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バハムート

バハムートアラビア語: بهموت‎, Bahamūt, Bahmūt)は、中世イスラムの世界構造の概念における世界魚またはクジラ(大海蛇とされる場合ある[4])。

巨魚(バハムート)は、その背に巨大な牡牛(クーユータ)を載せ、牛には緑色の風信子(ヒヤシンス石)盤が載り、その上に大地を担ぐ天使が乗る[1]
—スリューリ (Surüri)による、オスマン・トルコ語訳本(カズウィーニー)(英語版)宇宙誌『(被造物の驚異)(英語版)』。トプカプ宮殿博物館蔵、MSSA A 3632、第131a葉[3]

イスラムの宇宙誌文献には、神が荒ぶる大地を天使に背負わせたが定まらず、天使の足元に岩盤を、岩盤を支える世界牛を、牛を乗せる大魚を、という配列で[注 1]、安定を達成できたと説かれている。

バルフートという異表記も一部の宇宙誌に見える。最古の文献によれば本名はルティーヤー(Lutīyā)で、バルフートは添え名、バハムートはあだ名とされる。

語源

聖書『ヨブ記』のベヒモスの借用だとされる[1]。この巨魚の遡源が陸獣ベヒモスというのは整合性を欠くが[8]、これについては世界牛をベヒモス、世界魚を海獣レヴィアタンに比定すべきを、あべこべに混同したという指摘がある[9]

一部のイスラム宇宙誌では、世界牛の名をクユーター等と記すが、レヴィアタンのアラビア語形である「ルーヤーターン」(: لوياتان‎, Lūyātān)の誤写であると論じられる[10][注 2]

レインによる要約

バハムートとは、アラビア語の某宇宙誌((エドワード・レイン)(英語版)による要約)に従えば、大地の下で世界を支える巨魚である。

は大地を背負う天使を創造し、その下に足場の"ルビー"[注 3]の岩盤を置き、岩を支える牡牛クユーター(Kuyootà)と、牡牛を乗せる巨魚バハムートを配して、ついに大地を安定させた[13][注 1]

バハムートの巨躯は、全世界の海洋をその鼻孔に入れても、砂漠に置かれた芥子粒ほどしかならないと比喩される[13]

その巨魚を支えるのは辺り一面の水であり、その水域の下には暗闇があるが、そのさらに深淵は何があるか人には知れない、とされる[13]

アラビア語原典

レインが記述したような内容のアラビア語の『宇宙誌』の原典(13世紀以降)は大同小異で数種ある。

原典に違いがなくとも、アラビア語のなかには異なる翻訳になっている単語や表現もある。本稿の「巨魚」の原語は「フート」(حوت, hūt)であるが、これは、「魚」とも「鯨」とも訳される[14]。また、天使の立ち台の岩石(宝石)は、原語では「ヤークート」(ياقوت, yāqūt)だが、これは色や種類の不特定な宝石で[15]、レインは「ルビー」だとするが、原典の多くは緑色だと明言し、「緑色のヒヤシンス石」などと訳される[12][16][注 4]

