京極 夏彦(きょうごく なつひこ、1963年3月26日 - )は、日本の小説家、妖怪研究家、グラフィックデザイナー、アートディレクター。日本推理作家協会代表理事[1]。
誕生 | 1963年3月26日(60歳) 北海道小樽市 |
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職業 | 小説家 |
国籍 | 日本 |
活動期間 | 1994年 - |
ジャンル | 推理小説・妖怪小説・時代小説 |
代表作 | 百鬼夜行シリーズ 巷説百物語シリーズ |
主な受賞歴 | 日本推理作家協会賞(1996年) 泉鏡花文学賞(1997年) 山本周五郎賞(2003年) 直木三十五賞(2004年) 柴田錬三郎賞(2011年) 遠野文化賞 (2016年) 吉川英治文学賞 (2022年) |
デビュー作 | 『姑獲鳥の夏』(1994年) |
所属 | ラクーンエージェンシー |
サイン | |
(ウィキポータル 文学) |
世界妖怪協会・世界妖怪会議評議員(肝煎)、(関東水木会)会員、東アジア恠異学会会員。「怪談之怪」発起人の一人。
北海道小樽市出身。北海道倶知安高等学校卒業、専修学校桑沢デザイン研究所中退。代表作に『百鬼夜行シリーズ』、『巷説百物語シリーズ』など。株式会社ラクーンエージェンシー所属。公式サイト「大極宮」も参照。
略歴
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1963年3月26日に北海道小樽市に生まれる。グラフィックデザイナー・アートディレクターとして桑沢デザイン研究所を経て広告代理店に勤務し、制作部副部長となる[2]。体調不良によりやむなく退職し、その関連で知り合った関係者と共に独立して小さなデザイン会社を設立。
しかし、バブル崩壊後の不景気で会社の仕事はあまりない底冷えが続く。そんな中で思いついた企画書をいくつか作った後の暇な時間に何となく小説『姑獲鳥の夏』を書いた。そして休日に出かける金も無い1994年のゴールデンウィークに、「会社で小説書いちゃったから印字代とかがもったいない」という軽い気持ちで「出来れば原稿に使った用紙とインク代の元だけでも稼げれば」と、威張った編集者に門前払いをされることも期待しながら講談社ノベルスの編集部に電話をかけた[3]。編集者は京極に、返事には数カ月から半年かかると伝えたが、箱入りで届いた『姑獲鳥の夏』の原稿を読み始めると、予想外に読みふけり1日で目を通し終え、まず「著名な作家が編集部のリテラシーを試しているイタズラでは」と感じたといい、また原稿を送って僅か2日で返事を貰った京極も、「まさかのドッキリではないか」と思ったという[3]。この作品は、上記のように仕事の合間の暇つぶしに書かれたもので、小説の執筆は京極にとって初めてのことであった。作品の構想は10年前に考えた漫画のネタという。
原稿を読んだ編集者である唐木厚により、すぐに講談社ノベルスとしての発売が決定した。『狂骨の夢』の発売日(1995年5月)にプロフィール等が解禁され、集英社・中央公論社・新潮社と続々と執筆依頼が舞い込んだ。自分の会社に対して『姑獲鳥の夏』発売時点では、まだ思いがけず本があっさりと発売されたことの恥ずかしさで伝えれずにいたが、講談社からの依頼で『魍魎の匣』執筆に入る段階で隠すのが心苦しくなって事情を話し、さらに『狂骨の夢』発売後には他の出版社からも執筆依頼が殺到し始め、会社での仕事は出来にくくなったため、会社は一旦退職して、しばらくの後に外部スタッフとして仕事も継続することとなった。その後は京極の縁で自身の単行本や出版社の一部の書籍デザインを会社が担当している。
2010年5月28日、日本でのiPad発売と同日に『死ねばいいのに』を電子書籍として発売。また2011年10月14日には四六判・ノベルス・分冊文庫・電子書籍の4形態で『ルー=ガルー2 インクブス×スクブス 相容れぬ夢魔』を発売。これは出版史上初のことであった。
京極の活動は小説家のみならず、『ゲゲゲの鬼太郎』第4作101話で脚本および自身をモデルにしたゲストキャラ「一刻堂」のキャラクターデザインと声優を担当、『巷説百物語』がテレビアニメ化された際には声優として京極亭役を演じている。また、京極の処女作を原作とした映画『姑獲鳥の夏』では傷痍軍人(水木しげる)役として出演した。親交の深い宮部みゆき、荒俣宏等には、水木しげるの故郷である境港産の松葉ガニを歳暮として贈っている。
2023年3月1日、日本文学振興会が退任した北方謙三の後任として直木賞選考委員への就任をツイッターで発表した。
本格ミステリ作家クラブ会員。日本SF作家クラブ会員だったが2023年2月時点では退会している。
文学賞受賞・候補歴
- 1995年 - 『鉄鼠の檻』で第9回山本周五郎賞候補。
- 1996年
- 1997年 - 『嗤う伊右衛門』で第25回泉鏡花文学賞受賞、第118回直木三十五賞候補。
- 1999年 - 『百鬼夜行――陰』で第21回吉川英治文学新人賞候補。
- 2002年 - 『覘き小平次』で第16回山本周五郎賞受賞、第128回直木三十五賞候補。
- 2003年 - 『後巷説百物語』で第130回直木三十五賞受賞。
- 2007年 - 『邪魅の雫』で第7回本格ミステリ大賞(小説部門)候補。
- 2011年 - 『西巷説百物語』で第24回柴田錬三郎賞受賞。
- 2016年 - 『遠野物語remix』や「えほん遠野物語」シリーズなどで遠野文化賞受賞[4]。
- 2019年 - 第62回埼玉文化賞[5]
- 2022年 - 『遠巷説百物語』で第56回吉川英治文学賞受賞[6]。
ミステリ・ランキング
週刊文春ミステリーベスト10
- 1994年 - 『姑獲鳥の夏』7位
- 1995年 - 『魍魎の匣』4位、『狂骨の夢』次点
- 1996年 - 『鉄鼠の檻』5位、『絡新婦の理』6位
- 1997年 - 『嗤う伊右衛門』9位
- 1998年 - 『塗仏の宴』8位
- 1999年 - 『巷説百物語』29位
- 2003年 - 『陰摩羅鬼の瑕』9位
- 2006年 - 『邪魅の雫』8位
- 2010年 - 『死ねばいいのに』9位
このミステリーがすごい!
