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『スロウスタート』は、篤見唯子による日本の4コマ漫画作品。芳文社の『まんがタイムきらら』にて2013年7月号より連載中[1]。
スロウスタート | |
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ジャンル | 4コマ漫画 学園 |
漫画 | |
作者 | 篤見唯子 |
出版社 | 芳文社 |
掲載誌 | まんがタイムきらら |
レーベル | まんがタイムKRコミックス |
発表号 | 2013年7月号 - |
巻数 | 既刊10巻(2022年8月現在) |
アニメ | |
原作 | 篤見唯子 |
監督 | 橋本裕之 |
シリーズ構成 | 井上美緒 |
脚本 | 井上美緒、山下憲一 |
キャラクターデザイン | 安野将人 |
音楽 | 藤澤慶昌 |
アニメーション制作 | CloverWorks[注 1] |
製作 | スロウスタート製作委員会 |
放送局 | TOKYO MX・関西テレビほか |
放送期間 | 2018年1月7日 - 3月25日 |
話数 | 全12話 |
(テンプレート) - (ノート) | |
プロジェクト | 漫画・アニメ |
ポータル | (漫画)・(アニメ) |
あらすじ
中学3年生の一之瀬花名は高校入試の前日におたふく風邪に罹患して受験できなかったことから進学できず、中学浪人[注 2]になってしまう。中学卒業から1年後、花名は自分を知る者が誰もいない「長乃県爽井沢」の星尾女子高校に進学し、花名の事情を知る従姉の京塚志温が管理人をしているアパートてまりハイツで一人暮らししつつ、浪人していたことを秘密にしたまま1年生から入学し高校生活をスタートさせるのだった。
花名は、同じクラスの十倉栄依子、百地たまて、千石冠の3人と特に親しくなるが、「浪人のことを話したら年齢の差により距離を取られるのではないかという恐怖」や「浪人したことを隠している後ろめたさ」という思いを抱きつつ、友人として過ごしていく。一方で、同じアパートに住む万年大会が、花名と似たような境遇で大学受験できず、浪人生のまま引きこもりになってしまったことを知ると、大会にだけは自分が浪人していることを自ら話し、やはり親しくなっていく。栄依子、たまて、冠の3人も大会と親しくなる。
そうやって楽しくも穏やかな日々が過ぎていく中、花名は中学3年生の時に、僅かな間だけ転校生としてクラスメイトだった億果実と学校で遭遇。彼女は最近花名と同じ学校に転校してきていたのだった。だが、普通に進学していた果実は2年生になっており、彼女は当然花名も同じだと思い込んで発した何気ない言葉により、花名が1学年下だということが知られてしまう。花名は、浪人していた事実を栄依子、たまて、冠、果実に打ち明けるが、栄依子は花名について、今まで口にはしなかったが、病気か何かで留年したと想像していたと言い、逆に冠は、花名は飛び級で自分より年下だと勝手に思っていたと話す。花名が泣きながら事実を告げる中、栄依子たちはそれを受け止め、依然と変わらない高校生活が再び始まる。
登場人物
1年2組の生徒の出席番号はテレビアニメ版の設定を記す(五十音順だが、原作にのみ登場する9名の生徒が付番されていないため)。主要人物(榎並清瀬を除く)の苗字の頭文字は、(数字の位)になっている。
主要人物
- 一之瀬 花名(いちのせ はな)
- 声 - 近藤玲奈[2]
- 年齢 - 17歳 / 学年 - 高校1年生 / 誕生日 - 4月6日 / 星座 - おひつじ座 / 血液型 - A型 / 身長 - 154cm / 体重 - 45kg / 出席番号 - 1番 / 得意科目 - 数学 / 好きな丼物・甘味・寿司ネタ・果物 - 親子丼・オペラ・たまご・桃
- 本作の主人公で、星尾女子高等学校の生徒。髪型はピンク色のショートヘア[注 3]。
- 高校入試の前日におたふく風邪に罹患して公立・私立ともに受験できず[注 4]、中学浪人となってしまった。中学の卒業式にも出席できないまま卒業し、家で泣き続けて引きこもる宣言をするほどであったが、母の葉月の計らいによる新たな環境での一人暮らしと浪人生活を経た1年後、星尾女子高校に1年次から入学する。クラスは2組。入学式当日に誕生日を迎えて17歳となった。浪人時代から実家から離れたアパート「てまりハイツ」で一人暮らし(実質的には、管理人を務める従姉の志温と二人暮らし)をしている。食事も志温の世話になっているため、たまて達が勉強会で初めて花名の部屋に来た時には炊飯器などの調理器具はおろか皿もなかった。
- クラスメイトには浪人していたことを秘密にしていたが(学校では榎並ら一部の教諭のみが知っていた)、たまて達と仲良くなるにつれ後ろめたさを感じるようになりつつも、関係が変わってしまうのを懼れ、中々打ち明けることができずにいた。だが文化祭の直前、中学時代に僅かな期間クラスメイトだった億果実と再会し彼女が花名を同じ2年生と勘違いしたことが切っ掛けで、たまて達3人に浪人を打ち明けることとなった。
- 気遣いのできる優しい性格だが、不器用で泣き虫なため人付き合いはあまり得意ではなく、物事を悪い方に考えすぎる傾向があり、家族や友人からめんどくさい性格と言われることもある。その純粋さや素直さから冗談を真に受けがちで、たまてや冠に時々からかわれている。極度に臆病で、栄依子とたまての怪談とはとても呼べない怪談話にすら怯えてしまった。
- 浪人中に殆ど外出しなかったために体力が衰えて、入学直後のスポーツテストでは醜態を晒した[注 5]。1年の夏休み明け時点でスクワットは1回も出来なかった。筋力もなく、志温から一眼レフカメラを借りた時は手振れ修正機能を打ち消すほど腕が震えてしまいった。球技も苦手で、バレーボールではボールがどのように当たっても前と上にだけは決して飛ばなかった。あまりの体力の無さを危惧した志温により、ゴールデンウィーク中には強制的に運動をさせられたが、その後はさぼりがちになる。体力の低下は一年間ひきこもっていたからだと開き直るも、同じく一年以上引きこもりの大会との差に愕然とする。一方で浪人中は殆ど外出せず勉強に専念していたため、学力はとても高く、教え方も上手い。
- 文化祭後には生徒会書記に就任する。
- 十倉 栄依子(とくら えいこ)
- 声 - 嶺内ともみ[2]
- 年齢 - 16歳 / 学年 - 高校1年生 / 誕生日 - 6月20日 / 星座 - ふたご座 / 血液型 - B型 / 身長 - 163cm / 体重 - 48kg / 出席番号 - 19番 / 趣味特技 - 樹脂細工 / 好きな丼物・甘味・寿司ネタ・果物 - 天丼・チェリーパイ・甘エビ・さくらんぼ