カズウィーニー系統
(ダミーリー)(英語版)1405年没)は、レインが要約の原典と明記していて、レイン要約に多く合致する[注 5]。ただバハムート(フランス訳 Bahmaût)の巨大さに関する比喩が芥子粒でなく「一盛りの砂」となっており、牛の名も相当違っている[注 6][11]
カズウィーニー(1283年没)の『(被造物の驚異と万物の珍奇)(英語版)』のバハムート(Bahamūt)は[14]、逆にそれらの点では合致するが[注 7]、他の差異の部分が目立つ[注 8][注 9]。ただし、この作品は手写本の数も多く、違いも多いとされている[1]
実は、いずれの文献とも(ワフブ・イブン・ムナッビフ)(英語版)(8世紀没)の談としこれを語っている[22]。よって本来ならば同一なはずである。そしてダミーリーはカズウィーニーの転記に過ぎないともいわれている[注 10][23]
ヤークート系統
(イブン・アル=ワルディー)(英語版) (1348年没) の著述作品(『驚異の真珠』)は、レインが異聞の資料として挙げている文献であるが、当該部分はヤークート・アル=ハマウィー (1229年没)『諸国集成』を再構成・集約しただけのほぼ丸写しだとも、別の文献を間接的に介した剽窃とも言われている[24]。こちらの二文献では、巨魚の名前がバルフート(Balhūt)となっている[25][26][27][注 11]。上の系統と比べて、巨牛と巨魚との間に砂丘が置かれたという点や、巨魚より深くの幾つかの層についての説明が異なっている[29][6][5][5]
こちらの系統では、神が創造を行った順序が、天使、牛、岩盤となっており、岩盤を牛の背の瘤の上に乗せたと表現されている[5][6][注 12]
また、巨魚や巨牛が、潮の満干や、地震と関係するような記述も見られる。ヤークートの方は、牛の呼吸が満干に関わる記述しか載せないが[5]、イブン・アル=ワルディー『真珠』では、これ[30]に加えて巨魚と巨牛が海の水を飲み、満腹になると興奮するという記述も載せている[31]§地震については後述する。
諸預言者伝
この巨魚や巨牛関わる宇宙誌が記載される最古の文献は、(サラビー)(英語版)編と(キサーイー)(英語版)編の二編の(『諸預言者伝』)(英語版)とされている[32]
アル=サラビー編を引用すると、巨魚(巨鯨)にはいくつもの通称があることが次のように説明される「神は巨魚 (ヌーン)を造り給うたが、これは巨大な鯨であり、本名(イスム)をルティーヤー(Lutīyā)、添え名(クンヤ)をバルフート、あだ名(ラカブ)をバハムートという」となっている[7][33]

地震

ヤークート所収の説話には、イブリース(イスラムの悪魔)が巨魚をそそのかして、地震を発生させようとしたが、神が魚の目に羽虫を差し向けて注意を引きつけこれを収めた(異説では、神が刀状の魚を遣わすと、その姿に心酔した巨魚が、目を奪われた)とある[5]。同様の説話は、アル=サラビー編『諸預言者伝』にもあるが、そちらでは神が何かしらの生物を鼻経由でその脳に達しさせ、巨魚ルティーヤーを屈服させたとある[34]。さらには説話の語り手を(カァブ・アル=アフバール)(英語版)(7世紀没)としているが[34]、この人物は、ユダヤ教からの改宗者で、ユダヤ=イスラームの伝統をアラブ人に伝えた最古の権威と言われている[35][36][注 13]

このように地震を巨魚と結びつけた一例もあるが、イスラム文化圏では一般的に巨牛の地震発生説や、(カーフ山)(英語版)にちなむ説のほうが敷衍している[38][39]

アルゼンチンの作家ボルヘスは、日本の「地震魚」(なまずが暴れると地震が起こるという俗説)の由来はバハムートであると指摘した[40]

民俗学者の大林太良の研究によれば、地震牛の民間信仰はイスラーム圏に集中して分布し(北アフリカ、アラブ半島、パキスタン、マレー半島など)[41]、「世界魚が動くと地震を起こす」というモチーフは、日本全土をはじめ、中国やインドシナに分布するという[42]

ボルヘス

「バハムート」の項はまた、作家ホルヘ・ルイス・ボルヘスの『幻獣辞典』に収録された。(レイン)(英語版)を主要資料として書かれている[43]

千夜一夜物語

千夜一夜物語』の第496夜に登場するイサ(イエス・キリスト)が見た巨魚は、名前は明記されないが、その上の巨牛が岩と天使と大地を支えるという設定になっており[44][45]、バハムートのことであるとボルヘスは考察した[46][47][注 14]

この物語では、イサは神に魚の巨大さを把握できたか問われるが、巨魚が通り過ぎるのを見るなり失神したイサは、魚は見えなかったが、その全長が三日の行程ほどもある牛を見たと返答する。それは牛ではなく魚の頭であったと神に諭される[45]

また、世界を最下層で支えるのが大蛇(ファラク)(英語版)としている[45]

