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浜美枝

浜 美枝(はま みえ[3]1943年昭和18年〉11月20日[1][3][4][2] - )は、日本女優東京都出身[3][4]神奈川県在住[5]。本名、金子三枝子[6]。夫はプロデューサーの金子満

はま みえ
浜 美枝
本名 金子 三枝子
生年月日 (1943-11-20) 1943年11月20日(79歳)
出生地 日本・東京[1]
身長 164cm
職業 女優・ライフコーディネーター・ラジオパーソナリティ
ジャンル 映画・テレビドラマ・ラジオ
活動期間 1960年 -
配偶者 金子満[1]
主な作品
日本一のホラ吹き男[1]
007は二度死ぬ[1][2]
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プロフィール

中学卒業後、東京急行電鉄(東急)自動車部(現在の東急バス)に入社し、路線バスの車掌として勤務[7]1959年東宝映画『侍とお姉ちゃん』のコンテストに応募したのがきっかけで東宝に入社する[1][8][注釈 1]

1960年、16歳の時に映画『若い素肌』で女優デビュー[4]。同年には同い年の星由里子田村奈巳と共に「東宝スリーペット」(命名者は夏木陽介)として大々的に売り出される[8][3][9][2]

 
1962年

お嬢さんイメージの強い東宝女優の中では活発さが持ち味で、団令子の後継者的なポジションに位置する[8]。『クレージー映画』の常連マドンナとしても知られ、主に植木等の相手役を務めた[2]。コケティッシュな日本人離れした役柄を得意とし[9]、女スパイや殺し屋なども(さらには国際謀略団の女帝まで)チャーミングに演じた。

中でも、1967年公開の、007シリーズ007は二度死ぬ』(共演:ショーン・コネリー丹波哲郎)で、ボンドガール役を演じ、国際的名声を得る[1][3][4]。この配役は『キングコング対ゴジラ』を観て浜を知ったスタッフからの若林映子と併せての指名だったという[8][4]。この配役からハーフと思われることも多いが、本人は純粋な日本人である[1]

その他フランス制作のオムニバス映画『(世界詐欺物語)』の堀川弘通監督による「日本編」に出演している。同作は、監督では(ウーゴ・グレゴレッティ)、クロード・シャブロルジャン=リュック・ゴダールロマン・ポランスキー、役者ではジャン=ピエール・カッセルカトリーヌ・ドヌーヴらが関わっていた。ゴダールの監督分は『立派な詐欺師』の題名で単独公開されている。

東宝が専属契約制を打ち切った1970年に退社[8]。以後はテレビでの女優業のかたわら、『小川宏ショー』(フジテレビ)、『八木治郎ショー・いい朝8時』(毎日放送)、『日曜美術館』(NHK)などのテレビ番組の司会や、『脱線問答』(NHK)にレギュラー出演するなどで活躍。他にラジオ番組では『浜美枝のいい人みつけた』(朝日放送TBSラジオほか)、『浜美枝のあなたに逢いたい』(文化放送)、『(ニューモラルツーユー今日もありがとう)』(ニッポン放送)のパーソナリティを務めた。

ライオンの洗濯用洗剤「トップ」のイメージキャラクターを長年務めておなじみとなった[8]。また、1979年- 1982年に東京ガスのテレビCM・ポスター・カタログ・新聞広告にイメージキャラクターとして登場していた。

1990年代初頭に女優業は実質引退した[8]。浜本人は、女優人生は本意でなく、世界各国を見聞し、環境などをテーマにするコメンテーターになりたかったという[8]。映像民俗学者の姫田忠義に師事し、女優引退後は環境・農・食問題について研究するライフコーディネーターとしても活躍[8]エッセイ集も数十冊出している。

その後ラジオ番組『浜美枝のいつかあなたと』(文化放送)のパーソナリティを務めているほか、国土庁農林水産省食アメニティを考える会会長をはじめ、農政ジャーナリストとして各種委員会のメンバーを務めている。近畿大学2010年に新設した「総合社会学部」の客員教授に就いた。

人物

  • 柳家小三治の大ファン。前売券を買うために自ら行列に並び、電話もかける[10]
  • 『キングコング対ゴジラ』で共演した佐原健二は、浜について「バーンとぶつかってくる方」と評しており、感情的な演技で勢いよく来るため、佐原はただ受け止めるだけになり、リードされている感覚であったと述懐している[11]

主な出演

映画

テレビドラマ

その他のテレビ番組(上記以外)

ラジオ

テレビCM

DVDコメンタリー

  • 『ホラ吹き太閤記』(東宝ビデオ)