- 1995年 - 『姑獲鳥の夏』7位
- 1996年 - 『魍魎の匣』4位、『狂骨の夢』9位
- 1997年 - 『鉄鼠の檻』7位
- 1998年 - 『絡新婦の理』4位、『嗤う伊右衛門』7位
- 1999年 - 『塗仏の宴』19位
- 2000年 - 『巷説百物語』20位
- 2004年 - 『陰摩羅鬼の瑕』20位
- 2007年 - 『邪魅の雫』12位
- 2011年 - 『死ねばいいのに』12位
本格ミステリーベスト10
- 1997年 - 『鉄鼠の檻』1位、『絡新婦の理』2位
- 1999年 - 『塗仏の宴』2位
- 2000年 - 『百鬼徒然袋―雨』14位
- 2002年 - 『続巷説百物語』28位
- 2004年 - 『陰摩羅鬼の瑕』5位
- 2005年 - 『百器徒然袋―風』27位
- 2007年 - 『邪魅の雫』5位
ミステリが読みたい!
- 2011年 - 『死ねばいいのに』19位
作風
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- 新しい推理スタイル
- デビュー作以来続く、京極の代表作と言える百鬼夜行シリーズには、憑物落し(つきものおとし)と同時に推理する、新しいスタイルの探偵が出てくる。装飾部分やサブストーリーに様々な伝承、オカルティズムをふんだんに用いながらも骨格は論理的な謎解きに徹しているため、狭義の推理小説の正道を歩むと同時に、作者いわくの「妖怪小説」とも呼び得るという、特異なシリーズとなっている。横溝正史やディクスン・カーの怪奇趣味が本格推理に従属する装飾にとどまるため、オカルト小説として読む余地がまったく無いのに対し、京極のオカルティズムは本筋とは別に独自の掘り下げが行われるため、本格推理ファン以外の読者も少なくない。また、同シリーズ以外の、ミステリをうたっていない作品の中にも、怪奇現象が実はすべて人為的トリックであったり、古典的怪談に合理的解釈が提示されたり(ただし、それが真実として確定されるわけではない)するものが多い。
- 分厚いページ数
- 百鬼夜行シリーズは、(作者独特の文体ゆえか)極めてページ数が多いのも特徴であり、『鉄鼠の檻』で826ページ、『絡新婦の理』で829ページ、『塗仏の宴 宴の支度』『塗仏の宴 宴の始末』で上下巻に分けて1248ページという厚さに達している(以上、全て講談社ノベルス版の数字)。そのため、百鬼夜行シリーズ作品は「レンガ本」「サイコロ本」とも呼ばれており、合作の経験がある漫画家とり・みきには、漫画中の登場人物が京極の本をアコーディオンのように持つという描写をされている。
- 装幀家
- また、作家デビューする以前からグラフィックデザイナー・装幀家としての顔も持っており、綾辻行人の『眼球綺譚』や『フリークス』などではカバーデザインを担当している。
- 独自のルール
- 作品の見せ方についても、一つの文がページをまたがることのないように、ページ・見開きの末文で改行するよう構成する(文庫化などで字数が変わるとそれに合わせて適宜改行位置を操作する)など、独特のルールを遵守している。グラフィックデザイナーの血がそうさせるのだとも言われるが、それは読者がページを開いたときの第一印象まで、作家の主体的な制御下に置こうという試みといえる。そのこだわりは、みずからDTPソフトAdobe InDesignを駆使して、全ページのレイアウトをこなして印刷所に入稿するレベルにまで至っているが、個人的なこだわりではなく、本人は、リーダビリティを考慮した読者サービスの一環であり[3]、「小説」と言う商品をよくしようと言う企業努力であると語っている。ただし文字組みに関しては「1ページ破っても読めるように」とも語っている[7]。
- 共通の世界観
- 京極の作品は様々な時系列のものがあるが、発表された全ての作品は互いに他の京極作品・シリーズとどこかしらリンクしている(登場人物、作中事件等)。
執筆作品
小説・物語
百鬼夜行シリーズ
作者のデビュー作から続くシリーズ。
講談社ノベルスより刊行。装幀、表紙妖怪画は辰巳四郎が担当。辰巳の死後、妖怪画は石黒亜矢子が引き継いだ。
講談社文庫版カバーは荒井良製作の紙人形。他に分冊版、愛蔵版が順次刊行されている。
- 長編小説
- 連作小説集
巷説百物語シリーズ
上記の小説に登場するキャラクターを流用し、江戸期を舞台に「仕掛け」を行う小悪党たちの活躍を描いた作品群。
四六判(カバーの裏に細工あり)・文庫判(カバーは荒井良による造形製作)は角川書店刊、新書判は中央公論新社刊。
江戸怪談シリーズ
古典の怪談を、登場人物などの要素や筋立てを利用して、組み直したもの。おどろおどろしい背景と、男女の現代的視点からの心理描写が精緻な作品群である。
- 『嗤う伊右衛門(わらういえもん)』
※原作は四代目鶴屋南北の『東海道四谷怪談』とその元となった実録小説『(四谷雑談集)』で筋立ては後者に近い
- 『覘き小平次(のぞきこへいじ)』
※原作は山東京伝の『復讐奇談安積沼(ふくしゅうきだんあさかのぬま)』
- 『数えずの井戸』
ルー=ガルー
当初「女子高生SF小説」として構想が語られていた作品。2010年夏、劇場アニメ公開。
どすこい
