第45回スーパーボウル(Super Bowl XLV)はピッツバーグ・スティーラーズとグリーンベイ・パッカーズの間で争われた45回目のNFLスーパーボウル(優勝決定戦)であり、2011年2月6日にテキサス州アーリントンにあるカウボーイズ・スタジアムで開催された。試合はNFC第6シードから勝ち上がったパッカーズが31-25でAFC第2シードから勝ち上がったスティーラーズを下した。MVPは3タッチダウンパスを投げたパッカーズのクォーターバック、アーロン・ロジャースが獲得した。
第45回スーパーボウル Super Bowl XLV | |||||||||||||||||||||||||
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開催日 | 2011年2月6日 | ||||||||||||||||||||||||
スタジアム | カウボーイズ・スタジアム | ||||||||||||||||||||||||
開催地 | テキサス州アーリントン | ||||||||||||||||||||||||
優勝予想 | Packers by 2½ | ||||||||||||||||||||||||
国歌斉唱 | クリスティーナ・アギレラ[1] | ||||||||||||||||||||||||
コイントス | ディオン・サンダース | ||||||||||||||||||||||||
審判 | ウォルト・アンダーソン | ||||||||||||||||||||||||
(ハーフタイム) | ブラック・アイド・ピーズ | ||||||||||||||||||||||||
入場者数 | 103,219 | ||||||||||||||||||||||||
アメリカにおけるテレビ放送 | |||||||||||||||||||||||||
ネットワーク | Fox | ||||||||||||||||||||||||
実況と解説 | ジョー・バック、トロイ・エイクマン | ||||||||||||||||||||||||
視聴率 | 47.9 (全米推定)[2] 46.0 (全米最終)[3] 59.7 (ピッツバーグ) 59.7 (ミルウォーキー) 全米推定視聴者数: 1億1100万以上 162.9 million est. total (スーパーボウル史上最多の視聴者数)[4] | ||||||||||||||||||||||||
CM広告料 (30秒) | 280-300万ドル | ||||||||||||||||||||||||
開催地
大会の開催地にあたっては2007年5月のNFLオーナー会議でダラス、インディアナポリス、グレンデールが立候補していた。しかし先にグランデールの開催を取り下げ、[5]最終的にはダラスとインディアナポリスとの一騎討ちとなり、投票の結果、ダラスに決定した。[6]
ダラス及びダラス都市圏でスーパーボウルが開催されるは初めてである。
出場チーム
グリーンベイ・パッカーズ
グリーンベイ・パッカーズは10勝6敗でシーズンを終え、NFC第6シードとなった。ワイルドカード枠である第6シードのチームがスーパーボウルに出場するのは第40回スーパーボウルに出場したピッツバーグ・スティーラーズ以来で史上2回目のことであり、プレーオフでは敵地でカンファレンスの第1シード、第2シード、第3シードの3チームを破った2番目のチームにもなり、5回目のスーパーボウル出場を果たした。
オフェンスは長年先発QBを務めたブレット・ファーヴに代わり、先発QBとなって3年目のアーロン・ロジャースでパス成功率65.7%、3922ヤード、28TD、11INT、QBレーティングは101.2(2年連続で100以上となった。)の成績を残した。ロジャースはランでも356ヤード、4TDをあげた。(グレッグ・ジェニングズ)がチームトップの76回のレシーブで1265ヤード(平均16.6ヤードはNFL4位)、12TD(NFL2位)をあげるとともに、(ジェームズ・ジョーンズ)が50回のレシーブで676ヤード、5TD、(ドナルド・ドライバー)が51回のレシーブで565ヤード、4TD、(ジョーディ・ネルソン)が45回のレシーブで582ヤード、キックオフリターンで496ヤードを記録した。チームは第5週にその時点でチームのリーディングレシーバーであったTE(ジャーマイケル・フィンリー)を負傷で失った。前の2シーズンでそれぞれ1200ヤード以上を走った(ライアン・グラント)を第1週に負傷で失っており、代役の(ブランドン・ジャクソン)が703ヤードを走るとともに、43回のレシーブで342ヤード、FB(ジョン・クーン)が281ヤードを走った。オフェンスラインは、11年目のベテランでプロボウルに選ばれたタックルの(チャド・クリフトン)に率いられた。