著書

  • 『やまぼうしの花咲いた : 浜美枝の育児エッセイ』文園社、1982年6月1日。(NDLJP):12106832。 
  • 『逢えて、よかった : 浜美枝の手づくり紀行』文化出版局、1983年3月19日。(NDLJP):12276524。 
  • 『浜美枝の「いい人みつけた」』文園社、1984年12月1日。(NDLJP):12256665。 
  • 『浜美枝のマナーはおしゃれに ひとに好かれる魅力の心得』開隆堂出版 1986
  • 『花織の記 浜美枝の自分探しエッセイ』文園社 1992
  • 『毎日の幸せおかず 娘たちへ』講談社 1994
  • 『四季の贈りもの』PHP研究所 1996
  • 『「美しい暮らし」を探す旅人』福原義春共著 求龍堂 福原義春サクセスフルエイジング対談 1998
  • 『旅のおみやげ 2』TaKaRa酒生活文化研究所 酒文ライブラリー 2000
  • 『旅のおみやげ』TaKaRa酒生活文化研究所 酒文ライブラリー 2000
  • 『正直な作り手の味』集英社be文庫 2002
  • 『浜美枝農と生きる美しさ』家の光協会 2003
  • 『私の骨董夜話 人との出会い、ものとの出会い』(リヨン社) 2005
  • 『やさしくて正直な「食の作り手」たち』家の光協会 2006
  • 『子どもの「おいしい!」を育てる 大切にしたい親子の食卓』すばる舎 2007
  • 『浜美枝凛として、箱根暮らし』主婦の友社 2009
  • 『孤独って素敵なこと』講談社, 2016.

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 当時、東急を核とする東急グループでは、東宝のライバル会社である東映がグループ内に存在していたが、浜の東宝への引き抜きに際しては特に支障もなく行われた。
  2. ^ 英語のセリフはモニカ・ヴァン・デル・ジルが吹き替えをした。
  3. ^ マカロニ刑事に宛てた書き置きには“小林房江”。

出典

  1. ^ a b c d e f g h 『日本の女優100人 写真とエピソードで見るヒロインたちの肖像』宝島社〈別冊宝島2551〉、2017年、63頁。ISBN (978-4800268891)。 
  2. ^ a b c d 超常識 2016, p. 121, 「Column ゴジラ映画 俳優FILE」
  3. ^ a b c d e f g h i j 東宝特撮映画全史 1983, p. 533, 「怪獣・SF映画俳優名鑑」
  4. ^ a b c d e 東宝特撮女優大全集 2014, pp. 80–82, 文・石熊勝己「浜美枝」
  5. ^ “「日常が一日も早く戻ってほしい」浜美枝さん、沖縄の観光功労者表彰を報告”. 2023年5月11日閲覧。
  6. ^ 『読売年鑑 2016年版』読売新聞東京本社、2016年、555頁。ISBN (978-4643160017)。 
  7. ^ 『東京急行のバス達 1950-1970年代の車両』ぽると出版〈バスラマアーカイブス03〉、2013年、49頁頁。ISBN (978-4899803034)。 
  8. ^ a b c d e f g h i 増當竜也 (2016年2月21日). “日本を代表するボンドガール浜美枝”. シネマズ. 松竹. 2016年10月20日閲覧。
  9. ^ a b ゴジラ画報 1999, p. 106, 「Bonus Column 東宝美女軍団3 にゃんにゃん浜美枝」
  10. ^ 浜美枝 (平成23年9月28日). 佐藤友美. ed. 私と落語 落語と私. 東京かわら版 平成23年10月号. p. 3 
  11. ^ 別冊映画秘宝編集部 編「佐原健二(構成・文 友井健人/『宇宙船116号』〈朝日ソノラマ2005年〉と『初代ゴジラ研究読本』などを合併再編集)」『ゴジラとともに 東宝特撮VIPインタビュー集』洋泉社〈映画秘宝COLLECTION〉、2016年9月21日、60頁。ISBN (978-4-8003-1050-7)。 
  12. ^ 『東京ガス 暮らしとデザインの40年 1955→1994』1996年2月1日発行、株式会社(アーバン・コミュニケーションズ)。128頁-131頁

参考文献

  • 『東宝特撮映画全史』監修 田中友幸東宝出版事業室、1983年12月10日。ISBN (4-924609-00-5)。 
  • 『ゴジラ画報 東宝幻想映画半世紀の歩み』(第3版)竹書房、1999年12月24日(原著1993年12月21日)。ISBN (4-8124-0581-5)。 
  • 別冊映画秘宝編集部 編『<保存版>別冊映画秘宝 東宝特撮女優大全集』洋泉社、2014年9月24日。ISBN (978-4-8003-0495-7)。 
  • 『ゴジラの超常識』[協力] 東宝、双葉社、2016年7月24日(原著2014年7月6日)。ISBN (978-4-575-31156-3)。 

外部リンク

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