小説媒体で、くだらないギャグ小説をというコンセプトの元に執筆された小説。作品タイトルからして他小説のパロディであり、作者名も毎回変名となっていた。それぞれの作品が、忠臣蔵と四十八手を主題にした変奏曲のような構成で、「先に発表された小説は、次の小説内の世界で発行された小説」というウロボロスや「土俵の輪」のような構造を持つなど、遊び心に富んでいる。
扉絵と劇中に登場する4コマ漫画はしりあがり寿が担当しており、単行本、新書、文庫と再発行される度に4コマ漫画が書き直されている(文庫版は単行本、新書分も収録)。また、本文中のセリフも一部が加筆されており、元よりメタフィクション(自己言及)的なギャグがふんだんに含まれていることから、加筆行為そのものをネタにしている部分もある。
- 連作小説集(集英社刊文芸雑誌『小説すばる』掲載)
南極
前述の「どすこい」所収の「すべてがデブになる」の登場人物によるスピンオフ作品。「南極夏彦」なるダメな小説家と周辺の人物が巻き起こす騒動が描かれるギャグ小説「南極探検隊」シリーズをメインとする。メタな描写や特異な仕掛けが多いが、その全てがギャグのために存在するという稀有な小説でもある。コラボ作品以外のタイトルはやはり有名作品のパロディで、最初の3作品のみ「どすこい」同様変名を使っている。
集英社刊
厭シリーズ
ホラーでも怪談でもなく、ただ「厭」な気分になる小説をというコンセプトで書かれた連作小説集。各話のリンク、内容と、装丁が一つのメタフィクショナルな仕掛けとして機能している。
- 連作小説集(祥伝社刊文芸雑誌『小説NON』掲載)
- 『厭な小説』2009年 ISBN (978-4-396-63316-5)
- 『厭な小説』 ノン・ノベル 2011年 ISBN (978-4-396-20891-2)
- 『厭な小説 文庫版』 祥伝社文庫 2012年 ISBN (978-4-396-33783-4)
- 『厭な小説 文庫版』 角川文庫 2020年 ISBN (978-4-04-108445-8)
- 「厭な子供」 1999年 (祥伝社文庫『さむけ』所収、『世にも奇妙な物語』内でドラマ化)
- 「厭な老人」 1999年
- 「厭な扉」(『グランドホテル 異形コレクション 9』)
- 「厭な先祖」 2002年
- 「厭な彼女」 2008年
- 「厭な家」 2009年
- 「厭な小説」 書き下ろし
豆腐小僧シリーズ
- 『豆腐小僧双六道中ふりだし 本朝妖怪盛衰録』 講談社 2003年 ISBN (4-06-212214-6)
- 『文庫版 豆冨小僧双六道中ふりだし』 角川書店 2010年 ISBN (978-4-04-362008-1)
- 『豆腐小僧双六道中おやすみ 本朝妖怪盛衰録』 角川書店 2011年 ISBN (978-4-04-874191-0)
- 『文庫版 豆冨小僧双六道中おやすみ』 角川書店 2013年 ISBN (978-4-04-100920-8)
- 『豆富小僧』 角川書店 2011年 ISBN (4-04-631151-7)
- ジュブナイル版角川つばさ文庫
- 『豆腐小僧その他』角川書店 2011年 ISBN (4-04-362009-8)
現代怪談シリーズ
- 『旧怪談(ふるい怪談)耳袋より』メディアファクトリー 2007年 ISBN (4-8401-1879-5)
- 『幽談』メディアファクトリー 2008年 ISBN (4-8401-2373-X)
- 『幽談』 MF文庫ダ・ヴィンチ 2012年 ISBN (978-4-8401-4500-8)
- 『幽談』 角川文庫 2013年 ISBN (978-4-04-101153-9)
- 『冥談』メディアファクトリー 2010年 ISBN (4-8401-3235-6)
- 『冥談』 角川文庫 2013年 ISBN (978-4-04-101152-2)
- 『眩談』メディアファクトリー 2012年 ISBN (4-8401-4891-0)
- 『眩談』 角川文庫 2015年 ISBN (978-4-04-103552-8)
- 『鬼談』KADOKAWA 2015年 ISBN (4-0410-2474-9)
- 『鬼談』 角川文庫 2018年2月 ISBN (978-4-04-105737-7)
- 『虚談』KADOKAWA 2018年2月 ISBN (978-4-04-105722-3)
- 『虚談』 角川文庫 2021年10月 ISBN (978-4-04-111541-1)
遠野物語remix
柳田國男の『遠野物語』を京極夏彦が現代語訳、意訳、説話の収録順をテーマごとに入れ替え、といった「リミックス」したもの。
- 『遠野物語remix』 角川学芸出版 2013年 ISBN (978-4-04-653277-0)
- 『遠野物語拾遺retold』 角川学芸出版 2014年 ISBN (978-4-04-653301-2)
書楼弔堂シリーズ
明治中期の書店・弔堂を舞台に、様々な著名人たちが「人生にふさわしい一冊」に出会っていくという連作短編シリーズ。
- 『書楼弔堂 破暁』集英社 2013年 ISBN (978-4-08-771540-8)
- 『書楼弔堂 破暁 文庫版』 集英社文庫 2016年12月 ISBN (978-4-08-745522-9)
- 『書楼弔堂 炎昼』集英社 2016年11月 ISBN (978-4-08-771018-2)
