概要
2015年7月9日、ティーザーサイトが立ち上がる。ロゴマークの他に、作家の名前と7月23日までのカウントダウンが表示されるも、レーベル名は秘されていた[1][2]。同年7月23日、レーベル名と創刊日が発表され、創刊までの新たなカウントダウンが表示される[1][3][4]。同年10月20日、創刊される[5]。
講談社ノベルスの兄弟レーベルという位置づけとされる[6][7]。全点新作・書き下ろしで、すべてシリーズ作品とされていたが、現在では書き下ろしではない作品も刊行されている[5][8]。一般文芸レーベルとされている[9]。判型は、A6判（文庫判）[5]。毎月20日頃に発売されている[10]。毎月4冊程度ずつ刊行されている[5]。
新書ノベルズという判型の書籍を定期的に刊行している出版社がかなり少なくなっており、書店の棚も縮小してきているといった状況を受けて創刊された[3][6]。20代、30代の小説愛好者をメインターゲットとしている[5][11]。ミステリーだけではなく、ファンタジーやSFも含めたエンターテインメント小説全般を扱っている[3]。
創刊ラインナップ
- 西尾維新『美少年探偵団 きみだけに光かがやく暗黒星』
- 野﨑まど『バビロン 女』
- 野村美月『晴追町には、ひまりさんがいる。 はじまりの春は犬を連れた人妻と』
- 森博嗣『彼女は一人で歩くのか? Does She Walk Alone?』
脚注
出典
- ^ a b 文庫レーベル「講談社タイガ」10月20日創刊 参加作家44人が発表 - ITmedia eBook USER
- ^ いったい何が始まるんです？ 講談社が新サイトのティーザーを公開 - ITmedia eBook USER
- ^ a b c 『ダ・ヴィンチ』2015年10月号、118ページ
- ^ 講談社タイガです | 講談社タイガ 公式twitter
- ^ a b c d e 講談社より、新小説レーベル『講談社タイガ』、本日刊行 | 株式会社講談社のプレスリリース
- ^ a b 文庫新レーベル次々…軽快で読みやすく : ライフ : 読売新聞（YOMIURI ONLINE）
- ^ 講談社ノベルスの兄弟レーベル「講談社タイガ」です | 講談社タイガ 公式twitter
- ^ 講談社タイガは全点新作、書き下ろし | 講談社タイガ 公式twitter
- ^ 野村美月｜講談社タイガ｜講談社BOOK倶楽部
- ^ 書籍シリーズ・雑誌と既刊紹介：書籍シリーズ・雑誌の公式サイトや既刊本をご紹介！｜講談社BOOK倶楽部
- ^ 【新文化】 - 講談社、10月20日に新レーベル「講談社タイガ」創刊