信越地方(しんえつちほう)は、長野県と新潟県の総称である。令制国名の信濃国・越後国に因むが、旧佐渡国である佐渡島も一括りにすることが多い。
北陸3県(富山県、石川県、福井県)と併せて、北信越地方(ほくしんえつ)や北陸信越地方と呼ぶこともある。また、群馬県と併せて上信越地方、山梨県と併せて甲信越地方と呼ぶことがある。
「信越」を冠する企業・名称など
地域
新潟県・長野県はそれぞれ上越・中越・下越・佐渡、北信・東信・中信・南信に区分できるが、このうち両県の結びつきが強いのは上越地方と北信地方である。
上越地方の海水浴場は「長野県の海」と称されるほど、夏期には北信に限らず塩尻市以北からの利用客も多い。上越地方から長野市内に越境通勤、通学する人も、多くはないが見られる。上越市にはかつてながの東急百貨店のサテライトショップもあった[1]。
一方、長野県の東信、佐野坂峠以北を除く中信、南信、新潟県の十日町市・中魚沼郡を除く中越、下越、佐渡では相手の県との繋がりは薄い。
交通
県庁所在地である長野市と新潟市を直通する公共交通機関としては、長電バス・新潟交通が運行する高速バス長野 - 新潟線がある。かつては国鉄・JRが特急「みのり」や急行「赤倉」などを運行していた。
以下、新潟県と長野県の両方に関連するもののみ掲載。
鉄道
道路
- 高速道路
- 一般国道