- 『書楼弔堂 炎昼 文庫版』 集英社文庫 2019年11月 ISBN (978-4-08-744043-0)
- 『書楼弔堂 待宵』集英社 2023年1月 ISBN (978-4-08-771820-1)
ヒトでなしシリーズ
- 『ヒトでなし 金剛界の章』 新潮社 2015年 ISBN (978-4-10-339611-6)
- 新潮文庫 2019年2月 ISBN (978-4-10-135352-4)
- 『ヒトごろし』 新潮社 2018年 ISBN (978-4-10-339612-3)
虚実妖怪百物語シリーズ
- 『虚実妖怪百物語 序』KADOKAWA 2016年 ISBN (978-4-04-104776-7)
- 角川文庫 2018年12月 ISBN (978-4-04-107431-2)
- 『虚実妖怪百物語 破』KADOKAWA 2016年 ISBN (978-4-04-104778-1)
- 角川文庫 2018年12月 ISBN (978-4-04-107432-9)
- 『虚実妖怪百物語 急』KADOKAWA 2016年 ISBN (978-4-04-104781-1)
- 角川文庫 2018年12月 ISBN (978-4-04-107433-6)
- 『虚実妖怪百物語 序/破/急』角川文庫 2018年12月 ISBN (978-4-04-107434-3) - 上記3冊の合巻版
その他小説・物語
- 『死ねばいいのに』 講談社 2010年 ISBN (4-0621-6172-9)
- 『オジいサン』 中央公論新社 2011年 ISBN (4-1200-4209-X)
- 『虚言少年』 集英社 2011年 ISBN (4-0877-1407-1)
- 『虚言少年 文庫版』 集英社文庫 2014年 ISBN (978-4-08-745224-2)
選集
- 百鬼夜行シリーズ
- 厭シリーズ
- 現代怪談シリーズ
- 『エロティシズム12幻想』 (津原泰水 監) エニックス 2000年 ISBN (4-7575-0166-8)
- 『エロティシズム12幻想』 (津原泰水 監) 講談社文庫 2002年 ISBN (4-06-273393-5)
- 「鬼交(きこう)」 (『鬼談』収録)
- 『稲生モノノケ大全 陽之巻』 (東雅夫 編) 毎日新聞社 2005年 ISBN (4-620-10695-X)
- 「旧耳袋 もう臭わない」 (『旧怪談 耳袋より』収録)
- 『怪談実話系 書き下ろし怪談文芸競作集』 (『幽』編集部 編) メディアファクトリー 2008年 ISBN (4-840-12347-0)
- 「成人」 (『幽談』収録)
- 『怪談実話系3 書き下ろし怪談文芸競作集』 (『幽』編集部 編) メディアファクトリー 2010年 ISBN (4-840-13199-6)
- 「先輩の話」 (『冥談』収録)
- 未分類
- 『稲生モノノケ大全 陽之巻』 (東雅夫 編) 毎日新聞社 2003年 ISBN (4-620-31649-0)
- 「武大夫木槌を得る――三次実録物語」
- 『怪談の学校』 (怪談之怪 編) メディアファクトリー 2006年 ISBN (4-840-11497-8)
- 「礼儀正しい」
- 『小説 こちら葛飾区亀有公園前派出所』(秋本治 原作/日本推理作家協会 監修)集英社 2007年 ISBN (4-087-80466-6)/集英社文庫 2011年 ISBN (4-087-46689-2)
- 「ぬらりひょんの褌」 (『南極』収録)
- 『文豪てのひら怪談』 (東雅夫 編) ポプラ文庫 2009年 ISBN (4-591-11104-0)
- 「蒐集者の庭(抄)」※久保竣行 名義
- 『NOVA4 書き下ろし日本SFコレクション』 (大森望 編) 河出文庫 2011年 ISBN (4-309-41077-4)
- 「最后の祖父」
- 『奇想天外 21世紀版 アンソロジー』 (山口雅也 編) 南雲堂 2017年 ISBN (4-523-26564-X)
- 「俺たちの俺」
- 『森見登美彦リクエスト! 美女と竹林のアンソロジー』(森見登美彦 編)光文社 2019年1月 ISBN (978-4-334-91259-8)
- 「竹取り」
- 『Day to Day』(講談社 編)講談社 2021年3月 ISBN (978-4-065-21842-6)
- 「七月八日」
- 『稲生モノノケ大全 陽之巻』 (東雅夫 編) 毎日新聞社 2003年 ISBN (4-620-31649-0)
連載中の小説
連載中断小説
- 『新潮落語』
- 「まともな小説が書けないのだから、」(『小説新潮』1999年5月号)
- 「こんな巫山戯た小説書きやがって、」(『小説新潮』1999年10月号)
- 「死に神remix」(『小説新潮』2002年1月号)※『京極噺六儀集』に収録
- 古典落語をメタな自己言及的視線により読み解くというお笑い小説。
- 『明けの破鏡(あけのはきょう)』(『KADOKAWAミステリ』1999年11月号 - 2000年7月号(6回))
- 江戸時代を舞台にした時代劇小説。作者が愛好する必殺シリーズの登場人物を思わせる描写がある。
- 『右の方に進むべきである』(『小説現代』2012年6月号・9月号・2013年1月号・4月号(4回))
