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岩内町

岩内町(いわないちょう)は、北海道後志総合振興局管内にある岩内郡に属す。

いわないちょう 
岩内町
雷電海岸の刀掛岩
岩内町旗 岩内町章
1935年2月16日制定
日本
地方 北海道地方
都道府県 北海道後志総合振興局
岩内郡
市町村コード 01402-8
法人番号 2000020014028
面積 70.60km2
総人口 11,215([編集])
住民基本台帳人口、2023年3月31日)
人口密度 159人/km2
隣接自治体 岩内郡共和町磯谷郡蘭越町
町の木 ナナカマド
町の花 ハギ
岩内町役場
町長
([編集])
(木村清彦)
所在地 045-8555
北海道岩内郡岩内町字高台134-1
北緯42度58分47秒 東経140度30分52秒 / 北緯42.97978度 東経140.51456度 / 42.97978; 140.51456座標: 北緯42度58分47秒 東経140度30分52秒 / 北緯42.97978度 東経140.51456度 / 42.97978; 140.51456
外部リンク 公式ウェブサイト

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町・村

ウィキプロジェクト
(テンプレートを表示)
ニセコパノラマラインから見る岩内町市街地
岩内町中心部周辺の空中写真。港湾施設に面して岩内駅(1985年廃止)が見える。1976年撮影の7枚を合成作成。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。

語源

アイヌ語のイワウナイ(iwaw nay 硫黄の川)とする説や、イワナイ(iwa nay 山の川)とする説などがある[1]

地理

南西部の海岸は断崖・奇岩が連なっている。雷電温泉の付近はニセコ積丹小樽海岸国定公園に指定されている。

  • 河川
    • 野束川
    • 運上屋川
    • ポンイワナイ川
    • メトチ川
    • 権太川

隣接している自治体

沿革

  • 縄文時代の装飾品、石器などが発掘されている。アイヌ文化期も、日本海沿岸の交易拠点として栄えた。
  • 1190年文治3年) 奥州平泉から逃れた源義経がこの地に落ちのびたのちに大陸に渡り、チンギス・ハーンになったという伝説がある。
  • 1456年康正2年) 岩内地方に和人の往来があった。
  • 1751年宝暦元年) 近江商人の恵比須屋(岡田)弥三右衛門が岩内・古宇の両場所を請け負う。(これが岩内町の開基である。)
  • 1869年明治2年)7月26日 蝦夷地が北海道となり、岩内の名称が確定する。開拓使出張所が設置される。
  • 1869年(明治2年)9月 場所請負制が廃止される。
  • 1872年(明治5年) 岩内郡内に戸長と副戸長が置かれる。
  • 1897年(明治30年) 岩内支庁が設置される。
  • 1900年(明治33年) 岩内町が一級町村制を施行する。
  • 1909年(明治42年) 島野村が二級町村制を施行する。
  • 1912年(明治45年)5月4日 - 岩内町沖合で暴風雨のため漁船31隻が遭難。死者・行方不明者115人[2]
  • 1954年昭和29年) 洞爺丸台風による強風のさなかに出火、全家屋の80%を焼失する大火災に見舞われる(岩内大火)。
  • 1955年(昭和30年)4月1日 岩内町と島野村が合併し、新「岩内町」が誕生する。

経済

 
岩内港

産業

主に農業、漁業。日本におけるアスパラガス栽培の発祥の地でもある。

立地企業

  • 日本アスパラガス株式会社(字野束)
  • 三菱重工業株式会社 高砂製作所岩内工場(字大浜)
  • 倉島乳業株式会社(字宮園、工場は仁木町に所在)
  • 北海道新聞社岩内支局(字高台)
  • 毎日新聞岩内通信部(字万代)
  • 株式会社(草別組)(字東山)
  • 株式会社(吉本組)(字大浜)
  • (北海道海洋土木)株式会社(字大浜)
  • (協成建設工業)株式会社(字東山)
  • (鈴木建設)株式会社(字栄)
  • (佐竹建設)株式会社(字御崎)
  • 株式会社(川端組)(字栄)

金融機関

  • 北海道信用金庫
    • 岩内支店(字清住)※旧岩内信用金庫本店→旧北海信用金庫岩内支店
    • ※かつては旧小樽信用金庫岩内支店、のちに北海道信用金庫岩内支店高台出張所が字高台に所在したが、2018年9月18日同信金岩内支店に吸収合併となり廃止
  • 北洋銀行岩内中央支店(字万代)
  • 北海道銀行岩内支店(字高台)

農協・漁協

郵便局

  • 岩内郵便局(集配局)(字高台)
  • 岩内高台郵便局(旧名・岩内駅前郵便局)(字高台)
  • 島野郵便局(字野束)
他に岩内宮園(2021年4月1日から一時閉鎖[3])、岩内大浜、岩内東山の簡易郵便局が所在。

宅配便

公共機関

警察

姉妹都市

国内

海外

地域

 
・岩内町役場(字清住258、2015年5月6日まで使用、2016年に解体され2017年から跡地にサッポロドラッグストアー清住店が開業

人口

 
岩内町と全国の年齢別人口分布(2005年) 岩内町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 岩内町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性

岩内町(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より


教育

  • 高等学校
  • 中学校
    • 岩内町立岩内第一中学校(字宮園)
    • 岩内町立岩内第二中学校(字野束)
  • 小学校
    • 岩内町立岩内東小学校(字東山)
    • 岩内町立岩内西小学校(字野束)

