» www.Giftbox.Az - Bir birindən gözəl hədiyyə satışı
ウィキペディアランダム
毎日カテゴリ
共有: WhatsappFacebookTwitterVK

宮台真司

宮台 真司(みやだい しんじ、「宮臺眞司」とも表記。1959年3月3日 - )は、日本社会学者映画批評家[1][2]社会学博士東京大学・1990年)((学位論文)「権力の予期理論〜了解を媒介にした作動形式〜」[3][4][5]東京都立大学教授[6][5]大学院大学至善館(特任教授)[7]。「オウム事件真相究明の会」呼びかけ人[8][9]宮城県仙台市出身[1]

宮台 真司
みやだい しんじ
2016年
人物情報
全名 宮台 真司
生誕 (1959-03-03) 1959年3月3日(64歳)
日本宮城県仙台市
学問
時代 20世紀 - 21世紀
活動地域 日本
学派 自由主義
研究分野 人文科学
社会科学
社会学
数理社会学
研究機関 東京大学
東京外国語大学
旧・東京都立大学
首都大学東京
東京都立大学

青山学院大学
博士課程
指導教員
吉田民人
特筆すべき概念 終わりなき日常
まったり
島宇宙
脱社会性
根源的未規定性
世界>/<社会
模倣感染(ミメーシス
なりすまし
クソ社会
感情の劣化
加速主義
森の哲学
など
主要な作品 『権力の予期理論』
『サブカルチャー神話解体』
『制服少女たちの選択』
『終わりなき日常を生きろ』
『14歳からの社会学』
『日本の難点』
その他多数
影響を
受けた人物
吉本隆明
高橋和巳
西部邁
足立正生
若松孝二
アントニオ・グラムシ
廣松渉
小室直樹
見田宗介
ニクラス・ルーマン
イヴァン・イリイチ
マルティン・ハイデッガー
ノーム・チョムスキー
芥正彦
など
影響を
与えた人物
鈴木謙介
西田亮介
堀内進之介
塚越健司
落合陽一
三坂知絵子
ダースレイダー
(テンプレートを表示)

経歴

1950年代 - 1980年代

1959年、仙台市に生まれる[10]。父親の転勤に伴い小学生時代の大部分を埼玉県入間市京都府京都市で、小学6年生の秋から大学生時代を東京都三鷹市神奈川県大和市で過ごす。小学生時代、6回転校を経験した。小学校時代については、度重なる転校経験や早生まれという身体的なハンディキャップがあったことなどから、「周囲やコミュニティーに対するコミュニケーションの手法について、非常に意識的だった」、「『自分』をどのようなキャラクターとして演じるか、転校するごとに自分で考えて切り替えていた」と宮台は振り返っている。

1971年、学園紛争で荒廃していた麻布学園に進学する。宮台も、この頃から好んで哲学思想の本を読むようになる[11]。1977年、麻布高校卒業。同年に駿台予備学校入校。一浪後の1978年、東京大学教養学部文科III類に進学する。廣松渉小室直樹見田宗介吉田民人らに師事した。1980年東京大学文学部社会学科進学、1982年東京大学大学院社会学研究科入学、1984年、同大学院修士課程修了。

高校2年生から3年生、大学1年生から2年生当時は学校にほとんど通っていなかったと述べている[12]

1990年代

1990年、権力関係を数理的(数理社会学)に分析する論文『権力の予期理論』[13]で社会学博士の学位を取得。1993年からブルセラ[14]援助交際オウム真理教などを論じる。

中央公論』1994年1月号に山崎浩一秋元康との「逆襲された「メディアの神話」(′93世相座談会)」と題した対談が掲載された。1999年から神保哲生が代表を務めるインターネット放送局ビデオニュース・ドットコムで、神保とともに『マル激トーク・オン・ディマンド』のホストを務めている。

2000年代 - 2020年代

宮台の門下生として鈴木謙介[15]西田亮介[16]・鈴木弘輝らがいる。さらに2020年4月より、ラッパーダースレイダーと共に定期的に「100分de宮台」という動画配信を行っている。

年譜

  • 2007年4月 - 首都大学東京教授(社会学分野)昇任[17]
  • 東京都立大学大学院人文科学研究科社会行動学専攻社会学分野・人文社会学部人間社会学科教授(社会学教室)現職[6]
  • 2022年11月 - 東京都立大学南大沢キャンパス構内で面識のない男に襲撃され重傷を負う。

南大沢キャンパスでの傷害事件

2022年11月29日 16時30分頃、宮台が教授を務める八王子市の東京都立大学南大沢キャンパス構内で面識のない男に後頭部を殴打されたうえ、刃物で首など数か所を刺され重傷を負った[18][19][20]。「都立大の中で男性が顔を切られた」と目撃者の男性から110番通報され、病院に搬送された[20][21]。全治約1か月の重傷となったが、命には別条はなく、同年12月7日に退院した[22]

