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二俣川駅

二俣川駅(ふたまたがわえき)は、神奈川県横浜市旭区二俣川2丁目にある、相模鉄道である。駅番号SO10

二俣川駅
北口側の駅舎外観(2018年5月26日)
ふたまたがわ
Futamata-gawa
所在地 横浜市旭区二俣川2丁目91-7
北緯35度27分48.9秒 東経139度31分56.3秒 / 北緯35.463583度 東経139.532306度 / 35.463583; 139.532306座標: 北緯35度27分48.9秒 東経139度31分56.3秒 / 北緯35.463583度 東経139.532306度 / 35.463583; 139.532306
駅番号 SO10
所属事業者 相模鉄道
電報略号 フタ
駅構造 地上駅橋上駅
(ホーム) 2面4線
乗降人員
-統計年度-
68,149人/日
-2021年-
開業年月日 1926年大正15年)5月12日
乗入路線 2 路線
所属路線 本線
キロ程 10.5 km(横浜起点)
SO09 鶴ヶ峰 (2.0 km)
(1.7 km) 希望ヶ丘 SO11
所属路線 いずみ野線
キロ程 0.0 km(二俣川起点)
(1.6 km) 南万騎が原 SO31
(テンプレートを表示)

本線いずみ野線の2路線が乗り入れており、いずみ野線は当駅が起点となっている。

二俣川管区として、当駅 - 希望ヶ丘駅間を管理している。

歴史

 
神中鉄道二俣川駅(1927年頃)

駅構造

 
2018年にリニューアルされた南口(駅ビルと交通広場を新設)
 
南口側コンコース

島式ホーム2面4線を持つ地上駅橋上駅舎を有している。ホームは1989年5月までは島式2面3線であったが、増発のために改良工事を行い中央に1線を増設して2面4線に改修された。他に東側(横浜駅方向)には引き上げ線を2本持ち、当駅折り返しの各駅停車や回送列車が使用している。

本線のダイヤ上の中心駅の一つであり、いずみ野線へ向かう列車との接続が行われる。分岐駅であり誤乗防止の発車標が充実しているほか、列車発車時の合図は大和・海老名方面行がブザー、いずみ野線方面行はベルと使い分けられている。また、駅員がホームに終日待機し乗換放送やホームの監視を行っている。ホームの監視を行う理由の一つには、乗降客が多いにもかかわらず、前述の改良工事で列車の車掌からの見通しが悪くなってしまったことが挙げられる。2022年3月18日ダイヤ改正現在、1、4番線に10両編成1本ずつ夜間停泊を行い、翌朝1番線は5:20発の当駅始発各停海老名行き、4番線は5:08発の当駅始発各停横浜行きとなる。

当駅と西谷駅は相鉄線の全列車種別が停車する駅である。

改修以前の2面3線時代は、横浜駅からの急行が本線海老名方面、各駅停車の半数が当駅止、半数がいずみ野線へ直通するという運用で、1番線を本線海老名方面行き列車(急行・各駅停車)、2番線(3番線と線路を共用)をいずみ野線直通列車(各駅停車、1番線からも発車)と当駅止の列車、3番線(2番線と線路を共用)をいずみ野線からおよび当駅始発の横浜行上り列車(各駅停車、4番線からも発車)、4番線を本線海老名方面(急行・各駅停車)からの横浜行上り列車がそれぞれ使用していた。1番線では両方面の電車が発着するため、いずみ野行が到着する際に誤乗防止のためのチャイムを鳴動させていた。

橋上駅舎化は1962年からであるが、前述の改良工事に合わせ新たに作り直されており、2代目である。この駅舎は南北方向の自由通路を兼ねている。橋上駅舎であるものの、南側は台地の淵にあたるために、南口からコンコースへは逆に階段を下る格好になっている。バリアフリーとしてはコンコースと各ホームを連絡するエレベーターエスカレーターを設置している他、改札内に多目的トイレを備える。なお、南口駅前広場(バスロータリー)からコンコースへの移動は旧グリーングリーン内にあるエレベーターが深夜や早朝の時間帯を除いてかつて利用できた。同施設の完全閉鎖に伴い廃止されたが、駅舎リニューアルに伴い、現在はエレベーターとエスカレーターが設置され、利用できるようになっている。

