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藤島誠剛

藤島 誠剛(ふじしま せいごう、1969年10月3日 - )は、山口県岩国市出身の元プロ野球選手外野手内野手)。右投右打。

藤島 誠剛
基本情報
国籍 日本
出身地 山口県岩国市
生年月日 (1969-10-03) 1969年10月3日(53歳)
身長
体重
182 cm
95 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 外野手内野手一塁手
プロ入り 1987年 ドラフト3位
初出場 1992年4月4日
最終出場 2004年8月17日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

来歴

岩陽高では高校通算68本塁打を放つなど活躍。これは同期の鈴木健に次ぐ当時の2位の記録であった。

1987年のプロ野球ドラフト会議において、日本ハムファイターズから3位指名を受け入団した。

1994年イースタン・リーグで首位打者を取るが、一軍ではまったく打てず、後半は二軍暮らしだった。

1997年は4月22日の対福岡ダイエーホークス戦(東京ドーム)で1点を追う9回二死一塁の打席でホセ・ヌーニェスから逆転サヨナラ2点本塁打を放った[1]

1999年には満塁本塁打を2本放つなど、一軍で活躍した時期もあった。また、同年9月25日の福岡ダイエーホークス初優勝決定時の最終打者であり、三振を喫している。

2002年はオープン戦の首位打者となり、開幕スタメンとなった。4月22日の大阪近鉄バファローズ戦では2本塁打8打点と活躍した。

2004年5月29日、イースタン・リーグの西武ライオンズ戦でファーム通算100本塁打を達成した。同年オフに球団から戦力外通告を受け、現役を引退した。

引退後はタクシー運転手に転職し、その後不動産コンサルティング会社勤務を経てジーレップス·パートナーズ株式会社の取締役を務めているが、2023年2月現在、法人としての登録は存在するものの会社のホームページやリンクが確認できない。

2023年シーズンから応援歌が今川優馬に流用されている。

選手としての特徴・人物

目を見張るパワーを備えているが[2]、好不調の波が大きかった[3]

ニックネームは「ジャイアン[4]。容貌が『ドラえもん』のジャイアンに似ているということからその愛称が付いた(このことは、日外アソシエーツから発行していた「プロ野球人名事典」にも取り上げられた)。

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
1992 日本ハム 31 52 49 6 6 1 0 0 7 3 0 0 0 1 2 0 0 24 2 .122 .154 .143 .297
1994 25 31 29 3 1 1 0 0 2 1 0 2 0 0 1 0 1 11 1 .034 .097 .069 .166
1995 52 70 59 5 8 1 0 1 12 6 3 2 1 0 10 0 0 19 2 .136 .261 .203 .464
1996 25 19 16 2 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 2 0 1 7 0 .000 .158 .000 .158
1997 73 22 20 16 3 1 0 1 7 2 4 0 1 0 0 0 1 10 0 .150 .190 .350 .540
1999 50 121 110 14 27 3 1 7 53 21 3 1 0 0 11 0 0 35 4 .245 .314 .482 .796
2000 35 46 39 7 6 2 0 1 11 4 0 0 1 0 5 0 1 12 0 .154 .267 .282 .549
2001 38 108 98 11 25 5 0 4 42 19 1 1 1 1 6 0 2 25 2 .255 .308 .429 .737
2002 47 140 127 15 29 3 0 5 47 23 3 0 2 3 8 1 0 38 3 .228 .268 .370 .638
2003 21 49 42 6 12 3 0 3 24 6 0 0 0 0 5 0 2 13 3 .286 .388 .571 .959
2004 8 21 18 3 3 0 0 1 6 1 0 0 0 0 3 0 0 8 0 .167 .286 .333 .619
通算:11年 405 679 607 88 120 20 1 23 211 86 15 6 6 5 53 1 8 202 17 .198 .269 .348 .617

表彰

記録

背番号

  • 36(1988年 - 2004年)

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 「藤島今季初打席逆転サヨナラ弾」『読売新聞』(縮刷・関東版) 1997年(平成9年)4月23日付朝刊、18 - 19面(スポーツ面)。
  2. ^ 『プロ野球選手名鑑2001』ベースボール・マガジン社、2001年、256頁。ISBN (4-583-61131-5)。 
  3. ^ 『プロ野球選手名鑑2003』ベースボール・マガジン社、2003年、309頁。ISBN (4-583-61214-1)。 
  4. ^ “日本ハム野手の番号だった「36」 和製大砲・藤島誠剛が歴代最長17年間 - プロ野球 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2021年11月4日閲覧。

関連項目

外部リンク

  • 個人年度別成績 藤島誠剛 - NPB.jp 日本野球機構
  • 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)、The Baseball Cube
  • ジーレップス·パートナーズ株式会社 | 役員紹介
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