ディフェンスはリーグ2位の平均15失点であった。ディフェンスラインは、わずか11試合の出場にとどまったが、7サックをあげた(カレン・ジェンキンス)、6.5サックをあげた(B・J・ラジ)の存在があり、ラインバッカーには、プロボウルに選ばれた(クレイ・マシューズ3世)がNFL4位の13.5サック、(A・J・ホーク)はチームトップの111タックル、3インターセプトをあげた。セカンダリーでは3人がプロボウルに選ばれ、(トラモン・ウィリアムズ)がチームトップの6インターセプト、(ニック・コリンズ)が4インターセプト、70タックル、13年目のベテランCBチャールズ・ウッドソンが92タックル、5ファンブルフォース、2インターセプトをあげた。
パッカーズはこれまでのスーパーボウルでは、カンザスシティ・チーフス、オークランド・レイダース、ニューイングランド・ペイトリオッツ、デンバー・ブロンコスとAFL創設時のチームとの対戦であり、1933年に創設されており、AFLとNFLの統合前からNFLに所属しているチームとの対戦は初めてのことであった。
ピッツバーグ・スティーラーズ
ピッツバーグ・スティーラーズは、12勝4敗でシーズンを終え、AFC北地区で優勝、AFC第2シードからスーパーボウル8度目の出場を果たした。これはダラス・カウボーイズに次いでスーパーボウル出場回数の最多タイ記録となった。
7年目のQBベン・ロスリスバーガーが開幕から4試合出場停止となったが、その間3勝1敗の成績をあげて、その後ロスリスバーガーは先発QBに復帰し、3200ヤードを投げて17TD、5INT、QBレーティング97の成績を残すとともに、176ヤードを走って2TDをあげた。(マイク・ウォレス)がチームトップとなる60回のレシーブで1257ヤード(平均21ヤード)、10TDをあげ、13年目のベテランハインズ・ウォードが59回のレシーブで755ヤード、5TDをあげた。またTEヒース・ミラーが42回のレシーブで512ヤードを獲得した。HB(ラシャード・メンデンホール)がチームのリーディングラッシャーであり、1273ヤードを走り、13TDをあげるとともに、23回のレシーブを記録した。オフェンスラインは、唯一プロボウルに選出されたルーキーの(マーキス・パウンシー)に統率されたが、彼はAFCチャンピオンシップゲームで負傷し、スーパーボウルではインアクティブとなった。
ディフェンスも強力でNFLトップの48サックをあげ、失点はリーグ最少の平均14.5点、平均ラン喪失ヤードもリーグトップの62.8ヤード、トータル喪失ヤードもリーグ2位の276.8ヤードであった。ディフェンスラインは、プロボウルに選出された(ブレット・キーゼル)に統率され、その後ろには4人の優れたラインバッカー、ラマー・ウッドリー、ジェームズ・ハリソン、(ジェームズ・ファリアー)、(ローレンス・ティモンズ)の存在があった。3年連続でウッドリーとハリソンは、2桁サックをあげており、ウッドリーは、3ファンブルフォース、ハリソンは6ファンブルフォースを記録した。ファリアーは109タックル、6サック、ティモンズはチームトップの135タックルをあげるとともに、3サック、2インターセプトを記録した。
セカンダリーは、自己ベストの7インターセプトをあげてプロボウル及びNFL最優秀守備選手にも選ばれたトロイ・ポラマルに率いられた。
ヘッドコーチの(マイク・トムリン)は、38歳の時に史上最年少でスーパーボウルを制したコーチである。
チームはAFLとNFLの統合後の1970年代(1975年、1976年、1979年)、1980年代(1980年)、1990年代(1996年)、2000年代(2006年、2009年)、2010年代(2011年)の全ての時代においてスーパーボウル出場を果たしたチームとなった。
プレーオフ
スティーラーズは、プレーオフ2試合を接戦で制した。ディビジョナルプレーオフでは、同地区のライバルで第5シードのボルチモア・レイブンズと対戦、第3ダウン残り19ヤードからアントニオ・ブラウンへの58ヤードのパスを通し、残り1分33秒にメンデンホールの2ヤードのTDランが決勝点となり、31-24で勝利した。この試合でロスリスバーガーは、226ヤードを投げて2TD、ディフェンスは3回のターンオーバーでボールを奪うとともに、ジョー・フラッコを5回サックした(ハリソンが3サック)。
