新綱島駅(しんつなしまえき)は、神奈川県横浜市港北区綱島東一丁目にある、東急電鉄東急新横浜線[4]の駅である。駅番号はSH02[1]。ホームの深さは地下34.9mである[5]。
歴史
- 2015年(平成27年)5月19日:駅の予定地にあった綱島ラジウム温泉 東京園(前身は東京横浜電鉄直営の綱島温泉浴場)が休業。2016年に解体。
- 2016年(平成28年)9月5日:土地区画整理事業等の都市計画を決定[6]。
- 2017年(平成29年)2月15日:土地区画整理事業等の事業計画を決定[7]。
- 2020年(令和2年)
- 2022年(令和4年)10月21日:速達性向上計画の変更認定により、駅名が「新綱島駅」に正式決定[9][10]。
- 2023年(令和5年)3月18日:開業[4][2][3]。
地上部分の建設工事風景(2019年10月26日)
改札内正面のデザインウォールと開業初日の祝賀贈呈花飾り
駅名について
2020年8月10日から同年9月6日まで、港北区在住者などを対象に駅名の公募を実施[8]。2020年12月21日に駅名を「新綱島駅」に選定した[2]。これは、綱島駅の東側にできる新しい駅・路線の新規性や将来性、東海道新幹線のアクセス拠点である新横浜駅との親和性や、綱島地区の新たな玄関口として、街全体のさらなる発展への期待を込められている[2]。
駅構造
この節の加筆が望まれています。 |
(島式ホーム)1面2線を有する地下駅[2]。「鶴見川」をテーマに、ホーム両側の壁に水色のラインを入れ、他の壁にも青色や水色を散りばめている[11]。
のりば
改札口(2023年3月)
ホーム(2023年3月)
駅名標(2023年3月)
配線図
← 新横浜方面 | → 日吉方面 | |
(凡例) 出典:[14] |
利用状況
2022年度の1日平均乗降人員は13,794人である[利用客数 1]。
近年の1日平均乗降・乗車人員推移は下記の通り。
駅周辺
「綱島」も参照
- 綱島駅(東急東横線)
- 神奈川県道2号(綱島街道)
- 神奈川県道102号荏田綱島線
- 神奈川県道106号子母口綱島線
- ドレッセタワー新綱島
- 港北区民文化センター「ミズキーホール」
運賃計算
新綱島駅は綱島駅に近接するため、両駅から日吉駅方面の各駅への運賃は同額に設定される(東急新横浜線の加算運賃も新横浜 - 新綱島間にのみ設定される)。また、日吉 - 綱島間を含む定期券での日吉 - 新綱島間の乗車、あるいはその逆も可能となる[15]。
ただし同一駅扱いではないため、当駅と綱島駅間の改札外乗り換えはできず(運賃通算対象外)、東横線横浜方面 - 東急新横浜線新横浜方面を利用した場合も、日吉駅乗り換えによる実際の乗車区間に基づいた運賃算出となる(綱島駅・新綱島駅接続とはならない)[16]。
隣の駅
出典
- 東急電鉄の1日平均利用客数
- ^ 2022年度乗降人員 - 東急電鉄
- 東急電鉄の統計データ
- 神奈川県県勢要覧
脚注
- ^ a b (PDF)(プレスリリース)相模鉄道/東急電鉄、2022年9月16日。 オリジナルの2022年9月16日時点におけるアーカイブ2022年9月16日閲覧。 。
- ^ a b c d e f (PDF)(プレスリリース)東急電鉄、2020年12月21日。 オリジナルの2020年12月21日時点におけるアーカイブ2020年12月21日閲覧。 。
- ^ a b “相鉄・東急直通線 開業日に関するお知らせ” (pdf). 相模鉄道、東急電鉄、鉄道建設・運輸施設整備支援機構 (2022年12月16日). 2022年12月16日閲覧。
- ^ a b (PDF)(プレスリリース)相模鉄道/東京急行電鉄、2018年12月13日。 オリジナルの2020年12月21日時点におけるアーカイブ2020年12月21日閲覧。 。
- ^ 新横浜から日吉まで、東横線造り替え含む大工事 日経XTECH 2014年9月19日
- ^ (PDF)『新綱島駅周辺地区土地区画整理事業、新綱島駅前地区第一種市街地再開発事業等の都市計画決定及び変更を行いました』(プレスリリース)横浜市都市整備局市街地整備推進課、2016年9月5日。 オリジナルの2019年4月10日時点におけるアーカイブ2021年1月17日閲覧。 。
- ^ (PDF)『新綱島駅周辺地区土地区画整理事業が本格的にスタート!! 〜新綱島駅周辺地区土地区画整理事業を「事業計画決定」しました〜』(プレスリリース)横浜市都市整備局市街地整備推進課、2017年2月15日。 オリジナルの2020年10月14日時点におけるアーカイブ2021年1月17日閲覧。 。
- ^ a b “” (PDF). 東急電鉄. 2020年11月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年12月10日閲覧。
- ^ 鉄道・運輸機構 [@JRTT_PR] (2022年10月21日). "\新駅🚉の名称が決定しました✨/" (ツイート). Twitterより2022年12月5日閲覧。
- ^ “神奈川東部方面線の速達性向上計画の変更等について(報告)” (PDF). 横浜市都市整備局 (2022年5月31日). 2022年7月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月5日閲覧。
- ^ 新綱島駅「ホーム」は鶴見川を意識したデザイン、改札階で桃の歴史も表現 - 横浜日吉新聞 2021年12月31日
- ^ “東急新横浜線標準時刻表 新綱島駅 新横浜方面”. 東急電鉄. 2023年3月18日閲覧。
- ^ “東急新横浜線標準時刻表 新綱島駅 日吉・渋谷・目黒方面”. 東急電鉄. 2023年3月18日閲覧。
- ^ 橋本浩史「神奈川東部方面線(相鉄・東急直通線)建設の概要」『鉄道ピクトリアル』第1010巻、電気車研究会、2023年4月、140頁。
- ^ 2023年3月開業予定の東急新横浜線の旅客運賃設定に係る認可申請を実施 - 東急電鉄 2022年8月9日(2022年9月28日閲覧)
- ^ “相模鉄道株式会社及び東急電鉄株式会社の鉄道事業の旅客運賃(加算運賃)上限設定認可申請に関する意見募集結果について” (PDF). 国土交通省鉄道局. p. 8 (2022年10月21日). 2022年11月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月20日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 新綱島駅(各駅情報) - 東急電鉄