2008年夏、ホームの天井部にドライミスト装置を設置してホームを気化熱により冷やす取り組みを行った。2009年夏以降も夏期に同一の施策が行われている。

当駅から、大和駅小田急江ノ島線に乗り換えて、初乗り運賃区間を乗車する場合、乗継運賃割引制度(-20円)が適用される。

のりば

各ホームには冷暖房付きの待合室が整備されている。

番線 路線 方向 行先 備考
1   本線 下り 大和海老名方面  
2 一部列車のみ
  いずみ野線 - 湘南台方面  
3   本線 上り 横浜方面・JR線直通新横浜 東急線直通 方面  
4  
  • 基本的には、外側2線(1・4番線)を本線系統の列車が、内側2線(2・3番線)をいずみ野線系統の列車がそれぞれ使用する。ただし、以下の例外が存在する(2021年3月13日現在)。
    • 本線各停と接続する平日下り急行1本、土休日特急3本については、2番線から発車する。
    • 平日下りの直通各停1本は各停大和行きと連絡するため2番線発着となる。
    • 上りいずみ野線の快速は、平日朝の1本を除いて、4番線発着となっている。
    • 上り通勤特急2本は、4番線発着となっている。
    • 上りにおいて、本線特急、直通特急、急行、直通各停の待ち合わせをする本線各停は3番線発となる。
    • 上下線において、4:58発の1番列車、下り最終かしわ台行き及び終夜運転の列車については前述のとおり1・4番線が深夜滞泊されているため2・3番線発着となる。
    • 土休日下り1本の当駅始発海老名行きについては海老名方面からの回送を引上線で折り返す関係で2番線発となる。
  • 当駅の海老名・湘南台寄りには両渡り線が設置されており、本線系統の列車が2・3番線、いずみ野線系統の列車が1・4番線に発着する場合は、この両渡り線を使用する。
  • 当駅の横浜寄りには2本の引上線が設置されているが、この引上線は2・3番線からしか発着できない。また当駅で折り返す場合は、必ずこの引上線を使用しなければならない。

2009年7月16日から8月13日までの間、地元で行われたイベントに対応して向谷実作曲のジャズ風の接近メロディが使用されていた[9]2010年以降も毎年7月上旬から8月中旬まで使用されている(2011年度を除く)[10][11]

駅ビル

南口と北口双方に駅ビルが設けられており、施設管理は共に相鉄ビルマネジメントが行っている。

南口の駅ビルとしては2014年9月30日に営業を終了した「二俣川グリーングリーン」などの跡地に、商業・業務棟(11階建て)や住宅棟(29階建て)、(交通広場)棟、駐車場棟からなる複合施設「COPRE(コプレ)二俣川」が開発されており[12]、その低層部(駅舎上部も含む)では商業施設「JOINUS TERRACE二俣川(ジョイナステラス二俣川)」(ジョイナステラス1及びジョイナステラス2)が2018年4月に開業した[13][14](「#南口エリアの再開発」も参照)。

一方、北口の駅ビル「相鉄ライフ 二俣川」(通称:二俣川ライフ)は1990年に開業した[7]。(公共施設)と商業施設およびバスターミナル後節参照)を包含した複合施設となっている。しかし、2023年3月の相鉄・東急直通線の開業に伴い、二俣川エリアのリニューアル工事が行われることになり、同年3月24日で閉館することになった[7]。相鉄アーバンクリエイツと相鉄ビルマネジメントは「相鉄ライフ 二俣川」の跡地を、商業施設「JOINUS TERRACE二俣川」の新館「ジョイナステラス3」としてリニューアルオープンさせることを発表している[15]

駅ビルの主な入居施設

南口駅ビル「COPRE 二俣川」
北口駅ビル「相鉄ライフ 二俣川」(約30店舗)
店舗の詳細は「公式サイト」を参照
 
北口1階タクシー乗り場(2021年5月)

利用状況

 
1日平均乗車人員推移
  • 相模鉄道 - 2021年度の1日平均乗降人員68,149人である[19]
    相模鉄道全25駅の中では横浜駅、大和駅、海老名駅に次ぐ第4位であり、いずみ野線の駅では第1位である。