大衆文化

以下は、いずれも爬虫類を思わせるドラゴンの姿でデザインされた同名のキャラクター。これら以降、現代フィクションにおいてバハムートと名のつくものは、ドラゴンの姿に寄せる文化が根付いている。

脚注

注釈

  1. ^ a b 配列と同じく、天使→岩盤→牛の順で創造したという原典もあるが(カズウィーニー等)、別の原典[5][6](最古文献[7]を含む)によれば、創造順は天使→牛→岩盤で、岩盤は牛の背瘤の上に挿入したとある。
  2. ^ 厳密にいえば、ヴュステンフェルト編の表記"Kīyūbān (アラビア語: کیوبان‎) or Kibūthān" (アラビア語: کبوثان‎)を、このように校訂すべきと独訳者のエテ(Ethé)は付注している
  3. ^ レインのように「ルビー」と訳することも不可ではないが(ペロン仏訳にもみられる[11])、原語の「ヤークート」では必ずしもそう特定できない。しかもアラビア語の原典の多くは「緑色」の石だと明言しているので、「緑のヒヤシンス石」などと訳出されている[12]。詳述は以下でする。
  4. ^ それ以外に緑色とされている原典を挙げる。たとえば「緑のコランダム」("green corundum")が ヤークート・アル=ハマウィーの地誌の英訳に[5]、「緑のエメラルド」(対格 : smaragdum viridem)が(イブン・アル=ワルディー)(英語版)の『驚異の真珠』ラテン訳に[17]、「緑石」("green rock")が最も古い文献ひとつ、(アル=サラビー)(英語版)の『諸預言者伝』英訳にみられる[7]
  5. ^ 牛の目や足数も4千なのでレインと一致する。
  6. ^ ペロン(Perron)によるフランス語訳と比べた場合。ペロンによれば牛名は"Rakaboûnâ"。
  7. ^ 「芥子粒」の比喩が用いられ、牛名は"Kīyūbān/Kibūthān"となっていて[18]、レイン の"Kuyootà"には近い。異本では"Kuyūthā"なのでさらに近い。
  8. ^ 牛の目や足数が4千でなく4万である[1]
  9. ^ あくまでドイツで出版された稿本(Wüstenfeld編本)で比較した場合。
  10. ^ ダミーリーの古い刊行本の、本文ではなく欄外ところに、カズウィーニーの宇宙誌の抜粋が刷られていた。
  11. ^ ただし「バハムート」とするアル=ワルディーの刊行本もある[28]
  12. ^ より古いアル=サラビー編『諸預言者伝』にもみられる[7]
  13. ^ なお、イブン・アル=ワルディーにも所収される[37]
  14. ^ バートンは既にこの巨牛について、ペルシアの「大地の牛」に相当、某小説の「世界開闢論」を参考など付注している[45]