- 花名のクラスメイト。気が利き背が高く容姿も大人っぽいので、花名4人の中ではお姉さん的存在である(実年齢は花名が1歳上)。コミュニケーション能力が非常に高く、初対面の相手とも積極的に話せる。入学から4日でクラス全員の名前を呼び捨てにしていた。誕生日には冠を除くクラスメイト全員からトレードマークのヘアピンを贈られている(冠は皆と被るのを避け、あえて指輪を贈った)。
- 花名たち以外にも友人が多く、休日にはよく友人達と会って遊んでいる。大人びた雰囲気と思わせぶりな言動の多さから、男女問わず好意を寄せられることが多く、文化祭で中学時代の友人が多数会いに来た中には3割くらいナンパが混ざっていた。担任である榎並には教師への信頼以上の感情を持っている様な節が見られ、ことあるごとにちょっかいを出すが大人の余裕であしらわれて逆に反撃を受け、慌てふためいたり赤面したりする。榎並が友人の西村と飲酒して前後不覚になった時、居合わせた成り行きで介抱し、榎並宅で一泊しており、家族や業者以外で唯一榎並の自宅へ立ち入った人物になった。
- 稀助(まれすけ)という名前の小型犬を飼っている。栄依子と妹・光希の入学祝いで迎えた雄犬だが、光希の受験は翌年なので前倒しである。万が一不合格だった場合、光希は苺の帽子等で飾られたファンシーな格好の稀助と毎日散歩することになるらしい。これは母・紗枝子による冗談のような罰だが、栄依子も光希もその姿の稀助を可愛いと思っているので罰にはならない。
- 小学6年生の時に出会って2日間遊んだだけの冠ととても仲良くなっており、冠にも非常に懐かれている。冠から栄依子への好意が描かれることが多いが、栄依子も高校生になったのに小学生の頃と変わらない姿の冠を初めて見た時に「焦がれるあまりに幻が現れたのかと思った」と冠を想い続けていたことを明かした。
- 「大きな学校を探検したくて」こっそり忍び込んだのが、見学週間中の冠の学校であった。図書館にいた綺麗なお姫様のような女の子(冠)を見かけ、「声が聞きたい・お話ししたい」と思うが、声をかける勇気が出ず毎日窓から見つめ続けた事や、どんな本を読んでいるのかとこっそり覗いた事、4日目に勇気を出して話しかけたという事は冠には内緒にしている。冠のことは大切に思っており、彼女のどんなに小さな声でも栄依子には届く。無意識に色々世話をやいてしまう。聞かせたくない話(性的な話等)の時は冠の耳をふさぐ。
- 樹脂細工でアクセサリーを作る趣味があり、母・紗枝子の雑貨店のスペースを借りて売っている。このことは家族以外には秘密にしており、家族以外では花名に初めて打ち明けた。手先が器用でレース編みも得意。従姉の結婚式で父・耀司が着けられるように、ブートニエールを手作りしている(色は父の好きな色を光希が選んだ)。
- 花名が1歳年上であることは5月頃から勘づいていたが、浪人ではなく病気で留年して転校してきたと思っていた。
- 文化祭後には生徒会会長補佐(会長の冠が苦手な対人関係の折衝などを担当する)に就任する。
- 百地 たまて(ももち たまて)
- 声 - 伊藤彩沙[2]
- 年齢 - 16歳 / 学年 - 高校1年生 / 誕生日 - 5月23日 / 星座 - ふたご座 / 血液型 - B型 / 身長 - 153cm / 体重 - 47kg / 出席番号 - 25番 / 好きな食べ物 - なめたけ / 好きな丼物・甘味・寿司ネタ・果物 - 牛丼・エクレア・ウニ・マンゴー
- 花名のクラスメイト。愛称は「たま(ちゃん)」。髪型はツインテール。素直で明るくマイペースな性格で、フランクな敬語で話す。人懐こく、物おじしない。困っている人(見ず知らずの相手でも)に対して、気負いも衒いもなく手を貸すことができる。他人のために泣くことの出来る優しい性格でもあり、浪人を打ち明けた花名がずっと抱えてた想いを溢れさせたとき、花名以上に泣いた。「ももちだけに○○」「たまだけに○○」といった駄洒落を頻繁に口にするが、大抵は無視される。
- 名前の由来は昔話「浦島太郎」の玉手箱からだが、本来「玉」は宝石など奇麗なものを、「手箱」は化粧品などを入れる化粧箱を指し、宝石を入れる化粧箱という意味で「玉・手箱」と区切るべきところを、両親が深く考えずに区切りを「玉手・箱」としてたまてと名付けてしまったことを気にしており[注 6]、たまてではなくたまちゃんと呼んでもらいたいと思っている。果実から「宝物を手に」という好意的な解釈を教えられた時は赤面した。
- 入学式後のクラス内での自己紹介で、出席番号1番の花名の挨拶があまりにも短かったために榎並が花名の誕生日が今日だと明かした時、初日ということもあって大多数の者が戸惑い困惑する中、率先して祝いの言葉とともに大きな拍手を花名へ贈った。花名の名前が「かな」と読むのであれば一緒に「『かな』え『たま』え」というアイドルユニットを組もうと思ったが、「はな」なので「『はな』れ『たま』え」になるというボケネタを栄依子とともに行って花名に絡み、次第に花名に近づいていく。栄依子曰く「花名が相手だと世話焼きになる」ようである。
- 所謂オタクで、10年以上前からギャルゲーをプレイしている。ゴールデンウィークには東京ビッグサイトで開催される同人誌即売会に参加している。「イベントスチル」や「フラグ」といったギャルゲー用語を日常会話の中で用いたり、自宅の居間でギャルゲーをプレイするなど堂々とオタク趣味を楽しむ様子を見せる。一方でオタク趣味はひっそりと嗜みたいと公言し、オタ気のない友人からその手の話題が出ることはいたたまれなく感じており、果実がオタク的な話題に付いてくる度に戸惑っている。
- 栄依子と同じ中学校出身で、当時の調理実習で栄依子が憧れたほど料理が得意。料理部から勧誘されているが、家でも料理を担当しており両立が難しいことと毎日の食事の準備だけで満足してしまうことから、入部を辞退している。家では預かったひと月分の食費から色々やりくりし、残った金額が小遣いになることになっている。しかし新しい料理に挑戦したり、美味しそうな食材を祖母たちに食べてもらおうとして、つい出費が多くなりピンチになることがある。
- 家は和風で、和服を普段着にしている。まっすぐ仰向けになって両手を胸の前で交差させる寝相を取るため、寝巻である浴衣を全く着崩さずに寝ることが可能で「ツタンカーメンより寝相が良い」と自称する。
- 両親はともに海外在住であり、普段は多佳子と史生という2人の祖母と3人暮らしをしている[3]。
- 体育祭では大玉転がし、玉入れ、学年別リレーに出場。学年別リレーでは第一走者を担当した。
- 文化祭後には生徒会会計に就任する。
- 愛称、オタク趣味(特にギャルゲー嗜好)、和服、口調(特に「榎並せんせいさん」という呼び方)、髪型など、原作者の篤見がデザインした『マジキュー』のマスコットキャラクターで、瓶詰妖精のアニメ版にも登場したたまちゃんと共通点が多いキャラクター[注 7][注 8]。篤見は「他の作品にも出ている私の持ちキャラのような子」と言っている[6]。
- 千石 冠(せんごく かむり)
- 声 - 長縄まりあ[2]
