高雄国際空港（カオシュンこくさいくうこう・たかおこくさいくうこう、英語:Kaohsiung International Airport ）は、台湾南部の高雄市小港区に位置する国際空港である。
| 高雄国際空港 Kaohsiung International Airport | |
|---|---|
| IATA: KHH - ICAO: RCKH | |
| 概要 | |
| 国・地域 | 台湾 |
| 所在地 | 高雄市小港区 |
| 母都市 | 高雄市 |
| 種類 | 民間 |
| 運営者 | 民用航空局 |
| 運用時間 | TWR/ATISのみ2200-1600(UTC) |
| ターミナル数 | 2 |
| 拠点航空会社 | エバー航空 チャイナエアライン ユニー航空 徳安航空 マンダリン航空 |
| 標高 | 9 m (31 ft) |
| 座標 | 北緯22度34分38秒 東経120度20分33秒 / 北緯22.57722度 東経120.34250度座標: 北緯22度34分38秒 東経120度20分33秒 / 北緯22.57722度 東経120.34250度 |
| 地図 | |
| KHH | |
| 滑走路 | |
| リスト | |
| 空港の一覧 | |
概要
台湾の地勢的、経済的な理由から香港、東南アジア方面への多数の国際便が主体であるが、日本や韓国行きの便も運航されている。
現在地から南方へ新空港を建設し移転する計画があるが、台湾高速鉄道の開通により台北との国内線が減便されているため、具体的な工程表作成に至っていない。
高雄捷運（地下鉄）が開業し、高雄市内と空港地下が直結されている。
近年は日本路線の就航が相次ぎ、東京/成田線は4社が1日1便ずつ、大阪/関西線では4社が1日1 - 2便ずつ運航しているほか、沖縄/那覇線が週18便、福岡線が週10便、札幌/新千歳線が週7便、熊本線が週3便で運航している。その他の日本国内の都市へは成田国際空港または関西国際空港でのトランジット（乗り継ぎ）が必要となる。
歴史
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就航航空会社と就航都市
国際線
| 航空会社 | 就航地 |
|---|---|
| チャイナエアライン | 成田国際空港（千葉県）、関西国際空港（大阪府）、新千歳空港（北海道）、熊本空港（熊本県）、那覇空港（沖縄県）、仁川国際空港（仁川広域市）、北京首都国際空港（北京市）、上海浦東国際空港（上海市）、深圳宝安国際空港（深圳市）、香港国際空港（香港）、ニノイ・アキノ国際空港（マニラ）、スワンナプーム国際空港（バンコク）、シンガポール・チャンギ国際空港（シンガポール）、スカルノハッタ国際空港（ジャカルタ） |
| エバー航空 | 成田国際空港（千葉県）、関西国際空港（大阪府）、福岡空港（福岡県）、仁川国際空港（仁川広域市）[6]、上海浦東国際空港（上海市）、天津浜海国際空港（天津市）(2019年10月26日より運休予定。2020年4月より運航再開予定）、広州白雲国際空港（広州市）、寧波櫟社国際空港（寧波市）、マカオ国際空港（マカオ） |
| マンダリン航空 | 香港国際空港（香港）、杭州蕭山国際空港（杭州市）、廈門高崎国際空港（廈門市）、長沙黄花国際空港（長沙市）、タンソンニャット国際空港（ホーチミン市） |
| ユニー航空 | ノイバイ国際空港（ハノイ）、蘇南碩放国際空港（無錫市）、杭州蕭山国際空港（杭州市）、福州長楽国際空港（福州市）、昆明長水国際空港（昆明市） |
| タイガーエア台湾 | マカオ国際空港（マカオ）、成田国際空港（千葉県）、関西国際空港（大阪府）、中部国際空港（愛知県）、那覇空港（沖縄県）、福岡空港（福岡県）[7] |
| Peach Aviation | 成田国際空港（千葉県）[8]、関西国際空港（大阪府）[9][10]、那覇空港（沖縄県）[11] |
| アシアナ航空 | 仁川国際空港（仁川広域市） |
| チェジュ航空 | 仁川国際空港（仁川広域市）、金海国際空港（釜山広域市） |
