誠友会(せいゆうかい[要出典])は、北海道に本部を置く暴力団で、指定暴力団六代目山口組の二次団体[1]。北海道内最大規模の暴力団[2]。
歴史
長岡宗一、石間春夫、ならびに谷内二三男が『北海道同志会』を結成し、長岡がその会長に就任。これが1963年のことで、この組織を起源としている。当初は道内の的屋系と博徒系の連合組織・(北海道同行会)の一員として、本州の組織とは関係を持つことを禁じられていたが、1985年に山口組の傘下となったことで北海道の暴力団のパワーバランスは激変、所属団体の多くが本州の組織の傘下に入ったため北海道同行会は崩壊した。
1989年には稲川会の系列組織といわゆる『カチコミ』の応酬を行う抗争事件(→札幌抗争)を起こした[3]。更にその翌1990年には、共政会系の組員によって総長の石間春夫が射殺されるという事件があった[4](いわゆる『札幌事件』[5])。
情勢
歴代
組織
- 会長 - 渡部 隆(六代目山口組若中)
諸事情により組織図は非公開とします。
脚注
- ^ 六代目山口組完全データBOOK 2008年版:『六代目山口組直系若衆:他都道府県若中』 (p.3) 2009年2月1日 (ISBN 978-4-86201-358-3) メディアックス
- ^ a b 2007年6月12日 読売新聞
- ^ 山口組ドキュメント 五代目山口組:『山口組抗争史年表:1989』 (p.272),1990年,溝口敦,(ISBN 4-380-90223-4),三一書房
- ^ 山口組ドキュメント 五代目山口組:『山口組抗争史年表:1990』 (p.273),1990年,溝口敦,(ISBN 4-380-90223-4),三一書房
- ^ 山口組ドキュメント 五代目山口組:『合理化する山口組:八王子事件と札幌事件〜平和主義と攻勢』 (p.243-249),1990年,溝口敦,(ISBN 4-380-90223-4),三一書房
- ^ a b 実話時報 2012年3月号:『六代目山口組<大検証>「武」と「智」:六代目山口組「直系組長85人」:船木一治』 (特別付録) 2012年2月14日 竹書房
- ^ 六代目山口組完全データBOOK 2008年版:『六代目山口組全直参88人完全データ』 (p.7) 2009年2月1日 (ISBN 978-4-86201-358-3) メディアックス