- 年齢 - 16歳 / 学年 - 高校1年生 / 誕生日 - 10月30日 / 星座 - さそり座 / 血液型 - AB型 / 身長 - 136cm / 体重 - 30kg / 出席番号 - 16番 / 靴のサイズ - 19cm / 好きな丼物・甘味・寿司ネタ・果物 - カツ丼・ババロア・ヒラメ・メロン
- 花名のクラスメイト。栄依子からは「冠」(かむ)、花名からは「冠(かむり)ちゃん」、たまてからは「かむちゃん」と呼ばれる。
- 髪型は少しウェーブがかったロングヘアー。頭にはリボンをつけており、名前の由来であるカンムリワシの冠羽に見立て、身体の一部だと主張している。とても小柄で、クラスメイトからはマスコットのように可愛がられている。小学生の頃から体の成長が極めて遅く、栄依子が入学直後に見つけた際は小学生時代の冠に似た別人だと思ったほど容姿が変わっておらず彼女を驚かせた。それでも夏休みの間には身長が2cm伸び、1ヶ月2cm×月数で卒業までに2mを超える計画を立てている。
- 普段は無表情気味。人見知りで花名よりも人に慣れるのに時間がかかる。また、栄依子が傍にいない時は少しオドオドした感じになる。スカートをはき忘れて登校するなどおっちょこちょいな一面も持ち、暑い時にはベストではなくスカートを脱いでしまう。「小さい」と言われると怒る。花名の頭を撫でて慰めることがよくあるが、これは浪人を打ち明けられるまでずっと花名は年下だと思っていた(1年年下で飛び級してきていたと思っていた)ためである。
- 食べることが好きで弁当を重箱に詰めて持っていくほどだが、ペースは遅く時間内に完食出来ない。ゆっくり自分のペースで起床し食事をすると、朝食をとった時点で日が暮れてしまうという。また、親に「最近の女子高生はおやつにケーキを最低5個は食べる」という嘘をついたことがあるが、栄依子が家に来た時に冠だけのことだとばれた。
- 中学までは星尾女子とは別の私立学校系列の学校に幼稚舎からのエスカレーターで在籍していたが、小学6年生の時に出会い2日間遊んだだけの栄依子が、冠に対し過保護になっていた父親の錦を説得したため、それ以来再会したいとずっと願っていた。中3の春頃、商店街で栄依子を見かけ(これは実は栄依子の妹の光希だったことが後に判明する)声を掛けるも、あまりにも小声で彼女には気づいてもらえなかった。その際に耳にした「星尾女子」という学校名だけを頼りに、栄依子が受験する確証も入学する確証もなく外部受験で星尾女子に合格し、見事に栄依子と再会した。両親が冠の外部受験を承諾したのも「栄依子がいるかもしれない」という理由であり、家族ぐるみで栄依子に感謝している。たまてが所持していた中学時代の栄依子の生写真を譲られた冠は、「両親に見せたら喜ぶ。額に入れて飾ると思う」と言った。
- 「なごみ」と「すごみ」という2匹のネコを飼っている。このネコ達は、小学6年時に栄依子が冠の学校の校舎裏で見つけて一緒に遊んだもので、以来冠が引き取っていた。
- ピアノやマリンバなどの楽器の習い事をしており、ゴールデンウィークには習い事(テレビアニメ版ではピアノ)の発表会を行っている。また、陸上部に勧誘されるほど足が速い。貯金箱の中の硬貨の鳴る音で、硬貨の種類と枚数を当てるという特技を持っている。
- 文化祭後、創の後を継いで1年生ながら生徒会長に就任する。
- 京塚 志温(きょうづか しおん)
- 声 - M・A・O[7]
- 誕生日 - 11月6日 / 星座 - さそり座 / 血液型 - O型 / 身長 - 162cm / 体重 - 56kg / 好きなスポーツ - バドミントン / 好きな丼物・甘味・寿司ネタ・果物 - 鰻丼・あんみつ・中トロ・ライチ
- 花名の5歳年上の従姉。スタイルが良く、巨乳で身長も高い。
- 普段は祖父のアパートの管理人をしている。大学を卒業した時点(花名の浪人が決定した辺りの時期)で既に管理人を始めており、花名が高校に入学してからも継続している。管理人の仕事に関してはゴミ出しの日などの知識は身についていると豪語している。実は(就職浪人)中で管理人は一時的な仕事の予定である。
- 穏やかな性格。花名の弁当のおかずにハートマークを入れて愛妻弁当のようにし、その弁当を栄依子とたまてに恋人みたいだと突っ込まれた花名から誤解されないようにして欲しいと要請されると、ハートマークにひびを入れて破局の演出をする天然な一面や、花名の高校の制服が届いた際に自分も高校時代の制服[注 9]を着て高校1年生に見えるかと尋ねてはしゃぐ無邪気な一面も持つ。
- 体力があり、花名の体力が浪人中に低下したのを回復させるため、ゴールデンウィークは一緒に運動を毎日行う。ランニングでは長距離をとても速く走っている。一眼レフカメラを持っており上手く扱えるが、自撮りは苦手で手振れが酷い。
- 叔母にあたる葉月(花名の母)を慕っており、頻繁に会っているにもかかわらず葉月に会うのを楽しみにしている。
- テレビアニメ版では、ホテルのプールに行った時に、花名たちが下着を忘れたかもしれないと気を利かせて下着のパンツを用意するが、可愛いからと選んだのは尻部分に穴が開いている恥ずかしいデザインであった。また、花名のてまりハイツ入居が決まった時には、布団の他にサメの着ぐるみパジャマ、風呂のおもちゃを花名のために用意している。
- 榎並 清瀬(えなみ きよせ)
- 声 - 沼倉愛美[7]
- 誕生日 - 3月10日 / 血液型 - AB型 / 身長 - 173cm / 体重 - 56kg / 好きな丼物・甘味・寿司ネタ・果物 - 海鮮丼・モンブラン・コハダ・バナナ
- 星尾女子高等学校の数学教師で、花名たちのクラス1年2組の担任。
- ボーイッシュで暗い見かけで、棒読みのテンションが低い物言いで教壇に立つ。腹筋が割れており、花名達が2人掛かりでも運ぶのが大変だった荷物を、1人で軽々と運べる。酒好きだが、外見とは裏腹に酒にはあまり強くなく、少量で千鳥足になる。髪型は最初はロングだったが、ゴールデンウィーク中の不注意が原因で髪を切りショートになった。なお、アニメでは最初からショートである。
- 教師として最低限のことをやった後は生徒に自主的に決めさせる主義。しかし放任主義という訳でもなく、相談などにはきちんと乗っており、生徒からの信頼は厚い。花名が浪人したことを知っているため、花名からクラスメイトに浪人を打ち明けるか相談されたことがある。生徒の中では栄依子との絡みが多く、風紀検査の下着の話で栄依子のスカートをめくって下着を見たことがある。夏休みに入ってすぐの学習強化合宿では栄依子の発熱に気づき、朝まで側についている。
- 学年主任の石川とは相性が悪く、服装で気合を入れてラップスカートを着用して来て注意を受け、下半身をジャージに着替えさせられるなど、時折説教や小言を食らっている。文化祭初日に教師へ配られた生徒への注意事項にも、榎並個人への注意事項が含まれていた。