AFCチャンピオンシップゲームでは、第6シードのニューヨーク・ジェッツを24-19で破った。前半チームは試合を完全に支配し、24-0でハーフタイムを迎えたが、第3Q終了までに24-10と追い上げられ、続くジェッツの攻撃では、自陣2ヤード地点まで攻め込まれたが、4回の攻撃を防いでTDを許さなかった。さらにセイフティ、TDをあげられたが、最後は時間を消費し勝利した。この試合でメンデンホールが121ヤード、1TD、2レシーブで32ヤードを獲得した。
パッカーズは、プレーオフ初戦で、第3シードのフィラデルフィア・イーグルスに21-16で勝利した。残り1分を切ってから、(トラモン・ウィリアムズ)がエンドゾーン内でマイケル・ヴィックのパスをインターセプト、ロジャースは、180ヤードを投げて、3TDをあげた。レギュラーシーズン中はわずか101ヤードしか走っていない(ジェームズ・スタークス)がこの試合で123ヤードを走った。
続いて13勝3敗で第1シードのアトランタ・ファルコンズとジョージア・ドームで対戦、キックオフリターンTDを許すなど、7-14とリードされたが、その後連続で35点をあげるなど、48-21で勝利した。ロジャースはパス36回中31回成功、366ヤード、3TDパス、1TDランの活躍、トラモン・ウィリアムズが2INT、そのうち1回はリターンTDをあげた。この試合ではパッカーズはパントを1回も蹴ることがなかった。
NFCチャンピオンシップゲームでは、シカゴ・ベアーズを21-14で破った。この試合ではロジャースはそれまでの2試合と違い、成績は振るわず、0TD、2INTに終わったものの、244ヤードを投げて、ランTDをあげた。またスタークスが74ヤードを走った。ディフェンスがジェイ・カトラーから3インターセプト、新人の(サム・シールズ)が残り37秒で自陣エンドゾーン内でのインターセプトを含む2インターセプト、ラジがインターセプトリターンTDをあげた。
試合前のニュースと話題
スティーラーズとパッカーズは、2010年当時チアリーダーがいない6チームであり(他はシカゴ・ベアーズ、デトロイト・ライオンズ、クリーブランド・ブラウンズ、ニューヨーク・ジャイアンツ)、史上初めて両チームにチアリーダーがいない対戦となった[7]。
パッカーズのラインマン、(ブライアン・ブラガ)は21歳と322日とこれまでスーパーボウルに出場した最年少の選手となった(出場できていれば、マーキス・パウンシーは21歳と197日であった。)。
シカゴ・ベアーズのファンであるバラク・オバマ大統領は、シカゴが勝利したら試合を観戦すると発言していた[8]。1月23日の試合でパッカーズがベアーズを破った試合後のロッカールームで、チャールズ・ウッドソンは「大統領が試合を見に来ないならスーパーボウルで勝利して俺たちがホワイトハウスを訪問して大統領に会いに行こうぜ」と発言した(スーパーボウルの優勝チームがホワイトハウスに招待されることが恒例となっている。)[9]。1月26日にオバマは、グリーンベイを訪問し、市長とウィスコンシン州知事と面会、オバマの名前の入った背番号1のジャージと、ウッドソンのサインの入ったジャージの2着を受け取った[10]。オバマは試合を観戦しなかったが、同年8月11日、ウッドソンの約束は実現され、チームはホワイトハウスを訪問し、オバマと会った。チームの訪問が遅れたのは、NFLがロックアウトとなったためであり、クリーブランド・ブラウンズとのプレシーズンゲーム前日となった。オバマは大統領選挙戦を支援してもらったルーニー一家(スティーラーズのオーナー一家)と親しく、ベアーズの次に好きなチームと公言しており、第43回スーパーボウルではスティーラーズを応援していた[11]。
エンターテインメント
試合前のアメリカ国歌はクリスティーナ・アギレラが歌ったが、国歌の歌詞を間違えるというトラブルが発生。スタジアムでは特に問題とされなかったものの、ネット上では歌詞の間違いに対する指摘や非難が集まり、後に本人が謝罪する事態となった[12]。
ハーフタイムショー
11月25日のNFL on FOX内にてブラック・アイド・ピーズがブリヂストン第45回スーパーボウルハーフタイムショーに出演することが発表された。[13][14]
試合経過
ドライブごとの試合経過 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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第1Q、パッカーズがアーロン・ロジャースから(ジョーディ・ネルソン)への29ヤードのTDパスで7-0と先制、さらにベン・ロスリスバーガーのパスを(ニック・コリンズ)がインターセプト、37ヤードのリターンTDで14-0とリードを拡げた。第2Qにスティーラーズは33ヤードのFGで14-3としたが、(ジャレッド・ブッシュ)のインターセプトでパッカーズが攻撃権を得るとそのドライブで(グレッグ・ジェニングス)への21ヤードのTDパスが成功し21-3となった。スティーラーズはその後ハインズ・ウォードへの8ヤードのTDパスを成功させ、21-10でハーフタイムを迎えた。