宮台は警視庁捜査1課に対し、この男について「暗がりで誰かわからない」と話したほか、「男とは面識がない」と説明した[23][24]。同年12月12日、警視庁捜査1課は殺人未遂容疑で行方を追っている男の動画と写真を公開した[25][26]。事件発生から約2か月が経った2023年2月1日、容疑者とみられる男が死亡していたことが判明した[27]。2022年12月16日に自殺を図ったとみられている。警視庁は2023年3月9日に男を容疑者死亡のまま殺人未遂容疑で書類送検した[28]

容疑者は相模原市南区に住む41歳の男である[29]。自宅は都立大学から直線距離で約9kmの所にあり、都立大学や宮台との接点は確認されていない[29]。男の母親はエホバの証人の現役の信者であり、男の自宅は以前は母親が信者たちとの集会場として使用していたものだった[30][31]。ただし男は信者ではなく宗教2世ではない[30]。男は神奈川県内の野球強豪校を卒業後、一度も職に就くことがなく引きこもり状態だった[29]。警視庁によると、男の自宅からは約15年前に書かれたとみられるA6サイズのメモ帳3冊が見つかり、「大学教師なら人に偉そうに説教することを目的にしたらいけない」「学者が一番上に来てはいけない人種」「戦後の知性主義が日本を破壊した」などと学者や知識人を批判する内容の記載があった[28][32]

宮台によればエホバの証人はその教義において知識人を警戒し、大学や大学の教員を悪魔の手先としてみなしていること[33][34][35]、加害者が国学系の「日本凄い」的な歴史書の愛読者で宮台と政治的立場が逆であることなどが原因で、自分が狙われたのではと推測している。また加害者がロスジェネ世代であることにも注目している[36]

人物

  • クリスチャンである[37][38]。また加速主義者である。
  • 幼少時から霊感が強く、神秘的な経験を多く体験しており、不可解に思っていたが、現在では社会的に理解できる現象だという見解を持っているようである[39]
  • オウム真理教事件真相究明の会」の呼びかけ人であり、「似たような事件は必ず繰り返される」と松本死刑囚(麻原彰晃)を知らない若い世代へ警告を発信している[8][9][40]
  • 安倍晋三銃撃事件では自民党統一教会についての関係を指摘しており、原理研究会(統一教会の学生フロント団体)が正体を隠して学生に対する勧誘活動をしていたことなどの警鐘を鳴らしているほか、「偏った世界観と過度な資金集めを特徴とする宗教団体が、フランスドイツなどのようにカルト指定されなかったことが大きい」などと自身が答えた箇所を朝日新聞が削除した事に関して苦言を呈している[41][42]

思想

主張

  • 「対米ケツナメを右だと考える馬鹿右翼と、護憲平和を左だと考える馬鹿左翼」を批判している[43]
  • 1990年代リベラルを名乗っていたが、2000年代になると天皇主義に基づく思想も展開する。「解放的関心の強烈な『左』と、条理によって条理の限界を見極める『右』は、論理的に両立可能」と主張する[44]
  • 誤った右翼思想をもつと自らが定義した政治家に特に厳しく、「政府に逆らう者は反日分子」と発言した柏村武昭に対し、このような発言をする政治家を取り除くことが真の右翼であるとした。また小池百合子アメリカ合衆国に何も条件をつけずにテロ対策特別措置法を延長したという理由で売国政治家とした。小泉内閣に関しては、その中期までは非常に好意的であり、メディアでも度々称賛してきた[45]ただし2006年頃から竹中平蔵の主導した市場原理主義を厳しく批判している。[要出典]
  • 日本国憲法については改憲論者である[注釈 1]。憲法改正をして、重武装し、対米中立であるべきであるとする。ここでの重武装とは対地反撃能力を中核とする抑止力としての反撃能力のことである。具体的には航続距離の長い爆撃機や長距離ミサイルを持つことで、激しい地上戦に持ち込まれないためにこそ重武装化すべきであると主張する。「重武装化と対米中立」化のためには、
    • アメリカ合衆国の機嫌を損なわないようにするにはどうするべきか
    • アジア諸国の疑惑や懸念をどう取り除くか
    • 憲法改正に必要な国民意思や、重武装を制御する頭脳(民度)をどう形成するか

などの障害を克服する必要があると主張する[47]。また、押し付け憲法論は誤りだと主張する[48]