| ティーウェイ航空 | 仁川国際空港（仁川広域市）、金海国際空港（釜山広域市） |
| エアプサン | 仁川国際空港（仁川広域市）(10月28日より就航開始予定)、金海国際空港（釜山広域市） |
| スクート | シンガポール・チャンギ国際空港（シンガポール） |
| 中国南方航空 | 武漢天河国際空港（武漢市）、鄭州新鄭国際空港（鄭州市） |
| 中国東方航空 | 武漢天河国際空港（武漢市）、南京禄口国際空港（南京市）、蘇南碩放国際空港（無錫市）、南昌昌北国際空港（南昌市） |
| 厦門航空 | 福州長楽国際空港（福州市）、廈門高崎国際空港（廈門市） |
| 吉祥航空 | 上海浦東国際空港（上海市） |
| 春秋航空 | 上海浦東国際空港（上海市） |
| キャセイドラゴン航空 | 香港国際空港（香港） |
| マカオ航空 | マカオ国際空港（マカオ） |
| エアアジア | クアラルンプール国際空港（クアラルンプール） |
| エアアジア・フィリピン | ニノイ・アキノ国際空港（マニラ）、マクタン・セブ国際空港（セブ）、クラーク国際空港（クラーク経済特別区) |
| タイ・スマイル | スワンナプーム国際空港（バンコク） |
| ベトナム航空 | ノイバイ国際空港（ハノイ）、タンソンニャット国際空港（ホーチミン市） |
| ベトジェットエア | ノイバイ国際空港（ハノイ）、タンソンニャット国際空港（ホーチミン市） |
国内線
就航都市一覧
国内線
国際線
ギャラリー
国内線搭乗口
国際線チェックインカウンター
国際線搭乗口・免税店通路
国際線の喫煙所は車寄せのみ（館内にはなし）
アクセス
鉄道
バス
市内バス
- 最寄バス停：高雄市バス 高雄公園(捷運高雄國際機場站)
- 12A系統
- 12B系統
- 12C系統
- 紅3A系統
- 紅3B系統
- 紅3C系統
- 紅3E系統
- 紅3F系統
公路客運(中距離路線バス)
脚注
- ^ 杜正宇、謝濟全、金智等/共著 『日治下大高雄的飛行場』 新鋭文創、2014年、(ISBN 9789865915902)、118 - 131頁
- ^ Hung, Chih-wen (2015) (Chinese). [The history of airfields and airports in Taiwan]. 洪致文. ISBN (9789574325153)
- ^ “History of Taiwan Kaohsiung Airport (KHH): Airport History and Facts, Kaohsiung Area, Taiwan”. 2021年3月25日閲覧。
- ^ “History of Taiwan Kaohsiung Airport (KHH): Airport History and Facts, Kaohsiung Area, Taiwan”. 2021年3月25日閲覧。
- ^ “History of Taiwan Kaohsiung Airport (KHH): Airport History and Facts, Kaohsiung Area, Taiwan”. 2021年3月25日閲覧。
- ^ エバー航空、高雄/仁川線に就航 MD-90で週5便
- ^ タイガーエア・台湾、福岡～高雄線12月18日就航 記念運賃を10月16日発売 Traicy 2017年10月13日付
- ^ ピーチ、東京/成田〜台北/桃園・高雄線と福岡〜台北/桃園線開設Traicy 2019年8月28日
- ^ 大阪(関西)－台湾・高雄線を開設 〜 日本と台湾を結ぶ路線がさらに拡充! 〜 Peach・Aviation 2013年10月25日付
- ^ ピーチ、1月から関西/高雄線に就航 FlyTeam 2013年10月25日付
- ^ ピーチ、那覇－高雄4月就航へ 1日1往復 Aviation Wire 2018年1月24日付
外部リンク
- 高雄國際航空站 - 公式サイト（繁体字中国語）（英語）（日本語）
- JAL国際線 - 高雄国際空港（空港情報）