年度別1日平均乗降人員

近年の1日平均乗降人員の推移は下表の通りである。

年度別1日平均乗降人員[* 1][* 2]
年度 相模鉄道
1日平均
乗降人員
増加率
1999年(平成11年) 82,290
2000年(平成12年) 81,623 −0.8%
2001年(平成13年) 80,774 −1.0%
2002年(平成14年) 79,576 −1.5%
2003年(平成15年) 79,302 −0.3%
2004年(平成16年) 77,895 −1.8%
2005年(平成17年) 78,009 0.1%
2006年(平成18年) 78,619 0.8%
2007年(平成19年) 80,949 3.0%
2008年(平成20年) 81,221 0.3%
2009年(平成21年) 80,884 −0.4%
2010年(平成22年) 80,329 −0.7%
2011年(平成23年) 79,122 −1.5%
2012年(平成24年) 79,604 0.6%
2013年(平成25年) 79,473 −0.2%
2014年(平成26年) 77,432 −2.6%
2015年(平成27年) 77,843 0.5%
2016年(平成28年) 77,733 −0.1%
2017年(平成29年) 78,524 1.0%
2018年(平成30年) 82,852 5.2%
2019年(令和元年) 82,603 −0.3%
2020年(令和02年) 64,325 −22.1%
2021年(令和03年) 68,149 5.9%

年度別1日平均乗車人員(1980年 - 2000年)

近年の1日平均乗車人員は下表の通りである。

  • 本線といずみ野線の値は神奈川県県勢要覧を参照。
  • 合計値は横浜市統計ポータルを参照。
年度別1日平均乗車人員[* 2]
年度 本線 いずみ野線 合計 出典
1980年(昭和55年) 38,049
1981年(昭和56年) 38,578
1982年(昭和57年) 39,186
1983年(昭和58年) 39,888
1984年(昭和59年) 40,433
1985年(昭和60年) 40,838
1986年(昭和61年) 41,493
1987年(昭和62年) 42,505
1988年(昭和63年) 43,466
1989年(平成元年) 43,603
1990年(平成02年) 44,200
1991年(平成03年) 44,063
1992年(平成04年) 43,279
1993年(平成05年) 43,247
1994年(平成06年) 42,737
1995年(平成07年) 39,527 2,859 42,386 [* 3]
1996年(平成08年) 41,948
1997年(平成09年) 40,992
1998年(平成10年) 38,376 2,837 41,213 [神奈川県統計 1]
1999年(平成11年) 37,475 3,272 40,747 [神奈川県統計 2]
2000年(平成12年) 37,110 3,398 40,508 [神奈川県統計 2]

年度別1日平均乗車人員(2001年以降)

年度別1日平均乗車人員[* 2]
年度 本線 いずみ野線 合計 出典
2001年(平成13年) 36,711 3,363 40,074 [神奈川県統計 3]
2002年(平成14年) 36,116 3,345 39,461 [神奈川県統計 4]
2003年(平成15年) 35,927 3,419 39,346 [神奈川県統計 5]
2004年(平成16年) 35,248 3,415 38,663 [神奈川県統計 6]
2005年(平成17年) 35,375 3,402 38,777 [神奈川県統計 7]
2006年(平成18年) 35,679 3,470 39,149 [神奈川県統計 8]
2007年(平成19年) 36,897 3,553 40,450 [神奈川県統計 9]
2008年(平成20年) 37,099 3,615 40,714 [神奈川県統計 10]
2009年(平成21年) 36,955 3,641 40,596 [神奈川県統計 11]
2010年(平成22年) 36,682 3,678 40,360 [神奈川県統計 12]
2011年(平成23年) 36,168 3,642 39,810 [神奈川県統計 13]
2012年(平成24年) 36,379 3,688 40,067 [神奈川県統計 14]
2013年(平成25年) 36,320 3,669 39,989 [神奈川県統計 15]
2014年(平成26年) 35,162 3,607 38,769 [神奈川県統計 16]
2015年(平成27年) 35,243 3,592 38,835 [神奈川県統計 17]
2016年(平成28年) 38,785 3,562 42,347 [神奈川県統計 18]
2017年(平成29年) 39,169 3,627 42,796 [神奈川県統計 19]
2018年(平成30年) 41,348 4,033 45,381 [神奈川県統計 20]
2019年(令和元年) 41,306 4,032 45,338 [神奈川県統計 21]
2020年(令和02年) 32,092 3,323 35,416 [神奈川県統計 22]
2021年(令和03年) 33,963

駅周辺

駅は帷子川の支流、二俣川が流れる谷に位置しており周囲を丘陵地帯に囲まれている。川はホーム付近では暗渠構造とされている。この丘陵地は1950年以降に開発が進んだニュータウンとなっており、駅南側の万騎が原地区は地元の相鉄系が取得・開発したものの、北側の中沢地区は東急系が大規模な開発を行ったという経緯がある。南側の丘陵地には駅から真っすぐ続く道があり、これはこども自然公園(通称:大池公園)へと続いている。規模はそこそこ大きく周辺の学校が遠足に来ることもある他、ホタルが生息する場所もあり市民の憩いの場となっている。