- 甘いもの好きで、夏休み最終日の甘味処巡りで全ての店で冠と遭遇し意気投合した。それまでは冠からは怯えられており、クラスで集めたノートを職員室に届けにきた時の冠の怯えとノートの重さにびくつき震えていた姿に良心が咎め、大きなペロペロキャンディをご褒美で渡した。
- 当初は脇役の予定であったため、主要キャラクターの中では唯一、数字の位に由来した名前になっていない[8]。
- 万年 大会(はんねん ひろえ)
- 声 - 内田真礼[7]
- 誕生日 - 1月9日 / 星座 - やぎ座 / 血液型 - A型 / 身長 - 167cm / 体重 - 52kg / 祖母の名前 - 万年亀代 / 好きな丼物・甘味・寿司ネタ・果物 - ロコモコ・ドーナツ・アナゴ・みかん
- 花名と同じアパートの住人。大学浪人で2浪中(昨年は受験していない)。花名以上に人付き合いが苦手で押しに弱く、栄依子のような積極的に話す相手だと戸惑ってしまうほどだが、栄依子には後にファッションを学ぶようになる。
- 高校時代(星尾女子とは別の高校)は成績優秀で生徒会長も務めていたが、大学受験の際に大雪のため自宅の目の前で転倒し雪に埋もれて発見されるまで2時間を要するというアクシデントで風邪を引いてしまい、本命どころか滑り止めの大学すら受験できず浪人してしまう。その後地元にいるのが気まずくなり、高校から遠く離れたてまりハイツに引っ越してきたが、自らを慕う後輩への後ろめたさが尾を引いて外出や人と接することに次第に臆病になり、花名よりも重度の引きこもりになってしまった。花名とは受験ができずに浪人したという同じ境遇を持っていることから、彼女が中学浪人であることを知ってからは共感しあえる仲になった。
- 外出用の服を持っていないためコンビニにも行くことができず、生活用品はネット通販に頼っており、部屋には大量の段ボール箱が積み重なっている。引きこもる生活を送っているがタイミングが悪く荷物を受け取り損ねることがよくあり、その際は志温に荷物を預かってもらっている。服は一応、可愛い動物の絵がプリントされたスウェットを持っており、本人も好みではあるが、花名からの評価はあまり良くない。しかし志温には負けるもののスタイルは良く、バストは大きいため、服を着替えるだけで別人と言えるほど容姿や雰囲気が変わる。
- 花名たちとの交流により、徐々にではあるが行動半径を広げ、コンビニまでは行けるようになり、のちにそのコンビニよりも遠くの店まで行けるようになる。さらに夏からは予備校に入学しようと書類をもらいに行く外出まで試み、その後無事予備校に通えるようになった。
- 高校時代は学年首席だったこともあり、花名たちが期末試験に向けての勉強会を開いた際には講師役を買って出て、学力の高さや教える上手さなどを感心されている。体力・運動能力も非常に高く、花名の体力づくりの運動に参加した際には、引きこもり生活で体力が落ちたと言いながらも公園を10周以上してなお余裕を見せた。
- 初対面の人は下の名前の大会(ひろえ)を読むことができず、花名も当初は「たいかい」と誤読していた。何かしらのイベントを行う大会組織法人と誤解されたり、姓の万年(はんねん)も「常に」という意味の万年(まんねん)と間違えられて「常にイベント大会を行う組織」と解釈されてしまうことも多く、アニメの次回予告などはそれをネタにしている。高校で生徒会長を務めた年の文化祭は自身の名前にちなんで「文化大会」という名称で開催された。
- 億 果実(おく かさね)
- 8巻より登場。髪型は薄茶色の二つ結びで、それぞれの結び目に白と黒の花型の飾りをつけている。
- 昔から転勤が多い家に育ったため2桁以上の転校を繰り返しており(幼稚園で1回、小学校で4回、中学校で4回、高校で1回)、そのため人の中に自然と溶け込むことが得意だが、友達は一度も作ったことがなかった。花名とは中学3年の時に僅かな間クラスメイトで、3学期に転入し卒業式前に転出したため、当時のクラスで「幻の転校生のひと」と表現されていた。自宅の鍵を落としたときに花名に探すのを手伝って貰ったことがあり、後に送られてきた卒業アルバムを見て花名が同じクラスだったと知り、もっと親しくなれたのではないかと後悔する。花名とまともに話したのはこの時1回だけであるため、再会しても花名はなかなか思い出せなかった。
- 文化祭の直前に、2年生として花名と同じ高校に転校してきて、花名を目撃し思わず話しかける。だが花名も自分と同じ2年生だと思い込んでいたための発言により、花名の浪人の事実が栄依子たちに知られることになる。その後改めて花名に友達になってほしいと頼んだところ、食い気味に花名に承諾され、後に「果実ちゃん」「花名ちゃん」と名前で呼び合う仲になる。この他、栄依子からは「果実さん」、たまてからは「さねちゃん先輩」、冠からは「おくさま」、裕からは「さねちん」と呼ばれ、特にたまてや裕からあだ名で呼ばれたことに感激している。
- 文化祭ではメイド姿で接客をし、智緒と裕から「ポテンシャルが高い」と評される。たまてが口にするオタク用語を散りばめた話題に付いていくことができ、また携帯電話アプリのキャラクターに課金しているらしき様子がある。
- 文化祭後には生徒会庶務に就任する。
- 兆野 綴(ちょうの つづり)
- 5巻より登場。2年1組で生徒会副会長。紫色のロングヘアをツーサイドアップにしている。あやという妹がおり、ジュンコさんという小鳥を飼っている。
- 栄依子とたまてのおふざけ[注 10]をいじめと勘違いして咎めてきたことで出会う。その際に隣に立てば同い年に見えると考えた花名が近づいてきた事を自分が頼られていると勘違いし、以後親しくなる。花名は同い年であることを意識しており、名前を呼ぶ時に「兆野さん」と言いかけて「兆野先輩」と言い直している。
- 年上の人との付き合いは得意だが、同い年の人との距離感を計るのは苦手なうえ人見知りなため、2年になっても同じクラスに友達がおらず、従姉の創が会長を務めている生徒会室に入り浸っている。創とは「つづ」「つっくん」と呼び合う仲で、他人の前でも言いかけて「つっ会長」になることがある。後に果実と親しくなったことを創や智緒から喜ばれている。
- 文化祭後も引き続き副会長を務める。創に「順当にいけばつづが会長」と言われた時は「無理だもん!! ダメだもん!!! しぬもん!!!!」と全力で拒否した。
- 溝端 創(みぞはた つくる)
- 6巻より登場。3年生で生徒会長。金髪ショートヘアのボーイッシュな外見の女子。大会と同じ予備校に通っている。生徒会副会長の綴は従姉妹で、「つづ」「つっくん」と呼び合う仲。両親不在だが、受験が終わるまでは環境を変えたくないという理由で兆野家の世話になることを遠慮している。
- 人の顔と名前を一致させるのが苦手で、花名たち4人が生徒会の手伝いをするようになってからもしばらく区別が付かず、たまてが髪型を変えた時は誰だか判らなくなった。自分の健康に対してあまり興味がなく、頻繁に食事を抜いたり徹夜したりしているため、昏倒することがある。運動不足でもあり、足を攣りやすいという共通点で花名と意気投合したが、運動能力自体はむしろ優れていて冠に付いて行くことができるくらいに足が速く、花名から距離を置かれてしまった。