  • 田原総一朗に対しては批判的で、2019年4月のABEMA Primeにおいて「何のために朝生やってきたんだよ」と切り捨てた発言をしている[49]。かつては『朝まで生テレビ!』の出演者から番組進行までの全てをプロデュースしており、田原の降番を主張したと述べている[要出典]。ただしその後も対談はしている[36]

徴兵制度

  • 徴兵制度について、大韓民国で施行されている大韓民国国軍の徴兵制度に対して賛意を示している[注釈 2]安藤美冬との対談において、宮台の教え子であるイ・ヒョンソクの「社会化→脱社会化→再社会化」という言葉を引用した上で、徴兵制を評価し、日本でも「ネット上で「許さん!」と噴き上がる」人間に対する「処方箋」として徴兵制を導入するのは有効ではないかという趣旨の発言をしている[50][注釈 3]
  • 宮台は、日本に徴兵制度を導入するのは現実的に不可能であるとするが、徴兵制度があると自分が、あるいは自分の子どもが、戦地に送られる可能性があるので、シビリアンコントロール(文民統制)のあり方をちゃんとチェックしよう、そのためにちゃんとした政治家を選ぼうという意欲が非常に強くなる。それが政治参加意欲の大きな原動力になると主張する。

映画

  • アントニオ・グラムシの影響で映画によって革命を起こすべく映画作家を目指し、それに役立つと考えて社会学を学んだ。
  • 映画監督の園子温とは個人的にも親交があり、園監督の「紀子の食卓」(2006年)を非常に高く評価している。また「愛のむきだし」(2008年)には、新宗教の指導者の一人として出演している。「(ヒミズ)」(2012年)では、テレビの中で東日本大震災について語る知識人という役で出演している。「ラブ&ピース」(2015年6月27日、アスミック・エース)では、討論番組での知識人の一人として出演している。

セクシュアリティ・結婚

  • 性風俗、セクシュアリティ、自身の性体験などについても活発に研究・発言している。売春合法化論者。援助交際を専門的に調べるきっかけは、当時付き合っていた女子高生が、援助交際をやっていたからだった[51]。過去にテレフォンクラブにハマっていた時期があったが、母親に50枚の会員証が見つかり、すべて捨てられている。なお、その後も続けていた[52]
  • 中学高校時代、空手道部に所属していた新入部員のときに、先輩から愛撫の仕方などを学んだとして、次のように自著で書いている[53]。「先輩に全身なめられて、『宮台君はアドレナリンの匂いがするね。感じてるよ。チンチン勃ってるじゃないか』」と、全身を愛撫されたあと言われた[53]。また、中学時代には中央線でよく男の痴漢にあったとして、「触ってくるのが男でも、あの年代はすぐに変な気分になってチンチンが勃ちます(笑)。 しかも男が男に触られてるんだと恥ずかしくて、女の子みたいに 『この人痴漢です!』って言えないじゃないですか。だから触られ放題で、ずいぶん感じさせられました」と自身の体験について発言している[53]
  • 宮台が最初に結婚したのは、イタズラ好きな友人からもらった、水を垂らすだけで陽性反応と同じサインを示すエイズ検査のダミーキットを、それとは知らずに、当時交際していた女性と自分の唾液を混ぜて使ったところが、エイズの陽性反応が出たと思い込んだことがきっかけであるが[54]、その後にテレフォンクラブ問題の報道が要因となり、離婚に至る[55]
  • 現在の伴侶は、東京大学名誉教授佐伯胖の娘であるが、過去に佐伯の教育論を大批判しており、結婚を決めた女性が、その佐伯の娘であるとは知らず、佐伯の両親に結婚の挨拶しに行くのが大変困った[56]

オウム事件真相究明の会

  • 2018年6月4日に立ち上げ記者会見を行った「オウム事件真相究明の会」では、呼びかけ人として名前を連ねた[57]。オウム真理教については、教祖の麻原彰晃(2018年7月6日死刑執行)に対する確定判決で、「被告人は、東京に大量のサリンを散布して首都を壊滅しその後にオウム国家を建設して自ら日本を支配することなどを企て、ヘリコプターの購入及び出家信者によるヘリコプターの操縦免許の取得を図るとともに、大量のサリンを生成するサリンプラントの建設を教団幹部らに指示したものというべきである」という事実認定がされているが[58]、宮台はこの記者会見で、「いわゆるですね私利私欲に基づく犯罪、人殺し、あるいは、いわゆる誰から見ても脅迫だと分かるような手段による、そうした手段を用いた命令による人殺しと今回の事件は違っているんですね」「今の凶悪犯罪と違って、自分は攻撃性は無いと、人を憎んではいない」と述べた[59]。これに対して江川紹子滝本太郎青沼陽一郎山口貴士は、長年に渡って行われていた裁判の結果を見ていない、信者の主張を助けているなどと批判した[8]