駅のすぐ北側には神奈川県道40号横浜厚木線(厚木街道)があるほか、保土ヶ谷バイパス本村インターチェンジが近く駅周辺は交通量が多い。また、自動車交通に関わるものとしては神奈川県警察運転免許センターの最寄り駅であるということも挙げられる。

区役所こそ隣駅の鶴ヶ峰駅が最寄であるものの、横浜市旭区内で最も栄えている地域であり、ドン・キホーテ西友など複数の大規模小売店がある他、銀行の支店も多い。なお、二俣川駅・鶴ヶ峰駅周辺地区は、横浜市における主要な生活拠点(旧:副都心)に指定されている[20][21]

南口エリアの再開発

 
南口の旧駅ビル「二俣川グリーングリーン」(2010年7月)
 
JOINUS TERRACE 二俣川(2018年5月)

南口エリアの再開発本格化に向けて、2013年1月に「二俣川駅南口地区市街地再開発組合」が設立された[22]。当初は相鉄線のJR相互直通運転開始(当時の計画)に合わせて2015年4月までに南口エリアの再開発を完了させる予定であったが[23]、着工時期の延期などにより最終的な建築工事予定期間は2015年3月から2018年3月までの約3年間となった[24][25][注 3]

本事業に伴い、再開発の対象となる駅ビル二俣川グリーングリーン」は2014年9月30日に営業を終了した。計画では同ビルなどを解体した跡地に、29階建て(高さ約99m・421戸)の住宅棟と11階建て(高さ約50m、当初計画では15階建て)の商業業務棟からなる高層2棟を建設し、さらに商業・業務棟側は6〜11階の高層部をオフィスサービスエリア(6階には公益施設[注 2]、7・8階にはクリニックモール[18]も入る)とするが、低層部や地下(建物の階数では2〜5階に当たる。なお南口駅前広場の地上レベルは3階となる)に商業施設、その周囲に(交通広場)棟、駐車場棟を設けて複合施設としている[28][29][30][31][注 4]。その後、大成建設施工により2015年3月に着工し[34]、予定通り2018年3月に竣工を迎えた。なお、住宅棟および商業・業務棟、駐車場棟、交通広場棟からなる複合施設全体の名称は「COPRE(コプレ)二俣川[12]で、住宅棟(マンション)の名称は「グレーシアタワー二俣川」、さらに商業棟の名称は「JOINUS TERRACE(ジョイナス テラス)二俣川[13][14]と名付けられ、そうてつローゼンの大型店舗を核テナントとして2018年4月27日に開業した(駅舎2階部分のみ同年11月開業、前節も参照)[13][14]

また、上記の再開発事業と並行して当駅の駅舎についても相鉄グループが進めている「デザインブランドアッププロジェクト」に基づき、グレーを基調色にレンガ調のデザインを施すなど大幅にリニューアルしており[35]、さらに駅舎の上部には商業施設(駅舎上部に2階分増築し、全体で4階建て)を整備し、前述の「JOINUS TERRACE 二俣川」の一部となっている(なお、北口の駅ビル「二俣川ライフ」方面とも連絡エスカレーターで接続しており、駅舎上部を通って南口と北口の往来が可能となっている[30])。

この他に当駅南口付近を通る計画の都市計画道路鴨居上飯田線」(地下トンネル構造)についても、当再開発事業との一帯整備が横浜市道路局により進められている[30][36]

北口エリアの再開発

二俣川駅北口には1990年7月27日に地下1階地上5階(一部6階)建ての二俣川駅北口共同ビル内に「相鉄ライフ二俣川」が開館した[37]

しかし、2023年3月の相鉄・東急直通線開業によって来訪者の増加などが見込まれるため、同年3月24日で「相鉄ライフ二俣川」は閉館し、同年夏ごろ(予定)に新たな商業施設がオープンすることになった[37]。工事期間中も一部店舗は営業を継続する[37]。また、相鉄ライフ二俣川4階の横浜市二俣川駅行政サービスコーナーは、2023年3月22日に南口の「ジョイナステラス二俣川」5階に移転することになった[37]。横浜市旭区民文化センター「サンハート」は、2023年4月1日から一時休館となる[37]

