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八本松駅

八本松駅(はちほんまつえき)は、広島県東広島市八本松町飯田にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線である。駅番号はJR-G08

八本松駅
駅舎遠景(2011年10月)
はちほんまつ
Hachihommatsu
JR-G09 寺家 (3.7 km)
(10.6 km) 瀬野 JR-G07
所在地 広島県東広島市八本松町飯田1539
北緯34度26分44.29秒 東経132度41分18.22秒 / 北緯34.4456361度 東経132.6883944度 / 34.4456361; 132.6883944座標: 北緯34度26分44.29秒 東経132度41分18.22秒 / 北緯34.4456361度 東経132.6883944度 / 34.4456361; 132.6883944
駅番号 JR-G08
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 G 山陽本線
キロ程 278.9 km(神戸起点)
電報略号 ハチ
駅構造 地上駅橋上駅
(ホーム) 2面2線
乗車人員
-統計年度-
3,117人/日(降車客含まず)
-2020年-
開業年月日 1895年明治28年)4月4日
備考 (業務委託駅)
みどりの窓口
(テンプレートを表示)

概要

山陽本線の中では最も標高が高く(海抜255メートルで、ホームの名所案内板にて記載されている)、隣の瀬野駅から当駅まで「瀬野八」と呼ばれる急勾配区間(上り)がある。瀬野駅まで10.6キロで長い。

歴史

駅構造

相対式ホーム2面2線を持つ地上駅。中間にはホームの無い中線があり、かつては西条駅通過の上り貨物列車が当駅場内信号機内方で補機を走行中に解放し、その補機が中線から広島貨物ターミナル駅へ向けて折り返していた。

また、毎年1月の大学入試センター試験に伴う臨時列車(大門駅 - 西条駅間)の待機にも使用されていた。

現在はレール輸送等の列車が使用している程度であるが、平成30年7月豪雨により山陽本線が被災した為、当駅 - 白市駅間で暫定的に運行再開するにあたり、中線に面する仮設ホームを設置した上で折り返し設備として使用されていた[6][7]

また、2番のりば南側に側線が数本敷設されていて保守車両が利用している。ホームは広島方面に向かって右にカーブしているため、乗降する際には足元に注意する必要がある。

JR西日本中国交通サービスによる(業務委託駅)であり、みどりの窓口が設置されている。ICOCA利用可能駅(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。

駅舎概要

  • 簡易橋上方式(但しペデストリアンデッキや歩行者専用の自由通路が無く、駅への連絡通路は自動車通行可能の市道扱い)
  • 落成:1968年(昭和43年)

元々は地平駅であったが、磯松地区方面にしか出口がなかったため、原・吉川・宗吉・向原(現在の八本松南)・下西・下東地区の利用者にとっては利用しにくかった。1965年昭和40年)ごろからに急激に向原地区の住宅開発・造成が相次いで起こったことにより南側の人口も急激に増え始めたため、1968年(昭和43年)に現在の橋上駅舎が完成した。2005年には構内に、2010年には駅前にエレベーターが新設されている。

駅舎コンコース内

のりば

のりば 路線 方向 行先
1 G 山陽本線 上り 西条三原方面[8]
2 下り 広島岩国方面[8]
付記事項
  • 上下ホームの間にホームの無い中線がある。そのため列車運転指令上、2番線は3番線とされている。
  • ホームに列車案内表示機はないが接近を知らせる機器は設置されており、入線1分前になると『列車がまいります』という表示が点滅する(『列車が』→ ←『まいります』と交互に点滅する。なお、この機器は広島駅と海田市駅に設置されている機器と同一のものである)。
  • 以前は列車接近時にメロディが鳴るのみであったが、2012年3月頃に現行の接近放送(JR西日本新標準接近放送)に更新された。接近メロディは以下の通り。
    • 1番のりば:広島駅4・9番乗り場メロディ
    • 2番のりば:広島駅2・7番乗り場メロディ

利用状況

1日平均の乗車人員は以下の通り。特記のないものは「統計でみる東広島」による。

年度 1日平均
乗車人員
1989年(平成 元年) 5,811[9]
1990年(平成02年)
1991年(平成03年)
1992年(平成04年) 6,157[10]
1993年(平成05年)
1994年(平成06年)
1995年(平成07年)
1996年(平成08年)
1997年(平成09年)
1998年(平成10年) 5,280[11]
1999年(平成11年)
2000年(平成12年)
2001年(平成13年)
2002年(平成14年) 4,758
2003年(平成15年) 4,903
2004年(平成16年) 4,941
2005年(平成17年) 4,935
2006年(平成18年) 4,932
2007年(平成19年) 5,165
2008年(平成20年) 5,101
2009年(平成21年) 5,010
2010年(平成22年) 5,011
2011年(平成23年) 4,880
2012年(平成24年) 4,714
2013年(平成25年) 4,643
2014年(平成26年) 4,529
2015年(平成27年) 4,599
2016年(平成28年) [注 1]4,451
2017年(平成29年) 4,076
2018年(平成30年) 3,787
2019年(令和 元年) 3,883
2020年(令和02年) 3,117