評価

政治学者姜尚中は「宮台さんこそ、現代における丸山眞男のもっとも卓越した後継者」と評価している[60]

著作

単著

タイトル 出版社 出版年月 ISBN 備考
および文庫版
『権力の予期理論
了解を媒介にした作動形式』
勁草書房 1989年 (ISBN 432610077X)
『制服少女たちの選択』 講談社 1994年 (ISBN 4062053543) 朝日文庫 (ISBN 4022615214)
『終わりなき日常を生きろ
オウム完全克服マニュアル』
筑摩書房 1995年 (ISBN 4480857206) ちくま文庫 (ISBN 4480033769)
『まぼろしの郊外
成熟社会を生きる若者たちの行方』
朝日新聞社 1997年 (ISBN 4022571918) 朝日文庫 (ISBN 4022612908)
『透明な存在の不透明な悪意』 春秋社 1997年 (ISBN 4393331753) 酒鬼薔薇聖斗事件について
『世紀末の作法
終ワリナキ日常ヲ生キル知恵』
メディアファクトリー 1997年 (ISBN 4889914617)
『これが答えだ!
新世紀を生きるための100問100答』
飛鳥新社 1998年 (ISBN 4870313286) 『(同上)108問108答』に改題。
朝日文庫 (ISBN 4022613777)
『野獣系でいこう!!』 朝日新聞社 1999年 (ISBN 4022573287) 朝日文庫 (ISBN 4022613580)
『自由な新世紀――不自由なあなた』 メディアファクトリー 2000年 (ISBN 4889919074)
『援交から革命へ
多面的解説集』
ワニブックス 2000年 (ISBN 4847013549)
『援交から天皇へ
Commentaries 1995-2002』
朝日文庫 2002年 (ISBN 4022613920) 『援交から革命へ』を大幅増補したもの。
『絶望から出発しよう』 (ウェイツ) 2003年 (ISBN 4901391305)
『絶望 断念 福音 映画
「社会」から「世界」への架け橋』
メディアファクトリー 2004年 (ISBN 4840111308)
『亜細亜主義の顛末に学べ
宮台真司の反グローバライゼーション・ガイダンス』
(実践社) 2004年 (ISBN 491604374X)
『宮台真司interviews』 世界書院 2005年 (ISBN 4792720788)
『宮台真司ダイアローグズ1』 イプシロン出版企画 2006年 (ISBN 490314500X)
『14歳からの社会学
これからの社会を生きる君に』
世界文化社 2008年 (ISBN 4418082182) ちくま文庫 (ISBN 4480430261)
『〈世界〉はそもそもデタラメである』 メディアファクトリー 2008年 (ISBN 4840126143)
『日本の難点』 幻冬舎新書 2009年 (ISBN 4344981219)
『中学生からの愛の授業』 コアマガジン 2010年 (ISBN 4862527361)
『宮台教授の就活原論』 太田出版 2011年 (ISBN 4778312775) ちくま文庫 (ISBN 4480432086)
『きみがモテれば、社会は変わる。』 イースト・プレス 2012年 (ISBN 4781690319)
『私たちはどこから来て、どこへ行くのか』 幻冬舎 2014年 (ISBN 4344025326)
『正義から享楽へー映画は近代の幻を暴くー』 blueprint 2016年 ISBN 9784773405026
『社会という荒野を生きる。』 ベストセラーズ 2018年 ISBN