周辺施設

駅ビルに関しては前節参照。

北口

名所・旧跡など
  • 三佛寺
公共施設
文教施設
商業施設
金融機関など
周辺道路
周辺IC


その他
  • 二俣川東急ニュータウン

南口

名所・旧跡など
文教施設
商業施設
金融機関など
その他

バス路線

北口(二俣川駅北口)

 
北口バス乗り場(2011年8月)
 
バスターミナル内の遮断機(2021年5月)

二俣川ライフ1階に高速バス路線バスの乗り場が設置されている。

バス乗り場入口への以前の移動方法は同ビル2階から繋がる階段のみであったが、2015年3月28日に厚木街道沿いの歩道から乗り場への横断歩道ができ、また同ビルのエレベーターを使用すれば駅構内から乗り場までバリアフリーで移動できるようになった。

この他、羽田空港行き高速バスの案内設備として、駅改札内の自動精算機前に発車時刻と運行状況を表示する電光掲示板が設置されている。

相鉄バス京浜急行バス(羽田空港行き高速バスのみ)により以下の路線が運行されている。

  • 0番乗り場
    • 高速バス:羽田空港行(相鉄バス・京浜急行バス)
  • 1番乗り場
  • 2番乗り場
  • 3番乗り場
  • 4番乗り場
    • 旭2:左近山第5行(保土ヶ谷バイパス経由)
1番乗り場から4番乗り場までの各路線の詳細は「(相鉄バス#旭営業所担当路線)」を参照。

南口(二俣川駅南口)

 
南口交通広場(2018年11月)

前述の再開発の一環で整備された(交通広場)(2016年12月17日供用開始)内にバス乗り場が設置されており[38][39][注 5]、相鉄バスにより以下の路線が運行されている。

各路線の詳細は「(相鉄バス#旭営業所担当路線)」を参照。

2016年7月4日より、「隼人中学・高校」バス停が新設されたことに加え、さちが丘陸橋付近の渋滞回避を目的として、朝や夕方など時間帯で経由地が異なる複数系統による運行が開始された[41]。さらに2019年3月11日には系統の路線改定が実施されている[42]

その他

以前は当駅から大塚本町海老名駅経由本厚木駅行や桜木町駅経由県庁前行といった比較的長距離の路線が運行されていたが、1990年代後期に廃止された。また、2015年12月1日から社会実験により3か月間、緑園都市駅〜緑園地区循環〜緑園都市駅〜二俣川駅南口間の路線バス(二俣川駅南口は2番乗り場を使用)が開設された[43](それに伴い実験路線および既存の旭18・19系統上の路線に「こども自然公園入口」バス停も暫定設置[43]、その後は実験終了と共に廃止となったが2017年3月に旭18・19系統上の路線にて同バス停が改めて新設された[44])。

二俣川駅前

駅北口側にある。前記北口バスターミナルとは別の位置であり、神奈川県道40号横浜厚木線(厚木街道)上の駅寄り車線上に設置されている。ヒノデ第一交通・相鉄バス綾瀬営業所により以下の路線が運行されている。

 
四季めぐり号二俣川駅前バス停(2021年5月)
  • 深夜急行バス横浜駅西口〜海老名駅行き(運休中)
  • 深夜急行バス大和駅〜横浜駅西口行き(運休中)

駅名の由来

駅所在地の地名「二俣川」から。なお、二俣川の地名の由来については「(二俣川#地名の由来)」を参照のこと。

将来構想

横浜市営地下鉄グリーンラインの延伸計画(横浜環状鉄道)において当駅を経由する予定となっているが、具体化の目処は立っていない。

戦後には当駅から原町田(現町田駅)までの鉄道路線計画もあったが、当時存在していた、旭区と瀬谷区に跨り、町田市との境界に近い米軍上瀬谷通信施設周辺の開発制限により、断念している。

隣の駅

相模鉄道
  本線
特急
西谷駅 (SO08) - 二俣川駅 (SO10) - 大和駅 (SO14)
通勤急行(平日上りのみ運転)・快速・各駅停車
鶴ヶ峰駅 (SO09) - 二俣川駅 (SO10) - 希望ヶ丘駅 (SO11)
  いずみ野線
特急
西谷駅 (SO08) - 二俣川駅 (SO10) - いずみ野駅 (SO34)
通勤特急(平日上りのみ運転)
鶴ヶ峰駅 (SO09) ← 二俣川駅 (SO10) ← いずみ野駅 (SO34)
通勤急行(平日上りのみ運転)・快速・各駅停車
鶴ヶ峰駅 (SO09)(本線) - 二俣川駅 (SO10) - 南万騎が原駅 (SO31)