前半にスティーラーズは(エマニュエル・サンダース)、パッカーズはチャールズ・ウッドソン、(サム・シールズ)が負傷した(シールズはその後試合に復帰したが残りの選手は復帰できなかった。)。
第3Qにスティーラーズは(ラシャード・メンデンホール)の8ヤードのTDランで21-17と4点差に追い上げたが、52ヤードのFGを失敗した。
第4Qにパッカーズは(クレイ・マシューズ3世)がメンデンホールのファンブルを誘発、攻撃権を獲得するとジェニングスへの2本目のTDパスで28-17と11点差にリードを拡げた。スティーラーズは(マイク・ウォレス)への25ヤードのTDパスを成功、2ポイントコンバージョンも成功させて28-25と3点差に迫った。
残り7分以上で攻撃権を得たパッカーズは時間を費やしながら(メイソン・クロスビー)の23ヤードのFGで31-25とした。残り2分7秒でTDが必要となったスティーラーズは自陣13ヤードから攻撃を開始したが、最後第4ダウンギャンブルも失敗に終わりパッカーズが31-25で勝利した。
スターティングラインアップ
ピッツバーグ・スティーラーズ | ポジション | グリーンベイ・パッカーズ | |
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オフェンス | |||
ハインズ・ウォード Hines Ward | WR | (グレッグ・ジェニングス) Greg Jennings | |
(ジョナサン・スコット) Jonathan Scott | LT | (チャド・クリフトン) Chad Clifton | |
(クリス・キイモイアトゥ) Chris Kemoeatu | LG | (ダリン・カレッジ) Daryn Colledge | |
(ダグ・ルガースキー) Doug Legursky | C | (スコット・ウェルズ) Scott Wells | |
(ラモン・フォスター) Ramon Foster | RG | (ジョシュ・シットン) Josh Sitton | |
フローゼル・アダムス Flozell Adams | RT | (ブライアン・ブラガ) Bryan Bulaga | |
ヒース・ミラー Heath Miller | TE | WR | (ジェームズ・ジョーンズ) James Jones |
(デビッド・ジョンソン) David Johnson | FB | WR | (ドナルド・ドライバー) Donald Driver |
ベン・ロスリスバーガー Ben Roethlisberger | QB | アーロン・ロジャース Aaron Rodgers | |
(マット・スパエス) Matt Spaeth | TE | WR | (ジョーディ・ネルソン) Jordy Nelson |
(ラシャード・メンデンホール) Rashard Mendenhall | RB | (ジェームズ・スタークス) James Starks | |
ディフェンス | |||
(ケイシー・ハンプトン) Casey Hampton | NT | LDE | (ライアン・ピケット) Ryan Pickett |
(ブレット・キーゼル) Brett Keisel | DE | NT | (B・J・ラジ) B. J. Raji |
ラマー・ウッドリー LaMarr Woodley | LOLB | DE | (カレン・ジェンキンス) Cullen Jenkins |
(ジェームズ・ファリアー) James Farrior | LILB | RDE | (ハワード・グリーン) Howard Green |
(ローレンス・ティモンズ) Lawrence Timmons | RILB | LOLB | (クレイ・マシューズ3世) Clay Matthews |
ジェームズ・ハリソン James Harrison | ROLB | LILB | (A・J・ホーク) A. J. Hawk |
(ブライアント・マクファッデン) Bryant McFadden | LCB | RILB | (デズモンド・ビショップ) Desmond Bishop |
(アイク・テイラー) Ike Taylor | RCB | ROLB | (フランク・ゾンボ) Frank Zombo |
(ライアン・クラーク) Ryan Clark | FS | LCB | チャールズ・ウッドソン Charles Woodson |
