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有田川町

有田川町(ありだがわちょう)は、和歌山県中央部の有田郡に属するである。有田みかん山椒などの栽培地として知られる。

ありだがわちょう 
有田川町
有田川町旗 有田川町章
2006年6月13日制定
日本
地方 近畿地方
都道府県 和歌山県
有田郡
市町村コード 30366-6
法人番号 5000020303666
面積 351.84km2
総人口 24,609([編集])
推計人口、2023年5月1日)
人口密度 69.9人/km2
隣接自治体 有田市海南市田辺市有田郡湯浅町広川町海草郡紀美野町日高郡日高川町伊都郡かつらぎ町
奈良県吉野郡野迫川村
町の木 ミカン
町の花 コスモス
町の鳥 ヤマガラ
有田川町役場
町長
([編集])
(中山正隆)
所在地 643-0021
和歌山県有田郡有田川町大字下津野2018-4
北緯34度03分27秒 東経135度12分58秒 / 北緯34.05753度 東経135.21617度 / 34.05753; 135.21617座標: 北緯34度03分27秒 東経135度12分58秒 / 北緯34.05753度 東経135.21617度 / 34.05753; 135.21617
外部リンク 公式ウェブサイト

― 市 / ― 町・村

ウィキプロジェクト
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地理

 
南の方向から見た、二川ダムの堤。手前に見える水面は有田川。なお、写真左端中央付近に見える道路は、国道480号である。

和歌山県のほぼ中央に位置し、町の中央部を有田川が流れている。目立つ水域としては、有田川に作られた二川ダムのダム湖が挙げられる。なお、有田川沿いには平地も見られるものの、総じて山がちである。

町内の主な山としては、以下が挙げられる:鷲ケ峰(589 m)、千葉山(542 m)、三本松峰(533 m)、大鳴海山(733 m)、雨山(851 m)、尖峰山(862 m)、堂鳴海山(670 m)、鳥泊山(619 m)、生石ヶ峰(870 m)、白馬山(957 m)、兵ヶ城山(701 m)、矢筈山(683 m)、東谷山(928 m)、立伍山(949 m)、水ヶ宝形山(1063 m)、石堂山(1080 m)、白口峰(1110 m)。

隣接している自治体

歴史

行政

  • 町長:中山正隆(2006年2月5日就任、4期目)

議会

議員定数は16であり[1]、そのうち1人のみが女性である。

地区

吉備町
  • 田殿地区 - 田口、大賀畑、大谷、井口、賢、田角、船坂、長谷、出、上中島、長田、角、尾中
  • 藤並地区 - 小島、野田、天満、明王寺、水尻、土生、下津野、植野、奥、熊井
  • 御霊地区 - 西丹生図、東丹生図、吉見、垣倉、庄、徳田
金屋町
  • 生石地区 - 丹生、糸野、下六川、釜中、黒松、上六川
  • 鳥屋城地区 - 市場、中野、小川、伏羊、中井原、金屋、長谷川
  • 五西月地区 - 有原、西ケ峯、瀬井、彦ケ瀬、本堂、中峯、中、沼田、延坂、生石、青田、大西、大薗、尾上、小原
  • 石垣地区 - 吉原、歓喜寺、糸川、修理川、宇井苔、松原
  • 岩倉地区 - 川口、岩野河、立石、谷
清水町
  • 岩倉地区 - 粟生
  • 五村地区 - 中原、川合、二澤、北野川、三瀬川
  • 城山地区 - 二川、日物川、境川、東大谷
  • 八幡地区 - 楠本、沼、遠井、三田、宮川、大蔵、清水、下湯川、上湯川、久野原
  • 安諦地区 - 井谷、板尾、沼谷、杉野原、押手