- 文化祭後に任期満了で生徒会長を退任する。
1年2組
- 一之瀬 花名(いちのせ はな)
- #主要人物を参照。
- 今井 千尋(いまい ちひろ)
- 声 - 巽悠衣子[7]
- 出席番号 - 2番 / 部活動 - 演劇部
- 中央分けの黒髪ロングヘアが特徴。劇団に所属しており、文化祭の公演では主役を務めた。
- 岩崎 敬(いわさき けい)
- 声 - 小原好美[7]
- 出席番号 - 3番 / 部活動 - 茶道部
- ウェーブがかった金髪と赤いリボンが特徴。クラスメイトをあだ名で呼んでいる。幸と仲が良く「つばきち」と呼びよく行動を共にしている。
- 内田 麻理絵(うちだ まりえ)
- 出席番号 - 4番 / 部活動 - テニス部
- 紺色の髪をシュシュで束ねている。中学時代テニス部だった栄依子とは仲が良い[9]。体育祭では学年別リレーに出場し、第二走者を担当した。
- 遠藤 悠里(えんどう ゆうり)
- 声 - 加隈亜衣[7]
- 出席番号 - 5番 / 部活動 - バレー部
- 赤茶色のポニーテールが特徴。
- 大谷 周(おおたに あまね)
- 声 - 芳野由奈[7]
- 出席番号 - 6番 / 部活動 - 陸上部(マネージャー)
- ショートヘアでボーイッシュな外見が特徴。小さい子が一生懸命に走っている姿を見るのが好きで、冠がスポーツテストで速く走る姿を見て陸上部にスカウトする。自身は運動が苦手で(記録順に並ぶと花名の隣になる)、マネージャー業に専念している。隙あらば冠に絡んでいるため、冠には怖がられ、栄依子からはロリコン呼ばわりされ、作者からも幸と並んで「やばい人」と称される。
- 小鹿野 真秀(おがの まほ)
- 声 - 貫井柚佳[7]
- 出席番号 - 7番 / 部活動 - 陸上部
- ウェーブがかったベージュ色のボブカットにアホ毛が特徴で、額を出している。冠ほどではないが小柄なため周に気に入られており、新人戦で成績が振るわなかった時は「会場で一番小さくて可愛かった」と力強く励まされ、その的外れぶりに怒った。当初は冠に夢中になっている周に嫉妬する気持ちがあったが、最近では純粋に気持ち悪いと思っており[10]、冠に絡む周を度々制止している。体育祭では学年別リレーに出場し、アンカーを担当した。
- 加藤 比呂(かとう ひろ)
- 出席番号 - 8番 / 部活動 - 写真部[11]
- ベルトのような髪飾りが特徴。
- 菊池 淡雪(きくち あわゆき)
- 出席番号 - 9番 / 部活動 - 手芸部[11]
- 紺色の髪をハーフアップにしている。
- 久保田 あや華(くぼた あやか)
- 出席番号 - 10番 / 部活動 - バスケ部[11]
- ウェーブがかったオリーブ色のロングヘアが特徴。
- 佐々木 陽菜(ささき ひな)
- 声 - 田中あいみ[7]
- 出席番号 - 11番 / 部活動 - ESS部[11]
- お団子髪が特徴。栄依子とショッピングモールに買い物に行き、同じジュースを恋人のように2本のストローで飲んで、デートまがいのことをしている。
- 佐藤 理香乃(さとう りかの)
- 声 - 石上静香[7]
- 出席番号 - 12番 / 部活動 - 新聞部[11]
- 薄茶色のセミロングヘアーが特徴。
- 島田 美弥子(しまだ みやこ)
- 声 - 金子彩花[7]
- 出席番号 - 13番 / 部活動 - 料理部
- 淡い金髪を編み込みシニヨンにしている。翠と一緒にいることが多く、たまてが部活の入部を検討していた際は2人で料理部の話題を持ちかけた。
- 清水 翠(しみず みどり)
- 出席番号 - 14番 / 部活動 - 料理部
- 前髪を左分けにしており、後ろ髪を留めている。文化祭の準備中、陸上部や茶道部が冠や栄依子の写真をTシャツのデザインにしようとしていたことを聞き、料理部もたまての写真を使えば良かったと悔しがった。
- 関根 ももか(せきね ももか)
- 声 - 篠田みなみ[7]
- 出席番号 - 15番 / 部活動 - 華道部[11]
- リボンのヘアバンドにサイドポニーテールが特徴。たまてのお陰で、風紀検査でピアスを没収されずにすんだ。
- 千石 冠(せんごく かむり)
- #主要人物を参照。
- 高橋 菜々恵(たかはし ななえ)
- 声 - 水瀬いのり[7]
- 出席番号 - 17番 / 部活動 - 園芸部
- 暗い紫色のセミロングヘアーと泣きぼくろと巨乳が特徴。ある日の日直で花名と一緒になり、花名が人見知りを克服しようと頑張るきっかけを作る。花壇のヒメヒマワリなどの世話をしており、日直ではない時でも朝早く登校しクラスの仕事をしている。
- 椿森 幸(つばきもり さち)
- 声 - 高野麻里佳[7]
- 出席番号 - 18番 / 部活動 - 茶道部 / 誕生日 - 1月2日[12]
- 姫カットの先端をリボンで束ねた髪型が特徴。クラス委員も務めている。栄依子に好意を持っており、エイコサペンタエン酸が含まれるシャケのおにぎりを食べる、栄依子が榎並と会話している様子を物陰からストーカー気味に見つめている、コーヒーに睡眠薬を盛り栄依子を眠らせたうえで拘束する、香りを嗅ぐと昏睡する「アロマ」をお土産として栄依子に渡す(自宅に招いて使用しようとしたが、栄依子が教室で開けてしまい失敗)など、犯罪になりかねない行為に及ぶ描写が多い。なお、栄依子は「幸好きだし、人体には無害と信じてる」と言って幸が差し出すものを躊躇いなく手にしている(幸はこれを聞いた際に赤面してしまい、自ら睡眠薬入りのお茶を飲んで倒れた)。
- 十倉 栄依子(とくら えいこ)
- #主要人物を参照。
- 中村 千奈美(なかむら ちなみ)
- 声 - 木村珠莉[7]
- 出席番号 - 20番 / 部活動 - 文芸部
- 黒髪のボブカットで、ぱっつん前髪に髪飾りをつけている。風紀検査の際、掃除用具置き場に物を隠そうとしてたまてに止められ、隠し場所のアドバイスをもらった。
- 藤井 ばんび(ふじい ばんび)
- 声 - 木野日菜[7]
- 出席番号 - 21番 / 部活動 - バスケ部[11]
- ケモ耳のように小さく跳ねたショートヘアが特徴。たまての親友。体育祭では学年別リレーに出場し、第四走者を担当した。
- 堀口 素直(ほりぐち すなお)
- 出席番号 - 22番 / 部活動 - テニス部
- 糸目とアンテナのように束ねた髪型が特徴。中学時代テニス部だった栄依子とは仲が良い[9]。
- 増田 青(ますだ あお)
- 声 - 白石晴香[7]
- 出席番号 - 23番 / 部活動 - バレー部
- 黒髪のショートヘア。同じバレー部の悠里よりは身長が高い。体育祭では学年別リレーに出場し、第三走者を担当した。
- 松本 リオ(まつもと りお)
- 出席番号 - 24番 / 部活動 - 文芸部