9784584125922

『崩壊を加速させよ 「社会」が沈んで「世界」が浮上する』 blueprint 2021年 ISBN 9784909852090 C0074

共著

タイトル 共著者 出版社 出版年月 ISBN 備考
および文庫版
『サブカルチャー神話解体
少女・音楽・マンガ・性の30年とコミュニケーションの現在』
石原英樹
大塚明子
(Parco出版局) 1993年 (ISBN 4891943602) ちくま文庫増補版 (ISBN 4480423079)
『新世紀のリアル』 中森明夫
藤井良樹
飛鳥新社 1997年 (ISBN 4870313197)
『学校を救済せよ
自己決定能力養成プログラム』
尾木直樹 学陽書房 1998年 (ISBN 431363035X)
『学校的日常を生きぬけ
死なず殺さず殺されず』
藤井誠二 教育史料出版会 1998年 (ISBN 4876523371)
『性の自己決定原論
援助交際・売買春・子どもの性』
速水由紀子 他 紀伊国屋書店 1998年 (ISBN 4314008210)
『ポップ・カルチャー』 松沢呉一 毎日新聞社 1999年 (ISBN 4620312851)
『美しき少年の理由なき自殺』 藤井誠二 メディアファクトリー 1999年 (ISBN 4889919341)
『居場所なき時代を生きる子どもたち』 (三沢直子)
保坂展人
学陽書房 1999年 (ISBN 4313630414)
『戦争論妄想論』 姜尚中 教育史料出版会 1999年 (ISBN 4876523665)
『買売春解体新書
近代の性規範からいかに抜け出すか』
上野千鶴子 (柘植書房新社) 1999年 (ISBN 4806804185)
『サイファ覚醒せよ!
世界の新解読バイブル』
速水由紀子 筑摩書房 2000年 (ISBN 448086329X) ちくま文庫 (ISBN 4480422595)
『リアル国家論』 宮崎哲弥 育史料出版会 2000年 (ISBN 4876523908)
『少年たちはなぜ人を殺すのか』 香山リカ 創出版 2001年 (ISBN 4924718416) ちくま文庫 (ISBN 4480426248)
『「脱社会化」と少年犯罪』 藤井誠二 創出版 2001年 (ISBN 4924718424)
『憲法対論
転換期を生きぬく力』
奥平康弘 平凡社新書 2002年 (ISBN 4582851649)
『学校が自由になる日』 藤井誠二
内藤朝雄
(雲母書房) 2002年 (ISBN 4876721041)
『不純異性交遊マニュアル』 速水由紀子 筑摩書房 2002年 ISBN
『挑発する知
国家、思想、そして知識を考える』
姜尚中 (双風舎) 2003年 (ISBN 4480863435) ちくま文庫 (ISBN 4480423877)
『不安の正体!
メディア政治とイラク戦後の世界』
金子勝
藤原帰一
(A・デウィット)
筑摩書房 2004年 (ISBN 4480863583)
『日常・共同体・アイロニー
自己決定の本質と限界』
仲正昌樹 双風舎 2004年 (ISBN 4902465043)
『限界の思考
空虚な時代を生き抜くための社会学』
北田暁大 双風舎 2005年 (ISBN 490246506X)
『私たちが住みたい都市』 伊東豊雄 平凡社 2006年 (ISBN 4582544312)
『「麻原死刑」でOKか?』 野田正彰 ユビキタ・スタジオ 2006年 (ISBN 4877585036)
『幸福論
〈共生〉の不可能と不可避について』
(鈴木弘輝)
堀内進之介
NHK出版 2007年 (ISBN 414091081X)
『計算不可能性を設計する
ITアーキテクトの未来への挑戦』
(神成淳司) ウェイツ 2007年 (ISBN 4901391801)
『生きる意味を教えてください』 田口ランディ バジリコ 2008年 (ISBN 4862380727)
『映画「靖国」上映中止をめぐる大議論』 森達也
鈴木邦男
創出版 2008年 (ISBN 4924718882)
『民主主義が一度もなかった国・日本』 福山哲郎 幻冬舎新書 2009年 (ISBN 4344981529)
『父として考える』 東浩紀 NHK生活人新書 2010年 (ISBN 4140883243)
『原発社会からの離脱――自然エネルギーと共同体自治にむけて』 飯田哲也 講談社現代新書 2011年 (ISBN 4062881128)
『愚民社会』 大塚英志 太田出版 2011年 (ISBN 4778312910)
『脱原発とデモ: そして、民主主義』 飯田哲也 筑摩書房 2012年 (ISBN 4480864199)
『踊ってはいけない国、日本』 磯部涼編著 河出書房新社 2012年 (ISBN 430924601X)
『排除社会の現場と暴対法の行方』 宮崎学 同時社時代 2012年 (ISBN 488683728X)
『おどろきの中国』 橋爪大三郎
大澤真幸
講談社現代新書 2013年 (ISBN 4062881829)
『宮台真司・愛のキャラバン』 (高石宏輔)
(公家シンジ)他
Amazon Kindle 2013年 ASIN B00ECHGFDI
『小室直樹の世界-社会科学の復興をめざして』 盛山和夫
橋爪大三郎
志田基与師
今田高俊
山田昌弘
大澤真幸
伊藤真
副島隆彦
渡部恒三
(関口慶太)
(村上篤直)
ミネルヴァ書房 2013年 (ISBN 4623067033)
『「絶望の時代」の希望の恋愛学』 (高石宏輔)
(公家シンジ)他
KADOKAWA/中経出版 2013年 (ISBN 404600116X)
『これが沖縄の生きる道』 (仲村清司) 亜紀書房 2014年 (ISBN 4750514152)
『戦争する国の道徳 安保・沖縄・福島』 小林よしのり
東浩紀
幻冬舎新書 2015年 ISBN
『Music for Urbanism (CD+BOOK)』 Merzbow murmur records 2015年 EAN 4532813841311
『子育て指南書 ウ○コのおじさん』 岡崎勝
尹雄大
ジャパンマニシスト社 2017年 (ISBN 4880493287)
『音楽が聴けなくなる日』 永田 夏来 、 かがりはるき 集英社新書 2020年 (ISBN 4087211231)