出典

  1. ^ a b c d Streck, Maximilian (1936), “Ḳāf”, The Encyclopaedia of Islām (E. J. Brill ltd.) IV: p. 615, https://books.google.com/books?id=7CP7fYghBFQC&pg=PA615 
  2. ^ Ramaswamy, Sumathi. “Going Global in Mughal India”. Duke University. p. 73 . 2020年10月26日閲覧。; album; pdf text
  3. ^ Berlekamp, Persis (2011) Wonder, Image, and Cosmos in Medieval Islam. Yale University Press. p. 197 and fig. 79, apud Ramaswamy[2]
  4. ^ Theresa Bane, 2016年, Encyclopedia of Beasts and Monsters in Myth, Legend and Folklore, 51項, McFarland, ISBN (9780786495054)
  5. ^ a b c d e f g Jwaideh (1987), p. 34.
  6. ^ a b c Chalyan-Daffner (2013), pp. 217–218.
  7. ^ a b c d Brinner (2002), p. 7.
  8. ^ Chalyan-Daffner (2013), pp. 237–238 及び 注271。"太古の文献のどこにもベヒモスが水棲だとする記述は見えない"ため(Heinen, Islamic Cosmology, p. 235より引用)。
  9. ^ Guest, Grace D.; Ettinghausen, Richard (1961), “The Iconography of a Kāshān Luster Plate”, Ars Orientalis 4: 53, note 110, http://www.jstor.org/stable/4629133, "The passage in Qazwīnī dealing with these ideas is on p. 145 of Wüstenfeld's edition (where the names of the two animals are confused with each other and where also the Leviathan appears in a corrupt Arabic form form; see also tr. Ethé, p. 298" 
  10. ^ Ethé (1868)独訳カズウィーニー著『被造物の驚異と万物の珍奇』, p. 488、巻末注。Wüstenfeld編本 p. 145, 5行目に対する注。
  11. ^ a b Ibn al-Mundir, Abū Bakr b. Badr (1860), Le Nâċérî: La perfection des deux arts ou traité complet d'hippologie et d'hippiatrie arabes, 3, Perron, Nicolas (tr.), Bouchard-Huzard, p. 615, https://books.google.com/books?id=SBk-AAAAcAAJ&pg=PA481 : p. 457の箇所に対するPerron の巻末注14。
  12. ^ a b "Felsen aus grünem Hyacinth"、エテによるカズウィーニーのドイツ訳、Ethé (1868), p. 298。
  13. ^ a b c Lane, Edward William (1883), Lane-Poole, Stanley, ed., Arabian society in the middle ages: studies from the Thousand and one nights, London: Chatto & Windus, pp. 106-107, https://archive.org/stream/arabiansocietyin00laneuoft#page/106/mode/2up  (英語)
  14. ^ a b Chalyan-Daffner (2013)、 p. 216、注198。
  15. ^ Rustomji, Nerina (2013). The Garden and the Fire: Heaven and Hell in Islamic Culture. Columbia University Press. p. 71. https://books.google.com/books?id=YVasAgAAQBAJ&pg=PT95 
  16. ^ "green jacinth", シュトレックによる『イスラーム百科事典』内のカズウィーニーの宇宙誌に関する英語での要約、Streck (1936), p. 615
  17. ^ Ibn al-Wardi (1835), pp. 36–37.
  18. ^ Chalyan-Daffner (2013)、p. 214、注195 でWüstenfeld編本のアラビア語からラテン文字に書写。
  19. ^ Ethé (1868), p. 297.
  20. ^ Chalyan-Daffner (2013)、p. 216と注199。
  21. ^ Lane (1883)、 p. 107、注2。
  22. ^ カズウィーニーでの当該箇所は"Wahb ben Munabbih sagt...(曰く)"(ドイツ語訳では)に始まっており[19][20]。ダミーリーについては、レイン自ら"Ed-Demeeree, on the authority of Wahb Ibn-Munebbih"としている[21]
  23. ^ Streck (1936), "al-Ḳazwīnī", Ency. of Islām, p. 844.
  24. ^ Jwaideh (1987)、 p. 19、 注4。
  25. ^ Chalyan-Daffner (2013)、 p. 216、 注198。(『真珠』AH1358/西暦1939年カイロ版、版元Maṭbaʿat Muṣtafā al-Bābī al-Ḥalabī、p. 16, 15)
  26. ^ 『真珠』ラテン語訳では"Belhut", Ibn al-Wardi (1835), pp. 36–37
  27. ^ Jwaideh (1987)、p. 34:ヤークート本文英訳"Balhūt"
  28. ^ Jwaideh (1987)、p. 34、注 4:Ibn al-Wardi, Kharīdat, p. 14.. "bahmūt"。p. 19(『真珠』はAH1324/西暦1906年カイロ版、p. 14)。
  29. ^ Lane (1883)、 p. 107、注 3。
  30. ^ Lane (1883)、 p. 106、注 1。
  31. ^ Chalyan-Daffner (2013), pp. 216–217.
  32. ^ Jwaideh (1987), p. 34、注 1。
  33. ^ Chalyan-Daffner (2013), p. 235.
  34. ^ a b Brinner (2002), p. 8.
  35. ^ Chalyan-Daffner (2013)、p. 217、注201
  36. ^ Schmitz, Michael (1936), “Kaʿb al-Aḥbār”, The Encyclopaedia of Islām (E. J. Brill ltd.) IV: p. 583, https://books.google.com/books?id=7CP7fYghBFQC&pg=PA583 
  37. ^ Chalyan-Daffner (2013), p. 217.
  38. ^ Chalyan-Daffner (2013), pp. 219–221, 226, 238.
  39. ^ Lane (1883), pp. 105–106.
  40. ^ Borges & Guerrero (2005), pp. 114, 230。典拠は Wheeler, Post (1952) The Sacred Scriptures of The Japanese, p. 495 とするが、"Jinshin-uwo"と誤記される。
  41. ^ 大林太良 (1979)、『神話の話』、pp. 84-89。
  42. ^ 大林太良 (1979)、『神話の話』、pp. 93-96。
  43. ^ Borges & Guerrero (2005), p. 25、および Hurley による巻末注 p. 221。"The earth was, it is said..."以下は、Lane, Arabian Societyから採られているとする。
  44. ^ バートン, リチャード・フランシス (1967), 大場正史 (訳), “巨蛇の女王(ブルキヤの冒険) - 第496夜”, 千夜一夜物語 : バートン版 (河出書房) 6: pp. 65–87 
  45. ^ a b c d Burton, Richard F. (1885), “Four hundred and ninety-sixth night”, A Plain and Literal Translation of the Arabian Nights: Now Intituled The Book of the Thousand Nights and a Night (Burton Club) 5: pp. 323–325, https://books.google.com/books?id=BDsOAAAAIAAJ&pg=PA323  (英語)
  46. ^ ボルヘス, ホルヘ・ルイス; ゲレロ, マルガリータ (1998), 柳瀬尚紀 (訳), “バハムート”, 幻獣辞典 (晶文社) 
  47. ^ Borges, Jorge Luis; Guerrero, Margarita (2005). Book of Imaginary Beings. Andrew Hurley (trans.). New York: Viking. pp. 25–26. ISBN (9780670891801). https://books.google.com/books?id=bn4NAAAAYAAJ  (英語)

