3月18日 - 東映スコープ1周年記念映画『丹下左膳』(松田定次監督)ほか封切り、ヒット。
- 3月19日 - 東京・新宿東映劇場・新宿東映地下劇場、新築オープン。
- 3月29日 - 東京宝塚劇場、火災からの修復が完了し、リニューアル・オープン。
- 4月
- 5月
- 5月1日 - 東映、回数入場券を直営劇場で販売。
- 5月14日 - 東宝・松竹両社協力して、都内の洋画チェーンを再編成する。
- 5月16日 - テレビ受信契約数が100万を突破。
- 6月
- 7月
- 8月
- 9月
- 10月
- 11月
- 12月
周年日本の映画興行 - 入場料金(大人)
- 入場者数 11億2745万人[28] - この年の11億人をピークに映画人口は減少に転じる[29]。
- 興行収入 723億4600万円[28]
1958年配給会社別年間配給収入 配給会社 | 年間配給収入 (単位:百万円) | 前年対比 |
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しようちく松竹 | 4,878 | 102.1% |
とうほう東宝 | 4,893 | 105.7% |
たいえい大映 | 5,340 | 111.4% |
しんとうほう新東宝 | 1,968 | 093.3% |
とうえい東映 | 7,910 | 115.6% |
につかつ日活 | 4,970 | 136.1% |
- 出典: 東宝 編(PDF)『東宝75年のあゆみ 1932 - 2007 資料編』東宝、2010年4月、48頁。
各国ランキング 日本配給収入ランキング
- 出典:『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』キネマ旬報社〈キネマ旬報ムック〉、2012年5月、148頁。ISBN (978-4873767550)。
- 出典:『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』キネマ旬報社〈キネマ旬報ムック〉、2012年5月、149頁。ISBN (978-4873767550)。
日本公開作品受賞生誕死去映画デビュー脚注 [脚注の使い方]
注釈
- ^ 『年表・映画100年史』では「グランプリ」は「世界の進歩に貢献した賞」となっている。
- ^ 『東宝五十年史』では「生活衛生」が「環境衛生」となっている。
- ^ 〔引用者註〕『東宝五十年史』では「12月12日」となっているが、公開年月日の「7月12日」に変更した。
- ^ 『松竹九十年史』では「長編カラーアニメ映画」の部分は「長篇色彩漫画」に、また「10月公開」が「9月公開」となっている。
出典
- ^ “黄色いからす(1957)”. allcinema. スティングレー. 2019年10月2日閲覧。
- ^ “異母兄弟”. キネノート. キネマ旬報社. 2019年9月16日閲覧。
- ^ “History 11th festival July 12 - 27, 1958”. カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭公式サイト. カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭. 2019年9月16日閲覧。
- ^ “娘十八 御意見無用”. 日本映画製作者連盟公式サイト. 日本映画製作者連盟. 2023年3月19日閲覧。
- ^ “第2章 観覧施設または観客に係る事故事例” (PDF). 東京消防庁公式サイト. 東京消防庁. pp. 12 - 13. 2019年10月2日閲覧。
- ^ “若い獣”. キネノート. キネマ旬報社. 2019年10月3日閲覧。
- ^ “団体概要 - 映団連とは”. 映画産業団体連合会公式サイト. 映画産業団体連合会. 2019年9月16日閲覧。 “昭和33年に社団法人映画産業団体連合会に改名。”
- ^ “喜劇 駅前旅館”. キネノート. キネマ旬報社. 2019年12月20日閲覧。
- ^ a b “東映クロニクル”. 東映公式サイト. 東映. 2020年4月1日閲覧。
- ^ “沿革”. 東映公式サイト. 東映. 2020年4月1日閲覧。
- ^ “白蛇伝”. キネノート. キネマ旬報社. 2019年12月22日閲覧。
- ^ 角川春樹、藤岡和賀夫、阿久悠『ザ・ブーム』角川書店、1982年1月25日、208頁。
- ^ “小売物価統計調査(動向編) 調査結果”. 統計局. 2016年8月3日閲覧。
- ^ “主要品目の東京都区部小売価格:昭和25年(1950年)〜平成22年(2010年)” (Excel). 統計局. 2016年8月3日閲覧。
- ^ a b “過去データ一覧”. 一般社団法人日本映画製作者連盟. 2016年8月2日閲覧。
- ^ 小学館. “日本映画史(年表)”. コトバンク. 日本大百科全書(ニッポニカ). 朝日新聞社. 2019年7月6日閲覧。 “1958観客年間動員数11億を超え、この年を最後に減少をたどる。石原裕次郎主演『嵐を呼ぶ男』大ヒット。稲垣浩『無法松の一生』(東宝)、ベネチア国際映画祭グランプリ”
- ^ “明日は明日の風が吹く”. 日活. 2018年8月16日閲覧。
- ^ “風速40米”. 日活. 2018年8月16日閲覧。
- ^ 野ばら - allcinema
- ^ 百獣の王ライオン - allcinema
参考文献 - 松竹『松竹九十年史』松竹、1985年12月。(全国書誌番号):(87001945)。
- 谷川義雄『年表・映画100年史』風濤社、1993年5月。ISBN (4-89219-113-2)。
- 東映『クロニクル東映-II 1947-1991』東映、1992年10月。(全国書誌番号):(93017746)。
- 東宝『東宝五十年史』東宝、1982年11月。(全国書誌番号):(83041631)。
- 渋沢社史データベース版(1982年11月刊行本が底本)
- 山川浩二『昭和広告60年史』講談社、1987年。ISBN (4-06-202184-6)。
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