単行本シリーズ

M2

宮崎哲弥との共著

  • 『M2われらの時代に』(朝日新聞社、2002年)
  • 『ニッポン問題。M2:2』((インフォバーン)、2003年)
  • 『エイリアンズ――論壇外知性体による「侵犯」的時評'03-'04』(インフォバーン、2004年)
  • 『M2:思考のロバストネス』(インフォバーン、2006年)
  • 『M2:ナショナリズムの作法』(インフォバーン、2007年)

マル激

神保哲生との共著

  • 『漂流するメディア政治――情報利権と新世紀の世界秩序』(春秋社、2002年)
  • 『アメリカン・ディストピア――21世紀の戦争とジャーナリズム』(春秋社、2003年)
  • 『ネット社会の未来像』(春秋社、2006年)
  • 『天皇と日本のナショナリズム』(春秋社、2006年)
  • 『中国――隣りの大国とのつきあいかた』(春秋社、2007年)
  • 『教育をめぐる虚構と真実』(春秋社、2008年)
  • 『沖縄の真実、ヤマトの欺瞞』(春秋社、2010年)
  • 『地震と原発 今からの危機』(扶桑社、2011年)
  • 『増税は誰のためか 』(扶桑社、2012年)
  • 『反グローバリゼーションとポピュリズム 「トランプ化」する世界』(光文社、2017年)
  • 『暴走する検察 歪んだ正義と日本の劣化』(光文社、2020年)

人生の教科書

藤原和博との共著

  • 『人生の教科書「よのなか」』(筑摩書房、1998年)
  • 『人生の教科書「ルール」』(筑摩書房、1999年)
    • 1つの文庫本にまとめた『人生の教科書「よのなかのルール」』が出版されている(ちくま文庫、2005年)。

編著

  • 『教育「真」論――That's Japan special:連続シンポジウムの記録』(ウェイツ、2004年)
  • 『サブカル「真」論――That's Japan special:連続シンポジウムの記録』(ウェイツ、2005年)
  • 『統治・自律・民主主義―パターナリズムの政治社会学』(現代位相研究所、2012年)

共編著

  • 門脇厚司)『「異界」を生きる少年少女』(東洋館出版社、1995年)
  • (鈴木弘輝)『21世紀の現実――社会学の挑戦』(ミネルヴァ書房、2004年)
  • 高岡健)『こころ「真」論:連続シンポジウムの記録』(ウェイツ、2006年)
  • ((辻泉)・(岡井崇之))『「男らしさ」の快楽――ポピュラー文化からみたその実態』(勁草書房、2009年)

共訳書

出演番組

備考

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^
    対米自立には重武装化が必要です。反撃を予想した敵に攻撃を控えさせるべく、弾道ミサイルなどによる対地攻撃を軸とした反撃能力が要るのです。それには集団的自衛権を超えた憲法改正が必要となり、「周辺国の国民の感情的手当て」と「文民の戦略的外交能力」も求められます[46] — 宮台真司
  2. ^ 宮台ゼミの留学生でもあった(イ・ヒョンソク)が原作者の漫画『軍バリ!』の帯や書評・原作者との対談。
  3. ^ この対談の中で宮台は「徴兵制以外にも、同じような機能を有している戸塚ヨットスクールでも良い」という趣旨の発言を行っている[50]
  4. ^ 宮台とダースレイダーのDOMMUNE出演は、2020年10月に映画『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』の特集も配信された。出演は宮台、ダースレイダー、CAPTAIN VINYL (NORI+MURO)[61]