参考文献

1次資料
  • al-Ḥamawī, Yāqūt ibn ʻAbd Allāh (1987) [1959]. Jwaideh, Wadie. ed. The Introductory Chapters of Yāqūt's Muʻjam Al-Buldān. Brill Archive. https://books.google.com/books?id=a_8UAAAAIAAJ&pg=PA34 
  • Ibn al-Wardi, 'Abu Hafs Zain-al-din 'Umar ibn al-Muzaffar (1835), Tornberg, Carolus Johannes, ed., Fragmentum libri Margarita mirabilium (codice Upsaliensi), Reg. Acad. Typ., pp. 35–37, https://books.google.com/books/?id=euNKAAAAcAAJ&pg=PT137  (アラビア語); 訳文 (ラテン語)
  • al-Qazwini, Zakariya (1849). Wüstenfeld, Ferdinand. ed. 'Aja'ib al-makhluqat [Kosmographie: Die Wunder der Schöpfung]. 1. Göttingen: Dieterich. https://books.google.com/books?pg=PT152&id=eCk-AAAAcAAJ  (アラビア語)
    • ʿAjā'ib al-makhlūqāt wa gharā'ib al-mawjūdāt (عجائب المخلوقات و غرائب الموجودات), 電子テキスト (アラビア語)
  • al-Qazwini, Zakariya (1868). Die Wunder der Schöpfung: Nach der Wüstenfeldschen Textausgabe, mit Benutzung und Beifügung der Reichhaltigen Anmerkungen und erbesserungen des Herrn Prof. Dr. Fleischer. 1. Ethé, Hermann (trans.). Leipzig: Fues’s Verlag. https://books.google.com/books?id=qyc-AAAAcAAJ&pg=PA298  (ドイツ語)
2次資料
  • Chalyan-Daffner, Kristine (2013). Natural Disasters in Mamlūk Egypt (1250–1517): Perceptions, Interpretations and Human Responses (PDF) (Ph. D.). Heidelberg University. pp. 213–252.

関連項目

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