姉妹都市・提携都市

  • 高石市(大阪府) - 2006年11月19日友好都市交流提携。旧清水町の友好都市であった。

経済

産業

農業

有田川町は農業の中でも、特に果樹栽培が盛んである。

柑橘類

2014年時点、和歌山県の基幹産業の1つとして、柑橘類の栽培が挙げられる[2]。そして有田川町も、柑橘類の栽培で知られる[注釈 1]。例えば、2014年現在、ウンシュウミカンハッサクサンショウ清見不知火イヨカンネーブルオレンジナツミカンは、和歌山県内において有田川町が主産地の1つとして挙げられる[3]。ウンシュウミカンのbrandである有田みかんの生産量は有田市を凌ぎ、町内には5箇所以上の選果場が設置されている。ミカンは早生種が中心であり、早生種の収穫後は、シラヌヒなどを収穫する。また、金屋地区ではハッサクの栽培も盛んであり、和歌山県では紀の川市(旧粉河町)と並ぶ産地として知られる。加えて、清水地区ではブドウザンショウと呼ばれるサンショウの特産地である[4]。ただ、以前は旧清水町がブドウザンショウの生産量の8割を占めていたが、紀美野町でも生産が盛んになったため、相対的なシェアは低下した。また、これら柑橘類の花を利用して養蜂業も行われており、柑橘類の花を蜜源とした蜂蜜も特産品である。

柑橘類以外

柑橘類以外では、2014年時点、スモモキウイの和歌山県内の主産地の1つとして、有田川町が挙げられる[5]。しかも、日本国内において和歌山県がスモモとキウイの都道府県別の収穫量が、いずれも3位であった中での話である[5]

なおブドウについては、和歌山県は日本国内において主要な産地というわけではなく、2014年現在で都道府県別の収穫量の順位は22位に留まっている[6]。それでも2014年現在、和歌山県内の主産地の1つとして有田川町が挙げられ[6]、ブドウの品種の1つである「巨峰」の栽培も行ってきた。

漁業

海に面していないものの、有田川ではアユホンモロコなどの川魚漁が行われている[注釈 2]

工業など

清水町は保田紙と呼ばれる和紙で知られていた。また、企業団地には製造業が10社程度操業している。また、町内には(岩倉発電所)が設置されている。

郵便

(2012年12月時点)

五村簡易郵便局を除く各郵便局にゆうちょ銀行のATMが設置され、★印の郵便局ではホリデーサービスを実施。

※有田川町内の郵便番号は以下の通り。

  • 643-00xx」「643-08xx」=旧吉備町域。湯浅郵便局(有田郡湯浅町湯浅)の管轄。
  • 643-01xx」=旧金屋町域(後述の地域を除く)。湯浅郵便局の管轄。
※民営化以前は金屋郵便局が同区域の集配業務を行っていたが、同局は2006年9月25日付で集配業務を湯浅郵便局に移管し、現在は窓口業務のみ取り扱う[7]
  • 643-03xx」=岩野河、川口、立石、谷(以上は旧金屋町域)、粟生、川合、北野川、中原、二沢、三瀬川(以上は旧清水町域)。岩倉郵便局の管轄。
  • 643-05xx」「643-06xx」=旧清水町域(前述の地域を除く)。清水郵便局の管轄。
※民営化以前、「643-06xx」区域(旧清水町域の北東部)は押手郵便局が集配業務を行っていたが、同局は2007年2月13日付で集配業務を清水郵便局に移管し、現在は窓口業務のみ取り扱う[8]

地域

人口

2015年国勢調査より前回調査からの人口増減を見ると、2.86パーセント減の26,361人であり、増減率は県内30市町村中5位であった。人口密度は74.92 (人/km2)であり、県内30市町村中22位であった。

 
有田川町と全国の年齢別人口分布(2005年) 有田川町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 有田川町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性

有田川町(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より


健康

  • 平均年齢

教育

 
有田中央高等学校

大学施設

近畿大学附属生石農場があり、2021年7月26日に近大と包括連携協定を結んだ[9]