雑誌掲載短編
- 「その赤いモノ」(『幽』vol.4 2005年)
評論・エッセイ
エッセイ
- 『妖怪旅日記』 (多田克己・村上健司 共著)同朋舎 2001年 ISBN (4-8104-2728-5)
- 『大極宮(たいきょくぐう)』『大極宮2』『大極宮3 コゼニ好きの野望篇』 (大沢在昌・宮部みゆき 共著/三人の公式ホームページ『大極宮』のコンテンツ『週刊大極宮』の文庫化) 角川文庫 2002年 ISBN (4-0436-1103-X) / 2003年 ISBN (4-0436-1105-6) / 2004年 ISBN (4-0436-1106-4)
- 『大極宮3 コゼニ好きの野望篇』には書き下ろし掌編小説「罪と罰 第130回」が収録されている
- 『地獄の楽しみ方 17歳の特別教室』講談社 2019年 ISBN (978-4-06-517384-8)
- 『地獄の楽しみ方 文庫版』講談社 2022年 ISBN (978-4-06-526809-4)
対談
- 『アニメ鬼太郎生誕30周年記念出版 水木しげる&京極夏彦 ゲゲゲの鬼太郎解体新書』 講談社 1998年 ISBN (4-06-330048-X) ※付録として京極の担当した『ゲゲゲの鬼太郎 言霊使いの罠!』の脚本
- 『ユリイカ 臨時増刊号 総特集 怪談』(「近代という膜が破れる時」)青土社 1998年8月 ISBN (4-7917-0035-X)
- 『水木しげるの妖怪談義』 (水木しげる 著) Softgarage 2000年 ISBN (4-921068-56-9)
- 『妖怪馬鹿』 (多田克己・村上健司 共著/荒井良 カバーの妖怪製作) 新潮OH!文庫 2001年 ISBN (4-10-290073-X)
- 『完全復刻 妖怪馬鹿』 新潮文庫 2008年 ISBN (978-4-10-135351-7)
- 『異界談義』 (国立歴史民俗博物館 編) 角川書店 2002年 ISBN (4-04-883757-5)
- 『安倍晴明公』 (晴明神社 編) 講談社 2002年 ISBN (4-06-210983-2)
- 『ホラー・ジャパネスクを語る』 (東雅夫 編) 双葉社 2003年 ISBN (4-575-23469-9)
- 『本格ミステリ ベスト10 2004』 (探偵小説研究会 編・著) 原書房 ISBN (4-562-03718-0)
- 『怪談之怪之怪談』 (怪談之怪 編) メディアファクトリー 2003年 ISBN (4-8401-0848-X)
- 『ミステリー迷宮読本』 ムックy 2003年 ISBN (4-89691-775-8)
- 『京極夏彦『巷説百物語』の世界』 ムックy 2004年 ISBN (4-89691-803-7)
- 『多生の縁 玄侑宗久対談集』 (玄侑宗久 著) 文藝春秋 2004年 ISBN (4-16-365730-4)
- 『ゲゲゲの鬼太郎 妖怪百物語』 宝島社 2004年 ISBN (4-7966-4191-2)
- 『闇夜に怪を語れば 百物語ホラー傑作選』 (東雅夫 編) 角川文庫 2005年 ISBN (4-04-359802-5)
- 『対談集 妖怪大談義』 角川書店 2005年 ISBN (4-04-883925-X)
- 『対談集 妖怪大談義』 角川文庫 2008年 ISBN (978-4-04-362005-0)
- 『妖怪文藝 巻之壱 モノノケ大合戦』 (東雅夫 編) 小学館文庫 2005年 ISBN (4-09-402837-4)
- 『俺たちのR25時代』 (R25編集部 編) 日経ビジネス人文庫 2005年 ISBN (4-532-19317-6)
- 『ホラー・ジャパネスク読本』 (東雅夫 編) 双葉文庫 2006年 ISBN (4-575-71312-0)
日本画
国書刊行会刊、文章
- 『絵本百物語 桃山人夜話』 (竹原春泉 画/多田克己 編) 1997年 ISBN (4-336-03948-8)
- 『暁斎妖怪百景』 (河鍋暁斎 画/多田克己 編) 1998年 ISBN (4-336-04083-4)
- 『国芳妖怪百景』 (歌川国芳 画/悳俊彦 編・解説) 1999年 ISBN (4-336-04139-3)
- 『妖怪図巻』 (多田克己 編・解説) 2000年 ISBN (4-336-04187-3)
- 『北斎妖怪百景』 (葛飾北斎 画/多田克己・久保田一洋 編) 2004年 ISBN (4-336-04636-0)
その他
- 絵本
- 怪談えほん3『いるの いないの』 (町田尚子 絵/東雅夫 編)岩崎書店 2012年 ISBN (978-4-2650-7953-7)
- 京極夏彦の妖怪えほん
- 京極夏彦のえほん遠野物語
- 京極夏彦のえほん遠野物語 第二期
- 京極夏彦のえほん遠野物語 第三期
- 台本集
- 『京極噺六儀集(きょうごくばなしだいほんしゅう)』 ぴあ 2005年 ISBN (4-8356-1560-3)
- 「豆腐小僧」
- 「狐狗狸噺」
- 「新・死に神」
- 「死に神remix」(三遊亭圓朝没後百周年記念) 2002年
- 「茂山千五郎家と上演台本」
- 「豆腐小僧」
- 「狐狗狸噺」
- 「茂山千之丞」
- 「茂山千五郎」
- 「京極噺について」
- 「新・死に神」