出典

  1. ^ a b “首都大学東京 教授 宮台真司 | 仕事を楽しむためのWebマガジン、B-plus(ビープラス)”. www.business-plus.net. 2022年11月30日閲覧。
  2. ^ “宮台真司”. Real Sound|リアルサウンド. 2022年11月30日閲覧。
  3. ^ 宮台真司『権力の予期理論――了解を媒介にした作動形式』勁草書房、1989年4月。ISBN (432610077X)。 
  4. ^ a b “学位論文要旨”. 東京大学. 2018年10月17日閲覧。
  5. ^ a b “大学所属部局の公式ホームページ用データを作る機会があったので、こちらにもアップします - MIYADAI.com Blog”. 宮台真司. 2018年10月17日閲覧。
  6. ^ a b “教員紹介 :: 宮台 真司”. 首都大学東京. 2018年10月17日閲覧。
  7. ^ “Faculty | 至善館”. 至善館 | 22世紀のビジネススクールを、ここ日本、そしてアジアから。 (2020年2月17日). 2022年11月30日閲覧。
  8. ^ a b c ジャーナリスト同士が火花を散らすオウム事件「真相」論争の行方 ハーバービジネスオンライン. (2018年7月22日) 2018年10月16日閲覧。
  9. ^ a b 呼びかけ人・賛同人 メッセージ オウム事件真相究明の会公式サイト. 2018年10月16日閲覧。
  10. ^ 宮台真司『14歳からの社会学』世界文化社、2008年、巻末。ISBN (978-4-418-08218-6)。 
  11. ^ 「現代を生き抜くためのワンポイント社会学」仕事を楽しむためのWebマガジン、B-plus(ビープラス)
  12. ^ 東大卒の宮台氏も不登校?
  13. ^ VIDEO NEWS出演者紹介
  14. ^ “うそ社会 軽やかに適応 宮台真司「制服少女たちの選択」”. 好書好日. 2021年1月18日閲覧。
  15. ^ 「鈴木謙介/Suzuki Kensuke インタビュー」ストリートファッション マーケティング ウェブマガジン ACROSS(アクロス)2008年2月15日
  16. ^ 「コミュニティ観察とクリエイティビティ ――西田亮介さんロングインタビュー」荻上式BLOG 2009年3月1日
  17. ^ 公式ブログより
  18. ^ “宮台さんは首を数カ所切られ重傷”. 共同通信 (2022年11月29日). 2022年11月29日閲覧。
  19. ^ “【速報】待ち伏せされたか 都立大キャンパスで社会学者の宮台真司さんが首を切りつけられる”. FNNプライムオンライン (2022年11月29日). 2022年11月29日閲覧。
  20. ^ a b “宮台真司さん刺傷、防犯カメラに走り去る男の姿…倒れた後も何度も切りつけたか”. 読売新聞オンライン (2022年11月30日). 2022年11月30日閲覧。
  21. ^ “【速報】東京都立大学教授の宮台真司さんが首を切りつけられる 南大沢キャンパスで 男は現在も逃走中”. TBS NEWS DIG. JNN (2022年11月29日). 2022年11月29日閲覧。
  22. ^ “【速報】宮台真司さん退院 都立大キャンパスで切られ重傷 今週から言論活動再開の意向”. FNNプライムオンライン. (2022年12月7日). https://www.fnn.jp/articles/-/455152 2022年12月7日閲覧。 
  23. ^ “宮台真司さん切りつけ事件 男は帽子とマスク姿で襲撃、直後に小走りで立ち去る姿が防犯カメラに”. nikkansports.com. 日刊スポーツ新聞社 (2022年12月1日). 2022年12月2日閲覧。
  24. ^ “切りつけ被害の宮台真司さん、「暗がりで男が誰かわからない」”. 朝日新聞デジタル. 朝日新聞社 (2022年11月30日). 2022年11月30日閲覧。
  25. ^ “逃走中の男を公開捜査 オレンジ色ニット帽、高身長か―宮台真司さん襲撃事件・警視庁”. 時事ドットコム. 時事通信社 (2022年12月12日). 2022年12月15日閲覧。
  26. ^ “宮台真司さん襲撃事件 男はなぜ捕まらない? DNA型検出、事件前後には自転車で移動”. zakzak:夕刊フジ公式サイト. 産経デジタル (2023年1月12日). 2023年1月19日閲覧。
  27. ^ “宮台教授襲撃の約2週間後に自殺 容疑者とみられる男”. 産経新聞. 産経新聞社 (2023年2月1日). 2023年2月1日閲覧。
  28. ^ a b “死亡の男を書類送検 殺人未遂容疑、動機不明のまま―宮台さん襲撃・警視庁”. 時事ドットコム. 時事通信社 (2023年3月9日). 2023年3月9日閲覧。
  29. ^ a b c “宮台さん襲撃疑い男 職に就かず引きこもり状態 公開捜査も住民「気付かなかった」”. 産経新聞. 産経新聞社 (2023年2月1日). 2023年2月1日閲覧。
  30. ^ a b “宮台真司さん襲撃犯も宗教2世…エホバの証人、子どもを鞭打ち・排斥、妊娠を断念”. ビジネスジャーナル/Business Journal (2023年2月6日). 2023年3月5日閲覧。
  31. ^ 上田耕司 (2023年2月24日). “宮台真司氏襲撃事件から約3カ月 宮台氏の知人の「精神科医」の見立てとは〈dot.〉”. AERA dot. (アエラドット). 朝日新聞社. 2023年3月5日閲覧。