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 駅舎2階部分は同年11月オープン。
  2. ^ a b 2018年5月、COPRE 二俣川の6階に二俣川地域ケアプラザ開所(旭区13館目)[17]
  3. ^ なお、その後に前述の相互直通線の開業予定時期も工事の遅れなどを理由に2018年度内への延期が発表され[26]、さらに2016年8月には2019年度内への再延期が発表されている[27]
  4. ^ 2014年12月には建設費の高騰などによる規模の縮小が報道されているが[32]、当初は建物内に設置予定だった駐車場を別棟にするなどして建設費を抑え、延床面積も当初計画の約113,300 m2 から約98,360 m2 に縮小となるものの、住宅棟の階数および住戸数や業務棟の基本機能などは計画変更後も維持されている[33]
  5. ^ 旧グリーングリーン前のロータリーが南口再開発により廃止となったため、2015年10月3日〜2016年12月16日までは西友前に仮設のバス乗り場が設置されていた[30][40]。なお、交通広場の供用開始時よりこれまで存在した3番乗り場(旭18・旭88・旭89)が2番乗り場(旭19)に統合され、南口のバス乗り場は2つのみとなっている[39]

出典

記事本文の出典

  1. ^ 『相鉄五十年史』1967年、103ページ
  2. ^ 『相鉄グループ100年史』 相鉄ホールディングス 、2018年12月、89ページ
  3. ^ ゲストにダレノガレ明美さまを迎え、新商業施設がオープン「JOINUS TERRACE二俣川」開業記念セレモニーを開催 (PDF) 2018年4月17日、株式会社相鉄アーバンクリエイツ、株式会社相鉄ビルマネジメント、相模鉄道株式会社
  4. ^ 駅舎上部を増築して商業施設を整備 相鉄線 二俣川駅を全面リニューアル (PDF) 2017年9月19日、相模鉄道
  5. ^ (PDF)(プレスリリース)相模鉄道、2019年11月5日。 オリジナルの2019年11月19日時点におけるアーカイブ2019年11月30日閲覧 
  6. ^ a b (PDF)(プレスリリース)相模鉄道、2021年1月21日。 オリジナルの2021年1月21日時点におけるアーカイブ2021年1月21日閲覧 
  7. ^ a b c “相鉄ライフ二俣川が閉館へ 32年の歴史に幕 夏に新施設”. 神奈川新聞 (2023年1月17日). 2023年1月17日閲覧。
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  41. ^ 平成28年7月4日 旭営業所における停留所新設および系統新設について(相鉄グループ:バスに関するお知らせ 2016年6月22日)
  42. ^ 二俣川駅南口・希望ヶ丘駅・緑園都市駅発着系統の路線改定のお知らせ(相鉄グループ:バスに関するお知らせ 2019年2月28日)
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  44. ^ 平成29年3月13日 旭営業所における各種変更について(相鉄グループ:バスに関するお知らせ 2017年3月1日)
  45. ^ 「四季めぐり号」の運行を開始します。(横浜市道路局・横浜市旭区・第一交通産業㈱ 2019年5月17日)

利用状況の出典

私鉄の1日平均利用客数
私鉄の統計データ
  1. ^ レポート - 関東交通広告協議会
  2. ^ a b c 横浜市統計ポータル - 横浜市
  3. ^ 線区別駅別乗車人員(1日平均)の推移
神奈川県県勢要覧
  1. ^ 平成12年
  2. ^ a b 平成13年 (PDF)
  3. ^ 平成14年 (PDF)
  4. ^ 平成15年 (PDF)
  5. ^ 平成16年 (PDF)
  6. ^ 平成17年 (PDF)
  7. ^ 平成18年 (PDF)
  8. ^ 平成19年 (PDF)
  9. ^ 平成20年 (PDF)
  10. ^ 平成21年 (PDF)
  11. ^ 平成22年 (PDF)
  12. ^ 平成23年 (PDF)
  13. ^ 平成24年 (PDF)
  14. ^ 平成25年 (PDF)
  15. ^ 平成26年 (PDF)
  16. ^ 平成27年 (PDF)
  17. ^ 平成28年 (PDF)
  18. ^ 平成29年 (PDF)
  19. ^ 平成30年 (PDF)
  20. ^ 令和元年 (PDF)
  21. ^ 令和2年 (PDF)
  22. ^ 令和3年 (PDF)

関連項目

外部リンク

  • 相模鉄道 二俣川駅
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