駅周辺

西条盆地と呼ばれる盆地の北西にあり周囲を山に囲まれている。曽場ヶ城を始めとして山城の跡地も多い。駅付近は広島市へ流れる瀬野川水系の最上流部となるが、東側すぐの上組地区付近の分水嶺を境に東は呉市へと流れる黒瀬川水系に変わる。盆地内に大河川はないが溜池を利用した稲作が発達し農地としては水田が多い。山際の扇状地も開墾され、棚田も多く見られる。戦前は主な集落は線路北側にしかなく駅北側や駅北東側の上組地区であり、駅の南側は家がほとんどなく一面の水田であった。駅の北西側には日本軍川上弾薬庫があり、戦後は在日アメリカ軍が管理している。

1960年代より駅北東側の山地を切り開いて工業団地が造成され(現在の八本松飯田二丁目付近)、また、広島市や三原市ベッドタウンとして一部の水田は埋め立てられて住宅地に転用された。駅南側を中心に開発が進んだことから1968年より線路真上の跨線橋上に新駅舎を設け(橋上駅舎)南側へのアクセス改善を図り、北側の駅舎は閉鎖された。駅北側の集落は県道46号に沿って並んでいる。県道46号の駅付近の区間は江戸時代旧山陽道であった。現在も駅付近に一里塚跡などが残る。以後の主要道は駅南側に整備されることが多く、国道486号国道2号、国道2号西条バイパスなどが駅付近を通過する。山陽自動車道だけは北側山地を通過する。現在の最寄りのインターチェンジ志和インターチェンジであり八本松地区にはないが、地区内の工業団地付近に八本松スマートインターチェンジ(仮称)が建設中である。

平成30年7月豪雨では曽場ヶ城山を中心とした駅南側の山地の複数の土石流が発生し、駅付近まで土砂が達した。これを受けて見直されたハザードマップでは八本松駅周辺および駅の南西側の新興住宅地の広い範囲が土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律(土砂災害防止法)第6条に基づく土砂災害警戒区域に指定されており、西条バイパスや県道83号より南側を中心にさらに厳しい特別警戒区域(同法第8条)に指定されている場所もある[12]。曽場ヶ城山周辺はたびたび土石流が発生したと見られており、大正時代に建てられた八本松八十八石仏は一部が土石流で流出した記録があるという[13]

  • 瀬野川
  • 東広島市 八本松出張所(市役所の出張所)
  • 八本松駅前郵便局
郵便局は駅北側にあり、南側に銀行信用金庫農業協同組合の店舗がある。
現道の他に西条バイパスの西端が駅南側にある。また、西条バイパスの西側安芸バイパスが接続されている。
駅付近は西条バイパス開通により格下げされたかつての国道2号である。

バス路線

※当駅始発となる篠・シャープ方面のみ北口バス乗場から、その他は南口バス乗場から出発。

付記

  • 当駅と瀬野駅の間の上り線では、架線が(ツインシンプルカテナリー式)となっている。
  • 以前は当駅西側より分岐し北西にあった呉海軍の火薬庫へ向かう「呉海軍軍需部川上火薬庫線」と南東に向かい国鉄八本松材修場に至る「八本松材修場専用線」が存在した。[要出典]

隣の駅

西日本旅客鉄道(JR西日本)
G 山陽本線
快速「(シティライナー)」(土休日下りのみ運転)・快速「通勤ライナー」(平日朝下りのみ運転)
西条駅 (JR-G10) → 八本松駅 (JR-G08)海田市駅 (JR-G04)
普通
寺家駅 (JR-G09) - 八本松駅 (JR-G08) - 瀬野駅 (JR-G07)

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 2017年3月4日寺家駅開業

出典

  1. ^ 「八本松駅が橋の上に」『交通新聞』交通協力会、1968年3月19日、2面。
  2. ^ 『国鉄監修 交通公社の時刻表』1987年2月号、p.165,173。
  3. ^ 「西日本豪雨(平成30年7月豪雨)」に伴う運転状況などについて(2018年8月22日時点):JR西日本
  4. ^ “山陽本線,八本松駅仮設ホームを使用して部分運転を再開”. railf.jp(鉄道ニュース). 交友社 (2018年8月27日). 2018年8月31日閲覧。
  5. ^ 。「西日本豪雨(平成30年7月豪雨)」に伴う運転状況などについて(2018年9月11日時点):JR西日本
  6. ^ 山陽線八本松駅の仮ホーム公開 -中国新聞アルファ 2018年8月16日閲覧
  7. ^ JR山陽線・八本松駅 仮設ホーム設置で再開へ -広島ホームテレビ 2018年8月16日閲覧
  8. ^ a b “八本松駅|構内図:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2023年3月22日閲覧。
  9. ^ 『JR全線全駅』p.314、弘済出版社(1991-11-15)
  10. ^ 『JR全線全駅』p.314、弘済出版社(1994-11-15)
  11. ^ 『JR全線全駅』p.367、弘済出版社(2000-12-07)
  12. ^ 土砂災害ポータルひろしま. 広島県砂防課 2022年9月15日閲覧
  13. ^ 岩佐佳哉・熊原康博 (2020) 広島県東広島市における枕崎台風と平成30年7月豪雨災害に伴う土石流分布と被害. 地理科学75(3), pp.109-116. doi:10.20630/chirikagaku.75.3_109

関連項目

外部リンク

  • 八本松駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道
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