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若林映子

若林 映子(わかばやし あきこ[1][2]1939年(昭和14年)12月13日[出典 1] - )は、日本の元女優東宝映画を中心に活躍した。身長163 cm。

わかばやし あきこ
若林 映子
イタリア映画『Akiko』(1961)から
本名 同じ
生年月日 (1939-12-13) 1939年12月13日(83歳)
出生地 日本東京府東京市大森区北千束(現在の東京都大田区北千束)
身長 163cm
職業 (女優)
ジャンル 劇映画時代劇現代劇特撮映画トーキー)、テレビドラマ
活動期間 1958年 - 1972年
主な作品
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名前の映子は “えいこ“ と誤読される事があるが本名は “あきこ“ で、夕映えの増す頃に生まれたことにちなんで名づけられた。

来歴・人物

デビュー

東京市[出典 2]大森区北千束(現在の東京都大田区)出身。父親はエンジニアだった。10代の頃は、シモーヌ・ド・ボーヴォワールを愛好する読書家で、画家を志望したこともあった[3][5]

東京都立青山高等学校の3年生だった1957年(昭和32年)8月、ほんの軽い気持ちで東宝の『海鳴り』(制作中止)と『隠し砦の三悪人』の雪姫役に友人と一緒に応募する[出典 3]。結果は落選だったが、その後東宝から誘いを受け、高校卒業後に東宝へ入る[出典 4]。同期は野口ふみえ樋口年子。演技研究所を経て最初にカメラの前に立ったのは、1958年(昭和33年)の山口淑子引退記念映画『東京の休日』でのファッションモデル役だったが、公開順としては本多猪四郎監督『花嫁三重奏』がデビュー作となる[3][2]。その後しばらく端役として映画出演が続く。

海外での人気

細い目、小さな口といった東アジア的イメージとは一線を画した、くっきりした容姿だが、むしろ欧米人には西アジア的なものも包括したエキゾチックな雰囲気として受け取られ[2]、アジアンビューティー中のアジアンビューティーとして、日本国内よりも海外の方で人気を得る。1959年の(ロモロ・マルチェリーニ)監督のイタリア映画『レ・オリエンターリ』を皮切りに、1961年にはマルチェリーニ監督の推薦で日伊合作映画『アキコ』に題名と同じアキコ役で出演[3][2]。同年、西ドイツ映画『遙かなる熱風』で日中混血のダンサー役を演じる。

その後は、東宝でアクション、サラリーマン物、特撮映画と幅広いジャンルで活躍する[3]。『三大怪獣 地球最大の決戦』は『ローマの休日』の要素を組み込んだ異色怪獣映画だが、欧州小国のサルノ王女役を演じた[3][2]。金星人として活動している際の衣裳は、監督の本多猪四郎が若林の私服姿を見て採用したものであった[3]。若林は、国際派のイメージがついて以降は、普通の娘役よりも少し変わった役が多くなったと述懐している[3]

本多によれば、海外との合作の際には出演希望女優に若林の名が挙がっていたという[6]ウディ・アレンも若林のファンであり、『007』の撮影現場に見学に行き、若林と会話をしたり、またアレンの監督デビュー作『(What's Up, Tiger Lily?)』は若林も出演した『国際秘密警察シリーズ』を英語脚色・再編集・追加撮影した作品である[7]

ボンドガール

1967年には、007シリーズ5作目の『007は二度死ぬ』に浜美枝と共にボンドガールに抜擢される。これが若林にとって最初で最後のハリウッド作品となった。

当初は若林が海女の「キッシー鈴木(Kissy Suzuki)」役で浜が公安エージェントの「スキ(Suki)」役の予定だったが、浜の英語力では公安エージェント役は無理と判断され、役柄が交換となった。この際、原作の「スキ」という日本人にはなじまない名前が、若林の名前を取って「アキ」と変更されている。

現在

女優業からは身を引いているが、東宝が発売するDVDのオーディオコメンタリーや、リバイバル上映のイベントなどに参加している[2]

主な出演作品

映画

テレビドラマ

コメンタリー

  • 三大怪獣 地球最大の決戦(2001年12月21日 DVD 、東宝)
  • アルプスの若大将(2005年6月24日 DVD 、東宝)

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e f 東宝特撮映画全史 1983, p. 535, 「怪獣・SF映画俳優名鑑」
  2. ^ a b c d e f g h i j ゴジラとともに 2016, p. 131, 「若林映子」
  3. ^ a b c d e f g h i j 東宝特撮女優大全集 2014, pp. 88–92, 聞き手・構成 浦山珠夫「若林映子インタビュー」
  4. ^ a b c d 超常識 2016, p. 122, 「Column ゴジラ映画 俳優FILE」
  5. ^ ゴジラとともに 2016, pp. 132–140, 構成・文 浦山珠夫「若林映子」(『映画秘宝』2011年5月号)
  6. ^ 「本多猪四郎監督 長編インタビュー(3)」『海底軍艦/妖星ゴラス/宇宙大怪獣ドゴラ』東宝出版事業室〈東宝SF特撮映画シリーズ VOL.4〉、1985年8月1日、203-204頁。ISBN (4-924609-13-7)。 
  7. ^ 切通理作本多猪四郎 無冠の巨匠』洋泉社。2014。[]
  8. ^ a b 東宝特撮映画全史 1983, pp. 536–537, 「主要特撮作品配役リスト」
  9. ^ a b c ゴジラとともに 2016, pp. 141–148, 「若林映子ギャラリー」

出典(リンク)

参考文献

  • 若林映子「私の自叙伝 激しい躾から自立の精神へ」(『東宝映画』1963年5月号 東宝映画友の会・本部)
  • 『東宝特撮映画全史』監修 田中友幸東宝出版事業室、1983年12月10日。ISBN (4-924609-00-5)。 
  • 別冊映画秘宝編集部 編『<保存版>別冊映画秘宝 東宝特撮女優大全集』洋泉社、2014年9月24日。ISBN (978-4-8003-0495-7)。 
  • 『ゴジラの超常識』[協力] 東宝、双葉社、2016年7月24日(原著2014年7月6日)。ISBN (978-4-575-31156-3)。 
  • 別冊映画秘宝編集部 編『ゴジラとともに 東宝特撮VIPインタビュー集』洋泉社〈映画秘宝COLLECTION〉、2016年9月21日。ISBN (978-4-8003-1050-7)。 

外部リンク

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