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アゲハ蝶

アゲハ蝶」(アゲハちょう)は、ポルノグラフィティの楽曲。2001年6月27日SME Recordsより6作目のシングルとしてリリースされた。

アゲハ蝶
ポルノグラフィティシングル
初出アルバム『雲をも摑む民
B面
  • 別れ話をしよう
リリース
規格 マキシシングル
ジャンル J-POPロックラテン
時間
レーベル SME Records
作詞・作曲
プロデュース 田村充義、本間昭光
ゴールドディスク
日本レコード協会
  • ミリオンCD[1]
  • ゴールド着うたフル
  • ダブル・プラチナ(シングル・トラック)[2]
チャート最高順位
オリコン
  • 週間1位
  • 2001年度年間10位
ポルノグラフィティ シングル 年表
サボテン
2000年
アゲハ蝶
(2001年)
ヴォイス
(2001年)
ミュージックビデオ(Short Ver.)
「アゲハ蝶」 - YouTube
ミュージックビデオ
「アゲハ蝶」 - YouTube
ライヴ映像
「アゲハ蝶」 - YouTube
(テンプレートを表示)

概要

前作『サボテン』から7か月ぶりのリリース。

ジャケットには特別な製法によって氷で固められたセラムタイマイ[注釈 1]という蝶が用いられている。

ポルノグラフィティのシングルでは自己最高の初動売上を記録しており、オリコン週間シングルチャートでは3作連続となる1位を獲得。また、『メリッサ』に次ぐロングセールス[注釈 2]となり、約92万枚の売上を記録。日本レコード協会が公表した「2001年10月度ゴールドディスク認定作品」ではミリオン認定を受けており、『サウダージ』以来となる出荷ベースでのミリオンセラーとなった。

2001年度オリコン年間シングルチャートで10位にランクインし、シングル・アルバム通じて初の年間TOP10入りを果たした[注釈 3]

収録曲

全作詞: ハルイチ、全編曲: ak.homma
#タイトル作詞作曲時間
1.「アゲハ蝶」ハルイチak.homma
2.「別れ話をしよう」ハルイチシラタマ
3.「狼」ハルイチak.homma
合計時間:

楽曲解説

  1. アゲハ蝶
    エフティ資生堂ティセラ・トコナッツココナッツ」CMソング[3]
    第16回 日本ゴールドディスク大賞 ソング・オブ・ザ・イヤー[4]
    • ライヴでは手拍子と「ラララ」の合唱によって会場が一体となる定番曲[5][6]
    • 元々は本作3曲目の「狼」が表題曲になる予定で話が進んでいたが、メンバー3人が「これも作ってみたい」「作ってみて選びたい」と本楽曲の元になる曲を推し、急遽制作が決まったという[3][7]。最終的にどちらが表題曲になってもいいように本楽曲と「狼」でジャケットも2つ用意されていたが[7]、完成後には満場一致で本楽曲が表題曲に選ばれた[3]
    • 楽曲は生楽器を中心としたラテンナンバーとなっており、新たなアプローチとしてサンポーニャケーナといった民族楽器を取り入れている[3]。演奏を担当した瀬木貴将の発言によるとサンポーニャとケーナの音色だけで7チャンネルを使用しており[8]、ギターの音色も、新藤曰く「何本あるんじゃろっていうくらい[3]」重ねられている。ギターの演奏には林部直樹米米CLUB)が参加しており、林部がガットギター、新藤がアコースティックギターをそれぞれ担当している[3]。また、岡野も1本のみガットギターを担当している[3]
    • 作詞を手掛けた新藤は「1Aから『俺の言葉の力』を見せつけてやろうと力が入っていた[9]」と語っており、(サビ)の詞は「ポップソングとして、多少わかりやすい所でも入れとこうか[9]」と書いたとのこと。また、歌入れ当日までサビ始まりの楽曲であることを忘れていたといい、冒頭の「ヒラリヒラリ〜漆黒の羽」の箇所は歌入れのスタジオにて即席で書かれた[9]
    • 間奏から大サビにかけての「ラララ」のコーラス音源は、『3rdライヴサーキット "ジャパンツアー"』名古屋国際会議場センチュリーホール公演(2001年5月13日)のアンコールにて観客3000人の声を録音したものである[10][11]。なお、大サビの転調後の箇所を録り忘れたため、同箇所のコーラス音源は「マジックで」どうにかしたとのこと[10]
    • タイアップ先のCMにはメンバー3人も出演しており、CM撮影は『3rdライヴサーキット "ジャパンツアー"』のツアー最終日からわずか4日後というハードスケジュールの中、タイサムイ島で行われた[3][7]。CM撮影と同時にMV撮影も行われたが、当時のマネージャー曰く「忙しすぎてコマーシャルサイズのミュージックビデオしか作れなかった[7]」とのことで、フルサイズのMVは未完成のままである[注釈 4][3][7]。なお、CMとMVでメンバー3人と共演している赤いドレスの女性は藤田陽子である。
  2. 別れ話をしよう
    • 東京のバーで恋人と別れ話をする男性を描いた楽曲で、他の2曲とは対照的にシンプルな楽器編成で制作された[3]
    • ベストアルバム『PORNO GRAFFITTI BEST RED'S』にも収録されたラテンナンバー。
    • 前述のように、元々は本楽曲が表題曲になる予定であった。リリース前のあるライヴでは「アゲハ蝶」よりも本楽曲の方が観客のウケが良かったといい、プロデューサーの本間昭光は「そのときには既に『アゲハ蝶』をシングルにすることが決まっていたため、やってしまったと思った」と語っている。
    • 歌詞中に登場する「折古おりこの浜」は、メンバーの故郷・因島にある折古ノ浜海水浴場を指しており[12]、新藤は「もう少し広くてキレイなとこもあるんですよ。でもやっぱり"折古の浜"がよかった[3]」と語っている。2022年9月から開催された『18thライヴサーキット "暁"』のツアーTシャツには、同所で撮影された写真が使用された[13]
    • 2021年に行われた宝塚歌劇花組『Cool Beast!!』公演では、劇中曲に本楽曲と「ジョバイロ」が使用された[14]