- 茶髪で右分け目のショートヘア。風紀検査の際、掃除用具置き場に物を隠そうとしてたまてに止められ、隠し場所のアドバイスをもらった。
- 百地 たまて(ももち たまて)
- #主要人物を参照。
以下のクラスメイトはテレビアニメ版に登場せず、原作のみに登場[注 11]。
- 神田 美津貴(かんだ みつき)
- 部活動 - 新聞部[9]
- オレンジ色のピッグテールが特徴。体育祭では、花名、たまてと大玉転がしに出場する。
- 栗原 彩(くりはら あや)
- 部活動 - 弓道部[9]
- 暗い紫色の髪を一つ結びにしている。
- 近藤 薫(こんどう かおる)
- 部活動 - 軽音部[13][9]
- 緑色のポニーテールが特徴。
- 坂本 由香理(さかもと ゆかり)
- 部活動 - 軽音部[9]
- 外跳ねのボブカットが特徴。
- 早田 美優里(そうだ みゆり)
- 部活動 - 演劇部[9]
- 茶髪の二つ結びが特徴。
- 田口 康代(たぐち やすよ)
- 部活動 - 軽音部[9]
- オレンジ色のロングヘアで、8の字型のアクセサリーを2つつけている。
- 野口 麻弥(のぐち まや)
- 部活動 - 卓球部[11]
- 額を出したロングヘアが特徴。
- 橋本 観月(はしもと みづき)
- 部活動 - 山岳部[11]
- 前髪を中央分けにしたショートヘアが特徴。
- 町田 有起(まちだ ゆき)
- 部活動 - 軽音部[9]
- 深緑色のロングヘアが特徴。原作において、主要キャラクター以外で初めて描写されたクラスメイトである[注 12]。
2年1組
- 大谷 裕(おおたに ゆたか)
- 8巻より登場。前髪を右分けにした外跳ねのショートヘアが特徴。1年2組の大谷周の姉[14]。
- 妹と同様にかわいいものが好きで(妹はロリ好き、姉はお嬢様系が好き[15])、クラスメイトの綴に執着している。文化祭の準備中、智緒に綴と同じシフトを提案されるが、拒否したために綴を落ち込ませてしまう。しかし実際は「綴と一緒のシフトになると、忙しくて綴のメイド姿を堪能できない」という理由によるものだった。その後、たまての提案もあって綴と同じシフトにしてもらった。
- 億 果実(おく かさね)
- #主要人物を参照。
- 兆野 綴(ちょうの つづり)
- #主要人物を参照。
- 調月 智緒(つかつき ちお)
- 8巻より登場。濃い紫色のロングヘアが特徴。裕をはじめとするクラスメイトからは「つかちー」と呼ばれている。裕が綴を大袈裟なほど讃える様子に呆れているが、裕のシフトを綴と同じにすることを提案する。その後も裕に度々ツッコミを入れている。
3年生
- 溝端 創(みぞはた つくる)
- #主要人物を参照。
- 山岸 えみか(やまぎし えみか)
- 栄依子とたまての中学の先輩。榎並にたまたま声を掛けたことを切っ掛けに栄依子と再会し、紗枝子が誤って買った栄依子の上履きを譲り受けた。
教職員
- 石川(いしかわ)
- 声 - 櫻井浩美
- 星尾女子高等学校の学年主任で、眼鏡をかけた年配の女性。担当教科は現代国語。榎並とは相性が悪いらしく、「(榎並の)母親と似ている」と称されたことがある。
- 榎並 清瀬(えなみ きよせ)
- #主要人物を参照。
主要人物の家族
- 一之瀬 葉月(いちのせ はづき)
- 声 - 日笠陽子[7]
- 花名の母親。旧姓は京塚。
- おたふく風邪になり自宅謹慎との診察を受けた花名に、本命校を受験出来ないのは残念だが私立受験に向け養生するよう前向きに励ました。花名が引きこもりになると言い出した際は、志温が管理するアパートのてまりハイツでの一人暮らしを提案する。花名は引きこもりは家に置いておけないのかとショックを受けるが、これは自身のことを知る者がいない場所でなら新しいスタートを切れるだろうという優しさからのものであった。
- 花名が家を出てからは食事を3人分作る癖が抜けず、健を太らせてしまった(味付けも甘口を卒業らしい)。花名が高校生になったら料理を少しずつ教えていくつもりだったが、残念に思っている。しかし、花名の様子を見に来た時には花名の好物の「角煮の芋ソースかけ」の作り方を教えた。高校生になって自分の好きな服が着たいだろうと花名に現金書留で服代を仕送りし、衣服を選ばせたこともある。
- ベランダに迷い込んできたセキセイインコをナッツと名付けて飼い主が見つかるまで保護している。
- 一之瀬 健(いちのせ たける)
- 声 - 小山力也[7]
- 花名の父親。葉月のことは「はーちゃん」と呼ぶが、葉月より2歳年下である。葉月の尻に敷かれており、てまりハイツで1人暮らしをしている花名にメールを送った時には、直後に葉月がメールを多数送り上書きされてしまったり、葉月とともにゴールデンウィークにてまりハイツに泊まりに行き、遅めの誕生日プレゼントで桜のスノードームを花名にプレゼントした時には、そのお祝いメッセージも葉月が大きく書いたのに対し、小さめの字でメッセージを書いていたりしていた。
- 葉月が花名自身に服を選ばせようとした時には、ギャルみたいにならないかと心配している。
- 花名と志温の祖父
- 声 - 佐々健太
- 京塚姓で下の名前は不明。葉月の父。てまりハイツの所有者。管理は孫の志温に任せているが、自分でも管理を行っている。
- 超がつくほど過保護な性格であり、女の子の孫が志温と花名だけだからか孫の志温と花名に対して箱入り娘扱いしている。その過保護さは、新しいアパートが独身寮として借り上げされる事を知った10歳の志温が「じゃあ、このアパートのお名前はかりあげハイツね」と発言したのを、そのままアパートの名称にしてしまうほどである。
- テレビアニメ版では、志温がせっかく就職の内定をもらった会社に対して、アパート管理人としての職業病とも言える不動産の専門知識や気遣いから、会社の設備などにまで電話で問い合わせして余計な口出しをし、会社との関係を悪化させて志温の就職を妨害してしまった。
- 十倉 光希(とくら みき)
- 声 - 楠木ともり[7]
- 部活動 - 陸上部 / 誕生日 - 2月27日[16]
- 栄依子の妹で中学3年生。栄依子からは「ミッキ」と呼ばれている(その度に「光希です」と訂正する)。あまり表情豊かではなく、いつも敬語で話し、少し天然で「勉強になります」と何事に対してもよく口にする。
- 容姿は栄依子にそっくりで、花名とたまてに会う前にドッペルゲンガー疑惑が出たほどであった。違いは髪の毛の長さぐらいで、栄依子と光希で入れ替わる時代もあったという。現在通っている中学校も志望校(星尾女子高校)も同じである。
- 昼はパン食が多い栄依子の栄養を考え、スープ(栄依子曰く「妹汁」)を前晩に作って翌朝に持たせており、栄依子が無理して作らなくてよいと言っても聞かずに作ってくれる優しい一面を持つ。花名がその話を聞いた際には、病気のせいで浪人した自らの経験から、受験生である光希に対して絶対に自分の二の舞になって欲しくないと願い、栄依子に強硬なまでに受験期の体調管理や体力維持の重要性を力説した。花名が本人に会った際には浪人の呪いをかけてはならないとして同じ空気を吸わないように息を止めるなど余計な気遣いをかけた(その際、当の彼女は「高校生ともなると空気を読むという行為も単なる慣用句に留まらない」と解釈した)。