トロイ・ポラマル Troy Polamalu | SS | RCB | (トラモン・ウィリアムズ) Tramon Williams |
(ウィリアム・ゲイ) William Gay | CB | FS | (ニック・コリンズ) Nick Collins |
スペシャルチーム | |||
(ショーン・スイシャム) Shaun Suisham | K | (メイソン・クロスビー) Mason Crosby | |
(ジェレミー・カピノス) Jeremy Kapinos | P | (ティム・マステイ) Tim Masthay | |
ヘッドコーチ | |||
(マイク・トムリン) Mike Tomlin | HC | (マイク・マッカーシー) Mike McCarthy |
トーナメント表
2011年1月8日 ルーカス・オイル・スタジアム | 1月16日 ジレット・スタジアム | |||||||||||||||||
6 | ジェッツ | 17 | ||||||||||||||||
6 | ジェッツ | 28 | ||||||||||||||||
3 | コルツ | 16 | 1月22日 ハインツ・フィールド | |||||||||||||||
1 | ペイトリオッツ | 21 | ||||||||||||||||
AFC | ||||||||||||||||||
2011年1月9日 アローヘッド・スタジアム | 6 | ジェッツ | 19 | |||||||||||||||
1月15日 ハインツ・フィールド | ||||||||||||||||||
2 | スティーラーズ | 24 | ||||||||||||||||
5 | レイブンズ | 30 | AFC チャンピオンシップ | |||||||||||||||
5 | レイブンズ | 24 | ||||||||||||||||
4 | チーフス | 7 | 2月6日 カウボーイズ・スタジアム | |||||||||||||||
2 | スティーラーズ | 31 | ||||||||||||||||
ワイルドカード・プレーオフ | ||||||||||||||||||
ディビジョナル・プレーオフ | ||||||||||||||||||
2011年1月9日 リンカーン・フィナンシャル・フィールド | A2 | スティーラーズ | 25 | |||||||||||||||
1月15日 ジョージア・ドーム | ||||||||||||||||||
N6 | パッカーズ | 31 | ||||||||||||||||
6 | パッカーズ | 21 | 第45回スーパーボウル | |||||||||||||||
6 | パッカーズ | 48 | ||||||||||||||||
3 | イーグルス | 16 | 1月22日 ソルジャー・フィールド | |||||||||||||||
1 | ファルコンズ | 21 | ||||||||||||||||
NFC | ||||||||||||||||||
2011年1月8日 クエスト・フィールド | 6 | パッカーズ | 21 | |||||||||||||||
1月16日 ソルジャー・フィールド | ||||||||||||||||||
2 | ベアーズ | 14 | ||||||||||||||||
5 | セインツ | 36 | NFC チャンピオンシップ | |||||||||||||||
4 | シーホークス | 24 | ||||||||||||||||
4 | シーホークス | 41 | ||||||||||||||||
2 | ベアーズ | 35 | ||||||||||||||||
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放送
全米でのテレビ中継はFOXが担当し、国際映像はNFLネットワークを通じて全世界に中継された。FOXでの放送は実況にジョー・バック、解説にはトロイ・エイクマンが勤めた。米国内での平均視聴率(エーシーニールセン調べ)は46%、世帯占拠率では69%を記録。平均視聴者数は1億1100万人となり、米国内におけるテレビ視聴者数の最高記録を更新した[15]。試合終了後に放送された『Glee』(シーズン2)もシーズン最高の視聴者数を記録している。
カナダ国内ではCTVがFOXの映像で放映(ただしCMは差し替え)、BBC、(W9)でも放送された。
日本におけるテレビ中継
仮設スタンドのトラブル