Additional Musicians

  1. アゲハ蝶
  2. 別れ話をしよう
    • 不明
    • 不明

収録作品

# タイトル 収録作品
1 アゲハ蝶
2 別れ話をしよう
  • 作品未収録
3
  • アルバム
  • ライヴ映像作品
    • "BITTER SWEET MUSIC BIZ" LIVE IN BUDOKAN 2002
    • つま恋ロマンスポルノ'11 〜ポルノ丸〜
    • "NIPPONロマンスポルノ'19 〜神vs神〜" DAY1[注釈 7]
    • "NIPPONロマンスポルノ'19 〜神vs神〜" DAY2[注釈 7]

表題曲のカバー

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ セラム島特産の蝶であり、日本にも生息するアオスジアゲハと近縁である。
  2. ^ なお、『メリッサ』の記録は200位までを集計対象にしたものであり、100位以内を対象とした集計では本作が最長セールスである(『メリッサ』の100位以内集計は23回)。
  3. ^ 現時点で、年間TOP10入りを記録した唯一のシングル作品である。
  4. ^ フルサイズのMVが制作されていないポルノグラフィティのシングルは本楽曲のみである。制作された1分弱のMVは『(COMPLETE CLIPS 1999-2008)』に特典映像として収録され、その後ポルノグラフィティ Official YouTube Channelでも公開されている。
  5. ^ アルバムバージョンでの収録。
  6. ^ a b c d ライヴ音源を収録。
  7. ^ a b c d e メドレー内の1曲として収録。

出典

  1. ^ “2001年ミリオンシングル 5作品中3作品がアミューズアーティスト作品!!!”. アミューズ. (2001年12月28日). https://ssl4.eir-parts.net/doc/4301/announcement4/54912/00.pdf 2019年3月23日閲覧。 
  2. ^ “レコ協 2月度有料配信認定、中島みゆき「糸」がミリオン”. Musicman-net (エフ・ビー・コミュニケーションズ). (2018年3月20日). https://www.musicman-net.com/business/74426 2019年3月23日閲覧。 
  3. ^ a b c d e f g h i j k 『PORNOGRAFFITTI × PATi・PATi COMPLETE BOOK ~15years file~ 1』エムオン・エンタテインメント、2014年12月22日、135,142,143頁。 
  4. ^ “第16回日本ゴールドディスク大賞”. 日本ゴールドディスク大賞. 2023年3月7日閲覧。
  5. ^ “ポルノグラフィティ、伝説の地で約3万人に伝えた“新たな道”へと進む決意。横浜スタジアムでのライヴをWOWOWで全曲ノーカットにてオンエア!”. PR TIMES (2016年10月27日). 2023年3月6日閲覧。
  6. ^ “ポルノグラフィティ、東京ドームライブで20周年に乾杯”. Rolling Stone Japan (2019年9月12日). 2022年2月24日閲覧。
  7. ^ a b c d e 『20th ANNIVERSARY SPECIAL BOOK』. アミューズ. 2019年.
  8. ^ “INTERVIEW 2018”. Takamasa Segi official site. 瀬木貴将 (2018年4月). 2022年2月24日閲覧。
  9. ^ a b c “言葉の達人/ポルノグラフィティ Gt.:新藤晴一さん”. 歌ネット (2018年9月25日). 2022年7月26日閲覧。
  10. ^ a b 『』SME Records、2005年3月24日、1:26:51-1:27:33(副音声)。
  11. ^ “「MUSIC STATION ウルトラFES 2016」に生出演!!”. PornoGraffitti Official Site (2016年9月21日). 2022年2月24日閲覧。
  12. ^ “折古ノ浜海水浴場”. 尾道まちかど広報室. 2023年3月8日閲覧。
  13. ^ “宮本健吾 (@kengomiyaphoto)”. Twitter (2022年9月8日). 2023年3月12日閲覧。
  14. ^ ”花組公演『アウグストゥス-尊厳ある者-』『Cool Beast!!』初日舞台映像(ロング)”. YouTube(2021年4月9日). 2023年3月6日閲覧。
  15. ^ bang_dream_gbpの2021年3月13日のツイート、2021年3月16日閲覧。
  16. ^ “バンドリ! ガールズバンドパーティ! カバーコレクション Vol.6”. BanG Dream!(バンドリ!)公式サイト. 2021年9月6日閲覧。

関連項目

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