- 「巷説百物語」
- 妖怪研究
- 『百鬼解読 妖怪の正体とは?』 (多田克己 著/京極夏彦 画) 講談社ノベルス 1999年 ISBN (4-06-182101-6)
- 『日本妖怪学大全』 (小松和彦 編) 小学館 2003年 ISBN (4-09-626208-0)
- 『怪異学の技法』 (東アジア恠異学会 編) 臨川書店 2003年 ISBN (4-653-03846-5)
- 『妖怪の理 妖怪の檻』 角川書店 2007年 ISBN (4-04-883984-5)
- 『文庫版 妖怪の理 妖怪の檻』 角川文庫 2011年 ISBN (978-4-04-362010-4)
- 『妖怪の宴 妖怪の匣』 角川書店 2015年 ISBN (4-04-103638-0)
- 『文庫版 妖怪の宴 妖怪の匣』 角川文庫 2020年 ISBN (978-4-04-109684-0)
- 『京極夏彦講演集「おばけ」と「ことば」のあやしいはなし』 文藝春秋 2021年 ISBN (978-4-16-391342-1)
- 戯曲・脚本
- 『ゲゲゲの鬼太郎解体新書』 (水木しげる 共著) 講談社 1998年 ISBN (4-06-330048-X)
- 「ゲゲゲの鬼太郎 言霊使いの罠!」
- 『京極夏彦「怪」 『巷説百物語』のすべて』 角川書店 2000年 ISBN (4-04-883618-8)
- 「七人みさき」
- 『妖怪文藝 <巻之壱> モノノケ大合戦』 小学館文庫 2005年 ISBN (4-09-402837-4)
- 「狂言 豆腐小僧」
- 「霊の故郷(みたまのくに)」 (「怪」フォーラム in とっとり 2016 限定販売)
- 文学
- 『綾辻行人 ミステリ作家徹底解剖』 (スニーカー・ミステリ倶楽部 編) 角川書店 2002年 ISBN (4-04-883774-5)
- 『怪談の学校』 (怪談之怪 編) メディアファクトリー 2006年 ISBN (4-8401-1497-8)
- 演劇
- 作品集
- 漫画
- 『のんポリズム』 (浜口乃理子 著) 講談社 2003年 ISBN (4-06-352053-6)
- 『猫田一金五郎の冒険』 (とり・みき 著) 講談社 2003年 ISBN (4-06-364515-0)
- 『永井豪SAGA 作品評論集』 (ダイナミックプロ 監) 扶桑社 2003年 ISBN (4-594-04190-6)
- 『妖怪幻燈』 (森野達弥 監) エムディエヌコーポレーション 2004年 ISBN (4-8443-5744-1)
- 格言
- 『いのちの響 こころの言葉』 (いのちの響プロジェクト 編) 徳間書店 2005年 ISBN (4-19-861999-9)
- 心霊研究
- 音楽
- 『荒野の七人みさき』 (妖怪プロジェクト×全日本妖怪推進委員会) avex trax 2008年
- 題字
水木しげる関連
- 季刊妖怪マガジン『怪』 角川書店
- 『ゲゲゲの鬼太郎解体新書』 (水木しげる 共著) 講談社 1998年 ISBN (4-06-330048-X)
- 水木しげる作品選集シリーズ (水木しげる 著/京極夏彦 編) ちくま文庫
- 『ボクの一生はゲゲゲの楽園だ 1』 (水木しげる 著) 講談社 2001年 ISBN (4-06-330125-7)
- Kodansha Bilingual Comicsシリーズ (水木しげる 著/京極夏彦 監/ラルフ・マッカーシー 訳) Kodansha International
- 『水木しげる80の秘密』 (水木しげる、荒俣 宏、多田克己、村上健司他 共著) 角川書店 2002年 ISBN (4-04-883763-X)
- 『ちりめん本 水木しげる作品集』 大屋書房 2002年
- 『水木しげるポストカード・ブックシリーズ』 (水木しげる 著/京極夏彦 編) 小学館クリエイティブ
- 『マンガ名作講義 情報センター出版局』 2005年 ISBN (4-7958-2963-2)
- 『本日の水木サン 思わず心がゆるむ名言366日』 (水木しげる 著/大泉実成 編) 草思社 2005年 ISBN (4-7942-1463-4)
- 『水木しげる漫画大全集』 講談社(責任監修)
京極夏彦トリビュート
装幀作品
京極夏彦名義
- 『フリークス』 (綾辻行人 著) カッパ・ノベルス 1996年 ISBN (4-334-07186-4)
- 『哲学者の密室 上』 (笠井潔 著) カッパ・ノベルス 1996年 ISBN (4-334-07197-X)
- 『哲学者の密室 下』 (笠井潔 著) カッパ・ノベルス 1996年 ISBN (4-334-07198-8)
「京極夏彦 with FISCO」名義
- 角川書店季刊妖怪マガジン『怪』
- 光文社旬刊文芸雑誌『GIALLO(ジャーロ)』
- 山口雅也著
- 綾辻行人著
- 鮎川哲也著、出版芸術社刊
- 『名探偵・星影龍三全集―I 赤い密室』 1996年 ISBN (4-88293-124-9)
- 『名探偵・星影龍三全集―II 青い密室』 1996年 ISBN (4-88293-125-7)
- 『鬼貫警部全事件―I 碑文谷事件』 1999年 ISBN (4-88293-169-9)