  32. ^ “15年前に学者批判のメモ 宮台真司さん襲撃事件、容疑者を書類送検:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル (2023年3月9日). 2023年4月10日閲覧。
  33. ^ 「Advanced Education」『The Watchtower』1956-5-15:315
  34. ^ 「What Influences Decisions in Your Life?」『The Watchtower』1969-3-15:171
  35. ^ 宮台真司・都立大学教授によるエホバの証人の教義への解説「宮台真司氏襲撃事件 被疑者送検を受けて」『videonewscom』2023-3-9 - YouTube
  36. ^ a b “サンデー毎日:宮台真司、襲撃事件の全貌を明かす 田原総一朗が迫るニッポンの闇 コミュニケーション喪失時代の不気味な影”. 週刊エコノミスト Online. 2023年4月10日閲覧。
  37. ^ “『崩壊を加速させよ』で映画批評の新たな試みに至るまで”. リアルサウンド. 2021年5月15日閲覧。
  38. ^ miyadaiの2022年2月18日22時22分のツイート- Twitter 2022年11月30日閲覧。
  39. ^ 『ビデオニュース・ドットコム』(超常体験が絶対性や超越性を信じるきっかけ)
  40. ^ 編集部, ABEMA TIMES. “宮台真司氏「似たような事件は必ず繰り返される」松本死刑囚を知らない若い世代が知るべきオウム真理教 | 国内”. ABEMA TIMES. 2022年11月29日閲覧。
  41. ^ “狙われるのは孤独な地方出身者? 甘い勧誘にご用心”. 文化放送 (2022年8月31日). 2022年11月29日閲覧。
  42. ^ “朝日新聞の要求「あり得ない」と苦言 インタビュー削除騒動、宮台真司氏が公開した「本来の発言」”. J-CAST ニュース (2022年7月22日). 2022年11月29日閲覧。
  43. ^ 書籍出版 双風舎
  44. ^ 宮台真司・宮崎哲弥(2004年)『M2われらの時代に』、朝日文庫、391頁
  45. ^ 『M2われらの時代に』 朝日文庫 2004年 (ISBN 4022614471) 宮崎哲弥との共著
  46. ^ 東京新聞. (2007年5月8日). オリジナルの2017年2月6日時点におけるアーカイブ。.  
  47. ^ 『日本の難点』179-181頁
  48. ^ “憲法についてのアンケートに答えました。800字制限でしたのでタイヘンでした。”. 宮台真司 (2013年9月22日). 2018年10月17日閲覧。
  49. ^ 【田原総一朗vs宮台真司】「何のために朝生やってきたんだよ」ニッポンの未来を激論|#アベプラ《アベマTVで放送中》. YouTube: ABEMA報道リアリティーショー アベプラ【公式】. (2020年2月9日). https://www.youtube.com/watch?v=15nQoGFcEgo&t=1444s 2020年11月25日閲覧。 
  50. ^ a b “” (2012年12月30日). 2015年4月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。
  51. ^ 『これからの多様な性・家族』(宮台本人の発言)
  52. ^ マンガ・エロティクス・エフ』(2011年3月8日)
  53. ^ a b c 宮台真司『これが答えだ!新世紀を生きるための108問108答』朝日文庫,2002年、pp.19-20.
  54. ^ 宮台真司ロングインタビューvol.6「受け手を見るということ」の起源
  55. ^ miyadaiのツイート(13946327091)
  56. ^ 博士も知らないニッポンのウラ』(教育のウラ 宮台真司)
  57. ^
  58. ^ 最高裁判所判例集 平成7合(わ)141 殺人等 平成16年2月27日 東京地方裁判所
  59. ^
  60. ^ 『挑発する知』2003年、p.242
  61. ^ “『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』公開記念番組”. DOMMUNE. (2020年10月8日). https://www.dommune.com/streamings/2020/100801/ 2021年6月1日閲覧。 
  62. ^ “■AMAZON EXCLUSIVE「DOMMUNE RADIOPEDIA」【大百科2】 「鬼滅の刃」と「進撃の巨人」そして「ベルセルク」”. DOMMUNE. (2021年7月8日). https://www.dommune.com/streamings/2021/070801/ 2021年7月9日閲覧。 
  63. ^ “” (PDF). 東京都. 2016年3月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。

外部リンク

  • MIYADAI.com Blog
  • 宮台真司 (@miyadai) - Twitter
  • ビデオニュース・ドットコム (神保哲生と毎週放送するインターネット放送)
  • 教員紹介 :: 宮台 真司 | 東京都立大学
  • マル激!メールマガジン(まぐまぐ
ウィキペディア、ウィキ、本、library、論文、読んだ、ダウンロード、自由、無料ダウンロード、mp3、video、mp4、3gp、 jpg、jpeg、gif、png、画像、音楽、歌、映画、本、ゲーム、ゲーム。