- 中学2年生の時、彼女が電話経由で栄依子の志望校が星尾女子と発言したことにより、そこを偶然通りかかった冠が星尾女子を志願して栄依子と再会するきっかけを作った。
- 受験生らしく本屋に参考書を買いに行くなどしているが、時折は栄依子とショッピングモールに出かけてクレープを食べたり、同じ中学に通う友達と制服で夏祭りに出かけたりしている。
- 十倉 紗枝子(とくら さえこ)
- 栄依子と光希の母親。雑貨店を営んでいる。夫・耀司の言動については何かと軽くあしらうことが多い。
- 十倉 耀司(とくら ようじ)
- 栄依子と光希の父親。娘達を溺愛しており、娘達の従姉である愛里(あいり)の結婚式に向けた衣装合せの際、紗枝子が「娘たちを嫁がせる」旨の話題を出した際は激昂しかけていた。娘たちの結婚相手に関しては「性格」「財力」「ルックス」「頭の良さ」といった高い理想を求めている[注 13]。冠の父・錦の前では下っ端のような態度になる(錦を「アニキ」と呼んだ際には紗枝子から呆れられた)。
- たまての母
- 本名不明。海外在住だが、夫と文化祭に訪れた。娘のたまてとはツインテールが無いことを除いて[注 14]容姿・性格とも非常に似ており、冠の母や栄依子の母からは親子ではなく姉妹や双子と思われた[注 15]。
- たまての父
- 本名不明。海外在住だが、妻と文化祭に訪れた。栄依子の父・耀司とはもともと仕事で繋がりがあるが面識はなく、耀司が仕事の打ち合わせに際して電話した際、何度かけても繋がらなかったため「逃げ癖があるらしい」と評された。その後、文化祭でお互い気付かず対面していた最中、耀司が再度電話をかけたら目の前で着信したことで素性が判明し、文化祭を中座して打ち合わせに向かった。
- 多佳子(たかこ)
- 声 - 宮沢きよこ
- たまての母方の祖母。
- 史生(ふみ)
- 声 - 槇原千夏
- たまての父方の祖母。
- 冠の母
- 冠の母親。眼鏡をかけている。家には通いのお手伝いさんがいるが、料理をしているのは彼女で、冠のためにいつも大量の料理を作っている[17]。
- 千石 錦(せんごく にしき)
- 冠の父親。口髭をたくわえた銀髪の男性。冠に外で遊ぶことを危険だとして禁止していたが、小学6年生の栄依子に説得され、考えを改めた。なごみとすごみを抱くのは下手で嫌がられている。また、なごみとすごみにおやつをあげすぎて太らせてしまったこともある。
その他の登場人物
書誌情報
単行本
- 篤見唯子 『スロウスタート』 芳文社〈まんがタイムKRコミックス〉、既刊10巻(2022年8月26日現在)[19]
- 2014年9月11日発行(8月27日発売)、ISBN (978-4-8322-4475-7)
- 2015年9月11日発行(8月27日発売)、ISBN (978-4-8322-4607-2)
- 2016年9月11日発行(8月27日発売)、ISBN (978-4-8322-4735-2)
- 2017年7月12日発行(6月27日発売)、ISBN (978-4-8322-4848-9)
- 2018年2月11日発行(1月27日発売)、ISBN (978-4-8322-4911-0)
- 2019年3月13日発行(2月27日発売)、ISBN (978-4-8322-7069-5)
- 2020年3月12日発行(2月27日発売)、ISBN (978-4-8322-7166-1)
- 2020年11月11日発行(10月27日発売)、ISBN (978-4-8322-7219-4)
- 2021年11月11日発行(10月27日発売)、ISBN (978-4-8322-7315-3)
- 2022年9月10日発行(8月26日発売)、ISBN (978-4-8322-7315-3)
関連書籍
テレビアニメ
2017年5月9日発売の『まんがタイムきらら』6月号にてテレビアニメ化が発表され[20]、2018年1月から3月までTOKYO MX・BS11・関西テレビほかにて放送された[21]。アニメ放送に先駆け、2018年1月4日にはユナイテッド・シネマ豊洲にて第1話の先行上映イベントが開催された[22]。また、放送開始の前週にはTOKYO MX・とちぎテレビ・群馬テレビ・BS11にて事前特別番組が放送された[23]。ネット体制、映像フォーマット、製作委員会の一部組み合わせなどは、前クールに放送された『ブレンド・S』より引き継ぐかたちとなる。
キャッチコピーは「しあわせは、ゆっくりはじまる。」。
スタッフ
- 原作 - 篤見唯子
- 監督 - 橋本裕之[21]
- シリーズ構成 - 井上美緒[21]
- キャラクターデザイン・総作画監督 - 安野将人[21]
- プロップデザイン - 伊藤雅子
- メインアニメーター - 吉田亘良
- 美術監督 - 針生勝文
- 美術設定 - 丸山智宏、袈裟丸絵美(第5話)
- 色彩設計 - ホカリカナコ
- CGディレクター - 那須信司
- 撮影監督 - 黒岩悟
- 編集 - 高橋歩
- 音響監督 - 明田川仁
- 音響効果 - 和田俊也
- 音楽 - 藤澤慶昌
- 音楽制作 - アニプレックス
- 音楽プロデューサー - 山内真治
- チーフプロデューサー - 鳥羽洋典
- プロデューサー - 橋本渉、小林宏之、小助川典子、土倉康平、尾上太基、鶴田紀章
- 制作プロデューサー - 福島祐一
- アニメーションプロデューサー - 瀬戸敬太
- 制作 - CloverWorks[注 1][24]
- 製作 - スロウスタート製作委員会(アニプレックス、芳文社、木下グループ、ドリコム、関西テレビ放送、ローソン)
主題歌
- 「ne! ne! ne!」
- 近藤玲奈、伊藤彩沙、嶺内ともみ、長縄まりあによるSTARTails☆が歌唱するオープニングテーマ。作詞は岩里祐穂、作曲・編曲は藤澤慶昌。
- 「風の声を聴きながら」
- 三月のパンタシアによるエンディングテーマ。作詞・作曲・編曲は40mP。
- エンディングアニメーションのラストカットには、その回の本編でメインを務めたキャラクターが登場する。
- 「夕焼けといっしょに」
- 第12話で使用されたエンディングテーマ。作詞は岩里祐穂、作曲は前山田健一、編曲は三好啓太。
各話リスト
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
---|---|---|---|---|---|
STEP.01 | はじまりのどきどき | 井上美緒 | 橋本裕之 | 安野将人 | |
STEP.02 | うんどうのはぁはぁ | 原英和 | 竹本未希、野中正幸、倉谷亮多 | ||