- 『鬼貫警部全事件―II 不完全犯罪』 1999年 ISBN (4-88293-170-2)
- 『鬼貫警部全事件―III 夜の訪問者』 1999年 ISBN (4-88293-171-0)
- 『三番館の全事件―I 竜王氏の不吉な旅』 2003年 ISBN (4-88293-230-X)
- 『三番館の全事件―II マーキュリーの靴』 2003年 ISBN (4-88293-231-8)
- 『三番館の全事件―III クライン氏の肖像』 2003年 ISBN (4-88293-232-6)
- 恩田陸著、講談社刊
- 竹本健治著
- 水木しげる著
- 作画活動50周年記念出版原画集 妖鬼化(むじゃら)シリーズ ソフトガレージ
- 『第1巻 日本編(北海道・東北・関東)』 1998年 ISBN (4-921068-07-0)
- 『第2巻 日本編(中部)』 1998年 ISBN (4-921068-08-9)
- 『第3巻 日本編(近畿・中国)』 1999年 ISBN (4-921068-09-7)
- 『第4巻 日本編(四国・九州・沖縄)』 1999年 ISBN (4-921068-10-0)
- 『第5巻 世界編(アジア・オセアニア・アフリカ・アメリカ)』 1999年 ISBN (4-921068-11-9)
- 『第6巻 世界編(ヨーロッパ)』 1999年 ISBN (4-921068-12-7)
- 『第7巻 世界編(東ヨーロッパ・北ヨーロッパ・中国)/悪魔編』 1999年 ISBN (4-921068-13-5)
- 『第8巻 あの世編/特別編』 1999年 ISBN (4-921068-14-3)
- 妖かしの宴シリーズ (水木しげる 監) PHP文庫版
- 『水木しげるの妖怪談義 ソフトガレージ』 2000年 ISBN (4-921068-56-9)
- Kodansha Bilingual Comicsシリーズ (京極夏彦 監/ラルフ・マッカーシー 訳) Kodansha International
- 作画活動50周年記念出版原画集 妖鬼化(むじゃら)シリーズ ソフトガレージ
- 必殺党編、ザテレビジョン文庫版
- 化野燐著、講談社ノベルス版
- 大塚英志著
- その他
「京極夏彦+坂野公一」名義
作品提供
テレビドラマ
- 『幻想ミッドナイト』 第10話 「目目連(もくもくれん)」 1997年 (テレビ朝日系列放送・製作、東映製作、井坂 聡監督)
- WOWOW放送、C.A.L製作、松竹発売・販売、酒井信行監督
- 『京極夏彦「怪」七人みさき(しちにんみさき)』 2000年
- 『京極夏彦「怪」隠神だぬき(いぬがみだぬき)』 2000年
- 『京極夏彦「怪」赤面ゑびす(あかづらえびす)』 2000年
- 『京極夏彦「怪」福神ながし(ふくじんながし)』2000年
- 『世にも奇妙な物語 春の特別編』 「厭な子供」 2001年 (フジテレビ系列放送、共同テレビ製作、佐藤祐市監督)
- WOWOW放送・製作、松竹発売・販売、堤幸彦監督
- 『巷説百物語 狐者異(こわい)』 2005年
- 『巻説百物語 飛縁魔(ひのえんま)』 2006年
- 『世にも奇妙な物語 20周年スペシャル・秋 〜人気作家競演編〜』「厭な扉」 (2010年10月4日(月) 21時から23時18分放送 主演:江口洋介、脚本:正岡謙一郎、演出:佐藤祐市 原作:「厭な小説」祥伝社所載)
映画
- 『京極夏彦「怪」七人みさき(しちにんみさき)』 2000年 (松竹公開・発売・販売、C.A.L製作、酒井信行監督)
- 『嗤う伊右衛門 Eternal Love 2004年』 (東宝公開、角川映画発売、角川エンタテインメント販売、蜷川幸雄監督)
- 『(姑獲鳥の夏) 2005年』(日本ヘラルド映画公開、ジェネオン エンタテインメント発売・販売、実相寺昭雄監督)
- 『(魍魎の匣)』 2007年 (原田眞人監督)
舞台
- 劇団てぃんか〜べる
- 『魍魎の匣』 1999年
- 『小袖の手・鬼一口』 2002年
- 劇団あぁルナティックシアター
- 『南極(人)』 2009年 2010年
テレビアニメ
- 『京極夏彦 巷説百物語』 2003年 (中部日本放送・キッズステーション放送、東宝発売・販売、殿勝秀樹監督)
- 『魍魎の匣』 2008年[9]
劇場アニメ
ラジオドラマ
- 『京極夏彦ラジオドラマ 『百器徒然袋』』 2006年〜2007年 (ABCラジオをキーステーションとして放送)
漫画
角川書店刊
- 『漫画・巷説百物語』 2001年 ISBN (4-04-853306-1) (森野達弥 画)
- 『漫画・嗤う伊右衛門』 2006年 ISBN (4-04-853921-3) (しかくの 画)
- 『魍魎の匣』 2007年夏〜2010年春まで『コミック怪』で連載 (志水アキ 画)
- 『百器徒然袋』 2009年秋より『コミック怪』で連載開始 (志水アキ 画)
- 『狂骨の夢』 2010年夏〜2012年秋『コミック怪』で連載 (志水アキ 画)
- 『姑獲鳥の夏』 2014年 『コミック怪』で連載 (志水アキ 画)
徳間書店刊
- 『ルー=ガルー』 (樋口彰彦 画、月刊COMICリュウ掲載)
(リイド社刊)
演芸
出演作品
テレビドラマ
映画
- 京極夏彦「怪」七人みさき(2000年) - 京極亭 役