高等学校

中学校

  • 有田川町立吉備中学校
  • 有田川町立金屋中学校
  • 有田川町立石垣中学校
  • 有田川町立八幡中学校

小学校

  • 有田川町立藤並小学校
  • 有田川町立御霊小学校
  • 有田川町立田殿小学校
  • 有田川町立鳥屋城小学校
  • 有田川町立小川小学校
  • 有田川町立西ヶ峯小学校
  • 有田川町立石垣小学校
  • 有田川町立八幡小学校
  • 有田川町立安諦小学校

絵本の町

有田川町が合併発足する前の金屋町の図書館では、司書によって絵本の読み聞かせ活動が行われていた。有田川町内の藤並駅には駅構内に絵本が並ぶ「ちいさな駅美術館」を設置したなど、「絵本のまちおこし」を目指した取り組みが行われている[10]

絵本作家を招いたイベントの開催や絵本のコンクール「有田川町絵本コンクール」も開催された[11]

ただし、(有田川町地域交流センターALEC(アレック))では、基本的に絵本を蔵書していない。

有田川町が舞台の作品

交通

 
藤並駅

鉄道

藤並駅が町内唯一の駅である。同駅は一部の特急列車も停車する。

紀勢本線 : (湯浅町) - 藤並駅 - (有田市)

路線バス

道路

阪和自動車道の有田インターチェンジから和歌山市まで約20分、大阪市まで約80分、関西国際空港までは約60分、また湯浅御坊道路の有田南インターチェンジから御坊市までは約15分である。

2005年4月1日に海南湯浅道路が阪和自動車道に編入された事に伴い、通行料金の値下げが行われた。

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

 
三田集落(重要文化的景観)
 
西原集落(重要文化的景観)
 
湯子川集落(重要文化的景観)

出身有名人

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 有田川町の木として、特に有名な柑橘類のミカンを制定した程である。
  2. ^ 有田川の支流の1つであり、有田川町内を流れる四村川の水系には「鮎返の滝」と呼ばれる瀑布も存在する。なお二川ダムよりも下流側である。
  3. ^ 連歌は平安時代後期に興り、(日本の中世)に流行した。2人以上で、和歌の上の句と下の句を次々と詠んで、連ねてゆく遊びである。

出典

  1. ^ “有田川町議会議員選挙”. 選挙ドットコム. 2021年3月23日閲覧。
  2. ^ 井上 繁『47都道府県・くだもの百科』本文のp.202 丸善出版 2017年5月30日発行 (ISBN 978-4-621-30167-8)
  3. ^ 井上 繁『47都道府県・くだもの百科』本文のp.202、pp.204 - 205 丸善出版 2017年5月30日発行 (ISBN 978-4-621-30167-8)
  4. ^ ぶどう山椒 の産地育成と需要拡大への取り組み ∼和歌山県有田川町∼
  5. ^ a b 井上 繁『47都道府県・くだもの百科』本文のp.204 丸善出版 2017年5月30日発行 (ISBN 978-4-621-30167-8)
  6. ^ a b 井上 繁『47都道府県・くだもの百科』本文のp.205 丸善出版 2017年5月30日発行 (ISBN 978-4-621-30167-8)
  7. ^ 日本郵政公社ホームページ「郵便局の改廃情報」2006年9月20日発表分[出典無効]
  8. ^ 日本郵政公社ホームページ「郵便局の改廃情報」2007年1月31日発表分[出典無効]
  9. ^ 「有田川町が近畿大学と包括連携協定」和歌山経済新聞(2021年7月26日)2021年8月26日閲覧
  10. ^ “「絵本のまちおこし」に取り組む司書 杉本和子さん”. 毎日新聞』地方版. (2016年8月4日). https://mainichi.jp/articles/20160804/ddl/k30/070/371000c 2018年7月10日閲覧。 
  11. ^ “図書館を街づくりの核に 497自治体が取り組み”. 産経新聞. (2017年1月16日). https://www.sankei.com/life/news/170116/lif1701160025-n1.html 2018年7月10日閲覧。 
  12. ^ 二川温泉(有田川町観光協会)

外部リンク

  • 公式ウェブサイト
    • 吉備町・金屋町・清水町合併協議会
  • 地図 - Google マップ
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