STEP.03 | なみだのぽろぽろ | 篠原正寛 | 石井かおり、牧田昌也 | ||
STEP.04 | 2階のプレミア大会 | 金崎貴臣 | 丸山裕介 | 石田一将、中島裕里 | |
STEP.05 | かむりのふわふわ | 山下憲一 | 鈴木健太郎 | 山中祥平 | 伊藤雅子、井戸田あかね |
STEP.06 | うなぎのぬるぬる | 井上美緒 | 大畑清隆 橋本裕之 | 相浦和也 | 山村俊了、佐々木貴宏、三木俊明 倉谷亮多、細田沙織 |
STEP.07 | ぐるぐるのてくび | 舛成孝二 | 篠原正寛 | 河合拓也 | |
STEP.08 | はなのともだち | 山下憲一 | 原田征爾 | 中島裕里、伊藤雅子、細田沙織 竹本未希、井戸田あかね、井上香織 | |
STEP.09 | ゴリラのみずぎ | 井上美緒 | 金崎貴臣 | 山中祥平 | 山村俊了、佐々木貴宏 |
STEP.10 | サメのいとこ | イムガヒ | 清水祐美、石井かおり、小澤円 | ||
STEP.11 | トマトのまつり | 篠原正寛 | 中島裕里、竹本未希、山村俊了 細田沙織、井戸田あかね、日高真由美 佐々木貴宏、後藤麻梨子、伊藤雅子 | ||
STEP.12 | スロウのスタート | 橋本裕之 | 石井かおり、佐々木貴宏、伊藤雅子 三浦龍、竹本未希、井戸田あかね 山村俊了、細田沙織 |
放送局
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [26] | 備考 |
---|---|---|---|---|
2018年1月7日 - 3月25日 | 日曜 0:30 - 1:00(土曜深夜) | TOKYO MX | 東京都 | |
とちぎテレビ | 栃木県 | |||
群馬テレビ | 群馬県 | |||
BS11 | 日本全域 | (BS放送) / 『』枠 | ||
2018年1月8日 - 3月26日 | 月曜 20:00 - 20:30 | AT-X | 日本全域 | (CS放送) / リピート放送あり |
2018年1月10日 - 3月28日 | 水曜 2:05 - 2:35(火曜深夜) | テレビ愛知 | 愛知県 | |
2018年1月12日 - 3月30日 | 金曜 2:25 - 2:55(木曜深夜) | 関西テレビ | 近畿広域圏 | 製作参加 |
配信開始日 | 配信時間 | 配信サイト |
---|---|---|
2018年1月9日 | 火曜 12:00 更新 | |
火曜 23:00 - 23:30 | ニコニコ生放送 | |
火曜 23:30 - 水曜 0:00 | AbemaTV | |
不明 | 不明 |
BD / DVD
巻 | 発売日[27] | 収録話 | 規格品番 | |
---|---|---|---|---|
BD限定版 | DVD限定版 | |||
1 | 2018年3月28日 | 第1話 - 第2話 | ANZX-12121/2 | ANZB-12121/2 |
2 | 2018年4月25日 | 第3話 - 第4話 | ANZX-12123/4 | ANZB-12123/4 |
3 | 2018年5月30日 | 第5話 - 第6話 | ANZX-12125/6 | ANZB-12125/6 |
4 | 2018年6月27日 | 第7話 - 第8話 | ANZX-12127/8 | ANZB-12127/8 |
5 | 2018年7月25日 | 第9話 - 第10話 | ANZX-12129/30 | ANZB-12129/30 |
6 | 2018年8月29日 | 第11話 - 第12話 | ANZX-12131/2 | ANZB-12131/2 |
Webラジオ
STARTails☆による動画ラジオ『スロウスタート STARTailsちゃん!ね!ね!ねる!☆』が、2018年1月7日から7月1日までにて毎週日曜日14時に配信された[28][29]。全26回。メインパーソナリティは一之瀬花名役の近藤玲奈。
モバイルアプリ
タイアップ
脚注
注釈
- ^ a b 本放送当時はA-1 Pictures名義(CloverWorksのブランドが設立されたのが本放送終了直後の2018年4月1日だった為)。
- ^ 一般的に高校受験浪人と称されるもの。
- ^ 中学時代はロングだったが、浪人生活開始後に志温とともに美容店に行き、ヘアースタイルを心機一転し現在に至る。
- ^ おたふく風邪は学校感染症であるため。例年冬に流行し完治も1週間程度で済むインフルエンザやノロウイルス感染などは救済措置が行われることが多いが、おたふく風邪は完治に2週間程度かかり冬に特別流行するわけではないので、インフルエンザ等を対象とした救済措置では救済不可である。
- ^ ボール投げで真上に投げて自分の頭にボールが当たる、冠に支えてもらうも転倒して校庭の崖から落ちる、走り幅跳びで尻もちをつく、足をつるなど。ただし握力だけは普通だった。
- ^ 冠に「肉団子から付けようとして『肉団』になった」という、あまりにストレートな突っ込みをされている。
- ^ アニメ第4話で、たまての部屋の床に「缶詰妖精」という漫画が積まれている[4][5]。
- ^ 10巻に登場したたまての友人は、瓶詰妖精の登場人物の「くさちほ」と、マジキューのもう一人のマスコットキャラクターである「マジちゃん」が元になっている。
- ^ 現在の星尾女子とは制服が違うので、星尾女子とは別の高校か、志温の時代から花名の時代に制服が変更されている。
- ^ 紗枝子の買い違いで3年生用の上履きを履いていた栄依子が、たまてに先輩風を吹かせるといった内容(ただし、おふざけを提案したのはたまて)。
- ^ 配色は、メロンブックスによる3巻発売記念特典のクリアファイルに準拠する。
- ^ 原作1巻p.29。ただし、同ページにて薫と由香理の存在も明かされている。
- ^ ただし頭の良さについては耀司本人が満たしていないと紗枝子から指摘された。
- ^ たまては髪を解くとロングだが、母はショートである。
- ^ 9巻表紙で花名・栄依子・冠の間に入っているのはたまてではなく母で、その後ろでたまてが愕然としている様子が中表紙に描かれている。
- ^ 名の読みは作者のTwitterにて明かされている[18]。
出典
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- ^ (プレスリリース)叡山電鉄、2022年8月10日。 オリジナルの2022年12月5日時点におけるアーカイブ2022年12月5日閲覧。 。
外部リンク
- TVアニメ「スロウスタート」公式サイト
- TVアニメ『スロウスタート』公式twitter (@slosta_anime) - Twitter(2017年7月24日 15時04分59秒 - 2018年11月4日 00時00分)