開催地となったカウボーイズ・スタジアムでは、試合当日になって仮設スタンドの安全性に問題があることが発覚し、観戦客の一部(約1250人)が正規の座席で試合を観戦できないという問題が発生。約850人については別の空席に案内されたが、残る約400人についてはスタジアムへの入場すらできない事態となった。このためNFLでは、この問題の影響を受けた観客に対し、希望者にはチケットを額面の3倍の2400ドル(約20万円)で払い戻す・翌年のスーパーボウルに招待する等の措置を取る方針を明らかにしているが[16]、対象者のうち少なくとも2名がこの措置に納得せず、NFLやカウボーイズを相手取った訴訟を起こしている[17]。NFLはその後ファンの不満を受けて代替のスーパーボウルチケットを希望する大会を選ぶこと、2400ドルの補償金の代わりにその際の往復の飛行機代、宿泊するホテルの手配を要求できるよう改めた[18]。
脚注・出典
- ^ Exclusive: Christina Aguilera to Sing National Anthem at Super Bowl XLV
- ^ “Super Bowl XLV Poised to Break Viewing Records, Ties 1987 with Highest Overnight Ratings Ever”. TVbytheNumbers.com (2011年2月7日). 2011年2月7日閲覧。
- ^ Seidman, Robert (2011年2月7日). “Super Bowl XLV Breaks Viewing Record, Averages 111 Million Viewers”. tvbythenumbers.com. 2011年2月7日閲覧。
- ^ Seidman, Robert (2011年2月7日). “Super Bowl XLV Breaks Viewing Record, Averages 111 Million Viewers”. tvbythenumbers.com. 2011年2月7日閲覧。
- ^ O'Shaughnessy, Brendan (2007年2月1日). “Indy's bowl bid begins with Irsay's $1M pledge”. インディアナポリス・スター: p. A6 2010年11月3日閲覧。
- ^ Spagnola, Mickey (2007年5月22日). “At Long Last, Super Bowl Coming To North Texas”. ダラス・カウボーイズ. 2010年11月3日閲覧。
- ^ “No Super Bowl cheerleaders? He says rah!”. ロサンゼルス・タイムズ (2011年1月27日). 2018年12月19日閲覧。
- ^ “President Obama Will Attend Super Bowl XLV… If The Bears Are Playing”. sportsgrid.com (201-01-19). 2018年12月19日閲覧。
- ^ “”. THE WASHINGTON SCENE (2011年1月24日). 2018年12月19日閲覧。
- ^ “”. FOXオンライン (2011年1月26日). 2018年12月19日閲覧。
- ^ “President Obama Backs the Steelers in the Super Bowl”. ワシントン・ポスト (2009年1月30日). 2018年12月19日閲覧。
- ^ アギレラ、国歌斉唱で歌詞を間違えた!スーパーボウルの大舞台で緊張?ツイッター上では大騒ぎ - シネマトゥデイ・2011年2月7日
- ^ “The Black Eyed Peas to perform at Super Bowl halftime show”. USAトゥデイ. (2010年11月25日) 2010年11月25日閲覧。
- ^ “Black Eyed Peas to play Super Bowl XLV halftime show at Cowboys Stadium”. (ダラス・モーニング・ニュース). (2010年11月18日)2010年11月19日閲覧。
- ^ スーパーボウル中継が米TV史上最高の視聴者数を記録 - eiga.com・2011年2月9日
- ^ 座席問題で謝罪 NFLコミッショナー - 47News・2011年2月8日
- ^ “SB座席問題、仮設スタンド認可は直前だったと判明”. NFL JAPAN (2011年2月12日). 2011年2月13日閲覧。
- ^ “NFL、SB座席なし観客への補償内容を変更”. NFL JAPAN (2011年2月9日). 2011年2月13日閲覧。
外部リンク
- スーパーボウルヒストリー
- SuperBowl.com - 公式サイト (英語)