開田村(かいだむら)は、長野県木曽郡にあった村。御嶽山の裾野がひろがる高原の村である。かつては三岳村から北へ向けて木曽森林鉄道開田線の2路線が通っていた。
かいだむら 開田村 | |
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開田高原のソバ畑(木曽馬の里) | |
廃止日 | 2005年11月1日 |
廃止理由 | 新設合併 木曽福島町、日義村、開田村、三岳村→木曽町 |
現在の自治体 | 木曽町 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 中部地方、甲信越地方、信越地方 |
都道府県 | 長野県 |
郡 | 木曽郡 |
市町村コード | 20427-7 |
面積 | 149.54 km2 |
総人口 | 1,922人 (国勢調査、2005年10月1日) |
隣接自治体 | 松本市、木曽福島町、三岳村、木祖村 岐阜県高山市、下呂市 |
村の木 | シラカバ |
村の花 | ソバの花 |
村の鳥 | カッコウ |
開田村役場 | |
所在地 | 〒397-0392 長野県木曽郡開田村西野623番地-1 |
外部リンク | 開田村 |
座標 | 北緯35度56分27秒 東経137度36分02秒 / 北緯35.94086度 東経137.60058度座標: 北緯35度56分27秒 東経137度36分02秒 / 北緯35.94086度 東経137.60058度 |
ウィキプロジェクト |
地理
長野県西部に位置し、岐阜県に接する。村西部は西にそびえる御嶽山の裾野からなり、北部・東部は飛騨山脈南端の山々が連なる。
ほぼ全域が標高1,000m以上の高地にあるため、その気候は一年を通して非常に冷涼である。真夏でも30℃を超えることはほとんどなく、真冬にはマイナス20℃以下になる日が年に何度もある。
御嶽山の裾野を中心とした区域は「開田高原」と呼ばれ観光地化されている。また、古くから木曽馬の主産地であった。
- 山: 御嶽山(継子岳)、大笹沢山
- 河川: 末川、冷川
隣接していた自治体
歴史
- かつては筑摩郡木曽庄に属し、末河村と称した。
- 元和年間(1615年 - 1624年) - 末河村が西野村・末川村の2村となる。
- 1875年(明治8年)9月7日 - 筑摩県筑摩郡西野村・末川村が合併して開田村となる。
- 1876年(明治9年)8月21日 - 長野県の所属となる。
- 1878年(明治11年)1月4日 - 郡区町村編制法の施行により、開田村が西筑摩郡の所属となる。
- 1881年(明治14年)3月 - 開田村が分割して西野村・末川村となる。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により、西野村・末川村の区域をもって開田村が発足。
- 1968年(昭和43年)5月1日 - 西筑摩郡が改称して木曽郡となる。
- 2005年(平成17年)11月1日 - 木曽福島町・日義村・三岳村と合併して木曽町が発足。同日開田村廃止。
交通
鉄道
村内を鉄道路線は通っていない。最寄り駅は、JR東海中央本線木曽福島駅。
道路
一般国道
都道府県道
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 開田高原
- 開田高原マイアスキー場
- 開田温泉
- 御嶽明神温泉
- 西野温泉
- 木曽馬の里
ギャラリー
開田村役場
末川地区
木曽馬の里(開田)
開田郷土館