- アナザヘヴン(2000年) - コメンテーター 役※綾辻行人と友情出演
- 姑獲鳥の夏(2005年) - 水木しげる(傷痍軍人) 役
- 妖怪大戦争(2005年) - 神ン野悪五郎 役
- (ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌)(2008年) - 鬼道衆頭目 役
オリジナルDVD
- 妖奇怪談全集(2002年)- ナレーション※音響効果・編集も担当
- 新怪談残虐非道 女刑事と裸体解剖鬼(2003年)- ナレーション※効果・音響も担当
- 新怪談裸女大虐殺 化け猫魔界少女拳(2005年)- 語り※音効・編集も担当
- 山田誠二の新・怪談(2008年)- 語り※音効・編集も担当
- 新怪談必殺地獄少女拳 吸血ゾンビと妖怪くノ一大戦争(2009年) - ナレーター※音効・編集も担当
テレビアニメ
- ゲゲゲの鬼太郎(第4作)第101話「言霊使いの罠!」(1997年) - (一刻堂) 役※脚本も担当
- 京極夏彦 巷説百物語(2003年) - 京極亭 役
- 墓場鬼太郎第10話「ブリガドーン」(2008年) - トムポ 役
- 魍魎の匣第12話「脳髄の事」(2008年) - 黒衣の男(殺し屋)役
劇場アニメ
- 金田一少年の事件簿2 殺戮のディープブルー(1999年) - 藍沢浩一 役
- (ブレイブ ストーリー)(2006年) - トローン 役
- 劇場版 ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂!!(2008年) - 天狗ポリス 役
ゲーム
- UNDERCOVER AD2025 Kei(1999年)
ラジオ
- 京極夏彦ラジオドラマ 『百器徒然袋』 - 榎木津幹麿 役
- 「怪」ラヂヲ〜妖怪の周辺〜(TBSラジオ)
- バッカみたい、聴いてランナイ!(エフエム東京)
- 東京ガベージコレクション(エフエム東京)
- 東京イヤーワックスショウ(2018年7月2日、エフエム東京)
テレビ番組
- 土曜ソリトン SIDE-B(1996年1月20日、NHK教育テレビ)
- さくや妖怪伝スペシャル〜京都不思議寺巡り〜(2000年8月12日、日本テレビ系列)
- (2000年8月20日、日本テレビ系列)
- ニュースステーション(2000年9月8日、テレビ朝日系列)
- いのちの響(2001年10月21日、TBS系列)
- トップランナー(2002年2月7日、NHK総合テレビ)
- アナザーヒーロー(2003年10月19日、フジテレビ系列)
- 世界一受けたい授業(2005年1月22日、日本テレビ系列)
- スタジオパークからこんにちは(2005年7月13日、NHK総合テレビ)
- 爆笑問題のススメ(2005年7月29日、日本テレビ系列)
- 生活ほっとモーニング(2005年8月5日、NHK総合テレビ)
- 妖怪水木しげるのゲゲゲ幸福論(2006年3月18日、BSジャパン)
- 週刊ブックレビュー(2007年6月3日、NHK衛星第2テレビ)
- ザ・ベストハウス123(2008年7月16日、フジテレビ系列)
- 知って得する新生活 驚き!!ネット活用法 (2010年5月30日、TBS系列)
- 講談社リブラリアンの書架(2011年10月17日、AXNミステリー)
- オデッサの階段(2013年2月21日、フジテレビ系列)
- 王様のブランチ(2013年4月27日、TBS系列)
- 開運!なんでも鑑定団(2015年2月24日、テレビ東京系列)
- 櫻井有吉アブナイ夜会(2016年3月3日、TBS系列)
- 〜新番組を現場検証〜 おじゃましま〜す(2016年7月6日、テレビ東京系列)
- (2017年1月5日、NHK総合テレビ)
- SWITCHインタビュー 達人達「佐野史郎×京極夏彦」(2020年11月21日、NHK Eテレ)
関連項目
大沢オフィス関連
妖怪関連
怪談関連
脚注
- ^ “京極夏彦さん 日本推理作家協会新理事長に”. 毎日新聞 (2019年5月27日). 2019年5月28日閲覧。
- ^ 『新本格ミステリはどのようにして生まれてきたのか?』(太田克史・編、星海社発行、講談社販売)P.120・京極夏彦「秀雄さん」
- ^ a b c 『IN★POCKET』2009年6月号 『邪魅の雫』文庫刊行 京極夏彦 『姑獲鳥の夏』から15年を語る
- ^ “平成28年 遠野文化賞受賞者”. 遠野文化研究センター (2016年6月30日). 2018年5月25日閲覧。
- ^ “作家・京極夏彦さん「埼玉の人は誇示、強調がない」埼玉文化賞を受賞、懇親会で京極流の埼玉論を展開”. 埼玉新聞2020年6月29日閲覧。
- ^ “吉川英治文学賞に京極夏彦さんと中島京子さん - 社会 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2022年3月2日閲覧。
- ^ ほぼ日刊イトイ新聞によるインタビュー
- ^ 講談社、京極夏彦氏の新刊「死ねばいいのに」を電子書籍としてiPadでも販売 -INTERNET Watch。
- ^ “魍魎の匣:作品情報”. アニメハック. 2020年6月28日閲覧。
外部リンク
- 大極宮(たいきょくぐう)
- 京極夏彦はいつ眠るのか。- ほぼ日刊イトイ新聞