かつては字高台に町立岩内中央小学校もあったが2014年に閉校になり、旧校舎は「岩内町地域交流センター」、体育館は「岩内町民体育館」として利用されている。

住宅団地

  • 道営住宅野束団地
  • 道営住宅相生団地
  • 道営住宅栄夕陽ヶ丘団地

ほかに町営団地(東山、みどりが丘、東宮園、東相生、栄、大浜、南栄、島野)があるが、その内、築50年以上経過し老朽化のため2017年から島野、東相生の団地は住民移転の上取り壊しが始まり、みどりが丘団地も2017年度中に住民退去・移転の後2020年には全て取り壊された。

交通

 
岩内バスターミナル

航路

1990年から東日本フェリー岩内港 - 直江津港を結ぶフェリー航路を開設していたが、1999年に休止となった[4]。2005年に町は航路再開を断念し[5]、岩内港のフェリーターミナルは解体された。

鉄道

町内を鉄道路線は通っていない。最寄り駅は、JR北海道函館本線小沢駅

廃止路線

国鉄岩内線があり町内に岩内駅が設置されていたが、1985年に廃止されている。

バス

道路

タクシー

  • フレンドタクシー
  • キングハイヤー

通信

  • 市外局番は0135(余市MAエリアも0135だが互いに市外局番からかける必要がある)
  • 市内局番は61 - 63、67。

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

文化財

  • 岩内東山円筒文化遺跡出土の遺物 - 北海道指定有形文化財(美術工芸品)、岩内町郷土館
  • 岩内東山円筒文化遺跡 - 北海道指定史跡
  • 阿弥陀如来大仏像 - 岩内町指定有形文化財(美術工芸品)、(帰厚院)(字高台)
  • 岩内赤坂奴 - 岩内町指定無形民俗文化財、岩内赤坂奴保存会

   岩内神社例大祭で奉納される奴振り行列

  • 一本柳 - 岩内町指定天然記念物

観光

 
ニセコいわない国際スキー場
  • 朝日温泉(字敷島内)※現在休業中
  • 雷電温泉(字敷島内)※2022年現在、温泉旅館・ホテルは全て廃業している
  • いわない温泉(円山リゾート内)好循環型再生可能エネルギー活用型地域を目指して、新たな温泉地ブランド「いわない温泉」がスタート。[6]
    • いわない高原ホテル
    • 高島旅館
    • サンサンの湯
    • おかえりなさい
  • 木田金次郎美術館(字万代)
  • 荒井記念美術館(字野束)
  • 岩内市民劇場
  • 含翠園
  • 夏目漱石立籍地の碑
  • 弁慶の刀掛岩
  • 円山展望台

神社・仏閣

岩内町出身の著名人

岩内町ゆかりの有名人

  • 夏目漱石 - 25歳のときより22年間、本籍を岩内町に置いていた[8]。「文豪夏目漱石立籍地」という碑がある[9]
  • 團伊玖磨 - 日本を代表するクラシック音楽の作曲家、北海道岩内町立岩内西小学校校歌を作曲。昭和26年(1951年)10月10日制定(開校50周年記念)、北海道唯一の團伊玖磨作曲の小学校校歌である。
  • 荻原井泉水 - 日本の俳人、北海道岩内町立岩内西小学校校歌を作詞。團伊玖磨と共に日本芸術院会員で鎌倉在住だった。
  • 中居正広 - SMAPリーダー。父が岩内町出身。岩内町人会に親子で参加して地元の話題になった。
  • 中島みゆき - シンガーソングライター、5歳から11歳までをこの地で過ごした。
  • 池高暢希 プロサッカー選手、泊村出身だが、小学校時代にイーグレット岩内に所属していた。

その他

  • マスコットキャラクターは、スケトウダラのたら丸である。[2]
  • 有島武郎生まれ出づる悩み』(大正7年)は岩内町の漁師画家木田金次郎がモデル。
  • 夏目漱石は岩内御崎町に明治時代徴兵逃れのため本籍を移したが本人は岩内を訪れたことはない。現在この一角に本籍碑が建っている。
  • 水上勉の小説「飢餓海峡」で描かれている、強盗殺人放火事件の発生した北海道岩幌町は、1954年(昭和29年)に発生した岩内大火をモデルとしている。

脚注

  1. ^ 北海道環境生活部 アイヌ語地名リスト
  2. ^ 下川耿史 『環境史年表 明治・大正編(1868-1926)』289頁 河出書房新社刊 2003年11月30日刊 (全国書誌番号):(20522067)
  3. ^ 一時閉鎖:岩内宮園簡易郵便局(北海道) 日本郵便(2021年3月9日発表 2021年4月7日閲覧)
  4. ^ “岩内港 - 北海道開発局空港港湾部”. 国土交通省. 2015年7月4日閲覧。
  5. ^ “岩内港 本港地区 防波堤整備事業 再評価原案準備書説明資料 平成17年度”. 北海道開発局. 2015年7月25日閲覧。
  6. ^ “【北海道岩内町】ニセコ連峰最西端の岩内町で、好循環型再生可能エネルギー活用型地域を目指して、新たな温泉地ブランド「いわない温泉」がスタート。”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2022年12月21日閲覧。
  7. ^ [1]
  8. ^ 徴兵忌避のために「送籍」したという論者もいる(丸谷才一「徴兵忌避者としての夏目漱石」 - 『コロンブスの卵』所収)。
  9. ^ 川本三郎「昭和史における丸谷才一」(菅野昭正『書物の達人 丸谷才一』集英社新書 2014年p.50)。

関連項目

外部リンク

  • 岩内町
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